JPH09320202A - 音声・映像データ記録・再生装置およびその方法 - Google Patents
音声・映像データ記録・再生装置およびその方法Info
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- JPH09320202A JPH09320202A JP8132103A JP13210396A JPH09320202A JP H09320202 A JPH09320202 A JP H09320202A JP 8132103 A JP8132103 A JP 8132103A JP 13210396 A JP13210396 A JP 13210396A JP H09320202 A JPH09320202 A JP H09320202A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】少ないハードウェア量で音声・映像データの任
意の部分を信頼性高く記録・再生する。 【解決手段】ディスクアレイコントローラ70は、第1
〜第4チャネルの音声・映像データをハードディスク装
置522a,522c,522e,522gに配分して
それぞれ記録させ、第1〜第4チャネルの音声・映像デ
ータの全てをミラーハードディスク装置74に重複して
記録させる。再生時、ハードディスク装置522a,5
22c,522e,522gに障害が発生していない場
合には、これらのハードディスク装置から、障害が生じ
ている場合には、ミラーハードディスク装置74から再
生要求された音声・映像データが再生される。
意の部分を信頼性高く記録・再生する。 【解決手段】ディスクアレイコントローラ70は、第1
〜第4チャネルの音声・映像データをハードディスク装
置522a,522c,522e,522gに配分して
それぞれ記録させ、第1〜第4チャネルの音声・映像デ
ータの全てをミラーハードディスク装置74に重複して
記録させる。再生時、ハードディスク装置522a,5
22c,522e,522gに障害が発生していない場
合には、これらのハードディスク装置から、障害が生じ
ている場合には、ミラーハードディスク装置74から再
生要求された音声・映像データが再生される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声・映像データ
を、ハードディスク装置等のランダムアクセス可能な記
録装置に記録し、記録した音声・映像データを再生する
音声・映像データ記録・再生装置およびその方法に関す
る。
を、ハードディスク装置等のランダムアクセス可能な記
録装置に記録し、記録した音声・映像データを再生する
音声・映像データ記録・再生装置およびその方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】複数
のハードディスク装置を並列に接続し、ランダムアクセ
ス可能で、しかも、記録容量が非常に大きい記録装置
(ハードディスクアレイ装置)が実用化されている。ま
た、ディジタル形式の音声データおよび映像データある
いはこれらのいずれか(音声・映像データ)を編集処理
するためには、実質的にシーケンシャルアクセスのみが
可能なテープ記録媒体に記録するよりも、上述のハード
ディスクアレイ装置に音声・映像データを記録して、音
声・映像データの任意の部分を再生して編集処理を行う
ほうが便利である。
のハードディスク装置を並列に接続し、ランダムアクセ
ス可能で、しかも、記録容量が非常に大きい記録装置
(ハードディスクアレイ装置)が実用化されている。ま
た、ディジタル形式の音声データおよび映像データある
いはこれらのいずれか(音声・映像データ)を編集処理
するためには、実質的にシーケンシャルアクセスのみが
可能なテープ記録媒体に記録するよりも、上述のハード
ディスクアレイ装置に音声・映像データを記録して、音
声・映像データの任意の部分を再生して編集処理を行う
ほうが便利である。
【0003】しかしながら、音声・映像データのデータ
レートは通常、30Mbps程度と高く、音声・映像デ
ータを高速に記録し、記録した音声・映像データの任意
の部分を再生するためには、記録媒体へのアクセス時間
を極力、短くして、能率よく記録・再生を行う必要があ
る。また、例えば、多くの音声・映像データを接続して
長時間の番組用の音声・映像データを制作するといった
複雑な編集処理を行う場合には、音声・映像データ用の
記録装置を複数接続する必要がある。一方、複数の音声
・映像データ用の記録装置を接続するためには多くのケ
ーブルが必要となり、装置の設置が困難で、費用がかか
る。また、複数の音声・映像データそれぞれに対する記
録・再生動作の制御が困難で、能率よい編集処理が難し
い。
レートは通常、30Mbps程度と高く、音声・映像デ
ータを高速に記録し、記録した音声・映像データの任意
の部分を再生するためには、記録媒体へのアクセス時間
を極力、短くして、能率よく記録・再生を行う必要があ
る。また、例えば、多くの音声・映像データを接続して
長時間の番組用の音声・映像データを制作するといった
複雑な編集処理を行う場合には、音声・映像データ用の
記録装置を複数接続する必要がある。一方、複数の音声
・映像データ用の記録装置を接続するためには多くのケ
ーブルが必要となり、装置の設置が困難で、費用がかか
る。また、複数の音声・映像データそれぞれに対する記
録・再生動作の制御が困難で、能率よい編集処理が難し
い。
【0004】本発明は、かかる観点からなされたもので
あり、ランダムアクセス可能な記録装置に音声・映像デ
ータを記録し、記録した音声・映像データの任意の部分
を再生することができ、編集処理に好適な音声・映像デ
ータ記録・再生装置およびその方法を提供することを目
的とする。また、本発明は、音声・映像データをランダ
ムアクセス可能な記録媒体に対して記録・再生する際の
アクセス時間を極力、短くし、能率よく音声・映像デー
タを記録・再生することができる音声・映像データ記録
・再生装置およびその方法を提供することを目的とす
る。
あり、ランダムアクセス可能な記録装置に音声・映像デ
ータを記録し、記録した音声・映像データの任意の部分
を再生することができ、編集処理に好適な音声・映像デ
ータ記録・再生装置およびその方法を提供することを目
的とする。また、本発明は、音声・映像データをランダ
ムアクセス可能な記録媒体に対して記録・再生する際の
アクセス時間を極力、短くし、能率よく音声・映像デー
タを記録・再生することができる音声・映像データ記録
・再生装置およびその方法を提供することを目的とす
る。
【0005】また、本発明は、複数の装置を接続して、
音声・映像データに対する複雑な編集処理を能率よく行
うことができ、しかも、複数の装置を接続する場合に
も、ケーブル接続等の物理的な接続を少なくすることが
できる音声・映像データ記録・再生装置およびその方法
を提供することを目的とする。また、本発明は、少ない
ハードウェア量で音声・映像データの任意の部分を信頼
性高く記録・再生することができ、小規模な編集システ
ムに好適な音声・映像データ記録・再生装置およびその
方法を提供することを目的とする。
音声・映像データに対する複雑な編集処理を能率よく行
うことができ、しかも、複数の装置を接続する場合に
も、ケーブル接続等の物理的な接続を少なくすることが
できる音声・映像データ記録・再生装置およびその方法
を提供することを目的とする。また、本発明は、少ない
ハードウェア量で音声・映像データの任意の部分を信頼
性高く記録・再生することができ、小規模な編集システ
ムに好適な音声・映像データ記録・再生装置およびその
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る音声・映像データ記録・再生装置は、
k個(kは整数、k≧2)の音声データおよび映像デー
タまたはこれらのいずれか(音声・映像データ)が、所
定の順番に多重化されたデータストリームを受信する受
信手段と、受信した前記データストリームから前記k個
の音声・映像データそれぞれを分離する分離手段と、分
離した前記k個の音声・映像データそれぞれを、ランダ
ムアクセス可能にそれぞれ記録するk個の第1の記録手
段と、分離した前記k個の音声・映像データの全てを、
ランダムアクセス可能に記録してバックアップする第2
の記録手段と、前記第1の記録手段それぞれから、また
は、前記第1の記録手段に障害が発生している場合には
前記第2の記録手段から、これらの記録手段に記録した
前記k個の音声・映像データを再生する再生手段と、再
生した前記k個の音声・映像データを前記所定の順番に
多重化し、前記データストリームを生成する多重化手段
とを有する。
に、本発明に係る音声・映像データ記録・再生装置は、
k個(kは整数、k≧2)の音声データおよび映像デー
タまたはこれらのいずれか(音声・映像データ)が、所
定の順番に多重化されたデータストリームを受信する受
信手段と、受信した前記データストリームから前記k個
の音声・映像データそれぞれを分離する分離手段と、分
離した前記k個の音声・映像データそれぞれを、ランダ
ムアクセス可能にそれぞれ記録するk個の第1の記録手
段と、分離した前記k個の音声・映像データの全てを、
ランダムアクセス可能に記録してバックアップする第2
の記録手段と、前記第1の記録手段それぞれから、また
は、前記第1の記録手段に障害が発生している場合には
前記第2の記録手段から、これらの記録手段に記録した
前記k個の音声・映像データを再生する再生手段と、再
生した前記k個の音声・映像データを前記所定の順番に
多重化し、前記データストリームを生成する多重化手段
とを有する。
【0007】本発明に係る音声・映像データ記録・再生
装置は、例えば、1つの番組を制作するため1本の番組
の映像データに接続される音声データおよび映像デー
タ、あるいは、それぞれバックグラウンドミュージック
(BGM)、背景音および効果音等を内容とする複数の
音声データを接続する編集処理に用いられる。本発明に
係る音声・映像データ記録・再生装置において、受信手
段は、例えば、k個のチャネルに対応する順番で音声・
映像データが多重化され、SDI(SMPTE−259
M)方式と同じ伝送レート(270Mbps)のシリア
ル・ディジタル伝送路を介して伝送されてきたデータス
トリームを受信する。
装置は、例えば、1つの番組を制作するため1本の番組
の映像データに接続される音声データおよび映像デー
タ、あるいは、それぞれバックグラウンドミュージック
(BGM)、背景音および効果音等を内容とする複数の
音声データを接続する編集処理に用いられる。本発明に
係る音声・映像データ記録・再生装置において、受信手
段は、例えば、k個のチャネルに対応する順番で音声・
映像データが多重化され、SDI(SMPTE−259
M)方式と同じ伝送レート(270Mbps)のシリア
ル・ディジタル伝送路を介して伝送されてきたデータス
トリームを受信する。
【0008】分離手段は、受信したデータストリームか
ら、例えばkチャネル対応の音声・映像データそれぞれ
を分離する。k個の第1の記録手段はそれぞれ、例え
ば、ハードディスクアレイ装置を構成するハードディス
ク装置であって、それぞれ上記kチャネルの音声・映像
データを記録する。第2の記録手段は、例えば、少なく
ともk個の第1の記録手段全体と同じ記録容量を有する
ハードディスク装置あるいはハードディスク装置の集合
であって、k分離されたkチャネル分の音声・映像デー
タの全てを記録し、バックアップする。つまり、k個の
第1の記録手段と第2の記録手段は、k:1の冗長構成
を採る。
ら、例えばkチャネル対応の音声・映像データそれぞれ
を分離する。k個の第1の記録手段はそれぞれ、例え
ば、ハードディスクアレイ装置を構成するハードディス
ク装置であって、それぞれ上記kチャネルの音声・映像
データを記録する。第2の記録手段は、例えば、少なく
ともk個の第1の記録手段全体と同じ記録容量を有する
ハードディスク装置あるいはハードディスク装置の集合
であって、k分離されたkチャネル分の音声・映像デー
タの全てを記録し、バックアップする。つまり、k個の
第1の記録手段と第2の記録手段は、k:1の冗長構成
を採る。
【0009】再生手段は、第1の記録手段が正常に音声
・映像データを再生可能な場合には、第1の記録手段か
ら任意のチャネルの音声・映像データを再生し、第1の
記録手段が正常に音声・映像データを再生できない場合
(障害が生じている場合)には、第2の記録手段にバッ
クアップされている音声・映像データを再生する。多重
化手段は、再生手段が再生した複数の音声・映像データ
を、kチャネル対応の元の順番に多重化し、上記SMP
TE−259Mに適合するデータストリームを生成し、
伝送路に対して送出する。
・映像データを再生可能な場合には、第1の記録手段か
ら任意のチャネルの音声・映像データを再生し、第1の
記録手段が正常に音声・映像データを再生できない場合
(障害が生じている場合)には、第2の記録手段にバッ
クアップされている音声・映像データを再生する。多重
化手段は、再生手段が再生した複数の音声・映像データ
を、kチャネル対応の元の順番に多重化し、上記SMP
TE−259Mに適合するデータストリームを生成し、
伝送路に対して送出する。
【0010】また、本発明に係る音声・映像データ記録
・再生方法は、k個(kは整数、k≧2)の音声データ
および映像データまたはこれらのいずれか(音声・映像
データ)が、所定の順番に多重化されたデータストリー
ムを受信し、受信した前記データストリームから前記k
個の音声・映像データそれぞれを分離し、分離した前記
k個の音声・映像データそれぞれを、ランダムアクセス
可能にそれぞれ記録し、分離した前記k個の音声・映像
データの全てを、ランダムアクセス可能に記録してバッ
クアップし、それぞれ記録した前記k個の音声・映像デ
ータ、または、これらk個の音声・映像データが再生で
きない場合にはバックアップした前記k個の音声・映像
データを再生し、再生した前記k個の音声・映像データ
を前記所定の順番に多重化し、前記データストリームを
生成する。
・再生方法は、k個(kは整数、k≧2)の音声データ
および映像データまたはこれらのいずれか(音声・映像
データ)が、所定の順番に多重化されたデータストリー
ムを受信し、受信した前記データストリームから前記k
個の音声・映像データそれぞれを分離し、分離した前記
k個の音声・映像データそれぞれを、ランダムアクセス
可能にそれぞれ記録し、分離した前記k個の音声・映像
データの全てを、ランダムアクセス可能に記録してバッ
クアップし、それぞれ記録した前記k個の音声・映像デ
ータ、または、これらk個の音声・映像データが再生で
きない場合にはバックアップした前記k個の音声・映像
データを再生し、再生した前記k個の音声・映像データ
を前記所定の順番に多重化し、前記データストリームを
生成する。
【0011】
【発明の実施の形態】第1実施形態 以下、本発明の第1の実施形態を説明する。図1は、第
1の実施形態における本発明に係る音声・映像編集シス
テム3の構成を示す図である。図1に示すように、音声
・映像編集システム3は、音声・映像データ記録・再生
装置1、SCSI(small computer system interface)
回路(SCSI回路)30,32および音声・映像編集
装置(AV編集装置)34から構成される。
1の実施形態における本発明に係る音声・映像編集シス
テム3の構成を示す図である。図1に示すように、音声
・映像編集システム3は、音声・映像データ記録・再生
装置1、SCSI(small computer system interface)
回路(SCSI回路)30,32および音声・映像編集
装置(AV編集装置)34から構成される。
【0012】図2は、図1に示した音声・映像データ記
録・再生装置1の構成を示す図である。図1および図2
