JP2003309768A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2003309768A
JP2003309768A JP2002115620A JP2002115620A JP2003309768A JP 2003309768 A JP2003309768 A JP 2003309768A JP 2002115620 A JP2002115620 A JP 2002115620A JP 2002115620 A JP2002115620 A JP 2002115620A JP 2003309768 A JP2003309768 A JP 2003309768A
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Seisuke Matsuda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電流や製造プロセスの追加なしに、クロ
ストークの影響を抑圧することができるようにした、M
OS型センサを用いた固体撮像装置を提供する。 【解決手段】 複数の光電変換部からなる光電変換ブロ
ック50と、所定の光電変換部を選択するための出力パル
スを出力する垂直シフトレジスタ1と、出力パルスを入
力信号としてブートストラップ効果を用い、所定の光電
変換部に対応する動作制御ラインを駆動する垂直バッフ
ァ回路ブロック10と、前記出力パルスに応じて動作制御
ラインを接地電位とフローティング状態に切り替え可能
なスイッチ回路ブロック30とを備え、スイッチ回路ブロ
ックを用いて全ての動作制御ラインを予め接地させ、前
記出力パルスにより選択された光電変換部に対応する動
作制御ラインのみをフローティング状態とした後、バッ
ファ回路ブロックからの出力信号を用いて光電変換部で
生成された信号を出力させるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、固体撮像装置に
係わり、特にMOSセンサを用いた固体撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図7の(A)は、従来の固体撮像装置の
一例として、特公昭61−61586号公報に記載され
ている固体撮像装置の一部を示す回路構成図である。図
7の(A)において、1は垂直走査回路となる垂直シフ
トレジスタ、200 はインターレース回路ブロック、210
はブートストラップ効果を用いた垂直バッファ回路ブロ
ック、230 はスイッチ回路ブロック、240 は光電変換部
ブロックである。
【0003】また、2と3は垂直走査回路となる垂直シ
フトレジスタ1の第1と第2の出力ライン、201 と202
はインターレース回路ブロック200 の動作を制御する第
1と第2のフィールド選択パルスの入力端子、203 〜20
6 はインターレース回路ブロック200 を構成するNチャ
ネルMOS電界効果トランジスタ(以下NMOSトラン
ジスタと略称する)、207 〜209 はインターレース回路
ブロック200 における第1〜第3のインターレース部出
力ライン、211 は垂直バッファ回路ブロック210 に供給
するバッファパルスの入力端子、212 と214 と216 は垂
直バッファ回路ブロック210 を構成するバッファ用NM
OSトランジスタ、213 と215 と217 は垂直バッファ回
路ブロック210 を構成するブートストラップ容量、218
〜220 は第1〜第3の動作制御ライン、231 はスイッチ
回路ブロック230 により動作制御ライン218 〜220 を接
地電位に固定するためのリセットパルスの入力端子、23
2〜234 はスイッチ回路ブロック230 を構成する動作制
御ライン接地用NMOSトランジスタ、241 と242 は光
電変換部ブロック240 における第1と第2の垂直信号ラ
イン、243 と245 と247 は光電変換部ブロック240 を構
成するフォトダイオード(PD)、244 と246 と248 は
光電変換部ブロック240 を構成するPD選択スイッチ用
NMOSトランジスタである。
【0004】図7の(B)は、図7の(A)に示した固
体撮像装置の概略動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。このように構成されている固体撮像装置に
おいては、図7の(B)に示すように、あらかじめリセ
ットパルス端子231 に印加するパルスΦRをハイレベル
(VDDとする) とし、動作制御ライン接地用NMOS
トランジスタ232 〜234 を介して、第1〜第3の動作制
御ライン218 〜220 の全てを接地電位に固定する。
【0005】次に、パルスΦRをローレベル(接地電位
とする)に切り替え、垂直シフトレジスタ1の第1の出
力ライン2にハイレベルが、垂直シフトレジスタ1の第
2の出力ライン3にローレベルがそれぞれ現れた後、第
1のフィールド選択パルス入力端子201 に印加するパル
スΦF1のみをハイレベルにする。
【0006】これにより、第1と第2のインターレース
部出力ライン207 と208 はVDD−VTの電圧となり、
第3のインターレース部出力ライン209 は接地電位とな
る。(VTはNMOSトランジスタの閾値電圧であ
る。)
【0007】次いで、パルスΦF1をローレベルに切り
替え、第1〜第3の動作制御ライン218 〜220 が接地電
圧を保持したフローティング状態となった後、バッファ
パルス端子211 に印加するパルスΦBをハイレベルにす
