JPH09315068A - クリップ - Google Patents

クリップ

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JPH09315068A
JPH09315068A JP15163296A JP15163296A JPH09315068A JP H09315068 A JPH09315068 A JP H09315068A JP 15163296 A JP15163296 A JP 15163296A JP 15163296 A JP15163296 A JP 15163296A JP H09315068 A JPH09315068 A JP H09315068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clip
document
magazine
case
leaf spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15163296A
Other languages
English (en)
Inventor
Eizo Kobayashi
英三 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUNSTAR BUNGU KK
Original Assignee
SUNSTAR BUNGU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUNSTAR BUNGU KK filed Critical SUNSTAR BUNGU KK
Priority to JP15163296A priority Critical patent/JPH09315068A/ja
Publication of JPH09315068A publication Critical patent/JPH09315068A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリップ挟み止め装置によって書類等の端部
を挟み止めするもので、そのクリップ挟み止め装置のケ
ース内を正しい姿勢でガイドされてスムースに移動する
ことができ、しかも、クリップ拡開用バネによる割り込
みと通過も支障なく行われて、不都合なく書類等を挟持
できるクリップを提供する。 【解決手段】 クリップ押出機構とクリップ拡開用バネ
とを備えたクリップ挟み止め装置を使用して書類等の端
部を挟み止めするもので、背板部23の上下両端からそ
れぞれ前方へ向かい、かつ、その前端近傍の内面部を互
いに接触又は近接させる一対の板バネ部24,25を有
して、それら板バネ部24,25の左右両側の端縁3
1,32を互いに平行で、かつ、前後方向に凹凸のない
ストレートな形状となし、更に、背板部23の左右両端
にそれぞれ切欠凹部27,28を設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクリップ、特にツマ
ミが付いておらず、手で開くのが困難で、専用のクリッ
プ挟み止め装置を使用することにより書類等の端部を挟
み止めするクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図13に示すように、2枚の板バ
ネ部33,34を対向するように配して、その2枚の板
バネ部33,34の間に書類等の端部を差し込んで挟持
するようにしたクリップ35が存在する。
【0003】このようなクリップ35はツマミを付けて
おらず、2枚の板バネ部33,34を手で開くのが困難
であり、専用のクリップ挟み止め装置を用いて書類等を
挟み止めするものである。
【0004】そして、そのクリップ挟み止め装置は、ケ
ース内にクリップを収容するとともに、そのケース内
に、クリップを1個づつ前進させてケースの前端開口か
らクリップを吐出させる押出機構と、クリップを押し出
す際にクリップの2枚の板バネ部の間に割り込んで拡開
することによりケースの前端開口に臨むように配した書
類等の端部を挟持させるクリップ拡開用バネとを備えた
構造になっている。
【0005】したがって、上記のクリップ35は、クリ
ップ拡開用バネが割り込んで、かつ後方へ通過できるよ
うに、図13に示すように、その前端挟持部の両端にそ
れぞれ外側へ突出する耳片36,37を設けている。す
なわち、この上下耳片36,37の間にクリップ拡開用
バネが割り込んで拡開してからその後方へ通り抜けるよ
うになっている。
【0006】ところで、このようにクリップ35の両端
に外側へ突出する耳片36,37を設けると、その両側
の端縁がストレートではなく凹凸状となる。そのため、
クリップ35を押出機構によって前進させるときに、ケ
ースの内壁によってクリップの端縁をうまくガイドする
ことができず、クリップが正しい姿勢で前進できず斜行
することがあって、ケースの内壁に引掛かりスムースに
前進できないという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、クリ
ップ挟み止め装置によって書類等の端部を挟み止めする
もので、そのクリップ挟み止め装置のケース内を正しい
姿勢でガイドされてスムースに移動することができ、し
かも、クリップ拡開用バネによる割り込みと通過も支障
なく行われて、不都合なく書類等を挟持できるクリップ
の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明によっ
て、すなわち、クリップ押出機構とクリップ拡開用バネ
とを備えたクリップ挟み止め装置を使用して書類等の端
部を挟み止めするもので、背板部23の上下両端からそ
れぞれ前方へ向かい、かつ、その前端近傍の内面部を互
