JPH09315561A - ワーク搬送方法および装置 - Google Patents

ワーク搬送方法および装置

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JPH09315561A
JPH09315561A JP8141582A JP14158296A JPH09315561A JP H09315561 A JPH09315561 A JP H09315561A JP 8141582 A JP8141582 A JP 8141582A JP 14158296 A JP14158296 A JP 14158296A JP H09315561 A JPH09315561 A JP H09315561A
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JP
Japan
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work
template
force
carriage
moving
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JP8141582A
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English (en)
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Tsutomu Ueda
力 上田
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワーク搬送方法および装置に関し、ワークの
落下を防止しながらも搬送効率を向上させるワーク搬送
方法および装置を実現する。 【解決手段】 台車10のテンプレート12(積載部)
にワーク14を積載し、その台車10が移動していると
き、ワーク14に作用する力を打ち消す方向にテンプレ
ート12を傾斜させてワーク14を搬送する。台車10
が移動しているときには、その台車10のテンプレート
12を傾斜させてワーク14に作用する力を打ち消して
減少または消滅、あるいはワーク14をテンプレート1
2に押し付ける力に変化させる。そのため、ワーク14
の落下を防止することができる。また、ワーク14の落
下が防止されるために、台車10の移動速度を上げるこ
とができるので、搬送効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワーク搬送方法およ
び装置に関し、ワークの落下を防止しながらも搬送効率
を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ワーク搬送装置は、台車の積載部にワー
クを積載し、その台車を目標位置まで移動させることに
よってワークの搬送を行う。この場合、台車はワークを
載せた位置から目標位置まで加速・等速・減速運動す
る。移動の際には加速力や遠心力等の力が生じてワーク
に加わり、その力によってワークと積載部との接点を中
心に回転しようとする力がワークに作用する。ここで、
上記加速力とは、台車が加速度運動(速度上昇,速度下
降の両方を含む。)する際にワークに加わる力のことを
意味する。したがって、単にワークを積載部に載せただ
けで搬送すると、上記回転しようとする力の大きさによ
ってはワークが台車から浮き上がり、ついには落下して
しまう。
【0003】そこで、ワークが積載部から落下するのを
防止する方法として、上記加速力や遠心力等の力を低く
抑える方法や、ワークを積載部に固定する方法が考えら
れる。しかし、加速力や遠心力等を低く抑える方法で
は、台車の移動速度を低くせざるを得ないため、搬送時
間が増える。一方、ワークを積載部に固定する方法で
は、ワークを積載部に固定したりその固定を解除するた
めの時間が必要になるため、結果として搬送時間が増え
る。したがって、これらの方法ではワークの落下を防止
することはできるが、搬送効率が低下するという問題が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑みてなされたものであって、ワークの落下を防止し
ながらも搬送効率を向上させるワーク搬送方法および装
置を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための第1の手段】請求項1に記載の
発明は、台車の積載部にワークを積載し、その台車を移
