JP2005078385A - データ記録再生装置及び時分割アクセス制御方法 - Google Patents

データ記録再生装置及び時分割アクセス制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
従来に比して一段と多くの入出力ポートを有し、かつ応答性の良いデータ記録再生装置及び時分割アクセス制御方法を実現する。
【解決手段】
外部との間でデータを入出力するためのデータポートを複数有する入出力部と、データを記録及び再生する記録手段を複数有する記録再生部と、記録再生部を複数のタイムスロットで時分割して複数のデータポートにアクセスさせる時分割アクセス制御部とをデータ記録再生装置に設け、記録再生部のデータ転送バンド幅は、データポートのデータ転送バンド幅よりも大きく、時分割アクセス制御部は、所定単位のデータを、当該時分割アクセス制御部と記録再生部との間を1タイムスロットで転送するとともに、当該時分割アクセス制御部とデータポートとの間を複数の上記タイムスロットで転送するようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明はデータ記録再生装置及び時分割アクセス制御方法に関し、例えばビデオサーバシステムに適用して好適なものである。
近年、放送局向けの映像・音声データの記録再生装置として、急速に記録密度が向上して低価格化しつつあるハードディスクドライブ等のランダムアクセス可能な記録再生メディアを使用して、デジタル化された映像・音声データを記録再生する装置が普及しつつある。
一般的に、これらの映像・音声データの記録再生装置(以下、ビデオサーバと言う)においては、要求される映像及び音声データ(以下、これをAV(Audio/Visual)データと呼ぶ)の転送レートが高い上に、放送規格に則って一定時間に一定量のデータを確実に再生、若しくは記録することが要求される。そこで、最近は、ハードディスクドライブを複数台並列運転することにより転送レートを高速化し、更に、パリティデータを記録しておくことにより、万一いずれかのハードディスクドライブが故障しても、元のデータを復元(再構築)できるようにすることで信頼性を確保したRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)と呼ばれるディスクアレイ装置が、ビデオサーバにおけるデータの記録再生部として使用されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、このようなビデオサーバにおいては、複数の入出力ポートを介したAVデータの素材共有を行い得るようになされている。この場合ビデオサーバにおいては、各入出力ポートに対してそれぞれ固有の時間枠(以下、これをタイムスロットと呼ぶ)を割り当てておき、各入出力ポートはそのタイムスロットにおいてディスクアレイ装置にアクセスすることにより、当該ディスクアレイ装置を複数の入出力ポートで時分割使用するようになされている。
特開2001−356883公報
従来このようなビデオサーバとして、図4に示すように、HD(High Definition:高精細)信号で8ch、SD(Standard Definition:標準精細)信号で10ch程度の入出力ポートを有する入出力ユニット2に対して、RAIDユニット3が4台接続されて構成されたものがある。そして、このような構成のビデオサーバ1に対し、入出力ポートの更なる増加が求められていた。
しかしながら入出力ポートを増加した場合、RAIDユニット3に対する入出力ポートの割り当て周期(サイクル)が増大し、これによりビデオサーバシステム1全体での入出力の応答性が悪化するという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、従来に比して一段と多くの入出力ポートを有し、かつ応答性の良いデータ記録再生装置及び時分割アクセス制御方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、外部との間でデータを入出力するためのデータポートを複数有する入出力部と、データを記録及び再生する記録手段を複数有する記録再生部と、記録再生部を複数のタイムスロットで時分割して複数のデータポートにアクセスさせる時分割アクセス制御部とをデータ記録再生装置に設け、記録再生部のデータ転送バンド幅は、データポートのデータ転送バンド幅よりも大きく、時分割アクセス制御部は、所定単位のデータを、当該時分割アクセス制御部と記録再生部との間を1タイムスロットで転送するとともに、当該時分割アクセス制御部とデータポートとの間を複数の上記タイムスロットで転送するようにした。
