JPH09320292A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH09320292A
JPH09320292A JP8137152A JP13715296A JPH09320292A JP H09320292 A JPH09320292 A JP H09320292A JP 8137152 A JP8137152 A JP 8137152A JP 13715296 A JP13715296 A JP 13715296A JP H09320292 A JPH09320292 A JP H09320292A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
redundant
row
signal
sub
memory cell
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8137152A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3220009B2 (ja
Inventor
Satoshi Isa
聡 伊佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP13715296A priority Critical patent/JP3220009B2/ja
Priority to US08/865,164 priority patent/US5798973A/en
Priority to KR1019970022161A priority patent/KR100266524B1/ko
Publication of JPH09320292A publication Critical patent/JPH09320292A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3220009B2 publication Critical patent/JP3220009B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
    • G11C29/78Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices
    • G11C29/80Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with improved layout
    • G11C29/802Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with improved layout by encoding redundancy signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation

Landscapes

  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のセルアレイ・ブロック等の側面に配置さ
れる冗長メモリセル行の選択信号の配線数を低減してチ
ップ面積を小さくする。 【解決手段】置換アドレスプログラム回路0−0〜50
−3に近い位置でこれら置換アドレスプログラム回路か
らの冗長選択信号XRD0〜XRD3をコード化して出
力する冗長行エンコーダ7を設ける。ブロック制御部3
−0〜3−3にこの冗長行エンコーダ7の出力信号RX
DSを伝達する。部制御部3−0〜3−3で冗長行エン
コーダ7の出力信号RXDSをデコードして冗長セルア
レイ11−0〜11−3中の1行の冗長メモリセル行を
選択する。 【効果】ブロック制御部に伝達される冗長メモリセル行
を選択するための信号配線数が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に関
し、特に冗長回路を備えた半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のメモリセルアレイ・ブロック内の
任意の欠陥行または欠陥列を、メモリセルアレイ・ブロ
ックとは無関係に冗長行または冗長列で置換することが
可能な半導体記憶装置が提案されている。これは置換の
自由度を大きくすることにより欠陥に対する救済効率を
高め、チップの歩留りを上げることを目的にしている。
このような半導体記憶装置は、例えば、特開平5−19
8199や特開平7−93990号公報等に示されてい
る。
【0003】このような冗長回路を備えた従来の半導体
記憶装置の代表的な一例(第1の例)を図23に示す。
【0004】この半導体記憶装置は、メモリセルを複数
行,複数列にそれぞれ配置された複数のセルアレイ・ブ
ロック10−0〜10−3と、これらセルアレイ・ブロ
ックそれぞれと対応して設けられ冗長メモリセル1行分
から成る複数の冗長セルアレイ11−0〜11−3と、
行アドレス信号XAの上位2ビットにより複数のセルア
レイ・ブロック10−0〜10−3のうちの1つを選択
するためのブロック選択信号BSL0〜BSL3を出力
するブロックセレクタ2と、冗長セルアレイ11−0〜
11−3それぞれと対応して設けられ、セルアレイ・ブ
ロック10−0〜10−3中に欠陥行が存在するとき、
この欠陥行と対する行アドレスを記憶しておき、行アド
レス信号XAがこの欠陥行の行アドレスを指定すると活
性レベルの冗長選択信号(XRD0〜XRD3)を出力
する置換アドレスプログラム回路50−0〜50−3
と、冗長選択信号XRD0〜XRD3のうちに活性レベ
ルのものがあると活性レベルの置換判定信号XRDNを
出力する置換判定回路52と、複数の冗長セルアレイ1
1−0〜11−3それぞれと対応して設けられ、対応す
るブロック選択信号(BSL0〜BSL3)が活性レベ
ルで置換判定信号XRDNが非活性レベルならば活性レ
ベルの行デコーダ活性化信号(XDCE0〜XDCE
3)及びセンス活性化信号(SAE0〜SAE3)を出
力し、置換判定信号XRDNが活性レベルならば行デコ
ーダ活性化信号を非活性レベルにすると共に対応する冗
長選択信号(XRD0〜XRD3)が活性レベルのとき
センス活性化信号を活性レベルとする複数のブロック制
御部3x−0〜3x−3と、行アドレス信号XAの上位
2ビット以外のビットの信号をプリデコードしたプリデ
コード信号XDCSを出力する行プリデコーダ1と、セ
ルアレイ・ブロック10−0〜10−3それぞれと対応
して設けられ、対応する行デコーダ活性化信号が活性レ
ベルのとき対応するセルアレイ・ブロックのプリデコー
ド信号XDCSが指定する行を選択する行デコーダ40
−0〜40−3と、冗長セルアレイ11−0〜11−3
それぞれと対応して設けられ、対応する冗長選択信号
(XRD0〜XRD3)が活性レベルのとき対応する冗
長セルアレイの1行を選択する冗長行ドライバ34−0
〜34−3と、セルアレイ・ブロック10−0〜10−
3及び冗長セルアレイ11−0〜11−3それぞれの1
列を選択する列デコーダ5と、対応するセルアレイ・ブ
ロック及び冗長セルアレイの選択された行,列の交差部
のメモリセル,冗長メモリセルの記憶データをセンス増
幅する、トランスファゲート付きのセンス増幅部6−0
〜6−3とを有する構成となっている。
【0005】この半導体記憶装置の置換アドレスプログ
ラム回路50−0〜50−3は図24に示すように、行
アドレス信号XA全ビットにより欠陥行のアドレスがプ
ログラムされ、これら置換アドレスプログラム回路50
−0〜50−3からの冗長選択信号XRD0〜XRD3
によって対応する冗長セルアレイ(11−0〜11−
3)の1行を選択する構成となっているので、セルアレ
イ部10−0〜10−3中の任意の欠陥行を、これらセ
ルアレイ・ブロックとは無関係に冗長セルアレイ11−
0〜11−3で置換することができる。なお、この置換
アドレスプログラム回路50−0〜50−3は良く知ら
れた一般的な回路であるので、そのアドレスプログラム
方法,動作説明等は省略する。
【0006】また、ブロック制御部3x−0〜3x−3
は、図25に示すような回路構成となっており、冗長選
択信号XRD0〜XRD3のうちに活性レベルのものが
あると、すなわち、行アドレス信号XAが置換アドレス
プログラム回路50−0〜50−3にプログラム(記
憶)された欠陥行のアドレスを指定すると置換判定信号
XRDNが低レベルの活性化レベルとなり、行デコーダ
活性化信号XDCE0〜XDCE3全てを非活性レベル
とする。そして、活性レベルの冗長選択信号と対応する
センス活性化信号(SAE0〜SAE3)を活性レベル
とする。また、置換判定信号XRDNが高レベルの非活
性レベルのときには、活性レベルのブロック選択信号と
対応する行デコーダ活性化信号及びセンス活性化信号を
活性レベルとする。
【0007】この第1の例では、冗長セルアレイ11−
0〜11−3それぞれに1行分の冗長メモリセルを備え
た構成となっているが、冗長セルアレイそれぞれに複数
行の冗長メモリセルを設けた例もある。この場合には、
これら複数行それぞれと対応する置換アドレスプログラ
