JPH05316630A - 二つの終端位置間で電流を中継するための装置 - Google Patents
二つの終端位置間で電流を中継するための装置Info
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- JPH05316630A JPH05316630A JP4267499A JP26749992A JPH05316630A JP H05316630 A JPH05316630 A JP H05316630A JP 4267499 A JP4267499 A JP 4267499A JP 26749992 A JP26749992 A JP 26749992A JP H05316630 A JPH05316630 A JP H05316630A
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- conductor
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/023—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
- B60R16/027—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems between relatively movable parts of the vehicle, e.g. between steering wheel and column
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/20—Other details, e.g. assembly with regulating devices
- F15B15/26—Locking mechanisms
- F15B15/261—Locking mechanisms using positive interengagement, e.g. balls and grooves, for locking in the end positions
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R35/00—Flexible or turnable line connectors, i.e. the rotation angle being limited
- H01R35/02—Flexible line connectors without frictional contact members
- H01R35/025—Flexible line connectors without frictional contact members having a flexible conductor wound around a rotation axis
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G11/00—Arrangements of electric cables or lines between relatively-movable parts
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 二つの終端位置間で電流を中継するための装
置を提供すること。 【構成】 この電流を中継する装置において、−ハウジ
ングＧがハウジングＧを閉じた状態にあって互いに錠止
結合される基体１６とカバー１７とから成ること、−カ
バー１７にハウジングＧを閉じた状態で差込みピン１２
の位置を確定するためにハウジングに不動に当接する突
起１９が設けられていること、−平帯状形導線１０が基
体１６とカバー１７間に形成される分離継ぎ目Ｔを引通
されており、ハウジングＧを閉じた状態にあってこの分
離接目内で締付けられるように、構成されている
置を提供すること。 【構成】 この電流を中継する装置において、−ハウジ
ングＧがハウジングＧを閉じた状態にあって互いに錠止
結合される基体１６とカバー１７とから成ること、−カ
バー１７にハウジングＧを閉じた状態で差込みピン１２
の位置を確定するためにハウジングに不動に当接する突
起１９が設けられていること、−平帯状形導線１０が基
体１６とカバー１７間に形成される分離継ぎ目Ｔを引通
されており、ハウジングＧを閉じた状態にあってこの分
離接目内で締付けられるように、構成されている
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、二つの終端位置間で電
流を中継する装置であって、これら二つの終端位置間に