いに接触又は近接させる一対の板バネ部24,25を有
して、それら板バネ部24,25の左右両側の端縁3
1,32を互いに平行で、かつ、前後方向に凹凸のない
ストレートな形状となし、更に、背板部23の左右両端
にそれぞれ切欠凹部27,28を設けたことを特徴とす
るクリップによって達成することができる。
【0009】
【実施例】まず、図1〜図4が本発明のクリップ22を
示したものである。このクリップ22は金属板製で、図
5に示すような形状に金属板を打ち抜いて、かつ、図5
において一点鎖線で示した折曲位置で折り曲げることに
よって形成されるものである。このクリップ22は、背
板部23の上下両端からそれぞれ前方へ向かう上下一対
の平行な板バネ部24,25を有して、その板バネ部2
4,25の前端近傍を内側へ略V字状に屈曲してその内
面部を互いに接触させている。そして、板バネ部24,
25の左右両側の端縁31,32は互いに平行で、か
つ、前後方向に凹凸のないストレートな形状を呈してい
る。また、背板部23の左右両端にはそれぞれ切欠凹部
27,28を設けている。すなわち、背板部23の左右
両側の端縁は、板バネ部24,25の端縁31,32よ
りも内側へ凹んでいる。なお、上下の板バネ部24,2
5と背板部23の略中心位置には一連のスリット26を
形成している。
【0010】このクリップ22は、図6に示すように、
その上下の板バネ部24,25の間を拡開してその間に
書類等30の端部を差し込んで挟持するものである。
【0011】次に、図7及び図8は、上記のクリップ2
2を拡開して書類等30の端部を挟み止めするために用
いるクリップ挟み止め装置、特にその装置本体1を示し
たものである。この装置本体1は、ケース2と、押出板
3と、一対のクリップ拡開用バネ4,5と、押出板3の
復帰用スプリング6によって構成されている。ケース2
は前端にクリップ22を吐出させる開口7を有して、そ
の開口7の両側にそれぞれクリップ拡開用バネ4,5を
取り付け、その後方に押出板3を前後方向へ摺動自在に
配している。この押出板3には上方へ突出してケース2
の外部へ貫出するスライダ8を一体的に形成して、この
スライダ8を指で押すことにより押出板3を前進させる
ようになっている。この押出板3とクリップ拡開用バネ
4,5との中間位置には後述のクリップカートリッジ1
1のマガジン12の下端部が脱着自在な装着部9を設け
て、その上方に挿入口10を開設している。そして、そ
の挿入口10における前方の内壁には顎部29を設けて
いる。クリップ拡開用バネ4,5は細長い金属板を中央
部で屈曲して後端部を折り重ね状態とするとともにその
前方部位を略横向きV字状に開いて二股状にしている。
【0012】次に、図9及び図10は、クリップカート
リッジ11用のマガジン12を示したものである。この
マガジン12は筐状構造で、その下端部以外の箇所を後
方へ少し傾斜させている。このマガジン12は、その前
面に回動自在な蓋13を取り付けて、その蓋13を図1
0のように開くことにより、その内部に前記のクリップ
22を収容可能としている。クリップ22は複数個が上
下方向に積み重ねられる。マガジン12の背板14の内
面側の中心位置には上下方向にガイドリブ15を突設し
ている。また、マガジン12は蓋13を閉じた状態で、
その前面の下端部、すなわち、蓋13の下側に開口16
ができるようになっており、又、後面、すなわち背板1
4の下端部にも開口17を設けている。なお、蓋13の
下端部には2本のスリット18,19で挟まれた弾性変
形可能な舌状片20を有して、その舌状片20に突起2
1を設けている。
【0013】上記のマガジン12内に複数個のクリップ
22を収容して上下方向に積み重ねるとクリップカート
リッジ11が構成されることになる。マガジン12内に
設けたガイドリブ15は、マガジン12内に収容された
クリップ22のスリット26に嵌入する。
【0014】次に、図11及び図12は、クリップカー
トリッジ11を装置本体1に対し装着した状態を示した
ものである。上記のクリップカートリッジ11の下端部
を挿入口10からケース2内に挿入して装着部9に配置
させている。このとき、マガジン12の蓋13に設けた
突起21が、ケース2の挿入口10の内壁に設けた顎部
29に係止する。このようにクリップカートリッジ11
を装置本体1に装着した状態で、スライダ8を指で押し
て押出板3を前進させると、押出板3がマガジン12の
後面の開口17からマガジン12内に入り、マガジン1
2内に積み重ねられたクリップ22の一番下に位置する
ものを前面の開口16から押し出す。更に押出板3はマ
ガジン12を貫通してクリップ22を押し続け、クリッ
プ22はクリップ拡開用バネ4,5を通過することによ
り拡開して、ケース2の前端開口7に臨むように配した
書類等30の端部を図6に示すように挟持する。この
後、スライダ8から指を放すと、押出板3が復帰用スプ
リング6の力で後退し、マガジン12内の積み重ねられ
たクリップ22は自重で落下する。そして、このとき
に、クリップ22はそのスリット26に嵌入したガイド
リブ15によってガイドされ、その中心位置が偏らず、
正確な姿勢でケース内に供給される。
【0015】以上の操作を繰り返してマガジン12内が
空になったら、マガジン12をケース2から引き抜い
て、その空のマガジン12にクリップ22を充填する
か、又は別のクリップ22を充填済みのクリップカート
リッジ11に交換する。
【0016】なお、本発明のクリップ22は、上記のク
リップ挟み止め装置に限らず、従来の一般的なクリップ
挟み止め装置、すなわち、クリップカートリッジを装着
せずに、ケースの後端開口からケース内へクリップを挿
入する構造のクリップ挟み止め装置でも使用可能であ
る。