ム回路を設ければよい。
【0008】図26は従来の半導体記憶装置の第2の例
を示すブロック図である。
【0009】この第2の例では、セルアレイ・ブロック
10b−0〜10b−3それぞれが複数本の主行線MW
Lと、これら複数本の主行線MWLそれぞれと対応して
4本の副行線SWL0〜SWL3とが設けられ、これら
各副行線それぞれと対応してメモリセル行が設けられて
いる。また同様に、冗長セルアレイ11b−0〜11b
−3それぞれが、1本の冗長主行線RMWと、この冗長
主行線に対応して4本の冗長副行線RSW0〜RSW3
とが設けられ、これら各冗長副行線それぞれと対応して
冗長メモリセル行が設けられている。
【0010】そして、主行デコーダ20−0〜20−3
により、対応するセルアレイ・ブロック(10b−0〜
10b−3)の複数の主行線MWLのうちの1本を選択
し、副行デコーダ4及び副行ドライバ30−0〜30−
3によって、選択された主行線MWLと対応する4本の
副行線SWL0〜SWL3のうちの行アドレス信号XA
の下位ビットXA0,XA1で指定される1本を選択レ
ベルに駆動し、この副行線と対応するメモリセル行を選
択するようになっている。また同様に、冗長主行ドライ
バ22−0〜22−3によって対応する冗長セルアレイ
(11b−0〜11b−3)の冗長主行線RMWを選択
し、副行デコーダ4及び冗長副行ドライバ32−0〜3
2−3によって選択された冗長主行線RMWと対応する
4本の冗長副行線RSW0〜RSW3のうちのXA0,
XA1で指定される1本を選択レベルに駆動し、この冗
長副行線と対応する冗長メモリセル行を選択するように
なっている。
【0011】図27に置換アドレスプログラム回路50
a−0〜50a−7の回路図を示す。ここで注目すべき
点は、第1の例(図24)では行アドレス信号XA全ビ
ットによって欠陥行のアドレスをプログラムしているの
に対し、この第2の例では、行アドレス信号XAのうち
の最下位ビットXA0以外のビットによって欠陥行のア
ドレスをプログラムしている点である。従って、置換ア
ドレスプログラム回路1回路当り、XA0のレベル違い
の2つの行アドレス、すなわち、2行のメモリセル行が
置換対象となり、1本の冗長主行線RMWと対応して4
本の冗長副行線RSW0〜RSW3が設けられているの
で、2つの置換アドレスプログラム回路で1本の冗長主
行線RMWを共有し、2本の冗長副行線で1つの置換ア
ドレスプログラム回路を共有することになる。
【0012】一方、2つの置換アドレスプログラム回路
(例えば50a−1,50a−2)の出力の冗長選択信
号(XRD0,XRD1)を冗長主行選択回路51の2
入力ORゲート(G510)で1つにまとめて冗長主行
選択信号(RXD0)とし、この冗長主行選択信号(R
XD0)従って、冗長主行ドライバ(22−0)により
1本の冗長主行線RMWを選択するようになっている。
【0013】そして、前述したように、副行デコーダ4
及び冗長副行ドライバ(32−0)によって、選択され
た冗長主行線RMWと対応する冗長副行線RSW0〜R
SW3のうちの1本を選択レベルに駆動し、その冗長副
行線と対応する冗長メモリセル行を選択するようになっ
ている。
【0014】なお、ブロック制御部3x−0〜3x−3
は図28に示すように、第1の例と同様の回路構成とな
っているが、入力される信号が、第1の例の冗長選択信
号XRD0〜XRD3に代えて冗長主行選択信号RXD
0〜RXD3となっていて、この冗長主行選択信号が活
性レベルのとき、対応する冗長主行線を選択し、かつそ
のセンス増幅部を活性化する構成となっている。他の動
作は第1の例と同様である。また、冗長副行ドライバ3
2−0〜32−3は、図29に示すような回路構成とな
っている。
【0015】従って、この第2の例においては、セルア
レイ・ブロック10b−0〜10b−3中の欠陥行を、
これらセルアレイ・ブロックとは無関係に冗長セルアレ
イ11b−0〜11b−3で置換することができるが、
副行線2本1組(例えばSWL0,SWL1)に対する
置換は、対応する冗長副行線2本(RSW0,RSW
1)となる。
【0016】なお、上述の例では行単位の置換について
説明したが、列単位の置換といても同様である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
記憶装置は、第1及び第2の例とも、複数のセルアレイ
・ブロック中の任意の欠陥行を、これらセルアレイ・ブ
ロックとは無関係に冗長セルアレイで置換することがで
き、欠陥に対する救済効率を高めてチップの歩留りを上
げることができるが、第1の例では冗長行と同数の冗長
選択信号の配線、第2の例では冗長主行線と同数の冗長
主行選択信号の配線が必要であり、通常置換アドレス・
プログラム回路はセルアレイ・ブロックの周辺部に配置
され、上記配線はセルアレイ・ブロック等の側面を通る
構成となっているので、大容量化が進展しつつある環境
下にあって、冗長行,冗長主行線が置換アドレスプログ
ラム回路の数の増大は避けられず、上記配線数の増大に
よってチップ面積が増大するという問題点があった。
【0018】また、第2の例では、副行線2本1組に対
する置換は、対応する冗長副行線2本となってより、4
本の冗長副行線のうちの1本を行アドレス信号XAの2
ビットで選択する構成となっているので、副行線2本づ
つの同一の組に属する置換対象は冗長主行線の数だけと
なり、その分置換の自由度が低下し、チップの歩留りが
低下するという問題点があった。
【0019】本発明の第1の目的は、冗長行(列)の選
択信号,冗長主行(列)線の選択信号の配線数を低減し
てチップ面積を小さくすることができ、かつ、大容量化
が進展しても、チップ面積が増大するのを抑えることが
できる半導体記憶装置を提供することにあり、第2の目
的は、置換の自由度を増大させてチップの歩留りを上げ
ることができる半導体記憶装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】第1の発明の半導体記憶
装置は、複数のメモリセル行をそれぞれ含む複数のセル
アレイ・ブロックと、これら複数のセルアレイブロック
中に欠陥メモリセル行が存在するときこの欠陥メモリセ
ル行のアドレスを記憶しておき入力された行アドレス信
号のアドレス値がこの記憶しておいたアドレスと一致し
たとき活性レベルの冗長選択信号を出力する複数の置換
アドレスプログラム回路と、複数の冗長メモリセル行
と、前記複数の置換アドレスプログラム回路からの複数
の冗長選択信号のうちに活性レベルの冗長選択信号があ
るとき前記複数の冗長メモリセル行のうちのこの活性レ
ベルの冗長選択信号と対応する冗長メモリセル行を選択
すると共に、前記複数のセルアレイ・ブロックのメモリ
セル行の選択を禁止する置換制御部とを有する半導体記
憶装置であって、前記複数の冗長選択信号を前記複数の
置換アドレスプログラム回路に近い位置でコード化して
出力する冗長選択信号エンコーダを設け、前記置換制御
部を、前記冗長選択信号エンコーダの出力信号をデコー
ドして前記複数の冗長選択信号のうちの活性レベルと対
応する冗長メモリセル行を選択する回路として構成さ
れ、また、メモリセル行をメモリセル列とし、行アドレ
ス信号を列アドレス信号とし、冗長メモリセル行を冗長
メモリセル列として構成される。
【0021】また、複数の冗長メモリセル行が所定の複
数ずつの複数組に区分されてこれら複数組それぞれに対
し1本ずつの割合で設けられた複数の冗長主行線を備
え、複数の置換アドレスプログラム回路からの複数の冗
長選択信号のうちに活性レベルの冗長選択信号があると
き前記複数の冗長主行線のうちのこの活性レベルの冗長
選択信号と対応する冗長主行線を選択し、この選択され
た冗長主行線と対応する複数の冗長メモリセル行のうち
の1行を所定の信号の所定のビットで選択する2段階の
行選択構造を有する半導体記憶装置であって、冗長選択
信号エンコーダを、前記複数の冗長選択信号をコード化
して冗長主行選択エンコード信号を出力する回路とし、
置換制御部を、前記冗長主行選択エンコード信号をデコ
ードして前記複数の冗長主行線のうちの1本を選択して
この選択された冗長主行線と対応する複数の冗長メモリ
セル行のうちの1行を前記所定の信号の所定のビットで
選択する回路として構成され、更にまた、冗長メモリセ
ル行を冗長メモリセル列とし、冗長主行線を冗長主列線
とし、1行を1列とし、行選択構造を列選択構造とし、
冗長主行選択エンコード信号を冗長主列選択エンコード
信号として構成される。
【0022】第2の発明の半導体記憶装置は、複数のメ
モリセル行をそれぞれ含む複数のセルアレイ・ブロック
と、これら複数のセルアレイブロックそれぞれの複数の
メモリセル行を所定の複数ずつの複数組に区分しこれら
複数組それぞれに対し1本ずつの割合で設けられた複数
の主行線と、前記複数のセルアレイ・ブロックそれぞれ
と対応して設けられた行アドレス信号の所定の第1のビ
ット群によって対応するセルアレイ・ブロックの複数の
主行線のうちの1つを選択する複数の主行線選択手段
と、前記複数のセルアレイ・ブロックそれぞれと対応し
て設けられ選択された主行線と対応する複数のメモリセ