ると、バッファ用NMOSトランジスタ212 とブートス
トラップ容量213 、及びバッファ用NMOSトランジス
タ214 とブートストラップ容量215 の各々により引き起
こされるブートストラップ効果により、第1と第2のイ
ンターレース部出力ライン207 と208 は、より十分高い
電圧となり、第1と第2の動作制御ライン218 と219 に
は、パルスΦBのハイレベルVDDがそのまま出力さ
れ、いわゆる選択動作制御ラインとなる。
【0008】ところで、第3のインターレース部出力ラ
イン209 が接地電位であったため、バッファ用NMOS
トランジスタ216 とブートストラップ容量217 でのブー
トストラップ効果は発生せず、第3の動作制御ライン22
0 は接地電圧を保持したフローティング状態のままとな
り、いわゆる非選択動作制御ラインとなる。
【0009】このため、PD選択スイッチ用NMOSト
ランジスタ244 と246 のみが導通状態となり、フォトダ
イオード243 と245 の信号をそれぞれ第1と第2の垂直
信号ライン241 と242 から読み出す。最後に、ΦBをロ
ーレベル切り替え、垂直シフトレジスタ1の第1の出力
ライン2もローレベルになった後、パルスΦRを再びハ
イレベルとし、動作制御ライン接地用NMOSトランジ
スタ232 〜234 により第1〜第3の動作制御ライン218
〜220 の全てを接地電位に固定する。
【0010】なお、第2のフィールド選択パルス入力端
子202 に印加するパルスΦF2のみをハイレベルにした
場合は、第2と第3の動作制御ライン219 と220 がハイ
レベルとなり、フォトダイオード245 と247 の信号をそ
れぞれ第2と第1の垂直信号ライン242 と241 から読み
出す。以下、垂直シフトレジスタ1の出力タイミングに
合わせて同様の動作を行い、光電変換部ブロック240 の
信号を垂直ライン毎に順次読み出す。
【0011】図8の(A)は、従来の固体撮像装置の他
の一例として、特開平6−97408号公報に記載され
ている固体撮像装置の一部を示す回路構成図である。図
8の(A)において、1は垂直走査回路となる垂直シフ
トレジスタ、250 はブートストラップ効果を用いた垂直
バッファ回路ブロック、270 はスイッチ回路ブロック、
240 は光電変換部ブロックである。
【0012】また、2と3は垂直走査回路となる垂直シ
フトレジスタ1の第1と第2の出力ライン、251 は垂直
バッファ回路ブロック250 に供給するバッファパルスの
入力端子、252 と262 は垂直バッファ回路ブロック250
を構成するスイッチ用NMOSトランジスタ、253 と26
3 は垂直バッファ回路ブロック250 を構成するバッファ
用NMOSトランジスタ、254 と264 は垂直バッファ回
路ブロック250 を構成するブートストラップ容量、255
と265 はそれぞれバッファ用NMOSトランジスタ253
のゲートとブートストラップ容量254 の接続点及びバッ
ファ用NMOSトランジスタ263 のゲートとブートスト
ラップ容量264 の接続点である第1と第2のブートライ
ン、256 と266 は第1と第2の動作制御ライン、271 と
281 はインバータ回路、272 と282 はインバータ回路27
1 と281 によって制御され、第1と第2のブートライン
255 と265 を接地電位に固定するブートライン接地用N
MOSトランジスタ、273 と283 はインバータ回路271
と281 によって制御され、第1と第2の動作制御ライン
256 と266 を接地電位に固定する動作制御ライン接地用
NMOSトランジスタ、274 と284 はインバータ回路27
1 と281 の出力ライン、241 は光電変換部ブロック240
の垂直信号ライン、243 と245 は光電変換部ブロック24
0 を構成するフォトダイオード、244 と246 は光電変換
部ブロック240 を構成するPD選択スイッチ用NMOS
トランジスタである。
【0013】図8の(B)は、図8の(A)に示した固
体撮像装置の概略動作を説明するタイミングチャートで
ある。この構成の固体撮像装置においては、図8の
(B)に示すように、まず垂直シフトレジスタ1の第1
の出力ライン2にハイレベルが、垂直シフトレジスタ1
の第2の出力ライン3 にローレベルが現れる。これによ
り、第1のブートライン255 はスイッチ用NMOSトラ
ンジスタ252 を介してVDD−VTの電圧となり、第2
のブートライン265 はブートライン接地用NMOSトラ
ンジスタ282 を介して接地電位に固定される。
【0014】更に、バッファパルス入力端子251 に印加
するパルスΦBをハイレベルとすると、バッファ用NM
OSトランジスタ253 とブートストラップ容量254 より
引き起こされるブートストラップ効果により、第1のブ
ートライン255 はVDDより十分高い電圧となり、第1
の動作制御ライン256 にはパルスΦBのハイレベルがそ
のまま印加され、いわゆる選択動作制御ラインとなる。
【0015】なお、第2のブートライン265 が接地電位
に固定されているため、バッファ用NMOSトランジス
タ263 とブートストラップ容量264 でのブートストラッ
プ効果は発生しない。更に、第2の動作制御ライン266
は動作制御ライン接地用NMOSトランジスタ283 を介
して接地電位に固定され、いわゆる非選択動作制御ライ
ンとなる。このため、PD選択スイッチ用NMOSトラ
ンジスタ244 のみ導通状態となり、フォトダイオード24
