JPH09312023A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

Info

Publication number
JPH09312023A
JPH09312023A JP15170996A JP15170996A JPH09312023A JP H09312023 A JPH09312023 A JP H09312023A JP 15170996 A JP15170996 A JP 15170996A JP 15170996 A JP15170996 A JP 15170996A JP H09312023 A JPH09312023 A JP H09312023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
slide
optical pickup
tracking error
error signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15170996A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaichi Yoshida
政市 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Columbia Co Ltd filed Critical Nippon Columbia Co Ltd
Priority to JP15170996A priority Critical patent/JPH09312023A/ja
Publication of JPH09312023A publication Critical patent/JPH09312023A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ピックアップの安定したスライド駆動を行
い、再生することができる光ディスク再生装置を提供す
る。 【解決手段】 光ディスク再生装置において、光ピック
アップと、光ピックアップの径方向に直流モータにより
移動するスライド移動手段と、光ディスクから光ピック
アップにより読み取った再生信号でトラッキング制御す
る制御手段を有する光ディスク装置において、トラッキ
ング制御に用いるトラッキングエラー信号にスライドゲ
イン切り換え信号を重畳し所定のゲインを乗算したトラ
ッキングエラー信号を直流モータに印加し光ピックアッ
プを移動するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク再生装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク再生装置において、光ピック
アップを高速にスライド移動させるため、ギア比が小さ
い直流モータを使用することは既に知られている。ギア
比が小さい直流モータでは、高速移動時において定格の
駆動電圧が直流モータに印加され、安定したスライド駆
動が成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディス
ク再生時において、スライド移動手段による光ピックア
ップのスライド速度はごくわずかで、約0.01mm/秒程度
である。スライド移動手段を駆動する直流モータには、
最低起動電圧が印加される。そのため、光ピックアップ
の重量やスライド移動手段の摩擦が負荷となり直流モー
タが回転せず、光ピックアップは、光ディスクのトラッ
クに追従しようとするので、トラッキングエラー信号に
オフセット電圧が生じる原因となっていた。トラッキン
グエラー信号にオフセット電圧が生じた状態でディスク
の再生をすると、トラック追従が不安定となり、ディス
クのキズ等でトラック飛び(音飛び)を起こし安定した
再生ができなかった。本発明の目的は、光ピックアップ
の安定したスライド駆動を行い、再生することができる
光ディスク再生装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ピックアッ
プと、光ピックアップの径方向に直流モータにより移動
するスライド移動手段と、光ディスクから光ピックアッ
プにより読み取った再生信号でトラッキング制御する制
御手段を有する光ディスク装置において、トラッキング
制御に用いるトラッキングエラー信号にスライドゲイン
切り換え信号を重畳し所定のゲインを乗算したトラッキ
ングエラー信号を直流モータに印加し光ピックアップを
移動する光ディスク再生装置である。
【0005】本発明は、上記光ディスク再生装置におい
て、トラッキングエラー信号をLPFを介して抽出しA
/D変換器でA/D変換したトラッキングエラー信号か
ら信号レベルを検出し、パルス信号からなるスライドゲ
イン切り換え信号を生成する指令制御部と、指令制御部
が出力するスライドゲイン切換信号とトラッキングエラ
ー信号をLPFで抽出したトラッキング信号を重畳する
スライドゲイン切換回路とを具備し、A/D変換器で検
出されるトラッキングエラー信号の信号レベルがオフセ
ットのしきい値を越えたとき指令制御部はスライドゲイ
ン切換信号を出力し、スライドゲイン切換回路の出力を
直流モータに印加し光ピックアップを移動する光ディス
ク再生装置である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、実施例について図面に基づ
いて説明する。図1は、本発明の一実施例を示す光ディ
スク再生装置のブロック図である。ターンテーブル1に
載置された光ディスク2は、スピンドルモータ駆動回路
3で駆動されるスピンドルモータ4によって、回転され
る。光ディスク2に照射された光ビーム5の反射光が光
ピックアップ6で検出され、電流電圧変換回路7で電圧
信号に変換され再生される。
【0007】フォーカス制御回路8は、光ビーム5をレ
ンズで集光するためのフォーカスエラー信号を電流電圧
変換回路7から得て光ピックアップ4から出射される光
ビーム5をフォーカス制御する回路である。そして、光
ディスク2の螺旋形情報トラックに追従するためのトラ
ッキングエラー信号を光ピックアップ6から電流電圧変
換回路7を介して得て、トラッキング制御回路9でトラ
ッキング制御される。また、トラッキングエラー信号
は、LPF(ローパスフィルタ)18とスライドゲイン
切換え回路20とスライドモータ駆動回路10を介しス
ライドモータ11を駆動する。スライドモータ11は、
光ピックアップ6の本体に設けたラックギア12を駆動
し光ディスク2の半径方向へ光ピックアップ6を移動さ
せる。