おいて電気的な結合を行い、螺旋状に指向しており、カ
セット内に組込まれかつ少なくとも二つの導体を備えた
平帯状形導線が設けられており、これら導体の長さが両
終端位置相互の間隔よりも著しく長く、また両終端位置
の少なくとも一つが他方の終端位置に対して相対的に運
動可能であり、平帯状形導線の少なくとも一つの端部に
おいて平帯状形導線の絶縁された導体に差込みピンが導
電的に接続されており、この差込みピンが絶縁材料から
成りかつ相手方接触子を収容するための開口を端部に備
えているハウジング内に設けられている様式の装置に関
する（ドイツ連邦共和国実用新案第８９ １４ ４２３
号公報参照）。
流を中継する装置であって、これら二つの終端位置間に
おいて電気的な結合を行い、螺旋状に指向しており、カ
セット内に組込まれかつ少なくとも二つの導体を備えた
平帯状形導線が設けられており、これら導体の長さが両
終端位置相互の間隔よりも著しく長く、また両終端位置
の少なくとも一つが他方の終端位置に対して相対的に運
動可能であり、平帯状形導線の少なくとも一つの端部に
おいて平帯状形導線の絶縁された導体に差込みピンが導
電的に接続されており、この差込みピンが絶縁材料から
成りかつ相手方接触子を収容するための開口を端部に備
えているハウジング内に設けられている様式の装置に関
する（ドイツ連邦共和国実用新案第８９ １４ ４２３
号公報参照）。
【０００２】
【従来の技術】このような装置を備えた機器は巻取機で
あり、この巻取機内には例えば電気導線が巻枠に巻取ら
れている。導線は機器のハウジングから引出され、ばね
の作用の下に引張り力の中断の後自動的に再び巻取られ
る。この機器は自動車用の衝突防止のための電流供給部
であってもよく、この機器にあっては電気導線は自動車
のステアリングホイール内に設けられている。これらの
機器にあって重要な問題は固定されている部分と可動の
部分間の電流の中継である。この問題は、二つの相対的
に運動可能な終端位置−大抵の場合一方が固定点として
形成されている−が設けられているすべての機器におい
て生じる。このような場合のための従来から長い間公知
になっているスリップ接触子もしくはスリップリングは
磨耗作用を受け、特に低い電流の場合は接触抵抗が変動
するので不利である。
あり、この巻取機内には例えば電気導線が巻枠に巻取ら
れている。導線は機器のハウジングから引出され、ばね
の作用の下に引張り力の中断の後自動的に再び巻取られ
る。この機器は自動車用の衝突防止のための電流供給部
であってもよく、この機器にあっては電気導線は自動車
のステアリングホイール内に設けられている。これらの
機器にあって重要な問題は固定されている部分と可動の
部分間の電流の中継である。この問題は、二つの相対的
に運動可能な終端位置−大抵の場合一方が固定点として
形成されている−が設けられているすべての機器におい
て生じる。このような場合のための従来から長い間公知
になっているスリップ接触子もしくはスリップリングは
磨耗作用を受け、特に低い電流の場合は接触抵抗が変動
するので不利である。
【０００３】冒頭に記載したドイツ連邦共和国実用新案
第８９ １４ ４２３号公報による公知の装置にあって
は、電流の中継は例えば香箱の様式で巻かれた平帯状形
導線により行われる。この平帯状形導線−以下に略して
『ＦＢＬ』と称する−によって結合されている両終端位
置が相対的に運動した際、巻かれたＦＢＬは時計のぜん
まいのように『呼吸』する。螺旋は一方の回転方向では
収縮して径が小さくなる。螺旋は他の方向で再び展開し
て大きな径となる。ＦＢＬの大抵一方の終端位置に差込
みピンが設けられていることにより、対応する相手方接
触子を備えた更に伸ばされる導線を容易に接続すること
が可能である。相手方接触子を差込みピンに差込んだり
或いは引抜いたりする場合、この差込みピンに特に軸方
向で力が作用する。これによりＦＢＬの導体と差込みピ
ン間の結合位置に力が加わり、最悪の場合は破壊されて
しまう。上記のドイツ連邦共和国実用新案第８９ １４
４２３号公報による公知の装置にあっては、これを避け
るための処置がなされていない。
第８９ １４ ４２３号公報による公知の装置にあって
は、電流の中継は例えば香箱の様式で巻かれた平帯状形
導線により行われる。この平帯状形導線−以下に略して
『ＦＢＬ』と称する−によって結合されている両終端位
置が相対的に運動した際、巻かれたＦＢＬは時計のぜん
まいのように『呼吸』する。螺旋は一方の回転方向では
収縮して径が小さくなる。螺旋は他の方向で再び展開し
て大きな径となる。ＦＢＬの大抵一方の終端位置に差込
みピンが設けられていることにより、対応する相手方接
触子を備えた更に伸ばされる導線を容易に接続すること