3 の信号を垂直信号ライン241 から読み出す。以下、垂
直シフトレジスタ1の出力タイミングに合わせて同様の
動作を行い、光電変換部ブロック240 の信号を垂直ライ
ン毎に順次読み出す。
【0016】また、図8の(A)に示すインバータ回路
271 と281 の代表的な2つの回路構成例を、図9の
(A),(B)に示す。図9の(A)に示す構成例は、
ドレインとゲートを接続した負荷用NMOSトランジス
タ291 とNMOSトランジスタ292 から成り、NMOS
トランジスタのみで構成できるようにしたものである。
なお、293 は電源端子、294 は入力端子、295 は出力端
子である。
【0017】一方、図9の(B)に示す構成例は、Pチ
ャネルMOS電界効果トランジスタ(PMOSトランジ
スタ)296 とNMOSトランジスタ292 から構成したも
ので、消費電流がほとんどなく、出力端子295 の振幅
が、接地電位から電源端子293の電圧値VDDまでスイ
ング可能である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7の
(A)に示したブートストラップ効果を用いた垂直バッ
ファ回路とスイッチ回路の組み合わせからなる従来例で
は、フォトダイオード信号の読み出しタイミングにおい
て、非選択動作制御ラインがフローティング状態となっ
ている。したがって、選択動作制御ラインなどが発生す
る誘導ノイズ(クロストーク)の影響を受け、PD選択
スイッチ用NMOSトランジスタにクロストーク量に応
じたリーク電流が発生し、画質の低下をもたらす。
【0019】また、図8の(A)に示したブートストラ
ップ効果を用いた垂直バッファ回路とスイッチ回路の組
み合わせからなる従来例では、インバータ回路として図
9の(A)に示した構成のものを用いると、入力端子29
4 がハイレベルのときに電源端子293 から接地電位に向
かって、定常的に電流が流れてしまう。一方、インバー
タ回路として図9の(B)に示した構成のものを用いる
と、PMOSトランジスタの製造プロセスを追加する必
要がある。
【0020】以上のように、図7の(A)に示した従来
提案されている固体撮像装置では、フォトダイオード信
号の読み出しタイミングにおける誘導ノイズに対して十
分な考慮がなされていない。また、図8の(A)に示し
た従来提案されている固体撮像装置では、消費電流の削
減や製造プロセスの簡素化について十分な考慮がなされ
ていない。
【0021】本発明は、従来のブートストラップ効果を
用いた垂直バッファ回路とスイッチ回路をもった固体撮
像装置における上記問題点を解消するためになされたも
ので、消費電流の増加や製造プロセスの追加なしにクロ
ストークの影響を抑圧することができるようにしたMO
S型センサを用いた固体撮像装置を提供することを目的
とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に係る発明は、動作制御ラインによって所
定の光電変換部が選択されるようにした複数の光電変換
部と、前記複数の光電変換部から、所定の光電変換部を
選択するための出力パルスを出力する走査回路と、前記
出力パルスを入力信号として、ブートストラップ効果を
用い、所定の光電変換部に対応する動作制御ラインを駆
動するバッファ回路と、前記走査回路からの出力パルス
に応じて、前記動作制御ラインを接地電位とフローティ
ング状態に切り替え可能なスイッチ手段と、前記スイッ
チ手段を用いて全ての動作制御ラインをあらかじめ接地
させ、前記走査回路からの出力パルスにより選択された
光電変換部に対応する動作制御ラインのみをフローティ
ング状態とし、その後バッファ回路の出力信号を用いて
前記光電変換部にて生成された信号を出力させる制御手
段とを備えていることを特徴とするものである。
【0023】このように構成された固体撮像装置におい
ては、非選択である動作制御ラインは接地電位に固定さ
れているため、光電変換部の選択読み出し時におけるク
ロストークの影響を抑圧することができる。
【0024】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る固体撮像装置において、前記スイッチ手段は、ドレ
インが電源に接続され、ゲートが第1の共通ラインに接
続された第1のMOS型電界効果トランジスタと、ドレ
インが前記第1のMOS型電界効果トランジスタのソー
スに接続され、ゲートが前記走査回路の出力に接続さ
れ、ソースが接地されている第2のMOS型電界効果ト
ランジスタと、ドレインが前記動作制御ラインに接続さ
れ、ゲートが前記第2のMOS型電界効果トランジスタ
のドレインに接続され、ソースが接地されている第3の
MOS型電界効果トランジスタから構成され、前記制御
手段は、あらかじめ、前記第1の共通ラインに接地用パ
ルスを印加し、前記第1のMOS型電界効果トランジス
タを介して前記第3のMOS型電界効果トランジスタを
導通状態とし、前記第1の共通ラインへの接地用パルス
の印加終了後に、前記走査回路の出力を前記第2のMO
S型電界効果トランジスタのゲートに印加するように構
成されていることを特徴とするものである。
【0025】このようにスイッチ手段をMOS型電界効
果トランジスタで構成することにより、非選択である動
作制御ラインは接地電位に固定されているため、クロス
トークの影響を抑圧できると共に、消費電流の増加や製
造プロセスの追加を伴わず、固体撮像装置のコスト上昇
を抑えることができる。
【0026】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
