JPH0931769A - 糸継ぎ時におけるパッケージからの糸端引出し方法及び装置 - Google Patents

糸継ぎ時におけるパッケージからの糸端引出し方法及び装置

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JPH0931769A
JPH0931769A JP17767095A JP17767095A JPH0931769A JP H0931769 A JPH0931769 A JP H0931769A JP 17767095 A JP17767095 A JP 17767095A JP 17767095 A JP17767095 A JP 17767095A JP H0931769 A JPH0931769 A JP H0931769A
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JP
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yarn
suction
compressed air
yarn end
package
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JP17767095A
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English (en)
Inventor
Atsuo Sakakibara
淳生 榊原
Toshio Morishita
寿男 森下
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 糸継ぎ時における糸端引出しに失敗した場
合、再度の糸端引出し動作時における糸端引出しの成功
率を高める。 【解決手段】 糸継ぎ装置に設けられた吸引ノズルは吸
引管路を介して負圧源に接続され、吸引ノズルの吸引口
と負圧源との間に圧縮空気噴射部が設けられ、圧縮空気
噴射部は電磁弁を備えた管路を介して圧縮空気供給源と
接続されている。糸継ぎ時に先ず圧縮空気噴射部への圧
縮空気の供給を遮断した状態で吸引ノズルの吸引口をパ
ッケージの周面近傍に配置してパッケージの糸端吸引動
作が行われる。糸端吸引動作が所定回数失敗した後、前
記圧縮空気噴射部へ圧縮空気が供給されて吸引ノズルの
吸引作用を高めた状態で、糸端吸引動作が行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオープンエンド精紡
機やワインダ等の紡機の糸継ぎ時におけるパッケージか
らの糸端引出し方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オープンエンド精紡機やワインダ
等の紡機には、機台に沿って移動して糸継ぎ必要錘と対
応する位置で停止し、運転中の糸切れの補修を行う糸継
ぎ装置が装備されている。糸継ぎ装置は糸継ぎ作業を行
う場合、パッケージから糸端を吸引して引き出し、引き
出した糸を種糸として使用する。従って、パッケージか
らの糸端引出しを確実に行うことが糸継ぎを成功させる
第1条件となる。
【0003】特開平3−13460号公報には、サクシ
ョンダクトの吸引作用のみで吸引ノズルにパッケージの
糸端を吸引する装置に比較してサクションダクト内の負
圧度を減少することができ、サクションファンの動力費
を軽減できる糸端引出し方法が開示されている。この方
法に使用する装置は、図8に示すように、糸継ぎ装置6
0に装備された吸引ノズル61の基端が、機台62側に
設けられたサクションダクト63に連通可能なパイプ6
4に連結され、パイプ64の途中に圧空噴射部65が設
けられている。圧空噴射部65は電磁弁66を介して圧
縮空気の供給管67に接続され、吸引ノズル61による
パッケージPの糸端引出し時に電磁弁66が開放されて
圧空噴射部65からサクションダクト63側に向かって
圧縮空気が噴射される。そして、圧縮空気によるエジェ
クター作用によって吸引ノズル61に吸引力が発生し、
パッケージPの糸端が吸引ノズル61に吸引される。
【0004】一般に糸継ぎ装置は紡機機台側に設けられ
ている糸切れセンサからの糸切れ信号が出力されなくな
ったことを検知して糸継ぎが成功したと判断する。糸継
ぎ装置はそれを確認した後、次の糸継ぎ位置へと移動を
開始する。また、一連の糸継ぎ動作を行っても糸切れ信
