JPH09312156A - 鉛蓄電池用極板の製造方法およびその製造装置 - Google Patents

鉛蓄電池用極板の製造方法およびその製造装置

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JPH09312156A
JPH09312156A JP8128318A JP12831896A JPH09312156A JP H09312156 A JPH09312156 A JP H09312156A JP 8128318 A JP8128318 A JP 8128318A JP 12831896 A JP12831896 A JP 12831896A JP H09312156 A JPH09312156 A JP H09312156A
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electrode plate
cutting
blade
lead
ear
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JP8128318A
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Tsutomu Arai
努 新井
Eiji Abe
栄治 阿部
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Furukawa Battery Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リード部の位置を正確に検出し、当該リード
部の位置検出結果を基に切断手段の刃が入れられる位置
のずれを補正し、得られる極板の寸法の均一化を図るこ
とができる鉛蓄電池用極板の製造方法およびその製造装
置を提供する。 【解決手段】 リード部31が所定間隔で設けられてい
る連続シート状極板前駆体3を搬送しながら切断手段5
により所定の切断予定個所32で切断して鉛蓄電池用極
板3Aを製造する際に、厚みセンサ91によりリード部
31の厚みを検出し、得られた厚み信号よりリード部3
1の位置を検出するとともに、刃位置検出手段72によ
り刃54の位置を検出し、これらリード部31の位置と
刃54の位置から切断予定個所32と刃が入れられる位
置とのずれを把握し、このずれに基づいて切断手段5の
作動を制御し、極板前駆体3を所定の切断予定個所32
で切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺の極板前駆体
を所定寸法に切断して鉛蓄電池用極板を製造する方法お
よびその製造装置に関し、更に詳しくは、前記極板前駆
体の切断時にリード部の位置を正確に検出し、その位置
に対応して極板前駆体を正規寸法で切断することがで
き、もって所定寸法の極板を安定して得ることができる
鉛蓄電池用極板の製造方法およびその製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】鉛蓄電池等に用いられる極板は、通常、
連続鋳造法により製造された長尺な鉛製の連続格子にペ
ースト状活物質を充填して連続シート状の極板前駆体を
製造し、その後、当該前駆体を搬送手段で搬送し、前記
搬送手段の下流側に配置された切断手段により所定位置
で連続的に切断されることにより製造される。
【0003】ここで、極板前駆体3には、図1に示すよ
うに、電池に組み込んだ際に集電部となるリード部(以
下、耳という)31が一方の側縁部3aに一定間隔で形
成されている。極板前駆体3は、耳31から所定寸法だ
け離れた部分(切断予定個所)が極板前駆体3の長手方
向と直交する方向に切断される。すなわち、極板前駆体
3の切断予定個所32は、耳31から所定寸法離れた部
分に設定されており、極板前駆体3は、当該個所が切断
されることにより、耳31が所定部位に1個ずつ位置す
る矩形状の極板3A(1枚ずつ)に分割されていく。
尚、切断予定個所32には所定幅の切断許容範囲32a
が設定されており、この切断許容範囲32a内に前記切
断手段の刃が入れられることにより、得られる極板3A
の寸法が設計時のスペック内におさめられる。
【0004】前記切断手段としては、例えば、外周面に
複数の刃が一定間隔で取付けられている回転ドラムを備