係る固体撮像装置において、前記スイッチ手段は、ドレ
インとゲートが第1の共通ラインに接続された第1のM
OS型電界効果トランジスタと、ドレインが前記第1の
MOS型電界効果トランジスタのソースに接続され、ゲ
ートが走査回路の出力に接続され、ソースが接地されて
いる第2のMOS型電界効果トランジスタと、ドレイン
が前記動作制御ラインに接続され、ゲートが前記第2の
MOS型電界効果トランジスタのドレインに接続され、
ソースが接地されている第3のMOS型電界効果トラン
ジスタから構成され、前記制御手段は、あらかじめ前記
第1の共通ラインに接地用パルスを印加し、前記第1の
MOS型電界効果トランジスタを介して前記第3のMO
S型電界効果トランジスタを導通状態とし、前記第1の
共通ラインへの接地用パルスの印加終了後に、前記走査
回路の出力を前記第2のMOS型電界効果トランジスタ
のゲートに印加するように構成されていることを特徴と
するものである。
【0027】このようにスイッチ手段をMOS型電界効
果トランジスタで構成することにより、非選択である動
作制御ラインは接地電位に固定されているためクロスト
ークの影響を抑圧できると共に、消費電流の増加や製造
プロセスの追加を伴わないため、固体撮像装置のコスト
上昇が抑えられ、更に、固体撮像装置のチップ内配線数
を削減できチップ面積の削減や端子数の削減が可能とな
る。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。 (第1の実施の形態)図1の(A)は、本発明に係る固
体撮像装置の第1の実施の形態を示す回路構成図であ
る。図7の(A)に示した従来例と対応する構成要素に
は同一の符号を付して示している。図1の(A)におい
て、1は垂直走査回路となる垂直シフトレジスタ、10は
ブートストラップ効果を用いた垂直バッファ回路ブロッ
ク、30はスイッチ回路ブロック、50は光電変換部ブロッ
クである。
【0029】また、2と3は垂直走査回路となる垂直シ
フトレジスタ1の第1と第2の出力ライン、11は垂直シ
フトレジスタ1の出力レベルを取り込むための信号取り
込み制御パルスの入力端子、12は垂直バッファ回路ブロ
ック10に供給するバッファパルスの入力端子、13と23は
垂直バッファ回路ブロック10を構成するスイッチ用NM
OSトランジスタ、14と24は垂直バッファ回路ブロック
10を構成するバッファ用NMOSトランジスタ、15と25
は垂直バッファ回路ブロック10を構成するブートストラ
ップ容量、16と26はそれぞれバッファ用NMOSトラン
ジスタ14のゲートとブートストラップ容量15の接続点及
びバッファ用NMOSトランジスタ24のゲートとブート
ストラップ容量25の接続点である第1と第2のブートラ
イン、17と27は第1と第2の動作制御ラインである。
【0030】また、31はスイッチ回路ブロック30により
動作制御ライン17と27を接地電位に固定するためのリセ
ットパルスの入力端子、32はVDDを印加する電源端
子、33と43はスイッチ回路ブロック30を構成するVDD
接続用NMOSトランジスタ、34と44はスイッチ回路ブ
ロック30を構成するフローティング用NMOSトランジ
スタ、35と45は動作制御ライン17と27を接地電位に固定
するための動作制御ライン接地用NMOSトランジス
タ、36と46は動作制御ライン接地用NMOSトランジス
タ35と45に存在するゲート・ソース間オーバーラップ容
量、37と47は動作制御ライン接地用NMOSトランジス
タ35と45の動作状態を決めるリセット信号保持ライン、
51は光電変換部ブロック50の垂直信号ライン、53と63は
光電変換部ブロック50を構成するフォトダイオード(P
D)、54と64は光電変換部ブロック50を構成するPD選
択スイッチ用NMOSトランジスタである。なお、垂直
シフトレジスタ1の駆動制御、信号取り込みパルス、バ
ッファパルス及びリセットパルス等の制御は、図示しな
い駆動制御回路により行われるようになっている。
【0031】図1の(B)は、図1の(A)に示した第
1の実施の形態に係る固体撮像装置の概略動作を説明す
るタイミングチャートである。図1の(B)に示すよう
に、あらかじめリセットパルス入力端子31に印加するパ
ルスΦRをハイレベルとすることで、リセット信号保持
ライン37と47の電圧は、VDD接続用NMOSトランジ
スタ33と43を介してVDD−VTとなり、第1と第2の
動作制御ライン17と27は動作制御ライン接地用NMOS
トランジスタ35と45を介して接地電位に固定される。
【0032】次に、パルスΦRをローレベルに切り替え
る。このとき、ゲート・ソース間オーバーラップ容量36
と46によって、リセット信号保持ライン37と47の電圧は
VDD−VTを保持したままとなるため、第1と第2の
動作制御ライン17と27は引き続き動作制御ライン接地用
NMOSトランジスタ35と45を介して接地電位に固定さ
れる。次いで、垂直シフトレジスタ1の第1の出力ライ
ン2にハイレベルが垂直シフトレジスタの第2の出力ラ
イン3にローレベルが現れた後、信号取り込み制御パル
ス入力端子11に印加するパルスΦMをハイレベルにする
ことで、第1のブートライン16はVDD−VTの電圧と
なり、第2のブートライン26は接地電位となる。
【0033】ここで、垂直シフトレジスタの第1の出力
ライン2にハイレベルが現れるため、フローティング用
NMOSトランジスタ34を介してリセット信号保持ライ