に示すように、音声・映像データ記録・再生装置1は、
ディスクアレイコントローラ(array controller)10お
よびハードディスクアレイ12から構成され、ハードデ
ィスクアレイ12は、例えば9台のハードディスク装置
(HDD0〜HDD8)120a〜120iから構成さ
れる。
録・再生装置1の構成を示す図である。図1および図2
に示すように、音声・映像データ記録・再生装置1は、
ディスクアレイコントローラ(array controller)10お
よびハードディスクアレイ12から構成され、ハードデ
ィスクアレイ12は、例えば9台のハードディスク装置
(HDD0〜HDD8)120a〜120iから構成さ
れる。
【0013】音声・映像編集システム3(図1)におい
て、音声・映像編集装置34は、音声・映像データ記録
・再生装置1を制御用インターフェース(図示せず)を
介して制御し、音声・映像データ記録・再生装置1に音
声データおよび映像データまたはこれらのいずれか(音
声・映像データ)を再生させてSCSI回路30,32
を介して受け、編集処理を行い、編集処理後の音声・映
像データを音声・映像データ記録・再生装置1に対して
出力して記録させる。
て、音声・映像編集装置34は、音声・映像データ記録
・再生装置1を制御用インターフェース(図示せず)を
介して制御し、音声・映像データ記録・再生装置1に音
声データおよび映像データまたはこれらのいずれか(音
声・映像データ)を再生させてSCSI回路30,32
を介して受け、編集処理を行い、編集処理後の音声・映
像データを音声・映像データ記録・再生装置1に対して
出力して記録させる。
【0014】音声・映像データ記録・再生装置1(図
2)において、ディスクアレイコントローラ10は、制
御用インターフェースを介した音声・映像編集装置34
の制御に従い、音声・映像編集装置34から入力される
音声・映像データをデータブロック0,1,…にパリテ
ィデータPn(nは整数)を付加し、音声・映像データ
をハードディスクアレイ12のハードディスク装置12
0a〜120hに分配して記録させ、パリティデータP
nをハードディスク装置120iに記録させる。
2)において、ディスクアレイコントローラ10は、制
御用インターフェースを介した音声・映像編集装置34
の制御に従い、音声・映像編集装置34から入力される
音声・映像データをデータブロック0,1,…にパリテ
ィデータPn(nは整数)を付加し、音声・映像データ
をハードディスクアレイ12のハードディスク装置12
0a〜120hに分配して記録させ、パリティデータP
nをハードディスク装置120iに記録させる。
【0015】また、ディスクアレイコントローラ10
は、音声・映像編集装置34が制御用インターフェース
を介して再生を要求した音声・映像データのデータブロ
ックおよびそのパリティデータをハードディスク装置1
20a〜120iに再生させ、パリティチェックを行
い、SCSI回路30,32を介して音声・映像編集装
置34に対して出力する。
は、音声・映像編集装置34が制御用インターフェース
を介して再生を要求した音声・映像データのデータブロ
ックおよびそのパリティデータをハードディスク装置1
20a〜120iに再生させ、パリティチェックを行
い、SCSI回路30,32を介して音声・映像編集装
置34に対して出力する。
【0016】まず、音声・映像編集システム3におい
て、音声・映像データを音声・映像データ記録・再生装
置1に記録する際の動作を説明する。音声・映像編集装
置34は、制御用インターフェースを介して音声・映像
データ記録・再生装置1を制御して記録動作を開始させ
る。さらに、音声・映像編集装置34は、SCSI回路
30,32を介して、例えば、編集処理済の音声・映像
データのデータブロック0,1,…,15を、順次、音
声・映像データ記録・再生装置1に対して出力する。
て、音声・映像データを音声・映像データ記録・再生装
置1に記録する際の動作を説明する。音声・映像編集装
置34は、制御用インターフェースを介して音声・映像
データ記録・再生装置1を制御して記録動作を開始させ
る。さらに、音声・映像編集装置34は、SCSI回路
30,32を介して、例えば、編集処理済の音声・映像
データのデータブロック0,1,…,15を、順次、音
声・映像データ記録・再生装置1に対して出力する。
【0017】音声・映像データ記録・再生装置1のディ
スクアレイコントローラ10は、図2に示すように、順
次、入力される音声・映像データのデータブロック0,
1,…,15それぞれに対するパリティデータPnを生
成し、データブロック0,1,…,15の内、データブ
ロック0,8をハードディスク装置120aに配分し、
データブロック1,9をハードディスク装置120bに
配分し、データブロック2,10をハードディスク装置
120cに配分し、データブロック3,11をハードデ
ィスク装置120dに配分し、データブロック4,12
をハードディスク装置120eに配分し、データブロッ
ク5,13をハードディスク装置120fに配分し、デ
ータブロック6,14をハードディスク装置120gに
配分し、データブロック7,15をハードディスク装置
120hに配分して記録させ、生成したパリティデータ
をハードディスク装置120iに記録させる。なお、こ
のように、ハードディスク装置120iを除くハードデ
ィスク装置120a〜120hにデータを配分し、記録
することをストライピングと呼ぶ。また、パリティ等の
エラー訂正符号を付さずにストライピングのみを行う方
式をRAIDレベル0とも呼ぶ。また、音声・映像編集
システム3におけるように、音声・映像データにパリテ
ィを付して記録する方式を、RAIDレベル3とも呼
ぶ。
スクアレイコントローラ10は、図2に示すように、順
次、入力される音声・映像データのデータブロック0,
1,…,15それぞれに対するパリティデータPnを生
成し、データブロック0,1,…,15の内、データブ
ロック0,8をハードディスク装置120aに配分し、
データブロック1,9をハードディスク装置120bに
配分し、データブロック2,10をハードディスク装置
120cに配分し、データブロック3,11をハードデ
ィスク装置120dに配分し、データブロック4,12
をハードディスク装置120eに配分し、データブロッ
ク5,13をハードディスク装置120fに配分し、デ
ータブロック6,14をハードディスク装置120gに
配分し、データブロック7,15をハードディスク装置
120hに配分して記録させ、生成したパリティデータ
をハードディスク装置120iに記録させる。なお、こ
のように、ハードディスク装置120iを除くハードデ
ィスク装置120a〜120hにデータを配分し、記録
することをストライピングと呼ぶ。また、パリティ等の
エラー訂正符号を付さずにストライピングのみを行う方
式をRAIDレベル0とも呼ぶ。また、音声・映像編集
システム3におけるように、音声・映像データにパリテ
ィを付して記録する方式を、RAIDレベル3とも呼
ぶ。
【0018】次に、音声・映像編集システム3におい
て、音声・映像データを音声・映像データ記録・再生装
置1から再生する際の動作を説明する。音声・映像編集
装置34は、制御用インターフェースを介して音声・映
像データ記録・再生装置1を制御して、例えば、音声・
映像データの再生動作を開始させる。音声・映像データ
記録・再生装置1のディスクアレイコントローラ10
は、ハードディスク装置120a,120iを制御し、
音声・映像データのデータブロックおよびそのパリティ
データPnを順次、再生させる。さらに、ディスクアレ
イコントローラ10は、再生させたパリティビットを用
いて音声・映像データに対するパリティチェックを行
い、SCSI回路30,32を介して音声・映像編集装
置34に対して出力する。
て、音声・映像データを音声・映像データ記録・再生装
置1から再生する際の動作を説明する。音声・映像編集
装置34は、制御用インターフェースを介して音声・映
像データ記録・再生装置1を制御して、例えば、音声・
映像データの再生動作を開始させる。音声・映像データ
記録・再生装置1のディスクアレイコントローラ10
は、ハードディスク装置120a,120iを制御し、
音声・映像データのデータブロックおよびそのパリティ
データPnを順次、再生させる。さらに、ディスクアレ
イコントローラ10は、再生させたパリティビットを用
いて音声・映像データに対するパリティチェックを行
い、SCSI回路30,32を介して音声・映像編集装
置34に対して出力する。
【0019】なお、実際には、ハードディスク装置12
0a〜120h、1台当たりの転送データレートは24
Mbps程度、音声・映像データのデータレートは30
Mbpsであり、音声・映像編集システム3において
は、音声・映像編集装置34と音声・映像データ記録・
再生装置1との間で、最大、6チャネル分〔6≒192
Mbps(=24Mbps×8)/30Mbps〕の音
声・映像データの転送が可能である。
0a〜120h、1台当たりの転送データレートは24
Mbps程度、音声・映像データのデータレートは30
Mbpsであり、音声・映像編集システム3において
は、音声・映像編集装置34と音声・映像データ記録・
再生装置1との間で、最大、6チャネル分〔6≒192
Mbps(=24Mbps×8)/30Mbps〕の音
声・映像データの転送が可能である。
【0020】以上説明したように、音声・映像編集シス
テム3において、音声・映像編集装置34は、ハードデ
ィスク装置を並列に接続した音声・映像データ記録・再
生装置1のハードディスクアレイ12に対して音声・映
像データの記録・再生を行う。従って、編集者は、音声
・映像編集装置34を使用して、ハードディスクアレイ
12にランダムアクセスして音声・映像データの任意の
部分を再生し、編集処理に用いることができ、能率よく
編集作業を行うことができる。
テム3において、音声・映像編集装置34は、ハードデ
ィスク装置を並列に接続した音声・映像データ記録・再
生装置1のハードディスクアレイ12に対して音声・映
像データの記録・再生を行う。従って、編集者は、音声
・映像編集装置34を使用して、ハードディスクアレイ
12にランダムアクセスして音声・映像データの任意の
部分を再生し、編集処理に用いることができ、能率よく
編集作業を行うことができる。
【0021】また、上述のように、音声・映像編集装置
34と音声・映像データ記録・再生装置1との間で複数
の音声・映像データの転送が可能であるため、音声・映
像編集装置34は音声・映像データ記録・再生装置1か
ら複数の音声・映像データの供給させて編集処理を行う
ことができ、さらに、編集理済みの音声・映像データを
音声・映像データ記録・再生装置1に記録させることが
できる。また、ハードディスクアレイ12は、複数のハ
ードディスク装置から構成され、非常に大きい記憶容量
(数Gバイト〜数十Gバイト)を有している。従って、
音声・映像編集システム3は、多くの音声・映像データ
を接続し、長時間の番組の音声・映像データを制作する
ために好適である。
34と音声・映像データ記録・再生装置1との間で複数
の音声・映像データの転送が可能であるため、音声・映
像編集装置34は音声・映像データ記録・再生装置1か
ら複数の音声・映像データの供給させて編集処理を行う
ことができ、さらに、編集理済みの音声・映像データを
音声・映像データ記録・再生装置1に記録させることが
できる。また、ハードディスクアレイ12は、複数のハ
ードディスク装置から構成され、非常に大きい記憶容量
(数Gバイト〜数十Gバイト)を有している。従って、
音声・映像編集システム3は、多くの音声・映像データ
を接続し、長時間の番組の音声・映像データを制作する
ために好適である。
【0022】また、音声・映像データ記録・再生装置1
のハードディスクアレイ12は、音声・映像データ本体
を記録するハードディスク装置120a〜120hと、
パリティデータPnを記録するハードディスク装置12
0iとを有する。従って、音声・映像データ記録・再生
装置1のハードディスクアレイ12は、パリティを付加
して冗長性を付した音声・映像データの記録に好適であ
り、音声・映像データを記録・再生する際の信頼性が高
い。
のハードディスクアレイ12は、音声・映像データ本体
を記録するハードディスク装置120a〜120hと、
パリティデータPnを記録するハードディスク装置12
0iとを有する。従って、音声・映像データ記録・再生
装置1のハードディスクアレイ12は、パリティを付加
して冗長性を付した音声・映像データの記録に好適であ
り、音声・映像データを記録・再生する際の信頼性が高
い。
【0023】なお、ハードディスク装置120a〜12
0iの代わりに、例えば、光磁気ディスク(magneto-opt
ical disc)等、ランダムアクセス可能に音声・映像デー
タを記録・再生可能な記録媒体を用いた、他の記録・再
生装置を用いて音声・映像データ記録・再生装置1を構
成してもよい。また、音声・映像編集システム3を、音
声データおよび映像データのいずれか一方のみの編集処
理に用いてもよい。
0iの代わりに、例えば、光磁気ディスク(magneto-opt
ical disc)等、ランダムアクセス可能に音声・映像デー
タを記録・再生可能な記録媒体を用いた、他の記録・再
生装置を用いて音声・映像データ記録・再生装置1を構
成してもよい。また、音声・映像編集システム3を、音
声データおよび映像データのいずれか一方のみの編集処
理に用いてもよい。
【0024】第2実施形態 以下、本発明の第2の実施形態を説明する。図3は、第
2の実施形態における本発明に係る音声編集システム4
の構成を示す図である。図3に示すように、本発明に係
る音声編集システム4は、音声編集装置44、SCSI
回路40a〜40d,42a〜42dおよび音声データ
記録・再生装置2a〜2dから構成される。
2の実施形態における本発明に係る音声編集システム4
の構成を示す図である。図3に示すように、本発明に係
る音声編集システム4は、音声編集装置44、SCSI
回路40a〜40d,42a〜42dおよび音声データ
記録・再生装置2a〜2dから構成される。
【0025】図4は、図3に示した音声データ記録・再
生装置2a〜2dの構成を示す図である。図4に示すよ
うに、音声データ記録・再生装置2a〜2dはそれぞ
れ、ディスクアレイコントローラ20およびミラー構成
のディスク装置22から構成され、ディスク装置22
は、同一のハードディスク装置220a(データドライ
ブ;data drive )およびハードディスク装置220b
(ミラードライブ;mirror drive)からなるミラー構成
を採る。なお、音声編集システム4におけるミラー構成
を採る記録装置に記録する方式を、RAIDレベル1と
も呼ぶ。
生装置2a〜2dの構成を示す図である。図4に示すよ
うに、音声データ記録・再生装置2a〜2dはそれぞ
れ、ディスクアレイコントローラ20およびミラー構成
のディスク装置22から構成され、ディスク装置22
は、同一のハードディスク装置220a(データドライ
ブ;data drive )およびハードディスク装置220b
(ミラードライブ;mirror drive)からなるミラー構成
を採る。なお、音声編集システム4におけるミラー構成
を採る記録装置に記録する方式を、RAIDレベル1と
も呼ぶ。
【0026】音声編集システム4(図3)において、音
声編集装置44は、例えば4台の音声データ記録・再生
装置2a〜2dをそれぞれ制御用インターフェース(図
示せず)を介して制御し、音声データ記録・再生装置2
a〜2dそれぞれに音声データを再生させてSCSI回
路40a〜40d,42a〜42dを介して受け、4チ
ャネル分の音声データに対する編集処理を平行して行
い、編集処理後の音声データを音声データ記録・再生装
置2a〜2dそれぞれに対して出力して記録させる。