【0017】
【発明の効果】本発明のクリップは叙上の通りであり、
上下の板バネ部24,25の左右の端縁31,32を互
いに平行で、かつ、前後方向に凹凸のないストレートな
形状となしたので、クリップ挟み止め装置のケース2内
を移動するときに、ケース2の内壁によってその端縁3
1,32が支障なくガイドされることになり、斜行して
ケース2の内壁に引掛かるようなことがなく、正しい姿
勢でスムースに移動することができる。そして、クリッ
プ挟み止め装置に備えられたクリップ拡開用バネ4,5
は、クリップ22の板バネ部24,25における左右両
端の間に割り込んでクリップ22を拡開した後に、その
クリップ22の背板部23における左右両端の切欠凹部
27,28を通って後方へ抜けることができるので、ク
リップ22は拡開時に書類等30を挟んでそのままケー
ス2の前端開口7から出ることができ、前記従来例にお
ける耳片36,37を設けなくとも全く不都合はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】クリップの斜視図である。
【図2】クリップの平面図である。
【図3】クリップの背面図である。
【図4】クリップの側面図である。
【図5】クリップ用に打ち抜かれた金属片の平面図であ
る。
【図6】クリップが書類等を挟持した状態の斜視図であ
る。
【図7】クリップ挟み止め装置における装置本体の平面
図である。
【図8】図7のA−A線における縦断面図である。
【図9】クリップカートリッジにおけるマガジンの閉蓋
状態の斜視図である。
【図10】クリップカートリッジにおけるマガジンの開
蓋状態の斜視図である。
【図11】クリップカートリッジを装置本体に装着した
状態の縦断面図である。
【図12】図11のB−B線における横断面図である。
【図13】従来例のクリップの斜視図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 ケース 3 押出板 4 クリップ拡開用バネ 5 クリップ拡開用バネ 6 復帰用スプリング 7 開口 8 スライダ 9 装着部 10 挿入口 11 クリップカートリッジ 12 マガジン 13 蓋 14 背板 15 ガイドリブ 16 開口 17 開口 18 スリット 19 スリット 20 舌状片 21 突起 22 クリップ 23 背板部 24 板バネ部 25 板バネ部 26 スリット 27 切欠凹部 28 切欠凹部 29 顎部 30 書類等 31 板バネ部の端縁 32 板バネ部の端縁 33 板バネ部 34 板バネ部 35 クリップ 36 耳片 37 耳片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリップ押出機構とクリップ拡開用バネ
    とを備えたクリップ挟み止め装置を使用して書類等の端
    部を挟み止めするもので、背板部23の上下両端からそ
    れぞれ前方へ向かい、かつ、その前端近傍の内面部を互
    いに接触又は近接させる一対の板バネ部24,25を有
    して、それら板バネ部24,25の左右両側の端縁3
    1,32を互いに平行で、かつ、前後方向に凹凸のない
    ストレートな形状となし、更に、背板部23の左右両端
    にそれぞれ切欠凹部27,28を設けたことを特徴とす
    るクリップ。
JP15163296A 1996-05-23 1996-05-23 クリップ Pending JPH09315068A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15163296A JPH09315068A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 クリップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15163296A JPH09315068A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 クリップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09315068A true JPH09315068A (ja) 1997-12-09

Family

ID=15522793

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15163296A Pending JPH09315068A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 クリップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09315068A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5428031A (en) * 1991-12-03 1995-06-27 Merck & Co., Inc. Methods of treating cardiac arrhythmia
WO2010100718A1 (ja) * 2009-03-02 2010-09-10 オクイ株式会社 留め具供給装置およびその留め具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5428031A (en) * 1991-12-03 1995-06-27 Merck & Co., Inc. Methods of treating cardiac arrhythmia
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