動させることによってワークを搬送するワーク搬送方法
であってその台車が移動しているとき、ワークに作用す
る力を打ち消す方向に積載部を傾斜させることを特徴と
する。請求項1に記載の発明によれば、台車が移動して
いるときには、その台車の積載部を傾斜させてワークに
作用する力を打ち消すので、ワークに作用する力が減少
または消滅し、あるいは積載部側に押し付ける力に変わ
る。そのため、ワークの落下を防止することができる。
また、台車の移動速度を上げることができるので、搬送
効率が向上する。
【0006】
【課題を解決するための第2の手段】請求項2に記載の
発明は、ワークを積載する台車の積載部と、その台車を
移動させる移動手段とを備えている搬送装置であって、
その移動手段が台車を移動させているとき、ワークに作
用する力を打ち消す方向に積載部を傾斜させる傾斜手段
を有することを特徴とする。請求項2に記載の発明によ
れば、移動手段が台車を移動させているときには、傾斜
手段が台車の積載部を傾斜させてワークに作用する力を
打ち消すので、ワークに作用する力が減少または消滅
し、あるいは積載部側に押し付ける力に変わる。そのた
め、ワークの落下を防止することができる。また、台車
の移動速度を上げることができるので、搬送効率が向上
する。
【0007】
【課題を解決するための第3の手段】請求項3に記載の
発明は、請求項2に記載のワーク搬送装置において、そ
の傾斜手段は、加速力および/または遠心力の大きさに
応じて積載部の傾斜角を変化させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、加速力が大きいときに
は積載部の傾斜角を大きくし、加速力が小さいときは積
載部の傾斜角を小さくする。遠心力についても同様に傾
斜角を変化させる。こうすれば積載部は適正な傾斜角に
設定されるので、台車の移動速度を上げることができ
る。したがって、ワークの落下を防止しながらも搬送効
率をより向上させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。 〔第1の実施の形態〕まず、第1の実施の形態は、キャ
リッジ搬送を行うワーク搬送装置において、カムによっ
て台車の積載部を傾斜させる方式を適用したものであっ
て、図1〜図3を参照しながら説明する。図1にはワー
ク搬送装置を示し、図2には移動経路における台車の傾
斜状態を示し、図3にはワークに作用する力を示す。
【0009】まず、図1に基づいてワーク搬送装置の概
略構成を説明する。ここで、図1(A)にはワーク搬送
装置の構成を示し、図1(B)には図1(A)のA−A
断面を示す。図1(A)に示すワーク搬送装置は、台車
10,タイミングベルト20,フレーム22およびカム
32によって構成されている。このうち台車10は、テ
ンプレート12,支持部16,キャリッジ18および脚
部26,28によって構成されている。テンプレート1
2は積載部を具体化したものであって、搬送するワーク
14が積載される。支持部16は回動軸34を中心に回
動し、一方側には上記テンプレート12を、他方側には
脚部26,28をそれぞれ有している。脚部26,28
はカム32に接しており、予め設定されているカム32
の起伏に応じてテンプレート12の傾斜角が変化する。
すなわち、脚部26,28がカム32の起伏に伴って回
動軸34を中心として回動するため、支持部16を通じ
て回動軸34の反対側にあるテンプレート12もまた回
動することによりテンプレート12の傾斜角が変化す
る。
【0010】一方、キャリッジ18は上記回動軸34を
軸支しており、タイミングベルト20に固定されてい
る。そのタイミングベルト20は図示しない移動手段に
よって水平方向にスライドされ、そのスライドに伴って
キャリッジ18が図面左右方向に移動する。なお、移動
手段としては、例えばモータが用いられる。また、図1
(B)において、キャリッジ18はフレーム22に沿っ
て移動する。このフレーム22にはレール24が側面部
に設けられており、このレール24を上下側から車輪3
6,40で挟み、両方の横側から車輪38で挟む。この
構造によって、キャリッジ18はフレーム22から外れ
るのを防止できる。
【0011】次に、図2に基づいて移動経路におけるテ
ンプレート12の傾斜角の変化について説明する。ここ
で、図2(A)には傾斜角の変化を示し、図2(B)に
は台車10の位置に対応する移動速度の変化を示す。な
お、図2において、図1に示すワーク14やキャリッジ