ン37は接地電位となり、第1の動作制御ライン17のみが
フローティング状態となる。このとき、垂直シフトレジ
スタの第2の出力ライン3はローレベルのため、フロー
ティング用NMOSトランジスタ44は非導通状態のまま
であり、第2の動作制御ライン27は動作制御ライン接地
用NMOSトランジスタ45を介して接地電位に固定し続
ける。
【0034】その後、パルスΦMをローレベルに切り替
え、バッファパルス端子12に印加するパルスΦBをハイ
レベルとすると、バッファ用NMOSトランジスタ14と
ブートストラップ容量15により引き起こされるブートス
トラップ効果のために、第1のブートライン16はVDD
より十分高い電圧となり、第1の動作制御ライン17にパ
ルスΦBのハイレベルがそのまま印加され、いわゆる選
択動作制御ラインとなる。
【0035】なお、第2のブートライン26が接地電位で
あったため、バッファ用NMOSトランジスタ24とブー
トストラップ容量25でのブートストラップ効果は発生し
ない。したがって、第2の動作制御ライン27は動作制御
ライン接地用NMOSトランジスタ45を介して接地電位に固
定され、いわゆる非選択動作制御ラインとなる。このた
め、PD選択スイッチ用NMOSトランジスタ54のみ導
通状態となり、フォトダイオード53の信号を垂直信号ラ
イン51から読み出す。
【0036】最後に、パルスΦBをローレベル切替え、
垂直シフトレジスタの第1の出力ライン2もローレベル
になった後、パルスΦRを再びハイレベルとし、リセッ
ト信号保持ライン37と47の電圧をVDD接続用NMOS
トランジスタ33と43を介してVDD−VTとすること
で、第1と第2の動作制御ライン17と27は動作制御ライ
ン接地用NMOSトランジスタ35と45を介して接地電位
に固定する。以下、垂直シフトレジスタ1の出力タイミ
ングに合わせて同様の動作を行い、光電変換部ブロック
50の信号を垂直ライン毎に順次読み出す。
【0037】このように、スイッチ回路30を用いてすべ
ての動作制御ラインをあらかじめ接地させた後、垂直シ
フトレジスタの出力ライン2で選択された動作制御ライ
ン17のみをフローティング状態とし、バッファパルス入
力端子12より制御信号を入力するため、非選択動作制御
ライン27は接地電位に固定されており、選択動作制御ラ
イン17などからのクロストークの影響を抑圧できる。加
えて、VDD接続用NMOSトランジスタ33とフローテ
ィング用NMOSトランジスタ34の導通タイミングがず
れているために、電源端子32から接地電位への定常的な
電流は流れない。更に、スイッチ回路ブロック30はNM
OSトランジスタのみで構成できるため、製造プロセス
の追加は不要となる。
【0038】(第2の実施の形態)図2は、本発明に係
る固体撮像装置に関する第2の実施の形態を示す回路構
成図である。この実施の形態は、図1の(A)に示した
第1の実施の形態におけるVDD接続用NMOSトラン
ジスタ33と43をドレイン・ゲート接続とし、電源端子32
を削減したもので、第1の実施の形態と対応する構成要
素には同一の符号を付して示している。動作説明用のタ
イミングチャートは、図1の(B)に示したものと同じ
である。
【0039】次に、第2の実施の形態の動作を説明す
る。図1の(B)のタイミングチャートに示すように、
あらかじめリセットパルス端子31に印加するパルスΦR
をハイレベルとすることで、リセット信号保持ライン37
と47の電圧は、ドレイン・ゲート接続のVDD接続用N
MOSトランジスタ33と43を介してVDD−VTとな
り、第1と第2の動作制御ライン17と27は動作制御ライ
ン接地用NMOSトランジスタ35と45を介して接地電位
に固定される。
【0040】次に、パルスΦRをローレベルに切り替え
る。このとき、ドレイン・ゲート接続のVDD接続用N
MOSトランジスタ33と43は単なる非導通のスイッチ素
子と見なせるので、ゲート・ソース間オーバーラップ容
量36と46によって、リセット信号保持ライン37と47の電
圧はVDD−VTを保持したままとなり、引き続き第1
と第2の動作制御ライン17と27は、動作制御ライン接地
用NMOSトランジスタ35と45を介して接地電位に固定
される。その後の動作は、第1の実施の形態と同じであ
るので省略する。
【0041】このように、ドレイン・ゲート接続のVD
D接続用NMOSトランジスタ33と43を含むスイッチ回
路ブロック30を用いて、全ての動作制御ラインをあらか
じめ接地させた後、垂直シフトレジスタ1の出力ライン
2で選択された動作制御ライン17のみをフローティング
状態とし、バッファパルス入力端子12より制御信号を入
力するため、非選択動作制御ライン27は接地電位に固定
されており、選択動作制御ライン17などからのクロスト
ークの影響を抑圧できる。加えて、VDD接続用NMO
Sトランジスタ33とフローティング用NMOSトランジ
スタ34の導通タイミングがずれているために、リセット
パルス端子31から接地電位への電流は流れない。更に、
スイッチ回路ブロック30はNMOSトランジスタのみで
構成できるため、製造プロセスの追加は不要となる。ま
た、第1の実施の形態における電源端子32が削減可能と
なるので、センサのチップ内配線数を削減できチップ面
積の削減や端子数の削減が可能となる。
【0042】(第3の実施の形態)図3の(A)は、本
発明に係る固体撮像装置に関する第3の実施の形態を示
す回路構成図である。この実施の形態は、図2に示した
第2の実施の形態において、第2の垂直シフトレジスタ