記録再生部と時分割アクセス制御部との間を1タイムスロットで転送したデータを、ともに、時分割アクセス制御部とデータポートとの間を複数タイムスロットかけて転送するようにしたことにより、記録再生部とデータポートのデータ転送バンド幅の差を時分割アクセス制御部で吸収し、これによりデータ記録再生装置のデータポート数を従来に比して一段と増加させることができる。
また本発明においては、時分割アクセス制御部は、映像データを映像用の記録手段に記録及び再生するとともに、音声データを音声用の記録手段に記録及び再生するようにした。そして、1つのタイムスロット当たり、複数のデータポートを記録再生部にアクセスさせるようにした。
これにより、データポート数を増加したことによるポート割り当てサイクルの増大を最小限にし、データ記録再生装置の応答性を向上することができる。
本発明によれば、外部との間でデータを入出力するためのデータポートを複数有する入出力部と、データを記録及び再生する記録手段を複数有する記録再生部と、記録再生部を複数のタイムスロットで時分割して複数のデータポートにアクセスさせる時分割アクセス制御部とをデータ記録再生装置に設け、記録再生部のデータ転送バンド幅は、データポートのデータ転送バンド幅よりも大きく、時分割アクセス制御部は、所定単位のデータを、当該時分割アクセス制御部と記録再生部との間を1タイムスロットで転送するとともに、当該時分割アクセス制御部とデータポートとの間を複数の上記タイムスロットで転送するようにしたことにより、記録再生部とデータポートのデータ転送バンド幅の差を時分割アクセス制御部で吸収し、これによりデータポート数を従来に比して一段と増加したデータ記録再生装置を実現できる。
また本発明によれば、映像データを映像用の記録手段に記録及び再生するとともに、音声データを音声用の記録手段に記録及び再生するようにし、1つのタイムスロット当たり複数のデータポートを記録再生部にアクセスさせるようにしたことにより、データポート数を増加したことによるポート割り当てサイクルの増大を最小限にし、これにより応答性を向上したデータ記録再生装置を実現できる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)ビデオサーバシステムの全体構成
図4との共通部分に同一符号を付して示す図1において、10は全体として本発明を適用したデータ記録再生装置としてのビデオサーバシステムを示し、入出力部4及びストレージ部53が、これらの間のデータ転送を司る時分割アクセス制御部としてのディストリビューション部6を介して接続されている。
入出力部4においては、8台の同一構成でなる入出力ユニット2(2A〜2H)と、入出力ユニット2A〜2Hを介した外部とのAVデータの入出力を管理するファイルマネージャ7とを有している。入出力ユニット2A〜2Hは、それぞれHD信号対応のデータポートとしての入出力ポートを10ch備えており、これによりビデオサーバシステム10は、全体で外部に対して8×10ch=80chの入出力ポートを有する。
実際上、第1の入出力ユニット2Aには1ch〜10chが割り当てられており、以降同様に、第2の入出力ユニット2B〜第8の入出力ユニット2Hに対し、それぞれ11ch〜20ch、21ch〜30ch、31ch〜40ch、41ch〜50ch、51ch〜60ch、61ch〜70ch、71ch〜80chが割り当てられている。
一方、記録再生部としてのストレージ部5は、同一構成でなる36台のRAIDユニット3を有している。この計36台のRAIDユニット3のうち、32台は映像を記録するための映像RAIDユニット3V(3V1〜3V32)であり、残りの4台は音声を記録再生するための音声映像RAIDユニット3A(3A1〜3A4)である。各RAIDユニット7は、それぞれ22台のハードディスクドライブ及びディスクアレイコントローラ(図示せず)で構成される。
各入出力ユニット2はそれぞれ、固有に割り当てられたタイムスロットの間だけストレージ部5を占有し、当該ストレージ部5の各RAIDユニット3に対するAVデータの記録及び再生を行う。このタイムスロット(TS)の時間長は、従来と同じ1TS=4フレームに選定されている。
AVデータの記録時において、入出力ユニット2は、外部から入出力ポートを介して入力されたAVデータに対して所定の圧縮符号化処理を施した後、ディストリビューション部6の記録ディストリビュータ8Aに供給する。