ル行のうちの1行を前記行アドレス信号の所定の第2の
ビット群によって選択する副行選択手段と、前記複数の
セルアレイ・ブロック中に欠陥メモリセル行が存在する
ときこの欠陥メモリセル行のアドレスを記憶しておき前
記行アドレス信号のアドレス値がこの記憶しておいたア
ドレスと一致したとき活性レベルの冗長選択信号を出力
する複数の置換アドレスプログラム回路と、複数の冗長
メモリセル行と、これら複数の冗長メモリセル行を所定
の複数ずつの複数組に区分しこれら複数組それぞれに対
し1本ずつの割合で設けられた複数の冗長主行線と、前
記複数の置換アドレスプログラム回路からの複数の冗長
選択信号のうちに活性レベルの冗長選択信号があるとき
前記複数の冗長主行線のうちのこの活性レベルの冗長選
択信号と対応する冗長主行線を選択すると共に前記複数
のセルアレイ・ブロックのメモリセル行の選択を禁止す
る第1の置換制御手段と、前記複数の冗長選択信号のう
ちに活性レベルの冗長選択信号があるとき前記第1の置
換制御手段で選択された冗長主行線と対応する複数の冗
長メモリセル行のうちの前記活性レベル冗長選択信号と
対応する1行の冗長メモリセル行を選択する第2の置換
制御手段とを有している。また、メモリセル行をメモリ
セル列とし、主行線を主列線とし、主行線選択手段を主
列線選択手段とし、副行選択手段を副列選択手段とし、
冗長メモリセル行を冗長メモリセル列とし、冗長主行線
を冗長主列線とし、1行を1列として構成される。
【0023】また、複数の置換アドレスプログラム回路
それぞれを、複数のセルアレイ・ブロックに含まれる全
てのメモリセル行が選択可能な行アドレス信号の所定の
第3のビット以外のビットと対応する記憶素子により欠
陥メモリセル行のアドレスの所定のビットを記憶する回
路とし、第2の置換制御手段を、前記複数の置換アドレ
スプログラム回路からの複数の冗長選択信号と前記第3
のビットとにより、選択された冗長主行線と対応する複
数の冗長メモリセル行のうち1行を選択する回路として
構成され、第2の置換制御手段を、複数の冗長主行線そ
れぞれと対応する複数の冗長メモリセル行を所定数ずつ
の複数組に分けこれら複数組のうちの1つを選択するた
めの冗長副行組選択信号を複数の冗長選択信号に従って
発生する冗長副行組選択回路と、行アドレス信号の所定
の第3のビット及び前記冗長副行組選択信号に従って前
記複数の冗長メモリセル行のうちの1行を選択するため
の冗長副行選択信号を発生する冗長副行デコーダとを含
む回路とし、副行選択手段を、行アドレス信号の所定の
第2のビット群、及び前記複数の冗長選択信号のうちの
活性レベルのものがあるとき活性レベルとなる置換判定
信号に従って複数の主行線それぞれと対応する複数のメ
モリセルのうちの1行を選択するための副行選択信号を
発生する副行デコーダを含む回路として構成される。
【0024】また、冗長副行デコーダと副行デコーダと
を一体化すると共に冗長副行選択信号と副行選択信号と
を共用の信号出力端から出力する回路として副行/冗長
副行デコーダとし、前記冗長副行選択信号と前記副行選
択信号とを共用の信号配線により伝達するようにして構
成され、更にまた、冗長副行デコーダを、行アドレス信
号の所定の第3のビット及び冗長副行組選択信号並びに
置換判定信号に従って冗長副行選択信号を発生する回路
とし、前記冗長副行組選択信号のビット数を、前記置換
判定信号相当分だけ少くして構成される。
【0025】また、第1の発明の半導体記憶装置と第2
の発明の半導体記憶装置とを組合せて構成される。
【0026】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。
【0027】図1は本発明の第1の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【0028】この実施の形態が図23に示された従来の
半導体記憶装置と相違する点は、複数の置換アドレスプ
ログラム回路50−0〜50−3からの複数の冗長選択
信号XRD0〜XRD3をこれら置換アドレスプログラ
ム回路に近い位置でコード化して冗長行エンコード信号
RXDSとして出力する冗長行エンコーダ7を設け、複
数のブロック制御部3x−0〜3x−3に代えて、冗長
セルアレイ11−0〜11−3それぞれと対応して設け
られ対応するブロック選択信号(BSL0〜BSL3)
が活性レベルで置換判定位置XRDNが非活性レベルな
らば活性レベルの行デコーダ活性化信号(XDCE0〜
XDCE3)及びセンス活性化信号(SAE0〜SAE
3)を出力し、置換判定信号XRDNが活性レベルなら
ば行デコーダ活性化信号(XDCE0〜XDCE3)を
非活性レベルにすると共に、冗長行エンコード信号RX
DSをデコードしてこのデコード結果に応じて、対応す
る冗長選択信号(XRD0〜XRD3)が活性レベルの
とき活性レベルの冗長行選択信号(RXDE0〜RXD
E3)及びセンス活性化信号(SAE0〜SAE3)を
出力する複数のブロック制御部3−0〜3−3を設け、
冗長行ドライバ34−0〜34−3に対応して入力され
る冗長選択信号XRD0〜XRD3に代えて、冗長行選
択信号RXDE0〜RXDE3を対応して入力するよう
にした点にある。
【0029】図2に冗長行エンコーダ7の具体的な回路
例と、冗長選択信号XRD0〜XRD3のうちの1つが
活性レベル(高(H)レベル)となったときの冗長行エ
ンコード信号RXDSのレベルの状態とを示す。
【0030】この第1の実施の形態では、冗長メモリセ
ル行は4行であるから、その選択信号としての冗長行エ
ンコード信号RXDSは4つの状態を取ることが出来れ
ばよい。そこで図2(b)に示すように、冗長選択信号
XRD0〜XRD3のうちの活性レベルのものと冗長行
エンコード信号RXDS0,RXDS1とを対応付け
る。この図2(b)の見方は、XRD0が活性レベルの
“H”(高レベル)の時、RXDS0,RXDS1が共
に“L”(低レベル)という様に見る。図2(a)から
分かるように、XRD3に対しては論理が取られないの
で、入力行アドレスが全ての置換アドレスプログラム回
路の記憶アドレスと一致しない場合と、XRD3が
“H”の場合は共に、RXDS0,RXDS1が共に
“H”となる。しかしこれらはXRDNレベルの
“H”,“L”の違いとなって現れるので、RXDSの
4つの状態を区別することが可能である。つまり、冗長
行エンコーダ7によってXRD0〜XRD3の2N乗ビ
ット(この実施の形態ではN=2、すなわち4ビット)
からRXDS0,RXDS1のNビット(2ビット)へ
の変換が行われる。
【0031】また、図3(a),(b)に、ブロック制
御部3−0,3−3の具体的な回路例を示す。なお、ブ
ロック制御部3−1,3−2については、ブロック制御
部3−0,3−3のデコード部3D0,3D3の部分
を、3−1ではRXDS0,RXDS1のうちの一方に
インバータを設け、3−2では他方にインバータを設け
た回路とすればよいので省略した。
【0032】これらブロック制御部3−0〜3−3が従
来のブロック制御部3x−0〜3x−3と相違する点
は、置換判定信号XRDNが活性レベル(Lレベル)の
とき、冗長行エンコード信号RXDS(RXOS0,R
XOS1)をデコードして冗長行選択信号RXDE0〜
RXOE3を出力する機能を付加した点にある。
【0033】この第1の実施の形態においては、冗長選
択信号XRD0〜XRD3全てが非活性レベル(Lレベ
ル)であれば、置換判定信号XRDNはHレベルの非活
性レベルとなり、図3等から分るように、冗長行選択信
号RXDE0〜RXDE3全てが非活性レベル(L)と
なり、ブロック選択信号BSL0〜BSL3のうちの活
性レベル(H)ものと対応する行デコーダ活性化信号
(例えばXDCE0)及びセンス活性化信号(SAE
O)が活性レベル(H)となってそのブロックのセルア
レイ・ブロック(10−0)のメモリセル行が選択さ
れ、アクセスされる。
【0034】冗長選択信号XRD0〜XRD3のうちに
活性レベルのものがあると、置換判定信号XRDNはL
レベルの活性レベルとなり、図3等から分るように、行
デコーダ活性化信号XDCE0〜XDCE3全てが非活
性レベル(L)となり、冗長行エンコード信号RXDS
(RXDS0,RXDS1)がデコードブロック(3D
0〜3D3)でデコードされ、このデコード結果によ
り、冗長選択信号XRD0〜XRD3のうちの活性レベ
ルのものと対応する冗長行選択信号(例えばRXDE
0)及びセンス活性化信号(SAE0)が活性化レベル
(H)となってその冗長セルアレイ(11−0)の冗長
メモリセル行(冗長行)が選択され、アクセスされる。
【0035】この第1の実施の形態においては、セルア
レイ・ブロック10−0〜10−3等の側面に配置され
た、冗長セルアレイ11−0〜11−3を選択するため
の信号の配線の数を、従来例の2のN乗本(4本)から
N本(2本)に低減することができ、この第1の実施の
形態を実現するために付加された冗長行エンコーダ7及
びブロック制御部3−0〜3−3のデコーダ部分による
面積の増大は、上記配線の1本当りの占有面積に比べれ
ばわずかであるので、チップ面積を低減することができ
