JPH09314876A - サーマルヘッドの製造方法 - Google Patents

サーマルヘッドの製造方法

Info

Publication number
JPH09314876A
JPH09314876A JP13732296A JP13732296A JPH09314876A JP H09314876 A JPH09314876 A JP H09314876A JP 13732296 A JP13732296 A JP 13732296A JP 13732296 A JP13732296 A JP 13732296A JP H09314876 A JPH09314876 A JP H09314876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat storage
thermal head
storage layer
layer
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13732296A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tsuchimoto
宏志 土本
Minoru Ogawa
実 小川
Tokuhito Mochizuki
徳人 望月
Takayuki Hiyoshi
隆之 日吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP13732296A priority Critical patent/JPH09314876A/ja
Publication of JPH09314876A publication Critical patent/JPH09314876A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓄熱層、発熱抵抗素子、電極を傾斜面上の正
しい位置に形成でき、プリンタに取付けたときに取付位
置の微調整を行わなくても良い印字品質を得ることがで
きるサーマルヘッドを製造する。 【解決手段】 基板12の一端側に形成した傾斜面13
上に蓄熱層15を形成し、この蓄熱層15の上に発熱抵
抗素子21と電極19,20と保護層22とを設けたサ
ーマルヘッドの製造方法において、蓄熱層15、発熱抵
抗素子21、電極19,20を形成するときに使用する
マスクを、基板12の平面14と傾斜面13との境界1
6を基準として位置合わせした。従って、蓄熱層15、
発熱抵抗素子21、電極19,20を傾斜面13上の正
しい位置に形成でき、このサーマルヘッドをプリンタに
取付けたときに取付位置の微調整を行わなくても良い印
字品質を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板の一端側に傾
斜面を形成し、その傾斜面上に発熱抵抗素子を設けた端
面型サーマルヘッドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】端面型サーマルヘッドの従来例として
は、図9及び図10に示すものが知られている。アルミ
ナなどのセラミックスからなる基板1の端部に傾斜面2
を形成し、この傾斜面2上に蓄熱層としてのグレーズ層
3を形成し、グレーズ層3の上に発熱抵抗体層4と電極
層5とを成膜する。発熱抵抗体層4と電極層5とを成膜
した後、フォトリソグラフィーによるパターニングを行
い、共通電極6と個別電極7と発熱抵抗素子8とを形成
する。これらの電極6,7や発熱抵抗素子8の上には保
護層9を成膜する。
【0003】サーマルヘッドのプリンタへの取付けは、
図10に示すように発熱抵抗素子8がプラテン10に押
し付けられるように行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のサーマ
ルヘッドの製造方法では、スクリーン印刷によるグレー
ズ層3の形成や発熱抵抗素子8及び電極6,7のパター
ニング等をする場合に、基板端部11を基準位置とし
て、スクリーン印刷用のマスクやフォトリソグラフィー
によるパターニング用のマスクを設置している。
【0005】このため、基板1の加工精度が低いと、グ
レーズ層3が位置ズレを起こしたり、発熱抵抗素子8が
グレーズ層3の頂点部から位置ズレする。そして、この
ような位置ズレしたサーマルヘッドをプリンタに取付け
た場合、発熱抵抗素子8のプラテン10への当たり具合
が悪くなり、各発熱抵抗素子8によるドットの大きさが
バラツキを生じ、部分的にかすれを生じる。
【0006】各発熱抵抗素子8のプラテン10への当た
り具合を良くするためには、サーマルヘッドをプリンタ
に取付ける際に各サーマルヘッド毎に取付位置を微調整
しなければならず、この調整作業は非常に手間がかか
る。
【0007】そこで、請求項1記載の発明は、蓄熱層及
び発熱抵抗素子及び電極を傾斜面上の正しい位置に形成
でき、プリンタに取付けたときに取付位置の微調整を行
わなくても良い印字品質を得ることができるサーマルヘ
ッドの製造方法を提供する。
【0008】また、請求項2記載の発明は、マスクの位
置合わせを確実に行え、蓄熱層及び発熱抵抗素子及び電