記録ディストリビュータ8Aは、入出力ユニット2から供給されたAVデータを映像データ及び音声データに分離する。そして記録ディストリビュータ7Aは、送出元の入出力ユニット2に割り当てられたタイムスロットの間に、映像データを32台の映像RAIDユニット3V1〜3V32に分散記録(ストライピング)するとともに、音声データを4台の音声RAIDユニット3A1〜3A4に分散記録する。
またAVデータの再生時において、入出力ユニット2は、ディストリビューション部6の再生ディストリビュータ8Bを介してストレージ部5からデータを読み出す。
このとき再生ディストリビュータ8Bは、送出先の入出力ユニット2に割り当てられたタイムスロットの間に、分散記録された映像データを32台の映像RAIDユニット3V1〜3V32から再生して再構成するとともに、分散記録された音声データを4台の音声RAIDユニット3A1〜3A4から再生して再構成し、さらに当該再構成した映像データと音声データとからAVデータを再構成して、これを入出力ユニット2に送出する。
入出力ユニット2は、再生ディストリビュータ8Bから供給されたAVデータに対して所定の復号処理を施して外部に出力する。
かくしてビデオサーバシステム10は、入出力部4において従来に比して8倍の計8台の入出力ユニット2を設けるとともに、ストレージ部5においても約8倍の計36台のRAIDユニット3を設けることにより、ストレージ部5に記録したAVデータに対し、従来の10倍にあたる80chという極めて多数の入出力ポートを介した素材共有及び同時アクセスを行い得るようになされている。
ここで、AVデータには、LTC(Longitudinal Time Code)やVITC(Vertical
Interval Time Code)等のタイムコード、UMID(Unique Material Identifier)と呼ばれる素材識別情報、映像の特徴等をテキストデータで記述したエッセンスマークや字幕データ等の各種付加情報(以下、これをメタデータと呼ぶ)が付加されている。AVデータの記録時において記録ディストリビュータ8Aは、このメタデータをAVデータから分離し、映像RAIDユニット3V1〜3V32に分散記録する。そして、AVデータの再生時において再生ディストリビュータ8Bは、映像RAIDユニット3V1〜3V32から再生してAVデータに付加する。
(2)ビデオサーバシステムにおけるアクセスタイミングの詳細
上述したようにビデオサーバシステム10においては、従来の約8倍の計36台のRAIDユニット3で構成されるストレージ部5を、従来の8倍の計8台の入出力ユニット2で構成される入出力部4の80chの入出力ポートで共用するようになされている。
これにより、単純に1タイムスロット当たり1chの入出力ポートを割り当てた場合、各入出力ポートの割り当てサイクルは従来比8倍の80タイムスロットに一度、すなわち80×4フレーム=320フレーム毎となり、ビデオサーバシステム10全体の入出力レスポンスが悪化することになる。
ここで、一般にハードディスクドライブには所定時間当たりの最大シーク数が設定されている。そして、このビデオサーバシステム10で用いられるRAIDユニット3においては、1タイムスロット当たり最大8シークが保証されている。従来のビデオサーバシステム1では、映像データ及び音声データを同一のRAID3ユニットに記録していたため、映像1カット当たりで、映像データ1シーク及び音声データ1シークの計2シークが発生していた。これにより従来のビデオサーバシステム1の構成では、1タイムスロット当たり最大4カットのAVデータを入出力することができる。
これに対して本発明によるビデオサーバシステム10では、上述したように、映像データと音声データとをそれぞれ専用の映像RAIDユニット7V及び音声RAIDユニット7Aに記録するようにしたことにより、1タイムスロット当たり映像データ及び音声データがそれぞれ独立して8シークを行うことができ、これによりこのビデオサーバシステム10では、従来の2倍に相当する1タイムスロット当たり最大8カットのAVデータを入出力することができる。
このため、ビデオサーバシステム10で保証する1タイムスロット当たりの最大カット数を従来と同等の4カットとするならば、1タイムスロット当たり2ch分のAVデータをRAIDユニット7に記録または再生し得ることになる。
