JPH09312175A - 太陽電池モジュールの端子ボックス - Google Patents

太陽電池モジュールの端子ボックス

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JPH09312175A
JPH09312175A JP9011342A JP1134297A JPH09312175A JP H09312175 A JPH09312175 A JP H09312175A JP 9011342 A JP9011342 A JP 9011342A JP 1134297 A JP1134297 A JP 1134297A JP H09312175 A JPH09312175 A JP H09312175A
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眞行 小倉
Shinichi Nakajima
紳一 中島
Shigeteru Nishikawa
茂輝 西川
Nobuyuki Morioka
宣行 森岡
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    • H02S40/00Components or accessories in combination with PV modules, not provided for in groups H02S10/00 - H02S30/00
    • H02S40/30Electrical components
    • H02S40/34Electrical components comprising specially adapted electrical connection means to be structurally associated with the PV module, e.g. junction boxes
    • H02S40/345Electrical components comprising specially adapted electrical connection means to be structurally associated with the PV module, e.g. junction boxes with cooling means associated with the electrical connection means, e.g. cooling means associated with or applied to the junction box
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】内部における配線作業および太陽電池本体部に
対する取付作業が容易である端子ボックスを提供する。 【解決手段】太陽電池モジュールにおける太陽電池本体
部の裏面に、保護ケース21が配置されており、この保
護ケース21内に、太陽電池本体部のインターコネクタ
における複数の出力リードフレーム22が内部に挿入さ
れている。保護ケース21内では、コネクタにおけるソ
ケット23の導体部23aが各出力リードフレーム22
と電気的に接続されており、ソケット23は、太陽電池
本体部を取り囲む枠体12の枠材12aの側面に設けら
れた開口部に連通している。ソケット23には、隣接す
る太陽電池本体部同士を電気的に接続する出力ケーブル
31に取り付けられたコネクタのプラグ32が挿入され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋の屋根等に設
置される太陽電池モジュールにおいて、太陽電池本体部
の出力を取り出すようにその太陽電池本体部に取り付け
られる端子ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】太陽光を受光して電気を発生させる太陽
電池モジュールの一例を図15〜図17に示す。この太
陽電池モジュール60は、長方形の平板状をした太陽電
池セル本体61を有している。この太陽電池セル本体6
1は、マトリックス状に配置された複数の太陽電池セル
を、インターコネクタ等によって、電気的に直列または
並列に接続されたスーパーストレート構造になってい
る。この太陽電池セル本体61の表面側には、図16お
よび図17に示すように、透明樹脂によって薄い平板状
に構成された充填材62を介して、白色強化ガラス板6
3が積層されている。また、太陽電池セル本体61の裏
面側にも、透明樹脂によって薄い平板状に構成された充
填材64を介して、耐候性フィルム65が積層されてい
る。そして、太陽電池セル本体61が、白色強化ガラス
板63と、耐候性フィルム65とによって、各充填材6
2および64をそれぞれ介して挟持されて、全体として
平板状の太陽電池本体部66が構成されている。
【0003】このような太陽電池本体部66は、枠体6
7によって取り囲まれた状態になっている。各枠体67
は、長手方向に沿った長辺側の枠材67aおよび幅方向
に沿った短辺側の枠材67aに、各側縁部をそれぞれ、
緩衝材67c(図16参照)を介して嵌合されている。
枠体67の各枠材67aは、アルマイト処理およびクリ
ア塗装等が施されたアルミニウムの押し出し成形によっ
て、それぞれ構成されている。図15に示すように、隣
接する枠材67a同士は、ネジ67bによって連結され
ており、また、各長辺側の枠材67aには、架台に固定
するための複数のネジ孔67dが設けられている。