る。この結果は、大容量化が進展し、冗長メモリセル行
の数が増す程、大となる。
【0036】冗長メモリセル行の数が多い半導体記憶装
置に本発明を適用した第2の実施の形態のブロック図を
図4に、その冗長行エンコーダ7aの具体的な回路例を
図5に示す。
【0037】この第2の実施の形態では、セルアレイ・
ブロック10a−0〜10a−3それぞれと対応する冗
長セルアレイ11a−0〜11a−3それぞれに、4本
の冗長行線RWL0〜RWL3が設けられ、これら冗長
行線RWL0〜RWL3それぞれに1行ずつの冗長メモ
リセル行が設けられている。また、これら冗長セルアレ
イ11a−0〜11a−3に含まれる16行の冗長メモ
リセル行と対応して16の置換アドレスプログラム回路
0−0〜50−15が設けられている。
【0038】そして、置換アドレスプログラム回路50
−0〜50−15からの冗長選択信号XRD0〜XRD
15をコード化して4ビットの冗長行エンコード信号R
XDSを出力する冗長行エンコーダ7aを設け、冗長行
エンコード信号RXDSのうちの2ビットで冗長セルア
レイ11a−0〜11a−3(4ブロック)のうちの1
つを選択し、他の2ビットで選択された冗長セルアレイ
の4行の冗長メモリセル行のうちの1行を冗長行デコー
ダ42−0〜42−3で選択する構成となっている。
【0039】この第2の実施の形態における冗長号エン
コーダ7aは、冗長行が16であるから、その選択信号
としての冗長行エンコード信号RXDSは16個の状態
を取ることが出来ればよい。そこで図5(b)に示すよ
うに、冗長選択信号XRD0〜XRD15と冗長行エン
コード信号RXDS0〜RXD3とを対応付ける。この
図5(b)の見方は、図2(b)の場合と同様である。
つまり、この冗長行エンコーダ7aにおいても、冗長選
択信号XRD0〜XRD15の16ビットから冗長行エ
ンコード信号RXS0〜RXS3の4ビットへの変換が
行われる。
【0040】冗長行エンコード信号RXDSのうちの2
ビットは、ブロックの選択に使われるためブロック制御
部3−03−3に入力される。また残りの2ビットは、
選択されたブロックの冗長セルアレイ内の冗長行の選択
に使われるため、冗長行デコーダ32a−0〜32a−
3に入力される。ただし、これらの2ビットづつの組合
せは特定のビットである必要はない。
【0041】なお、この第2の実施の形態におけるブロ
ック制御部3−0〜3−3を図3と同じ回路構成とした
場合の(だだし入力信号が異なる)冗長行デコーダ2−
0〜42−3の具体的な回路例を図6に示しておく。
【0042】このように、冗長メモリセル行の数が多く
なる程、セルアレイ・ブロック等の側面に配置された、
これら冗長メモリセル行を選択するための信号の配線数
を低減する割合が大きくなる。なお、この第2の実施の
形態では冗長メモリセル行の選択を2段階に分けて行っ
ているが、1段で行うこともできる。
【0043】図7は本発明の第3の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【0044】この第3の実施の形態は、図26に示され
た従来の半導体記憶装置の第2の例(以下、第2の従来
例という)に本願の第1の発明を適用したものである。
この第3の実施の形態が第2の従来例と相違する点は、
冗長主行選択信号RXD0〜RXD3を、置換アドレス
プログラム回路50a−0〜50a−3及び冗長主行選
択回路51に近い位置でコード化して冗長主行エンコー
ド信号RXDMとして出力する冗長主行エンコーダ9を
設け、ブロック制御部3x−0〜3x−3に代えて、対
応するブロック選択信号(BSL0〜BSL3)が活性
レベルで置換判定信号XRDNが非活性レベルならば活
性レベルの行デコーダ活性化信号(XDCE0〜XDC
E3)及びセンス活性化信号(SAE0〜SAE3)を
出力し、置換判定信号XRDNが活性レベルならば行デ
コーダ活性化信号(XDCE0〜XDCE3)を非活性
レベルにすると共に、冗長主行エンコード信号RXDM
をデコードしてこの結果に応じて、対応する冗長主行選
択信号(RXD0〜RXD3)が活性レベルのとき活性
レベルの冗長主行活性化信号(RXME0〜RXME
3)及びセンス活性化信号(SAE0〜SAE3)を出
力するブロック制御部3−0〜3−3を設け、冗長主行
ドライバ22−0〜22−3に対応して入力される冗長
主行選択信号RXD0〜RXD3に代えて、冗長主行活
性化信号RXME0〜RXME3を対応して入力するよ
うにした点にある。
【0045】図8に冗長主行エンコーダ9の具体的な回
路例と、冗長主行選択信号RXD0〜RXD3のうちの
1つが活性レベル(H)となったときの冗長主行エンコ
ード信号RXDM0,RXDM1のレベルの状態とを示
す。この冗長主行エンコータ9は、入出力信号が異なる
が、回路構成は冗長行エンコーダ7と同一である。ま
た、ブロック制御部3−0〜3−3も具体的な回路構成
は図3に示されたものと同じであるが、入力される信号
を冗長行エンコード信号RXDS0,RXDS1に代え
て冗長主行エンコードシンゴーRXDM0,RXDM1
とし、出力される信号を、冗長行選択信号RXDE0〜
RXDE3に代えて冗長主行活性化信号RXME0〜R
XME3とした点が異なる。
【0046】この第3の実施の形態においては、セルア
レイ・ブロック10b−0〜10b3等の側面に配置さ
れた、冗長主行線RMWを選択するための信号の配線数
を、従来例の2のN乗本(4本)からN本(2本)に低
減することができ、第1の実施の形態と同様に、チップ
面積を低減することができ、また、この効果は冗長主行
線の数が大い程大となる。
【0047】図9は本発明の第4の実施の形態の主要部
分を示すブロック図である。この第4の実施の形態は、
図26に示された第2の従来例に本願の第2の発明を適
用したものである。
【0048】この第4の実施の形態が第2の従来例と相
違する点は、第2の従来例では副行デコーダ4によって
複数のセルアレイ・ブロック10b−0〜10b−3,
冗長セルアレイ11b−0〜11b−3の選択された主
行線MWL,冗長主行線RMWと対応する副行(SWL
0〜SWL3),冗長副行(RSW0〜RSW3)のう
ちの1行を選択するようになっているのに対し、この第
4の実施の形態では、副行デコーダ4に代えて、セルア
レイ・ブロックの副行を選択する副行デコーダ4aと、
冗長セルアレイの冗長副行を選択する冗長副行デコーダ
62とに分けて別々に設け、副行デコーダ4aを、置換
判定信号XRDNが非活性レベルのとき行アドレス信号
XAの下位ビットXA0,XA1により4行の副行(S
WL0〜SWL3)のうちの1行を選択する回路とし、
また、冗長副行の選択は、1本の冗長主行線RMWと対
応する4本の冗長副行のうちの2行ずつの組を、冗長選
択信号XRD0〜XRD7に従って選択する冗長副行組
選択回路60を設け、この冗長副行組選択回路60で選
択された組の2行のうちの1行を、冗長副行デコーダ6
2によって行アドレス信号XAの最下位ビットXA0で
選択するようとした点にある。
【0049】図10(a),(b)は、冗長副行組選択
回路60の具体的な回路側を示す回路図及び、活性レベ
ルの冗長選択信号XRD0〜XRD7に対する冗長副行
組選択信号RSS0,RSS1のレベル,選択される冗
長主行線の関係を示す図である。
【0050】この第4の実施の形態の置換アドレスプロ
グラム回路50a−0〜50a−7は、第2の従来例で
説明したように、行アドレス信号XAの構成ビットのう
ちの最下位ビットXA0は入力されていない。そのた
め、置換アドレスプログラム回路1台当たり、XAの違
い(XA0=“H”あるいは“L”)の2つの行アドレ
ス、すなわち2本の副行線SWLが置換対象となる。例
えば、SWL0,SWL1の組、SWL2,SW3の組
が置換対象となる。この時、置換先の冗長副行(RS
W)の組の選択を副行線SWLの組とは独立にするよう
にし、例えば図10(b)に示すように、活性レベルの
冗長選択信号XRD0〜XRD7と冗長副行組選択信号
RSS0,RSS1とを対応づける。また、副行デコー
ダ4a及び冗長副行デコーダ62の具体的な回路例をそ
れぞれ図11,図12に示す。第2の従来例のものと同
一であるが、入力される信号が、副行選択信号SWDS
0〜SWDS3に代って、冗長副行選択信号RSWS0
〜RSWS3となっている。
【0051】この第4の実施の形態では、セルアレイ・
ブロック10b−0〜10b−3中の欠陥行を、これら
セルアレイ・ブロックとは無関係に置換することがで
き、しかも、副行線2本1組い例えばSWL0,SWL
1)に対する置換対象は、冗長副行線2本ずつの組の何
れでもよいので、置換の自由度を第2の従来例の2倍に
上げることができ、その分、チップの歩留りを上げるこ
とができる。
【0052】図13は本発明の第5の実施の形態を示す
ブロック図である。
【0053】この第5の実施の形態は、第4の実施の形
態における副行デコーダ4aと冗長副行デコーダ62と
を一体化すると共に、これらデコーダの出力の副行選択
信号SWDS0〜SWDS3及び冗長副行選択信号RS
WS0〜RSWS3を共用の信号出力端から出力するよ