本発明によるビデオサーバシステム10では、1タイムスロットに2chの入出力ポートを割り当てるようにしたことにより、従来比8倍の80chの入出力ポートを設けたにも関わらず、入出力ポートの割り当て間隔を従来比4倍の40タイムスロットに抑え、応答性の低下を軽減することができる。
また、上述したようにこのビデオサーバシステム10においては、計36台のRAIDユニット3でストレージ部5を構成した。これにより、ストレージ部5全体における1タイムスロットで読み書きできるデータ量(すなわち、ストレージ部5全体のデータ転送バンド幅)は従来比で約8倍になる。
これに対して、各入出力ユニット2当たりのデータ伝送速度(データ転送バンド幅)は従来と同一である。このため各入出力ユニット2は、ストレージ部5が1タイムスロットで記録・再生するデータを、8タイムスロットかけて当該ストレージ部5との間で伝送することになり、データ転送バンド幅にアンバランスが生じることになる。
このためこのビデオサーバシステム10においては、ディストリビューション部6の記録ディストリビュータ8A及び再生ディストリビュータ8Bの内部にそれぞれ記録バッファ及び再生バッファ(図示せず)を設け、当該バッファによって入出力部4〜ディストリビューション部6間とディストリビューション部6〜ストレージ部5間のデータ転送バンド幅の差を吸収するようになされている。
次に、上述したビデオサーバシステム10におけるアクセスタイミングを、図2及び図3に示すタイミングチャートを用いて詳細に説明する。
すなわち図2に示すAVデータの記録時において、第1の入出力ユニット2Aは、その入出力ポート1ch及び2chから入力されたAVデータを1〜8の8タイムスロットかけて記録ディストリビュータ8Aに伝送する。記録ディストリビュータ8Aは、1ch及び2chのAVデータを映像データ及び音声データに分離し、これらを1タイムスロットでストレージ部5に伝送する。
1タイムスロット遅れて第2の入出力ユニット2Bは、その入出力ポート11ch及び12chから入力されたAVデータを2〜9の8タイムスロットかけて記録ディストリビュータ8Aに伝送する。記録ディストリビュータ8Aは、11ch及び12chのAVデータを映像データ及び音声データに分離し、これらを1タイムスロットでストレージ部5に伝送する。
さらに1タイムスロット遅れて第3の入出力ユニット2Cは、その入出力ポート21ch及び22chから入力されたAVデータを3〜10の8タイムスロットかけて記録ディストリビュータ8Aに伝送する。記録ディストリビュータ8Aは、11ch及び12chのAVデータを映像データ及び音声データに分離し、これらを1タイムスロットでストレージ部5に伝送する。
以降、第4の入出力ユニット2D〜第8の入出力ユニット2Hはそれぞれ2ch分のAVデータを8タイムスロットかけて伝送する。このような第1の入出力ユニット2A〜第8の入出力ユニット2Hのローテーションを5回繰り返すことにより、ビデオサーバシステム10は80chの入出力ポートを1サイクル40タイムスロットで一巡してストレージ部5に対する記録を行う。
また図3に示すAVデータの再生時において、再生ディストリビュータ8Bは、第1の入出力ユニット2Aから指定された1ch及び2chの映像データ及び音声データを、ストレージ部5から1タイムスロットで読み出す。そして再生ディストリビュータ8Bは、当該映像データ及び音声データを再構成してAVデータを生成し、これを1〜8の8タイムスロットかけて第1の入出力ユニット2Aに伝送する。
続いて再生ディストリビュータ8Bは、第2の入出力ユニット2Bから指定された11ch及び12chの映像データ及び音声データを、ストレージ部5から1タイムスロットで読み出す。そして再生ディストリビュータ8Bは、当該映像データ及び音声データを再構成してAVデータを生成し、これを2〜9の8タイムスロットかけて第2の入出力ユニット2Bに伝送する。
さらに再生ディストリビュータ8Bは、第3の入出力ユニット2Cから指定された21ch及び22chの映像データ及び音声データを、ストレージ部5から1タイムスロットで読み出す。そして再生ディストリビュータ8Bは、当該映像データ及び音声データを再構成してAVデータを生成し、これを3〜10の8タイムスロットかけて第3の入出力ユニット2Cに伝送する。
以降、再生ディストリビュータ8Bは第4の入出力ユニット2D〜第8の入出力ユニット2Hから指定された2ch分の映像データ及び音声データを順次ストレージ部5から読み出し、再構成したAVデータをそれぞれ8タイムスロットかけて対応する入出力ユニット2に伝送する。