号が出力された状態にあると、糸継ぎ装置は再び一連の
糸継ぎ動作を行う。予め設定された複数回糸継ぎ動作を
繰り返しても糸継ぎが成功しない場合は、糸継ぎ装置は
次の糸継ぎ位置へと移動を開始する。一方、当該錘は異
常表示を行うようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の糸継ぎ装置は糸
継ぎが失敗した場合、再び一連の糸継ぎ動作を行うが、
糸継ぎの失敗の原因が糸端引出しの失敗の場合は、再度
糸継ぎ動作を行っても成功する確率は少ない。この原因
としては糸端引出しが失敗した場合は、糸端が通常の場
合より強くパッケージPの周面に付着した状態となって
いるため、同じ条件で糸端引出しを繰り返しても成功す
る確率が少ないためと思われる。
【0006】糸端引出しの成功率を高めるため負圧源の
駆動力を大きくして吸引ノズルの吸引力を強くした場合
は動力消費が大幅に増大する。また、特開平3−134
60号公報に開示された圧空噴射部の噴射空気量を多く
して吸引作用を高めることも考えられるが、圧縮空気の
使用量が大幅に増大し、動力消費がやはり大幅に増大す
る。
【0007】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は糸継ぎ時における糸端引出しに
失敗した場合、再度の糸端引出し動作時に糸端引出しの
成功率を高めることができる糸継ぎ時におけるパッケー
ジからの糸端引出し方法及び装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め請求項1に記載の発明では、吸引管路を介して負圧源
に接続された吸引ノズルの吸引口を、糸継ぎ時にパッケ
ージの周面近傍に配置してパッケージの糸端を吸引する
糸端引出し方法において、前記吸引管路の途中に圧縮空
気噴射部を設けるとともに該圧縮空気噴射部を弁を備え
た管路を介して圧縮空気供給源と接続し、前記圧縮空気
噴射部への圧縮空気の供給を遮断した状態での前記吸引
ノズルによるパッケージの糸端吸引動作が所定回数失敗
した後、前記圧縮空気噴射部へ圧縮空気を供給して吸引
ノズルの吸引作用を高めた状態で糸端吸引動作を行うよ
うにした。
【0009】請求項2に記載の発明では、前記吸引ノズ
ル又は吸引管路に設けた糸検出用のセンサが吸引動作開
始から所定時間糸を検出しないとき、直ちに前記圧縮空
気噴射部への圧縮空気の供給を行うようにした。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記吸引ノズルによるパッケージの
糸端吸引が失敗したとき、前記圧縮空気噴射部へ供給す
る圧縮空気の圧力を段階的に高めて所定回数糸端吸引動
作を行い、所定回数糸端吸引動作を行っても糸端吸引が
不成功の場合は糸継ぎ動作を終了するようにした。
【0011】また、請求項4に記載の発明では、紡機機
台に沿って走行し、糸継ぎ錘と対応する位置で停止して
糸継ぎを行う糸継ぎ装置に装備され、吸引管路を介して
負圧源に接続された吸引ノズルの吸引口を、糸継ぎ時に
パッケージの周面近傍に配置してパッケージの糸端を吸
引する糸端引出し装置において、前記吸引口と負圧源と
の間に設けられ前記負圧源側に向かって圧縮空気を噴射
する圧縮空気噴射部と、紡機機台側に設けられた圧縮空
気供給源と、第1端部が前記圧縮空気噴射部に接続され
るとともに第2端部が前記圧縮空気供給源に接続される
管路と、前記管路の途中に設けられ該管路を開閉する弁
と、前記吸引ノズルによる糸端吸引動作が成功か否かを
確認する吸引動作成功確認手段と、常には前記弁を閉成
状態に保持し、前記糸端吸引動作が所定回数失敗した
後、前記吸引動作成功確認手段の出力信号に基づいて前
記弁を開放状態にする制御手段とを備えた。
【0012】請求項5に記載の発明では、請求項4に記
載の発明において、前記吸引動作成功確認手段は前記吸
引ノズル又は吸引管路に設けた糸検出用のセンサであ
る。請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の発明
において、前記所定回数が1回に設定され、前記制御手
段は吸引動作開始後、前記センサから所定時間内に糸検
出信号が出力されないとき前記弁に開放指令信号を出力
する。
【0013】請求項7に記載の発明では、請求項4に記
載の発明において、前記弁は圧力制御弁であり、前記制
御手段は糸端吸引動作が失敗した場合、失敗回数が所定