が可能である。相手方接触子を差込みピンに差込んだり
或いは引抜いたりする場合、この差込みピンに特に軸方
向で力が作用する。これによりＦＢＬの導体と差込みピ
ン間の結合位置に力が加わり、最悪の場合は破壊されて
しまう。上記のドイツ連邦共和国実用新案第８９ １４
４２３号公報による公知の装置にあっては、これを避け
るための処置がなされていない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、冒頭に記載した様式の装置を、ＦＢＬの導体と差
込みピン間の結合位置が軸方向に作用する機械的な力に
対して有効に保護されるように、改善することである。
題は、冒頭に記載した様式の装置を、ＦＢＬの導体と差
込みピン間の結合位置が軸方向に作用する機械的な力に
対して有効に保護されるように、改善することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記のか課題は本発明に
より、−ハウジングがハウジングを閉じた状態にあって
互いに錠止結合される基体とカバーとから成ること、−
カバーにハウジングを閉じた状態で差込みピンの位置を
確定するためにハウジングに不動に当接する突起が設け
られていること、−平帯状形導線が基体とカバー間に形
成される分離継ぎ目を引通されており、ハウジングを閉
じた状態にあってこの分離接目内で締付けられるよう
に、構成されていることによって解決される。
より、−ハウジングがハウジングを閉じた状態にあって
互いに錠止結合される基体とカバーとから成ること、−
カバーにハウジングを閉じた状態で差込みピンの位置を
確定するためにハウジングに不動に当接する突起が設け
られていること、−平帯状形導線が基体とカバー間に形
成される分離継ぎ目を引通されており、ハウジングを閉
じた状態にあってこの分離接目内で締付けられるよう
に、構成されていることによって解決される。
【０００６】この装置のハウジング内において、差込み
ピンはこれにもしくは接続されている。ＦＢＬに対して
作用する引張応力或いは押圧応力に対して両軸方向で保
護されている。これは一方ではカバーの突起部により、
他方ではハウジング内でのＦＢＬの締付けによって達せ
られる。カバーの突起部はハウジングを閉じた状態にあ
って差込みピンに対してしっかりと当接している。この
構成によりこれらの突起部は、例えば相手方接触子を差
込んだり或いは引抜いたりする場合に生じるハウジング
内での摺動に対して差込みピンを保護する。ＦＢＬがハ
ウジングを閉じた状態にあって基体とカバー間の分離継
ぎ目Ｔ内でしっかりと締付けられるので、ＦＢＬに作用
する引張応力はＦＢＬの導体と差込みピン間の結合位置
には伝達されることがない。従って差込みピンはこの側
からの引張応力からも有効に除荷される。
ピンはこれにもしくは接続されている。ＦＢＬに対して
作用する引張応力或いは押圧応力に対して両軸方向で保
護されている。これは一方ではカバーの突起部により、
他方ではハウジング内でのＦＢＬの締付けによって達せ
られる。カバーの突起部はハウジングを閉じた状態にあ
って差込みピンに対してしっかりと当接している。この
構成によりこれらの突起部は、例えば相手方接触子を差
込んだり或いは引抜いたりする場合に生じるハウジング
内での摺動に対して差込みピンを保護する。ＦＢＬがハ
ウジングを閉じた状態にあって基体とカバー間の分離継
ぎ目Ｔ内でしっかりと締付けられるので、ＦＢＬに作用
する引張応力はＦＢＬの導体と差込みピン間の結合位置
には伝達されることがない。従って差込みピンはこの側
からの引張応力からも有効に除荷される。
【０００７】本発明の他の有利な構成は特許請求の範囲
の請求項２から７に記載した。以下に添付した図面に図
示した実施例につき本発明を詳しく説明する。
の請求項２から７に記載した。以下に添付した図面に図
示した実施例につき本発明を詳しく説明する。
【０００８】
【実施例】図１には電気機器のカセットＫの例えば環状
に形成された二つの壁部１，２が概略図示されている。
この機器は例えば自動車のステアリングホイール内に内
蔵される制御機器である。この機器の電子部品３に電流
を供給するためにこの機器は自動車のバッテリー４に接
続されている。バッテリー４は導線５を介して固定点と
して形成された終端位置６と結合されている。電子機器
３は導線７を介して終端位置８に接続されており、この
終端位置は二方向矢印９で示した方向に運動可能であ
る。
に形成された二つの壁部１，２が概略図示されている。
この機器は例えば自動車のステアリングホイール内に内
蔵される制御機器である。この機器の電子部品３に電流
を供給するためにこの機器は自動車のバッテリー４に接
続されている。バッテリー４は導線５を介して固定点と