極を傾斜面上の正しい位置に確実に形成することができ
るサーマルヘッドの製造方法を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
基板の一端側に形成した傾斜面上に蓄熱層を形成し、こ
の蓄熱層の上に発熱抵抗素子と電極と保護層とを設けた
サーマルヘッドにおいて、前記蓄熱層及び前記発熱抵抗
素子及び前記電極を形成するときに使用するマスクを前
記基板の平面と前記傾斜面との境界を基準として位置合
わせした。従って、蓄熱層及び発熱抵抗素子及び電極を
傾斜面上の正しい位置に形成でき、このサーマルヘッド
をプリンタに取付けたときに取付位置の微調整を行わな
くても良い印字品質を得ることができる。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、基板の平面の加工方向を境界と平行でない
方向とした。従って、マスクの位置合わせを確実に行
え、蓄熱層及び発熱抵抗素子及び電極を傾斜面上の正し
い位置に確実に形成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図5に基づいて説明する。図1に示したサーマル
ヘッドは、アルミナなどのセラミックスで形成した基板
12の一端側に傾斜面13を形成する。この傾斜面13
は基板12の平面14に対して約25゜の傾斜角度に形
成し、この傾斜面13上に蓄熱層であるグレーズ層15
をスクリーン印刷法で形成する。但し、後工程のフォト
リソグラフィーによるパターニングを行う際の位置合わ
せ用のマークを付けるために、傾斜面13と平面14と
の両側にはグレーズ層15を形成しない。スクリーン印
刷する際には、図示しないスクリーン印刷用のマスク
を、平面14と傾斜面13との境界16を基準として位
置合わせする。マスクを位置合わせした個所へ正確に設
置する作業は、既存のマスク設置用の装置で行う。
【0012】スクリーン印刷用のマスクを境界16を基
準として位置合わせする場合には、図2に示すように、
傾斜面13を形成した基板12に対して平面14の真上
方向から光を照射し、その反射光を顕微鏡やCCDカメ
ラで検出する。このとき、平面14からの反射光はその
ほぼ全部が顕微鏡やCCDカメラの方向へ戻るために平
面14が明るく見え、傾斜面13からの反射光はその一
部しか顕微鏡やCCDカメラの方向へ戻らないために傾
斜面13が暗く見え、明暗の境目部分である境界16の
位置を容易に確認できる。
【0013】前記平面14を加工するときには、その加
工方向を境界16と平行でない方向とする。この意味
は、平面14の加工を、その加工方向が後から形成する
境界16に対して直交し、又は、斜めに交差するように
行うことである。
【0014】前記グレーズ層15及び前記平面14の上
には、図1に示すように、BaRuO3 などからなる発
熱抵抗体層17を1000Åの厚さにスパッタリング法
で成膜し、アニールを行って安定させる。この発熱抵抗
体層17の上には、チタンを含む窒化物であるTiNか
らなる1000Åの最下層と、珪素と銅を含むアルミニ
ウム合金であるAl−Si−Cuからなる3000Åの
中間層と、Alからなる7000Åの最上層とからなる
3層構造の電極層18をスパッタリング法で成膜する。
発熱抵抗体層17と電極層18とを成膜した後、フォト
リソグラフィーによるパターニングを行い、共通電極1
9と個別電極20と発熱抵抗素子21とを形成する。こ
れらのパターニングが終了した後、発熱抵抗素子21を
連設した部分を覆うように、3Al2 3 ・2SiO2
からなる1〜5μmの第1保護層と、SiCからなる1
〜5μmの第2保護層とからなる2層構造の保護層22
をスパッタリングで成膜する。
【0015】共通電極19と個別電極20と発熱抵抗素
子21とを形成するためのフォトリソグラフィーによる
パターニングは、2回に分けて行う。図3は、1回目の
パターニング工程を示している。このパターニング工程
では、前記発熱抵抗体層17と前記電極層18との上に
マスク23を載せ、露光とエッチングとを行って配線パ
ターンと位置合わせマークとを形成する。図3(a)に
示したマスク23において、配線パターン形成部23a
と位置合わせマーク形成部23bとが遮光部分であり、
この遮光された個所の発熱抵抗体層17と電極層18と
が基板12上に残る。このパターニング工程時のマスク
23の位置合わせは、上述したスクリーン印刷用のマス
クの位置合わせと同じように、前記境界16を基準とし
て行う。
【0016】図4は、2回目のパターニング工程を示し
ている。1回目のパターニング工程を終了した基板12
の上にスリット24aを形成したマスク24を載せて露
光し、スリット24a内の発熱抵抗体層17をエッチン
グすることにより図1に示したような共通電極19と個
別電極20とその間に位置する発熱抵抗素子21とを形
成する。このマスク24にはスリット24aのほかに位
置合わせマーク24bが形成してあり、マスク24を基
板12上に載せるときの位置合わせを、1回目のパター
ニング工程時に位置合わせマーク形成部23bで遮光す