えたロータリカッタが用いられている。このロータリカ
ッタは、前記搬送手段と連動して回転し、ここに、搬送
手段で搬送されてきた極板前駆体が導入されることによ
り、極板前駆体が一定間隔で切断されていく。このと
き、ロータリカッタには、あらかじめ、複数の刃を極板
1枚分の間隔、すなわち、切断予定個所32,32間の
寸法に相当する間隔をあけて取付けておき、更に、極板
前駆体の切断予定個所(切断許容範囲内)32とロータ
リカッタの刃が実際に入れられる位置(以下、入刀位置
という)とが同期するように調節しておくことにより、
連続的に極板前駆体が所定の間隔で切断され、もって所
定寸法の極板が得られる。
【0005】ところで、連続格子を連続鋳造法により製
造する際、溶融鉛の温度や冷却速度等の諸条件の違い、
あるいは、連続鋳造後に与えられる張力の変動等によ
り、得られる連続格子の寸法に若干のばらつきが生じる
ことがある。このため、得られる極板前駆体の切断予定
個所と耳との間の距離がばらつくおそれがある。このよ
うな寸法のばらつきは、極板1枚ずつについては、極め
て小さい寸法誤差であるが、極板前駆体では大きな誤差
となり、そのため、その極板前駆体を連続的に切断して
いくうちに、切断が進むにつれて前記寸法誤差は徐々に
大きくなっていき、結局は入刀位置が正規の切断予定個
所(切断許容範囲)から次第にずれていくという不都合
が生じる場合がある。このような不都合が生じると、得
られた極板では寸法精度が低下したり、極板毎に耳の位
置が異なる等の問題がおこり、不良品が大量に発生して
しまい、極板製造における歩留まりが低下する。
【0006】前記不都合の発生を抑制するため、通常
は、耳の位置とロータリカッタの刃の位置とをそれぞれ
検出し、これらが所定の位置関係で同期するように、ロ
ータリカッタの回転速度を調節して、極板前駆体の切断
予定個所(切断許容範囲内)に刃が入れられるよう入刀
位置を補正しながら切断が行なわれている。ここで、入
刀位置のずれを補正しながら鉛蓄電池用極板を製造する
方法を添付図面に基づいて説明する。
【0007】図2は、極板製造装置2で、極板前駆体3
を搬送する第1の搬送手段4と、第1の搬送手段4の下
流側に配置された切断手段5と、第1の搬送手段4と切
断手段5とを駆動する駆動手段6と、耳位置検出手段7
0と、刃位置検出手段72と、極板前駆体の搬送速度を
検出する速度検出手段73と、耳位置検出手段70,刃
位置検出手段72,速度検出手段73からの検出結果に
基づき切断手段5の作動を制御する制御手段74と、極
板前駆体3を切断してそれから分割された極板3Aを搬
送する第2の搬送手段8とを備えている。
【0008】搬送手段4は、ベルトコンベアであり、後
述する駆動手段6の回転軸64に取付けられた変速機6
2から導出された駆動軸63に連結されている駆動ロー
ラ41がベルト42に押し付けられており、当該ローラ
41の回転によりベルト42が駆動し、当該ベルト42
に載置された被搬送物(極板前駆体)3が切断手段5の
方に搬送される。
【0009】切断手段5は、回転ドラム対51を備える
ロータリカッタであり、回転軸が駆動手段4に載置され
た極板前駆体3の搬送方向に直交するように配設されて
いる。回転ドラム対51は、二つの回転ドラム52,5
3が互いの外周面を対向させて配置されており、一方の
回転ドラム52の外周面52aにのみ刃54が取付けら
れている。
【0010】回転ドラム52の刃54は、ドラム52の
外周面52aに複数枚(図では5枚)取付けられてい
る。すなわち、刃54は、長尺の極板前駆体3の搬送方
向に直交するように配設されている。このとき、各刃5
4の間隔は、極板3Aの切断寸法L(図1参照)と同じ
寸法とする。つまり、刃54は、ドラム外周面52aに
おいて、互いの間にそれぞれ極板1枚分の寸法をあけた
状態で複数枚取付けられている。
【0011】回転ドラム52は、後述する駆動手段6の
回転軸64に取付けられた変速機65から導出された駆
動軸66に連結されている。尚、変速機65には、変速
比を変えるステッピングモータ67が取付けられてい
る。回転ドラム53は、回転ドラム52の回転にともな
い、図示しないギヤを介して逆回転するように配設さ
れ、その外周面53aに刃は備えておらず、回転ドラム
52に従動し、極板前駆体3が回転ドラム対51の間に
挿入されたとき、当該外周面53aで極板前駆体3を下
