JP3876949B2 - データ記録再生装置および方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビデオデータ等を記録再生するデータ記録再生装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、CATV(ケーブル・テレビジョン)等の普及による情報提供の多チャネル化に伴い、従来のVTR(ビデオ・テープ・レコーダ)とは異なり、1台の映像・音声データ記録再生装置から複数の映像・音声データを同時に再生するという要求が高まりつつある。そして、この要求を満たすために、ハードディスク等のランダムアクセスが可能な記録再生メディアを使用して、映像・音声データを記録再生するオーディオ・ビデオ(以下、AVとも記す。)サーバと呼ばれる装置が普及しつつある。
【0003】
一般的に、例えば放送局内におけるAVサーバにおいては、画質・音質に対する要求から、必要とされるデータの転送レートが高い上に、長時間のデータを記録するために大容量である必要がある。そこで、映像・音声データを蓄積すると共に並列運転可能な複数のハードディスク装置(以下、HDDと記す。)を含むデータ記録再生装置を用いることによりデータ転送レートの高速化と大容量化を図る試みや、更にパリティデータを記録しておくことにより、万一いずれかのHDDが故障しても信頼性を確保できるようにする試みがなされている。これにより、放送局が提供しようとしている番組の内容や放送形態により要求されるチャネル数が異なる場合であっても、複数の素材データを分散的に記録しておいて多チャネルの送出を同時に行ったり、同一の素材データを再生時間をずらして多チャネルで再生することによりニア・ビデオ・オン・デマンド(NVOD)システムを構築する等、多様な使用形態に対応し得るマルチチャネルAVサーバを実現することができる。
【0004】
このようなマルチチャネルAVサーバに用いられるデータ記録再生装置には、1988年にPatterson 等により発表された論文(Patterson,D.A.,Gibson,G.,Kats,R.H., “A Case for Redundant Arrays of Inexpensive Disk(RAID)",ACM SIGMOD Conference ,Chicago,III .,Jun.1-3,1988. )の中で提唱されているRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks )技術が使用されている。上記論文の中では、RAIDはRAID−1からRAID−5まで5つに分類されている。このうち、代表的なものはRAID−1、RAID−3およびRAID−5である。なお、説明上の分類として、RAID−0という分類もある。RAID−0は、複数のハードディスクを並列動作させる方式である。
【0005】
RAID−1は、2つのハードディスクに同じ内容を書き込む方式である。また、RAID−3は、入力データを一定の長さに分割して、複数のHDDに記録すると共に、パリティデータを生成して、他の1台のHDDに書き込む方式である。一方、RAID−5は、データの分割の単位(ブロック)を大きくして、1つの分割データをデータブロックとして1つのHDDに記録すると共に、各HDDの互いに対応するデータブロックの排他的論理和をとった結果(パリティデータ)をパリティブロックとして他のHDDに記録すると共に、パリティブロックを全HDDに分散する方式である。
【0006】
図22は、RAID技術を用いたAVサーバの構成の一例を示す構成図である。このAVサーバ100は、複数の画像データのマルチ入出力を提供するCM(コマーシャル)送出装置やニュース編集装置等として利用されるものである。このAVサーバ100は、入力画像データを記録するための複数のディスクアレイ装置1101 〜1104 と、各ディスクアレイ装置1101 〜1104 に記録する画像データの入力および各ディスクアレイ装置1101 〜1104 より再生した画像データの出力を行うプロセッサ部120とを備えている。
【0007】
このAVサーバ100では、例えば、ビデオ機器121や衛星回線用送受信装置122から入力された複数の入力画像データDI1〜DIn(nは、2以上の整数値。)の各々がディスクアレイ装置1101 〜1104 の少なくとも1つに記録される。また、必要に応じてディスクアレイ装置1101 〜1104 に記録したデータが再生され、例えば、ビデオモニタ123や衛星回線用送受信装置124に出力データDO1〜DOnとして出力される。
【0008】
図23は、ディスクアレイ装置110(1101 〜1104 を代表して表す。)の構造の一例を示す説明図である。ディスクアレイ装置110は、複数のHDD1311 〜1315 と、これらのHDD1311 〜1315 を制御するディスクアレイコントローラ130とを備えている。ディスクアレイ装置110においては、データは、HDD1311 〜1315 の各々に、所定の単位(例えば、1フレームまたは1GOP(Group Of Picture)単位)のデータが並列に読み書きされるようになっている。このように、単にデータが並列に読み書きされる構造は、RAID−0の方式によるものである。RAID−3の方式の場合は、複数のHDD1311 〜1315 のうちの1台は、パリティデータ専用に使用される。なお、図23では、5台のHDD1311 〜1315 を示したが、HDDの数はこれに限られるものではない。
【0009】
ディスクアレイ装置110では、入力された画像データDIは、ディスクアレイコントローラ130によって、例えば、1フレーム分のデータが、例えば1バイト単位で分割され、分割されたデータは、HDD1311 〜1315 によって順に各HDD1311 〜1315 内のハードディスクに並列に書き込まれる。なお、図23では、1フレーム目のデータF1 および2フレーム目のデータF2 が、各HDD1311 〜1315 内のハードディスクに並列に書き込まれている場合について示している。また、ディスクアレイ装置110では、各HDD1311 〜1315 によって記録されたデータを再生する際には、ディスクアレイコントローラ130によって、各HDD1311 〜1315 よりデータを再生させ、この再生された各データを、入力時と同じように並べて、単一化して再生データDO として出力するようになっている。
【0010】
なお、ディスクアレイ装置110では、各HDD1311 〜1315 におけるデータのシーク(検索動作)時間の影響を少なくするため、1度に行われるアクセス(読み書きの動作)でのデータの量がある程度(例えば、数10フレーム分)まとめて行われる必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したAVサーバ100に代表されるデータ記録再生装置において、記録したデータの変速再生を行いたい場合がある。この場合、従来のデータ記録再生装置では、以下のような理由から、所望の速度の変速再生に必要な情報を得ることができなかったり、変速再生による再生画像に情報の欠落が生じてしまうという問題があった。
【0012】
例えば、RAID−0、RAID−3の方式によるデータ記録再生装置では、単位画像毎にデータがHDDに並列に読み書きされるので、変速再生を行う場合には、単位画像毎に、次の再生すべき画像データをシークする時間が掛かり(例えば、10〜20msec程度)、データの読み出し速度としては、例えば、3フレーム/100msec 程度の性能が限界であった。このため、マルチアクセスを基本とするAVサーバ100では、数フレーム/秒程度の性能でしかデータを出力できず、通常必要とされる30フレーム/秒の情報が取得できないという問題がある。
【0013】
また、例えば、RAID−5を用いたデータ記録再生装置では、各単位画像が個別のHDDに記録されているため、RAID−0、RAID−3の方式のように、シークに起因する問題は発生しない。しかしながら、例えば、フレームF1 ,F2 ,F3 ,..という連続的なフレームデータを2倍速で再生する場合、フレームF1,F3 ,F5 ,F7 ,F9 ,...という飛び飛びのデータが出力されるため、フレームF2 ,F4 ,F6 ,F8 ,...に関するデータの情報が出力されないという問題がある。また、例えば、4倍速で再生する場合には、出力されるデータは、フレームF1 ,F5 ,F9 ,...であり、更に情報が欠落してしまう。このように、再生速度を増す毎に、情報の欠落が大きくなってしまう。なお、このような情報の欠落は、RAID−0、RAID−3の方式でも同様に発生する。
【0014】
なお、VTRにおける変速再生の場合、ビテオテープの記録トラック間に磁化されていないガードバンドと呼ばれる部分があり、記録エリアに切れ目があるものの、その再生画像では、全てのフレームに関する情報が分割された状態で含まれている。これにより、例えば、フラッシュが焚かれた部分の画像のように、画像中に瞬間的に記録されている情報を変速再生を行いながら、探すことができるという利点がある。一方、上述のデータ記録再生装置においては、上述のような理由から、フレーム単位で情報の欠落が生じるため、変速再生中に特定の場面を探すような場合には、目的の場面を見つけることができないことがある。
【0015】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、変速再生時において、情報の欠落が少なく、且つ変速再生に必要な情報を容易に得ることができるデータ記録再生装置および方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明によるデータ記録再生装置は、入力画像データをフレーム単位毎に複数領域に分割し、複数の分割データを生成するデータ分割手段と、分割データの分割数に対応して複数の記録グループにグループ分けされた複数の記録媒体に分割データの記録を行うと共に、必要に応じて記録された分割データの再生を行う記録再生手段と、この記録再生手段によって再生された分割データに基づいて、個々のフレームの画像データを生成する画像データ生成手段と、フレーム単位毎に各分割データがそれぞれ異なる記録グループの記録媒体に割り当てられて記録されると共に、その割り当てパターンが一定のパターンで周期的に変化するように、前記記録再生手段を制御する制御手段とを備えている。
【0017】
また、本発明によるデータ記録再生方法は、入力画像データをフレーム単位毎に複数領域に分割して複数の分割データを生成し、分割データの分割数に対応して複数の記録グループにグループ分けされた複数の記録媒体において、フレーム単位毎に各分割データがそれぞれ異なる記録グループの記録媒体に割り当てられて記録されると共に、その割り当てパターンが一定のパターンで周期的に変化するように、複数の記録媒体に記録を行い、必要に応じて記録された分割データの再生を行い、再生された分割データに基づいて、個々のフレームの画像データを生成するようにしたものである。
【0018】
本発明による記録再生装置では、データ分割手段によって、入力画像データをフレーム単位毎に複数領域に分割し、複数の分割データを生成する。また、制御手段によって、フレーム単位毎に各分割データがそれぞれ異なる記録グループの記録媒体に割り当てられて記録されると共に、その割り当てパターンが一定のパターンで周期的に変化するように、記録再生手段が制御される。
【0019】
また、本発明によるデータ記録再生方法では、入力画像データをフレーム単位毎に複数領域に分割され、複数の分割データが生成される。また、フレーム単位毎に各分割データがそれぞれ異なる記録グループの記録媒体に割り当てられて記録されると共に、その割り当てパターンが一定のパターンで周期的に変化するように、複数の記録媒体に記録が行われ、必要に応じて、記録された分割データの再生を行い、再生された分割データに基づいて、個々のフレームの画像データが生成される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
図1は、本発明の一実施の形態に係るデータ記録再生装置としてのAVサーバ10の構成の一例を示すブロック図である。このAVサーバ10は、複数の画像データのマルチ入出力を提供するCM送出装置やニュース編集装置等として利用されるものである。このAVサーバ10は、RAID構造の複数のディスクアレイ装置111 〜11n (nは、2以上の整数値。図では、nが4である例を示す。)と、各ディスクアレイ装置111 〜11n に記録するデータの入力および各ディスクアレイ装置111 〜11n より再生したデータの出力を行う入出力プロセッサ部12とを備えている。ここで、各ディスクアレイ装置111 〜11n が、本発明における記録再生手段に対応する。
【0022】
入出力プロセッサ部12は、一定時間間隔を複数に分割した時間的区切りであるタイムスロット単位で各ディスクアレイ装置111 〜11n に対するデータの記録または再生のためのアクセスを時分割的に実行する複数の入出力プロセッサ装置(図ではIOPと記す。)131 〜13m (mは2以上の整数値。図では、nが4である例を示す。)と、素材情報等を管理する管理装置14とを有している。ここで、各入出力プロセッサ装置131 〜13m が、本発明における画像データ生成手段および制御手段に対応する。
【0023】
入出力プロセッサ装置131 〜13m および管理装置14とディスクアレイ装置111 〜11n との間は、上りデータバス15および下りデータバス16により接続されている。なお、上りデータバス15および下りデータバス16は、ディスクアレイ装置111 〜11n の台数分存在し、1つの上りデータバス15および1つの下りデータバス16には、1つのディスクアレイ装置11i (iは1以上n以下の任意の整数値)と入出力プロセッサ装置131 〜13m および管理装置14が接続されている。すなわち、1つの入出力プロセッサ装置13j (jは1以上m以下の任意の整数値)および管理装置14は、複数の上りデータバス15および複数の下りデータバス16に接続されている。なお、本実施の形態では、下りデータバス16は、入出力プロセッサ装置131 〜13m および管理装置14からディスクアレイ装置111 〜11n に向かう方向のデータを転送するためのバスとし、その逆方向のデータを転送するためのバスを上りデータバス15とする。
【0024】
各入出力プロセッサ装置13j は、データの記録の際には、ビデオ信号等の入力信号SIj を所定の形式の画像データに変換し、このデータおよびこのデータの記録を指示するコマンドを、下りデータバス16を介して、各ディスクアレイ装置111 〜11n に送信するようになっている。また、各入出力プロセッサ装置13j は、データの再生の際には、データの再生を指示するコマンドを、下りデータバス16を介して、各ディスクアレイ装置111 〜11n に送信すると共に、各ディスクアレイ装置111 〜11n より再生され、上りデータバス15を介して転送されたデータを所定の信号に変換して、出力信号SOj として外部に出力するようになっている。
【0025】
各ディスクアレイ装置11i は、入力データをパリティデータを記録するための複数のHDDを備えている。各ディスクアレイ装置11i は、データの記録の際には、下りデータバス16を介して、入出力プロセッサ装置13j より入力データおよびコマンドを受信し、入力データを所定のデータ単位で分割して複数の分割データを生成すると共に、入力データに基づいてパリティデータを生成し、コマンドに従って、分割データおよびパリティデータを複数のHDDに記録するようになっている。また、各ディスクアレイ装置11i は、データの再生の際には、下りデータバス16を介して、入出力プロセッサ装置13j よりコマンドを受信し、このコマンドに従って複数のHDDを制御して、分割データおよびパリティデータを再生し、パリティデータを用いて分割データに対して誤り訂正処理を行い、この誤り訂正処理後の分割データを多重化して、出力データとして、上りデータバス15を介して入出力プロセッサ装置13j に対して出力するようになっている。
【0026】
図3は、入出力プロセッサ装置13j の構成を示すブロック図である。なお、この図においては、上りデータバス15および下りデータバス16の図示を省略している。入出力プロセッサ装置13j は、入力信号SIj を所定の形式の画像データに変換する画像入力インタフェース(図では、I/Fと記す。)41と、画像入力インタフェース41から出力された画像データを単位画像毎に複数の画像グループ(例えば、グループA〜Dの4つのグループ)に分割して複数の分割データを生成する画像グループ分割部42と、画像グループ分割部42によって生成された複数の分割データを画像グループ毎に少なくとも所定の画像単位分(例えば、16フレーム単位分。)一時記憶する画像データ一時記憶部43と、画像データ一時記憶部43において一時記憶された所定の画像単位分(例えば、16フレーム単位分。)の分割データを単一化して所定のデータストリーム構造の画像データDI をディスクアレイ装置11i に出力するHDD出力インタフェース部44とを有している。ここで、画像グループ分割部42が、本発明におけるデータ分割手段に対応する。
【0027】
画像データ一時記憶部43は、それぞれグループA〜Dの4つにグループ分けされた分割データの各々を記憶する各グループ用の一時記憶部43A〜43Dを含んでいる。画像グループ分割部42は、グループ分けした分割データを画像グループ毎に一時記憶部43A〜43Dに選択的に切り換えて出力する切換器42aと、分割データがいずれのグループに属するのかを示すグループ情報であるグループID(識別情報)を、単位画像毎に分割データの先頭に付加するID付加回路42bとを含んでいる。HDD出力インタフェース部44は、一時記憶部43A〜43Dに対する接続状態を選択的に切り換えて、一時記憶部43A〜43Dに記憶された分割データを選択的に取得する切換器44aと、切換器44aにおける接続状態の切り換えを制御し、一時記憶部43A〜43Dから取得される分割データを所定のデータストリーム構造のデータDI に変換させる振り分け制御部44bとを含んでいる。ここで、画像グループ分割部42のID付加回路42bとHDD出力インタフェース部44とが、本発明における付加手段に対応する。
【0028】
また、入出力プロセッサ装置13jは、ディスクアレイ装置11i から所定の画像単位分(例えば、16フレーム単位分。)の画像データDO を読み込んで出力するHDD入力インタフェース部51と、HDD入力インタフェース部51から出力された画像データのグループ情報を単位画像毎に検出すると共に、検出したグループ情報に基づいて画像データを分割して出力する画像グループ検出部52と、画像グループ検出部52から出力された分割データを画像グループ毎に一時記憶する画像データ一時記憶部53と、画像データ一時記憶部53において一時記憶された各分割データを単一化して所定の信号に変換し、出力信号SOj として外部に出力する画像出力インタフェース54とを有している。
【0029】
画像データ一時記憶部53は、それぞれグループA〜Dの4つにグループ分けされた分割データの各々を記憶する各グループ用の一時記憶部53A〜53Dを含んでいる。画像グループ検出部52は、HDD入力インタフェース部51から出力された画像データを画像グループ毎に一時記憶部53A〜53Dに選択的に切り換えて出力する切換器52aと、画像データのグループ情報であるグループIDを単位画像毎に判断すると共に、判断したグループ情報に基づいて、切換器52aにおける接続状態の切り換えを制御するID判断回路52bとを含んでいる。
【0030】
なお、図示しないが、入出力プロセッサ装置13j には、データの再生速度等を制御する速度制御部が含まれている。この速度制御部は、例えば、再生速度に応じて、一時記憶部53A〜53Dにおける分割データの格納領域を制御したり、再生速度に応じて、一時記憶部53A〜53Dにおける格納領域のどの領域からデータを読み出すべきかを制御するようになっている。
【0031】
図4ないし図6は、それぞれ画像の分割方法の一例を示す説明図である。ここで、図4は、単位画像を縦方向に4つに等分して4つのグループA〜Dの画像に分割した例について示している。図5は、単位画像を縦方向と横方向にそれぞれ2つに等分して4つのグループA〜Dの画像に分割した例について示している。図6は、単位画像を縦方向に4つに等分すると共に、横方向に5つに等分して、全部で20個の分割ブロックに分割し、各分割ブロックを循環的に4つのグループA〜Dの画像にグループ分けした例について示している。なお、画像の分割方法は、これらの図に示した例に限定されるものではなく、他の方法によるものであってもよい。画像グループ分割部42は、例えば、図4ないし図6に示した分割方法で、画像データを単位画像毎に複数の画像グループに分割すると共に、グループ分けした分割データを、画像グループ毎に、例えば、1バイトずつ一時記憶部43A〜43Dに選択的に切り換えて出力するようになっている。
【0032】
図7は、HDD出力インタフェース部44から出力される所定のデータストリームである画像データDI のデータ構造の一例を示す説明図である。本実施の形態におけるAVサーバ10は、複数チャンネルのデータの入出力が可能であり、例えば、4つのチャンネルのデータCH1〜CH4が入出力されるようになっている。HDD出力インタフェース部44から出力されるデータDI は、複数のチャンネルのうちの1つ、例えば、データCH1に関するデータである。HDD出力インタフェース部44から出力されるデータDIは、データの先頭であることを示すヘッダ部と、ディスクアレイ装置11iに対する制御用のコマンド・データが格納されるコマンド・データ部と、所定の画像単位分(例えば、16フレーム単位分。)の実質的な画像データが格納されるデータ領域とで構成されている。
【0033】
データ領域において、1フレーム分のデータ領域には、各画像グループの実質的なデータが、例えば、1バイト単位で順番に記述されている。ここで、データの並びの順番は、フレームに応じて異なっており、例えば、1フレーム目のデータがA1 ,B1 ,C1 ,D1 ,A2 ,B2 ,...の順番で記述され、2フレーム目のデータがB1 ,C1 ,D1 ,A1 ,B2 ,C2 ,...の順番で記述されている。このデータの並びの順番は、一定のパターンで周期的に変化するようになっており、例えば、4フレーム毎に循環するような並びとなっている。
【0034】
また、1フレーム毎の実質的な画像データの先頭部分には、各フレームのグループID(GPID)の情報が付加されている。グループIDの情報としては、各画像グループの名前であるID(A〜D)が、データの並びの順番に対応する順番で記述されている。すなわち、このグループIDの情報によって、データのグループと、データの並びの順番が分かるようになっている。HDD出力インタフェース部44は、振り分け制御部44bにおいて、切換器44aにおける接続状態の切り換えを制御し、一時記憶部43A〜43Dに記憶された分割データを画像グループ毎に、例えば、1バイトずつ選択的に取得して、図7で示したデータ構造になるように、データDI を構成してディスクアレイ装置11i に出力するようになっている。
【0035】
図2は、ディスクアレイ装置11i の構成を示すブロック図である。ディスクアレイ装置11i は、データの実質的に記録再生動作が行われる複数のHDD20と、複数のHDD20を制御するディスクアレイコントローラ30とを備えている。ディスクアレイ装置11i においては、データは、複数のHDD20の各々に、所定の単位(例えば、1フレームまたは1GOP単位)で並列に読み書きされるようになっている。このように、単にデータが並列に読み書きされる構造は、RAID−0の方式によるものである。RAID−3の方式の場合は、複数のHDD20のうちの1台は、パリティデータ専用に使用される。なお、図では、パリティデータ用のHDDを省略している。また、図では、8台のHDDを示したが、HDDの数はこれに限られるものではない。
【0036】
HDD20は、4つのグループW,X,Y,Zにグループ分けされたHDD20W,20X,20Y,20Zを有している。HDD20Wには、2つのHDD20W1 ,20W2 が含まれ、HDD20Xには、2つのHDD20X1 ,20X2 が含まれている。同様に、HDD20Yには、2つのHDD20Y1 ,20Y2 が含まれ、HDD20Zには、2つのHDD20Z1 ,20Z2 が含まれている。
【0037】
ディスクアレイコントローラ30は、データの記録時には、入出力プロセッサ装置13j からデータDIが入力されると共に、データの再生時には、入出力プロセッサ装置13j に対してデータDO を出力するデータ分配器31と、データの記録時には、データ分配器31からデータが入力されると共に、データの再生時には、データ分配器31に対してHDD20W,20X,20Y,20Zからのデータを選択的に出力する切り換え器32W,32X,32Y,32Zとを有している。
【0038】
データ分配器31は、データの記録時には、入出力プロセッサ装置13j から入力されたデータDI を、例えば、1バイト単位で選択的に切り換え器32W,32X,32Y,32Zに出力するようになっている。また、データ分配器31は、データの再生時には、切り換え器32W,32X,32Y,32Zから、例えば、1バイト単位で選択的にデータを取得し、取得したデータを、例えば、16フレーム分のデータに単一化したデータDOにして入出力プロセッサ装置13j に出力するようになっている。
【0039】
切り換え器32Wは、データの記録時には、入出力プロセッサ装置13j から選択的に入力されたデータを2つのHDD20W1 ,20W2 のいずれか一方に選択的に出力するようになっている。また、切り換え器32Wは、データの再生時には、2つのHDD20W1 ,20W2 のいずれか一方から、例えば、1バイト単位のデータを選択的に取得し、入出力プロセッサ装置13j に出力するようになっている。なお、他の切り換え器32X,32Y,32Zについても、切り換え器32Wと同様となっている。
【0040】
図8は、HDD20W,20X,20Y,20Zと、HDD20W,20X,20Y,20Zに記録されるデータのグループとの関係を説明するための説明図である。なお、図において、最も太い線で囲まれた領域は、ディスクアレイ装置11i の1回の動作で連続的にアクセスされるデータD1 である。この図において、例えば、網掛けによって示した部分は、HDD20Wに記録された1フレーム目のデータが、画像グループAに分類されるデータであることを示しており、また、HDD20X,20Y,20Zの各々に記録された1フレーム目のデータが、それぞれ画像グループB,C,Dに分類されるデータであることを示している。本実施の形態では、HDD20W,20X,20Y,20Zと、これらのHDDに記録されるデータのグループとの関係が一定のパターンで周期的に変化するようになっており、例えば、図に示した例では、HDD20W,20X,20Y,20Zには、4フレーム毎にグループが循環するようにデータが記録されている。このようなデータの循環的な記録は、入出力プロセッサ装置13j から入力された図7で示した構造のデータDI を、ディスクアレイ装置11i のデータ分配器31において、例えば、1バイト単位で順番にHDD20W,20X,20Y,20Zに振り分けて記録することによって実現される。
【0041】
上記のような記録構造が採られたHDD20において、通常の速度での再生が行われる場合には、1フレーム目として再生される再生データF1は、HDD20W,20X,20Y,20Zの1フレーム目の記録領域に記録されたデータ1A,1B,1C,1Dである。また、2フレーム目として再生される再生データF2 は、HDD20W,20X,20Y,20Zの2フレーム目の記録領域に記録されたデータ2B,2C,2D,2Aである。本実施の形態において、通常の速度での再生が行われる場合に、最終的に出力されるデータの構造は、従来と同様である。
【0042】
図9〜図15は、上記のような記録構造が採られたHDD20において、変速再生を行う場合のデータの再生手法を説明するための説明図である。なお、図において、最も太い線で囲まれた領域は、ディスクアレイ装置11i の1回の動作で連続的にアクセスされるデータ領域である。図9は、2倍速での再生動作が行われる場合を示し、図10および図11は、4倍速での再生動作が行われる場合を示している。また、図12ないし図15は、8倍速での再生動作が行われる場合を示している。
【0043】
図9に示したように、2倍速での再生動作が行われる場合には、HDD20W,20Yと、HDD20X,20Zとで、1回の動作でアクセスされるデータのフレームの番号(Frame No.)が異なっている。例えば、HDD20W,20Yにおいて、1〜16フレームのデータが読み出される場合には、HDD20X,20Zにおいて、17〜32フレームのデータが読み出されるようになっている。
【0044】
2倍速での再生動作が行われる場合には、1フレーム目として再生される再生データF1は、HDD20Wの1,2フレーム目の記録領域に記録されたデータ1A,2Bと、HDD20Yの1,2フレーム目の記録領域に記録されたデータ1C,2Dとで構成されている。また、2フレーム目として再生される再生データF2 は、HDD20Wの3,4フレーム目の記録領域に記録されたデータ3C,4Dと、HDD20Yの3,4フレーム目の記録領域に記録されたデータ3A,4Bとで構成されている。また、例えば、9フレーム目として再生される再生データF9 は、HDD20Xの17,18フレーム目の記録領域に記録されたデータ17B,18Cと、HDD20Zの17,18フレーム目の記録領域に記録されたデータ17D,18Aとで構成されている。このように、本実施の形態においては、2倍速での再生が行われる場合に、最終的に出力される再生データには、従来と異なり、全てのフレームに関する情報が含まれている。
【0045】
図10および図11に示したように、4倍速での再生動作が行われる場合には、HDD20W,20X,20Y,20Zの各々で、1回の動作でアクセスされるデータのフレームの番号が異なっている。例えば、HDD20Wにおいて、1〜16フレームのデータが読み出される場合には、HDD20Xにおいて、17〜32フレームのデータが読み出されるようになっている。また、この場合、HDD20Yにおいて、33〜48フレームのデータが読み出されると共に、HDD20Zにおいて、49〜64フレームのデータが読み出されるようになっている。
【0046】
4倍速での再生動作が行われる場合には、1フレーム目として再生される再生データF1 は、HDD20Wの1〜4フレーム目の記録領域に記録されたデータ1A,2B,3C,4Dによって構成されている。また、2フレーム目として再生される再生データF2は、HDD20Wの5〜8フレーム目の記録領域に記録されたデータ5A,6B,7C,8Dによって構成されている。また、例えば、9フレーム目として再生される再生データF9は、HDD20Yの33〜36フレーム目の記録領域に記録されたデータ33C,34D,35A,36Bによって構成されている。このように、本実施の形態においては、4倍速での再生が行われる場合に、最終的に出力される再生データには、従来と異なり、全てのフレームに関する情報が含まれている。
【0047】
図12ないし図15に示したように、8倍速での再生動作が行われる場合には、は、HDD20W,20X,20Y,20Zの各々で、1回の動作でアクセスされるデータのフレームの番号が異なっている。また、8倍速での再生動作が行われる場合には、HDD20W,20X,20Y,20Zの各々で、1回のアクセス動作の間に飛び飛びの4フレーム単位でデータの記録領域にアクセスする必要がある。このため、本実施の形態では、ディスクアレイ装置11iは、1回のアクセス動作の間に4回のシークが可能である構成となっている。
【0048】
8倍速での再生動作が行われる場合には、例えば、HDD20Wにおいて、1アクセス間(1回のアクセス動作の間)に1〜4フレームのデータと、9〜12フレームのデータと、17〜20フレームのデータと、25〜28フレームのデータとの記録領域にアクセスするようになっている。また、このとき、HDD20Xにおいて、1アクセス間に33〜36フレームのデータと、41〜44フレームのデータと、49〜52フレームのデータと、57〜60フレームのデータとの記録領域にアクセスするようになっている。更に、このとき、HDD20Yにおいて、1アクセス間に65〜68フレームのデータと、73〜76フレームのデータと、81〜84フレームのデータと、89〜92フレームのデータとの記録領域にアクセスするようになっている。また更に、このとき、HDD20Zにおいて、1アクセス間に97〜100フレームのデータと、105〜108フレームのデータと、113〜116フレームのデータと、121〜124フレームのデータとの記録領域にアクセスするようになっている。
【0049】
8倍速での再生動作が行われる場合には、1フレーム目として再生される再生データF1 は、HDD20Wの1〜4フレーム目の記録領域に記録されたデータ1A,2B,3C,4Dによって構成されている。また、2フレーム目として再生される再生データF2は、HDD20Wの9〜12フレーム目の記録領域に記録されたデータ9A,10B,11C,12Dによって構成されている。また、例えば、5フレーム目として再生される再生データF5は、HDD20Xの33〜36フレーム目の記録領域に記録されたデータ33B,34C,35D,36Aによって構成されている。このように、本実施の形態においては、8倍速での再生が行われる場合に、最終的に出力される再生データには、画像グループ毎に異なるフレームの記録データが含まれており、従来と比較して、データの欠落量が少なくなっている。
【0050】
次に、上記のような構成のAVサーバ10の動作について説明する。なお、以下の説明は、本実施の形態に係るデータ記録再生方法の説明を兼ねている。
【0051】
データの記録の際には、各入出力プロセッサ装置13j では、ビデオ信号等の入力信号SIj を所定の形式の画像データに変換し、このデータおよびこのデータの記録を指示するコマンドを、下りデータバス16を介して、各ディスクアレイ装置111 〜11n に送信する。
【0052】
より詳細には、各入出力プロセッサ装置13j では、画像入力インタフェース41において、入力信号SIj を所定の形式の画像データに変換し、画像グループ分割部42において、画像入力インタフェース41から出力された画像データを単位画像毎に複数の画像グループ(例えば、グループA〜Dの4つのグループ)に分割して複数の分割データを生成する。また、画像データ一時記憶部43において、画像グループ分割部42によって生成された複数の分割データを画像グループ毎に少なくとも所定の画像単位分(例えば、16フレーム単位分。)一時記憶し、HDD出力インタフェース部44において、画像データ一時記憶部43に一時記憶された所定の画像単位分(例えば、16フレーム単位分。)の分割データを単一化して所定のデータストリーム構造の画像データDIとしてディスクアレイ装置11i に出力する。
【0053】
なお、画像グループ分割部42では、例えば、図4ないし図6に示した分割方法で、画像データを単位画像毎に複数の画像グループに分割すると共に、グループ分けした分割データを、画像グループ毎に、例えば、1バイトずつ画像データ一時記憶部43の一時記憶部43A〜43Dに選択的に切り換えて出力する。また、HDD出力インタフェース部44では、振り分け制御部44bにおいて、切換器44aにおける接続状態の切り換えを制御し、一時記憶部43A〜43Dに記憶された分割データを画像グループ毎に、例えば、1バイトずつ選択的に取得して、図7で示したデータ構造になるように、データDI を構成してディスクアレイ装置11i に出力する。
【0054】
各ディスクアレイ装置11i では、下りデータバス16を介して、入出力プロセッサ装置13j より入力データおよびコマンドを受信し、このコマンドに従って、入力データを例えば、1バイト単位で複数のHDDに順番に記録する。
【0055】
より詳細には、各ディスクアレイ装置11i では、ディスクアレイコントローラ30のデータ分配器31において、入出力プロセッサ装置13j から入力されたデータDI を、例えば、1バイト単位で選択的に切り換え器32W,32X,32Y,32Zに出力する。切り換え器32Wでは、入出力プロセッサ装置13j から選択的に入力されたデータを2つのHDD20W1 ,20W2 のいずれか一方に選択的に出力する。他の切り換え器32X,32Y,32Zについても、切り換え器32Wと同様の動作を行う。HDD20W,20X,20Y,20Zと、これらのHDDに記録されるデータのグループとの関係は、一定のパターンで周期的に変化するようになされ、例えば、図8に示したように、HDD20W,20X,20Y,20Zには、4フレーム毎にグループが循環するようにデータが記録される。このようなデータの循環的な記録は、入出力プロセッサ装置13j から入力された図7で示した構造のデータDIを、ディスクアレイ装置11i のデータ分配器31において、例えば、1バイト単位で順番にHDD20W,20X,20Y,20Zに振り分けて記録することによって実現する。
【0056】
次に、データの再生の際には、各入出力プロセッサ装置13j では、データの再生を指示するコマンドを、下りデータバス16を介して、各ディスクアレイ装置111 〜11n に送信すると共に、各ディスクアレイ装置111 〜11n より再生され、上りデータバス15を介して転送されたデータを所定の信号に変換して、出力信号SOj として外部に出力する。各ディスクアレイ装置11i では、下りデータバス16を介して、入出力プロセッサ装置13j よりコマンドを受信し、このコマンドに従って複数のHDDを制御して、所定のデータ単位のデータを再生して、上りデータバス15を介して入出力プロセッサ装置13j に対して出力する。
【0057】
より詳細には、各ディスクアレイ装置11i では、例えば、ディスクアレイコントローラ30の切り換え器32Wにおいて、2つのHDD20W1 ,20W2 のいずれか一方から、例えば、1バイト単位のデータを選択的に出力する。なお、他の切り換え器32X,32Y,32Zについても、切り換え器32Wと同様である。ディスクアレイコントローラ30のデータ分配器31では、切り換え器32W,32X,32Y,32Zから、例えば、1バイト単位で選択的にデータを取得し、取得したデータを、例えば、16フレーム分のデータに単一化したデータDO にして入出力プロセッサ装置13j に出力する。
【0058】
ここで、通常の速度での再生を行う場合には、ディスクアレイ装置11i では、例えば、図8に示したように、1回のアクセス動作で例えば、16フレーム分のデータD1 をまとめて再生する。このとき、1フレーム目として再生する再生データF1 を、HDD20W,20X,20Y,20Zの1フレーム目の記録領域に記録されたデータ1A,1B,1C,1Dで構成して出力する。また、2フレーム目として再生する再生データF2 を、HDD20W,20X,20Y,20Zの2フレーム目の記録領域に記録されたデータ2B,2C,2D,2Aで構成して出力する。
【0059】
2倍速での再生動作を行う場合には、ディスクアレイ装置11i では、HDD20W,20Yと、HDD20X,20Zとで、1回の動作でアクセスするデータのフレームの番号を異ならせ、例えば、図9に示したように、HDD20W,20Yにおいて、1〜16フレームのデータを読み出す場合には、HDD20X,20Zにおいて、17〜32フレームのデータを読み出す。また、このとき、例えば、1フレーム目として再生する再生データF1を、HDD20Wの1,2フレーム目の記録領域に記録されたデータ1A,2Bと、HDD20Yの1,2フレーム目の記録領域に記録されたデータ1C,2Dとで構成して出力する。
【0060】
4倍速での再生動作を行う場合には、ディスクアレイ装置11i では、HDD20W,20X,20Y,20Zの各々で、1回の動作でアクセスされるデータのフレームの番号を異ならせ、例えば、図10および図11に示したように、HDD20Wにおいて、1〜16フレームのデータを読み出す場合には、HDD20Xにおいて、17〜32フレームのデータを読み出す。また、HDD20Yにおいて、33〜48フレームのデータを読み出し、HDD20Zにおいて、49〜64フレームのデータを読み出す。また、このとき、例えば、1フレーム目として再生する再生データF1 を、HDD20Wの1〜4フレーム目の記録領域に記録されたデータ1A,2B,3C,4Dによって構成して出力する。
【0061】
8倍速での再生動作を行う場合には、ディスクアレイ装置11i では、HDD20W,20X,20Y,20Zの各々で、1回の動作でアクセスされるデータのフレームの番号を異ならせると共に、例えば、図12ないし図15に示したように、HDD20W,20X,20Y,20Zの各々で、1回のアクセス動作の間に飛び飛びの4フレーム単位でデータの記録領域にアクセスする。このとき、例えば、1フレーム目として再生する再生データF1 を、HDD20Wの1〜4フレーム目の記録領域に記録されたデータ1A,2B,3C,4Dによって構成して出力する。
【0062】
各入出力プロセッサ装置13j では、HDD入力インタフェース部51において、ディスクアレイ装置11iから所定の画像単位分(例えば、16フレーム単位分。)の画像データDOを読み込み、画像グループ検出部52において、HDD入力インタフェース部51から出力された画像データのグループ情報を単位画像毎に検出すると共に、検出したグループ情報に基づいて画像データを分割して出力する。また、画像データ一時記憶部53において、画像グループ検出部52から出力された分割データを画像グループ毎に、例えば、16フレーム分一時記憶し、この一時記憶された各分割データを、画像出力インタフェース54において、単一化して所定の信号に変換し、出力信号SOj として外部に出力する。
【0063】
なお、画像データ一時記憶部53では、一時記憶部53A〜53Dにおいて、それぞれグループA〜Dの4つにグループ分けされた分割データの各々を記憶する。画像グループ検出部52では、ID判断回路52bにおいて、画像データのグループ情報であるグループIDを単位画像毎に判断すると共に、判断したグループ情報に基づいて、切換器52aにおける接続状態を切り換え、HDD入力インタフェース部51から出力された画像データを画像グループ毎に一時記憶部43A〜43Dに選択的に切り換えて出力させる。
【0064】
また、入出力プロセッサ装置13では、図示しない速度制御部が、再生速度に応じて、一時記憶部53A〜53Dにおける分割データの格納領域を制御したり、再生速度に応じて、一時記憶部53A〜53Dにおける格納領域のどの領域からデータを読み出すべきかを制御する。
【0065】
以上説明したように、本実施の形態に係るAVサーバ10によれば、入力データを所定のデータ単位毎に複数に分割して、例えば、グループA〜Dにグループ分けした分割データを、分割データのグループ毎にそれぞれ異なるグループのHDD20W,20X,20Y,20Zに記録すると共に、分割データのグループとHDD20W,20X,20Y,20Zのグループとの関係が一定のパターンで周期的に変化するようにしたので、変速再生時において、最終的に出力される再生データには、画像グループ毎に異なるフレームの記録データが含まれるようになり、従来と比較して、変速再生時において、情報の欠落が少なくなると共に、変速再生に必要な情報を容易に得ることができる
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず種々の変形実施が可能である。例えば、上記実施の形態では、画像データのグループと、HDDのグループとの対応関係を1フレーム毎に変える場合について説明したが、この対応関係を1GOP毎に変えるようにしてもよい。
【0066】
図16および図17は、画像データのグループとHDDのグループとの対応関係を1GOP毎に変えるようにした場合のデータの記録再生手法の一例を示す説明図である。例えば、画像データが4枚のフレーム(P1 〜P4 )で1GOPを形成している場合、各フレームをそれぞれ4つに分割し、各フレームの分割された部分を、1GOP単位で4つのグループA(A1 〜A4 ),B(B1 〜B4 ),C(C1 〜C4 ),D(D1 〜D4 )に分ける。また、1GOP単位で4つにグループ分けされた画像データのHDD20への記録の周期を変化させる。このようにグループ分けされ、記録された構造において、2倍速での再生動作を行う場合(図16)には、AVサーバ10は、例えば、フレームP1のデータA1 ,C1 と、フレームP2 のデータB2 ,D2 とで、1つのフレームP1 ′を形成し、フレームP3 のデータA3 ,C3 と、フレームP4 のデータB4 ,D4 とで、1つのフレームP2 ′を形成して、再生画像データを構成する。また、AVサーバ10は、4倍速での再生動作を行う場合(図17)には、例えば、フレームP1 のデータA1 と、フレームP2 のデータB2 と、フレームP3 のデータC3 と、フレームP4 のデータD4 とで、1つのフレームP1 ′を形成して、再生画像データを構成する。
【0067】
また、上記実施の形態では、1フレームの画像データのグループ分けに対応してHDD20をグループ分けしたが、画像データが1GOP単位で異なるグループのHDD20に記録されるようにHDD20のグループ分けを行うようにしてもよい。
【0068】
図18および図19は、HDD20のグループ分けを1GOP単位で行う場合のデータの記録再生手法の一例を示す説明図である。図18および図19において、G1,G2,G3,...は、各々1GOP単位の画像データであることを示している。この1GOP単位の画像データの各々は、複数のフレームで構成されている。HDD20のグループ分けを1GOP単位で行った場合には、図18に示したように、HDD20の4つのグループW,X,Y,Zの各々に、1GOP単位の画像データを順番に記録する。このように記録されたデータを再生する場合、例えば、2倍速での再生を行う場合には、1回のアクセス動作において、HDD20Wから、データG1,G5が読み出されると共に、HDD20Xから、データG10,G14が読み出される。また、このとき、HDD20Yから、データG3,G7が読み出されると共に、HDD20Zから、データG12,G16が読み出される。このようにした読み出されたデータは、最終的に、図19に示したような構造のデータ(G1,G3,G5,...)として出力される。更に、以上の説明では、画像を4つのグループに分割する例について説明したが、この分割数は、4つの限定されず、例えば、画像を8または16個のグループに分割するようにしてもよい。
【0069】
また更に、上記実施の形態では、図7に示したように、グループIDの情報を実質的なデータ領域に付加するようにしたが、このグループIDの情報を実質的なデータ領域以外の空き領域等に付加するようにしてもよい。この場合、データストリーム中の分割データに対応するように、グループIDの情報が付加されるようにする。
【0070】
また、上記実施の形態では、入力画像データを、1バイトずつに分割するようにしたが、入力画像データが、圧縮された画像データである場合には、圧縮された画像データの復号時の処理を考慮して、圧縮マクロブロック単位を最小単位として分割するとよい。また、上記実施の形態では、グループIDを付加するようにしたが、このグループIDの付加を行わないようにすることも可能である。
【0071】
図20および図21は、圧縮画像のデータ構造を説明するための説明図である。図20は、例えば、1フレームの画面を示したものであり、この画面内の各分割ブロックは、1つのマクロブロック要素であることを示している。圧縮画像の場合、通常マクロブロック単位で、個々のアドレス情報(x,y)を持っている。例えば、画面の左上部分のマクロブロックのアドレスが(1,1)であり、横1列目の分割ブロックのアドレスが(xi,1)(iは、1以上の整数)、縦1列目の分割ブロックのアドレスが(1,yj)(jは、1以上の整数)である。図21は、圧縮画像のデータストリームの構造を示したものである。圧縮画像のデータストリームは、例えば、圧縮画像の実質的なデータ部分である圧縮データの前に、アドレス情報(Xアドレス、Yアドレス)と、圧縮データのデータ長の情報とが含まれた構造となっている。このように、圧縮画像の場合には、マクロブロック単位で、個々のアドレス情報(x,y)を持っているため、上記したグループIDを付加しなくとも、再生時には、アドレス情報を元にデータの復元が可能である。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1ないし5のいずれかに記載のデータ記録再生装置または請求項6ないし10のいずれかに記載のデータ記録再生方法によれば、フレーム単位毎に各分割データをそれぞれ異なる記録グループの記録媒体に割り当てて記録すると共に、その割り当てパターンが一定のパターンで周期的に変化するようにしたので、変速再生時において、情報の欠落が少なく、且つ変速再生に必要な情報を容易に得ることができることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るデータ記録再生装置としてのAVサーバの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるディスクアレイ装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図1における入出力プロセッサ装置の構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示した入出力プロセッサ装置において行われる画像の分割方法の一例を示す説明図である。
【図5】図3に示した入出力プロセッサ装置において行われる画像の分割方法の他の例を示す説明図である。
【図6】図3に示した入出力プロセッサ装置において行われる画像の分割方法の更に他の例を示す説明図である。
【図7】図3に示した入出力プロセッサ装置から出力されるデータストリームの構造を示す説明図である。
【図8】図1に示したAVサーバにおいて、複数にグループ分けされた複数のHDDと、各HDDに記録されるデータのグループとの関係を説明するための説明図である。
【図9】図1に示したAVサーバにおいて、2倍速での再生動作が行われる場合のデータの再生手法を説明するための説明図である。
【図10】図1に示したAVサーバにおいて、4倍速での再生動作が行われる場合のデータの再生手法を説明するための説明図である。
【図11】図10に続く説明図である。
【図12】図1に示したAVサーバにおいて、8倍速での再生動作が行われる場合のデータの再生手法を説明するための説明図である。
【図13】図12に続く説明図である。
【図14】図13に続く説明図である。
【図15】図14に続く説明図である。
【図16】画像データのグループとHDDのグループとの対応関係を1GOP毎に変えるようにした場合のデータの記録再生手法の一例を示す説明図である。
【図17】画像データのグループとHDDのグループとの対応関係を1GOP毎に変えるようにした場合のデータの記録再生手法の一例を示す他の説明図である。
【図18】HDDのグループ分けを1GOP単位で行う場合のデータの記録再生手法の一例を示す説明図である。
【図19】HDDのグループ分けを1GOP単位で行う場合のデータの記録再生手法の一例を示す他の説明図である。
【図20】圧縮画像のデータ構造を説明するための説明図である。
【図21】圧縮画像のデータ構造を説明するための他の説明図である。
【図22】従来のAVサーバの一例を示す構成図である。
【図23】図22に示したディスクアレイ装置の構成を示す構成図である。
【符号の説明】
10…AVサーバ、111 〜114 …ディスクアレイ装置、12…入出力プロセッサ部、131 〜134 …入出力プロセッサ装置、20,20W,20X,20Y,20Z…HDD、30…ディスクアレイコントローラ、42…画像グループ分割部、43,53…画像データ一時記憶部、44…HDD出力インタフェース部、52…画像グループ検出部。
Claims (10)
- 入力画像データをフレーム単位毎に複数領域に分割し、複数の分割データを生成するデータ分割手段と、
前記分割データの分割数に対応して複数の記録グループにグループ分けされた複数の記録媒体に前記分割データの記録を行うと共に、必要に応じて記録された分割データの再生を行う記録再生手段と、
この記録再生手段によって再生された分割データに基づいて、個々のフレームの画像データを生成する画像データ生成手段と、
フレーム単位毎に各分割データがそれぞれ異なる記録グループの記録媒体に割り当てられて記録されると共に、その割り当てパターンが一定のパターンで周期的に変化するように、前記記録再生手段を制御する制御手段と
を備えたことを特徴とするデータ記録再生装置。 - 前記制御手段は、データの変速再生の要求があった場合には、前記記録再生手段に対して、少なくとも1つの記録グループの記録媒体から再生させると共に、再生の際に、注目する記録グループにおいてフレーム単位毎に領域の異なる分割データを所定数だけ連続的に再生させる
ことを特徴とする請求項1記載のデータ記録再生装置。 - 更に、前記分割データの記録を行う際に、前記分割データがいずれの領域に属するかを示す領域情報を前記分割データに付加する付加手段を備えた
ことを特徴とする請求項1記載のデータ記録再生装置。 - 前記分割データは、前記データ記録再生手段に所定のデータ構造のデータストリームで転送され、
前記付加手段は、前記領域情報を、前記データストリーム中の分割データに対応するように、前記データストリームのデータ構造中の所定の領域に付加する
ことを特徴とする請求項3記載のデータ記録再生装置。 - 前記入力画像データは、フレーム内符号化方式を用いて圧縮された画像データであり、
前記データ分割手段は、圧縮マクロブロック単位を最小単位として前記画像データの分割を行う
ことを特徴とする請求項1記載のデータ記録再生装置。 - 入力画像データをフレーム単位毎に複数領域に分割して複数の分割データを生成し、
前記分割データの分割数に対応して複数の記録グループにグループ分けされた複数の記録媒体において、フレーム単位毎に各分割データがそれぞれ異なる記録グループの記録媒体に割り当てられて記録されると共に、その割り当てパターンが一定のパターンで周期的に変化するように、前記複数の記録媒体に記録を行い、
必要に応じて記録された分割データの再生を行い、再生された分割データに基づいて、個々のフレームの画像データを生成する
ことを特徴とするデータ記録再生方法。 - 更に、データの変速再生の要求があった場合に、少なくとも1つの記録グループの記録媒体から再生させると共に、再生の際に、注目する記録グループにおいてフレーム単位毎に領域の異なる分割データを所定数だけ連続的に再生させる
ことを特徴とする請求項6記載のデータ記録再生方法。 - 更に、前記分割データの記録を行う際に、前記分割データがいずれの領域に属するかを示す領域情報を前記分割データに付加する
ことを特徴とする請求項6記載のデータ記録再生方法。 - 前記分割データを、所定のデータ構造のデータストリームで転送し、
前記領域情報を、前記データストリーム中の分割データに対応するように、前記データストリームのデータ構造中の所定の領域に付加する
ことを特徴とする請求項8記載のデータ記録再生方法。 - 前記入力画像データとして、フレーム内符号化方式を用いて圧縮された画像データを入力し、この圧縮された画像データを圧縮マクロブロック単位を最小単位として分割する
ことを特徴とする請求項6記載のデータ記録再生方法。
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