声編集装置44は、例えば4台の音声データ記録・再生
装置2a〜2dをそれぞれ制御用インターフェース(図
示せず)を介して制御し、音声データ記録・再生装置2
a〜2dそれぞれに音声データを再生させてSCSI回
路40a〜40d,42a〜42dを介して受け、4チ
ャネル分の音声データに対する編集処理を平行して行
い、編集処理後の音声データを音声データ記録・再生装
置2a〜2dそれぞれに対して出力して記録させる。
【0027】音声データ記録・再生装置2a〜2d(図
4)それぞれにおいて、ディスクアレイコントローラ2
0は、制御用インターフェースを介した音声編集装置4
4の制御に従い、音声編集装置44から入力される音声
データのデータブロック0,1,…をハードディスク装
置220a,220bに記録させる。つまり、ハードデ
ィスク装置220a,220bには、同一の音声データ
が記録される。
4)それぞれにおいて、ディスクアレイコントローラ2
0は、制御用インターフェースを介した音声編集装置4
4の制御に従い、音声編集装置44から入力される音声
データのデータブロック0,1,…をハードディスク装
置220a,220bに記録させる。つまり、ハードデ
ィスク装置220a,220bには、同一の音声データ
が記録される。
【0028】また、ディスクアレイコントローラ20
は、音声編集装置44が制御用インターフェースを介し
て再生を要求した音声データをハードディスク装置22
0aに再生させ、パリティチェックを行って音声編集装
置44に対して出力する。さらに、ディスクアレイコン
トローラ20は、ハードディスク装置220a,220
bが故障等により音声データの記録・再生が不能になる
事象(障害)を検出する機能を有し、ハードディスク装
置220aに障害が生じていることを検出してからは、
ハードディスク装置220bを用いて音声データの記録
・再生を行う。つまり、音声データ記録・再生装置2a
〜2dのハードディスク装置220a,220bは、完
全二重構成を採る。
は、音声編集装置44が制御用インターフェースを介し
て再生を要求した音声データをハードディスク装置22
0aに再生させ、パリティチェックを行って音声編集装
置44に対して出力する。さらに、ディスクアレイコン
トローラ20は、ハードディスク装置220a,220
bが故障等により音声データの記録・再生が不能になる
事象(障害)を検出する機能を有し、ハードディスク装
置220aに障害が生じていることを検出してからは、
ハードディスク装置220bを用いて音声データの記録
・再生を行う。つまり、音声データ記録・再生装置2a
〜2dのハードディスク装置220a,220bは、完
全二重構成を採る。
【0029】まず、音声編集システム4において、音声
データを音声データ記録・再生装置2a〜2dに記録す
る際の動作を説明する。音声編集装置44は、制御用イ
ンターフェースを介して音声データ記録・再生装置2a
〜2dを制御して記録動作を開始させる。さらに、音声
編集装置44は、SCSI回路40a〜40d,42a
〜42dを介して、例えば、編集処理済の音声データの
データブロック0,1,…,15を、順次、音声データ
記録・再生装置2a〜2dに対して出力する。音声デー
タ記録・再生装置2a〜2dのディスクアレイコントロ
ーラ20は、図4に示すように、順次、入力される音声
データのデータブロック0,1,…,15を、ハードデ
ィスク装置220a,220bそれぞれに記録させる。
データを音声データ記録・再生装置2a〜2dに記録す
る際の動作を説明する。音声編集装置44は、制御用イ
ンターフェースを介して音声データ記録・再生装置2a
〜2dを制御して記録動作を開始させる。さらに、音声
編集装置44は、SCSI回路40a〜40d,42a
〜42dを介して、例えば、編集処理済の音声データの
データブロック0,1,…,15を、順次、音声データ
記録・再生装置2a〜2dに対して出力する。音声デー
タ記録・再生装置2a〜2dのディスクアレイコントロ
ーラ20は、図4に示すように、順次、入力される音声
データのデータブロック0,1,…,15を、ハードデ
ィスク装置220a,220bそれぞれに記録させる。
【0030】次に、音声編集システム4において、音声
データを音声データ記録・再生装置2a〜2dから再生
する際の動作を説明する。音声編集装置44は、制御用
インターフェースを介して音声データ記録・再生装置2
a〜2dを制御して、例えば、音声データの再生動作を
開始させる。音声データ記録・再生装置2a〜2dのデ
ィスクアレイコントローラ20は、ハードディスク装置
220aを制御し、音声データのデータブロックを順
次、再生させ、SCSI回路40a〜40d,42a〜
42dを介して音声編集装置44に対して出力する。
データを音声データ記録・再生装置2a〜2dから再生
する際の動作を説明する。音声編集装置44は、制御用
インターフェースを介して音声データ記録・再生装置2
a〜2dを制御して、例えば、音声データの再生動作を
開始させる。音声データ記録・再生装置2a〜2dのデ
ィスクアレイコントローラ20は、ハードディスク装置
220aを制御し、音声データのデータブロックを順
次、再生させ、SCSI回路40a〜40d,42a〜
42dを介して音声編集装置44に対して出力する。
【0031】次に、ハードディスク装置220a,22
0bのいずれかに障害が生じている場合の音声データ記
録・再生装置2a〜2dの動作を説明する。ハードディ
スク装置220aに障害が生じたことを検出した場合、
ディスクアレイコントローラ20は、ハードディスク装
置220aに障害が生じていることを、例えば音声編集
装置44の表示装置あるいは音声データ記録・再生装置
2a〜2dに設けられた表示用ランプ(いずれも図示せ
ず)に表示するとともに、ハードディスク装置220a
の障害の検出以降に、音声編集装置44から再生を要求
された音声データの再生をハードディスク装置220b
に行わせ、再生したデータブロックを音声編集装置44
に対して出力する。
0bのいずれかに障害が生じている場合の音声データ記
録・再生装置2a〜2dの動作を説明する。ハードディ
スク装置220aに障害が生じたことを検出した場合、
ディスクアレイコントローラ20は、ハードディスク装
置220aに障害が生じていることを、例えば音声編集
装置44の表示装置あるいは音声データ記録・再生装置
2a〜2dに設けられた表示用ランプ(いずれも図示せ
ず)に表示するとともに、ハードディスク装置220a
の障害の検出以降に、音声編集装置44から再生を要求
された音声データの再生をハードディスク装置220b
に行わせ、再生したデータブロックを音声編集装置44
に対して出力する。
【0032】ハードディスク装置220bに障害が生じ
たことを検出した場合、ディスクアレイコントローラ2
0は、ハードディスク装置220bに障害が生じている
ことを表示する。ただし、ハードディスク装置220b
の障害の検出以降に、音声編集装置44から要求された
音声データの再生は、そのままハードディスク装置22
0aに行わせ、再生した音声データを音声編集装置44
に対して出力する。
たことを検出した場合、ディスクアレイコントローラ2
0は、ハードディスク装置220bに障害が生じている
ことを表示する。ただし、ハードディスク装置220b
の障害の検出以降に、音声編集装置44から要求された
音声データの再生は、そのままハードディスク装置22
0aに行わせ、再生した音声データを音声編集装置44
に対して出力する。
【0033】以上説明したように、音声編集システム4
において、音声編集装置44は、2台のハードディスク
装置220a,220bを並列に接続したミラー構成の
音声データ記録・再生装置2a〜2dのハードディスク
アレイ12に対して音声データの記録・再生を行う。つ
まり、音声編集システム4は、完全二重構成を採る記録
装置を用いて音声データの再生を行うため、信頼性が高
く、例えば、テレビジョン放送局あるいはラジオ放送局
において放送のために番組の音声データを連続的に再生
する用途に適している。
において、音声編集装置44は、2台のハードディスク
装置220a,220bを並列に接続したミラー構成の
音声データ記録・再生装置2a〜2dのハードディスク
アレイ12に対して音声データの記録・再生を行う。つ
まり、音声編集システム4は、完全二重構成を採る記録
装置を用いて音声データの再生を行うため、信頼性が高
く、例えば、テレビジョン放送局あるいはラジオ放送局
において放送のために番組の音声データを連続的に再生
する用途に適している。
【0034】また、編集者は、音声編集装置44を使用
して、ハードディスクアレイ12にランダムアクセスし
て音声データの任意の部分を再生し、編集処理に用いる
ことができ、能率よく編集作業を行うことができる。ま
た、音声編集装置44は、音声データ記録・再生装置2
a〜2dとの間で平行して複数の音声データを転送する
ことができるので、複数のチャネル分の音声データを平
行して制作することができる。
して、ハードディスクアレイ12にランダムアクセスし
て音声データの任意の部分を再生し、編集処理に用いる
ことができ、能率よく編集作業を行うことができる。ま
た、音声編集装置44は、音声データ記録・再生装置2
a〜2dとの間で平行して複数の音声データを転送する
ことができるので、複数のチャネル分の音声データを平
行して制作することができる。
【0035】なお、音声編集システム4は、第1の実施
形態に示した音声・映像編集システム3と同様に、ハー
ドディスク装置を光磁気ディスク装置等に置換する等の
変形が可能である。また、音声編集装置44を映像編集
装置あるいは音声・映像編集装置に置換し、さらに、ハ
ードディスク装置220a,220bをそれぞれハード
ディスクアレイに置換して記録容量を増やす等の変形を
施して、音声編集システム4を音声・映像データの編集
処理に応用することも可能である。
形態に示した音声・映像編集システム3と同様に、ハー
ドディスク装置を光磁気ディスク装置等に置換する等の
変形が可能である。また、音声編集装置44を映像編集
装置あるいは音声・映像編集装置に置換し、さらに、ハ
ードディスク装置220a,220bをそれぞれハード
ディスクアレイに置換して記録容量を増やす等の変形を
施して、音声編集システム4を音声・映像データの編集
処理に応用することも可能である。
【0036】第3実施形態 以下、本発明の第3の実施形態を説明する。まず、本発
明の第3の実施形態がなされるに至った背景を示すため
に、本発明の第1の実施形態に示した音声・映像編集シ
ステム3および第2の実施形態に示した音声編集システ
ム4の問題点を説明する。図5は、第1の実施形態に示
した音声・映像編集システム3(図1)において、ハー
ドディスクアレイ12がハードディスク装置120a〜
120iから音声・映像データを再生する際のアクセス
タイミングを示す図である。
明の第3の実施形態がなされるに至った背景を示すため
に、本発明の第1の実施形態に示した音声・映像編集シ
ステム3および第2の実施形態に示した音声編集システ
ム4の問題点を説明する。図5は、第1の実施形態に示
した音声・映像編集システム3(図1)において、ハー
ドディスクアレイ12がハードディスク装置120a〜
120iから音声・映像データを再生する際のアクセス
タイミングを示す図である。
【0037】第1の実施形態に示した音声・映像編集シ
ステム3においては、音声・映像編集装置34と音声・
映像データ記録・再生装置1とを、SCSI回路30,
32を介して接続しているので、これらの間の音声・映
像データの転送レートは、SCSI回路30,32のデ
ータ転送能力で制限されてしまう。現在の所、SCSI
回路30,32の転送レートは160Mbps程度であ
るため、実際には、音声・映像編集装置34と音声・映
像データ記録・再生装置1との間で平行して転送可能な
音声・映像データのチャネル数は5以下(≒160Mb
ps/30Mbps)となる。
ステム3においては、音声・映像編集装置34と音声・
映像データ記録・再生装置1とを、SCSI回路30,
32を介して接続しているので、これらの間の音声・映
像データの転送レートは、SCSI回路30,32のデ
ータ転送能力で制限されてしまう。現在の所、SCSI
回路30,32の転送レートは160Mbps程度であ
るため、実際には、音声・映像編集装置34と音声・映
像データ記録・再生装置1との間で平行して転送可能な
音声・映像データのチャネル数は5以下(≒160Mb
ps/30Mbps)となる。
【0038】また、例えば、音声・映像編集装置34
が、音声・映像データ記録・再生装置1から平行して4
チャネル分の音声・映像データを再生しようとした場
合、音声・映像データ記録・再生装置1は4チャネル
(CH1〜CH4)分の音声・映像データを実時間的に
音声・映像編集装置34に対して供給するために、4チ
ャネル分の音声・映像データを時分割で再生する必要が
ある。従って、図5に示すように、ハードディスク装置
120a〜120i(HDD0〜HDD8)が、異なる
チャネルの音声・映像データにアクセスするたびに、シ
ークおよび回転待ち時間が生じ、アクセス時間は断片的
になり、しかも、一度に読み出す音声・映像データのデ
ータ量は少なくなる。つまり、ハードディスク装置12
0a〜120iが実質的に4チャンル分の音声・映像デ
ータにアクセスする時間は、1チャネル分の音声・映像
データにアクセスする場合に比べて短くなってしまうこ
とがわかる。
が、音声・映像データ記録・再生装置1から平行して4
チャネル分の音声・映像データを再生しようとした場
合、音声・映像データ記録・再生装置1は4チャネル
(CH1〜CH4)分の音声・映像データを実時間的に
音声・映像編集装置34に対して供給するために、4チ
ャネル分の音声・映像データを時分割で再生する必要が
ある。従って、図5に示すように、ハードディスク装置
120a〜120i(HDD0〜HDD8)が、異なる
チャネルの音声・映像データにアクセスするたびに、シ
ークおよび回転待ち時間が生じ、アクセス時間は断片的
になり、しかも、一度に読み出す音声・映像データのデ
ータ量は少なくなる。つまり、ハードディスク装置12
0a〜120iが実質的に4チャンル分の音声・映像デ
ータにアクセスする時間は、1チャネル分の音声・映像
データにアクセスする場合に比べて短くなってしまうこ
とがわかる。
【0039】また、複数のチャネルの音声・映像データ
を記録・再生する要求が同時に生じた場合、ハードディ
スク装置120a〜120iが記録・再生する音声・映
像データに不連続が生じ、実時間的な音声・映像データ
の記録・再生が困難になり、動画像の音声・映像データ
の連続的な記録・再生が困難になる。このような問題に
対処するためには、SCSI回路30,32を複数チャ
ネルの音声・映像データが一定の周期を複数のタイムス
ロットに分割して、時分割的に用いるように制御する方
法も考えられる。
を記録・再生する要求が同時に生じた場合、ハードディ
スク装置120a〜120iが記録・再生する音声・映
像データに不連続が生じ、実時間的な音声・映像データ
の記録・再生が困難になり、動画像の音声・映像データ
の連続的な記録・再生が困難になる。このような問題に
対処するためには、SCSI回路30,32を複数チャ
ネルの音声・映像データが一定の周期を複数のタイムス
ロットに分割して、時分割的に用いるように制御する方
法も考えられる。
【0040】しかしながら、複数のチャネルに割り当て
られたタイムスロットそれぞれにおいて、ハードディス
ク装置120a〜120iが複数回、音声・映像データ
に対するアクセスを行う可能性があることを考慮する
と、タイムスロットの時間長を長くしたり、あるいは、
ハードディスク装置120a〜120iを高速化したり
する対策を予めとっておく必要がある。前者の対策をと
ると、結果的に全てのチャネルの音声・映像データの再