して形成された終端位置６と結合されている。電子機器
３は導線７を介して終端位置８に接続されており、この
終端位置は二方向矢印９で示した方向に運動可能であ
る。
【０００９】両終端位置６と８間に、少なくとも二本の
導線１１（図２参照）を有しているＦＢＬ１０が設けら
れている。これらの導線１１は特に平帯状形導線として
形成されている。ＦＢＬ１０のこの実施例は特に薄く、
従って極めて狭い場所を占めるに過ぎない。ＦＢＬ１０
は原理上は円形の導体であってもよい。このＦＢＬは図
２に示した実施例では二本の偏平な導体１１を備えてお
り、これらの導体に差込みピン１２が例えばハンダ付け
により或いは溶接により接続されている。導体１１と差
込みピン１２間の結合位置は参照符号１３で示した。
導線１１（図２参照）を有しているＦＢＬ１０が設けら
れている。これらの導線１１は特に平帯状形導線として
形成されている。ＦＢＬ１０のこの実施例は特に薄く、
従って極めて狭い場所を占めるに過ぎない。ＦＢＬ１０
は原理上は円形の導体であってもよい。このＦＢＬは図
２に示した実施例では二本の偏平な導体１１を備えてお
り、これらの導体に差込みピン１２が例えばハンダ付け
により或いは溶接により接続されている。導体１１と差
込みピン１２間の結合位置は参照符号１３で示した。
【００１０】ＦＢＬ１０は図１による実施例にあっては
カセットＫ内で両終端位置６と８間で多数の螺旋巻きの
形で、即ち時計の香箱の様式で設けられている。ステア
リングホイールの回転の数が例えばほぼ６回転に限られ
ているが、ＦＢＬ１０にとっては６回転以上の回転数で
なければならない。その際、終端位置８の回転運動はＦ
ＢＬ１０の個々の螺旋の巻きに関しては著しく認められ
ない。ただＦＢＬ１０のすべての螺旋の巻きの直径が小
さくなるか或いは大きくなるだけである。
カセットＫ内で両終端位置６と８間で多数の螺旋巻きの
形で、即ち時計の香箱の様式で設けられている。ステア
リングホイールの回転の数が例えばほぼ６回転に限られ
ているが、ＦＢＬ１０にとっては６回転以上の回転数で
なければならない。その際、終端位置８の回転運動はＦ
ＢＬ１０の個々の螺旋の巻きに関しては著しく認められ
ない。ただＦＢＬ１０のすべての螺旋の巻きの直径が小
さくなるか或いは大きくなるだけである。
【００１１】図２から認められるＦＢＬ１０の端部は、
差込みピン１２の導電接続部を介してＦＢＬ１０の導体
１１に接続するように形成されており、保護体内に埋設
される。導体１１と差込みピン１２間の結合は従来の様
式で行われる。特に導体１１と差込みピン１２は結合位
置１３でハンダ付けにより互いに結合される。ＦＢＬ１
０の端部と差込みピン１２の周辺には保護体として図４
から認められる、絶縁材料から成るハウジングＧがこれ
らを取囲むように設けられており、このハウジングは更
にカセットＫと結合されている。
差込みピン１２の導電接続部を介してＦＢＬ１０の導体
１１に接続するように形成されており、保護体内に埋設
される。導体１１と差込みピン１２間の結合は従来の様
式で行われる。特に導体１１と差込みピン１２は結合位
置１３でハンダ付けにより互いに結合される。ＦＢＬ１
０の端部と差込みピン１２の周辺には保護体として図４
から認められる、絶縁材料から成るハウジングＧがこれ
らを取囲むように設けられており、このハウジングは更
にカセットＫと結合されている。
【００１２】カセットＫは図３においては閉鎖された状
態で示されている。このカセットは固定点１４を介して
例えば自動車のステアリングホイールのステアリングコ
ラムと固く結合されている。カセットＫには収容部１５
が設けられており、カセットＫ内で螺旋状になっている
ＦＢＬ１０はこの収容部内で終わっている。ＦＢＬ１０
の端部と差込みピン１２の端部とが同じハウジング内に
固定されている場合、ハウジングＧは収容部１５内に設
けられる。その際、接続導線は矢印Ｐの方向で収容部１
５内に挿入される。
態で示されている。このカセットは固定点１４を介して
例えば自動車のステアリングホイールのステアリングコ
ラムと固く結合されている。カセットＫには収容部１５
が設けられており、カセットＫ内で螺旋状になっている
ＦＢＬ１０はこの収容部内で終わっている。ＦＢＬ１０
の端部と差込みピン１２の端部とが同じハウジング内に
固定されている場合、ハウジングＧは収容部１５内に設
けられる。その際、接続導線は矢印Ｐの方向で収容部１
５内に挿入される。
【００１３】絶縁材料から成るハウジングＧは基体１６
とカバー１７とを有しており、これらは位置１８におい
て合成物質材料から成る蝶番により互いに結合されてい
る。基体１６とカバー１７はまた別体の構造部品であっ
てもよい。カバー１７には突起１９が設けられており、
この突起はハウジングＧを閉じた状態で差込みピン１２