【0004】図15に示すように、太陽電池本体部66
の一方の端部の裏面には、端子ボックス70が設けられ
ており、この端子ボックス70には、太陽電池セル本体
61の電気出力を取り出すための一対の出力ケーブル6
8が接続されている。各出力ケーブル68の先端部に
は、防水コネクタのプラグ68aおよび防水コネクタの
ソケット68bがそれぞれ設けられている。
【0005】このような太陽電池モジュール60は、例
えば、図18に示すように、家屋の屋根に配置された架
台に対して、多数が縦方向および横方向に隣接した状態
で取り付けられる。そして、縦方向に並んだ各太陽電池
モジュール60は、電気的に接続されて系統化されてお
り、端部に位置する太陽電池モジュール60の一方の出
力ケーブル68が、アレイ出力ケーブル78に接続され
ている。
【0006】隣接する太陽電池モジュール60同士は、
それぞれの一方の出力ケーブル68同士を接続すること
によって電気的に接続される。図19(a)は、出力ケ
ーブル68同士を接続するコネクタの側面図である。一
方の太陽電池モジュール60の出力ケーブル68におけ
る防水コネクタのプラグ68aは、他方の太陽電池モジ
ュール60における出力ケーブル68の端部に設けられ
た防水コネクタのソケット68bに挿入される。そし
て、図19(b)に示すように、防水コネクタのプラグ
68aおよびソケット68bのいずれか一方を回動させ
てロックすることにより、コネクタは接合状態になる。
【0007】端子ボックス70から延出する出力ケーブ
ル68は、太陽電池モジュール60の表面側に引き出さ
れて、図20に示すように、隣接する太陽電池モジュー
ル60に設けられた端子ボックス70から延出する各出
力ケーブル68と、防水コネクタのプラグ68aおよび
ソケット68b同士が接続された状態で、両太陽電池モ
ジュール60の間の空間内に収容されるようになってい
る。
【0008】図21は、太陽電池モジュール60を、家
屋の屋根に取り付けた状態を示す概略図である。各太陽
電池モジュール60は、家屋の屋根に配置された架台7
3に、縦方向および横方向に並べられて、マトリクス状
に取り付けられている。架台73に取り付けられた各太
陽電池モジュール60の出力は、アレイ出力ケーブル7
8によって、接続箱74に供給され、さらに、接続箱7
4からインバーター75に供給されている。インバータ
ー75は、各太陽電池モジュール60にて発電された直
流電力を交流電力に変換している。インバーター75に
よって変換された交流電力は、屋内配電盤76から、2
台の電力量計を有する計測部77に供給されており、計
測部77の一方の電力量計を介して、家庭内に供給され
るとともに、余剰の電力が、計測部77の他方の電力量
計を介して、商用電力として外部に供給される。
【0009】図22は、太陽電池本体部66の裏面に設
けられる端子ボックス70の平面図である。この端子ボ
ックス70は、保護ケース71を有しており、保護ケー
ス71内に、太陽電池本体部66に設けられたインター
コネクタの一対の出力リードフレーム69が挿入されて
いる。保護ケース71内の一方の側縁部には端子台75
が設けられており、保護ケース71の内部に挿入された
各出力リードフレーム69は、端子台75の上面に設け
られた一対の中継板76に、それぞれ、電気的に接続さ
れている。各中継板76は、保護ケース71の中央部に
ネジ止めされたビス72に、各中継線77を介して、そ
れぞれ、電気的に接続されている。
【0010】保護ケース71内には、隣接する太陽電池
モジュール60の太陽電池本体部66と電気的に接続さ
れた一対の出力ケーブル68の先端部が、それぞれ挿入
されており、各出力ケーブル68の先端部が、保護ケー
ス71の中央部に設けられた各ビス72にそれぞれ電気
的に接続されている。各出力ケーブル68は、サドル金
具73によって保護ケース71内に固定されている。各
ビス72には、バイパスダイオード74の各端子がそれ
ぞれ電気的に接続されている。
【0011】図23は、従来の端子ボックスの他の例を
示す斜視図である。この端子ボックス80は、保護ケー
ス81の底面部81aに、中継板82が取り付けられて
おり、その中継板82を覆うように、端子台83が、保
護ケース81の底面部81aにビス止めされている。端
子台83の上面には、ビスによって構成された多数の端
子86が設けられている。中継板82には、太陽電池本
体部66に設けられたインターコネクタの出力リードフ
レームが接続される一対の導体84が設けられており、
各導体84が、中継線85を介して、端子台83に設け
られた所定の端子86に電気的に接続されている。
【0012】このような端子ボックス80は、太陽電池
モジュール60の太陽電池本体部66に取り付けられ
て、そのインターコネクタの各出力リードフレームが、
中継板82に設けられた各導体84に、それぞれ、半田
付け等によって電気的に接続されるとともに、隣接する
太陽電池モジュールの太陽電池本体部と電気的に接続さ
れる出力ケーブルが、端子台83における所定の端子8
6と、それぞれ、電気的に接続される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図22に示す端子ボッ
クス70では、保護ケース71に取り付けられる各ビス
72に対して、各出力リードフレーム69と各出力ケー
ブル68とを、バイパスダイオード74の各端子にそれ
ぞれ接続しなければならず、その接続作業が煩わしいと