うにして副行/冗長副行デコーダ61とし、第4の実施
の形態では副行選択信号SWDS0〜SWDS3と冗長
副行選択信号RSWS0〜RSWS3とを別々の配線で
伝達したものを、これら信号で配線を共用するようにし
たものである。副行/冗長副行デコーダ61の具体的な
回路例を図14に示す。
【0054】置換判定信号XRDNが非活性(H)レベ
ルの場合、冗長選択信号XRD0〜XRD7は全てLレ
ベルであるので、冗長副行組選択信号RSS0,RSS
1は共にLいレベルとなっている。従って、冗長副行組
選択信号RSS0,RSS1が入力される4個のNAN
DゲートG61bの出力は全てHレベルとなる。また、
行アドレス信号のビットXA0,XA1が入力される4
個のNANDゲートG61aの出力は、これらビットX
A0,XA1に応じてそのうちの1つがLレベルとな
り、このLレベル出力が入力されるNANDゲートG6
1cの出力が接続される、副行選択信号SWDS0〜S
WDS3のうちの1つがHレベルとなる。そして、主行
デコーダ20−0〜20−3によって活性化レベルとな
っている1つの主行線と対応する副行線SWL0〜SW
L3のうちの1本と対応する副行(メモリセル行)が選
択される。このとき冗長主行選択信号RXD0〜RXD
3は全て非活性レベルであるので、冗長副行ドライバ3
2−0〜32−3に副行選択信号SWDS0〜SWDS
3が入力されても、冗長副行(冗長メモリセル行)が選
択されることはない。
【0055】置換判定信号XRDNが活性レベル(L)
の場合、個のNANDゲートG61aの出力は全てHレ
ベルとなる。また、行アドレス信号のビットXA0及び
その反転信号、並びに自副行組選択信号RSS0,RS
S1が入力される4個のNANDゲートG61bのうち
の1つの出力が、これら入力信号に応じてLレベルとな
り、この出力が入力されるNANDゲートG61cに接
続される。冗長副行選択信号RSWS0〜RSWS3の
うちの1つがHレベルとなる。そして、冗長主行選択信
号RXD0〜RXD3のうちの活性レベルの信号と対応
する冗長副行ドライバ(32−0〜32−3のうちの1
つ、例えば32−3)によって、この冗長副行ドライバ
と対応する冗長セルアレイ(11b−3)のHレベルの
冗長副行選択信号(RSWS0〜RSWS3のうちの1
つ、例えばRSWS0)と対応する冗長副行線(RSW
0)と接続する冗長メモリセル行が選択される。このと
き、副行ドライバ30−0〜30−3にも冗長副行選択
信号RSWS0〜RSWS3が入力されるが、置換判定
信号XRDNが活性レベルのLレベルとなっているの
で、行デコーダ活性化信号XDCE0〜XDCE3は全
て非活性レベル(L)であるので、セルアレイブロック
10b−0〜10b−3のメモリセル行が選択されるこ
とはない。
【0056】この第5の実施の形態では、副行及び冗長
副行を選択するための信号配線数を、第4の実施の形態
の半分に低減することができ、その分チップ面積を小さ
くすることができる。すなわち、第2の従来例に比べ、
チップ面積を増大させることなく置換の自由度を上げる
ことができる。
【0057】図15は本発明の第6の実施の形態を示す
ブロック図である。
【0058】この第6の実施の形態が前述の第4の実施
の形態と相違する点は、第4の実施の形態の冗長副行組
選択回路60が2ビットの冗長副行組選択信号RSS
0,RSS1を発生する回路であるのに対し第6の実施
の形態の冗長副行組選択回路60aは1ビットの冗長副
行組選択信号RSS1を出力する回路とし、冗長副行デ
コーダを、この冗長副行組選択信号RSS1と行アドレ
ス信号XAのうちの最下位ビットXA0と置換判定信号
XRDNとに従って冗長副行選択信号RSWS(RSW
S0〜RSWS3)を発生する回路として62aとした
点にある。
【0059】冗長副行組選択回路60aの具体的な回路
例及びその入出力信号のレベル関係を示す図を図16
(a),(b)に、冗長副行デコーダ62aの具体的な
回路例を図17に示す。
【0060】第5,第6の実施の形態においては、冗長
副行(冗長メモリセル行)の組は2つであるので、これ
らの組を選択する冗長副行組選択信号は2つの状態を取
ることができればよい。そこで、図16(b)に示すよ
うに、活性レベルの冗長選選択信号XRD0〜XRD7
と1ビットの冗長副行組選択信号RSS1のレベルとを
対応付ける。図16(a)から分かるように、XRD
0,XRD2,XRD4,XRD6に対して論理が取ら
れないので、入力行アドレスが全ての置換アドレスプロ
グラム50a−0〜50a−7の記憶アドレスと一致し
ない場合と、XRD0,XRD2,XRD4,XRD6
のいずれかかHレベルの場合は共に、RSS1がLレベ
ルとなる。しかし、これらは置換判定信号XRDNのH
レベル,Lレベルの違いとなって現れるのでRSS1の
2つの状態を区別することが可能である。今、置換アド
レスプログラム回路50a−0〜50a−7に入力され
ない行アドレス信号XAのビットの数をN(Nは0以上
の整数)、各冗長主行線に接続される冗長副行の数を2
のA乗(AはN以上の整数)と仮定する。このとき、1
台の置換アドレスプログラム回路当たりの2のN乗の冗
長副行が置換対象となるため、冗長副行の組は2の(A
−N)乗個できる。そのため、冗長副行エンコーダ62
aでは、複数の冗長選択信号XRDの配線が(A−N)
ビットの冗長副行組選択信号へ変換される。つまり、こ
の第6の実施の形態においては、A=2,N=1である
から、8本の冗長選択信号XRDの配線が1本の冗長副
行組選択信号へ変換されることになる。
【0061】冗長副行デコーダ62aでは、置換判定信
号XRDNが非活性レベル(H)であれば冗長副行選択
信号RSWS0〜RSWS3全てを非活性レベル(L)
とし、置換判定信号XRDNが活性レベル(L)冗長副
行組選択信号RSS1と行アドレス信号の最下位ビット
XA0とに従って、(デコードして)冗長副行選択信号
RSWS0〜RSWS3のうちの1つを活性レベル
(H)とする。
【0062】図18は本発明の第7の実施の形態を示す
ブロック図である。
【0063】この第7の実施の形態は、第6の実施の形
態における副行デコーダ4aと冗長副行デコーダ62a
とを一体化すると共に、これらデコーダの出力の副行選
択信号SWDS0〜SWDS3及び冗長副行選択信号R
SWS0〜RSWS3を共用の信号出力端から出力する
ようにして副行/冗長副行デコーダ61aとし、副行選
択信号SWDS0〜SWDS3及び冗長副行選択信号R
SWS0〜RSWS3を共用の配線で伝達するようにし
たものである。
【0064】図19に副行/冗長副行デコーダ61aの
具体的な回路例を示す。
【0065】置換判定信号XRDNが非活性レベル
(H)の場合、4つのNANDゲートG61dの出力は
全てHレベルとなる。一方、行アドレス信号のビットX
A0,XA1に応じて4つのNANDゲートG61aの
内の一つの出力がLレベルとなり、それが入力されるN
ANDゲートG61cに接続される副行選択信号SWD
SがHレベルとなる。そして、この副行選択信号SWD
Sに対応する副行線のメモリセル行が選択される。
【0066】逆に置換判定信号XRDNがLレベルの場
合、4つのNANDゲートG61aの出力は全てHレベ
ルとなる。一方、行アドレス信号のビットXA0のレベ
ル(H/L)とRSS1のレベルのレベルに応じて4つ
のNANDゲートG61dの内の一つの出力がLレベル
となり、これが入力されるNANDゲートG61cに接
続する冗長副行選択信号RSWSがHレベルとなり、こ
の信号と対応する冗長メモリセル行が選択される。
【0067】この第7の実施の形態では、副行及び冗長
副行を選択するための信号配線数を第6の実施の形態の
半分に提言することができ、その分チップ面積を小さく
することができる。すなわち、第2の従来例に比べチッ
プ面積を増大させることなく置換の自由度を上げること
ができる。
【0068】なお、第6,第7の実施の形態において、
冗長副行組選択回路60aに入力される冗長選択信号X
RD0,XRD2,XRD4,XRD6の信号配線は省
略することができる。
【0069】図20は本発明の第8の実施の形態を示す
ブロック図である。
【0070】この第8の実施の形態は、前述した第3の
実施の形態と第7の実施の形態とを組合せたものであ
る。
【0071】この第8の実施の形態においては、セルア
レイ・ブロック10b−0〜10b−3等の側面に配置
された、冗長主行線RMWを選択するための信号配線数
を低減してチップ面積を小さくすることができ、かつ、
チップ面積を増大させることなく置換の自由度の上げる
ことができる。
【0072】第8の実施の形態においては、第3の実施
の形態と第7の実施の形態とを組合せたものとしたが、
第3の実施の形態と第5の実施の形態とを組合せること
もでき、この場合にも、第8の実施の形態と同様の効果
がある。また、第3の実施の形態と第4及び第6の実施
の形態のうちの一方とを組合せることもできるが、この
場合、副行選択信号SWDSと冗長副行選択信号RSW
Sとが別々の配線で伝達されるので、その分、第8の実
施の形態等よりチップ面積が増大する。