生が一巡する周期が長くなって、各チャネルの音声・映
像データの再生動作の応答性が低下してしまう。一方、
後者の対策をとると、タイムスロットごとに各チャネル
の音声・映像データをバッファリングするためのバッフ
ァメモリの記憶容量を大きくしておく必要が生じ、音声
・映像編集システムのコストアップにつながってしま
う。
られたタイムスロットそれぞれにおいて、ハードディス
ク装置120a〜120iが複数回、音声・映像データ
に対するアクセスを行う可能性があることを考慮する
と、タイムスロットの時間長を長くしたり、あるいは、
ハードディスク装置120a〜120iを高速化したり
する対策を予めとっておく必要がある。前者の対策をと
ると、結果的に全てのチャネルの音声・映像データの再
生が一巡する周期が長くなって、各チャネルの音声・映
像データの再生動作の応答性が低下してしまう。一方、
後者の対策をとると、タイムスロットごとに各チャネル
の音声・映像データをバッファリングするためのバッフ
ァメモリの記憶容量を大きくしておく必要が生じ、音声
・映像編集システムのコストアップにつながってしま
う。
【0041】ここで、第2の実施形態に示した音声編集
システム4(図3)を、変形例として示したように変形
し、複数のチャネルの音声・映像データを平行して編集
処理する用途に用いた場合、音声データ記録・再生装置
2a〜2dそれぞれのハードディスク装置220a,2
20bで独立してシーク時間および回転待ち時間が生じ
る。従って、音声編集システム4の構成をとれば、第1
の実施形態に示した音声・映像編集システム3において
生じる問題を解消することができる。
システム4(図3)を、変形例として示したように変形
し、複数のチャネルの音声・映像データを平行して編集
処理する用途に用いた場合、音声データ記録・再生装置
2a〜2dそれぞれのハードディスク装置220a,2
20bで独立してシーク時間および回転待ち時間が生じ
る。従って、音声編集システム4の構成をとれば、第1
の実施形態に示した音声・映像編集システム3において
生じる問題を解消することができる。
【0042】しかし、音声編集装置44と音声データ記
録・再生装置2a〜2dとの間を一般的なSCSI回路
40a〜40d,42a〜42dで接続しているため、
音声編集装置44と音声データ記録・再生装置2a〜2
dとの間の制御用データの通信に必要な通信用インター
フェース回路、接続用ケーブルおよび通信用ソフトウェ
ア(制御用インターフェース)が別途、双方に必要にな
る。つまり、音声編集システム4においては、全部で音
声データ記録・再生装置2a〜2dの台数の2倍の制御
用インターフェースが必要となり、音声編集システム4
の小型化および低コスト化を妨げる原因となる。
録・再生装置2a〜2dとの間を一般的なSCSI回路
40a〜40d,42a〜42dで接続しているため、
音声編集装置44と音声データ記録・再生装置2a〜2
dとの間の制御用データの通信に必要な通信用インター
フェース回路、接続用ケーブルおよび通信用ソフトウェ
ア(制御用インターフェース)が別途、双方に必要にな
る。つまり、音声編集システム4においては、全部で音
声データ記録・再生装置2a〜2dの台数の2倍の制御
用インターフェースが必要となり、音声編集システム4
の小型化および低コスト化を妨げる原因となる。
【0043】音声編集システム4の小型化および低コス
ト化のために、音声編集システム4において、音声デー
タ記録・再生装置2a〜2dをデイジーチェーン接続
し、音声編集装置44の制御用インターフェースを1系
統のみにする対策が考えられる。しかしながら、音声編
集システム4をこのような構成とすると、音声編集装置
44と音声データ記録・再生装置2a〜2dとの間の制
御処理が複雑化し、また、音声データ記録・再生装置2
a〜2dの構成をこれ以上、簡略化することができな
い。
ト化のために、音声編集システム4において、音声デー
タ記録・再生装置2a〜2dをデイジーチェーン接続
し、音声編集装置44の制御用インターフェースを1系
統のみにする対策が考えられる。しかしながら、音声編
集システム4をこのような構成とすると、音声編集装置
44と音声データ記録・再生装置2a〜2dとの間の制
御処理が複雑化し、また、音声データ記録・再生装置2
a〜2dの構成をこれ以上、簡略化することができな
い。
【0044】本発明の第3の実施形態は、以上説明した
音声・映像編集システム3(図1)および音声編集シス
テム4(図3)の問題点を解消するためになされたもの
であり、複数チャネルの音声・映像データを能率よく記
録・再生可能な音声・映像データ記録・再生装置を提供
することを目的とする。また、本発明の第3の実施形態
は、音声・映像編集装置と音声・映像データ記録・再生
装置との間の制御処理を簡略化し、しかも、装置の構成
が簡単な音声・映像データ記録・再生装置を提供するこ
とを目的とする。
音声・映像編集システム3(図1)および音声編集シス
テム4(図3)の問題点を解消するためになされたもの
であり、複数チャネルの音声・映像データを能率よく記
録・再生可能な音声・映像データ記録・再生装置を提供
することを目的とする。また、本発明の第3の実施形態
は、音声・映像編集装置と音声・映像データ記録・再生
装置との間の制御処理を簡略化し、しかも、装置の構成
が簡単な音声・映像データ記録・再生装置を提供するこ
とを目的とする。
【0045】図6は、第3の実施形態における音声・映
像編集システム6の構成を示す図である。図6に示すよ
うに、音声・映像編集システム6は、音声・映像データ
記録・再生装置5、音声・映像編集装置64、パラレル
/シリアル変換回路(P/S回路)620,624およ
びシリアル/パラレル変換回路(S/P回路)622,
626から構成される。
像編集システム6の構成を示す図である。図6に示すよ
うに、音声・映像編集システム6は、音声・映像データ
記録・再生装置5、音声・映像編集装置64、パラレル
/シリアル変換回路(P/S回路)620,624およ
びシリアル/パラレル変換回路(S/P回路)622,
626から構成される。
【0046】図7は、図6に示した音声・映像データ記
録・再生装置5の構成および動作の概略を示す図であ
り、図8は、図6に示した音声・映像データ記録・再生
装置5の詳細な構成を示す図である。図7に示すよう
に、音声・映像データ記録・再生装置5は、音声・映像
データ記録・再生装置1(図2)と同様に、ディスクア
レイコントローラ50およびハードディスクアレイ52
から構成され、ハードディスクアレイ52は、8台のハ
ードディスク装置522a〜522hから構成される。
録・再生装置5の構成および動作の概略を示す図であ
り、図8は、図6に示した音声・映像データ記録・再生
装置5の詳細な構成を示す図である。図7に示すよう
に、音声・映像データ記録・再生装置5は、音声・映像
データ記録・再生装置1(図2)と同様に、ディスクア
レイコントローラ50およびハードディスクアレイ52
から構成され、ハードディスクアレイ52は、8台のハ
ードディスク装置522a〜522hから構成される。
【0047】さらに、ハードディスク装置522a,5
22bは、ディスク装置22(図4)と同様にミラー構
成のディスク装置520aを構成し、ハードディスク装
置522c,522dは、ミラー構成のディスク装置5
20cを構成し、ミラー構成のハードディスク装置52
2e,522fは、ミラー構成のディスク装置520e
を構成し、ハードディスク装置522g,522hは、
ミラー構成のディスク装置520gを構成する。
22bは、ディスク装置22(図4)と同様にミラー構
成のディスク装置520aを構成し、ハードディスク装
置522c,522dは、ミラー構成のディスク装置5
20cを構成し、ミラー構成のハードディスク装置52
2e,522fは、ミラー構成のディスク装置520e
を構成し、ハードディスク装置522g,522hは、
ミラー構成のディスク装置520gを構成する。
【0048】また、図8に示すように、ディスクアレイ
コントローラ50は、SPC(SCSIprotocol controlle
r)回路524a〜524h、データマルチプレクサ52
6a,526c,526e,526g、メインデータマ
ルチプレクサ528、マイクロプロセッサ(CPU)、
メモリ回路およびこれらの周辺回路等から構成される制
御部530、ステータス用FIFO532、読み出し用
データコントローラ534、コマンド用FIFO536
および書き込み用データコントローラ538から構成さ
れる。
コントローラ50は、SPC(SCSIprotocol controlle
r)回路524a〜524h、データマルチプレクサ52
6a,526c,526e,526g、メインデータマ
ルチプレクサ528、マイクロプロセッサ(CPU)、
メモリ回路およびこれらの周辺回路等から構成される制
御部530、ステータス用FIFO532、読み出し用
データコントローラ534、コマンド用FIFO536
および書き込み用データコントローラ538から構成さ
れる。
【0049】音声・映像編集システム6(図6)におい
て、音声・映像編集装置64と音声・映像データ記録・
再生装置5とは、P/S回路620,624およびS/
P回路622,626を介して、例えば、SDI(SM
PTE(society of motion picture and television en
gineers)−259M)と同じ伝送レート(270Mbp
s)でシリアルにデータストリームを伝送する伝送路を
介して接続される。なお、P/S回路620,624お
よびS/P回路622,626はそれぞれ、SDI方式
用に開発されたパラレル/シリアル変換用半導体装置お
よびシリアルパラレル変換用半導体装置を流用して構成
することも可能である。
て、音声・映像編集装置64と音声・映像データ記録・
再生装置5とは、P/S回路620,624およびS/
P回路622,626を介して、例えば、SDI(SM
PTE(society of motion picture and television en
gineers)−259M)と同じ伝送レート(270Mbp
s)でシリアルにデータストリームを伝送する伝送路を
介して接続される。なお、P/S回路620,624お
よびS/P回路622,626はそれぞれ、SDI方式
用に開発されたパラレル/シリアル変換用半導体装置お
よびシリアルパラレル変換用半導体装置を流用して構成
することも可能である。
【0050】図9は、図7に示した音声・映像編集シス
テム6において、音声・映像編集装置64と音声・映像
データ記録・再生装置5との間で伝送されるデータスト
リームの構成を示す図である。音声・映像編集装置64
と音声・映像データ記録・再生装置5との間では、例え
ば、図9に示すように、同期データ(SYNC)と、音
声・映像編集装置64が音声・映像データ記録・再生装
置5を制御するために用いる制御用データ(コマンドデ
ータ)または音声・映像データ記録・再生装置5が音声
・映像編集装置64に対して装置の状態等を示すために
用いる状態データ(ステータスデータ)と、複数のチャ
ネル(図9においては、ディスク装置520a,520
c,520e,520gの数に対応する4チャネル(CH
1, CH2, CH3, CH4))の音声・映像データとが多重化さ
れたデータストリームが伝送される。
テム6において、音声・映像編集装置64と音声・映像
データ記録・再生装置5との間で伝送されるデータスト
リームの構成を示す図である。音声・映像編集装置64
と音声・映像データ記録・再生装置5との間では、例え
ば、図9に示すように、同期データ(SYNC)と、音
声・映像編集装置64が音声・映像データ記録・再生装
置5を制御するために用いる制御用データ(コマンドデ
ータ)または音声・映像データ記録・再生装置5が音声
・映像編集装置64に対して装置の状態等を示すために
用いる状態データ(ステータスデータ)と、複数のチャ
ネル(図9においては、ディスク装置520a,520
c,520e,520gの数に対応する4チャネル(CH
1, CH2, CH3, CH4))の音声・映像データとが多重化さ
れたデータストリームが伝送される。
【0051】音声・映像編集装置64は、音声・映像デ
ータ記録・再生装置5を制御して音声・映像データを再
生させて受け、編集処理を行い、編集処理後の音声・映
像データを音声・映像データ記録・再生装置5に対して
出力し、記録させる。音声・映像データ記録・再生装置
5(図7および図8)において、ディスクアレイコント
ローラ50は、音声・映像編集装置64の制御に従い、
図7に示すように、音声・映像編集装置64から入力さ
れる音声・映像データのデータブロック0,1,…をデ
ィスク装置520a,520c,520e,520gの
ハードディスク装置522a〜522hそれぞれに重複
して記録させる。
ータ記録・再生装置5を制御して音声・映像データを再
生させて受け、編集処理を行い、編集処理後の音声・映
像データを音声・映像データ記録・再生装置5に対して
出力し、記録させる。音声・映像データ記録・再生装置
5(図7および図8)において、ディスクアレイコント
ローラ50は、音声・映像編集装置64の制御に従い、
図7に示すように、音声・映像編集装置64から入力さ
れる音声・映像データのデータブロック0,1,…をデ
ィスク装置520a,520c,520e,520gの
ハードディスク装置522a〜522hそれぞれに重複
して記録させる。
【0052】また、ディスクアレイコントローラ50
は、ディスク装置520a,520c,520e,52
0gに障害が発生していない場合には、音声・映像編集
装置64が再生を要求した音声・映像データをディスク
装置520a,520c,520e,520gそれぞれ
のハードディスク装置522a,522c,522e,
522gに再生させ、音声・映像編集装置64に対して
出力する。
は、ディスク装置520a,520c,520e,52
0gに障害が発生していない場合には、音声・映像編集
装置64が再生を要求した音声・映像データをディスク
装置520a,520c,520e,520gそれぞれ
のハードディスク装置522a,522c,522e,
522gに再生させ、音声・映像編集装置64に対して
出力する。
【0053】また、ディスクアレイコントローラ50
は、ディスク装置520a,520c,520e,52
0gに障害が発生している場合には、音声・映像データ
記録・再生装置2a〜2dのディスクアレイコントロー
ラ20(図4)と同様に、障害が生じていることを示す
ステータスデータを音声・映像編集装置64に対して送
出する等により表示するとともに、音声・映像編集装置
64が再生を要求した音声・映像データをディスク装置
520b,520c,520e,520gそれぞれの2
台のハードディスク装置の内、障害が発生していない一
方に再生させ、音声・映像編集装置64に対して出力す
る。
は、ディスク装置520a,520c,520e,52
0gに障害が発生している場合には、音声・映像データ
記録・再生装置2a〜2dのディスクアレイコントロー
ラ20(図4)と同様に、障害が生じていることを示す
ステータスデータを音声・映像編集装置64に対して送
出する等により表示するとともに、音声・映像編集装置
64が再生を要求した音声・映像データをディスク装置
520b,520c,520e,520gそれぞれの2
台のハードディスク装置の内、障害が発生していない一
方に再生させ、音声・映像編集装置64に対して出力す
る。
【0054】音声・映像データ記録・再生装置5(図
8)において、書き込み用のデータコントローラ538
は、音声・映像編集装置64からS/P回路626を介
して入力されるデータストリーム(図9)に含まれる同
期データを用いて、データストリームからコマンドデー
タを分離してコマンド用FIFO536を介して制御部