側から支える働きをする。
【0012】駆動手段6は、回転軸64を備えたメイン
モータ61であり、変速機62,65を介して搬送手段
4と切断手段5とを駆動する。すなわち、搬送手段4と
切断手段5とは1つのメインモータ61により駆動さ
れ、これらは、互いに連動する。耳位置検出手段70と
しては、通常、非接触式もしくは接触式のセンサが用い
られる。
【0013】非接触式の場合、例えば、非接触式有無セ
ンサ71が用いられる。非接触式有無センサ71は、互
いに対向する発光部と受光部とを備えており、発光部か
ら照射された光を受光部で受光する構造となっており、
光の有無を認識し、光が遮られたときにパルス信号を発
信する仕組みになっている。よって、これら発光部と受
光部との間に検出対象である耳が通過すると、前記光が
耳により遮られたとき、パルス信号が発信され、当該パ
ルス信号により、耳位置が検出される。
【0014】一方、接触式の場合、例えば、図3に示す
ような、接触式有無センサ75が用いられる。接触式有
無センサ75は、リミットスイッチを備えた耳検出接触
ドグ75aであり、これは耳31が通過する個所に配置
され、耳31が接触ドグ75aに接触すると、接触ドグ
75aが移動し、接触ドグ75aに取付けられたリミッ
トスイッチがオンになる仕組みになっており、リミット
スイッチがオンになったときに発せられるパルス信号に
より耳位置を検出する。
【0015】刃位置検出手段72としては、例えば、リ
ミットスイッチを備えた刃接触ドグ72aが用いられ
る。つまり、耳検出接触ドグ75aの場合と同様に、刃
検出接触ドグ72aを刃54が通過する位置に配置し、
刃54が接触ドグ72aに接触すると、接触ドグ72a
が移動し、接触ドグ72aに取付けられたリミットスイ
ッチがオンになる仕組みにしておき、当該リミットスイ
ッチがオンになったときに発せられるパルス信号により
刃の位置を検出する。
【0016】速度検出手段73としては、メインモータ
61の回転速度を検出する、例えば、タコジェネレータ
が採用され、そのことによって、メインモータ61の回
転速度から極板前駆体3が搬送されているときの速度
(搬送速度)が把握される。その場合、搬送手段である
ベルトコンベア4とそこに載置されている極板前駆体3
とが一体的に移動しており、当該極板前駆体の搬送速度
とベルトコンベアを駆動するメインモータ61の回転速
度とが比例関係にあることが前提とされている。
【0017】制御手段74は、耳位置検出手段70,刃
位置検出手段72および速度検出手段73からの検出結
果を基に前記切断手段5の作動を制御する。第2の搬送
手段8は、切断手段5の下流側に配置されており、極板
前駆体3が切断手段5で切断されることによって得られ
た極板3Aを後工程に搬送するベルトコンベアである。
ベルトコンベア8は、図示しない駆動手段により駆動さ
れている。
【0018】極板製造装置2においては、極板前駆体3
がベルトコンベア4に載置されて搬送され、回転してい
るロータリカッタ5の回転ドラム対51の間に導入され
連続的に切断されていく。このとき、耳位置検出手段7
0は、搬送されている極板前駆体3の耳31が通過する
ときにその耳位置を検出し、その情報をパルス信号とし
て発信して制御手段74に入力する。刃位置検出手段7
2は、回転しているロータリカッタ5の刃54が通過す
るときにその刃位置を検出し、その情報をパルス信号と
して制御手段74に入力する。速度検出手段73は、メ
インモータ61の回転速度を検出し、その情報を制御手
段74に入力する。
【0019】ここで、耳位置検出手段70は、極板前駆
体3にロータリカッタの刃54が実際に入れられる位置
(入刀位置)と極板前駆体3の予め設定されている切断
予定個所32とが同期した時点において、当該切断予定
個所32よりも上流側に位置する所定の耳位置を検出で
きる位置に配設される。また、刃位置検出手段72は、
前記した入刀位置と切断予定個所とが同期した時点にお
いて、実際に極板前駆体に入れられている刃以外の所定
の刃の位置を検出することができる位置に配設される。
すなわち、耳位置検出手段70と刃位置検出手段72と
は、両者のパルス信号が同時にオンしたときに、極板前
駆体3の切断予定個所32とロータリカッタの刃54が
実際に入れられる位置(入刀位置)とが同期し、正常な
切断が行われるような位置に配設されている。換言すれ