いう問題がある。また、保護ケース71内に挿入される
各出力ケーブル68の端部を、サドル金具73によって
保護ケース71内に固定する必要もあり、そのための作
業も煩わしい。さらに、保護ケース71内には、出力リ
ードフレーム69、バイパスダイオード74、各ビス7
2、各中継線77、サドル金具73等が配置されて複雑
な構造になっている。
【0014】また、図20に示すように、隣接する太陽
電池モジュール60の各出力ケーブル68の防水コネク
タにおけるプラグ68aとソケット68bとを、太陽電
池モジュール60の表面側に引き出して、接続処理した
後に、各太陽電池モジュール60の間の空間内に収容し
なければならず、そのための作業も必要である。
【0015】図23に示す端子ボックス80でも、中継
板82の各導体84と端子台83の各端子86とを中継
線85にて接続しなければならず、また、保護ケース8
1とは別体に構成された端子台83を保護ケース81内
に取り付ける作業も必要であり、煩雑な作業が必要であ
る。
【0016】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、内部における配線作業、太陽電池
本体部に対する取付作業等が容易であり、また、隣接す
る太陽電池モジュールに対して容易に電気的に接続し得
る太陽電池モジュールの端子ボックスを提供することに
ある。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の太陽電
池モジュールの端子ボックスは、複数の太陽電池セルに
よって平板状に構成された太陽電池本体部の周縁部が枠
体によって取り囲まれて構成された太陽電池モジュール
において、太陽電池本体部の出力を取り出すように太陽
電池本体部に取り付けられた端子ボックスであって、前
記太陽電池本体部のインターコネクタにおける複数の出
力リードフレームが内部に挿入されるように太陽電池本
体部の裏面に配置された保護ケースと、隣接する太陽電
池本体部同士を電気的に接続する出力ケーブルに取り付
けられたコネクタのプラグが挿入されるように枠体に設
けられた開口部に連通しており、そのプラグと電気的に
接続されるように、各出力リードフレームと電気的に接
続された状態で前記保護ケース内に設けられたコネクタ
のソケットと、を具備することを特徴とする。
【0018】請求項2に記載の太陽電池モジュールの端
子ボックスは、複数の太陽電池セルによって平板状に構
成された太陽電池本体部の出力を取り出すように太陽電
池本体部に取り付けられた太陽電池モジュールの端子ボ
ックスであって、前記太陽電池本体部のインターコネク
タにおける複数の出力リードフレームが内部に挿入され
るように太陽電池本体部の裏面に配置された保護ケース
と、各出力リードフレームと電気的に接続される第1接
続部分、および、隣接する太陽電池本体部同士を電気的
に接続する出力ケーブルに電気的に接続された第2接続
部分とをそれぞれ有しており、前記保護ケース内にそれ
ぞれ取り付けられた一対の平板状の接続金具と、を具備
することを特徴とする。
【0019】請求項3に記載の太陽電池モジュールの端
子ボックスは、前記接続金具は、第1接続部分と第2接
続部分との間に、伸縮可能になったストレスリリーフが
設けられている。
【0020】請求項4に記載の太陽電池モジュールの端
子ボックスは、前記接続金具には、1または複数の接続
部分が、さらに設けられている。
【0021】請求項5に記載の太陽電池モジュールの端
子ボックスは、複数の太陽電池セルによって平板状に構
成された太陽電池本体部の出力を取り出すように太陽電
池本体部に取り付けられた太陽電池モジュールの端子ボ
ックスであって、前記太陽電池本体部のインターコネク
タにおける複数の出力リードフレームが内部に挿入され
るように太陽電池本体部の裏面に配置された保護ケース
と、各出力リードフレームとそれぞれ電気的に接続され
るように、前記保護ケース内に取り付けられた一対の平
板状の接続金具と、隣接する太陽電池本体部同士を電気
的に接続するように一方の端部にコネクタのソケットが
設けられて、他方の端部が前記保護ケース内にて一方の
接続金具に電気的に接続された出力ケーブルと、出力ケ
ーブルの端部に設けられたコネクタのソケットが挿入さ
れるように前記保護ケースに設けられた挿入孔と、前記
出力ケーブルの端部に設けられたコネクタのソケットと
電気的に接続されるように、その挿入孔内に、前記接続
金具の他方と電気的に接続された状態で設けられたコネ
クタのプラグと、を具備することを特徴とする。
【0022】請求項6に記載の太陽電池モジュールの端
子ボックスは、複数の太陽電池セルによって平板状に構
成された太陽電池本体部の出力を取り出すように太陽電
池本体部に取り付けられた太陽電池モジュールの端子ボ
ックスであって、前記太陽電池本体部のインターコネク
タにおける複数の出力リードフレームが内部に挿入され
るように太陽電池本体部の裏面に配置された保護ケース
と、この保護ケース内に、保護ケースと一体に成形され
た端子台と、各出力リードフレームとそれぞれ電気的に
接続されるように、かつ、隣接する太陽電池本体部同士
を電気的に接続する出力ケーブルと電気的に接続される
ように、この端子台にそれぞれ取り付けられた端子板
と、を具備することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明の端子ボックスを有する太
陽電池モジュールの一例を示す概略平面図である。この