ることにより基板12上に形成した位置合わせマークと
位置合わせマーク24bとを重ねることにより行う。従
って、この2回目のパターニング工程時のマスク24の
位置合わせは、境界16を基準として行ったことと同じ
になる。
【0017】このような構成において、このサーマルヘ
ッドでは、傾斜面13上にグレーズ層15をスクリーン
印刷する場合に使用するマスクの位置合わせ、及び、グ
レーズ層15の上に電極19,20や発熱抵抗素子21
のパターンを形成するためのマスク23,24の位置合
わせを、境界16を基準として行っている。このため、
基板12の加工精度が低くても、傾斜面13上に形成し
たグレーズ層15の位置ズレが無くなり、かつ、グレー
ズ層15に対する発熱抵抗素子21の位置ズレも無くな
り、発熱抵抗素子21をグレーズ層15の頂部に形成す
ることができる。
【0018】図5はこのサーマルヘッドをプリンタに取
付け、サーマルヘッドの発熱抵抗素子21をプラテン2
5に押し付けた状態である。発熱抵抗素子21のプラテ
ン25に対する当たり具合が良くなり、各発熱抵抗素子
21によるドットの大きさが均一になり、印字品質が良
くなる。しかも、プリンタへサーマルヘッドを取付ける
場合、各サーマルヘッド毎に取付位置を微調整するとい
う作業が不要になり、取付作業の手間がかからなくな
る。
【0019】基板12の平面14を加工するとき、加工
方向に沿って筋状の凹凸が現われることがある。このよ
うな筋状の凹凸が境界16と平行に現われると、境界1
6を検出するときにその検出が困難になる。しかし、平
面14の加工方向を境界16と平行でない方向とするこ
とにより、平面14の加工時に平面14上に筋状の凹凸
が現われても境界16の検出を確実に行え、グレーズ層
15や発熱抵抗素子21や電極19,20を正しい位置
に確実に形成することができる。
【0020】つぎに、本発明の第二の実施の形態を図6
及び図7に基づいて説明する。なお、図1ないし図5に
おいて説明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、異な
る部分について説明する。本実施の形態のサーマルヘッ
ドは、SUS、Fe−Ni合金、WC超硬合金、Mo、
コバール等の金属材料や、導電性セラミックス等の電気
的良導体で形成した基板26の一端側に傾斜面13を形
成する。傾斜面13と平面14とにスパッタリング法や
CVD法によりSiO2 、Si3 4 、Ta25 等の
絶縁性材料からなる蓄熱層27を5〜20μmの膜厚に
成膜する。
【0021】前記蓄熱層27に対しては、後から形成す
る共通電極19を基板26に導通させるため、傾斜面1
3の先端側を部分的にエッチングする。このエッチング
にはフォトリソグラフィーを用い、このときのマスクの
位置合わせを境界16を基準として行う。SiO2 、S
3 4 、Ta2 5 等の絶縁性材料は透明であるた
め、これらの絶縁性材料からなる蓄熱層27の上から基
板26を見たときに、境界16を見ることができる。
【0022】蓄熱層27を部分的にエッチングした後、
第一の実施の形態と同じように、発熱抵抗体層17と電
極層18とを成膜し、境界16を基準として位置合わせ
したマスク23、位置合わせマークを基準として位置合
わせしたマスク24を用いてフォトリソグラフィーによ
りパターニングを行い、共通電極19と、個別電極20
と、発熱抵抗素子21とを形成する。共通電極19は、
蓄熱層27における部分的にエッチングをした部分に形
成し、その一部を基板26に導通させる。個別電極20
における発熱抵抗素子21側への延出位置は、境界16
の近傍までとする。
【0023】共通電極19、個別電極20及び発熱抵抗
素子21をパターニングする場合において、マスク23
を境界16を基準として位置合わせするとき、実際には
電極層18の最上層のAl表面上の境界16aを見るこ
とになる。このため、蓄熱層27の膜厚が5〜20μm
あると、実際に見えている境界16aと基板26上の境
界16との間には図7に示すような微小寸法“x”の位
置ズレを生じる。従って、マスク23の位置合わせを行
うときには、この微小寸法“x”を考慮して位置合わせ
を行う。
【0024】このような構成において、蓄熱層27を部
分的にエッチングする場合のマスクの位置合わせを境界
16を基準として行うため、蓄熱層27のエッチングを
正確に行える。さらに、共通電極19と個別電極20と
発熱抵抗素子21とを形成する場合のマスク23,24
の位置合わせを境界16を基準として行うため、共通電
極19、個別電極20及び発熱抵抗素子21を正しい位
置に形成することができる。
【0025】従って、このサーマルヘッドをプリンタに
取付けてプラテン25に押し付けた場合には、発熱抵抗
素子21のプラテン25に対する当たり具合が良くな
り、各発熱抵抗素子21によるドットの大きさが均一に
なり、印字品質が良くなる。しかも、プリンタへサーマ
ルヘッドを取付ける場合、各サーマルヘッド毎に取付位
置を微調整するという作業が不要になり、取付作業の手
間がかからなくなる。
【0026】発熱抵抗素子21は共通電極19や個別電
極20よりも外方へ向けて突出した状態となっているた