ば、耳位置検出手段70と刃位置検出手段72から各パ
ルス信号が同時に発信した場合には、所定の切断予定個
所での切断が行われ、寸法精度の高い極板を得ることが
できる。しかし、これらのパルス信号の発信時期がずれ
た場合には、所定の切断予定個所での切断は行われず、
得られる極板の寸法精度が低くなる。
【0020】したがって、前記パルス信号が発せられる
時期がずれた場合には、ロータリカッタの回転速度が変
速され、これらパルス信号が同期するように回転速度が
調節され、切断予定個所と入刀位置とが一致した正常な
切断が行われる状態に補正される。このとき、耳位置検
出手段70からのパルス信号と刃位置検出手段72から
のパルス信号のずれは、極板前駆体3の切断予定個所3
2と実際に刃54が入れられる位置(入刀位置)とのず
れに対応しており、耳位置検出手段70と刃位置検出手
段72とから発信されるパルス信号の発信時期の時間差
を検出すれば、入刀位置と切断予定個所とのずれを把握
することができる。
【0021】上記補正を行う場合、具体的には、まず、
制御手段74において、耳位置検出手段70からのパル
ス信号と刃位置検出手段72からのパルス信号との時間
差が演算され、この演算値に基づいて、入刀位置と極板
前駆体の切断予定個所との関係が把握される。そして、
当該時間差と、そのときのメインモータ61の回転速度
に基づいて極板前駆体3の切断予定個所32と実際に刃
54が入れられる位置(入刀位置)とのずれ(以下、入
刀位置ずれの長さという)が演算され、具体的な入刀位
置ずれの長さが求められる。
【0022】以上のようにして求められた入刀位置ずれ
の長さが0の場合、すなわち、入刀位置と極板前駆体の
切断予定個所とが一致している場合には、そのまま切断
が行われるが、前記入刀位置ずれの長さがある値より大
きくなった場合には、前記入刀位置ずれの長さを0にす
るため、当該制御手段74においては、前記入刀位置ず
れの長さに相当する量だけロータリカッタ5の回転速度
を変化させるように、ステッピングモータ67に制御信
号が送られる。すなわち、前記制御信号によりステッピ
ングモータ67は、正逆いずれかに一定時間回転させら
れ、当該回転にともないロータリカッタ側の変速機65
の変速比が増減させられ、これによりロータリカッタ5
の回転速度が変化し、刃54が極板前駆体3の切断予定
個所32(切断許容範囲内)に入刀されるように補正が
行われ、正常な状態での切断が行われる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鉛の連続格
子を製造する際、鋳型を長期間使用していると、鋳型が
摩耗したり、鋳物(鉛の連続格子)の細かい破片等が鋳
型内にたまったりして、得られる連続格子の形状の精度
が低下し、特に耳の周囲に、バリが発生することがあ
る。
【0024】このように、耳の周囲にバリが発生してい
る連続格子から製造された極板前駆体に対し、非接触式
の有無センサ71で、耳位置検出を行うと、センサ71
の発光部より照射された光が、まず、耳の周囲に生じた
バリにより遮られてしまう。その結果、センサ71は当
該光が遮られた時点で、耳が通過したものと認識してパ
ルス信号を発信してしまう。すなわち、センサ71は、
バリの部分を耳と誤認してしまう不都合が生じる。この
ような位置誤認が起こると、センサ71からは、正確な
耳の位置信号が制御手段74に入力されなくなるので、
入刀位置ずれの正確な補正は行われず、所定寸法の極板
が得られなくなってしまう。
【0025】一方、接触式センサ75で、バリが発生し
ている耳の位置を検出する場合は、図3(a)〜(c)
に示すように、バリ31aが接触ドグ75aに押しつけ
られ、バリ31aがつぶされて耳31の位置検出が行わ
れる。このとき、バリ31aを圧壊するためには、接触
ドグ75aを動きにくくする必要がある。しかしなが
ら、接触ドグ75aを動きにくくすると、耳31と接触
ドグ75aとが接触したときに、接触ドグ75aがバウ
ンドし、それにリミットスイッチが反応してしまい、耳
の位置を誤検出するおそれがある。また、バリは根元部
分の厚みが厚いため、バリを根元まで完全につぶすこと
はかなり困難である。したがって、本来の耳との境界部
分ではないところでリミットスイッチが作動し、パルス
信号を発信してしまい、耳位置の誤検出が起こるおそれ