回数に達するまで前記圧力制御弁の開度を段階的に大き
く変更する指令信号を出力する。
【0014】請求項8に記載の発明では、請求項4〜請
求項7のいずれか1項に記載の発明において、前記負圧
源は糸継ぎ装置に装備されている。請求項1及び請求項
2に記載の発明では、吸引管路を介して負圧源に接続さ
れた吸引ノズルの吸引口が、糸継ぎ時にパッケージの周
面近傍に配置されてパッケージの糸端が吸引される。通
常は前記吸引口と負圧源との間に設けられた圧縮空気噴
射部に圧縮空気を供給せずに、負圧源の吸引作用による
吸引力によってパッケージの糸端吸引(引出し)動作が
行われる。パッケージの糸端吸引動作が所定回数失敗し
た後、圧縮空気噴射部へ圧縮空気が供給されて吸引ノズ
ルの吸引作用が高められた状態で糸端吸引動作が行われ
る。吸引ノズルの吸引作用が同じ状態で糸端吸引動作を
繰り返しても、糸端の引出しが成功する率は極めて低い
が、吸引ノズルの吸引作用が高められた状態で糸端吸引
動作が行われることにより、糸端の引出しが成功する率
が高まる。なお、所定回数とは1回又は2回以上の複数
回であり、予め設定されている。
【0015】請求項2に記載の発明では、前記吸引ノズ
ル又は吸引管路に設けられた糸検出用のセンサにより、
パッケージの糸端吸引が成功したか否かが確認される。
そして、吸引動作開始から所定時間糸が検知されないと
きは、糸端吸引が失敗したとして直ちに前記圧縮空気噴
射部への圧縮空気の供給が行われる。
【0016】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記吸引ノズルによるパッケージの
糸端吸引が失敗すると、その状態で前記圧縮空気噴射部
への圧縮空気の供給圧力を高めて再び吸引動作を行う。
そして、吸引動作が失敗した場合は失敗回数が所定回数
に達するまで圧縮空気の圧力を段階的に高めて糸端吸引
動作を行う。所定回数糸端吸引動作を行っても糸端吸引
が不成功の場合は糸継ぎ動作を終了する。
【0017】また、請求項4〜請求項6に記載の発明で
は、紡機機台に沿って走行し、糸継ぎ錘と対応する位置
で停止して糸継ぎを行う糸継ぎ装置に装備された糸端引
出し装置により、パッケージの糸端吸引(引出し)動作
が行われる。圧縮空気噴射部と紡機機台側に設けられた
圧縮空気供給源とを接続する管路に設けられた弁は制御
手段からの信号により開閉される。吸引動作成功確認手
段により糸端吸引動作が成功か否かの確認が行われる。
前記弁は常には閉成状態に保持され、糸継ぎ作業時に糸
端吸引動作が所定回数失敗した後、前記吸引動作成功確
認手段の出力信号に基づいて制御手段から弁に開放信号
が出力される。そして、弁が開放状態となって圧縮空気
噴射部から圧縮空気が噴射され、吸引ノズルの吸引作用
が高まった状態で糸端吸引動作が行われる。
【0018】請求項5に記載の発明では、前記吸引動作
成功確認手段は前記吸引ノズル又は吸引管路に設けられ
た糸検出用のセンサであり、糸端の吸引が成功した場合
は該センサにより糸が検出される。
【0019】請求項6に記載の発明では、請求項5に記
載の発明において、吸引動作開始後、前記センサから所
定時間内に糸検出信号が出力されないと、制御手段から
前記弁に開放指令信号が出力されて弁が開放される。そ
して、圧縮空気噴射部から圧縮空気が噴射されて吸引ノ
ズルの吸引作用が高まった状態となる。
【0020】請求項7に記載の発明では、請求項4に記
載の発明において、前記弁として圧力制御弁が使用さ
れ、糸端吸引動作が失敗する毎に圧縮空気噴射部に供給
される圧縮空気の圧力が段階に高められて糸端吸引動作
が繰り返される。所定回数糸端吸引動作が失敗すると糸
継ぎ動作を終了する。
【0021】請求項8に記載の発明では、前記負圧源が
糸継ぎ装置に装備されているため、機台側に負圧源が設
けられた場合と異なり、負圧源と吸引管路との連結・切
離しを行う機構が不要となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)以下、本発明をオープンエンド精
紡機の糸継ぎ装置に具体化した第1の実施の形態を図1
〜図5に従って説明する。
【0023】図2に示すように、糸継ぎ装置1はオープ
ンエンド精紡機の機台2に設けられたレール2a,2b
に沿って移動可能に配設され、糸切れが発生した紡績ユ
ニット3と対応する位置に停止し得るようになってい