め、印字時には発熱抵抗素子21の部分のみがリボンな
どに押し付けられることになり、印字品質が良くなると
ともにエネルギー効率が良くなる。
【0027】また、共通電極19が電気的良導体の基板
26に導通しているために共通電極19の電流容量を充
分に確保することができ、印字率が高い場合における電
圧降下による印字品質の低下を防止することができる。
【0028】つぎに、本発明の第三の実施の形態を図8
に基づいて説明する。なお、図1ないし図7において説
明した部分と同じ部分は同じ符号で示し、異なる部分に
ついて説明する。本実施の形態のサーマルヘッドは、傾
斜面13と平面14とにスパッタリング法やCVD法に
より形成する蓄熱層28を、第一蓄熱層28aと第二蓄
熱層28bとの2層構造としたものである。第一蓄熱層
28aと第二蓄熱層28bとをそれぞれエッチングし、
かつ、エッチング位置を変えることにより蓄熱層28の
表面に段差を形成する。
【0029】蓄熱層28を形成した後、第一及び第二の
実施の形態と同じように、発熱抵抗体層17と電極層1
8とを成膜し、フォトリソグラフィーによりパターニン
グを行って、共通電極19と個別電極20と発熱抵抗素
子21とを形成する。共通電極19は、一端側が基板2
6に導通し、他端側が段差の部分に位置するように形成
する。個別電極20は、発熱抵抗素子21側への延出位
置を境界16の近傍までとする。これにより、発熱抵抗
素子21を共通電極19や個別電極20よりも外方へ向
けて突出した状態に形成する。
【0030】第一蓄熱層28aの表面は第二蓄熱層28
bで覆うために空気に触れない。このため、第一蓄熱層
28aの材料として、ポリイミドのように大気中で高温
になった場合に酸化されやすい材料を用いることができ
る。
【0031】このような構成において、蓄熱層28を形
成する場合には第一蓄熱層28aと第二蓄熱層28bと
についてエッチングを行うためにエッチングの回数は増
えるが、膜厚の薄い第一蓄熱層28aを精度良くエッチ
ングすることができ、発熱抵抗素子21を共通電極19
と個別電極20とよりも外方へ突出させるための形状を
精度良く形成することができる。
【0032】第一蓄熱層28aと第二蓄熱層28bとを
エッチングする場合のマスクの位置合わせを境界16を
基準として行うため、第一蓄熱層28aと第二蓄熱層2
8bとのエッチングを正確に行える。さらに、共通電極
19と個別電極20と発熱抵抗素子21とを形成する場
合のマスク23,24の位置合わせを境界16を基準と
して行うため、共通電極19、個別電極20及び発熱抵
抗素子21を正しい位置に形成することができる。従っ
て、このサーマルヘッドをプリンタに取付けた場合に
は、発熱抵抗素子21のプラテン25に対する当たり具
合が良くなり、各発熱抵抗素子21によるドットの大き
さが均一になり、印字品質が良くなる。しかも、プリン
タへサーマルヘッドを取付ける場合、各サーマルヘッド
毎に取付位置を微調整するという作業が不要になり、取
付作業の手間がかからなくなる。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、蓄熱層及
び発熱抵抗素子及び電極を傾斜面上の正しい位置に形成
することができ、サーマルヘッドをプリンタに取付けた
ときに取付位置の微調整を行わなくても良い印字品質を
得ることができる。
【0034】請求項2記載の発明によれば、マスクの位
置合わせを確実に行うことができ、蓄熱層及び発熱抵抗
素子及び電極を傾斜面上の正しい位置に確実に形成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のサーマルヘッドの
縦断側面図である。
【図2】光の反射による境界の確認を説明する縦断側面
図である。
【図3】発熱抵抗素子と電極とを形成するためのフォト
リソグラフィーによる1回目のパターニング工程を示し
たもので、(a)は平面図、(b)は側面図である。サ
ーマルヘッドの縦断側面図である。
【図4】発熱抵抗素子と電極とを形成するためのフォト
リソグラフィーによる2回目のパターニング工程を示し
たもので、(a)は平面図、(b)は側面図である。
【図5】プリンタに取付けたサーマルヘッドをプラテン
に押し付けた状態の縦断側面図である。
【図6】本発明の第二の実施の形態のサーマルヘッドの
縦断側面図である。
【図7】光の反射による境界の確認を説明する縦断側面
図である。
【図8】本発明の第三の実施の形態のサーマルヘッドの
縦断側面図である。
【図9】従来例のサーマルヘッドの縦断側面図である。
【図10】プリンタに取付けたサーマルヘッドをプラテ
ンに押し付けた状態の縦断側面図である。
【符号の説明】
12,26 基板 13 傾斜面 15,27,28 蓄熱層 16 境界 19,20 電極 21 発熱抵抗素子 22 保護層 23,24 マスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日吉 隆之 静岡県三島市南町6番78号 株式会社テッ ク技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の一端側に形成した傾斜面上に蓄熱