530に対して出力し、各チャネルの音声・映像データ
を分離してメインデータマルチプレクサ528に対して
出力する。
8)において、書き込み用のデータコントローラ538
は、音声・映像編集装置64からS/P回路626を介
して入力されるデータストリーム(図9)に含まれる同
期データを用いて、データストリームからコマンドデー
タを分離してコマンド用FIFO536を介して制御部
530に対して出力し、各チャネルの音声・映像データ
を分離してメインデータマルチプレクサ528に対して
出力する。
【0055】読み出し用のデータコントローラ534
は、音声・映像編集装置64から入力されるデータスト
リーム(図9)の同期データの受信タイミングに同期し
て動作し、メインデータマルチプレクサ528から入力
される各チャネルの音声・映像データ、および、ステー
タス用FIFO532を介して制御部530から入力さ
れるステータスデータを、図9に示したデータストリー
ムに多重化し、同期データを付加して、P/S回路62
0を介して音声・映像編集装置64に対して出力する。
は、音声・映像編集装置64から入力されるデータスト
リーム(図9)の同期データの受信タイミングに同期し
て動作し、メインデータマルチプレクサ528から入力
される各チャネルの音声・映像データ、および、ステー
タス用FIFO532を介して制御部530から入力さ
れるステータスデータを、図9に示したデータストリー
ムに多重化し、同期データを付加して、P/S回路62
0を介して音声・映像編集装置64に対して出力する。
【0056】制御部530は、音声・映像データ記録・
再生装置5の各構成部分の状態(障害の有無等)を検出
してステータスデータを生成し、ステータス用FIFO
532を介してデータコントローラ534に対して出力
し、データコントローラ538からコマンド用FIFO
536を介して入力されるコマンドデータ、および、検
出した音声・映像データ記録・再生装置5の各構成部分
の状態に基づいて、音声・映像データ記録・再生装置5
の各構成部分を制御する。
再生装置5の各構成部分の状態(障害の有無等)を検出
してステータスデータを生成し、ステータス用FIFO
532を介してデータコントローラ534に対して出力
し、データコントローラ538からコマンド用FIFO
536を介して入力されるコマンドデータ、および、検
出した音声・映像データ記録・再生装置5の各構成部分
の状態に基づいて、音声・映像データ記録・再生装置5
の各構成部分を制御する。
【0057】メインデータマルチプレクサ528は、音
声・映像編集装置64から入力されるデータストリーム
(図9)の同期データの受信タイミングに同期して動作
し、データコントローラ538を介して入力される第1
チャネル〜第4チャネルの音声・映像データそれぞれ
を、データマルチプレクサ526a,526c,526
e,526gそれぞれに対して出力する。また、メイン
データマルチプレクサ528は、データマルチプレクサ
526a,526c,526e,526gから入力され
る第1チャネル〜第4チャネルの音声・映像データをデ
ータコントローラ534に対して出力する。
声・映像編集装置64から入力されるデータストリーム
(図9)の同期データの受信タイミングに同期して動作
し、データコントローラ538を介して入力される第1
チャネル〜第4チャネルの音声・映像データそれぞれ
を、データマルチプレクサ526a,526c,526
e,526gそれぞれに対して出力する。また、メイン
データマルチプレクサ528は、データマルチプレクサ
526a,526c,526e,526gから入力され
る第1チャネル〜第4チャネルの音声・映像データをデ
ータコントローラ534に対して出力する。
【0058】データマルチプレクサ526a,526
c,526e,526gは、音声・映像編集装置64か
ら入力されるデータストリーム(図9)の同期データの
受信タイミングに同期して動作し、それぞれメインデー
タマルチプレクサ528から入力された第1チャネル〜
第4チャネルの音声・映像データを、それぞれ対応する
SPC回路524a〜524hを介してディスク装置5
20a,520c,520e,520gのハードディス
ク装置522a〜522hに、上述のように重複して記
録する。また、データマルチプレクサ526a,526
c,526e,526gは、対応するディスク装置52
0a,520c,520e,520gのハードディスク
装置522a〜522hが再生した第1チャネル〜第4
チャネルの音声・映像データをSPC回路524a〜5
24hを介して受け、対応するデータマルチプレクサ5
26a,526c,526e,526gに対して出力す
る。
c,526e,526gは、音声・映像編集装置64か
ら入力されるデータストリーム(図9)の同期データの
受信タイミングに同期して動作し、それぞれメインデー
タマルチプレクサ528から入力された第1チャネル〜
第4チャネルの音声・映像データを、それぞれ対応する
SPC回路524a〜524hを介してディスク装置5
20a,520c,520e,520gのハードディス
ク装置522a〜522hに、上述のように重複して記
録する。また、データマルチプレクサ526a,526
c,526e,526gは、対応するディスク装置52
0a,520c,520e,520gのハードディスク
装置522a〜522hが再生した第1チャネル〜第4
チャネルの音声・映像データをSPC回路524a〜5
24hを介して受け、対応するデータマルチプレクサ5
26a,526c,526e,526gに対して出力す
る。
【0059】SPC回路524a〜524hは、ハード
ディスク装置522a〜522hとの間でSCSIプロ
トコル制御を行い、データマルチプレクサ526a,5
26c,526e,526gとハードディスク装置52
2a〜522hとの間で音声・映像データを入出力す
る。ディスク装置520a,520c,520e,52
0gは、例えば、音声・映像編集装置64から入力され
るデータストリーム(図9)の同期データの受信タイミ
ングに同期して動作し、それぞれハードディスク装置5
22a〜522hにSPC回路524a〜524hを介
してデータマルチプレクサ526a,526c,526
e,526gから入力される音声・映像データを記録
し、記録した音声・映像データを再生してSPC回路5
24a〜524hを介してデータマルチプレクサ526
a,526c,526e,526gに対して出力する。
ディスク装置522a〜522hとの間でSCSIプロ
トコル制御を行い、データマルチプレクサ526a,5
26c,526e,526gとハードディスク装置52
2a〜522hとの間で音声・映像データを入出力す
る。ディスク装置520a,520c,520e,52
0gは、例えば、音声・映像編集装置64から入力され
るデータストリーム(図9)の同期データの受信タイミ
ングに同期して動作し、それぞれハードディスク装置5
22a〜522hにSPC回路524a〜524hを介
してデータマルチプレクサ526a,526c,526
e,526gから入力される音声・映像データを記録
し、記録した音声・映像データを再生してSPC回路5
24a〜524hを介してデータマルチプレクサ526
a,526c,526e,526gに対して出力する。
【0060】まず、音声・映像編集システム6におい
て、音声・映像データを音声・映像データ記録・再生装
置5に記録する際の動作を説明する。音声・映像編集装
置64は、図9に示したデータストリームに、音声・映
像データ記録・再生装置5に記録動作を開始させる旨の
コマンドデータを多重化し、音声・映像データ記録・再
生装置5を制御して記録動作を開始させる。さらに、音
声・映像編集装置64は、データストリームに第1チャ
ネル〜第4チャネルの音声・映像データのデータブロッ
ク0,1,…,15を多重化し、音声・映像データ記録
・再生装置5に対して出力する。
て、音声・映像データを音声・映像データ記録・再生装
置5に記録する際の動作を説明する。音声・映像編集装
置64は、図9に示したデータストリームに、音声・映
像データ記録・再生装置5に記録動作を開始させる旨の
コマンドデータを多重化し、音声・映像データ記録・再
生装置5を制御して記録動作を開始させる。さらに、音
声・映像編集装置64は、データストリームに第1チャ
ネル〜第4チャネルの音声・映像データのデータブロッ
ク0,1,…,15を多重化し、音声・映像データ記録
・再生装置5に対して出力する。
【0061】音声・映像データ記録・再生装置5のディ
スクアレイコントローラ50は、図7に示すように、順
次、入力される第1チャネルの音声・映像データのデー
タブロック0,4,…,12をディスク装置520aに
配分し、第2チャネルの音声・映像データのデータブロ
ック1,5,…,13をディスク装置520bに配分
し、第3チャネルの音声・映像データのデータブロック
2,6,…,14をディスク装置520cに配分し、第
4チャネルの音声・映像データのデータブロック3,
7,…,15をディスク装置520dに配分し、ディス
ク装置520a,520c,520e,520gのハー
ドディスク装置522a〜522hに重複して記録させ
る。
スクアレイコントローラ50は、図7に示すように、順
次、入力される第1チャネルの音声・映像データのデー
タブロック0,4,…,12をディスク装置520aに
配分し、第2チャネルの音声・映像データのデータブロ
ック1,5,…,13をディスク装置520bに配分
し、第3チャネルの音声・映像データのデータブロック
2,6,…,14をディスク装置520cに配分し、第
4チャネルの音声・映像データのデータブロック3,
7,…,15をディスク装置520dに配分し、ディス
ク装置520a,520c,520e,520gのハー
ドディスク装置522a〜522hに重複して記録させ
る。
【0062】つまり、ディスク装置520aは第1チャ
ネルの音声・映像データをハードディスク装置522
a,522bに重複して記録させ、ディスク装置520
cは第2チャネルの音声・映像データをハードディスク
装置522c,522dに重複して記録させ、ディスク
装置520eは第3チャネルの音声・映像データをハー
ドディスク装置522e,522fに重複して記録さ
せ、ディスク装置520gは第4チャネルの音声・映像
データをハードディスク装置522g,522hに重複
して記録させる。
ネルの音声・映像データをハードディスク装置522
a,522bに重複して記録させ、ディスク装置520
cは第2チャネルの音声・映像データをハードディスク
装置522c,522dに重複して記録させ、ディスク
装置520eは第3チャネルの音声・映像データをハー
ドディスク装置522e,522fに重複して記録さ
せ、ディスク装置520gは第4チャネルの音声・映像
データをハードディスク装置522g,522hに重複
して記録させる。
【0063】次に、音声・映像編集システム6におい
て、音声・映像データを音声・映像データ記録・再生装
置5から再生する際の動作を説明する。音声・映像編集
装置64は、図9に示したデータストリームに、音声・
映像データ記録・再生装置5に再生動作を開始させ、再
生させる音声・映像データを指定するコマンドデータを
多重化し、音声・映像データ記録・再生装置5を制御し
て再生動作を開始させる。
て、音声・映像データを音声・映像データ記録・再生装
置5から再生する際の動作を説明する。音声・映像編集
装置64は、図9に示したデータストリームに、音声・
映像データ記録・再生装置5に再生動作を開始させ、再
生させる音声・映像データを指定するコマンドデータを
多重化し、音声・映像データ記録・再生装置5を制御し
て再生動作を開始させる。
【0064】音声・映像データ記録・再生装置5のディ
スクアレイコントローラ50は、再生が要求されたチャ
ネルの音声・映像データを記録しているディスク装置を
選択し、音声編集システム4(図3)においてと同様
に、障害の有無に応じて再生動作を行わせるハードディ
スク装置を変更して、音声・映像編集装置64が再生を
要求する音声・映像データを再生し、制御部530が生
成するステータスデータと多重化してデータストリーム
(図9)を生成し、音声・映像編集装置64に対して出
力する。
スクアレイコントローラ50は、再生が要求されたチャ
ネルの音声・映像データを記録しているディスク装置を
選択し、音声編集システム4(図3)においてと同様
に、障害の有無に応じて再生動作を行わせるハードディ
スク装置を変更して、音声・映像編集装置64が再生を
要求する音声・映像データを再生し、制御部530が生
成するステータスデータと多重化してデータストリーム
(図9)を生成し、音声・映像編集装置64に対して出
力する。
【0065】第3の実施形態に示したように音声・映像
編集システム6を構成することにより、音声・映像編集
装置64と音声・映像データ記録・再生装置5との間
で、音声・映像データと制御用データとを1本のケーブ
ルに多重化して伝送することができる。従って、音声編
集システム4(図3)と異なり、ミラー構成のディスク
装置それぞれに制御用インターフェースを備える必要が
ないので、制御処理の単純化、装置の小型化および低コ
スト化が可能である。また、音声・映像データ記録・再
生装置5は、ミラー構成を採るので、稼働中に障害を起
こしたハードディスク装置522a〜522hのいずれ
かを交換する(いわゆるホットスワップ)が可能であ
り、システムダウンが許されない放送局等向けの用途に
好適である。
編集システム6を構成することにより、音声・映像編集
装置64と音声・映像データ記録・再生装置5との間
で、音声・映像データと制御用データとを1本のケーブ
ルに多重化して伝送することができる。従って、音声編
集システム4(図3)と異なり、ミラー構成のディスク
装置それぞれに制御用インターフェースを備える必要が
ないので、制御処理の単純化、装置の小型化および低コ
スト化が可能である。また、音声・映像データ記録・再
生装置5は、ミラー構成を採るので、稼働中に障害を起
こしたハードディスク装置522a〜522hのいずれ
かを交換する(いわゆるホットスワップ)が可能であ
り、システムダウンが許されない放送局等向けの用途に
好適である。
【0066】また、音声・映像データ記録・再生装置5
のメインデータマルチプレクサ528およびハードディ
スク装置522a〜522h等が音声・映像編集装置6
4から入力されるデータストリームに同期して動作する
ので、ハードディスク装置522a〜522hの間の記
録・再生のタイミングが同期する。従って、音声・映像
編集装置64との間で伝送する複数のチャネルの音声・
映像データ相互のタイミングを一致させることが容易で
ある。従って、音声・映像編集システム6は、複数のチ
ャネルの音声・映像データの編集処理に好適であり、音
声・映像編集システム6を用いる編集者の編集作業の能
率を向上させることができる。
のメインデータマルチプレクサ528およびハードディ
スク装置522a〜522h等が音声・映像編集装置6
4から入力されるデータストリームに同期して動作する
ので、ハードディスク装置522a〜522hの間の記
録・再生のタイミングが同期する。従って、音声・映像
編集装置64との間で伝送する複数のチャネルの音声・
映像データ相互のタイミングを一致させることが容易で
ある。従って、音声・映像編集システム6は、複数のチ
ャネルの音声・映像データの編集処理に好適であり、音
声・映像編集システム6を用いる編集者の編集作業の能
率を向上させることができる。
【0067】また、音声・映像編集システム6は、複数
のミラー構成のディスク装置を複数、並列に接続し、こ
れらのディスク装置それぞれに、複数のチャネルの音声
・映像データそれぞれを記録するように構成されてい
る。従って、音声・映像編集システム3(図1)の音声
・映像データ記録・再生装置1(図2)とは異なり、音
