JPH0931283A - 含フッ素エラストマー組成物 - Google Patents
含フッ素エラストマー組成物Info
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- JPH0931283A JPH0931283A JP7200358A JP20035895A JPH0931283A JP H0931283 A JPH0931283 A JP H0931283A JP 7200358 A JP7200358 A JP 7200358A JP 20035895 A JP20035895 A JP 20035895A JP H0931283 A JPH0931283 A JP H0931283A
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- fluorine
- perfluoro
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/16—Nitrogen-containing compounds
- C08K5/29—Compounds containing one or more carbon-to-nitrogen double bonds
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- Organic Chemistry (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 架橋性基としてシアノ基を有する含フッ素エ
ラストマーに新しいタイプの加硫剤であるビスアミドラ
ゾン化合物を配合した含フッ素エラストマー組成物であ
って、所望の性質を有する加硫物が得られるばかりでは
なく、加工性の点でも問題のないものを提供する。 【構成】 架橋性基としてシアノ基を有する含フッ素エ
ラストマーに、一般式 [ここで、Rfは次のいずれかの基である:(CF2)n、CFX(O
CF2CFX)mO(CF2)n、CFX(OCF2CFX)pO(CF2)nO(CFXCF2O)qCF
X ]で表わされるビスアミドラゾン化合物を加硫剤とし
て配合した含フッ素エラストマー組成物。
ラストマーに新しいタイプの加硫剤であるビスアミドラ
ゾン化合物を配合した含フッ素エラストマー組成物であ
って、所望の性質を有する加硫物が得られるばかりでは
なく、加工性の点でも問題のないものを提供する。 【構成】 架橋性基としてシアノ基を有する含フッ素エ
ラストマーに、一般式 [ここで、Rfは次のいずれかの基である:(CF2)n、CFX(O
CF2CFX)mO(CF2)n、CFX(OCF2CFX)pO(CF2)nO(CFXCF2O)qCF
X ]で表わされるビスアミドラゾン化合物を加硫剤とし
て配合した含フッ素エラストマー組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、含フッ素エラスト
マー組成物に関する。更に詳しくは、架橋性基としてシ
アノ基を有する含フッ素エラストマーに新しいタイプの
加硫剤を配合した含フッ素エラストマー組成物に関す
る。
マー組成物に関する。更に詳しくは、架橋性基としてシ
アノ基を有する含フッ素エラストマーに新しいタイプの
加硫剤を配合した含フッ素エラストマー組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特開昭59-109546号公報には、テトラフ
ルオロエチレン、パーフルオロ(メチルビニルエーテル)
および一般式 CF2=CF[OCF2CF(CF3)]nO(CF2)mCN n:1〜2,m:1〜4 で表わされるパーフルオロ不飽和ニトリル化合物の3元
共重合体に、一般式 (ここで、Aは炭素数1〜6のアルキリデン基、炭素数1〜1
0のパーフルオロアルキリデン基、SO2基、O基、CO基ま
たは2個のベンゼン環を直接結合させる炭素-炭素結合
であり、XおよびYは水酸基またはアミノ基である)で表
わされるビス(アミノフェニル)化合物を硬化剤として配
合した含フッ素エラストマー組成物が記載されている。
ルオロエチレン、パーフルオロ(メチルビニルエーテル)
および一般式 CF2=CF[OCF2CF(CF3)]nO(CF2)mCN n:1〜2,m:1〜4 で表わされるパーフルオロ不飽和ニトリル化合物の3元
