JPH09316222A - 硬質ポリウレタンフォーム及びその製造方法 - Google Patents

硬質ポリウレタンフォーム及びその製造方法

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JPH09316222A
JPH09316222A JP8133009A JP13300996A JPH09316222A JP H09316222 A JPH09316222 A JP H09316222A JP 8133009 A JP8133009 A JP 8133009A JP 13300996 A JP13300996 A JP 13300996A JP H09316222 A JPH09316222 A JP H09316222A
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foaming agent
polyol
polyurethane foam
rigid polyurethane
weight
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Kazuhiko Mizuta
和彦 水田
Naoyuki Omori
直之 大森
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 F−11のようなオゾン層を破壊する物質を
使用することなく且発泡安定性、接着性、断熱性、寸法
安定性に優れた硬質ポリウレタンフォ−ムを提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 ポリオールとポリイソシアネートとを触
媒、発泡剤、整泡剤、その他の助剤の存在下に反応させ
て硬質ポリウレタンフォームを得るに際し、発泡剤とし
て水をポリオール100重量部に対し0〜10重量部用
いたポリオール成分と、更に発泡剤として少なくとも常
温常圧で沸点が5℃以上であり且つオゾン破壊係数が0
であるフッ素化合物をポリオール成分とポリイソシアネ
ート成分との全成分に対し1重量%以上用いたことを特
徴とする硬質ポリウレタンフォーム及びその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として断熱材あ
るいは気密性保持材として使用される硬質ポリウレタン
フォ−ム及びイソシアヌレ−ト変性ポリウレタンフォ−
ム(以下単に硬質ポリウレタンフォ−ムという)及びそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】硬質ポリウレタンフォ−ムは、その優れ
た断熱性や自己接着性及び気密の保持性により、住宅や
冷蔵庫等の建築構造物、あるいは自動販売機や冷蔵庫等
の冷凍機器類等の断熱材として広く利用されている。こ
の硬質ポリウレタンフォ−ムは、一般にポリヒドロキシ
化合物とポリイソシアネ−ト化合物とを触媒、発泡剤、
整泡剤、その他の助剤と共に混合、攪拌し、物理的ある
いは化学的に生じる発泡と硬化反応とにより製造されて
いる。そしてこの場合の発泡剤としては、その低い熱伝
導率と沸点が常温付近にあるという利点から、 主として
トリクロロモノフルオロメタン( 以下F−11という)
が用いられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このF
−11は地球のオゾン層破壊という大気環境への悪影響
が明らかとなり特定フロンとして規制対象物質に指定さ
れ、使用量の削減、更には使用の全廃が要請されてい
る。かかるF−11に代表されるクロロフルオロカ−ボ
ン( 以下CFCと略す) は分子中に水素原子を含まない
構造であるため、化学的に安定であり、成層圏で初めて
分解され、そこで発生した塩素がオゾン層を破壊すると
されている。この様な問題点より、分子中に一つ以上の
水素原子を含み、CFCほど化学的に安定ではなく、そ
のためオゾン層の破壊への影響が弱いハイドロクロロフ
ルオロカ−ボン( 以下HCFCと略す) 、ジクロロモノ
フルオロメタン、ジクロロモノフルオロエタン等が代替
発泡剤として提案されているが、これらのHCFCも微
弱ではあるが、オゾン層を破壊するため、過渡的に使用
されるものであり、将来的には使用できなくなる。
【0004】このため、オゾン層を全く破壊しない発泡
剤を用いた硬質ポリウレタンフォ−ムの実用化が望まれ
ているが、これまでに検討された技術としては発泡剤と
して水のみを使用し、水とポリイソシアネ−ト化合物と
の反応により発生する炭酸ガスを利用しようとするのが
一般的であり、一方、近年になってオゾン層を破壊しな