声・映像データ記録・再生装置5においては、各ハード
ディスク装置のアクセス動作が独立している。
のミラー構成のディスク装置を複数、並列に接続し、こ
れらのディスク装置それぞれに、複数のチャネルの音声
・映像データそれぞれを記録するように構成されてい
る。従って、音声・映像編集システム3(図1)の音声
・映像データ記録・再生装置1(図2)とは異なり、音
声・映像データ記録・再生装置5においては、各ハード
ディスク装置のアクセス動作が独立している。
【0068】つまり、音声・映像データ記録・再生装置
5においては、1つのチャネルの音声・映像データを記
録・再生する際に、1つのディスク装置のみがハードデ
ィスクに対してシークおよび回転待ちを行うので、音声
・映像データ記録・再生装置1の各ハードディスク装置
120a〜120iに比べてシーク時間および回転待ち
時間が短くなり、また、音声・映像データに対するアク
セスの能率がよい。さらに、音声・映像編集システム6
においては、音声・映像編集装置64と音声・映像デー
タ記録・再生装置5との間を、SDI方式と同じ伝送デ
ータレート(270Mbps)の伝送路で接続するの
で、SCSI方式で接続する音声・映像データ記録・再
生装置1に比べて、音声・映像データのチャネル数を増
すことができる。
5においては、1つのチャネルの音声・映像データを記
録・再生する際に、1つのディスク装置のみがハードデ
ィスクに対してシークおよび回転待ちを行うので、音声
・映像データ記録・再生装置1の各ハードディスク装置
120a〜120iに比べてシーク時間および回転待ち
時間が短くなり、また、音声・映像データに対するアク
セスの能率がよい。さらに、音声・映像編集システム6
においては、音声・映像編集装置64と音声・映像デー
タ記録・再生装置5との間を、SDI方式と同じ伝送デ
ータレート(270Mbps)の伝送路で接続するの
で、SCSI方式で接続する音声・映像データ記録・再
生装置1に比べて、音声・映像データのチャネル数を増
すことができる。
【0069】また、音声データ記録・再生装置2a〜2
d(図4)と同様に、同一のデータを2つのハードディ
スク装置に重複記録するので、信頼性が高い。つまり、
音声・映像データ記録・再生装置5は、音声・映像デー
タ記録・再生装置1および音声データ記録・再生装置2
a〜2dそれぞれの長所を兼ね備えつつ、これらの問題
点を克服している。
d(図4)と同様に、同一のデータを2つのハードディ
スク装置に重複記録するので、信頼性が高い。つまり、
音声・映像データ記録・再生装置5は、音声・映像デー
タ記録・再生装置1および音声データ記録・再生装置2
a〜2dそれぞれの長所を兼ね備えつつ、これらの問題
点を克服している。
【0070】なお、音声・映像編集装置64と音声・映
像データ記録・再生装置5との間で用いる伝送方式は、
第3の実施形態に示した方式と同等の性能を有する他の
方式であってもよい。また、音声・映像編集装置64と
音声・映像データ記録・再生装置5との間で伝送するデ
ータストリームの構成は、図9に示したものに限らず、
例えば、データストリームにさらに他のデータ(音声・
映像データの題名、時間長のデータ等)を多重化しても
よい。また、音声・映像編集システム6に対しても、音
声・映像編集システム3および音声編集システム4に対
してと同様な変形が可能である。
像データ記録・再生装置5との間で用いる伝送方式は、
第3の実施形態に示した方式と同等の性能を有する他の
方式であってもよい。また、音声・映像編集装置64と
音声・映像データ記録・再生装置5との間で伝送するデ
ータストリームの構成は、図9に示したものに限らず、
例えば、データストリームにさらに他のデータ(音声・
映像データの題名、時間長のデータ等)を多重化しても
よい。また、音声・映像編集システム6に対しても、音
声・映像編集システム3および音声編集システム4に対
してと同様な変形が可能である。
【0071】第4実施形態 以下、本発明の第4の実施形態を説明する。第3の実施
形態に示した音声・映像データ記録・再生装置5(図
7,図8)においては、ハードディスク装置522a〜
522hがミラー構成を採るので、信頼性が高い。しか
しながら、記録・再生を行う音声・映像データのチャネ
ル数の2倍のハードディスク装置を必要とする音声・映
像データ記録・再生装置5の形状を小型・安価製造する
ことは難しく、例えば、移動中継車等の小型編集装置用
の記録・再生装置、あるいは、高価な機器を導入するこ
とが難しい簡易な編集を行うスタジオ用の記録・再生装
置といった用途には用いにくいことがある。本発明の第
4の実施形態は、このような観点からなされたものであ
り、音声・映像編集システム6(図6)において音声・
映像データ記録・再生装置5と置換可能で、しかも、同
等の信頼性を有しながら、音声・映像データ記録・再生
装置5に比べて非常に小型で安価な音声・映像データ記
録・再生装置を提供することを目的としている。
形態に示した音声・映像データ記録・再生装置5(図
7,図8)においては、ハードディスク装置522a〜
522hがミラー構成を採るので、信頼性が高い。しか
しながら、記録・再生を行う音声・映像データのチャネ
ル数の2倍のハードディスク装置を必要とする音声・映
像データ記録・再生装置5の形状を小型・安価製造する
ことは難しく、例えば、移動中継車等の小型編集装置用
の記録・再生装置、あるいは、高価な機器を導入するこ
とが難しい簡易な編集を行うスタジオ用の記録・再生装
置といった用途には用いにくいことがある。本発明の第
4の実施形態は、このような観点からなされたものであ
り、音声・映像編集システム6(図6)において音声・
映像データ記録・再生装置5と置換可能で、しかも、同
等の信頼性を有しながら、音声・映像データ記録・再生
装置5に比べて非常に小型で安価な音声・映像データ記
録・再生装置を提供することを目的としている。
【0072】図10は、第4の実施形態における本発明
に係る音声・映像データ記録・再生装置7の構成および
動作の概略を示す図であり、図11は、図10に示した
音声・映像データ記録・再生装置7の詳細な構成を示す
図である。なお、図10および図11においては、音声
・映像データ記録・再生装置5(図7,図8)の構成部
分と同一あるいは対応する音声・映像データ記録・再生
装置7の構成部分には、同一あるいは対応する符号を付
してある。
に係る音声・映像データ記録・再生装置7の構成および
動作の概略を示す図であり、図11は、図10に示した
音声・映像データ記録・再生装置7の詳細な構成を示す
図である。なお、図10および図11においては、音声
・映像データ記録・再生装置5(図7,図8)の構成部
分と同一あるいは対応する音声・映像データ記録・再生
装置7の構成部分には、同一あるいは対応する符号を付
してある。
【0073】図10に示すように、音声・映像データ記
録・再生装置7は、音声・映像データ記録・再生装置5
(図7,図8)と同様に、ディスクアレイコントローラ
70およびハードディスクアレイ72から構成され、ハ
ードディスクアレイ72は、4台のハードディスク装置
522a,522c,522e,522g、および、ハ
ードディスク装置522a,522c,522e,52
2gの記録容量の総和よりも大きい記憶容量を有するミ
ラーハードディスク装置74から構成される。つまり、
音声・映像データ記録・再生装置7は、音声・映像デー
タ記録・再生装置5よりも3台少ないハードディスク装
置から構成され、ハードディスクアレイ72は、ミラー
ハードディスク装置74は、ハードディスク装置522
a,522c,522e,522gに記録されている音
声・映像データをバックアップする4:1冗長構成を採
る。
録・再生装置7は、音声・映像データ記録・再生装置5
(図7,図8)と同様に、ディスクアレイコントローラ
70およびハードディスクアレイ72から構成され、ハ
ードディスクアレイ72は、4台のハードディスク装置
522a,522c,522e,522g、および、ハ
ードディスク装置522a,522c,522e,52
2gの記録容量の総和よりも大きい記憶容量を有するミ
ラーハードディスク装置74から構成される。つまり、
音声・映像データ記録・再生装置7は、音声・映像デー
タ記録・再生装置5よりも3台少ないハードディスク装
置から構成され、ハードディスクアレイ72は、ミラー
ハードディスク装置74は、ハードディスク装置522
a,522c,522e,522gに記録されている音
声・映像データをバックアップする4:1冗長構成を採
る。
【0074】また、図11に示すように、ディスクアレ
イコントローラ70は、5個のSPC回路524a,5
24c,524e,524g,524j、メインデータ
マルチプレクサ528、制御部530、ステータス用F
IFO532、読み出し用データコントローラ534、
コマンド用FIFO536および書き込み用データコン
トローラ538から構成されており、音声・映像データ
記録・再生装置5のディスクアレイコントローラ50
(図8)から、データマルチプレクサ526a,526
c,526e,526gおよび3個のSPC回路524
b,524d,524f,524hを除いた構成になっ
ている。
イコントローラ70は、5個のSPC回路524a,5
24c,524e,524g,524j、メインデータ
マルチプレクサ528、制御部530、ステータス用F
IFO532、読み出し用データコントローラ534、
コマンド用FIFO536および書き込み用データコン
トローラ538から構成されており、音声・映像データ
記録・再生装置5のディスクアレイコントローラ50
(図8)から、データマルチプレクサ526a,526
c,526e,526gおよび3個のSPC回路524
b,524d,524f,524hを除いた構成になっ
ている。
【0075】音声・映像データ記録・再生装置7(図1
0,図11)において、ディスクアレイコントローラ7
0は、音声・映像編集装置64(図6、図10および図
11において図示せず)の制御に従い、図10に示すよ
うに、音声・映像編集装置64から入力される音声・映
像データのデータブロック0,4,8,…をハードディ
スク装置522aとミラーハードディスク装置74に重
複して記録させ、データブロック1,5,9,…をハー
ドディスク装置522cとミラーハードディスク装置7
4に重複して記録させ、データブロック2,6,10,
…をハードディスク装置522eとミラーハードディス
ク装置74に重複して記録させ、データブロック3,
7,11,…をハードディスク装置522gとミラーハ
ードディスク装置74に重複して記録させる。
0,図11)において、ディスクアレイコントローラ7
0は、音声・映像編集装置64(図6、図10および図
11において図示せず)の制御に従い、図10に示すよ
うに、音声・映像編集装置64から入力される音声・映
像データのデータブロック0,4,8,…をハードディ
スク装置522aとミラーハードディスク装置74に重
複して記録させ、データブロック1,5,9,…をハー
ドディスク装置522cとミラーハードディスク装置7
4に重複して記録させ、データブロック2,6,10,
…をハードディスク装置522eとミラーハードディス
ク装置74に重複して記録させ、データブロック3,
7,11,…をハードディスク装置522gとミラーハ
ードディスク装置74に重複して記録させる。
【0076】また、ディスクアレイコントローラ70
は、ハードディスク装置522a,522c,522
e,522gに障害が発生していない場合には、音声・
映像編集装置64が再生を要求した音声・映像データを
ハードディスク装置522a,522c,522e,5
22gに再生させ、音声・映像編集装置64に対して出
力する。
は、ハードディスク装置522a,522c,522
e,522gに障害が発生していない場合には、音声・
映像編集装置64が再生を要求した音声・映像データを
ハードディスク装置522a,522c,522e,5
22gに再生させ、音声・映像編集装置64に対して出
力する。
【0077】また、ディスクアレイコントローラ70
は、ハードディスク装置522a,522c,522
e,522gおよびミラーハードディスク装置74に障
害が発生している場合には、音声・映像データ記録・再
生装置5のディスクアレイコントローラ50(図7)と
同様に、障害が生じていることを音声・映像編集装置6
4(図6)に対して表示し、音声・映像編集装置64が
再生を要求した音声・映像データを、障害が発生してい
ないミラーハードディスク装置74に再生させ、音声・
映像編集装置64に対して出力する。
は、ハードディスク装置522a,522c,522
e,522gおよびミラーハードディスク装置74に障
害が発生している場合には、音声・映像データ記録・再
生装置5のディスクアレイコントローラ50(図7)と
同様に、障害が生じていることを音声・映像編集装置6
4(図6)に対して表示し、音声・映像編集装置64が
再生を要求した音声・映像データを、障害が発生してい
ないミラーハードディスク装置74に再生させ、音声・
映像編集装置64に対して出力する。
【0078】音声・映像データ記録・再生装置7(図1
1)において、書き込み用のデータコントローラ538
は、音声・映像データ記録・再生装置5(図7,図8)
においてと同様に、音声・映像編集装置64(図6)か
ら入力される同期データを用いて、データストリーム
(図9)からコマンドデータを分離して制御部530に
対して出力するとともに、各チャネルの音声・映像デー
タを分離してメインデータマルチプレクサ528に対し
て出力する。
1)において、書き込み用のデータコントローラ538
は、音声・映像データ記録・再生装置5(図7,図8)
においてと同様に、音声・映像編集装置64(図6)か
ら入力される同期データを用いて、データストリーム
(図9)からコマンドデータを分離して制御部530に
対して出力するとともに、各チャネルの音声・映像デー
タを分離してメインデータマルチプレクサ528に対し
て出力する。
【0079】読み出し用のデータコントローラ534
は、音声・映像データ記録・再生装置5(図7,図8)
においてと同様に、メインデータマルチプレクサ528
から入力される各チャネルの音声・映像データ、およ
び、ステータス用FIFO532を介して入力されるス
テータスデータをデータストリーム(図9)に多重化
し、同期データを付加して音声・映像編集装置64に対
して出力する。
は、音声・映像データ記録・再生装置5(図7,図8)
においてと同様に、メインデータマルチプレクサ528
から入力される各チャネルの音声・映像データ、およ
び、ステータス用FIFO532を介して入力されるス
テータスデータをデータストリーム(図9)に多重化
し、同期データを付加して音声・映像編集装置64に対
して出力する。
【0080】制御部530は、音声・映像データ記録・
再生装置5(図7,図8)においてと同様に、ステータ
スデータの生成および出力、音声・映像データ記録・再
生装置7の各構成部分に対する制御等を行う。メインデ
ータマルチプレクサ528は、音声・映像データ記録・
再生装置5においてと同様に、データコントローラ53
8から入力される第1チャネル〜第4チャネルの音声・
映像データそれぞれを、SPC回路524a,524
c,524e,524g,524jを介してハードディ
スク装置522a,522c,522e,522gおよ
びミラーハードディスク装置74に対して出力する。ま
た、メインデータマルチプレクサ528は、SPC回路
524a,524c,524e,524g,524jを
介してハードディスク装置522a,522c,522
e,522gおよびミラーハードディスク装置74から
入力される第1チャネル〜第4チャネルの音声・映像デ
ータをデータコントローラ534に対して出力する。
再生装置5(図7,図8)においてと同様に、ステータ