る。紡績ユニット3の上方には引き出しローラ4と、パ
ッケージ(ボビン)Pを回転駆動するための巻取りロー
ラ5と、糸切れ検出センサ6等が配設されている。パッ
ケージPは一対の支持アーム7により支承され、巻取り
ローラ5に接触する状態で図2の反時計方向に回転され
て紡績ユニット3から紡出される糸YをパッケージPに
巻き上げるようになっている。支持アーム7は糸切れが
発生した場合、糸切れ検出センサ6の検出信号に基づい
て、パッケージPと巻取りローラ5との間隔が一定にな
る位置まで上方に回動されるようになっている。
【0024】糸継ぎ装置1には基端側が円筒で吸引口8
aがパッケージPの幅とほぼ同一幅に形成された吸引ノ
ズル8が装備されている。吸引ノズル8はその基端を中
心にして回動可能に配設され、図示しない駆動機構によ
り吸引口8aがパッケージPの外周近傍に位置する作用
位置と、待避位置との間に移動可能となっている。糸継
ぎ装置1にはブロワを備えた負圧源9が設けられ、吸引
ノズル8は吸引管路10を介して負圧源9に接続されて
いる。
【0025】吸引管路10と吸引ノズル8との間に圧縮
空気噴射部11が設けられている。図3及び図4に示す
ように、圧縮空気噴射部11は内面に環状通路12aが
形成された円筒状のブロック12と、ブロック12に嵌
挿された筒状体13とから構成されている。筒状体13
の基端部に吸引ノズル8の基端が回動可能に連結され、
ブロック12の先端側に吸引管路10が連結されてい
る。ブロック12には負圧源9側ほど縮径となるテーパ
面12bが環状通路12aと連続する状態で形成され、
筒状体13の先端には前記テーパ面12bと対応するテ
ーパ面13aが形成されている。そして、筒状体13は
両テーパ面12b,13a間に圧縮空気噴射通路として
の隙間Sができる状態で、フランジ13bに挿通される
ボルト14によりブロック12に固定されている。即
ち、環状通路12aに供給された圧縮空気が両テーパ面
12b,13aの隙間Sから吸引管路10の負圧源側に
向かって噴射されるようになっている。
【0026】ブロック12には環状通路12aと外部と
を連通する孔12cが形成され、孔12cに圧縮空気供
給管15の第1端部が継ぎ手16を介して接続されてい
る。圧縮空気供給管15の第2端部は、糸継ぎ装置1が
レール2a,2bに沿って移動する際に支障を来さない
ようにフレキシブルチューブ17介して機台2側に設け
られた圧縮空気供給源18に接続されている。圧縮空気
供給管15及びフレキシブルチューブ17が圧縮空気噴
射部11と圧縮空気供給源18とを接続する管路を構成
する。圧縮空気供給管15の途中に管路を開閉する電磁
弁19が設けられている。
【0027】吸引ノズル8の吸引口8a近傍には、吸引
ノズル8による糸端吸引動作が成功か否かを確認する吸
引動作成功確認手段としての糸検出用のセンサ20が設
けられている。センサ20は投光部20aと受光部20
bとから構成されている。受光部20bは投光部20a
からの投光の少なくとも一部が、吸引口8aから吸引ノ
ズル8内に吸引された糸により遮蔽されると糸検出信号
を出力するようになっている。
【0028】電磁弁19は糸継ぎ装置1に設けられた制
御手段としての制御装置21により開閉制御される。制
御装置21は糸継ぎ装置1に装備された糸継ぎ動作に必
要な公知の機構を制御する役割も果たし、中央処理装置
(CPU)22、プログラムメモリ23、作業用メモリ
(RAM)24を備えている。CPU22は入出力イン
タフェース25を介して受光部20bに接続され、入出
力インタフェース25及び駆動回路(図示せず)を介し
て電磁弁19に接続されている。CPU22は機台2に
設けられた糸切れ表示ランプ26の点灯の有無を検出す
る糸切れ確認センサ27と入出力インタフェース25を
介して接続されている。
【0029】プログラムメモリ23は読出し専用メモリ
(ROM)よりなり、糸継ぎ動作プログラム等が記憶さ
れている。糸継ぎ動作プログラムは一連の糸継ぎ動作を
各機構に順次行わせ、一連の糸継ぎ動作が完了した時点
で、糸切れ確認センサ27が糸切れ表示ランプ26の点
灯を検出している状態では、糸継ぎ動作が所定回数に達
するまで再び一連の糸継ぎ動作を行わせるようになって
いる。糸継ぎ動作の繰り返し回数は予め入力装置28に
より設定可能となっている。作業用メモリ24は読出及
び書換え可能なメモリ(RAM)よりなり、入力装置2
8により入力されたデータやCPU22の演算処理デー