がある。
【0026】本発明は、鉛蓄電池用極板を製造する際の
上記した問題を解決し、リード部の位置を正確に検出
し、当該リード部の位置検出結果を基に切断手段の刃が
入れられる位置のずれを補正し、得られる極板の寸法の
均一化を図ることができる鉛蓄電池用極板の製造方法お
よびその製造装置の提供を目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、リード部が所定間隔で設けられている
連続シート状極板前駆体を搬送しながら切断手段により
所定の切断予定個所で切断して鉛蓄電池用極板を製造す
る際に、前記極板前駆体の搬送速度と、前記切断手段の
刃の位置と、前記リード部の位置とをそれぞれ検出し、
これらの検出結果に基づいて、前記切断手段の作動を制
御し、前記極板前駆体を所定の切断予定個所で切断する
鉛蓄電池用極板の製造方法において、前記リード部の位
置をその厚みによって検出することを特徴とする鉛蓄電
池用極板の製造方法が提供される。
【0028】また、本発明では、リード部が所定間隔で
設けられている連続シート状極板前駆体を搬送する搬送
手段と、前記極板前駆体を切断する切断手段と、前記極
板前駆体の搬送速度を検出する速度検出手段と、前記極
板前駆体のリード部の位置を検出するリード部位置検出
手段と、前記切断手段の刃の位置を検出する刃位置検出
手段と、これら検出手段の検出結果に基づいて前記切断
手段の作動を制御する制御手段とを備えている鉛蓄電池
用極板の製造装置において、前記リード部検出手段が、
リード部の厚みを検出する厚みセンサであることを特徴
とする鉛蓄電池用極板の製造装置が提供される。
【0029】本発明の鉛蓄電池用極板の製造方法では、
入刀位置ずれを補正する際の基準となる耳位置の検出を
当該耳の厚みにより検出するので、耳位置を検出すると
きに耳の周囲に生じているバリの影響を受けることがな
く、そのため耳位置を誤検出することはなくなる。ま
た、本発明の鉛蓄電池用極板の製造装置では、耳位置検
出手段として厚みセンサを採用しているので、この厚み
センサで検出対象物の厚みを検出し、更に、厚み測定値
から耳の正確な位置を検出することができ、もって入刀
位置のずれを正確に補正することが可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の鉛蓄電池用極板の製造方
法に係る実施の態様を添付図面に基づいて説明する。図
4は、本発明方法を適用した極板製造装置1で、極板製
造装置1は、極板前駆体3を搬送する第1の搬送手段4
と、第1の搬送手段4の下流側に配置された切断手段5
と、第1の搬送手段4および切断手段5を駆動する駆動
手段6と、耳位置検出手段9と、刃位置検出手段72
と、速度検出手段73と、耳位置検出手段9,刃位置検
出手段72および速度検出手段73からの検出結果を演
算し、切断手段5の作動を制御する制御手段94と、切
断手段5により切断された極板3を後工程へ搬送する第
2の搬送手段8とを備えている。
【0031】極板製造装置1における第1の搬送手段
4、切断手段5、駆動手段6、刃位置検出手段72、速
度検出手段73、第2の搬送手段8は、従来用いられて
いる極板製造装置2において採用されているものと変わ
るところはない。耳位置検出手段9としては、図5に示
すような、レーザー式非接触厚みセンサ91が用いられ
る。レーザー式非接触厚みセンサ91は、センサ部91
a,91b、演算部95を備えており、対向して配設さ
れたセンサ部91a,91bの中間に位置する検出部9
1Aにおいて測定対象物(耳)31の厚みを非接触状態
で検出するものである。
【0032】レーザー式非接触厚みセンサ91は、以下
に示す動作原理により測定対象物の厚みを検出する。ま
ず、センサ部91a,91bは、三角測量を応用した光
学式変位センサであり、図6に示すように、発光素子9
6と光位置検出素子97の組合せで構成される。発光素
子96には、例えば、半導体レーザーが用いられる。
尚、図6は、極板前駆体3の移動方向に沿って、耳の部
分を上流から下流へ向かって見た状態を示している。
【0033】半導体レーザー96のレーザー光は投光レ
ンズ98で集光され、測定対象物31の表面に照射され
る。そして、測定対象物31の表面から拡散反射した反
射光の一部が、受光レンズ99を通って光位置検出素子