スデータの生成および出力、音声・映像データ記録・再
生装置7の各構成部分に対する制御等を行う。メインデ
ータマルチプレクサ528は、音声・映像データ記録・
再生装置5においてと同様に、データコントローラ53
8から入力される第1チャネル〜第4チャネルの音声・
映像データそれぞれを、SPC回路524a,524
c,524e,524g,524jを介してハードディ
スク装置522a,522c,522e,522gおよ
びミラーハードディスク装置74に対して出力する。ま
た、メインデータマルチプレクサ528は、SPC回路
524a,524c,524e,524g,524jを
介してハードディスク装置522a,522c,522
e,522gおよびミラーハードディスク装置74から
入力される第1チャネル〜第4チャネルの音声・映像デ
ータをデータコントローラ534に対して出力する。
【0081】SPC回路524a,524c,524
e,524g,524jは、音声・映像データ記録・再
生装置5(図7,図8)においてと同様に、ハードディ
スク装置522a,522c,522e,522gおよ
びミラーハードディスク装置74との間でSCSIプロ
トコル制御を行い、これらの装置とメインデータマルチ
プレクサ528との間で音声・映像データを入出力す
る。
e,524g,524jは、音声・映像データ記録・再
生装置5(図7,図8)においてと同様に、ハードディ
スク装置522a,522c,522e,522gおよ
びミラーハードディスク装置74との間でSCSIプロ
トコル制御を行い、これらの装置とメインデータマルチ
プレクサ528との間で音声・映像データを入出力す
る。
【0082】まず、音声・映像データ記録・再生装置7
が、音声・映像データを記録する際の動作を説明する。
音声・映像編集装置64(図6)は、音声・映像データ
記録・再生装置5(図7,図8)に対してと同様に、デ
ータストリーム(図9)に、音声・映像データ記録・再
生装置7に記録動作を開始させる旨のコマンドデータを
多重化し、記録動作を開始させる。さらに、音声・映像
編集装置64は、データストリームに第1チャネル〜第
4チャネルの音声・映像データのデータブロック0,
1,…,15を多重化し、音声・映像データ記録・再生
装置7に対して出力する。
が、音声・映像データを記録する際の動作を説明する。
音声・映像編集装置64(図6)は、音声・映像データ
記録・再生装置5(図7,図8)に対してと同様に、デ
ータストリーム(図9)に、音声・映像データ記録・再
生装置7に記録動作を開始させる旨のコマンドデータを
多重化し、記録動作を開始させる。さらに、音声・映像
編集装置64は、データストリームに第1チャネル〜第
4チャネルの音声・映像データのデータブロック0,
1,…,15を多重化し、音声・映像データ記録・再生
装置7に対して出力する。
【0083】音声・映像データ記録・再生装置7のディ
スクアレイコントローラ70は、図10に示すように、
順次、入力される第1チャネルの音声・映像データのデ
ータブロック0,4,…,12をハードディスク装置5
22aに配分し、第2チャネルの音声・映像データのデ
ータブロック1,5,…,13をハードディスク装置5
22bに配分し、第3チャネルの音声・映像データのデ
ータブロック2,6,…,14をハードディスク装置5
22cに配分し、第4チャネルの音声・映像データのデ
ータブロック3,7,…,15をハードディスク装置5
22に配分し、第1〜第4チャネルの音声・映像データ
のデータブロック0〜15の全てをミラーハードディス
ク装置74に供給し、これらの装置それぞれに分配・供
給したデータブロック0〜15を記録させる。
スクアレイコントローラ70は、図10に示すように、
順次、入力される第1チャネルの音声・映像データのデ
ータブロック0,4,…,12をハードディスク装置5
22aに配分し、第2チャネルの音声・映像データのデ
ータブロック1,5,…,13をハードディスク装置5
22bに配分し、第3チャネルの音声・映像データのデ
ータブロック2,6,…,14をハードディスク装置5
22cに配分し、第4チャネルの音声・映像データのデ
ータブロック3,7,…,15をハードディスク装置5
22に配分し、第1〜第4チャネルの音声・映像データ
のデータブロック0〜15の全てをミラーハードディス
ク装置74に供給し、これらの装置それぞれに分配・供
給したデータブロック0〜15を記録させる。
【0084】つまり、ハードディスク装置522aとミ
ラーハードディスク装置74は第1チャネルの音声・映
像データを重複して記録し、ハードディスク装置522
cとミラーハードディスク装置74とは第1チャネルの
音声・映像データを重複して記録し、ハードディスク装
置522eとミラーハードディスク装置74とは第3チ
ャネルの音声・映像データを重複して記録し、ハードデ
ィスク装置522gとミラーハードディスク装置74と
は第4チャネルの音声・映像データを重複して記録する
ことになる。
ラーハードディスク装置74は第1チャネルの音声・映
像データを重複して記録し、ハードディスク装置522
cとミラーハードディスク装置74とは第1チャネルの
音声・映像データを重複して記録し、ハードディスク装
置522eとミラーハードディスク装置74とは第3チ
ャネルの音声・映像データを重複して記録し、ハードデ
ィスク装置522gとミラーハードディスク装置74と
は第4チャネルの音声・映像データを重複して記録する
ことになる。
【0085】次に、音声・映像データ記録・再生装置7
が、音声・映像データを再生する際の動作を説明する。
音声・映像編集装置64(図6)は、音声・映像データ
記録・再生装置7を制御して再生動作を開始させる。
が、音声・映像データを再生する際の動作を説明する。
音声・映像編集装置64(図6)は、音声・映像データ
記録・再生装置7を制御して再生動作を開始させる。
【0086】音声・映像データ記録・再生装置7のディ
スクアレイコントローラ70は、再生が要求されたチャ
ネルの音声・映像データを記録しているディスク装置を
選択し、音声・映像データ記録・再生装置5(図7,図
8)においてと同様に、障害の有無に応じて再生動作を
行わせるハードディスク装置を変更して、音声・映像編
集装置64が再生を要求する音声・映像データを再生
し、制御部530が生成するステータスデータと多重化
してデータストリーム(図9)を生成し、音声・映像編
集装置64に対して出力する。
スクアレイコントローラ70は、再生が要求されたチャ
ネルの音声・映像データを記録しているディスク装置を
選択し、音声・映像データ記録・再生装置5(図7,図
8)においてと同様に、障害の有無に応じて再生動作を
行わせるハードディスク装置を変更して、音声・映像編
集装置64が再生を要求する音声・映像データを再生
し、制御部530が生成するステータスデータと多重化
してデータストリーム(図9)を生成し、音声・映像編
集装置64に対して出力する。
【0087】第4の実施形態に示したように音声・映像
データ記録・再生装置7を構成することにより音声・映
像データ記録・再生装置5と同様な効果を得ることがで
きる。さらに、図8と図11とを比較して分かるよう
に、音声・映像データ記録・再生装置7(図11)のハ
ードウェア量は、音声・映像データ記録・再生装置5
(図8)に比べて大幅に少ないので、音声・映像データ
記録・再生装置7は小型・安価である。
データ記録・再生装置7を構成することにより音声・映
像データ記録・再生装置5と同様な効果を得ることがで
きる。さらに、図8と図11とを比較して分かるよう
に、音声・映像データ記録・再生装置7(図11)のハ
ードウェア量は、音声・映像データ記録・再生装置5
(図8)に比べて大幅に少ないので、音声・映像データ
記録・再生装置7は小型・安価である。
【0088】しかも、音声・映像データ記録・再生装置
7においては、音声・映像データ記録・再生装置5(図
7,図8)と同様に、ミラーハードディスク装置74が
ハードディスク装置522a,522c,522e,5
22gの記録内容をバックアップしているので、これら
の装置のいずれかに故障が発生しても音声・映像データ
が失われることがなく、信頼性が高い。さらに、音声・
映像データ記録・再生装置7においては、ハードディス
ク装置522a,522c,522e,522gおよび
ミラーハードディスク装置74に対してホットスワップ
による保守が可能であり、音声・映像データ記録・再生
装置7は放送局等における連続使用にも適している。
7においては、音声・映像データ記録・再生装置5(図
7,図8)と同様に、ミラーハードディスク装置74が
ハードディスク装置522a,522c,522e,5
22gの記録内容をバックアップしているので、これら
の装置のいずれかに故障が発生しても音声・映像データ
が失われることがなく、信頼性が高い。さらに、音声・
映像データ記録・再生装置7においては、ハードディス
ク装置522a,522c,522e,522gおよび
ミラーハードディスク装置74に対してホットスワップ
による保守が可能であり、音声・映像データ記録・再生
装置7は放送局等における連続使用にも適している。
【0089】以下、音声・映像データ記録・再生装置5
(図7,8)および音声・映像データ記録・再生装置7
(図10,図11)の信頼性に付いて考察する。まず、
音声データ記録・再生装置2a〜2d(図4)のよう
に、各チャネル対応に2台のディスク装置を用いたミラ
ー構成(2重系システム)の信頼性は、下式1に示す通
りとなる。
(図7,8)および音声・映像データ記録・再生装置7
(図10,図11)の信頼性に付いて考察する。まず、
音声データ記録・再生装置2a〜2d(図4)のよう
に、各チャネル対応に2台のディスク装置を用いたミラ
ー構成(2重系システム)の信頼性は、下式1に示す通
りとなる。
【0090】
【数1】
【0091】ただし、式1において、Rs (t)はシス
テム信頼度関数、r(t)はディスク装置単体の信頼度
関数である。また、ミラー構成のディスク装置のシステ
ムMTBF(mean time between failure) θs とディス
ク装置単体のMTBFのθu との関係は、下式2に示す
通りである。
テム信頼度関数、r(t)はディスク装置単体の信頼度
関数である。また、ミラー構成のディスク装置のシステ
ムMTBF(mean time between failure) θs とディス
ク装置単体のMTBFのθu との関係は、下式2に示す
通りである。
【0092】
【数2】
【0093】ここで、ディスク装置単体の信頼度関数r
(t)が、下式3に示す指数分布である場合には、ミラ
ー構成のディスク装置のMTBFθs は、下式4に示す
ように、ディスク装置単体のMTBFθu の3/2倍に
なる。
(t)が、下式3に示す指数分布である場合には、ミラ
ー構成のディスク装置のMTBFθs は、下式4に示す
ように、ディスク装置単体のMTBFθu の3/2倍に
なる。
【0094】
【数3】
【0095】
【数4】
【0096】同様に、2台のディスク装置に1台のミラ
ーハードディスク装置を設けた2:1冗長構成のシステ
ムMTBFθs は、ディスク装置単体のMTBFθu の
約11/6倍になり、パリティを付すRAIDレベル3
並みの信頼性を得ることができることが分かる。
ーハードディスク装置を設けた2:1冗長構成のシステ
ムMTBFθs は、ディスク装置単体のMTBFθu の
約11/6倍になり、パリティを付すRAIDレベル3
並みの信頼性を得ることができることが分かる。
【0097】例えば、ディスク装置としてHDD装置を
用いる場合、代表的な3.5インチHDD装置(例え
ば、Seagate社の3.5”HDD Baracu
da4)単体のMTBFθu は、80万時間(約90
年)である。従って、2:1冗長構成の場合、システム
MTBFθs は約160年となる。このように、k:1
冗長構成としても、システムMTBFθs を充分に長く
することができる。
用いる場合、代表的な3.5インチHDD装置(例え
ば、Seagate社の3.5”HDD Baracu
da4)単体のMTBFθu は、80万時間(約90
年)である。従って、2:1冗長構成の場合、システム
MTBFθs は約160年となる。このように、k:1
冗長構成としても、システムMTBFθs を充分に長く
することができる。
【0098】しかも、音声・映像データ記録・再生装置
7(図10,図11)においては、ハードディスク装置
522a,522c,522e,522gおよびミラー
ハードディスク装置74それぞれに対応してSPC回路
524a,524c,524e,524g,524jが
設けられており、ミラーハードディスク装置74を稼働
させつつ、障害を起こしたハードディスク装置522
a,522c,522e,522gを交換する(ホット
スワップを行う)ことができる。したがって、音声・映
像データ記録・再生装置7は、音声編集システム4(図
3)と同様に、放送局等における連続運転の用途に好適
である。一方、ハードディスク装置の数が、音声編集シ
ステム4に比べて少なくて済むので、音声・映像データ
記録・再生装置7の小型化・低価格化は容易である。
7(図10,図11)においては、ハードディスク装置
522a,522c,522e,522gおよびミラー
ハードディスク装置74それぞれに対応してSPC回路
524a,524c,524e,524g,524jが
設けられており、ミラーハードディスク装置74を稼働
させつつ、障害を起こしたハードディスク装置522
a,522c,522e,522gを交換する(ホット
スワップを行う)ことができる。したがって、音声・映
像データ記録・再生装置7は、音声編集システム4(図
3)と同様に、放送局等における連続運転の用途に好適
である。一方、ハードディスク装置の数が、音声編集シ
ステム4に比べて少なくて済むので、音声・映像データ
記録・再生装置7の小型化・低価格化は容易である。
【0099】図12は、第4の実施形態に示した音声・
映像データ記録・再生装置7(図10,図11)の変形
例(音声・映像編集システム8)の構成を示す図であ
る。なお、図12に示すように、音声・映像データ記録
・再生装置7のミラーハードディスク装置74を、デイ
ジーチェーン接続したハードディスク装置522b,5
22d,522f,522hから構成されるミラーハー
ドディスク装置84に置換して、音声・映像データ記録
・再生装置8を構成することが可能である。ただし、こ
の場合、ハードディスク装置522d,522f,52
2hそれぞれがデイジーチェーン接続用のSPC回路を
備える必要があるので、音声・映像データ記録・再生装
置8は、音声・映像データ記録・再生装置7に比べて、
ハードディスク装置およびSPC回路の数は多くなる。
映像データ記録・再生装置7(図10,図11)の変形
例(音声・映像編集システム8)の構成を示す図であ
る。なお、図12に示すように、音声・映像データ記録
・再生装置7のミラーハードディスク装置74を、デイ
ジーチェーン接続したハードディスク装置522b,5
22d,522f,522hから構成されるミラーハー
ドディスク装置84に置換して、音声・映像データ記録
・再生装置8を構成することが可能である。ただし、こ
の場合、ハードディスク装置522d,522f,52
2hそれぞれがデイジーチェーン接続用のSPC回路を
備える必要があるので、音声・映像データ記録・再生装
置8は、音声・映像データ記録・再生装置7に比べて、
ハードディスク装置およびSPC回路の数は多くなる。
【0100】また、音声・映像データ記録・再生装置7
(図10,図11)のハードディスク装置522a,5
22c,522e,522gそれぞれに、各チャネルの
音声・映像データそれぞれを記録するのではなく、音声
・映像編集システム3(図1)の音声・映像データ記録
・再生装置1(図2)と同様に、ストライピングにより