このようなローテーションを5回繰り返すことにより、ビデオサーバシステム10は80chの入出力ポートを1サイクル40タイムスロットで一巡してストレージ部5からの再生を行う。
ここで図2及び図3に示すように、記録ディストリビュータ8A及び再生ディストリビュータ8Bにおいては、それぞれ各入出力ユニット2A〜2Hとの間のデータ伝送タイミングを1タイムスロットずつずらしてタイムスケジュールを組んだことにより、ストレージ部に対する同時アクセスを防止するとともに、記録ディストリビュータ8A及び再生ディストリビュータ8B内におけるAVデータの集中や滞留を最小限にし、バッファ容量やデータ伝送遅延を最低限に抑えるようになされている。
(3)動作及び効果
以上の構成において、このビデオサーバシステム10では、8台の入出力ユニット2によって80chの入出力ポートを有する入出力部4を構成するとともに、36台のRAIDユニット3でストレージ部5を構成した。
そしてこのビデオサーバシステム10では、AVデータをディストリビューション部6において映像データと音声データとに分離するとともに、36台のRAIDユニット3のうちの一部を、映像データ記録用の映像RAIDユニット3Vとして割り当てるとともに、残りを音声データ記録用の音声RAIDユニット3Aとして割り当てた。
このようにこのビデオサーバシステム10では、映像データ及び音声データをそれぞれ専用の映像RAIDユニット3V及び音声RAIDユニット3Aに記録するようにしたことにより、1タイムスロット当たりのストレージ部5に入出力できるカット数を倍増させた。そして、この入出力可能なカット数の増加を利用して、1タイムスロットに対して2chの入出力ポートを割り当てるようにした。
これによりこのビデオサーバシステム10では、入出力ポートを従来の8倍に増加したにも関わらず、入出力ポートの割り当てサイクルを従来比4倍の40タイムスロットに抑え、応答性の低下を低減することができる。
また、このビデオサーバシステム10では、入出力部4とストレージ部5との間に、データの分配及び再構成を行うディストリビューション部6を設け、記録ディストリビュータ8A及び再生ディストリビュータ8Bの記録バッファ及び再生バッファによって入出力部4〜ディストリビューション部6間とディストリビューション部6〜ストレージ部5間のデータ転送バンド幅の差を吸収するようにしたことにより、多数のRAIDユニット3を並列に設けたストレージ部5を多数の入出力ポートで共有し得るようにした。
以上の構成によれば、映像データ及び音声データをそれぞれ専用の映像RAIDユニット3V及び音声RAIDユニット3Aに記録するようにしたことにより、ストレージ部5に対して1タイムスロットあたり2chの入出力ポートを割り当て得るようにし、これにより入出力ポートの割り当てサイクルを短縮して応答性の低下を低減することができる。
また、入出力部4とストレージ部5との間に、データの分配及び再構成を行うディストリビューション部6を設け、入出力部4とストレージ部5のデータ転送バンド幅の差をディストリビューション部6で吸収することにより、多数のRAIDユニット3を並列に設けたストレージ部5を多数の入出力ポートで共有することができる。
(4)他の実施の形態
なお上述の実施の形態においては、映像データ及び音声データを分離してそれぞれ専用の映像RAIDユニット3V及び音声RAIDユニット3Aに記録するようにしたことにより、1タイムスロット当たりの入出力カット数を4カットに保ったまま、1タイムスロットあたり2chの入出力ポートを割り当て得るようにしたが、本発明はこれに限らず、1タイムスロット当たりの入出力カット数を制限すれば、1タイムスロットあたりの割り当て入出力ポート数をさらに増加させることができる。例えば1タイムスロット当たりのカット数を2カットに制限すれば、1タイムスロットあたり4chの入出力ポートを割り当てることができ、これにより入出力ポートの割り当てサイクルを20タイムスロットに半減することができる。
この場合、ストレージ部5に対する記録時において、ファイルシステムで管理している記録領域に対して1タイムスロットで記録し得る単位よりも小さい領域を作らない(短いカットを記録しない)ようにするとともに、再生時において、1タイムスロットで再生し得る単位よりも短いカットは、その前後のデータとともに再生するようにすればよい。