に不動に当接する。突起１９は、相手方接触子を軸方向
で挿入する際にこの差込みピン１２に作用する機械的な
力から差込みピン１２を保護する。
とカバー１７とを有しており、これらは位置１８におい
て合成物質材料から成る蝶番により互いに結合されてい
る。基体１６とカバー１７はまた別体の構造部品であっ
てもよい。カバー１７には突起１９が設けられており、
この突起はハウジングＧを閉じた状態で差込みピン１２
に不動に当接する。突起１９は、相手方接触子を軸方向
で挿入する際にこの差込みピン１２に作用する機械的な
力から差込みピン１２を保護する。
【００１４】他方差込みピン１２は図２から明らかであ
るようなその肩部２０により基体１６内に固定されてお
り、これにより差込みピンは挿入方向と反対方向で作用
する力から保護される。ハウジングＧの基体１６とカバ
ー１７間には、図４に示した実施例の場合、閉じ位置に
おいて分離継ぎ目Ｔが形成され、この分離継ぎ目を介し
てＢＬ１０が引通されている。従ってＦＢＬ１０はハウ
ジングＧが閉鎖された状態にあってこの分離継ぎ目Ｔ内
で締付けられる。ＦＢＬ１０はその際図４に示したよう
にほぼ直角に二度曲げられる。これにより、導体１１と
差込みピン１２間の結合位置１３はＦＢＬ１０側からの
引張り応力からも有効に除荷される。
るようなその肩部２０により基体１６内に固定されてお
り、これにより差込みピンは挿入方向と反対方向で作用
する力から保護される。ハウジングＧの基体１６とカバ
ー１７間には、図４に示した実施例の場合、閉じ位置に
おいて分離継ぎ目Ｔが形成され、この分離継ぎ目を介し
てＢＬ１０が引通されている。従ってＦＢＬ１０はハウ
ジングＧが閉鎖された状態にあってこの分離継ぎ目Ｔ内
で締付けられる。ＦＢＬ１０はその際図４に示したよう
にほぼ直角に二度曲げられる。これにより、導体１１と
差込みピン１２間の結合位置１３はＦＢＬ１０側からの
引張り応力からも有効に除荷される。
【００１５】ハウジングＧは基体１６においても、また
カバー１７においても切通し２１，２２を備えており、
これらの切通しを介してＦＢＬ１０の導体１１と差込み
ピン１２間の結合位置１３を見ることができる。切通し
２１と２２は、結合位置１３を検査したり、或いは最初
に造るのに利用される。
カバー１７においても切通し２１，２２を備えており、
これらの切通しを介してＦＢＬ１０の導体１１と差込み
ピン１２間の結合位置１３を見ることができる。切通し
２１と２２は、結合位置１３を検査したり、或いは最初
に造るのに利用される。
【００１６】ハウジングＧは既製品として造られる。そ
の組立てには、既に導体１１と結合されている差込みピ
ン１２は基体１６内に押込まれ、従ってＦＢＬ１０の端
部は相対している端部において基体から突出する。引続
きカバー１７が閉じられ、その際突起１９は差込みピン
１２もしくはその延長部２３に不動に当接し、他方の側
ではＦＢＬ１０は分離継ぎ目Ｔ内で締付けられる。突起
１９と延長部２３との協働作用により、結合子位置１３
は差込みピン１２の側からの引張り応力からも除荷され
る。このようにして閉じられたハウジングＧは次いで収
容部１５内に収納され、この収容部内において差込みピ
ンは例えば鼻部２４で弾性的に係止状態で固定される。
の組立てには、既に導体１１と結合されている差込みピ
ン１２は基体１６内に押込まれ、従ってＦＢＬ１０の端
部は相対している端部において基体から突出する。引続
きカバー１７が閉じられ、その際突起１９は差込みピン
１２もしくはその延長部２３に不動に当接し、他方の側
ではＦＢＬ１０は分離継ぎ目Ｔ内で締付けられる。突起
１９と延長部２３との協働作用により、結合子位置１３
は差込みピン１２の側からの引張り応力からも除荷され
る。このようにして閉じられたハウジングＧは次いで収
容部１５内に収納され、この収容部内において差込みピ
ンは例えば鼻部２４で弾性的に係止状態で固定される。
【００１７】ハウジングＧの装備は、先ず差込みピン１
２のみをこのハウジング内に挿入するようにして行うこ
とも可能である。引続きＦＢＬ１０の端部を結合に必要
な意に置く。次いでハウジングＧはカバー１７により閉
じられ、その際突起１９は差込みピン１２に当接され、
ＦＢＬ１０は分離継ぎ目Ｔ内で締付けられる。その後、
ＦＢＬ１０の導体１１は差込みピン１２とハンダ付けさ
れる。これは切通し２１と２２を介して可能である。差
込みピン１２もＦＢＬ１０も引張り応力が除荷されるよ
うに予め固定されているので、このようにして結合位置
１３が軸方向で作用する力から開放されることが保証さ
れる。
２のみをこのハウジング内に挿入するようにして行うこ
とも可能である。引続きＦＢＬ１０の端部を結合に必要
な意に置く。次いでハウジングＧはカバー１７により閉