4と第2の垂直バッファ回路ブロック70とスイッチ回路
ブロック30を構成する新たなフローティング用NMOS
トランジスタ38を追加し、複数の垂直シフトレジスタに
対応させるようにしたものである。
【0043】図3の(B)は、図3の(A)に示した第
3の実施の形態に係る固体撮像装置の概略動作を説明す
るためのタイミングチャートである。図3の(B)のタ
イミングチャートに示すように、あらかじめリセットパ
ルス入力端子31に印加するパルスΦRをハイレベルとす
ることで、リセット信号保持ライン37の電圧は、ドレイ
ン・ゲート接続のVDD接続用NMOSトランジスタ33
を介してVDD−VTとなり、動作制御ライン17は動作
制御ライン接地用NMOSトランジスタ35を介して接地
電位に固定される。
【0044】次に、リセットパルスΦRをローレベルに
切り替える。このとき、ゲート・ソース間オーバーラッ
プ容量36によって、リセット信号保持ライン37の電圧は
VDD−VTを保持したままとなり、引き続き動作制御
ライン17は動作制御ライン接地用NMOSトランジスタ
35を介して接地電位に固定される。次いで、第1の垂直
シフトレジスタ出力ライン2あるいは第2の垂直シフト
レジスタ出力ライン5にハイレベルが現れた後、第1と
第2の信号取り込み制御パルス入力端子11と71に印加す
るパルスΦM1とΦM2をハイレベルにする。これによ
り、第1のブートライン16あるいは第2のブートライン
76がVDD−VTの電圧となる。
【0045】このとき、リセット信号保持ライン37は、
第1の垂直シフトレジスタ出力ライン2あるいは第2の
垂直シフトレジスタ出力ライン5のどちらかがハイレベ
ルの場合に、フローティング用NMOSトランジスタ34
あるいは38を介して接地電位に固定され、動作制御ライ
ン17はフローティング状態となる。その後、パルスΦM
1とΦM2をローレベルに切り替え、第1と第2のバッ
ファパルス入力端子12と72に印加するパルスΦB1とΦ
B2をハイレベルとする。すると、第1の垂直シフトレ
ジスタ出力ライン2がハイレベルの場合には第1のバッ
ファパルス入力端子12の印加電圧が、第2の垂直シフト
レジスタ出力ライン5がハイレベルの場合には第2のバ
ッファパルス入力端子72の印加電圧が、それぞれ動作制
御ライン17に現れる。その他の動作は、第1の実施の形
態と同じであるので省略する。このように、第2の垂直
バッファ回路ブロックと、それに対応させてフローティ
ング用NMOSトランジスタを追加することで、複数の
垂直シフトレジスタ出力を反映させて動作制御ラインを
駆動することができる。
【0046】例えば、第1の垂直シフトレジスタ1と第
2の垂直シフトレジスタ4の動作タイミングが異なって
いる場合は、フォトダイオード53の出力信号読み出しタ
イミングを、どちらの垂直シフトレジスタ出力に同期さ
せるかで、異なる読み出し方法ができる。例えば、第1
の垂直シフトレジスタ1は全ての行に対して順番に行選
択を行い、第2の垂直シフトレジスタ4は1行飛ばしで
行選択するものとする。このときフォトダイオード53の
出力信号読み出しタイミングを、第1の垂直シフトレジ
スタ1の出力に同期させれば、全ての行の信号を読み出
す動作となり、第2の垂直シフトレジスタ4の出力に同
期させれば、1行飛ばしの信号を読み出すスキップ読み
出し動作となる。また、第2の垂直シフトレジスタ4が
一部の行のみを選択するものとすると、フォトダイオー
ド53の出力信号読み出しタイミングを、第2の垂直シフ
トレジスタ4の出力に同期させれば、特定行の信号を読
み出すブロック読み出し動作となる。このように、複数
の垂直シフトレジスタに異なる動作タイミング/機能を
割り付けておき、フォトダイオードの読み出しタイミン
グを、どの垂直シフトレジスタ出力と同期させるかを選
択することで、読み出し方法を変更することができる。
【0047】また、第3の実施の形態を用いることによ
り電子シャッターを実現することができる。すなわち、
第1のバッファパルス入力端子12に印加するパルスΦB
1によって、フォトダイオード53の出力信号を読み出す
場合を仮定する。第2の垂直シフトレジスタ4の出力ラ
イン5がH期間のとき、第2のバッファパルス入力端子
72に印加するパルスΦB2に対応して、動作制御ライン
17にH期間が現れる。このとき、フォトダイオード53の
信号は出力信号として取り出されず、フォトダイオード
53のリセット動作が行われる。動作制御ライン17がL期
間となった後、フォトダイオード53には入射光による信
号の蓄積が行われる。その後、第1の垂直シフトレジス
タ1の出力ライン2がH期間のとき、第1のバッファパ
ルス入力端子12に印加するパルスΦB1に対応して、動
作制御ライン17にH期間が現れ、フォトダイオード53に
蓄積された信号を読み出す。つまり、第2の垂直シフト
レジスタ4と第1の垂直シフトレジスタ1の出力ライン
5及び2のパルス間隔が、フォトダイオード53の信号蓄
積時間となる。したがって、第2の垂直シフトレジスタ
4と第1の垂直シフトレジスタ1の出力ライン5及び2
のパルス間隔を変えることで、フォトダイオード53の信
号蓄積時間を変更することができるため、いわゆる電子
シャッター動作が可能となる。
【0048】(第4の実施の形態)図4は、本発明に係
る固体撮像装置に関する第4の実施の形態を示す回路構
成図である。この実施の形態は、図2に示した第2の実
施の形態において、第2の垂直バッファ回路ブロック80
と第2のスイッチ回路ブロック90を追加し、PD信号読
み出し時に複数の動作制御ライン17と87を必要とする増
幅型MOSセンサ100 に対応させるようにしたものであ
る。
【0049】図5は、図4に示した第4の実施の形態に
係る固体撮像装置の概略動作を説明するタイミングチャ
ートである。図5のタイミングチャートに示すように、
あらかじめ第1と第2のリセットパルス入力端子31と91
に印加するパルスΦR1とΦR2をハイレベルとするこ
とで、第1と第2のリセット信号保持ライン37と97の電
圧は、第1と第2のドレイン・ゲート接続のVDD接続
用NMOSトランジスタ33と93を介してVDD−VTと
なり、第1と第2の動作制御ライン17と87は、第1と第
2動作制御ライン接地用NMOSトランジスタ35と95を
介して接地電位に固定される。
【0050】次に、パルスΦR1とΦR2をローレベル
に切り替える。このとき、第1と第2のゲート・ソース
間オーバーラップ容量36と96によって、第1と第2のリ
セット信号保持ライン37と97の電圧はVDD−VTを保
持したままとなり、引き続き第1と第2の動作制御ライ
ン17と87は、第1と第2の動作制御ライン接地用NMO
Sトランジスタ35と95を介して接地電位に固定される。
次いで、垂直シフトレジスタの出力ライン2にハイレベ
ルが現れた後、第1と第2の信号取り込み制御パルス入
力端子11と81に印加するパルスΦM1とΦM2をハイレ
ベルにする。これにより、第1と第2のブートライン16
と86がVDD−VTの電圧となる。
【0051】このとき、第1と第2のリセット信号保持
ライン37と97は、垂直シフトレジスタ出力ライン2がハ
イレベルの場合に第1と第2のフローティング用NMO
Sトランジスタ34と94を介して接地電位に固定され、第
1と第2の動作制御ライン17と87はフローティング状態
となる。その後、パルスΦM1とΦM2をローレベルに
切り替え、第1と第2のバッファパルス入力端子12と82
に印加するパルスΦB1とΦB2をハイレベルとする
と、第1の動作制御ライン17には第1のバッファパルス
入力端子12の印加電圧が、第2の動作制御ライン87には
第2 のバッファパルス入力端子82の印加電圧がそれぞれ
現れる。その他の動作は、第1の実施の形態と同じであ
るので省略する。
【0052】ここで、第1の動作制御ライン17がハイレ
ベルになると、フォトダイオード106 がNMOSトラン
ジスタ103 を介して電源端子102 に接続され、いわゆる
PDリセット動作となる。一方、第2の動作制御ライン
87がハイレベルになると、NMOSトランジスタ105 を
導通状態とし、増幅用NMOSトランジスタ104 のソー
スを垂直信号ライン101 に接続され、いわゆるPD選択
動作となる。このように、複数の垂直バッファ回路ブロ
ックと複数のスイッチ回路ブロックを追加することで、
タイミングの異なる複数の駆動パルスが必要な光電変換
部にも対応することができる。
【0053】なお、本発明の回路構成及び駆動方式の変
更は、請求項の記載を逸脱しない範囲で広く行うことが
できる。例えば、図6に示すように、スイッチ回路ブロ
ックにおいてゲート・ソース間オーバーラップ容量36に
並列容量39を追加することで、リセット信号保持ライン
37の電圧保持特性を向上させることができる。また、光
電変換部の構成要素及び駆動方法が変わった場合も、ス
イッチ回路の構成及び駆動方法を変更することで対応可
能である。更に、以上説明した実施の形態では、NMO
Sトランジスタで構成されているが、PMOSトランジ
スタで構成する場合でも、パルスの極性を逆にすること
により同様に対応可能である。
【0054】
【発明の効果】以上実施の形態に基づいて説明したよう
に、請求項1に係る発明によれば、非選択である動作制
御ラインが接地電位に固定されているため、光電変換部
の選択読み出し時におけるクロストークの影響を抑圧す
ることができる。請求項2に係る発明によれば、非選択
である動作制御ラインが接地電位に固定されているた
め、クロストークの影響を抑圧できると共に、消費電流
の増加や製造プロセスの追加を伴わないため、コストの
上昇を抑えることができる。請求項3に係る発明によれ
ば、非選択である動作制御ラインが接地電位に固定され
ているため、クロストークの影響を抑圧できると共に、
消費電流の増加や製造プロセスの追加を伴わないため、
コストの上昇を抑えられ、またチップ内配線数を削減で
きるためチップ面積の削減や端子数の削減が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る固体撮像装置の第1の実施の形態
を示す回路構成図及びその動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す回路構成図で
ある。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す回路構成図及
びその動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示す回路構成図で
ある。
【図5】図4に示した第4の実施の形態に係る固体撮像
装置の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図6】本発明の各実施の形態におけるスイッチ回路ブ
ロックの構成の変形例を示す回路構成図である。
【図7】従来の固体撮像装置の構成例を示す回路構成図
及びその動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図8】従来の固体撮像装置の他の構成例を示す回路構
成図及びその動作を説明するためのタイミングチャート
である。
【図9】図8に示した従来例におけるインバータ回路の
構成例を示す回路構成図である。
【符号の説明】
1 垂直シフトレジスタ 2 シフトレジスタ第1出力ライン 3 シフトレジスタ第2出力ライン 4 第2の垂直シフトレジスタ 5 第2の垂直シフトレジスタ出力ライン 10 垂直バッファ回路ブロック 11 信号取り込み制御パルス入力端子 12 バッファパルス入力端子 13,23,73,83 スイッチ用NMOSトランジスタ 14,24,74,84 バッファ用NMOSトランジスタ 15,25,75,85 ブートストラップ容量 16 第1のブートライン 17 第1の動作制御ライン 26,76,86 第2のブートライン 27,87 第2の動作制御ライン 30 スイッチ回路ブロック 31 リセットパルス入力端子 32 電源端子 33,43,93 VDD接続用NMOSトランジスタ 34,38,44,94 フローティング用NMOSトランジス
タ 35,45,95 動作制御ライン接地用MOSトランジスタ 36,46,96 ゲート・ソース用オーバーラップ容量 37,47 リセット信号保持ライン 50 光電変換ブロック 51 垂直信号ライン 53,63 フォトダイオード 54,64 PD選択スイッチ用NMOSトランジスタ 70,80 第2の垂直バッファ回路ブロック 71,81 第2の信号取り込み制御パルス入力端子 72,82 第2のバッファパルス入力端子 90 第2のスイッチ回路ブロック 91 第2のリセットパルス入力端子 100 増幅型MOSセンサ 101 垂直信号ライン 102 電源端子 103 NMOSトランジスタ 104 増幅用NMOSトランジスタ 105 NMOSトランジスタ 106 フォトダイオード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作制御ラインによって所定の光電変換
    部が選択されるようにした複数の光電変換部と、前記複
    数の光電変換部から、所定の光電変換部を選択するため
    の出力パルスを出力する走査回路と、前記出力パルスを
    入力信号として、ブートストラップ効果を用い、所定の
    光電変換部に対応する動作制御ラインを駆動するバッフ
    ァ回路と、前記走査回路からの出力パルスに応じて、前
    記動作制御ラインを接地電位とフローティング状態に切
    り替え可能なスイッチ手段と、前記スイッチ手段を用い
    て全ての動作制御ラインをあらかじめ接地させ、前記走
    査回路からの出力パルスにより選択された光電変換部に
    対応する動作制御ラインのみをフローティング状態と
    し、その後バッファ回路の出力信号を用いて前記光電変
    換部にて生成された信号を出力させる制御手段とを備え
    ていることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ手段は、ドレインが電源に
    接続され、ゲートが第1の共通ラインに接続された第1
    のMOS型電界効果トランジスタと、ドレインが前記第
    1のMOS型電界効果トランジスタのソースに接続さ
    れ、ゲートが前記走査回路の出力に接続され、ソースが
    接地されている第2のMOS型電界効果トランジスタ
    と、ドレインが前記動作制御ラインに接続され、ゲート
    が前記第2のMOS型電界効果トランジスタのドレイン
    に接続され、ソースが接地されている第3のMOS型電
    界効果トランジスタから構成され、前記制御手段は、あ
    らかじめ、前記第1の共通ラインに接地用パルスを印加
    し、前記第1のMOS型電界効果トランジスタを介して
    前記第3のMOS型電界効果トランジスタを導通状態と
    し、前記第1の共通ラインへの接地用パルスの印加終了
    後に、前記走査回路の出力を前記第2のMOS型電界効
    果トランジスタのゲートに印加するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に係る固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ手段は、ドレインとゲート
    が第1の共通ラインに接続された第1のMOS型電界効
    果トランジスタと、ドレインが前記第1のMOS型電界
    効果トランジスタのソースに接続され、ゲートが走査回
    路の出力に接続され、ソースが接地されている第2のM
    OS型電界効果トランジスタと、ドレインが前記動作制
    御ラインに接続され、ゲートが前記第2のMOS型電界
    効果トランジスタのドレインに接続され、ソースが接地
    されている第3のMOS型電界効果トランジスタから構
    成され、前記制御手段は、あらかじめ前記第1の共通ラ
    インに接地用パルスを印加し、前記第1のMOS型電界
    効果トランジスタを介して前記第3のMOS型電界効果
    トランジスタを導通状態とし、前記第1の共通ラインへ
    の接地用パルスの印加終了後に、前記走査回路の出力を
    前記第2のMOS型電界効果トランジスタのゲートに印
    加するように構成されていることを特徴とする請求項1
    に係る固体撮像装置。
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