タ等を一時的に記憶する。
【0030】CPU22は受光部20bの出力信号に基
づいて糸端吸引動作の成功、失敗を確認し、糸切れ確認
センサ27の出力信号に基づいて糸継ぎの成功、失敗を
確認する。CPU22は糸端吸引動作開始後、受光部2
0bから所定時間内に糸検出信号が出力されないとき糸
端吸引動作の失敗と判断し、その回数をカウントすると
ともに、予め設定された所定回数(糸端吸引動作失敗許
容回数)に達すると電磁弁19に開放指令信号を出力す
る。この所定回数は通常は1回であり、糸継ぎ動作の繰
り返し回数より少ない範囲で2回以上とすることも可能
であり、2回以上とする場合は入力装置28により設定
可能となっている。
【0031】次に前記のように構成された装置の作用を
説明する。予め糸継ぎ動作の繰り返し回数及び糸端吸引
動作失敗許容回数が入力装置28により設定される。こ
こでは糸端吸引動作失敗許容回数が1回に設定された場
合を例に説明する。
【0032】オープンエンド精紡機の運転中に糸切れが
発生すると、当該紡績ユニット3の支持アーム7が上動
されてパッケージPが巻取りローラ5から所定間隔離れ
た位置に配置され、糸切れ表示ランプ26が点灯する。
【0033】糸継ぎ装置1はレール2a,2bに沿って
移動し、糸切れ確認センサ27が点灯している糸切れ表
示ランプ26を検出すると、糸継ぎ装置1はその紡績ユ
ニット3と対応する位置で停止して糸継ぎ作業を行う。
糸継ぎ作業は図1のフローチャートに従って実施され
る。まず、ステップS1でパッケージ駆動ローラ(図示
せず)がパッケージPの外周に接触する作用位置に配置
される。ステップS2で吸引ノズル8は吸引口8aがパ
ッケージPの周面近傍に位置する糸端吸引位置に配置さ
れ、糸端吸引動作が開始される。ステップS3でパッケ
ージPが図2の時計方向即ち巻取り時と逆方向に回転さ
れる。この状態では、パッケージPの表面の糸端に吸引
口8aから吸引ノズル8に向かう吸引気流が作用して糸
端が吸引されて引き出される。糸端が吸引ノズル8内に
吸引されると、センサ20によりそれが検出され受光部
20bから検出信号が出力される。吸引ノズル8内に吸
引された糸は振動するため、投光部20aからの投光が
吸引ノズル8の投光部20a及び受光部20bを含む断
面のほぼ全体を横切る状態でなくても、糸を検知でき
る。
【0034】パッケージPの逆転開始から所定時間経過
後、CPU22はステップS4で受光部20bの出力信
号に基づいて糸端吸引成功か否かを判断する。そして、
成功即ち受光部20bから糸検出信号が出力された状態
にあればステップS5に進み、糸端吸引動作が終了さ
れ、その後の糸継ぎ動作が順次実行される。一連の糸継
ぎ動作が完了後、ステップS6でCPU22は糸切れ確
認センサ27の出力信号に基づいて糸継ぎが成功か否か
を判断する。糸継ぎ成功即ち糸切れ表示ランプ26が消
えていれば、糸継ぎ成功と判断して糸継ぎ動作プログラ
ムの実行を終了する。また、糸継ぎ失敗即ち糸切れ表示
ランプ26が点灯していれば、CPU22はステップS
7に進んで失敗回数をカウントし、ステップS8で糸継
ぎ失敗回数が所定回数に達したか否かを判断する。所定
回数に達していなければステップS1へ戻って一連の糸
継ぎ動作を最初から再び実行する。所定回数に達してい
れば、異常と判断してステップS9に進んで機台2側に
異常表示を行わせた後、糸継ぎ動作プログラムの実行を
終了する。そして、糸継ぎ動作プログラムの実行を終了
した糸継ぎ装置1は次の糸継ぎを必要とする紡績ユニッ
ト3と対応する位置へ移動する。
【0035】ステップS4で受光部20bから糸検出信
号が出力されないと、CPU22は糸端吸引失敗と判断
し、ステップS10に進んで失敗回数をカウントし、ス
テップS11で糸端吸引失敗回数が所定回数に達したか
否かの判断を行う。所定回数は1に設定されているた
め、CPU22はステップS12に進んで電磁弁19に
開放指令信号を出力する。そして、電磁弁19の開放か
ら所定時間経過後、ステップS13でCPU22は電磁
弁19に閉成指令信号を出力し、電磁弁19が閉成状態
に復帰する。次いでステップS5に戻る。
【0036】ステップS12で閉成状態に保持されてい
た電磁弁19が開放され、圧縮空気供給源18から圧縮
空気が圧縮空気噴射部11に供給されると、圧縮空気が
環状通路12aから吸引管路10の負圧源9側に向かっ
て噴射され、圧縮空気のエジェクター作用によって吸引