じられ、その際突起１９は差込みピン１２に当接され、
ＦＢＬ１０は分離継ぎ目Ｔ内で締付けられる。その後、
ＦＢＬ１０の導体１１は差込みピン１２とハンダ付けさ
れる。これは切通し２１と２２を介して可能である。差
込みピン１２もＦＢＬ１０も引張り応力が除荷されるよ
うに予め固定されているので、このようにして結合位置
１３が軸方向で作用する力から開放されることが保証さ
れる。
【００１８】
【発明の効果】上記のような本発明による二つの終端位
置間において電流を中継するための装置の構造により、
ＦＢＬの導体と差込みピン間の結合位置が軸方向に作用
する機械的な力に対して有効に保護される。
置間において電流を中継するための装置の構造により、
ＦＢＬの導体と差込みピン間の結合位置が軸方向に作用
する機械的な力に対して有効に保護される。
【図１】本発明による装置を備えたカセットの概略断面
図である。
図である。
【図２】差込みピンが接続されたＦＢＬの端部の拡大図
である。
である。
【図３】閉じられたカセットの図である。
【図４】装置内に使用された差込み接続部の拡大断面図
である。
である。
１，２ 壁部 ３ 電子機器 ４ バッテリー ５ 導線 ６，８ 終端位置 ７ 導線 ９ 二方向矢印 １０ ＦＢＬ １１ 導体 １２ 差込みピン １３ 結合位置 １４ 固定点 １５ 収容部 １６ 基体 １７ カバー １８ 位置 １９ 突起 ２０ 肩部 ２１，２２ 切通し ２３ 延長部 ２４ 鼻部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレアス・ノイネル ドイツ連邦共和国、ニユールンベルク、シ ユテフアンストラーセ、39
Claims (7)
- 【請求項１】 二つの終端位置間で電流を中継する装置
であって、これら二つの終端位置間において電気的な結
合を行い、螺旋状に指向しており、カセット内に組込ま
れかつ少なくとも二つの導体を備えた平帯状形導線が設
けられており、これら導体の長さが両終端位置相互の間
隔よりも著しく長く、また両終端位置の少なくとも一つ
が他方の終端位置に対して相対的に運動可能であり、平
帯状形導線の少なくとも一つの端部において平帯状形導
線の絶縁された導体に差込みピンが導電的に接続されて
おり、この差込みピンが絶縁材料から成りかつ相手方接
触子を収容するための開口を端部に備えているハウジン
グ内に設けられている様式の装置において、 −ハウジング（Ｇ）がこのハウジング（Ｇ）を閉じた状
態にあって互いに錠止結合される基体（１６）とカバー
（１７）とから成ること、 −カバー（１７）にハウジング（Ｇ）を閉じた状態で差
込みピン（１２）の位置を確定するためにハウジングに
不動に当接する突起（１９）が設けられていること、 −平帯状形導線（１０）が基体（１６）とカバー（１
７）間に形成される分離継ぎ目（Ｔ）を引通されてお
り、ハウジング（Ｇ）を閉じた状態にあってこの分離接
目内で締付けられるように構成されていること、 を特徴とする二つの端部間で電流を中継する装置。 - 【請求項２】 ハウジング（Ｇ）の基体（１６）とカバ
ー（１７）が合成物質材料から成る蝶番（１８）を介し
て互いに結合されているとすることを特徴とする請求項
１に記載の装置。 - 【請求項３】 平帯状形導線（１０）がハウジング
（Ｇ）の基体（１６）とカバー（１７）間の分離継ぎ目
（Ｔ）内で少なくとも二度湾曲して走っていることを特
徴とする請求項１或いは２に記載の装置。 - 【請求項４】 差込みピン（１２）が延長部（２３）を
備えており、この延長部にカバー（１７）の突起部（１
９）が当接していることを特徴とする請求項１から３ま
でのいずれか一つに記載の装置。 - 【請求項５】 ハウジング（Ｇ）内に切通し（２１，２
２）が形成されており、これらの切通しを介して平帯状
形導線（１０）の導体（１１）と差込みピン（１２）間
の結合位置に接近可能であることを特徴とする請求項１
から４までのいずれか一つに記載の装置。 - 【請求項６】 ハウジング（Ｇ）がカセット（Ｋ）と固
く結合されている収容部（１５）内に設けられているこ
とを特徴とする請求項１から５までのいずれか一つに記
載の装置。 - 【請求項７】 ハウジング（Ｇ）が弾性的に収容部１
５）内に係止されていることを特徴とする請求項１から
６までのいずれか一つに記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
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| EP (1) | EP0536599B1 (ja) |
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