97上にスポットを結ぶ。ここで、図6において、厚み
が連続的に変化している測定対象物31が紙面の表側か
ら裏側へ向かって移動している場合、この測定対象物の
表面の位置は矢印mで示すように変位する。すると、そ
れに対応してスポットも移動するので、そのスポットの
位置を検出することにより測定対象物の表面の位置を検
出することができる。このとき、あらかじめ基準位置を
決めておくと、その基準位置からの前記スポットの変位
量が求められ、当該変位量より測定対象物表面までの距
離を求めることができる。
【0034】レーザー式非接触厚みセンサ91において
は、まず、センサ部91aにより、センサ部91aから
測定対象物の下面31cまでの距離d1 を検出する。そ
れと同時に、センサ部91bにより、センサ部91bか
ら測定対象物の上面31dまでの距離d2 を検出する。
これらの検出結果は演算部95に送られ、そこで、あら
かじめ求めておいたセンサ部91aとセンサ部91bと
の間の距離d0 から距離d1 ,d2 を差し引くことによ
り測定対象物の厚みd3 を求める。このようにして演算
部95で演算された厚みの演算結果は、厚みを表示する
信号(以下、厚み信号という)として制御手段94に送
られる。
【0035】レーザー式非接触厚みセンサ91は、以上
のようにして、対向する2つのセンサ部91a,91b
の中間の所定範囲(検出部91A)を通過する測定対象
物の厚みを検出する。制御手段94は、第1の演算装置
と、第2の演算装置とを備えている。第1の演算装置
は、厚みセンサ91より出力された厚み信号の強度と、
予め記憶されている耳の厚みのしきい値とを比較演算
し、厚み信号の強度がしきい値を越えた時点をもって耳
位置を検出した時点として認識する。
【0036】第2の演算装置は、第1の演算装置の演算
結果、すなわち耳位置の検出結果と、刃位置検出手段7
2からの刃位置の検出結果と、速度検出手段73からの
メインモータ61の回転速度の検出結果とを基にして入
刀位置ずれの長さを演算し、それが0になるようなロー
タリカッタの回転速度が得られるよう、当該入刀位置ず
れの長さの演算結果に基づいた制御信号をステッピング
モータ67へ送り、変速機65の変速比を変えてロータ
リカッタの回転速度を調整し、切断手段5の作動を制御
する働きをする。
【0037】尚、厚みセンサ91および刃位置検出手段
72は、従来の極板製造装置2における耳位置検出手段
71と刃位置検出手段72との位置関係と同様に、厚み
センサ91からの厚み信号の強度がしきい値を越えた時
点と刃位置検出手段72からのパルス信号が発信された
時期とが一致したときに、極板前駆体3の切断予定個所
32とロータリカッタの刃54の入刀位置とが同期し
て、正常な切断が行われる位置にそれぞれ配設されてい
る。このため、厚みセンサが耳位置を検出した時点と刃
位置を表すパルス信号の発信時期とが一致した場合に
は、所定の切断予定個所での切断が行われて寸法精度の
高い極板が得られる。しかし、耳位置を検出した時点と
パルス信号の発信時期がずれた場合には、所定の切断予
定個所での切断は行われず、得られる極板の寸法精度が
低くなる。
【0038】次に、本発明における鉛蓄電池用極板の製
造ユニット1を用いて鉛蓄電池用極板を製造する手順に
ついて説明する。まず、連続鋳造法により製造された、
一方の側縁部に一定間隔をあけて多数のリード部(耳)
を備えている長尺な連続格子を用意する。そして、当該
連続格子に対し、例えば、活物質充填装置を用いて活物
質合剤を充填塗布し、活物質合剤を担持した連続シート
状の極板前駆体3を製造する。このとき、前記活物質合
剤は、例えば、酸化鉛の粉末に希硫酸が加えられてペー
スト状とされた硫酸鉛から成る合剤である。
【0039】極板前駆体3は、図4に示すように、ベル
トコンベア4に載置され、下流側に位置するロータリカ
ッタ5へ搬送されていく。ロータリカッタ5の2つの回
転ドラム52,53は、互いに逆回転しており、ベルト
コンベア4により搬送されてきた切断対象物である極板
前駆体3が、これら回転ドラムの間に挿入される。そし
て、回転ドラムの回転にともない極板前駆体3は、2つ
の回転ドラム52,53の間に引き込まれ、回転ドラム
52の刃54が極板前駆体3に入刀されることにより、
一定間隔で、連続的に切断予定個所32で切断される。
【0040】ここで、入刀位置は以下に示す方法により
補正される。すなわち、まず、極板前駆体3の耳31
が、図5で示した検出部91Aを通過すると、厚みセン
サ91は、図7(a)に示すような厚み信号を連続的に
出力する。すなわち、図5に示すように、耳31が検出
部91Aに移動してくると、厚みセンサ91は、まず、
耳31の周囲において搬送方向下流側に生じたバリ31
aの厚みを検出し、バリ31aの厚みに対応した強度の
厚み信号を出力する(図7(a)中33部分)。その
後、検出部91Aに耳31の本体が移動してくると、耳
の厚みに対応して強度が上昇した厚み信号を発信する
(図7(a)中34部分)。そして、耳の本体中央部が
検出部91Aを通過する過程では、実際の耳の厚みに対
応した強度の厚み信号が出力され続ける(図7(a)中
35部分)。更に極板前駆体3の搬送が進むと、搬送方
向上流側の耳の端部が検出部91Aに到達してきて、厚
み信号の強度は低下しはじめ(図7(a)中36部
分)、更に、極板前駆体の搬送方向上流側に位置するバ
リ31bが検出部91Aに到達してきて、バリ31bの
厚みに対応した強度の厚み信号が出力される(図7
(a)中37部分)。そして、最後に耳が完全に通過す
ると信号強度は0となる。このような厚み信号における
強度変化が極板前駆体3の連続走行による耳の通過にと
もなって繰り返され、図7(a)に示す厚み信号の強度
変化として得られる。
【0041】ここで、本発明では、図7(a)に示した
ような耳およびバリの厚みに対応した信号の連続的な変
化を制御手段94の第1の演算装置に送り、この第1の
演算装置にあらかじめ記憶されている耳の厚みしきい値
38と図7(a)における厚み信号の強度を比較し、厚
み信号の強度がしきい値38を越えたところ(34a)
を耳の位置として検出する。
【0042】一方、刃検出接触ドグ72aにより、ロー
タリカッタ5の刃54の位置を検出し、当該刃位置のパ
ルス信号を制御手段94に入力する。そして、そのとき
のメインモータ61の回転速度をタコジェネレータによ
り検出し、検出された速度信号を制御手段94に入力す
る。制御手段94においては、第2の演算装置により、
まず、第1の演算装置により求められた耳位置、すなわ
ち厚み信号の強度がしきい値38を越えた時点と、刃位
置パルス信号の発信時点との時間差が演算される。そし
て、この時間差が、そのときのメインモータ61の回転
速度を基準にして、具体的な入刀位置ずれの長さとして
演算される。ついで、得られた演算値が0になるよう、
従来の極板製造装置2の制御手段74による補正と同様
な補正が行われる。すなわち、ロータリカッタ5の回転
速度を変化させるために、ステッピングモータ67に制
御信号を送ってステッピングモータ67を作動させ、ロ
ータリカッタ側の変速機65の変速比を増減させる。こ
のようにして、位置ずれ長さが0になるようロータリカ
ッタ5の回転速度を調節し、ロータリカッタの刃54が
極板前駆体3の切断許容範囲内に入刀するように補正す
る。
【0043】以上のようにして、入刀位置の補正が行わ
れ、極板前駆体3が所定寸法で切断され、1枚ずつの極
板3Aとなり、極板3Aは、第2の搬送手段8により後
工程へ搬送されていく。尚、以上の説明においては、耳
の厚みから耳位置を検出する際、厚み信号の強度がしき
い値を越えたところを耳の位置として検出する方法につ
いてのみ説明したが、耳の位置を検出する方法として
は、この方法に限られるものではなく、この他、図7
(a)に示すような連続的な厚み信号をもとに、図7
(b)に示すような厚みの微分信号を求め、この微分信
号から耳位置を検出しても構わない。この場合、検出部
91Aに耳31がさしかかると、厚みの大きな変化によ
り微分信号も大きな値をとる(図7(b)中の39部
分)ので、バリとの区別がより明確になり、耳位置検出
が容易になるので好ましい。
【0044】また、本発明においては、1つのメインモ
ータで2つの変速機を介して、ベルトコンベアとロータ
リカッタとの両方を駆動しており、ロータリカッタの回
転速度の遅れ,進みを変速機の変速比を変更することに
より調節することについてのみ説明したが、サーボモー
タ等により、ベルトコンベアとロータリカッタとを各々
独立して駆動,制御を行っても構わない。
【0045】以上のように、本発明によれば、耳位置を
耳の厚みにより検出しているので、バリの影響を受ける