太陽電池モジュール10は、長方形の平板状をした太陽
電池本体部11と、この太陽電池本体部11の各側縁部
に嵌合されて周縁部を取り囲む枠体12とを有してい
る。太陽電池本体部11は、マトリックス状に配置され
た複数の太陽電池セルを、インターコネクタ等によっ
て、電気的に直列または並列に接続されたスーパースト
レート構造になった太陽電池セル本体を有しており、そ
の太陽電池セル本体の表面側には、従来の太陽電池モジ
ュールと同様に、透明樹脂によって薄い平板状に構成さ
れた充填材を介して、白色強化ガラス板が積層されてい
る。また、太陽電池セル本体の裏面側にも、透明樹脂に
よって薄い平板状に構成された充填材を介して、耐候性
フィルムが積層されている。そして、太陽電池セル本体
は、白色強化ガラス板と、耐候性フィルムとによって、
各充填材をそれぞれ介して挟持されて、全体として平板
状の太陽電池本体部11が構成されている。
【0025】枠体12は、例えば、アルマイト処理およ
びクリア塗装が施されたアルミニウムの押し出し成形品
によって構成された4つの枠材12aを有しており、各
枠材12aが、太陽電池本体部11の各側縁部に緩衝材
を介して嵌合されている。
【0026】太陽電池本体部11の一方の端部の裏面に
は、本発明の端子ボックス20が設けられている。図2
は、この端子ボックス20の内部構造を示す平面図であ
る。端子ボックス20は、中空の直方体状をした保護ケ
ース21を有している。保護ケース21は、太陽電池本
体部11の幅方向に沿った側縁部に設けられた枠材12
aに取り付けられている。保護ケース21は、太陽電池
本体部11の裏面に対向する正方形状の底面部21a
と、その底面部21aの周縁部から立ち上げられた周面
部21bとによって構成されている。底面部21aに
は、一対の開口部21cが設けられており、太陽電池本
体部11の各太陽電池セルからの出力を取り出すための
インターコネクタにおける一対の出力リードフレーム2
2が、各開口部21cを挿通して、保護ケース21の内
部に挿入されている。
【0027】各出力リードフレーム22には、コネクタ
を構成するソケット23の導体部23aが、それぞれ、
半田によって接続されている。各ソケット23は、端子
ボックス20が取り付けられた枠材12aを幅方向に貫
通するように取り付けられており、枠材12aの外側面
に設けられた開口部と連通するように、保護ケース21
の周面部21bに設けられた貫通孔21dをそれぞれ挿
通している。各出力リードフレーム22の間には、バイ
パスダイオード24が設けられており、このバイパスダ
イオード24の各端子に、各ソケット23の導体部23
aが、それぞれ半田付けによって接続されており、バイ
パスダイオード24と各ソケット23の導体部23aと
が直接、電気的に接続された状態になっている。
【0028】太陽電池モジュール10は、縦方向および
横方向に並べられた状態で、家屋の屋根等に取り付けら
れるようになっており、隣接する太陽電池モジュール1
0同士が、出力ケーブル31によって、相互に電気的に
接続される。隣接する太陽電池モジュール10同士を電
気的に接続するために使用される出力ケーブル31は、
各端部にプラグ32がそれぞれ設けられており、各プラ
グ32が、枠材12aに設けられた各ソケット23に挿
入される。各出力ケーブル31の長さは、隣接する太陽
電池モジュール10にそれぞれ設けられた各端子ボック
ス20における相互に近接した側に位置する一方のソケ
ット23間の距離に対して、若干長く設定されている。
そして、隣接する太陽電池モジュール10の各ソケット
23に、出力ケーブル31の各端部に設けられたプラグ
32がそれぞれ挿入されることにより、隣接する太陽電
池モジュール10同士が電気的に接続される。
【0029】このように、各出力リードフレーム22
と、各ソケット23の導体部23aとを直接電気的に接
続することにより、保護ケース21の内部の構成が著し
く簡略化され、配線作業も容易になる。しかも、出力ケ
ーブル31と端子ボックス20との接続作業も、出力ケ
ーブル31に設けられたプラグ32をソケット23内に
挿入すればよく、その接続作業は、きわめて容易であ
る。また、隣接する太陽電池モジュール10における各
太陽電池本体部11同士も、枠体12の枠材12aに沿
った出力ケーブル31によって接続されることになり、
出力ケーブル31の取り扱いも容易である。
【0030】図3は、本発明の端子ボックス20の他の
例を示す平面図である。この端子ボックス20は、保護
ケース21の周面部21bに設けられた一対の貫通孔2
1d内を、出力ケーブル33がそれぞれ挿通している。
各出力ケーブル33の端部は、保護ケース21内に直接
挿入されており、各出力ケーブル33の端部は、保護ケ
ース21の底面部21aにネジ止めされたサドル金具2
6によって固定されている。サドル金具26によって固
定された各出力ケーブル33の端部は、電線33aが、
それぞれ絶縁被覆から露出された状態になっており、図
4に示すように、各電線33aの先端に、ビス孔34a
が設けられた端子金具34がそれぞれ取り付けられてい
る。
【0031】保護ケース21内には、太陽電池本体部1
1に取り付けられたインターコネクタの各出力リードフ
レーム22が、各開口部21cを通って挿入されてお
り、各出力リードフレーム22が、保護ケース21の底
面部21aに沿って配置された平板状の各接続金具27
にそれぞれ半田付けされている。各接続金具27は、ビ
ス28によって保護ケース21の底面部21aに取り付
けられており、図5に示すように、金属板によって、各
出力リードフレーム22に沿って延びる第1接続部分2
7aと、各出力リードフレーム22の遠方側にて、相互
に接近するように側方に突出した第2接続部分27bと
を有するL字状に成形されている。そして、第1接続部
分27aにおける各出力リードフレーム22に近接した
端部に、各出力リードフレーム22の端部がそれぞれ半
田付けによって直接接続されており、従って、接続金具
27と各出力リードフレーム22とが、直接、電気的に
接続された状態になっている。また、第2接続部分27
bの先端部には、バイパスダイオード24の各端子が、
それぞれ、半田付けによって接続されており、従って、
接続金具27とバイパスダイオード24とが、直接、電
気的に接続された状態になっている。
【0032】各接続金具27のコーナー部には、ビス孔
27cが設けられており、このビス孔27c内にビス2
8が挿通されて、保護ケース21の底面部21aに取り
付けられている。各ビス28は、前述した各出力ケーブ
ル33に取り付けられた端子金具34のビス孔34a内
を挿通した状態で、接続金具27のビス孔27cに挿通
されており、これによって端子金具34と接続金具27
とが電気的に接続されている。
【0033】接続金具27は、ステンレス、鉄、黄銅、
りん青銅、銅、銀、アルミニウム、合金等の金属板によ
って構成される。また、合成樹脂等の絶縁物によって構
成して、その表面をスズメッキ、ニッケルメッキ、クロ
メートメッキ、半田メッキ等のメッキ処理するようにし
てもよい。
【0034】このような構成によって、部品点数が減少
して、端子ボックス20の内部の構造が簡略化される。
また、端子ボックス20内の配線作業が容易になるため
に、配線ミスを減少させることができ、信頼性が著しく
向上する。
【0035】図6(a)は、接続金具27の他の例を示
している。各接続金具27は、図6(b)に示すよう
に、長方形状をした一対の金属片27dによってそれぞ
れ構成されている。各金属片27dは、一方の端部に、
ビス孔27cがそれぞれ設けられており、各金属片27
d同士を直交状態に配置して各ビス孔27c同士を重
ね、各ビス孔27c内を挿通するビス28によって、保
護ケース21の底面部21aに取り付けられるようにな
っている。
【0036】図7(a)は、接続金具27のさらに他の
例を示す平面図、図7(b)は、そのA−A線における
断面図である。この接続金具27は、インターコネクタ
の出力リードフレーム22に接続される第1接続部分2
7aの中央部に、ストレスリリーフ27gが設けられて
いる。このストレスリリーフ27gは、第1接続部分2
7aの長手方向に伸縮し得るように、断面波形状になっ
ている。
【0037】このような構成の接続金具27は、太陽電
池モジュール10におけるインターコネクタの出力リー
ドフレーム22と、出力ケーブル33とが、ビス28に
よって直接的に接続されているものの、出力ケーブル3
3に加わる外力が、ストレスリリーフ27gによって吸
収されるために、出力リードフレーム22に伝達するお
それがない。また、波形状になったストレスリリーフ2
7gは、表面積が増加しているために、接続金具27に
出力リードフレーム22およびバイパスダイオード24
を半田付けする際に、放熱を促進させることができる。
【0038】ストレスリリーフ27gの形状は、このよ
うな波形状に限らず、図7(c)に示すように、上方に
断面半円形状に突出させる構成、図7(d)に示すよう
に、段差を形成する構成、図7(e)に示すように、下
方に角形状に突出させる構成、図7(f)に示すように
上方に角形状に突出させる構成等であってもよい。
【0039】接続金具27は、図8(a)および(b)
に示すように、第2接続部分27bの先端部に、バイパ
スダイオード24の端子部が挿入される一対の挿入部2
7hを切り起こしによって形成するようにしてもよい。
このように、一対の挿入部27hを設けることによっ
て、バイパスダイオード24の端子部との接続が容易に
なる。この場合、各挿入部27h内に挿入されたバイパ
スダイオード24の端子部を半田付けすることにより、
接続金具27とバイパスダイオード24の端子部との接
続が一層強固なものとなる。
【0040】また、接続金具27によって、3つ以上の
箇所と電気的に接続する必要がある場合には、必要な数
の接続部分が突出した状態になるような形状にすればよ
く、例えば、接続金具27を3つの接続箇所と電気的に
接続する場合には、図9(a)に示すように、3つの接
続部分27eが突出した形状にすればよい。また、5つ
の接続箇所と電気的に接続する必要がある場合には、図
9(b)に示すように、5つの接続部分27eが突出し
た形状にすればよい。
【0041】図10は、接続金具27のさらに他の例を
示すものであり、この接続金具27は、出力ケーブル3
3の露出された電線33aに接続される第3接続部分2
7fが突出した状態で設けられている。この第3接続部
分27fには、電線33aが挿入されるように挿入片が
設けられている。このような接続金具27は、予め、出
力ケーブル33に接続されるために、保護ケース21内
での出力ケーブル33との接続作業が不要になり、保護
ケース21内での配線作業が、さらに容易になる。
【0042】また、接続金具27は、出力リードフレー
ム22に直接接続する構成に限らず、図11(a)およ
び(b)に示すように、第1接続部分22aに、長方形
の平板状をした補助金具29aの一方の端部をビス29
bにて取り付けて、この補助金具29aの他方の端部と
第1接続部分27aとによって、出力リードフレーム2
2を挟み付けて保持するようにしてもよい。さらに、図
11(c)および(d)に示すように、接続金具27を
保護ケース21の底面部21aに取り付けるビス28に
よって、補助金具29aを接続金具27に取り付けるよ
うにしてもよい。いずれの場合にも、出力リードフレー
ム22と接続金具27とを電気的に接続するための半田
付け作業が不要になり、作業性が向上する。
【0043】図12は、本発明の端子ボックス20の実
施の形態のさらに他の例を示す平面図である。この端子
ボックス20は、一方の出力ケーブル33が、図3に示
す端子ボックス20と同様に、保護ケース21の底面部
21aにネジ止めされたサドル金具26によって固定さ
れている。保護ケース21内に位置する出力ケーブル3
3の端部は、絶縁被覆から電線が露出されており、その
電線に端子金具34が取り付けられている。端子金具3
4は、ビス28によって、保護ケース21の底面部21
aに取り付けられている。端子金具34とビス28とは
電気的に接続された状態になっている。
【0044】保護ケース21内には、太陽電池本体部1
1に取り付けられたインターコネクタの一対の出力リー
ドフレーム22が、底面部21aに設けられた各開口部
21cを通ってそれぞれ挿入されており、各出力リード
フレーム22が、保護ケース21に取り付けられた平板
状の接続金具27にそれぞれ半田付けされている。そし
て、各接続金具27には、バイパスダイオード24の端
子が、それぞれ、半田付けされており、各接続金具27
とバイパスダイオード24とが、直接、電気的に接続さ
れている。一方の接続金具27は、端子金具34と電気
的に接続された状態のビス28に、電気的に接続された
状態になっている。
【0045】端子ボックス20から引き出された出力ケ
ーブル33の端部には、防水コネクタのソケット35が
取り付けられている。
【0046】端子ボックス20における保護ケース21
には、出力ケーブル33の端部に設けられた防水コネク
タのプラグ35が嵌入し得る円筒状の挿入孔21eが設
けられている。この挿入孔21e内には、防水コネクタ
のソケット35に挿入されるプラグ36が設けられてい
る。プラグ36は、挿入孔21eの軸心部に沿うよう
に、挿入孔21eの内奥面に一体的に支持されており、
プラグ36は、出力ケーブル33に接続されていない他
方の接続金具27に電気的に接続されている。
【0047】このように、一方の出力リードフレーム2
2と、コネクタのプラグ36とを直接、電気的に接続す
ることにより、保護ケース21の内部の構成が著しく簡
略化され、配線作業も容易になる。しかも、他の太陽電
池モジュール10に設けられた出力ケーブル33のソケ
ット35を、挿入孔21e内に挿入することによって、
ソケット35とプラグ36とが電気的に接続されるため
に、その接続作業も、きわめて容易である。
【0048】図13は、太陽電池モジュール10から取
り外された端子ボックスの他の例を示す斜視図である。
この端子ボックス40は、太陽電池本体部11の裏面に
対向した状態になる長方形状の底面部41aと、その底
面部41aの周縁部から立ち上げられた周面部41bと
が、合成樹脂によって一体成形された保護ケース41を
有している。この保護ケース41内には、底面部41a
と一体成形された端子台42が、一方の側縁部に沿って
設けられている。また、底面部41aには、一対の開口
部41cが設けられており、各貫通孔41c内を、太陽
電池本体部11の各太陽電池セルからの出力を取り出す
ためのインターコネクタの出力リードフレームがそれぞ
れ挿通している。さらに、各開口部41cに近接した周
面部41bには、太陽電池本体部の出力ケーブルが挿通
する一対の貫通孔41dも設けられている。
【0049】保護ケース41内に設けられた端子台42
は、中空の直方体状をしており、保護ケース41内に突
出するように、底面部41aと一体成形されている。端
子台42の上面は、上方に垂直に突出した3つの隔壁部
42aによって、長手方向に4つに分割されている。各
隔壁部42aによって分割された端子台42の上面部分
には、図14に示すように、中央部にビス挿通孔42b
がそれぞれ設けられている。また、そのビス挿通孔42
bを挟んで、直線状に延びる一対の係合孔42cがそれ
ぞれ設けられている。各係合孔42cは、端子台42の
幅方向に沿った状態になっている。
【0050】端子台42における各隔壁部42aによっ
て分割された上面部分には、平板状の端子板43が、そ
れぞれ配置されている。端子台42の各端部に配置され
る各端子板43の中央部には、内周面にネジ溝が形成さ
れたビス孔43aが設けられており、これらの端子板4
3の各側縁部には、端子台42の上面に配置された各係
止孔42cに挿入されて係止される係止脚部43bが、
下方に垂直に突出した状態でそれぞれ設けられている。
このような端子板43は、各係止脚部43bが端子台4
2の各係止孔42cに挿入されて係止されることによ
り、ビス孔43aと端子台42上面のビス挿通孔42b
とが整合状態で重なった状態になる。そして、端子板4
3のビス孔43aに、配線を接続するためのビス44が
ねじ込まれるようになっている。端子台42の各端部に
それぞれ配置された各端子板43を端子台42に取り付
ける各ビス44には、特に配線が接続されず、空端子に
なっている。
【0051】端子台42の上面における中央部に配置さ
れる各端子板45は、一方の側部に、一対のビス孔45
aが並んだ状態で設けられており、各ビス孔45a内周
面にネジ溝が形成されている。そして、各ビス孔45a
内に配線接続用のビス44がねじ込まれるようになって
いる。各端子板45の各側縁部にも、係止脚部45b
が、それぞれ、下方に延出した状態で設けられている。
端子台42の中央部にて隔壁部42aにて分割された一
対の上面部分には、各端子板45にねじ込まれる一対の
ビス44が挿通し得るビス挿通孔42bがそれぞれ設け
られるとともに、一対のビス挿通孔42bを挟んで、一
対の係止孔42cが設けられている。
【0052】これらの各端子板45も、端子台42の上
面に、各係止脚部45bが挿入されて係止されるととも
に、各ビス孔45a内にビス44がねじ込まれている。
そして、各端子板45におけるそれぞれの外側に位置す
るビス孔45aにねじ込まれたビス44には、図13に
示すように、出力リード線46がそれぞれ接続されてい
る。各出力リード線46は、隣接する太陽電池本体部同
士を接続するためのケーブルにそれぞれ接続されるよう
になっている。また、各端子板45におけるそれぞれの
内側に位置するビス孔45aにねじ込まれたビス44に
は、バイパスダイオード47の端子部が接続されてい
る。
【0053】各端子板45における各ビス孔45aが設
けられた側部とは反対側の側縁部には、導体48が、半
田付け等によって、それぞれ、電気的に接続された状態
で取り付けられている。各導体48は、太陽電池本体部
に設けられたインターコネクトの各出力リードフレーム
が、それぞれ接続されるようになっている。
【0054】このような構成の端子ボックス40は、太
陽電池モジュールにおける太陽電池本体部の裏面に取り
付けられる。そして、端子台42における中央部に配置
された各端子板45の各導体48に、太陽電池本体部に
設けられたインターコネクトの各出力リードフレーム
が、半田付け等によってそれぞれ接続されるとともに、
各端子板45に接続された出力リード線46に出力ケー
ブルが接続される。
【0055】このように、太陽電池本体部に取り付ける
際の配線接続作業は、4箇所でよく、また、端子台42
も保護ケース41に一体成形されているために、端子台
42を保護ケース41に取り付けるための作業も不要に
なり、端子ボックス40の取付作業は著しく容易にな
る。
【0056】
【発明の効果】本発明の太陽電池モジュールの端子ボッ
クスは、このように、保護ケースの内部における電気的
な接続作業が著しく容易になるとともに、保護ケースの
取付作業も著しく容易になり、また、隣接する太陽電池
モジュールとの電気的な接続も容易に行える。端子台が
保護ケースと一体に形成されていることにより、端子台
の取付作業が不要になり、作業性は著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端子モジュールが設けられた太陽電池
モジュールの一例を示す平面図である。
【図2】本発明の太陽電池モジュールの端子ボックスの
実施の形態の一例を示す平面図である。
【図3】本発明の太陽電池モジュールの端子ボックスの
実施の形態の他の例を示す平面図である。
【図4】その端子ボックスに接続される出力ケーブルの
端部を示す平面図である。
【図5】その端子ボックスに使用される接続金具の一例
を示す平面図である。
【図6】(a)は、図3に示す端子ボックスに使用され
る接続金具の他の例を示す平面図、(b)はその接続金
具の分解図である。
【図7】(a)は、図3に示す端子ボックスに使用され
る接続金具のさらに他の例を示す平面図、(b)は
(a)のA−A線における断面図、(c)〜(f)は、
それぞれ、接続金具の他の例を示す断面図である。
【図8】(a)は、図3に示す端子ボックスに使用され
る接続金具のさらに他の例を示す平面図、(b)はその
接続金具の使用状態を説明するための要部の斜視図であ
る。
【図9】(a)および(b)は、それぞれ、図3に示す
端子ボックスに使用される接続金具のさらに他の例を示
す平面図である。
【図10】図3に示す端子ボックスに使用される接続金
具のさらに他の例を示す平面図である。
【図11】(a)は、図3に示す端子ボックスに使用さ
れる接続金具のさらに他の例を示す平面図、(b)はそ
の側面図、(c)は、端子ボックスに使用される接続金
具のさらに他の例を示す平面図、(d)はその側面図で
ある。
【図12】本発明の太陽電池モジュールの端子ボックス
の実施の形態のさらに他の例を示す平面図である。
【図13】本発明の端子ボックスの実施の形態のさらに
他の例を示す斜視図である。
【図14】その端子ボックスの要部を分解して示す斜視
図である。
【図15】従来の太陽電池モジュールの一例を示す斜視
図である。
【図16】図15のB−B線における断面図である。
【図17】その太陽電池モジュールの分解斜視図であ
る。
【図18】その太陽電池モジュールの配置状態を示す概
略平面図である。
【図19】(a)は、隣接する太陽電池モジュール同士
を電気的に接続するコネクタの側面図、(b)は、その
接続状態を示す側面図である。
【図20】隣接する太陽電池モジュール同士を接続する
出力ケーブルの収納状態を示す平面図である。
【図21】太陽電池モジュールの取付け状態を示す概略
図である。
【図22】その太陽電池モジュールに使用される端子モ
ジュールの平面図である。
【図23】太陽電池モジュールの従来の端子ボックスの
他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 太陽電池モジュール 11 太陽電池本体部 12 枠体 12a 枠材 20 端子ボックス 21 保護ケース 21a 底面部 21b 周面部 21c 開口部 21e 挿入孔 22 出力リードフレーム 23 ソケット 23a 導体部 24 バイパスダイオード 26 サドル金具 27 接続金具 27a 第1接続部 27b 第2接続部 27c ビス孔 27g ストレスリリーフ 28 ビス 31 出力ケーブル 32 プラグ 33 出力ケーブル 33a 電線 34 端子部 35 ソケット 36 プラグ 40 端子ボックス 41 保護ケース 41a 底面部 41b 周面部 41c 開口部 42 端子台 42a 隔壁部 43 端子板 44 ビス 46 出力リード線 47 バイパスダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森岡 宣行 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の太陽電池セルによって平板状に構
    成された太陽電池本体部の周縁部が枠体によって取り囲
    まれて構成された太陽電池モジュールにおいて、太陽電
    池本体部の出力を取り出すように太陽電池本体部に取り
    付けられた端子ボックスであって、 前記太陽電池本体部のインターコネクタにおける複数の
    出力リードフレームが内部に挿入されるように太陽電池
    本体部の裏面に配置された保護ケースと、 隣接する太陽電池本体部同士を電気的に接続する出力ケ
    ーブルに取り付けられたコネクタのプラグが挿入される
    ように枠体に設けられた開口部に連通しており、そのプ
    ラグと電気的に接続されるように、各出力リードフレー
    ムと電気的に接続された状態で前記保護ケース内に設け
    られたコネクタのソケットと、 を具備することを特徴とする太陽電池モジュールの端子
    ボックス。
  2. 【請求項2】 複数の太陽電池セルによって平板状に構
    成された太陽電池本体部の出力を取り出すように太陽電
    池本体部に取り付けられた太陽電池モジュールの端子ボ
    ックスであって、 前記太陽電池本体部のインターコネクタにおける複数の
    出力リードフレームが内部に挿入されるように太陽電池
    本体部の裏面に配置された保護ケースと、 各出力リードフレームと電気的に接続される第1接続部
    分、および、隣接する太陽電池本体部同士を電気的に接
    続する出力ケーブルに電気的に接続された第2接続部分
    とをそれぞれ有しており、前記保護ケース内にそれぞれ
    取り付けられた一対の平板状の接続金具と、 を具備することを特徴とする太陽電池モジュールの端子
    ボックス。
  3. 【請求項3】 前記接続金具は、第1接続部分と第2接
    続部分との間に、伸縮可能になったストレスリリーフが
    設けられている請求項2に記載の太陽電池モジュールの
    端子ボックス。
  4. 【請求項4】 前記接続金具には、1または複数の接続
    部分が、さらに設けられている請求項2に記載の太陽電
    池モジュールの端子ボックス。
  5. 【請求項5】 複数の太陽電池セルによって平板状に構
    成された太陽電池本体部の出力を取り出すように太陽電
    池本体部に取り付けられた太陽電池モジュールの端子ボ
    ックスであって、 前記太陽電池本体部のインターコネクタにおける複数の
    出力リードフレームが内部に挿入されるように太陽電池
    本体部の裏面に配置された保護ケースと、 各出力リードフレームとそれぞれ電気的に接続されるよ
    うに、前記保護ケース内に取り付けられた一対の平板状
    の接続金具と、 隣接する太陽電池本体部同士を電気的に接続するように
    一方の端部にコネクタのソケットが設けられて、他方の
    端部が前記保護ケース内にて一方の接続金具に電気的に
    接続された出力ケーブルと、 出力ケーブルの端部に設けられたコネクタのソケットが
    挿入されるように前記保護ケースに設けられた挿入孔
    と、 前記出力ケーブルの端部に設けられたコネクタのソケッ
    トと電気的に接続されるように、その挿入孔内に、前記
    接続金具の他方と電気的に接続された状態で設けられた
    コネクタのプラグと、 を具備することを特徴とする太陽電池モジュールの端子
    ボックス。
  6. 【請求項6】 複数の太陽電池セルによって平板状に構
    成された太陽電池本体部の出力を取り出すように太陽電
    池本体部に取り付けられた太陽電池モジュールの端子ボ
    ックスであって、 前記太陽電池本体部のインターコネクタにおける複数の
    出力リードフレームが内部に挿入されるように太陽電池
    本体部の裏面に配置された保護ケースと、 この保護ケース内に、保護ケースと一体に成形された端
    子台と、 各出力リードフレームとそれぞれ電気的に接続されるよ
    うに、かつ、隣接する太陽電池本体部同士を電気的に接
    続する出力ケーブルと電気的に接続されるように、この
    端子台にそれぞれ取り付けられた端子板と、 を具備することを特徴とする太陽電池モジュールの端子
    ボックス。
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