ハードディスク装置522a,522c,522e,5
22gに音声・映像データを記録することも可能であ
る。
(図10,図11)のハードディスク装置522a,5
22c,522e,522gそれぞれに、各チャネルの
音声・映像データそれぞれを記録するのではなく、音声
・映像編集システム3(図1)の音声・映像データ記録
・再生装置1(図2)と同様に、ストライピングにより
ハードディスク装置522a,522c,522e,5
22gに音声・映像データを記録することも可能であ
る。
【0101】また、音声・映像データ記録・再生装置
7,8のハードディスクアレイ72は4:1冗長構成に
限らず、用途等に応じてk:1冗長構成(但し、kは整
数、k≧2)とすることができるのは言うまでもない。
また、第4の実施形態において説明した音声・映像デー
タ記録・再生装置7に対しては、音声・映像データ記録
・再生装置5(図7,図8)等に対してと同様な変形が
可能である。
7,8のハードディスクアレイ72は4:1冗長構成に
限らず、用途等に応じてk:1冗長構成(但し、kは整
数、k≧2)とすることができるのは言うまでもない。
また、第4の実施形態において説明した音声・映像デー
タ記録・再生装置7に対しては、音声・映像データ記録
・再生装置5(図7,図8)等に対してと同様な変形が
可能である。
【0102】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る音声・
映像データ記録・再生装置およびその方法は、ランダム
アクセス可能な記録装置に音声・映像データを記録し、
記録した音声・映像データの任意の部分を再生すること
ができるので、編集処理に好適である。また、本発明に
係る音声・映像データ記録・再生装置およびその方法に
よれば、音声・映像データをランダムアクセス可能な記
録媒体に対して記録・再生する際のアクセス時間を極
力、短くし、能率よく音声・映像データを記録・再生す
ることができる。
映像データ記録・再生装置およびその方法は、ランダム
アクセス可能な記録装置に音声・映像データを記録し、
記録した音声・映像データの任意の部分を再生すること
ができるので、編集処理に好適である。また、本発明に
係る音声・映像データ記録・再生装置およびその方法に
よれば、音声・映像データをランダムアクセス可能な記
録媒体に対して記録・再生する際のアクセス時間を極
力、短くし、能率よく音声・映像データを記録・再生す
ることができる。
【0103】また、本発明に係る音声・映像データ記録
・再生装置およびその方法によれば、複数の装置を接続
して、音声・映像データに対する複雑な編集処理を能率
よく行うことができ、しかも、複数の装置を接続する場
合にも、ケーブル接続等の物理的な接続を少なくするこ
とができる。また、本発明に係る音声・映像データ記録
・再生装置およびその方法は、少ないハードウェア量で
音声・映像データの任意の部分を信頼性高く記録・再生
することができるので、小規模な編集システムに好適で
ある。
・再生装置およびその方法によれば、複数の装置を接続
して、音声・映像データに対する複雑な編集処理を能率
よく行うことができ、しかも、複数の装置を接続する場
合にも、ケーブル接続等の物理的な接続を少なくするこ
とができる。また、本発明に係る音声・映像データ記録
・再生装置およびその方法は、少ないハードウェア量で
音声・映像データの任意の部分を信頼性高く記録・再生
することができるので、小規模な編集システムに好適で
ある。
【図1】第1の実施形態における本発明に係る音声・映
像編集システムの構成を示す図である。
像編集システムの構成を示す図である。
【図2】図1に示した音声・映像データ記録・再生装置
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図3】第2の実施形態における本発明に係る音声編集
システムの構成を示す図である。
システムの構成を示す図である。
【図4】図3に示した音声データ記録・再生装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図5】第1の実施形態に示した音声・映像編集システ
ム(図1)において、ハードディスクアレイがハードデ
ィスク装置から音声・映像データを再生する際のアクセ
スタイミングを示す図である。
ム(図1)において、ハードディスクアレイがハードデ
ィスク装置から音声・映像データを再生する際のアクセ
スタイミングを示す図である。
【図6】第3の実施形態における音声・映像編集システ
ムの構成を示す図である。
ムの構成を示す図である。
【図7】図6に示した音声・映像データ記録・再生装置
の構成および動作の概略を示す図である。
の構成および動作の概略を示す図である。
【図8】図6に示した音声・映像データ記録・再生装置
の詳細な構成を示す図である。
の詳細な構成を示す図である。
【図9】図7に示した音声・映像編集システムにおい
て、音声・映像編集装置と音声・映像データ記録・再生
装置との間で伝送されるデータストリームの構成を示す
図である。
て、音声・映像編集装置と音声・映像データ記録・再生
装置との間で伝送されるデータストリームの構成を示す
図である。
【図10】第4の実施形態における本発明に係る音声・
映像データ記録・再生装置の構成および動作の概略を示
す図である。
映像データ記録・再生装置の構成および動作の概略を示
す図である。
【図11】図10に示した音声・映像データ記録・再生
装置の詳細な構成を示す図である。
装置の詳細な構成を示す図である。
【図12】第4の実施形態に示した音声・映像データ記
録・再生装置(図10,図11)の変形例の構成を示す
図である。
録・再生装置(図10,図11)の変形例の構成を示す
図である。
1…音声・映像データ記録・再生装置、10…ディスク
アレイコントローラ、12…ハードディスクアレイ、1
20a〜120i…ハードディスク装置、3…音声・映
像編集システム、30,32…SCSI回路、34…音
声・映像編集システム、2a〜2d…音声データ記録・
再生装置、20…ディスクアレイコントローラ、22…
ディスク装置、220a,220b…ハードディスク装
置、5,7,8…音声・映像データ記録・再生装置、5
0,70…ディスクアレイコントローラ、52,72…
ハードディスクアレイ、74,84…ミラーハードディ
スク装置、520a,520c,520e,520g…
ディスク装置、522a〜522h…ハードディスク装
置、524a〜524j…SPC回路、526a,52
6c,526e,526g…データマルチプレクサ、5
28…メインデータマルチプレクサ、530…制御部、
532…ステータス用FIFO、534…データコント
ローラ、536…コマンド用FIFO、538…データ
コントローラ、6…音声・映像編集システム、64…音
声・映像編集装置、620,624…P/S回路、62
2,626…S/P回路。
アレイコントローラ、12…ハードディスクアレイ、1
20a〜120i…ハードディスク装置、3…音声・映
像編集システム、30,32…SCSI回路、34…音
声・映像編集システム、2a〜2d…音声データ記録・
再生装置、20…ディスクアレイコントローラ、22…
ディスク装置、220a,220b…ハードディスク装
置、5,7,8…音声・映像データ記録・再生装置、5
0,70…ディスクアレイコントローラ、52,72…
ハードディスクアレイ、74,84…ミラーハードディ
スク装置、520a,520c,520e,520g…
ディスク装置、522a〜522h…ハードディスク装
置、524a〜524j…SPC回路、526a,52
6c,526e,526g…データマルチプレクサ、5
28…メインデータマルチプレクサ、530…制御部、
532…ステータス用FIFO、534…データコント
ローラ、536…コマンド用FIFO、538…データ
コントローラ、6…音声・映像編集システム、64…音
声・映像編集装置、620,624…P/S回路、62
2,626…S/P回路。
Claims (2)
- 【請求項1】k個(kは整数、k≧2)の音声データお
よび映像データまたはこれらのいずれか(音声・映像デ
ータ)が、所定の順番に多重化されたデータストリーム
を受信する受信手段と、 受信した前記データストリームから前記k個の音声・映
像データそれぞれを分離する分離手段と、 分離した前記k個の音声・映像データそれぞれを、ラン
ダムアクセス可能にそれぞれ記録するk個の第1の記録
手段と、 分離した前記k個の音声・映像データの全てを、ランダ
ムアクセス可能に記録してバックアップする第2の記録
手段と、 前記第1の記録手段それぞれから、または、前記第1の
記録手段に障害が発生している場合には前記第2の記録
手段から、これらの記録手段に記録した前記k個の音声
・映像データを再生する再生手段と、 再生した前記k個の音声・映像データを前記所定の順番
に多重化し、前記データストリームを生成する多重化手
段とを有する音声・映像データ記録・再生装置。 - 【請求項2】k個(kは整数、k≧2)の音声データお
よび映像データまたはこれらのいずれか(音声・映像デ
ータ)が、所定の順番に多重化されたデータストリーム
を受信し、 受信した前記データストリームから前記k個の音声・映
像データそれぞれを分離し、 分離した前記k個の音声・映像データそれぞれを、ラン
ダムアクセス可能にそれぞれ記録し、 分離した前記k個の音声・映像データの全てを、ランダ
ムアクセス可能に記録してバックアップし、 それぞれ記録した前記k個の音声・映像データ、また
は、これらk個の音声・映像データが再生できない場合
にはバックアップした前記k個の音声・映像データを再
生し、 再生した前記k個の音声・映像データを前記所定の順番
に多重化し、前記データストリームを生成する音声・映
像データ記録・再生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8132103A JPH09320202A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 音声・映像データ記録・再生装置およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8132103A JPH09320202A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 音声・映像データ記録・再生装置およびその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09320202A true JPH09320202A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15073531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8132103A Pending JPH09320202A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 音声・映像データ記録・再生装置およびその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09320202A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998041016A1 (fr) * | 1997-03-13 | 1998-09-17 | Sony Corporation | Equipement et procede pour enregistrer et reproduire de l'image et le son |
WO1999030224A1 (fr) * | 1997-12-05 | 1999-06-17 | Sony Corporation | Enregistreur/lecteur de donnees, procede d'enregistrement/lecture et serveur audiovisuel |
JP2004342200A (ja) * | 2003-05-14 | 2004-12-02 | Funai Electric Co Ltd | ディスク記録装置 |
JP2012138144A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Hitachi Consumer Electronics Co Ltd | 記録再生装置および記録再生方法 |
WO2014142134A1 (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-18 | 株式会社東芝 | コンテンツ配信装置、コンテンツ配信サーバ、および記録媒体 |
-
1996
- 1996-05-27 JP JP8132103A patent/JPH09320202A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998041016A1 (fr) * | 1997-03-13 | 1998-09-17 | Sony Corporation | Equipement et procede pour enregistrer et reproduire de l'image et le son |
US6587640B1 (en) | 1997-03-13 | 2003-07-01 | Sony Corporation | Video and audio recording with audio being recorded in plural channels independently of video on different recording media |
WO1999030224A1 (fr) * | 1997-12-05 | 1999-06-17 | Sony Corporation | Enregistreur/lecteur de donnees, procede d'enregistrement/lecture et serveur audiovisuel |
US6625390B1 (en) | 1997-12-05 | 2003-09-23 | Sony Corporation | Apparatus and method for recording and reproducing data, and AV server |
US7136578B2 (en) | 1997-12-05 | 2006-11-14 | Sony Corporation | Apparatus and method for recording and reproducing data, and AV server |
JP2004342200A (ja) * | 2003-05-14 | 2004-12-02 | Funai Electric Co Ltd | ディスク記録装置 |
JP2012138144A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Hitachi Consumer Electronics Co Ltd | 記録再生装置および記録再生方法 |
WO2014142134A1 (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-18 | 株式会社東芝 | コンテンツ配信装置、コンテンツ配信サーバ、および記録媒体 |
JP2014178874A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Toshiba Corp | コンテンツ配信装置、コンテンツ配信サーバ、およびプログラム |
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