また上述の実施の形態においては、映像データ及び音声データを分離してそれぞれ専用の映像RAIDユニット3V及び音声RAIDユニット3Aに記録するようにしたことにより、1タイムスロットあたり2chの入出力ポートを割り当て得るようにしたが、本発明はこれに限らず、ストレージ部5のRAIDユニット3の台数を倍増して当該RAIDユニット3を2つのグループに分けて管理するようにし、記録時においては2つのグループに同一のAVデータを記録するとともに、再生時においてはグループ毎に異なるカットを読み出すようにすれば、1タイムスロット当たりの割り当て入出力ポート数をさらに増加させることができ、これにより入出力ポートの割り当てサイクルを低減することができる。
さらに、上述の実施の形態においては、8台の入出力ユニット2で入出力部4を構成し、全体として80chのHD信号対応の入出力ポートを設けるようにしたが、本発明はこれに限らず、入出力ユニット2の台数を適宜変更して入出力ポートのch数を増減したり、あるいはHD信号対応の入出力ポートに変えてSD信号対応の入出力ポートを設けてもよく、またストレージ部5におけるRAIDユニット3の台数も適宜変更してもよい。
本発明は、ビデオサーバシステムの他にも、種々のデータを記録及び再生する様々なデータ記録/再生システムに適用できる。
本発明によるビデオサーバシステムの全体構成を示すブロック図である。 記録時における入出力ユニット〜ストレージ部の間のデータ伝送タイミングを示すタイミングチャートである。 再生時におけるストレージ部〜入出力ユニットの間のデータ伝送タイミングを示すタイミングチャートである。 従来のビデオサーバシステムの全体構成を示すブロック図である。
符号の説明
1、10……ビデオサーバシステム、2……入出力ユニット、3……RAIDユニット、4……入出力部、5……ストレージ部、6……ディストリビューション部、7……ファイルマネージャ、8A……記録ディストリビュータ、8B……再生ディストリビュータ。

Claims (6)

  1. 外部との間でデータを入出力するためのデータポートを複数有する入出力部と、
    上記データを記録及び再生する記録手段を複数有する記録再生部と、
    上記記録再生部を複数のタイムスロットで時分割して複数の上記データポートにアクセスさせる時分割アクセス制御部と
    を具え、
    上記記録再生部のデータ転送バンド幅は、上記データポートのデータ転送バンド幅よりも大きく、
    上記時分割アクセス制御部は、所定単位の上記データを、上記記録再生部と当該時分割アクセス制御部との間を1タイムスロットで転送するとともに、当該時分割アクセス制御部と上記データポートとの間を複数タイムスロットかけて転送する
    ことを特徴とするデータ記録再生装置。
  2. 上記データは映像データ及び音声データでなり、
    上記時分割アクセス制御部は、上記映像データを映像用の上記記録手段に記録及び再生するとともに、上記音声データを音声用の上記記録手段に記録及び再生する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ記録再生装置。
  3. 上記時分割アクセス制御部は、1つの上記タイムスロット当たり複数の上記データポートを上記記録再生部にアクセスさせる
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ記録再生装置。
  4. 所定のデータを記録及び再生する記録手段を複数有する記録再生部を複数のタイムスロットで時分割して、外部との間で上記データを入出力するための複数のデータポートに時分割アクセスさせるアクセス制御方法において、
    上記記録再生部のデータ転送バンド幅は、上記データポートのデータ転送バンド幅よりも大きく、
    上記記録再生部から1タイムスロットで入出力された所定単位の上記データを、複数タイムスロットかけて上記データポートから入出力させる
    ことを特徴とする時分割アクセス制御方法。
  5. 上記データは映像データ及び音声データでなり、
    上記映像データを映像用の上記記録手段に記録及び再生するとともに、上記音声データを音声用の上記記録手段に記録及び再生する
    ことを特徴とする請求項4に記載の時分割アクセス制御方法。
  6. 1つの上記タイムスロット当たり、複数の上記データポートを上記記録再生部にアクセスさせる
    ことを特徴とする請求項4に記載の時分割アクセス制御方法。
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