ことなく、正確な耳の位置を容易に検出することができ
る。よって、バリの有無とは無関係に正確な入刀位置の
ずれ補正が行える。また、本発明によれば、バリをつぶ
す必要はなく、接触式センサによる耳位置検出における
不都合は生じない。特に、バリの根元が厚い場合であっ
ても、厚み信号を処理することにより、バリの根元の厚
い部分から所定の耳の厚みに変化する境界部を容易に検
出することができるので、接触式有無センサによる耳位
置検出において生じていたバリの根元の厚い部分がつぶ
せないことによる耳位置の誤検出の不都合も回避でき
る。
【0046】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
鉛蓄電池用極板の製造方法は、極板前駆体の耳位置を、
その厚みより検出しているので、耳位置を検出するとき
に耳の周囲に生じているバリ等の影響を受けることがな
く、耳位置の誤検出を極力抑えることができる。このた
め、入刀位置ずれの補正を行う際の基準となる耳位置を
正確に検出することができるので、入刀位置ずれの補正
を正確に行える。よって、極板前駆体を正規の切断個所
で精度良く切断することができるので、得られる極板の
寸法の均一化に寄与する。
【0047】また、請求項2の鉛蓄電池用極板の製造装
置は、極板前駆体の耳検出手段として厚みセンサを用い
ているので、耳の厚みを検出することができ、当該耳の
厚みから、耳位置を検出する。このため、バリ等の影響
を受けずに正確な耳位置を検出することができ、正確な
耳位置と刃の位置とを同期させて極板前駆体を切断する
ことができるので、寸法精度の高い極板が得られ、極板
製造における歩留まりが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】極板前駆体および極板の構成を示す平面図であ
る。
【図2】従来の極板製造装置の概略構成図である。
【図3】接触式有無センサにより耳を検出する際の態様
を示す斜視図である。 (a)耳が到達する前の状態 (b)接触ドグがバリをつぶした状態 (c)接触ドグが移動し、耳を検出した状態
【図4】本発明の極板製造装置の概略構成図である。
【図5】本発明の厚みセンサの構成を示した斜視図であ
る。
【図6】レーザー式非接触厚みセンサの概略構成図であ
る。
【図7】(a)厚み信号の時間による変化を示したグラ
フである。 (b)厚み微分信号の時間による変化を示したグラフで
ある。
【符号の説明】
1 本発明の極板製造装置 2 従来の極板製造装置 3 極板前駆体 4 第1の搬送手段 5 切断手段 6 駆動手段 8 第2の搬送手段 9 本発明の耳位置検出手段 31 リード部(耳) 32 切断予定個所 3A 極板 54 刃 70 従来の耳位置検出手段 72 刃位置検出手段 91 厚みセンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リード部が所定間隔で設けられている連
    続シート状極板前駆体を搬送しながら切断手段により所
    定の切断予定個所で切断して鉛蓄電池用極板を製造する
    際に、前記極板前駆体の搬送速度と、前記切断手段の刃
    の位置と、前記リード部の位置とをそれぞれ検出し、こ
    れらの検出結果に基づいて、前記切断手段の作動を制御
    し、前記極板前駆体を所定の切断予定個所で切断する鉛
    蓄電池用極板の製造方法において、前記リード部の位置
    をその厚みによって検出することを特徴とする鉛蓄電池
    用極板の製造方法。
  2. 【請求項2】 リード部が所定間隔で設けられている連
    続シート状極板前駆体を搬送する搬送手段と、前記極板
    前駆体を切断する切断手段と、前記極板前駆体の搬送速
    度を検出する速度検出手段と、前記極板前駆体のリード
    部の位置を検出するリード部位置検出手段と、前記切断
    手段の刃の位置を検出する刃位置検出手段と、これら検
    出手段の検出結果に基づいて前記切断手段の作動を制御
    する制御手段とを備えている鉛蓄電池用極板の製造装置
    において、前記リード部検出手段が、リード部の厚みを
    検出する厚みセンサであることを特徴とする鉛蓄電池用
    極板の製造装置。
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