JP3019620U - 定期券入れ - Google Patents

定期券入れ

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JP3019620U
JP3019620U JP1995007142U JP714295U JP3019620U JP 3019620 U JP3019620 U JP 3019620U JP 1995007142 U JP1995007142 U JP 1995007142U JP 714295 U JP714295 U JP 714295U JP 3019620 U JP3019620 U JP 3019620U
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JP
Japan
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commuter pass
plate
commuter
groove
intermediate plate
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Application number
JP1995007142U
Other languages
English (en)
Inventor
信雄 小島
Original Assignee
株式会社コンサイス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面版に開設した定期券挿入口から定期券を
収容する方式の定期券入れにおいて、定期券を収容する
ときに、定期券を斜めに傾ける必要がなく、真っ直ぐな
姿勢でスムースに挿入できるようにして、極めて使いや
すくする。 【構成】 定期券aよりも少し幅狭な定期券挿入口4を
開設した表面版1と、表面版1と重なり合って左右両側
辺部及び後辺部を互いに閉合した裏面版2と、左右両側
辺部にそれぞれ折返片5,6を形成することによりその
一方の折返片6の内側に定期券側縁部のスライド溝7を
設けると共に他方の折返片5の内側の溝8に定期券aの
反対側の側端部を挟み止め可能として上記の表面版1と
裏面版2との間に挟着される中板3とを備えて、その表
面版1と中板3の間を定期券収納部9となし、その表面
版1に開設した定期券挿入口4一方の側縁部の後端角部
に、中板3のスライド溝7のほぼ奥まで先端が達する切
込み10を設けことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は定期券入れ、特に自動改札で定期券を出し入れする場合に便利な定期 券入れに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動改札用の定期券入れとして、従来、その表面版に定期券挿入口を開設した ものがある。このような構造のものは、定期券がその定期券挿入口から逆に抜け 落ちないようにするため、定期券挿入口を定期券より幅狭にしている。したがっ て、定期券を斜めに傾けて挿入しなければならず、使いにくいという不満があっ た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、表面版に開設した定期券挿入口から定期券を収容する方式の 定期券入れにおいて、定期券を収容するときに、定期券を斜めに傾ける必要がな く、真っ直ぐな姿勢でスムーズに挿入できるようにして、極めて使いやすくする ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の定期券入れは、定期券aよりも少し幅 狭な定期券挿入口4を開設した表面版1と、表面版1と重なり合って左右両側辺 部及び後辺部を互いに閉合した裏面版2と、左右両側辺部にそれぞれ折返片5, 6を形成することによりその一方の折返片6の内側に定期券側縁部のスライド溝 7を設けると共に他方の折返片5の内側の溝8に定期券aの反対側の側端部を挟 み止め可能として上記の表面版1と裏面版2との間に挟着される中板3とを備え て、その表面版1と中板3の間を定期券収納部9となし、その表面版1に開設し た定期券挿入口4の一方の側縁部の後端角部に、中板3のスライド溝7のほぼ奥 まで先端が達する切込み10を設けことを特徴とする構成を採るものである。
【0005】 また、上記目的を達成すると共に、挿入した定期券aをスムースに固定するた めに、さらに、上記の中板3におけるスライド溝7の前端に、定期券aを中板3 の反対側の側辺部の方向へ誘導する傾斜した曲折ガイド部11を設けると共に、 反対側の溝8の前端内面部に定期券aを挟み止めする突起12を設けることが好 ましい。
【0006】
【作用】
定期券aの前端における一方の角部を定期券挿入口4に入れて、その定期券a を中板3のスライド溝7が位置する側へ指で押して寄せると、定期券aの側端部 が切込み10に入って、定期券aの側端部が中板3のスライド溝7に入り、定期 券aは真っ直ぐな姿勢となる。したがって、そのまま前方へ押すだけで定期券a はスムースに挿入する。
【0007】 また、中板3におけるスライド溝7の前端に傾斜した曲折ガイド部11を設け ると、定期券aの側縁部をスライド溝7に接触させて前進させたときに、定期券 aの側縁部が曲折ガイド部11によって誘導されて、定期券aは中板3の反対側 の側辺部の方向へ移動する。そして、定期券aの反対側の側端部が中板3の反対 側の溝8に挿入して、その前端内面部に設けた突起12により挟み止めされて固 定し、抜け落ちが防止される。
【0008】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の実施例について説明する。まず、図1は全体の外 観を示したものであり、図中、符号1が表面版である。この表面版1は中央部に 矩形の定期券挿入口4を開設している。この定期券挿入口4の幅は定期券aの幅 より少し狭くしてある。この定期券挿入口4の一方の側縁部の後端角部には切込 み10を設けている。この切込み10は斜め後方へ傾斜していて、その先端は後 述する中板3のスライド溝7のほぼ奥まで達している。