    層を形成し、この蓄熱層の上に発熱抵抗素子と電極と保
    護層とを設けたサーマルヘッドにおいて、前記蓄熱層及
    び前記発熱抵抗素子及び前記電極を形成するときに使用
    するマスクを前記基板の平面と前記傾斜面との境界を基
    準として位置合わせしたことを特徴とするサーマルヘッ
    ドの製造方法。
  2. 【請求項2】 基板の平面の加工方向を境界と平行でな
    い方向としたことを特徴とする請求項1記載のサーマル
    ヘッドの製造方法。
JP13732296A 1996-05-31 1996-05-31 サーマルヘッドの製造方法 Pending JPH09314876A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13732296A JPH09314876A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 サーマルヘッドの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13732296A JPH09314876A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 サーマルヘッドの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09314876A true JPH09314876A (ja) 1997-12-09

Family

ID=15195976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13732296A Pending JPH09314876A (ja) 1996-05-31 1996-05-31 サーマルヘッドの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09314876A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015157448A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 京セラ株式会社 サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015157448A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 京セラ株式会社 サーマルヘッドおよびサーマルプリンタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019038184A (ja) サーマルプリントヘッドおよびサーマルプリントヘッドの製造方法
US7427998B2 (en) Thermal head having bent electrode structure and method of manufacturing the same
JPH09314876A (ja) サーマルヘッドの製造方法
JP2003266754A (ja) サーマルヘッド
US6753893B1 (en) Thermal head and method for manufacturing the same
JP2001113738A (ja) 厚膜式サーマルヘッド
US20220088941A1 (en) Manufacturing method of thermal print head
JP2627283B2 (ja) サーマルヘッド及びその製造方法
JP4748864B2 (ja) サーマルヘッド
JP2022061161A (ja) サーマルプリントヘッドおよびサーマルプリントヘッドの製造方法
JP3472755B2 (ja) サーマルヘッドおよびその製造方法
JP3470824B2 (ja) サーマルプリントヘッド
JP3047029B2 (ja) サーマルヘッド
JP2022112463A (ja) サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタおよびサーマルプリントヘッドの製造方法
JP2002225324A (ja) サーマルヘッド及びその組立方法
JP4068899B2 (ja) サーマルヘッドの製造方法
JP3261145B2 (ja) サーマルヘッドの製造方法
JP2023121416A (ja) サーマルプリントヘッド、およびサーマルプリンタ
JPH05104760A (ja) サーマルヘツド
JP2023153472A (ja) サーマルプリントヘッドの製造方法、およびサーマルプリントヘッド
JP2533092B2 (ja) サ−マルヘツド
JP2023121322A (ja) サーマルプリントヘッド、サーマルプリントヘッドの製造方法、およびサーマルプリンタ
JP2005262828A (ja) サーマルプリントヘッド
JPS60248366A (ja) サ−マルヘツド
JPH04251758A (ja) サーマルプリントヘッド