共重合体に、一般式 (ここで、Aは炭素数1〜6のアルキリデン基、炭素数1〜1
0のパーフルオロアルキリデン基、SO2基、O基、CO基ま
たは2個のベンゼン環を直接結合させる炭素-炭素結合
であり、XおよびYは水酸基またはアミノ基である)で表
わされるビス(アミノフェニル)化合物を硬化剤として配
合した含フッ素エラストマー組成物が記載されている。
【0003】また、本出願人は先に、架橋性基としてシ
アノ基を有する含フッ素エラストマーの加硫剤として、
一般式 R:炭素数1〜6のアルキリデン基(好ましくはイソプロピ
リデン基) 炭素数1〜10のパーフルオロアルキリデン基(好ましくは
パーフルオロイソプロピリデン基) で表わされる新規なビスアミドラゾン化合物を用いるこ
とにより、耐熱性および耐溶剤性にすぐれた加硫物が得
られることを見出している(特願平6-282943号)。
アノ基を有する含フッ素エラストマーの加硫剤として、
一般式 R:炭素数1〜6のアルキリデン基(好ましくはイソプロピ
リデン基) 炭素数1〜10のパーフルオロアルキリデン基(好ましくは
パーフルオロイソプロピリデン基) で表わされる新規なビスアミドラゾン化合物を用いるこ
とにより、耐熱性および耐溶剤性にすぐれた加硫物が得
られることを見出している(特願平6-282943号)。
【0004】しかるに、その後の検討の結果、この含フ
ッ素エラストマー組成物は、加工性の点において若干問
題のあることが判明した。即ち、シアノ基含有含フッ素
エラストマーおよび上記ビスアミドラゾン化合物を必須
成分とする含フッ素エラストマー組成物を調製する際、
含フッ素エラストマーの粘度、含フッ素エラストマー中
の架橋性基の構造、混練時の温度、ロールミルのせん断
速度またはせん断力等の諸条件によっては、スコーチが
発生したり、所望の加硫物性を有する加硫物が得られな
かったり、あるいは加硫成形品表面が平滑にはならなか
ったりする場合がみられる。また、混練後の生地粘度が
比較的高い場合には、プレス成形時に流れ不良が発生す
る場合もみられる。
ッ素エラストマー組成物は、加工性の点において若干問
題のあることが判明した。即ち、シアノ基含有含フッ素
エラストマーおよび上記ビスアミドラゾン化合物を必須
成分とする含フッ素エラストマー組成物を調製する際、
含フッ素エラストマーの粘度、含フッ素エラストマー中
の架橋性基の構造、混練時の温度、ロールミルのせん断
速度またはせん断力等の諸条件によっては、スコーチが
発生したり、所望の加硫物性を有する加硫物が得られな
かったり、あるいは加硫成形品表面が平滑にはならなか
ったりする場合がみられる。また、混練後の生地粘度が
比較的高い場合には、プレス成形時に流れ不良が発生す
る場合もみられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、架橋
性基としてシアノ基を有する含フッ素エラストマーに新
しいタイプの加硫剤であるビスアミドラゾン化合物を配
合した含フッ素エラストマー組成物であって、所望の性
質を有する加硫物が得られるばかりではなく、加工性の
点でも問題のないものを提供することにある。
性基としてシアノ基を有する含フッ素エラストマーに新
しいタイプの加硫剤であるビスアミドラゾン化合物を配
合した含フッ素エラストマー組成物であって、所望の性
質を有する加硫物が得られるばかりではなく、加工性の
点でも問題のないものを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
架橋性基としてシアノ基を有する含フッ素エラストマー
に、一般式 [ ここで、Rfは次のいずれかの基である: (CF2)n ただし、n:1〜10 CFX(OCF2CFX)mO(CF2)n ただし、X:FまたはCF3 n:1〜10 m:1〜2 CFX(OCF2CFX)pO(CF2)nO(CFXCF2O)qCFX ただし、X:FまたはCF3 n:1〜10 p+q:8 ]で表わされるビスアミドラゾン化合物
を加硫剤として配合した含フッ素エラストマー組成物に
よって達成される。
架橋性基としてシアノ基を有する含フッ素エラストマー
に、一般式 [ ここで、Rfは次のいずれかの基である: (CF2)n ただし、n:1〜10 CFX(OCF2CFX)mO(CF2)n ただし、X:FまたはCF3 n:1〜10 m:1〜2 CFX(OCF2CFX)pO(CF2)nO(CFXCF2O)qCFX ただし、X:FまたはCF3 n:1〜10 p+q:8 ]で表わされるビスアミドラゾン化合物
を加硫剤として配合した含フッ素エラストマー組成物に
よって達成される。
【0007】本発明で用いられるビスアミドラゾン化合
物は、相当するジニトリル化合物にヒドラジン水和物を
反応させることにより、容易に製造することができる
(J.Org. Chem. 第82巻第4700頁、1960年)。
物は、相当するジニトリル化合物にヒドラジン水和物を
反応させることにより、容易に製造することができる
(J.Org. Chem. 第82巻第4700頁、1960年)。
【0008】このようにして製造されるビスアミドラゾ
ン化合物は、架橋性基としてシアノ基を有する含フッ素
エラストマーの加硫剤として使用される。かかる含フッ
素エラストマーとしては、一般に約45〜75モル%のテト
ラフルオロエチレン、約50〜25モル%のパーフルオロ(低
級アルキルビニルエーテル)またはパーフルオロ(低級ア
ルコキシ低級アルキルビニルエーテル)および約0.1〜5
モル%のパーフルオロ不飽和ニトリル化合物よりなる3元
共重合体が用いられる。
ン化合物は、架橋性基としてシアノ基を有する含フッ素
エラストマーの加硫剤として使用される。かかる含フッ
素エラストマーとしては、一般に約45〜75モル%のテト
ラフルオロエチレン、約50〜25モル%のパーフルオロ(低
級アルキルビニルエーテル)またはパーフルオロ(低級ア
ルコキシ低級アルキルビニルエーテル)および約0.1〜5
モル%のパーフルオロ不飽和ニトリル化合物よりなる3元
共重合体が用いられる。
【0009】パーフルオロ(低級アルキルビニルエーテ
ル)としては、一般にはパーフルオロ(メチルビニルエー
テル)が用いられる。また、パーフルオロ(低級アルコキ
シ低級アルキルビニルエーテル)としては、例えば次の
ようなものが用いられ、 CF2=CFOCF2CF(CF3)OCnF2n+1 (n:1〜5) CF2=CFO(CF2)3OCnF2n+1 (n:1〜5) CF2=CFOCF2CF(CF3)O(CF2O)mCnF2n+1 (n:1〜5、
m:1〜3) CF2=CFO(CF2)2OCnF2n+1 (n:1〜5) これらの中で、特にCnF2n+1基がCF3基であるものが好ん
で用いられる。
ル)としては、一般にはパーフルオロ(メチルビニルエー
テル)が用いられる。また、パーフルオロ(低級アルコキ
シ低級アルキルビニルエーテル)としては、例えば次の
ようなものが用いられ、 CF2=CFOCF2CF(CF3)OCnF2n+1 (n:1〜5) CF2=CFO(CF2)3OCnF2n+1 (n:1〜5) CF2=CFOCF2CF(CF3)O(CF2O)mCnF2n+1 (n:1〜5、
m:1〜3) CF2=CFO(CF2)2OCnF2n+1 (n:1〜5) これらの中で、特にCnF2n+1基がCF3基であるものが好ん
で用いられる。
【0010】また、架橋サイト単量体としてのパーフル
オロ不飽和ニトリル化合物としては、次のようなものが
用いられる。 CF2=CFO(CF2)nOCF(CF3)CN (n:2〜5) CF2=CF[OCF2CF(CF3)]nO(CF2)mCN (n:1〜2、
m:1〜6) CF2=CFO(CF2)nCN (n:1〜8) CF2=CF[OCF2CF(CF3)]nOCF2CF(CF3)CN (n:1〜2)
オロ不飽和ニトリル化合物としては、次のようなものが
用いられる。 CF2=CFO(CF2)nOCF(CF3)CN (n:2〜5) CF2=CF[OCF2CF(CF3)]nO(CF2)mCN (n:1〜2、
m:1〜6) CF2=CFO(CF2)nCN (n:1〜8) CF2=CF[OCF2CF(CF3)]nOCF2CF(CF3)CN (n:1〜2)
【0011】以上の成分を必須成分とする3元共重合体
中には、共重合反応を阻害せずかつ加硫物性を損なわな
い程度(約20モル%以下)のフッ素化オレフィンや各種ビ
ニル化合物などを共重合させることもできる。フッ素化
オレフィンとしては、例えばフッ化ビニリデン、モノフ
ルオロエチレン、トリフルオロエチレン、トリフルオロ
プロピレン、ペンタフルオロプロピレン、ヘキサフルオ
ロプロピレン、ヘキサフルオロイソブチレン、クロロト
リフルオロエチレン、ジクロロジフルオロエチレン等が
用いられ、またビニル化合物としては、例えばエチレ
ン、プロピレン、1-ブテン、イソブチレン、メチルビニ
ルエーテル、エチルビニルエーテル、ブチルビニルエー
テル、シクロヘキシルビニルエーテル、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、トリ
フルオロスチレン等が用いられる。
中には、共重合反応を阻害せずかつ加硫物性を損なわな
い程度(約20モル%以下)のフッ素化オレフィンや各種ビ
ニル化合物などを共重合させることもできる。フッ素化
オレフィンとしては、例えばフッ化ビニリデン、モノフ
ルオロエチレン、トリフルオロエチレン、トリフルオロ
プロピレン、ペンタフルオロプロピレン、ヘキサフルオ
ロプロピレン、ヘキサフルオロイソブチレン、クロロト
リフルオロエチレン、ジクロロジフルオロエチレン等が
用いられ、またビニル化合物としては、例えばエチレ
ン、プロピレン、1-ブテン、イソブチレン、メチルビニ
ルエーテル、エチルビニルエーテル、ブチルビニルエー
テル、シクロヘキシルビニルエーテル、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、トリ
フルオロスチレン等が用いられる。
【0012】かかる3元共重合体に配合される、前記一
般式で表わされるビスアミドラゾン化合物加硫剤は、3
元共重合体100重量部当り約0.1〜5重量部、好ましくは
約0.2〜3重量部の割合で用いられる。
般式で表わされるビスアミドラゾン化合物加硫剤は、3
元共重合体100重量部当り約0.1〜5重量部、好ましくは
約0.2〜3重量部の割合で用いられる。
【0013】以上の各成分を必須成分とする含フッ素エ
ラストマー組成物中には、カーボンブラック、シリカ等
の無機充填材、酸化鉛(II)、酸化亜鉛、水酸化マグネシ
ウム、水酸化カルシウム等の2価金属の酸化物または水
酸化物、ハイドロタルサイト等の受酸剤、その他顔料、
加工助剤、可塑剤等の必要な配合剤が適宜配合される。
組成物の調製は、ロール、ニーダ、バンバリーミキサな
どを用いて混練することによって行われる。組成物の硬
化は、圧縮成形機などを用いて、約150〜220℃で約5〜6
0分間加熱することによって行われる。二次加硫は、約2
00〜320℃で約10〜70時間行われるが、良好な加硫物性
を有する硬化物を得るには、窒素ガス等の不活性ガス雰
囲気下で行われることが好ましい。
ラストマー組成物中には、カーボンブラック、シリカ等
の無機充填材、酸化鉛(II)、酸化亜鉛、水酸化マグネシ
ウム、水酸化カルシウム等の2価金属の酸化物または水
酸化物、ハイドロタルサイト等の受酸剤、その他顔料、
加工助剤、可塑剤等の必要な配合剤が適宜配合される。
組成物の調製は、ロール、ニーダ、バンバリーミキサな
どを用いて混練することによって行われる。組成物の硬
化は、圧縮成形機などを用いて、約150〜220℃で約5〜6
0分間加熱することによって行われる。二次加硫は、約2
00〜320℃で約10〜70時間行われるが、良好な加硫物性
を有する硬化物を得るには、窒素ガス等の不活性ガス雰
囲気下で行われることが好ましい。
【0014】
【発明の効果】本発明により、架橋性基としてシアノ基
を有する含フッ素エラストマーの加硫物として、耐熱
性、耐溶剤性にすぐれているものが得られるばかりでは
なく、それのロール混練性および加硫成形時の加工性に
ついても、大幅な改善が達成される。また、加硫時の最
小トルク値も、低い値を示している。従って、この含フ
ッ素エラストマー組成物は、苛酷な条件下でも使用され
るOリング、シート等の加硫成形材料として有効に用い
ることができる。
を有する含フッ素エラストマーの加硫物として、耐熱
性、耐溶剤性にすぐれているものが得られるばかりでは
なく、それのロール混練性および加硫成形時の加工性に
ついても、大幅な改善が達成される。また、加硫時の最
小トルク値も、低い値を示している。従って、この含フ
ッ素エラストマー組成物は、苛酷な条件下でも使用され
るOリング、シート等の加硫成形材料として有効に用い
ることができる。
【0015】
【実施例】次に、実施例について本発明を説明する。
【0016】参考例1 エタノール10mlおよびヒドラジン水和物20mlの混合物
に、内温を20℃以下の撹拌条件下に保ちながら、パーフ
ルオロアジピン酸ジニトリル14.4gを滴下し、滴下終了
後2時間撹拌を続けた。生じた沈殿をロ別し、水洗した
後、P2O5デシケータ中で減圧乾燥し、融点131℃のパー
フルオロアジピン酸ビスアミドラゾン 16.3g(収率90%)を白色の固体として得た。 元素分析(C6H8F8N6): 実測値;C 23.01%、H 2.44%、F 47.94%、N 26.75% 計算値;C 22.79%、H 2.53%、F 48.03%、N 26.58%
に、内温を20℃以下の撹拌条件下に保ちながら、パーフ
ルオロアジピン酸ジニトリル14.4gを滴下し、滴下終了
後2時間撹拌を続けた。生じた沈殿をロ別し、水洗した
後、P2O5デシケータ中で減圧乾燥し、融点131℃のパー
フルオロアジピン酸ビスアミドラゾン 16.3g(収率90%)を白色の固体として得た。 元素分析(C6H8F8N6): 実測値;C 23.01%、H 2.44%、F 47.94%、N 26.75% 計算値;C 22.79%、H 2.53%、F 48.03%、N 26.58%
【0017】参考例2 参考例1において、パーフルオロアジピン酸ジニトリル
の代わりに、パーフルオロスベリン酸ジニトリル20gを
用い、融点186℃(分解)のパーフルオロスベリン酸ビス
アミドラゾン 20g(収率85%)を白色の固体として得た。 元素分析(C8H8F12N6): 実測値;C 23.08%、H 2.04%、F 55.00%、N 19.63% 計算値;C 23.09%、H 1.94%、F 54.78%、N 20.19%
の代わりに、パーフルオロスベリン酸ジニトリル20gを
用い、融点186℃(分解)のパーフルオロスベリン酸ビス
アミドラゾン 20g(収率85%)を白色の固体として得た。 元素分析(C8H8F12N6): 実測値;C 23.08%、H 2.04%、F 55.00%、N 19.63% 計算値;C 23.09%、H 1.94%、F 54.78%、N 20.19%
【0018】参考例3 参考例1において、パーフルオロアジピン酸ジニトリル
の代わりに、 NCCF(CF3)[OCF2CF(CF3)]nO(CF2)3O[CF(CF3)CF2O]mCF(CF
3)CN (ただし、n+m=5) を20g用い、淡黄色油状物質としての対応するビスアミ
ドラゾン化合物を17g(収率82%)得た。 元素分析(C24H8O7F44N6): 実測値;C 22.24%、H 0.82%、F 62.25% 計算値;C 21.68%、H 0.60%、F 62.72%
の代わりに、 NCCF(CF3)[OCF2CF(CF3)]nO(CF2)3O[CF(CF3)CF2O]mCF(CF
3)CN (ただし、n+m=5) を20g用い、淡黄色油状物質としての対応するビスアミ
ドラゾン化合物を17g(収率82%)得た。 元素分析(C24H8O7F44N6): 実測値;C 22.24%、H 0.82%、F 62.25% 計算値;C 21.68%、H 0.60%、F 62.72%
【0019】実施例1〜4 テトラフルオロエチレン-パーフルオロ(メチルビニルエ
ーテル)-パーフルオロ(3,7-ジオキサ-8-シアノ-1-ノネ
ン) [モル比 63.5:34.9:1.6] 3元共重合体 [共重合
体A;ηsp/c:0.59dl/g、パーフルオロ(2-ブチルテト
ラヒドロフラン)/パーフルオロ(2,2,3-トリクロロブタ
ン)/エチレングリコールジメチルエーテルの容積比4
0:60:3の混合溶媒100ml中に0.1gを溶解させ、35℃で
測定] 100重量部に、 参考例1のビスアミドラゾン化合物 0.4重量部(実施例1) 〃 0.6重量部(実施例2) 参考例2のビスアミドラゾン化合物 0.6重量部(実施例3) 参考例3のビスアミドラゾン化合物 2.0重量部(実施例4) MTカーボンブラック 20 重量部 を加え、2本ロールミル上で40〜45℃の温度で混練し
た。混練物を180℃、30分間プレス加硫(一次加硫)した
後、次の条件下でのオーブン加硫(二次加硫)を窒素ガス
雰囲気下で行った。 90℃で4時間 90℃から204℃迄6時間かけて昇温 204℃で18時間 204℃から288℃迄6時間かけて昇温 288℃で18時間
ーテル)-パーフルオロ(3,7-ジオキサ-8-シアノ-1-ノネ
ン) [モル比 63.5:34.9:1.6] 3元共重合体 [共重合
体A;ηsp/c:0.59dl/g、パーフルオロ(2-ブチルテト
ラヒドロフラン)/パーフルオロ(2,2,3-トリクロロブタ
ン)/エチレングリコールジメチルエーテルの容積比4
0:60:3の混合溶媒100ml中に0.1gを溶解させ、35℃で
測定] 100重量部に、 参考例1のビスアミドラゾン化合物 0.4重量部(実施例1) 〃 0.6重量部(実施例2) 参考例2のビスアミドラゾン化合物 0.6重量部(実施例3) 参考例3のビスアミドラゾン化合物 2.0重量部(実施例4) MTカーボンブラック 20 重量部 を加え、2本ロールミル上で40〜45℃の温度で混練し
た。混練物を180℃、30分間プレス加硫(一次加硫)した
後、次の条件下でのオーブン加硫(二次加硫)を窒素ガス
雰囲気下で行った。 90℃で4時間 90℃から204℃迄6時間かけて昇温 204℃で18時間 204℃から288℃迄6時間かけて昇温 288℃で18時間
【0020】実施例5〜7 実施例1、3または4において、共重合体Aの代わり
に、テトラフルオロエチレン-パーフルオロ(メチルビニ
ルエーテル)-パーフルオロ(3-オキサ-8-シアノ-1-オク
テン) [モル比 68.8:30.0:1.2] 3元共重合体 (共重
合体B)がそれぞれ用いられた。
に、テトラフルオロエチレン-パーフルオロ(メチルビニ
ルエーテル)-パーフルオロ(3-オキサ-8-シアノ-1-オク
テン) [モル比 68.8:30.0:1.2] 3元共重合体 (共重
合体B)がそれぞれ用いられた。
【0021】比較例1 共重合体Aを用いた実施例1において、参考例1で得ら
れたパーフルオロアジピン酸ビスアミドラゾンの代わり
に、2,2-ビス(4-カルボキシフェニル)ヘキサフルオロプ
ロパンのビスアミドラゾン が0.7重量部用いられた。
れたパーフルオロアジピン酸ビスアミドラゾンの代わり
に、2,2-ビス(4-カルボキシフェニル)ヘキサフルオロプ
ロパンのビスアミドラゾン が0.7重量部用いられた。
【0022】比較例2 共重合体Bを用いた実施例5において、参考例1で得ら
れたパーフルオロアジピン酸ビスアミドラゾンの代わり
に、2,2-ビス(4-カルボキシフェニル)ヘキサフルオロプ
ロパンのビスアミドラゾンが0.5重量部用いられた。
れたパーフルオロアジピン酸ビスアミドラゾンの代わり
に、2,2-ビス(4-カルボキシフェニル)ヘキサフルオロプ
ロパンのビスアミドラゾンが0.5重量部用いられた。
【0023】以上の各実施例および比較例において、次
の各項目の測定および評価を行った。 トルク値:キュラストメータを用い、180℃における最
小トルク値と25分後のトルク値を測定 成形時の流れ:P-24 Oリングを成形した際の流れの状態
を評価 圧縮永久歪:ASTM Method-B/P-24 Oリングについて、27
5℃または300℃、70時間の条件下で測定 熱水浸漬試験:200℃の加圧水中に70時間浸漬した後の
体積膨張率を測定 ヘキサメチレンジアミン浸漬試験:140℃のヘキサメチ
レンジアミン中に70時間浸漬した後の体積膨張率を測定 常態物性:DIN 53505による硬さ DIN 53504による引張試験 (100%モジュラス、破断点強度、破断点伸び) 熱老化試験:300℃、70時間の空気中でのエージング後
の常態物性を測定
の各項目の測定および評価を行った。 トルク値:キュラストメータを用い、180℃における最
小トルク値と25分後のトルク値を測定 成形時の流れ:P-24 Oリングを成形した際の流れの状態
を評価 圧縮永久歪:ASTM Method-B/P-24 Oリングについて、27
5℃または300℃、70時間の条件下で測定 熱水浸漬試験:200℃の加圧水中に70時間浸漬した後の
体積膨張率を測定 ヘキサメチレンジアミン浸漬試験:140℃のヘキサメチ
レンジアミン中に70時間浸漬した後の体積膨張率を測定 常態物性:DIN 53505による硬さ DIN 53504による引張試験 (100%モジュラス、破断点強度、破断点伸び) 熱老化試験:300℃、70時間の空気中でのエージング後
の常態物性を測定
【0024】得られた結果は、次の表に示される。 表 実施例 比較例 測定、評価項目 1 2 3 4 5 6 7 1 2 [トルク値] 最小トルク (kg・cm) 6.9 7.6 5.7 5.4 5.9 5.2 6.0 8.2 10.5 25分後トルク(kg・cm) 11.0 14.0 10.5 8.5 11.5 10.6 10.8 13.7 14.1 [成形時の流れ] 流れ不良の有無 無 無 無 無 無 無 無 有 有 [圧縮永久歪] 275℃ (%) 38 19 34 41 30 29 30 29 28 300℃ (%) 40 21 38 49 36 32 34 32 35 [熱水浸漬試験] 体積膨張率 (%) 3.2 0.8 3.1 3.2 4.6 4.2 3.2 1.2 3.6 [ジアミン浸漬試験] 体積膨張率 (%) 34.0 38.0 36.5 44.0 30.2 30.1 44.0 42.6 22.8 [常態物性] 硬さ 67 69 - 69 73 - 74 68 75 100%モジュラス(MPa) 4.5 7.2 - 4.5 7.4 - 7.4 5.4 9.3 破断点強度 (MPa) 18.9 19.8 - 21.3 22.7 - 24.6 20.6 21.6 破断点伸び (%) 190 150 - 210 170 - 180 200 160 [熱老化試験] 硬さ 66 67 - 65 71 - 70 66 74 100%モジュラス(MPa) 3.2 4.8 - 2.9 5.5 - 5.2 3.8 8.0 破断点強度 (MPa) 16.1 18.2 - 17.5 22.0 - 22.3 19.4 21.4 破断点伸び (%) 240 190 - 270 200 - 180 230 190
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 本発明で用いられるビスアミドラゾン化
合物は、相当するジニトリル化合物にヒドラジン水和物
を反応させることにより、容易に製造することができる
(J.Am.Chem.Soc.第82巻第4700
頁、1960年)。
合物は、相当するジニトリル化合物にヒドラジン水和物
を反応させることにより、容易に製造することができる
(J.Am.Chem.Soc.第82巻第4700
頁、1960年)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コラール アレクサンドル ニコラエビッ チ ロシア連邦共和国 サンクト ペテルブル グ市 198094 ウリツァ オグネーバ ド ム12 コルプス1 クバルティーラ18 (72)発明者 セルゲイ ラファイロフィッチ ステルリ ン ロシア連邦共和国 モスクワ市 117602 アカデミカ アノヒナ38−1 クバルティ ーラ24 (72)発明者 ユーリー ビロビッチ ザイフマン ロシア連邦共和国 モスクワ市 117571 26 バシンスキー コミサーリ7 コルプ ス4 クバルティーラ61 (72)発明者 セルゲイ アナトリービッチ ポストヴォ イ ロシア連邦共和国 プーシュキノ マスク フスカヤ オーブラスキ 141200 ペルボ マイスカヤ13 クバルティーラ21
Claims (1)
- 【請求項1】 架橋性基としてシアノ基を有する含フッ
素エラストマーに、一般式 [ ここで、Rfは次のいずれかの基である: (CF2)n ただし、n:1〜10 CFX(OCF2CFX)mO(CF2)n ただし、X:FまたはCF3 n:1〜10 m:1〜2 CFX(OCF2CFX)pO(CF2)nO(CFXCF2O)qCFX ただし、X:FまたはCF3 n:1〜10 p+q:8 ] で表わされるビスアミドラゾン化合物を加硫剤として配
合してなる含フッ素エラストマー組成物。
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- 1996-07-09 DE DE69610746T patent/DE69610746T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-07-11 US US08/678,092 patent/US5637648A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-07-12 CN CN96110819.3A patent/CN1100820C/zh not_active Expired - Fee Related
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