【0073】また、第1,第3の実施の形態等において
も、置換判定回路52を、通常のNORゲートGTDに
よる回路としたが、図21に示すように、ワイヤード型
の論理回路とすることができる。同様に、第1の実施の
形態における冗長行エンコーダ7、第3の実施の形態等
における冗長主行エンコーダ9は通常のNORゲートに
よる回路構成となっているが、図22に示すように、ワ
イヤード型の論理回路とすることができる。
【0074】図21,図22の回路において、節点PR
E52,PRE9a,PRE9bは、行選択動作が非活
性状態の時にプリチャージ信号XPREがLレベルとな
ることにより、Pチャンネル・トランジスタTp52
a,Tp9a,Tp9cがオンするため、Hレベルにプ
リチャージされている。そして行選択動作が活性化状態
になると、プリチャージ信号XPREがHレベルとな
り、Pチャンネル・トランジスタTp52a,Tp9
a,Tp9cがオンしてプリチャージが終了する。な
お、Pチャンネル・トランジスタTp52b,Tp9
b,Tp9dは、節点PRE52,PRE9a,PRE
9bのフローティング防止のためであり、電流駆動能力
はNチャンネル・トランジスタTn52a,Tn9a等
に比べて十分小さくて良い。
【0075】その後、行アドレス信号XAが置換アドレ
ス・ブロックの数、主行線に対する副行線,副行(メモ
リセル行)の数、冗長セルアレイの数、1つの冗長セル
アレイに含まれる冗長主行線の数及び1本の冗長主行線
に対する冗長副行線,冗長副行(冗長メモリセル行)の
数、置換アドレスプログラム回路の数等は一例であっ
て、これに限定されるものではなく、任意に設定するこ
とができる。
【0076】また、これら実施の形態では、行単位で置
換が行なわれる場合について説明したが、列単位で置換
が行なわれる場合についても同様に本発明を適用するこ
とができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、冗長選択
信号,冗長主行選択信号をコード化して、複数のセルア
レイ・ブロック等の側面に配置された、冗長行(列),
冗長主行(列)を選択するための信号の配線数を低減す
る構成としたので、チップ面積を小さくすることがで
き、かつ、大容量化が進展しても、チップ面積が増大す
るのを抑えることができ、また、複数のセルアレイ・ブ
ロック中の欠陥メモリセル行(列)を、これらセルアレ
イ・ブロックとは無関係に冗長メモリセル行(列)と置
換できる構成としたので、置換の自由度を増大させてチ
ップの歩留りを上げることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】図1に示された実施の形態の冗長行エンコーダ
の具体的な回路例を示す回路図及びその入出力信号のレ
ベル関係を示す図である。
【図3】図1に示された実施の形態のブロック制御部の
具体的な回路例を示す回路図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図5】図4に示された実施の形態の冗長行エンコーダ
の具体的な回路例を示す回路図及びその入出力信号のレ
ベル関係を示す図である。
【図6】図4に示された実施の形態の冗長行デコーダの
具体的な回路例を示す回路図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図8】図7に示された実施の形態の冗長主行エンコー
ダの具体的な回路例を示す回路図及びその入出力信号の
レベル関係を示す図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図10】図9に示された実施の形態の冗長副行組選択
回路の具体的な回路例を示す回路図及びその入出力信号
のレベル関係を示す図である。
【図11】図9に示された実施の形態の副行デコーダの
具体的な回路例を示す回路図である。
【図12】図9に示された実施の形態の冗長副行デコー
ダの具体的な回路例を示す回路図である。
【図13】本発明の第5の実施の形態を示すブロック図
である。
【図14】図13に示された実施の形態の副行/冗長副
行デコーダの具体的な回路例を示す回路図である。
【図15】本発明の第6の実施の形態を示すブロック図
である。
【図16】図15に示された実施の形態の冗長副行組選
択回路の具体的な回路例を示す回路図及びその入出力信
号のレベル関係を示す図である。
【図17】図15に示された実施の形態の冗長副行デコ
ーダの具体的な回路例を示す回路図である。
【図18】本発明の第7の実施の形態を示すブロック図
である。
【図19】図18に示された実施の形態の副行/冗長副
行デコーダの具体的な回路例を示す回路図である。
【図20】本発明の第8の実施の形態を示すブロック図
である。
【図21】本発明の実施の形態における置換判定回路の
変形例を示す回路図である。
【図22】本発明の実施の形態における冗長主行デコー
ダの変形例を示す回路図である。
【図23】従来の半導体記憶装置の第1の例を示すブロ
ック図である。
【図24】図23に示された半導体記憶装置の置換アド
レスプログラム回路の具体的な回路例を示す回路図であ
る。
【図25】図23に示された半導体記憶装置のブロック
制御部の具体的な回路例を示す回路図である。
【図26】従来の半導体記憶装置の第2例のブロック図
である。
【図27】図26に示された半導体記憶装置の置換アド
レスプログラム回路の具体的な回路例を示す回路図であ
る。
【図28】図26に示された半導体記憶装置のブロック
制御部の具体的な回路例を示す図である。
【図29】図26に示された半導体記憶装置の冗長副行
ドライバの具体的な回路例を示す回路図である。
【符号の説明】
1,1a 行プリデコーダ 2 ブロックセレクタ 3−0〜3−3,3x−0〜3x−3 ブロック制御
部 4,4a 副行デコーダ 5 列デコーダ 6−0〜6−3 センス増幅部 7,7a 冗長行エンコーダ 8 主行プリデコーダ 9,9a 冗長主行エンコーダ 10−0〜10−3,10a−0〜10a−3,10b
−0〜10b−3セルアレイ・ブロック 11−0〜11−3,11a−0〜11a−3,11b
−0〜11b−3冗長セルアレイ 20−0〜20−3 主行デコーダ 22−0〜22−3 冗長主行ドライバ 30−0〜30−3 副行ドライバ 32−0〜32−3 冗長副行ドライバ 34−0〜34−3 冗長行ドライバ 40−0〜40−3 行デコーダ 42−0〜42−3 冗長行デコーダ 50−0〜0−15,50a−0〜50a−7 置換
アドレスプログラム回路 51 冗長主行選択回路 52,52a,52b 置換判定回路 60,60a 冗長副行組選択回路 61,61a 副行/冗長副行デコーダ 62,62a 冗長副行デコーダ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセル行をそれぞれ含む複数
    のセルアレイ・ブロックと、これら複数のセルアレイブ
    ロック中に欠陥メモリセル行が存在するときこの欠陥メ
    モリセル行のアドレスを記憶しておき入力された行アド
    レス信号のアドレス値がこの記憶しておいたアドレスと
    一致したとき活性レベルの冗長選択信号を出力する複数
    の置換アドレスプログラム回路と、複数の冗長メモリセ
    ル行と、前記複数の置換アドレスプログラム回路からの
    複数の冗長選択信号のうちに活性レベルの冗長選択信号
    があるとき前記複数の冗長メモリセル行のうちのこの活
    性レベルの冗長選択信号と対応する冗長メモリセル行を
    選択すると共に、前記複数のセルアレイ・ブロックのメ
    モリセル行の選択を禁止する置換制御部とを有する半導
    体記憶装置であって、前記複数の冗長選択信号を前記複
    数の置換アドレスプログラム回路に近い位置でコード化
    して出力する冗長選択信号エンコーダを設け、前記置換
    制御部を、前記冗長選択信号エンコーダの出力信号をデ
    コードして前記複数の冗長選択信号のうちの活性レベル
    と対応する冗長メモリセル行を選択する回路としたこと
    を特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 複数の冗長メモリセル行が所定の複数ず
    つの複数組に区分されてこれら複数組それぞれに対し1
    本ずつの割合で設けられた複数の冗長主行線を備え、複
    数の置換アドレスプログラム回路からの複数の冗長選択
    信号のうちに活性レベルの冗長選択信号があるとき前記
    複数の冗長主行線のうちのこの活性レベルの冗長選択信
    号と対応する冗長主行線を選択し、この選択された冗長
    主行線と対応する複数の冗長メモリセル行のうちの1行
    を所定の信号の所定のビットで選択する2段階の行選択
    構造を有する半導体記憶装置であって、冗長選択信号エ
    ンコーダを、前記複数の冗長選択信号をコード化して冗
    長主行選択エンコード信号を出力する回路とし、置換制
    御部を、前記冗長主行選択エンコード信号をデコードし
    て前記複数の冗長主行線のうちの1本を選択してこの選