【0009】 表面版1の裏には、表面版1と同じ幅で少し長い裏面版2を、その前端部を突 出させるように重ね合わせている。そして、表面版1と裏面版2は、左右両側辺 部及び後辺部を一体的に閉合している。なお、前辺部は閉合せずに開口状態を保 ち、定期券取出口13としている。表面版1及び裏面版2の材料は任意であり、 皮革やプラスチック製とすることが可能である。
【0010】 表面版1と裏面版2の間には、図2に示す中板3を挟んでいる。この中板3は 定期券aが滑りやすいポリプロピレン等のプラスチック製である。中板3の左右 両側辺部には折返片5,6を形成して、その一方の折返片6の内側に定期券側縁 部のスライド溝7を設けると共に、そのスライド溝7の前端に折返片6を斜めに 熱融着する手段などによって傾斜した曲折ガイド部11を設け、又、他方の折返 片5の内側の溝8における前端内面部に突起12を設けている。なお、中板3の スライド溝7の奥から反対側の折返片5の先端縁までの距離は定期券aの幅より 少し大きく、又、反対側の溝8の奥からスライド溝7を内側に有する折返片6の 先端縁までの距離は定期券aの幅より少し小さくなっている。この中板3は折返 片5,6の外面を両面接着テープなどを利用して表面版1の内面に固定して、そ の中板3と表面版1の間を定期券収納部9とする。
【0011】 図6乃至図10は、定期券aを収容するときの操作方法を示したものである。 まず、図6に示すように、この定期券入れを片手で保持して自動改札機bの定期 券吐出口cのすぐ前方に位置させ、定期券吐出口cから出てきた定期券aを表面 版1の上に載せて親指で押える。
【0012】 その親指の操作で定期券aの前端の一方の角部を定期券挿入口4に導き入れて から、同じく親指の操作でその定期券aを側方へずらすと、図7に示すように、 定期券aの側端部が表面版1の切込み10に挿入して、定期券aの側端部が中板 3のスライド溝7に挿入する。
【0013】 次に、親指で定期券aを前方へ押すと、定期券aは中板3のスライド溝7に沿 って前進し、図8に示すように、定期券aの前端角部が曲折ガイド部11に接触 する。
【0014】 さらに、定期券aを前方へ押すと、図9に示すように、定期券aは曲折ガイド 部11に誘導されて、中板3の反対側の側辺部側へ横方向に少し変位して、その 反対側の側端部を中板3の反対側の溝8に挿入し、その前端角部が溝8の内側に 設けた突起12の内側に挿入する。このとき、定期券aの前端部は表面版1の上 端から少し突出した状態となるので、次に、親指で定期券aを少し後方へ引いて 戻す。
【0015】 定期券aはその側端部を溝8に挿入したまま後退して、図10に示すように所 定の場所に収まることになる。このとき、定期券aの前端角部が溝8の内側に設 けた突起12により挟み止めされているので、脱落が防止される。
【0016】 なお、定期券aを取り出す場合は、定期券aを親指の操作で前方へスライドさ せて定期券取出口13から押し出せばよい。
【0017】
【考案の効果】
本考案の定期券入れは上記の通りであり、表面版1に切込み10を設けたこと によって、定期券aを収容する場合に、定期券aを従来品のように斜めに傾けて 挿入するような煩雑な手順をふむことなく、真っ直ぐな姿勢でスムースに挿入す ることができ、使いやすさが向上する効果がある。また、中板3のスライド溝7 の前端に傾斜した曲折ガイド部11を設けることによって、定期券aを前方へス ライドさせたときに、定期券aが曲折ガイド部11によって中板3の反対側へ誘 導されてその側端部を溝8へ挿入し、その溝8の前端内面部に設けた突起12に よって挟み止めされることになるので、定期券aを意識的に親指の操作で横方向 にずらして溝8に挿入して固定するという手順を省くことができ、操作が簡便に なる効果がある。そして、定期券aは中板3の溝8の前端内面部に設けた突起1 2によって挟み止めされるので、脱落を確実に防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】定期券入れ全体の正面図である。
【図2】中板のみの正面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のB−B線断面図である。
【図5】図1のC−C線断面図である。
【図6】使用状態を示す斜視図である。
【図7】定期券の側端部が切込みに挿入した状態を示す
正面図である。
【図8】定期券の前端角部が曲折ガイド部に接触した状
態を示す正面図である。
【図9】定期券が曲折ガイド部によって誘導された状態
を示す正面図である。
【図10】定期券収納部の所定位置に定期券が収まった
状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 表面版 2 裏面版 3 中板 4 定期券挿入口 5 折返片 6 折返片 7 スライド溝 8 溝 9 定期券収納部 10 切込み 11 曲折ガイド部 12 突起 13 定期券取出口 a 定期券 b 自動改札機 c 定期券吐出口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定期券aよりも少し幅狭な定期券挿入口
    4を開設した表面版1と、表面版1と重なり合って左右
    両側辺部及び後辺部を互いに閉合した裏面版2と、左右
    両側辺部にそれぞれ折返片5,6を形成することにより
    その一方の折返片6の内側に定期券側縁部のスライド溝
    7を設けると共に他方の折返片5の内側の溝8に定期券
    aの反対側の側端部を挟み止め可能として上記の表面版
    1と裏面版2との間に挟着される中板3とを備えて、そ
    の表面版1と中板3の間を定期券収納部9となし、その
    表面版1に開設した定期券挿入口4の一方の側縁部の後
    端角部に、中板3のスライド溝7のほぼ奥まで先端が達
    する切込み10を設けことを特徴とする定期券入れ。
  2. 【請求項2】 中板3におけるスライド溝7の前端に、
    定期券aを中板3の反対側の側辺部の方向へ誘導する傾
    斜した曲折ガイド部11を設けると共に、反対側の溝8
    の前端内面部に定期券aを挟み止めする突起12を設け
    た請求項1記載の定期券入れ。
JP1995007142U 1995-06-19 1995-06-19 定期券入れ Expired - Lifetime JP3019620U (ja)

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