ノズル8の吸引作用が高まり、パッケージPから糸端が
吸引される。なお、所定回数が2以上の場合、ステップ
S11で糸端吸引失敗回数が所定回数に達していない場
合は、ステップS5に進む。
【0037】パッケージPの糸端吸引動作が失敗したと
き、吸引ノズル8の吸引作用が同じ状態で糸端吸引動作
を繰り返しても、糸端の引出しが成功する率は極めて低
い。しかし、吸引ノズル8の吸引作用が高められた状態
で糸端吸引動作を行うことにより、糸端の引出しが成功
する率が高まる。その結果、糸継ぎ成功率が向上する。
【0038】この実施の形態は前記の効果の他に以下の
効果を有する。 (イ) 吸引ノズル8による糸端吸引動作が成功か否か
を確認する吸引動作成功確認手段(センサ20)が吸引
ノズル8に設けられているため、機台2側に設けられた
糸切れ検出センサ6により間接的に確認する場合に比較
して、糸端吸引動作の成功及び失敗を早期にしかも確実
に確認できる。そして、糸端吸引動作が失敗したときに
圧縮空気の噴射を行うため、糸端吸引動作の失敗以外で
糸継ぎが失敗した場合は、圧縮空気の噴射が行われず、
圧縮空気が無駄に噴射されることがない。
【0039】(ロ) 吸引ノズル8による糸端吸引動作
の失敗が吸引ノズル8に設けられたセンサ20によって
検知されると、直ちに圧縮空気噴射部11から圧縮空気
が噴射されて吸引ノズル8の吸引作用が高められ、その
状態で糸端吸引動作が再び行われる。従って、一連の糸
継ぎ動作が完了した段階で糸切れセンサの検出信号に基
づいて再び糸端吸引動作を繰り返す従来装置と異なり、
無駄な糸継ぎ動作を行うことなく直ちに糸端吸引動作を
より成功率の高い条件で行うことができる。その結果、
糸継ぎ成功までの時間が短縮され、糸切れ状態で待機し
ている他の紡績ユニット3の待ち時間が少なくなる。
【0040】(ハ) 負圧源9が糸継ぎ装置1に装備さ
れているため、機台2側に負圧源が設けられた場合と異
なり、負圧源と吸引管路10との連結・切離しを行う機
構が不要となる。また、負圧源を機台2側に設けた場合
は、サクションダクトを機台2のほぼ全長にわたって設
ける必要があり、長大なサクションダクトを所定の負圧
に保持するためのブロワが大型化して動力消費も多くな
る。しかし、負圧源を糸継ぎ装置1側に設けることによ
り、小型のブロワで必要な負圧が確保され、動力消費が
少なくなる。
【0041】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態を図6のフローチャートに従って説明する。この実施
の形態では圧縮空気噴射部11へ供給される圧縮空気の
圧力を変更可能とするために電磁弁19として圧力制御
弁を設けた点と、糸端吸引動作が失敗した場合、圧縮空
気噴射部11へ供給される圧縮空気の圧力を前回より高
めた状態で糸端吸引動作を繰り返す点が第1の実施の形
態と異なっている。
【0042】即ち、図6に示すように、ステップS11
以降の動作が第1の実施の形態と異なっている。糸端吸
引が不成功の場合、吸引失敗回数が所定回数に達してい
なければ、ステップS12aに進んでCPU22は電磁
弁(圧力制御弁)19の開度を前回の開度より高い開度
に設定し、ステップS12に進んで電磁弁19に開放指
令信号を出力する。そして、電磁弁19の開放から所定
時間経過後、ステップS13でCPU22は電磁弁19
に閉成指令信号を出力し、電磁弁19が閉成状態に復帰
する。次いでステップS4に戻る。電磁弁19の開放
時、圧縮空気噴射部11からは前回の糸端吸引動作時よ
り圧力が高い圧縮空気が噴射されるため、糸端吸引が成
功する確率が高まる。圧縮空気の圧力を高めても糸端吸
引が失敗した場合、吸引失敗が所定回数に達するまで電
磁弁(圧力制御弁)19の開度を段階的に高めてステッ
プS4及びステップS10〜S13が繰り返される。
【0043】ステップS11で吸引失敗が所定回数に達
すると、ステップS14に進んで他の動作を実行する。
他の動作とはパッケージ駆動ローラや吸引ノズル8を作
用位置から待機位置に移動させる動作である。次にCP
U22はステップS15に進んで機台2側に異常表示を
行わせた後、糸継ぎ動作プログラムの実行を終了する。
【0044】なお、電磁弁19として圧力制御弁を使用
する代わりに、第1の実施の形態における電磁弁19の
他に圧力制御弁を圧縮空気供給管路15に設けてもよ
い。なお、本発明は前記両実施の形態に限定されるもの
ではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
【0045】(1) 図7に示すように、吸引動作成功
確認手段として投受光型のセンサ20を使用し、吸引口
8aのセンサ20と対向する位置に反射板29を設けて
もよい。また、センサ20の配設位置は吸引ノズル8の
入口付近に限らず、入口からの距離が糸端吸引動作完了
の際に吸引ノズル8内に吸引される糸の最短の長さに対
応する位置より吸引口8a側であれば、吸引ノズル8及
び吸引管路10の適宜の位置に配設してよい。吸引口8
aから離れた場合、管路の径が大きくなるため、センサ
20を複数設けたり、ラインセンサを使用するのが好ま
しい。
【0046】(2) 圧縮空気噴射部11の取付け位置
は、吸引ノズル8と吸引管路10との間に限らず、吸引
口8aと負圧源9との間の適宜の位置でよい。しかし、
吸引口8aから離れると同じ圧縮空気噴射量の場合、吸
引口8aでの吸引作用が弱くなるため、あまり負圧源9
に近い位置は好ましくない。
【0047】(3) 糸端吸引動作失敗許容回数を1回
に固定して糸端吸引が失敗した場合は直ちに電磁弁19
を所定時間開放する構成としてもよい。また、制御手段
としてCPU22を使用して電磁弁19に開閉指令信号
を出力する構成に代えて、センサ20の糸検出信号に基
づいて電磁弁19の励消磁回路の接点を開閉する構成と
してもよい。この場合、制御手段の構成が簡単となる。
【0048】(4) 吸引動作成功確認手段として糸検
出用のセンサ20を設けずに、従来装置のように機台2
側に設けられた糸切れ検出センサ6の出力信号に基づい
て糸切れの有無を判断する手段を使用してもよい。例え
ば、糸切れ表示ランプ26の点灯の有無を検出する糸切
れ確認センサ27を吸引動作成功確認手段として使用し
てもよい。この場合は、間接的に糸端吸引動作の成功、
失敗が検出される。
【0049】(5) 負圧源を糸継ぎ装置1側に設けず
に機台2側に設け、吸引管路10を機台2側のサクショ
ンダクトと接続、切離し可能に構成してもよい。 (6) 圧縮空気噴射部11の圧縮空気噴射通路は環状
に限らず、負圧源側に向かって延びる多数の孔であって
もよい。
【0050】(7) 圧縮空気噴射部11と圧縮空気供
給源18とを接続する管路をフレキシブルチューブ17
だけで構成したり、圧縮空気供給源18と接続、切離し
可能に構成してもよい。
【0051】(8) オープンエンド精紡機に限らすワ
インダ等の糸継ぎ装置に適用してもよい。 前記実施の形態及び変更例から把握できる請求項記載以
外の発明について、以下にその効果とともに記載する。
【0052】(1) 請求項5に記載の発明において、
制御手段をセンサの糸検出信号に基づいて電磁弁の励消
磁回路の接点を開閉する構成としてもよい。この場合、
制御手段の構成が簡単となる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項8
に記載の発明によれば、糸継ぎ時における糸端引出しに
失敗した場合、再度の糸端引出し動作時に糸端引出しの
成功率を高めることができる。
【0054】請求項2及び請求項6に記載の発明では、
糸端吸引動作が失敗したとき、無駄な糸継ぎ動作を行う
ことなく直ちに糸端吸引動作をより成功率の高い条件で
行うことができ、糸継ぎ成功までの時間が短縮される。
【0055】請求項5に記載の発明では、糸端吸引動作
の成功及び失敗を早期にしかも確実に確認できる。ま
た、糸端吸引動作の失敗以外で糸継ぎが失敗した場合
は、圧縮空気の噴射を行わず、圧縮空気を無駄に噴射す
ることを防止できる。
【0056】請求項3及び請求項7に記載の発明では、
糸端吸引動作が失敗した場合、失敗時より圧縮空気の圧
力が高められた状態で圧縮空気噴射部から圧縮空気が噴
射されるので、糸端吸引成功の確率が高くなる。
【0057】請求項8に記載の発明では、機台側に負圧
源が設けられた場合と異なり、負圧源と吸引管路との連
結・切離しを行う機構が不要になるとともに、動力消費
が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の糸継ぎ動作のフローチャ
ート。
【図2】 機台と糸継ぎ装置の関係を示す概略側面図。
【図3】 吸引ノズル及び吸引管路を示す一部破断正面
図。
【図4】 圧縮空気噴射部の要部破断斜視図。
【図5】 センサの配置を示す部分断面図。
【図6】 第2の実施の形態の糸継ぎ動作のフローチャ
ート。
【図7】 変更例のセンサの配置を示す部分断面図。
【図8】 従来装置の概略側面図。
【符号の説明】
1…糸継ぎ装置、2…機台、8…吸引ノズル、8a…吸
引口、9…負圧源、10…吸引管路、11…圧縮空気噴
射部、15…管路を構成する圧縮空気供給管、17…同
じくフレキシブルチューブ、18…圧縮空気供給源、1
9…弁としての電磁弁、20…吸引動作成功確認手段と
してのセンサ、20b…受光部、21…制御手段として
の制御装置、22…同じくCPU、P…パッケージ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引管路を介して負圧源に接続された吸
    引ノズルの吸引口を、糸継ぎ時にパッケージの周面近傍
    に配置してパッケージの糸端を吸引する糸端引出し方法
    において、 前記吸引口と負圧源との間に圧縮空気噴射部を設けると
    ともに該圧縮空気噴射部を弁を備えた管路を介して圧縮
    空気供給源と接続し、前記圧縮空気噴射部への圧縮空気
    の供給を遮断した状態での前記吸引ノズルによるパッケ
    ージの糸端吸引動作が所定回数失敗した後、前記圧縮空
    気噴射部へ圧縮空気を供給して吸引ノズルの吸引作用を
    高めた状態で糸端吸引動作を行う糸継ぎ時におけるパッ
    ケージからの糸端引出し方法。
  2. 【請求項2】 前記吸引ノズル又は吸引管路に設けた糸
    検出用のセンサが吸引動作開始から所定時間糸を検出し
    ないとき、直ちに前記圧縮空気噴射部への圧縮空気の供
    給を行う請求項1に記載の糸継ぎ時におけるパッケージ
    からの糸端引出し方法。
  3. 【請求項3】 前記吸引ノズルによるパッケージの糸端
    吸引が失敗したとき、前記圧縮空気噴射部へ供給する圧
    縮空気の圧力を段階的に高めて所定回数糸端吸引動作を
    行い、所定回数糸端吸引動作を行っても糸端吸引が不成
    功の場合は糸継ぎ動作を終了する請求項1に記載の糸継
    ぎ時におけるパッケージからの糸端引出し方法。
  4. 【請求項4】 紡機機台に沿って走行し、糸継ぎ錘と対
    応する位置で停止して糸継ぎを行う糸継ぎ装置に装備さ
    れ、吸引管路を介して負圧源に接続された吸引ノズルの
    吸引口を、糸継ぎ時にパッケージの周面近傍に配置して
    パッケージの糸端を吸引する糸端引出し装置において、 前記吸引口と負圧源との間に設けられ前記負圧源側に向
    かって圧縮空気を噴射する圧縮空気噴射部と、 紡機機台側に設けられた圧縮空気供給源と、 第1端部が前記圧縮空気噴射部に接続されるとともに第
    2端部が前記圧縮空気供給源に接続される管路と、 前記管路の途中に設けられ該管路を開閉する弁と、 前記吸引ノズルによる糸端吸引動作が成功か否かを確認
    する吸引動作成功確認手段と、 常には前記弁を閉成状態に保持し、前記糸端吸引動作が
    所定回数失敗した後、前記吸引動作成功確認手段の出力
    信号に基づいて前記弁を開放状態にする制御手段とを備
    えた糸継ぎ時におけるパッケージからの糸端引出し装
    置。
  5. 【請求項5】 前記吸引動作成功確認手段は前記吸引ノ
    ズル又は吸引管路に設けた糸検出用のセンサである請求
    項4に記載の糸継ぎ時におけるパッケージからの糸端引
    出し装置。
  6. 【請求項6】 前記所定回数が1回に設定され、前記制
    御手段は吸引動作開始後、前記センサから所定時間内に
    糸検出信号が出力されないとき前記弁に開放指令信号を
    出力する請求項5に記載の糸継ぎ時におけるパッケージ
    からの糸端引出し装置。
  7. 【請求項7】 前記弁は圧力制御弁であり、前記制御手
    段は糸端吸引動作が失敗した場合、失敗回数が所定回数
    に達するまで前記圧力制御弁の開度を段階的に大きく変
    更する指令信号を出力する請求項4に記載の糸継ぎ時に
    おけるパッケージからの糸端引出し装置。
  8. 【請求項8】 前記負圧源は糸継ぎ装置に装備されてい
    る請求項4〜請求項7のいずれか1項に記載の糸継ぎ時
    におけるパッケージからの糸端引出し装置。
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