    択された冗長主行線と対応する複数の冗長メモリセル行
    のうちの1行を前記所定の信号の所定のビットで選択す
    る回路とした請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 複数のメモリセル行をそれぞれ含む複数
    のセルアレイ・ブロックと、これら複数のセルアレイブ
    ロックそれぞれの複数のメモリセル行を所定の複数ずつ
    の複数組に区分しこれら複数組それぞれに対し1本ずつ
    の割合で設けられた複数の主行線と、前記複数のセルア
    レイ・ブロックそれぞれと対応して設けられた行アドレ
    ス信号の所定の第1のビット群によって対応するセルア
    レイ・ブロックの複数の主行線のうちの1つを選択する
    複数の主行線選択手段と、前記複数のセルアレイ・ブロ
    ックそれぞれと対応して設けられ選択された主行線と対
    応する複数のメモリセル行のうちの1行を前記行アドレ
    ス信号の所定の第2のビット群によって選択する副行選
    択手段と、前記複数のセルアレイ・ブロック中に欠陥メ
    モリセル行が存在するときこの欠陥メモリセル行のアド
    レスを記憶しておき前記行アドレス信号のアドレス値が
    この記憶しておいたアドレスと一致したとき活性レベル
    の冗長選択信号を出力する複数の置換アドレスプログラ
    ム回路と、複数の冗長メモリセル行と、これら複数の冗
    長メモリセル行を所定の複数ずつの複数組に区分しこれ
    ら複数組それぞれに対し1本ずつの割合で設けられた複
    数の冗長主行線と、前記複数の置換アドレスプログラム
    回路からの複数の冗長選択信号のうちに活性レベルの冗
    長選択信号があるとき前記複数の冗長主行線のうちのこ
    の活性レベルの冗長選択信号と対応する冗長主行線を選
    択すると共に前記複数のセルアレイ・ブロックのメモリ
    セル行の選択を禁止する第1の置換制御手段と、前記複
    数の冗長選択信号のうちに活性レベルの冗長選択信号が
    あるとき前記第1の置換制御手段で選択された冗長主行
    線と対応する複数の冗長メモリセル行のうちの前記活性
    レベル冗長選択信号と対応する1行の冗長メモリセル行
    を選択する第2の置換制御手段とを有することを特徴と
    する半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 複数の置換アドレスプログラム回路それ
    ぞれを、複数のセルアレイ・ブロックに含まれる全ての
    メモリセル行が選択可能な行アドレス信号の所定の第3
    のビット以外のビットと対応する記憶素子により欠陥メ
    モリセル行のアドレスの所定のビットを記憶する回路と
    し、第2の置換制御手段を、前記複数の置換アドレスプ
    ログラム回路からの複数の冗長選択信号と前記第3のビ
    ットとにより、選択された冗長主行線と対応する複数の
    冗長メモリセル行のうち1行を選択する回路とした請求
    項3記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 第2の置換制御手段を、複数の冗長主行
    線それぞれと対応する複数の冗長メモリセル行を所定数
    ずつの複数組に分けこれら複数組のうちの1つを選択す
    るための冗長副行組選択信号を複数の冗長選択信号に従
    って発生する冗長副行組選択回路と、行アドレス信号の
    所定の第3のビット及び前記冗長副行組選択信号に従っ
    て前記複数の冗長メモリセル行のうちの1行を選択する
    ための冗長副行選択信号を発生する冗長副行デコーダと
    を含む回路とし、副行選択手段を、行アドレス信号の所
    定の第2のビット群、及び前記複数の冗長選択信号のう
    ちの活性レベルのものがあるとき活性レベルとなる置換
    判定信号に従って複数の主行線それぞれと対応する複数
    のメモリセルのうちの1行を選択するための副行選択信
    号を発生する副行デコーダを含む回路とした請求項4記
    載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 冗長副行デコーダと副行デコーダとを一
    体化すると共に冗長副行選択信号と副行選択信号とを共
    用の信号出力端から出力する回路として副行/冗長副行
    デコーダとし、前記冗長副行選択信号と前記副行選択信
    号とを共用の信号配線により伝達するようにした請求項
    5記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 冗長副行デコーダを、行アドレス信号の
    所定の第3のビット及び冗長副行組選択信号並びに置換
    判定信号に従って冗長副行選択信号を発生する回路と
    し、前記冗長副行組選択信号のビット数を、前記置換判
    定信号相当分だけ少くした請求項5記載の半導体記憶装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の半導体記憶装置と請求項
    3記載の半導体記憶装置とを組合せた半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 メモリセル行をメモリセル列とし、行ア
    ドレス信号を列アドレス信号とし、冗長メモリセル行を
    冗長メモリセル列とした請求項1記載の半導体記憶装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項2記載の半導体記憶装置の冗長
    メモリセル行を冗長メモリセル列とし、冗長主行線を冗
    長主列線とし、1行を1列とし、行選択構造を列選択構
    造とし、冗長主行選択エンコード信号を冗長主列選択エ
    ンコード信号とした請求項9記載の半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 メモリセル行をメモリセル列とし、主
    行線を主列線とし、主行線選択手段を主列線選択手段と
    し、副行選択手段を副列選択手段とし、冗長メモリセル
    行を冗長メモリセル列とし、冗長主行線を冗長主列線と
    し、1行を1列とした請求項3記載の半導体記憶装置。
JP13715296A 1996-05-30 1996-05-30 半導体記憶装置 Expired - Fee Related JP3220009B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13715296A JP3220009B2 (ja) 1996-05-30 1996-05-30 半導体記憶装置
US08/865,164 US5798973A (en) 1996-05-30 1997-05-29 Semiconductor memory device having redundant memory cells
KR1019970022161A KR100266524B1 (ko) 1996-05-30 1997-05-30 리던던트메모리셀을구비한반도체메모리디바이스

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13715296A JP3220009B2 (ja) 1996-05-30 1996-05-30 半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09320292A true JPH09320292A (ja) 1997-12-12
JP3220009B2 JP3220009B2 (ja) 2001-10-22

Family

ID=15192043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13715296A Expired - Fee Related JP3220009B2 (ja) 1996-05-30 1996-05-30 半導体記憶装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5798973A (ja)
JP (1) JP3220009B2 (ja)
KR (1) KR100266524B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0945802A2 (en) * 1998-03-25 1999-09-29 Nec Corporation Semiconductor memory device with redundancy
WO2005006345A1 (ja) * 2003-07-15 2005-01-20 Elpida Memory, Inc. 半導体記憶装置

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10241398A (ja) * 1997-02-28 1998-09-11 Nec Corp 半導体メモリ装置