18等の図示を省略する。図2(A)において、台車1
0の脚部26はカム32b上を移動し、脚部28はカム
32a上を移動する。そのため、台車10が位置p0か
ら位置p2までを移動する間には、テンプレート12は
進行方向(図では右側)に傾斜する。そして、台車10
が位置p2から位置p4までを移動する間には、テンプ
レート12は水平状に戻る。その後、台車10が位置p
4から位置p6までを移動する間には、テンプレート1
2は進行方向とは逆方向(図では左側)に傾斜する。
【0012】このとき、台車10の移動速度は、図2
(B)に示すように位置p0から位置p2までは上昇
し、位置p2から位置p4までは一定になり、位置p4
から位置p6までは下降している。このうち位置p0か
ら位置p2までの区間と、位置p4から位置p6までの
区間では加速度が生じている。このとき、ワーク14に
は加速度に抗する慣性力が生じ、その慣性力に基づいて
テンプレート12とワーク14との接点を中心に回転し
ようとする力(以下「回転力」と呼ぶ。)が作用する。
しかし、その回転力がワーク14に作用する区間では、
テンプレート12を傾斜させている。この傾斜によっ
て、ワーク14に作用する回転力は打ち消されて減少ま
たは消滅し、あるいはテンプレート12側に押し付ける
力に変わる。この変化の詳細は後述する。したがって、
ワーク14がテンプレート12から落下するのを防止す
ることができる。
【0013】なお、位置p0から位置p6までの移動区
間において、台車10の移動速度を高めるには、その移
動速度に応じてテンプレート12の傾斜角が大きくなる
ようにカム32の形状を形成すればよい。こうして加速
力の大きさに応じてテンプレート12の傾斜角を変化さ
せれば、台車10の移動速度を上げることができるの
で、ワークの落下を防止しながらも搬送効率をより向上
させることができる。また、上記の例では、台車10の
脚部26,28は、それぞれ専用のカム32上を移動し
ている。この例に限らず、台車10の移動区間における
一方のカム32を水平状に形成し、他方のカム32を起
伏させる形状としてもよい。あるいは一方の脚のみをカ
ム上を移動させてもよい。これらの態様でも、ワーク1
4に作用する力を打ち消す方向にテンプレート12を傾
斜させることが可能である。
【0014】次に、テンプレート12の傾斜とワーク1
4に加わる加速力との関係について、模式的に図示した
図3を参照しながら説明する。ここで、図3(A)には
従来のようにテンプレート12を傾斜させない場合にワ
ーク14に加速力を加えた状態を示し、図3(B)には
本発明のようにテンプレート12を傾斜させた場合にワ
ーク14に加速力を加えた状態を示す。なお、これらの
図において、ワーク14の重心Gを原点とする座標軸X
Yを用いて説明する。
【0015】図3(A)において、テンプレート12が
矢印D方向へ加速度運動しながら移動しているとき、加
速力に抗する慣性力(ベクトルV2)がワーク14に生
ずる。また、ワーク14には重力(ベクトルV8)が作
用しているので、そのベクトル和が合力(ベクトルV
4)となる。また、ワーク14は慣性力によってベクト
ルV2方向に引っ張られるので、テンプレート12とワ
ーク14とは点Cで接する。一般に点CはベクトルV4
上にはないため、合力は重心Gから点Cに伸びる軸ζ上
と、この軸ζと重心Gにおいて直交する軸η上とに分散
される。こうして合力は、軸ζ上のベクトルV6で表さ
れる力と、軸η上のベクトルV10で表される力とにな
る。ベクトルV6で表される力は点Cで吸収され、ベク
トルV10で表される力は点Cを力点とする上向きの回
転力となる。したがって、ベクトルV10で表される力
の大きさによってはワーク14が浮き上がり、ついには
テンプレート12から落下する。
【0016】一方、図3(B)において、図3(A)と
同様にテンプレート12が矢印D方向へ加速度運動しな
がら移動しているときでも、加速力に抗する慣性力(ベ
クトルV2)と重力(ベクトルV8)とがワーク14に
作用する。ただ、この場合には上記点Cの位置がテンプ
レート12の傾斜(傾斜角θ)によって上方に変位して
いる。この変位に伴って軸ζと軸ηとも変化し、そのた
めにベクトルV6で表される力とベクトルV10で表さ
れる力もまた方向が変化する。特にワーク14に作用す
るベクトルV10で表される力は打ち消されて、上向き
の回転力が減少または消滅し、あるいは下向きの回転力
に変わる。したがって、ワーク14がテンプレート12
から落下することが防止される。
【0017】上記第1の実施の形態によれば、台車10
のテンプレート12(積載部)にワーク14を積載し、
その台車10が移動しているとき、ワーク14に作用す
る力を打ち消す方向にテンプレート12を傾斜させてワ
ーク14を搬送するワーク搬送方法が実現される。ま
た、台車10が移動しているときには、その台車10の
テンプレート12を傾斜させてワーク14に作用する力
を打ち消して減少または消滅、あるいはワーク14をテ
ンプレート12側に押し付ける力に変化させる。そのた
め、ワーク14の落下を防止することができる。また、
ワーク14の落下が防止されるために、台車10の移動
速度を上げることができるので、搬送効率が向上する。
さらに、加速力が大きいときにはテンプレート12の傾
斜角を大きくし、加速力が小さいときはテンプレート1
2の傾斜角を小さくする。このような傾斜角の変化によ
って、台車の移動速度を上げることができるので、ワー
クの落下を防止しながらも搬送効率をより向上させるこ
とができる。
【0018】〔第2の実施の形態〕次に、第2の実施の
形態は、アクチュエータによって台車の積載部を傾斜さ
せる方式を実現したものであって、図4を参照しながら
説明する。なお、ここではアクチュエータとしてモータ
を適用した場合について説明する。また、図1と同一の
要素については同一符号を付して説明を省略する。図4
において、支持部16はプーリ50とともに回動軸34
に軸支され、そのプーリ50とモータ52の主軸54と
の間にはベルト56が張られている。モータ52は正逆
回転が可能なモータが用いられ、図示しない制御装置に
よって主軸54の回転制御が行われる。この制御装置は
一般的な構成で実現可能であるので、説明を省略する。
この構成によって、台車10が加速する間にはその加速
方向にテンプレート12を傾斜させ、等速度で移動する
間にはテンプレート12を水平状に戻し、減速する間に
は上記加速方向とは逆方向にテンプレート12を傾斜さ
せる。こうして図2(A)に示すようなテンプレート1
2の傾斜の変化が実現される。
【0019】この形態では、ワーク14の落下を防止す
ることができ、搬送効率が向上する。また、第1の実施
の形態とは異なってカム32が不要となるので、台車1
0の移動速度を高める場合や台車10の走行路の変更等
に対応して、テンプレート12の傾斜角を自在に変える
ことができる。なお、駆動方式としては上記のベルト駆
動に限らず、ギア駆動でもよく、トルクコンバータ駆動
でもよい。また、アクチュエータとしては、上記モータ
50に限らず、(油圧,空気)シリンダを用いてもよ
い。さらには、加速度センサを設けて、その加速度セン
サで得られた加速度に基づいて上記制御装置がテンプレ
ート12の傾斜角を制御するようにしてもよい。この場
合には、加速度の変化に追従してテンプレート12の傾
斜角が変化するので、ワーク14の落下を確実に防止す
ることができる。
【0020】〔第3の実施の形態〕次に、第3の実施の
形態は、錘(おもり)によって台車の積載部を傾斜させ
る振り子方式を実現したものであって、図5を参照しな
がら説明する。なお、図1と同一の要素については同一
符号を付して説明を省略する。図5において、支持部1
6は回動軸34に支持され、テンプレート12側とは反
対側の支持部16には錘60が設けられている。この錘
60の重さは、テンプレート12とワーク14の重さの
和よりもやや重い。この構成では、台車10が加速する
間には、その加速度に応じて錘60が時計回りに回転
し、図示する状態となってテンプレート12を傾斜させ
る。台車10が等速度で移動する間には錘60も真下に
位置し、テンプレート12は水平状に戻る。さらに、台
車10が減速する間には、その加速度に応じて錘60が
反時計回りに回転し、テンプレート12を傾斜させる。
こうして図2(A)に示すようなテンプレート12の傾
斜の変化が実現される。
【0021】この形態では、ワーク14の落下を防止す
ることができ、搬送効率が向上する。また、支持部16
に錘60を設けるだけで実現できるので、コストを低減
することができる。なお、台車10が停止する際に、錘
60の振れをストッパー(例えばスポンジ等の弾性体)
に当てて停止させれば、停止時もワーク14の落下を防
止することができる。また、テンプレート12の傾斜角
の正確性が要求される場合には、テンプレート12およ
びワーク14にかかるモーメントと、錘60にかかるモ
ーメントとの差に基づいて、所望の傾斜角が得られるよ
うに錘60の重さを設定すればよい。
【0022】〔他の実施の形態〕上述したワーク搬送方
法および装置におけるその他の部分の構造,形状,大き
さ,材質,個数,配置および動作条件等については、上
記実施の形態に限定されるものでない。例えば、上記実
施の形態を応用した次の各形態を実施することもでき
る。 (1)上記3つの実施の形態では加速力に対応して台車
10のテンプレート12を傾斜させたが、遠心力に対応
してテンプレート12を傾斜させる場合にも同様に適用
できる。すなわち、台車10の走行路がカーブ等してい
るときには、ワーク14に遠心力が加わってテンプレー
ト12から落下する場合があり得る。この場合にも上述
の実施の形態と同様にして、台車10が移動していると
き、遠心力が加わることによってワーク14に作用する
力を打ち消す方向にテンプレート12を傾斜させる。こ
うしてワーク14に作用する力が減少または消滅し、あ
るいはテンプレート12側に押し付ける力に変わる。そ
のため、ワーク14の落下を防止することができる。ま
た、台車10の移動速度を上げることができるので、搬
送効率が向上する。
【0023】(2)搬送するワーク14の材質や形状等
によっては、移動時における風圧の影響を受けてテンプ
レート12から落下する場合がある。この場合には、テ
ンプレート12の傾斜角を上記加速力や遠心力の場合よ
りも大きくすることによって、風圧の影響を少なくする
ことができる。こうしてワーク14の落下を防止するこ
とができ、台車10の移動速度を上げることができるの
で搬送効率が向上する。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、台車が移動していると
きには、その台車の積載部を傾斜させてワークに作用す
る力を打ち消すので、ワークに作用する力が減少または
消滅する。そのため、ワークの落下を防止することがで
きる。また、台車の移動速度を上げることができるの
で、搬送効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワーク搬送装置を示す図である。
【図2】移動経路における台車の傾斜状態を示す図であ
る。
【図3】ワークに作用する力を示すベクトル図である。
【図4】他のワーク搬送装置を示す図である。
【図5】他のワーク搬送装置を示す図である。
【符号の説明】
10 台車 12 テンプレート(積載部) 14 ワーク 16 支持部 18 キャリッジ 20 タイミングベルト 22 フレーム 24 レール 26,28 脚部 30,36,38,40 車輪 32 カム 34 回動軸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車の積載部にワークを積載し、その台
    車を移動させることによってワークを搬送するワーク搬
    送方法であって、 その台車が移動しているとき、ワークに作用する力を打
    ち消す方向に積載部を傾斜させることを特徴とするワー
    ク搬送方法。
  2. 【請求項2】 ワークを積載する台車の積載部と、その
    台車を移動させる移動手段とを備えている搬送装置であ
    って、 その移動手段が台車を移動させているとき、ワークに作
    用する力を打ち消す方向に積載部を傾斜させる傾斜手段
    を有することを特徴とするワーク搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のワーク搬送装置におい
    て、 その傾斜手段は、加速力および/または遠心力の大きさ
    に応じて積載部の傾斜角を変化させることを特徴とする
    ワーク搬送装置。
JP8141582A 1996-06-04 1996-06-04 ワーク搬送方法および装置 Pending JPH09315561A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009297892A (ja) * 2000-09-19 2009-12-24 Toyota Motor Corp 移動体搭載用のロボット及びこれを搭載した移動体
JP2020015605A (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 シブヤパッケージングシステム株式会社 容器移載装置における内容物飛び出し防止機構

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