いハイドロフルオロカ−ボン化合物(以下HFCとい
う)を使用する技術が提案されている。
【0005】しかし、前者の水のみを発泡剤として利用
する技術では、オゾン層の破壊はないものの、水を発泡
剤とする時の欠点である炭酸ガスの熱伝導率の悪さ、あ
るいは炭酸ガスがフォ−ム内から大気中へ拡散し空気と
置換しやすいことにより断熱性、寸法安定性に劣るこ
と、さらには接着性が悪化するという問題点があった。
このような問題点を解決する為に、本発明者らは特開平
7−179639号、特開平7−179638号、特開
平7−179560号等の各公報で、沸点が0℃以下の
ハイドロフルオロカーボン化合物及び/又はフルオロカ
−ボン化合物を発泡剤として適用することを提案した
が、当該発泡剤はポリオールに対する溶解度が低く、気
温が高い条件下で発泡させる場合には気化が早過ぎて発
泡のバランスが必ずしもうまく取れないこともあった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、オゾン層をまったく破壊しない発泡剤を使用すると
同時に、発泡安定性、接着性、熱伝導率、寸法安定性に
優れた硬質ポリウレタンフォ−ム及びその製造方法を提
供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の硬質
ポリウレタンフォームは、ポリオールとポリイソシアネ
ートとを触媒、発泡剤、整泡剤、その他の助剤の存在下
に反応させて硬質ポリウレタンフォームを得るに際し、
発泡剤として水をポリオール100重量部に対し0〜1
0重量部用いたポリオール成分と、更に発泡剤として少
なくとも常温常圧で沸点が5℃以上であり且つオゾン破
壊係数が0であるフッ素化合物をポリオール成分とポリ
イソシアネート成分との全成分に対し1重量%以上用い
たことを特徴とする。
【0008】そして、本発明の請求項2の硬質ポリウレ
タンフォームの製造方法は、ポリオールとポリイソシア
ネートとを触媒、発泡剤、整泡剤、その他の助剤の存在
下に反応させて硬質ポリウレタンフォームを製造するに
際し、発泡剤として予め水をポリオール100重量部に
対し0〜10重量部用いたポリオール成分中に混合して
おき、更に発泡剤として少なくとも常温常圧で沸点が5
℃以上であり且つオゾン破壊係数が0であるフッ素化合
物をポリオール成分とポリイソシアネート成分との全成
分に対し1重量%以上使用することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細について説明
する。本発明者らは、上記に記載の如く、発泡剤として
水と、少なくとも常温常圧で沸点が5℃以上で且オゾン
層を全く破壊しないフッ素化合物(以下フッ素化合物A
という)を使用すると共に、スプレ−発泡において良好
な作業性を備え、成形後のフォ−ム特性においても優れ
た熱伝導率、寸法安定性をもった、品質のバラツキの少
ない硬質ポリウレタンフォ−ムが得られることを見いだ
し本発明をなすに至ったものである。
【0010】更には、本発明の要旨は、ポリイソシアネ
−ト成分と触媒、発泡剤、整泡剤、その他の助剤を混合
したポリオ−ル成分とをミキシングヘッドにて混合し発
泡させる硬質ポリウレタンフォ−ムのエアレススプレ−
発泡において、発泡剤として予め水を、ポリオ−ル10
0重量部に対し0〜10重量部ポリオ−ル成分中に混合
しておき、さらに上記少なくとも常温常圧で沸点が5℃
以上であり且つオゾン破壊係数が0であるフッ素系化合
物Aを、ポリオ−ル成分とポリイソシアネ−ト成分との
全重量に対し1重量%以上、上記フッ素化合物Aを単独
或は2種以上併用使用することを特徴とした硬質ポリウ
レタンフォ−ム及びその製造方法に係るものである。
【0011】本発明において使用できるポリオ−ルとし
ては特に限定はなく、例えばグリセリン、ペンタエリス
リト−ル、ショ糖、エチレンジアミン等にエチレンオキ
サイド、プロピレンオキサイド等のアルキレンオキサイ
ドを開環付加重合して得られるポリエ−テルポリオ−ル
類や、アジピン酸、コハク酸などの多塩基酸とエチレン
グリコ−ル、プロピレングリコ−ルなどのポリヒドロキ
シル化合物との重縮合反応、あるいはラクトン類の開環
重合によって得られるポリエステルポリオ−ル類があ
り、各々単独に使用することもできるし、あるいは自由
に二種類以上を組み合わせて使用することもできる。
【0012】発泡剤として用いる水の使用量は、10重
量部を越えると接着性に問題が生じるが、10重量部以
下で、当該フッ素系化合物Aの発泡剤との組み合わせを
任意に設定できる。好ましい使用量は0.5〜5重量部
である。また水と併用するフッ素系化合物の発泡剤が沸
点が0℃以下の場合は環境温度がおおむね30℃以上で
は気化力が強すぎるため、安定した攪拌、混合を行う事
が難しく、均一な品質のフォ−ム製品が得られない。前
記フッ素系化合物Aの発泡剤の使用量は1重量%未満で
は熱伝導率、寸法安定性に劣り、良好なフォ−ムが得ら
れない。従って本発明では該フッ素系化合物Aの発泡剤
をポリオール成分とポリイソシアネ−ト成分との全重量
に対し1重量%以上、好ましくは2〜30重量%であ
る。
【0013】水と上記のフッ素系化合物Aの発泡剤の使
用量は、フォ−ム密度、熱伝導率の設計値に応じて上記
の使用量範囲内で選択される。発泡剤として使用される
ものはオゾン層を破壊しないフッ素系化合物Aの発泡剤
としては、例えば、ヘキサフルオロプロパンやペンタフ
ルオロプロパン等のハイドロフルオロカーボン類、或
は、ヘプタフルオロプロピルメチルエーテル等のハイド
ロフルオロエーテル類等であり、それぞれ単独、或は併
用して使用することができる。
【0014】触媒としては、例えばジブチル錫ジラウレ
−ト、鉛オクトエ−ト、スタナスオクトエ−ト等の有機
金属系化合物、トリエチレンジアミン、テトラメチルヘ
キサメチレンジアミン等のアミン系化合物等、通常ウレ
タンフォ−ム分野で用いられているものであれば特に制
限はなく、又、N,N',N"-トリス(ジメチルアミノプロピ
ル)ヘキサヒドロ−s−トリアジン、酢酸カリウム、オ
クチル酸カリウム等のイソシアヌレ−ト変性化に用いら
れるものも利用できる。
【0015】整泡剤としては硬質ポリウレタンフォ−ム
製造用として効果のあるものは全て利用できる。例えば
ポリオキシアルキレンアルキルエ−テル等のポリオキシ
アルキレン系のもの、オルガノポリシロキサン等のシリ
コ−ン系のもの等を通常の使用量で用いる事が出来る。
【0016】更に本発明においては、上記以外の任意の
成分、例えば充填剤、難燃剤等も本発明の目的を妨げな
い範囲で使用できる。
【0017】また、本発明に使用できるポリイソシアネ
−ト化合物としては、ジフェニルメタンジイソシアネ−
ト、トリレンジイソシアネ−ト等の芳香族系イソシアネ
−ト類、イソホロンジイソシアネ−ト等の脂環族系イソ
シアネ−ト類、ヘキサメチレンジイソシアネ−ト等の脂
肪族系イソシアネ−ト類、及びそれらの粗製物等が使用
できる。
【0018】ポリオ−ル全量に対するポリイソシアネ−
トの使用量、すなわちイソシアネ−ト指数は通常の硬質
ウレタンフォ−ムを製造する場合には80〜130の範
囲、イソシアヌレ−ト変性硬質ウレタンフォ−ムを製造
する場合には、150〜350の範囲とすることが望ま
しい。
【0019】上記した原料から硬質ポリウレタンフォ−
ムを製造する際は、現場発泡、注入、ラミネ−ト等のい
ずれにおいても適用できる。一例として現場発泡の製造
方法を述べれば、エアレス混合タイプの高圧スプレ−発
泡機を使用し、表1に示すA成分配合液を調整し、これ
とポリイソシアネ−トとを高圧でミキシングヘッド内で
混合しスプレ−するが、この時、当該フッ素系と他成分
との混合方法として、ミキシングヘッド内あるいはヘッ
ドへの他成分からの導管に直接混合する方法や、ミキシ
ングヘッドで混合される前に予めポリヒドロキシ化合物
成分等の他成分と混合しておく予備混合等が採用でき
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例に基づいて
更に具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限
定されるものではない。
【0021】[実施例1]表1に示した配合処方に従っ
て、まず、沸点が5℃以上で且つオゾン破壊係数が0の
フッ素化合物Aである発泡剤を6.5重量%含む配合液
を調合したポリオール成分Aと、ポリイソシアネ−トの
2成分を用意した。次いでエアレス混合タイプの高圧ス
プレー発泡機システムとして、ガスマ−モデルFFユニ
ット(ガスマ−社製) を用い、配合液A及びポリイソシ
アネ−ト成分を各々メインポンプに投入し、これを圧送
して、縦910mm 、横1820mm、厚さ5mm のケイ酸カルシウ
ム板に30〜35℃の室温下でスプレ−発泡した。な
お、発泡機における配合液温度の設定は40℃、エアポ
ンプの空気圧は5kg/cm2とした。又、硬質ポリウレタン
フォ−ムは吹き付け厚さを一層あたり20〜30mm位とし、
4〜5回積層した。この結果を実施例に示す。
【0022】[比較例1〜2]発泡剤にHFC−134
a(沸点−26℃)を用いた場合(比較例1)、及び発
泡剤に常温常圧で沸点が5℃以上のオゾンを破壊するこ
とのないフッ素系化合物A(HFC−245fa、沸点
15℃)を用いているが、この配合量がポリオール成分
とポリイソシアネート成分との全成分に対して1重量%
未満である場合(比較例2)を、表1に示す配合処方に
従い実施例と同様にして硬質ポリウレタンフォームを得
た。なお、発泡剤Y(HFC−134a)は上記高圧ス
プレー発泡機のサブユニットポンプから圧送してポリオ
ール成分Aに混合した。
【0023】
【表1】
【0024】なお、表1中の配合成分としては各々下記
のものを用いた。 *ポリオ−ルA:旭硝子(株)製・ポリエ−テルポリオ
−ル・商品名FD−163 *ポリオ−ルB:旭硝子(株)製・ポリエ−テルポリオ
−ル・商品名FD−1370 *触媒A:花王(株)製・トリエチレンジアミンのジプ
ロピレングリコ−ル33%溶液・商品名カオライザ−N
o. 31 *触媒B:花王(株)製・ペンタメチルジエチレントリ
アミン・商品名カオライザ−No. 3 *触媒C:ビス(2ジメチルアミノエチル)エ−テル・
商品名カオライザ−No.12 *触媒D:日本化学産業(株)製・オクチル酸鉛のDO
P溶液(鉛濃度17%) *難燃剤:ストファ−ジャパン(株)製・トリスモノク
ロロプロピルフォスフェ−ト・商品名ファイロ−ルPC
F *整泡剤:日本ユニカ−(株)製・シリコ−ン整泡剤・
商品名L−5420 *発泡剤X:旭硝子(株)製・HFC−245fa *発泡剤Y:三井デュポンフロロケミカル(株)製・H
FC−134a *ポリイソシアネ−ト:住友バイエルウレタン(株)製
・粗製ジフェニルメタンジイソシアネ−ト
【0025】また、各硬質ポリウレタンフォ−ムのフォ
−ム密度、熱伝導率、接着性、スプレ−霧化幅、を下記
の方法により調べ、表1中に記載した。 *フォ−ム密度:JIS−A−9514により測定し
た。 *熱伝導率:JIS−A−9514により測定した。 *接着性:吹付け後フォ−ム断面を観察し、躯体とフォ
−ム、あるいはフォ−ム積層間での剥がれの有無を確認
した。 *スプレ−霧化幅:発泡機のガン先からケイ酸カルシウ
ム板までの距離を1mとしてスプレ−し、ケイ酸カルシ
ウム板上に形成した円状の硬質ウレタン跡の直径を測定
した。
【0026】この結果、比較例1のように発泡剤に低沸
点のHFC−134aを用いると気温の高い条件下では
スプレー噴霧幅が乱れて良好な硬質ポリウレタンフォ−
ムを得ることができない。また、比較例2のように発泡
剤にオゾン層を破壊しないフッ素系化合物Aの使用量が
本発明で示した量よりも少ないと十分な効果が得られな
い。一方実施例では発泡剤にオゾン層を破壊しないフッ
素系化合物を適量使用することにより、作業性良好で優
れた物性を備えた硬質ポリウレタンフォ−ムが得られ
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による硬質
ポリウレタンフォ−ム及びその製造方法によれば、地球
環境保護のため社会的に強く要請されているオゾン層を
破壊することのない、また熱伝導率においても優れ、断
熱材としての機能を充分満足させる良好な硬質ポリウレ
タンフォ−ムを得ることができるものであって、その産
業上の利用価値は極めて高いものである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオールとポリイソシアネートとを触
    媒、発泡剤、整泡剤、その他の助剤の存在下に反応させ
    て硬質ポリウレタンフォームを得るに際し、発泡剤とし
    て水をポリオール100重量部に対し0〜10重量部用
    いたポリオール成分と、更に発泡剤として少なくとも常
    温常圧で沸点が5℃以上であり且つオゾン破壊係数が0
    であるフッ素化合物をポリオール成分とポリイソシアネ
    ート成分との全成分に対し1重量%以上用いたことを特
    徴とする硬質ポリウレタンフォーム。
  2. 【請求項2】 ポリオールとポリイソシアネートとを触
    媒、発泡剤、整泡剤、その他の助剤の存在下に反応させ
    て硬質ポリウレタンフォームを製造するに際し、発泡剤
    として予め水をポリオール100重量部に対し0〜10
    重量部用いたポリオール成分中に混合しておき、更に発
    泡剤として少なくとも常温常圧で沸点が5℃以上であり
    且つオゾン破壊係数が0であるフッ素化合物をポリオー
    ル成分とポリイソシアネート成分との全成分に対し1重
    量%以上使用することを特徴とする硬質ポリウレタンフ
    ォームの製造方法。
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