US6115286A (en) * 1997-03-05 2000-09-05 Siemens Aktiengesellschaft Data memory
JP3016373B2 (ja) * 1997-04-24 2000-03-06 日本電気株式会社 半導体記憶装置
US6055611A (en) * 1997-07-09 2000-04-25 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for enabling redundant memory
US5933387A (en) * 1998-03-30 1999-08-03 Richard Mann Divided word line architecture for embedded memories using multiple metal layers
JPH11339493A (ja) * 1998-05-27 1999-12-10 Mitsubishi Electric Corp 同期型半導体記憶装置
DE19836578C2 (de) * 1998-08-12 2000-08-17 Siemens Ag Integrierter Speicher mit Interblockredundanz
JP2000235800A (ja) * 1999-02-12 2000-08-29 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置
KR100345679B1 (ko) * 1999-12-24 2002-07-27 주식회사 하이닉스반도체 메인 워드라인 대치방식의 로우 리페어를 갖는 반도체메모리 장치
KR100386950B1 (ko) * 2000-07-12 2003-06-18 삼성전자주식회사 워드 라인 순차적 비활성화가 가능한 반도체 메모리장치의 디코딩 회로
KR100499640B1 (ko) * 2003-04-21 2005-07-07 주식회사 하이닉스반도체 로오 리던던시 회로 및 리페어 방법
JP2008021390A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Toshiba Corp 半導体記憶装置
KR20180033670A (ko) * 2016-09-26 2018-04-04 에스케이하이닉스 주식회사 반도체 메모리 장치 및 그의 동작 방법

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2769659B2 (ja) * 1991-09-19 1998-06-25 三菱電機株式会社 半導体記憶装置
JP3040625B2 (ja) * 1992-02-07 2000-05-15 松下電器産業株式会社 半導体記憶装置
JPH0793990A (ja) * 1992-07-10 1995-04-07 Texas Instr Japan Ltd 半導体メモリ装置及び欠陥メモリセル救済回路
US5381370A (en) * 1993-08-24 1995-01-10 Cypress Semiconductor Corporation Memory with minimized redundancy access delay
US5502676A (en) * 1995-04-24 1996-03-26 Motorola, Inc. Integrated circuit memory with column redundancy having shared read global data lines
US5673227A (en) * 1996-05-14 1997-09-30 Motorola, Inc. Integrated circuit memory with multiplexed redundant column data path

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0945802A2 (en) * 1998-03-25 1999-09-29 Nec Corporation Semiconductor memory device with redundancy
EP0945802A3 (en) * 1998-03-25 2000-04-19 Nec Corporation Semiconductor memory device with redundancy
US6175527B1 (en) 1998-03-25 2001-01-16 Nec Corporation Semiconductor memory device having reduced component count and lower wiring density
WO2005006345A1 (ja) * 2003-07-15 2005-01-20 Elpida Memory, Inc. 半導体記憶装置
US7417908B2 (en) 2003-07-15 2008-08-26 Elpida Memory, Inc. Semiconductor storage device
US7613056B2 (en) 2003-07-15 2009-11-03 Elpida Memory, Inc. Semiconductor memory device

Also Published As

Publication number Publication date
KR100266524B1 (ko) 2000-09-15
JP3220009B2 (ja) 2001-10-22
US5798973A (en) 1998-08-25
KR970077639A (ko) 1997-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3040625B2 (ja) 半導体記憶装置
JP3386547B2 (ja) リダンダンシ回路装置
US5581508A (en) Semiconductor memory having sub-word line replacement
US5548225A (en) Block specific spare circuit
JP3220009B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2001273787A (ja) 半導体記憶装置
JP2919213B2 (ja) 半導体メモリ装置
US7317645B2 (en) Redundancy repair circuit and a redundancy repair method therefor
JP2002334594A (ja) ローリペア回路を有する半導体メモリ装置
JPH11273394A (ja) ドメインへの冗長要素グル―プの選択的割当てによる高信頼性半導体集積回路メモリ
KR100307567B1 (ko) 용장회로를구비한반도체기억장치
JPH10172295A (ja) 冗長セルアレーを有する半導体メモリ装置
US6320801B1 (en) Redundancy circuit and redundancy method for semiconductor memory device
KR100310270B1 (ko) 반도체메모리장치
US5757716A (en) Integrated circuit memory devices and methods including programmable block disabling and programmable block selection
US6175527B1 (en) Semiconductor memory device having reduced component count and lower wiring density
JP4152736B2 (ja) 半導体記憶装置
US6813198B2 (en) Semiconductor memory device and method of repairing the same
US6262923B1 (en) Semiconductor memory device with redundancy function
JPH06309875A (ja) 半導体メモリ装置のデコーディング回路及びデコーディング方法
JP2999477B2 (ja) 半導体記憶装置
KR19990077820A (ko) 각각의 뱅크에 대한 용장치환선택신호를 출력하기위한 반도체 메모리장치
KR0172352B1 (ko) 반도체 메모리 장치의 컬럼 리던던시 제어회로
US5875194A (en) Repairing efficiency by gray code
JPH09213096A (ja) 半導体記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990105

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees