JPH09312810A - 固体撮像装置 - Google Patents
固体撮像装置Info
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- JPH09312810A JPH09312810A JP8124430A JP12443096A JPH09312810A JP H09312810 A JPH09312810 A JP H09312810A JP 8124430 A JP8124430 A JP 8124430A JP 12443096 A JP12443096 A JP 12443096A JP H09312810 A JPH09312810 A JP H09312810A
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Abstract
路において、遠隔調整ができ、かつ高信頼性のあるパル
ス位相調整を行う。 【解決手段】 CCD駆動のための水平パルスの位相可
変を行うために、LSIあるいは、PLD(プログラマ
ブル・ロジック・アレイ)等のゲート素子のパルス信号
伝送遅延量を利用し、ゲート素子の接続方法を変えるこ
とによって、所定の遅延量を得るようにした信頼性の高
いCCD駆動のための水平パルスの位相調整回路。
Description
動に使用する制御パルス及び固体撮像素子によって検出
した信号を信号処理する場合に使用する制御パルスの位
相調整に関するものである。
ック図を示す。一般に、IT(Inter-line Transfer),
FIT(Frame Inter-line Transfer)のCCDを駆動す
る回路は、水平転送パルス、リセットパルス等の水平C
CD駆動回路、垂直転送パルス等の垂直CCD駆動回路
を具備している。水平CCD駆動回路2は、CCD1内
の水平レジスタ等を駆動するために用いられ、垂直CC
D駆動回路4は、各種読みだし方法により異なるが、一
般的に、3値パルスを作り、これをCCD1内の垂直レ
ジスタに供給するために用いられる回路である。また、
CCD1から出力された映像信号58は、クランプ回路
60とサンプルホールド回路61で構成される相関二重
サンプリング回路59(以下、CDS回路と称す)とプ
リアンプ回路62を通り、出力される。ここで、CDS
回路59の制御信号は、クランプパルス63とサンプル
ホールドパルス64である。これらの駆動回路の内、高
速である水平CCD駆動部での駆動パルス位相調整方式
として、一般的なものを図3に示す。水平パルス発生回
路14から出力した水平転送パルス7は、可変遅延線9
で遅延量が調節され、出力パルス11を形成し、CCD
1に供給される。同様に、別の水平転送パルス8は、可
変遅延線10を通り、出力パルス12を形成し、CCD
1に供給される。これらの複数の水平パルスの絶対的な
遅延量を調整することにより、水平パルス間の相対的な
位相調整を行う。
ンデンサ44で構成されたローパスフィルタ65を用い
て位相調整を行う方法を図4に示す。図4において、水
平パルス発生回路66からの信号は、ローパスフィルタ
65で積分波形となる。 このローパスフィルタ65の
出力45は、バッファ49で、波形整形され、入力パル
スに対し位相遅延したパルス50となり、CCD1に供
給される。次に、水平CCD駆動回路の出力信号と各種
パルスの関係を図5に示す。これは、CCD出力信号
を、画素単位で見た場合で、リセットパルス(a)、水平
転送パルス(b)、電荷蓄積期間51で蓄積された信号電
荷53(信号出力(c))の関係を示す。 また、この信号
出力(c)を、相関二重サンプリングする場合は、この出
力信号をクランプパルス(d)で、クランプ期間52を規
定電位にクランプの上、信号電荷53をサンプルホール
ドパルス(e)でサンプルホールドをする。しかし、水平
CCD駆動回路の駆動周波数が高速の場合、水平駆動に
用いる各種パルスの立上り時間、立ち下がり時間、パル
ス幅等の、正確な動作タイミングの確保が難しく、CC
D出力画像に影響を与える。
D駆動回路の出力信号と、各種制御パルスの関係を示
す。ここで、画素ピッチ69を20ns、リセットパル
ス(a)の、立ち下がり時間70を3ns、パルス幅71
を3ns、立ち上がり時間72を3ns、また水平転送
パルス(b)のデューティーを50%、立ち下がり時間7
3を3ns、立ち上り時間74を3nsとし、CDS回
路のクランプ期間75と信号蓄積期間76を3nsと仮
定した場合、出力信号(c)のクランプ期間77と光電変
換された信号蓄積期間78は、5.5nsとなる。この
場合、クランプパルス(d)とサンプルホールドパルス
(e)のパルス幅を3nsで、信号処理を行うと、クラン
プパルス(d)の位相は、規定値に対し、±1.25n
s、サンプルホールドパルス(e)の位相は、規定値に対
し、±1.25nsの範囲にしなければならない。も
し、クランプパルスやサンプルホールドパルスの位相が
±1.25ns以上ずれると、正常なクランプ動作やサ
ンプルホールド動作ができなくなる。ちなみに、前記の
ように高速でない、例えば、NTSC用の40万画素C
CDを搭載したカメラの場合のクランプパルス、サンプ
ルホールドパルスの位相余裕は、約±10ns程度でよ
い。従って、本例で述べたカメラの場合、位相余裕が非
常に小さいことから、温度特性や経年変化の少ない、高
信頼性の駆動パルス回路が要求される。
例えば、図3の可変遅延線を使用した場合は、遅延線と
受端とでのインピーダンスマッチングが難しく、反射が
生じ、出力波形が乱れ、適切な位相の調整が難しい。一
方、図4のボリュウムとコンデンサを用いたローパスフ
ィルタ方式の位相調整方法では、ボリュウムとコンデン
サの温度特性と、バッファアンプのスレッシュホールド
電圧の温度変動の影響を受け易く、温度安定度に問題が
ある。また、上記2つの方式は、いずれも、位相調整を
外部制御で行なうことは、困難である。本発明は、これ
らの欠点を除去し、CCD駆動のための水平パルスの位
相調整回路において、遠隔調整ができ、かつ高信頼性の
パルス位相調整の実現を目的とする。
成を示すブロック図である。本発明は、水平CCD駆動
回路2の遅延回路13として、ゲート素子の遅延量を利
用してパルス遅延させるものである。この遅延量を決め
る制御手段は、プログラマブル制御等のリモート制御手
段によって所定の位相を選択するものである。また本発
明の遅延回路13と水平パルス発生回路14は、LS
I,IC,PLD(プログラマブル・ロジック・アレイ)
のいずれかで、構成することができる。このような構成
によれば、ROM(リード・オンリー・メモリ)によるプ
ログラマブル等、リモート制御が可能となるため、実装
に自由度が拡がり、小型化、かつ高信頼性の水平CCD
駆動パルス及びCDS回路等の制御パルスの位相調整手
段を得ることができる。
実施例を、図7により詳細に説明する。各ゲート素子
(15〜19)の端子を、選択スイッチ20に結線するこ
とにより、各ゲート素子により遅延したパルス信号を選
択する。 この選択スイッチ20の制御信号21は、外
部からの制御である。次に、別の実施例を図8に示す。
ここで、図7と異なるところは、図7の選択スイッチ2
0を、アンドゲート54、オアゲート55、ノットゲー
ト56による選択スイッチとしたことである。もちろ
ん、ゲートを増設し、制御ラインを増やすことも可能で
ある。また、図9においては、ROMを使用し、ここ
に、あらかじめ、アンドゲート22,23,24を選択
するプログラムを入れておき、これらによって制御し、
これらのアンドゲートの遅延分を使い、さらにオア回路
25で、所定の遅延した信号を抽出することを可能とし
ている。
より、細かい遅延量の設定を可能にした回路を図10に
示す。水平パルス発生回路からの出力信号32は、2種
類のゲート素子26〜27,28〜30を通る。このゲ
ート素子26〜30の出力パルスを選択スイッチ31で
選択し、それぞれ所定量遅延したパルス出力33を得
る。 スイッチ31は、外部からの制御信号21により
制御される。これにより、2種類のゲート素子の遅延量
の差異により、細かい遅延量の設定が可能である。 な
お、この回路は、複数種類のゲート素子を用いてよい。
さらに、図11は、複数種類の3ステートバッファ(3
4〜42)をマトリクス構造で配列し、アドレスで制御
した実施例である。本例では、3種類の異なる3ステー
トバッファを用いているが、複数の種類の3ステートバ
ッファを使用しても同様である。水平パルス発生回路か
らの信号32は、外部制御手段57により、設定された
アドレスのバッファのみを通過し、この通過した各バッ
ファの遅延量の総和が、出力信号33の遅延量となる。
ここで、通過しなかったバッファは、ハイインピーダ
ンスの状態になる。このようにして所望の遅延量を得る
ことができる。また、図12は、1種類の3ステートバ
ッファと複数種類のゲートを組合せた回路で、所定の位
相調整を実現した回路である。動作は、図11と同様で
ある。
回路は、水平CCD駆動パルス、水平CCD高速制御パ
ルス(クランプ、サンプルホールド)を、ROM等のプロ
グラマブル、あるいはリモート制御で所定の位相調整を
することができ、調整等の操作性がよく、かつ小型化、
高精度、高信頼性のCCD駆動回路を実現することが、
可能である。
す波形図。
スの関係を示す波形図。
駆動回路、6:パルス発生器、7:水平転送パルス、
8:リセットパルス、13:遅延回路、14:水平パル
ス発生回路、15〜19:ゲート素子、20,31:選
択回路、21:外部制御信号、22〜24,54:アン
ドゲート、25,55:オアゲート、26〜30:遅延
ゲート、34〜42:3ステートバッファ、56:ノッ
トゲート、57:外部制御手段。
Claims (3)
- 【請求項1】 固体撮像装置の水平駆動回路に使用する
駆動パルスあるいは水平駆動周波数と同じ周波数で固体
撮像装置の周辺回路を制御するパルスを入力とし、論理
IC内の所定のゲート素子を直列に接続する手段を具備
し、該各ゲート素子に各々出力端子を設け、所定の該出
力端子を選択する回路を具備することによって構成され
たパルス出力回路を備えたことを特徴とする固体撮像装
置。 - 【請求項2】 請求項1において、上記論理ICは、複
数の異なる種類の遅延量をもったゲートを具備し、直列
および並列に複数個の該ゲートを接続する回路を複数個
具備したことを特徴とする固体撮像装置。 - 【請求項3】 請求項1において、上記ゲート素子に、
3ステートバッファゲートを用い、これらを直列および
並列に縦横接続することでマトリックス状に配列構成
し、該縦横接続したゲート素子の内、駆動パルス信号が
通過しないゲート素子の出力をハイインピーダンスの状
態にする制御手段を有したことを特徴とする固体撮像装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12443096A JP3707748B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 固体撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12443096A JP3707748B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 固体撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09312810A true JPH09312810A (ja) | 1997-12-02 |
JP3707748B2 JP3707748B2 (ja) | 2005-10-19 |
Family
ID=14885300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12443096A Expired - Fee Related JP3707748B2 (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 固体撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3707748B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7522317B2 (en) | 2000-12-20 | 2009-04-21 | Seiko Epson Corporation | Image reading device |
US7791658B2 (en) | 2004-10-11 | 2010-09-07 | Media Tek Singapore Pte Ltd. | Analog front end timing generator (AFE/TG) having a bit slice output mode |
JP4643802B2 (ja) * | 2000-07-07 | 2011-03-02 | パナソニック株式会社 | 固体撮像素子の駆動装置 |
JP2013092586A (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-16 | Ricoh Co Ltd | 電源装置及び画像形成装置 |
-
1996
- 1996-05-20 JP JP12443096A patent/JP3707748B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4643802B2 (ja) * | 2000-07-07 | 2011-03-02 | パナソニック株式会社 | 固体撮像素子の駆動装置 |
US7522317B2 (en) | 2000-12-20 | 2009-04-21 | Seiko Epson Corporation | Image reading device |
US7791658B2 (en) | 2004-10-11 | 2010-09-07 | Media Tek Singapore Pte Ltd. | Analog front end timing generator (AFE/TG) having a bit slice output mode |
JP2013092586A (ja) * | 2011-10-24 | 2013-05-16 | Ricoh Co Ltd | 電源装置及び画像形成装置 |
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