【0008】同期信号抽出回路13は、電流電圧変換回
路7で得た信号から同期信号を抽出する。そして、スピ
ンドル駆動モータ3は、この同期信号と指令制御部14
からの基準同期信号を比較し、両者が一致する様にスピ
ンドルモータ4を回転制御する。
【0009】次に、図2のフローチャートを用いて本実
施例における光ディスク再生装置のスライドゲイン切換
えの処理を説明する。ターンテーブル1に光ディスク2
を載置するとフォーカスサーボを投入する。フォーカス
サーボの投入では、まず、三角波駆動信号をフォーカス
制御回路8から出力し、光ピックアップ6を駆動し、レ
ンズを下げる(ST1)。次に、スピンドルモータ駆動
回路3によりスピンドルモータ4を回転させる(ST
2)。その後レンズを上げ(ST3)、フォーカスを合
焦点させる。フォーカスの合焦点が確認されると(ST
4)、フォーカスサーボを投入し、トラッキングサーボ
を投入する(ST5)。
【0010】そして、回転同期信号を回転同期信号抽出
回路13で抽出する(ST6)。回転数の設定は、予め
メモリ部14aに記憶しておいた値と、光ピックアップ
位置検出器15から出力される光ピックアップ位置の情
報により演算部14bで行われる。回転制御は、スピン
ドルモータ4に設けた回転検出器16の出力と回転数設
定値を比較し一致するようスピンドルモータ駆動回路3
により行われる。同期信号を同期信号抽出回路13で検
出し、同期信号を抽出すると、スピンドルサーボを投入
し、基準同期信号と一致するようスピンドルサーボを行
なう。その後スライドサーボを投入する(ST7)。
【0011】光ディスクを再生しているときは、光ピッ
クアップ位置の検出は、光ディスク2から同期信号を抽
出してアドレス情報を復調するアドレスデータの抽出部
17により抽出される(ST8)。現在のアドレスを検
出すると目標のアドレスにサーチする(ST9)。
【0012】目標アドレスを検出すると(ST10)で
Yes、目的のアドレスからディスクの再生を開始する
(ST11)。そして、トラッキングエラー信号の直流
分を抽出するため、LPF(ローパスフィルタ)18を
通し(ST12)、A/D変換回路19でAD変換し、
指令制御部14に入力する(ST13)。指令制御部1
4は、LPF(ローパスフィルタ)18の出力に基づい
てスライドサーボゲインを切り換える信号を生成する。
【0013】この場合の出力波形を図3に示す。図3
は、ディスク再生時のスライドゲイン切換えタイミング
とスライドモータ駆動出力波形図である。(a)は、L
PF(ローパスフィルタ)18の出力波形、(b)は、
A/D変換回路19の出力波形である。指令制御部14
は、図3(b)に示すトラッキングエラー信号のオフセ
ット量のしきい値A、Bを監視し(ST14)、オフセ
ット量が増加し始めたところでしきい値A、Bを越える
期間(t1〜t2,t3〜t4,t5〜t6,t7〜t8)、指令制御部1
4からスライドゲイン切換え回路20に対し、トラッキ
ングエラー信号のゲインを周期的に切換える指令として
約100Hzのパルス信号を出す(ST15)。
【0014】その切換えのタイミングを示す波形図が図
3(c)である。所定のオフセット量内にあるt4〜t5ま
では、切り換えをOFFしている。スライドゲイン切換
え回路20には、LPF(ローパスフィルタ)18で直
流分を抽出した、トラッキングエラー信号が入力され
る。このトラッキングエラー信号と指令制御部14から
の切り換え信号がスライドゲイン切換え回路20に入力
される。スライドゲイン切換え回路20は、トラッキン
グエラー信号に所定のゲインを乗算する回路であり、ス
ライドゲイン切り換え信号のタイミングに従って約4d
Bゲインが乗算される。スライドゲイン切り換え信号が
オンのときは、トラッキングエラー信号に所定のゲイン
が乗算され、スライドモータ駆動回路10に出力され
る。オフのときは、スライドゲイン切換え回路20に入
力されるトラッキングエラー信号の出力をそのままスラ
イドモータ駆動回路10に出力される。
【0015】図3(d)がスライド切換え回路20の出
力信号を示す図である。スライド切換え回路20の出力
信号をスライドモータ駆動回路10で電流増幅し、スラ
イドモータ11に出力する。このスライドモータ11を
駆動する信号はパルス駆動に近くなり、瞬間、瞬間に電
圧を印加することになるため、スライドモータ11は直
流的に駆動するよりも起動しやすくなる。したがって、
入力電圧に対するモータの回転数をリニアに近づけるこ
とができる。
【0016】そのため、トラッキングエラー信号のオフ
セット量を押さえ、スムーズな回転を得ることができ
る。トラッキングオフセット量がゼロのときは、スライ
ド出力もゼロとなる。このとき、スライドゲインを上げ
てもスライド出力はゼロである。したがって、トラッキ
ングオフセット量がゼロのときは、指令制御部14から
の制御を省略することができる。
【0017】また、トラッキングエラー信号のオフセッ
ト量を監視せず、スライドサーボが入っている時に、指
令制御部14からスライドゲイン切換え回路20に対し
ゲインを周期的に切換える指令を出し続けても良い。こ
のとき、前述のST11の目的のアドレスから再生開始
の後からの処理をLPFで直流成分を抽出したトラッキ
ングエラー信号のA/D変換に続き、周期的にスライド
ゲインを切換える指令を常時出力する(ST16)こと
で切り換えることができる。図3(e)は、指令制御部
14の出力を示す図で、所定の周期で切り換え信号を常
時出力している。図3(f)がこのときのスライドゲイ
ン切換え回路20の出力を示している。
【0018】本発明によると、トラッキングエラー信号
を監視する手段によって検出した情報から、オフセット
を持ち始める段階からスライドサーボのゲイン切換え手
段によって周期的にゲイン切換えを行なうことにより、
パルス信号の振幅を変えることができるので、波高値が
変わりオフセットを押さえることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、スライドゲインを周期
的に切換えて、トラッキングエラー信号のオフセット量
を押えるので、光ディスクの再生を行う場合、光ピック
アップを安定してスライド駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の光ディスク再生装置のブロ
ック図
【図2】本発明の一実施例のスライドゲインの切換えの
処理を示すフローチャート。
【図3】ディスク再生時のスライドゲイン切換えタイミ
ングとスライドモータ駆動出力波形図
【符号の説明】
1 ターンテーブル 2 光ディスク 3 スピンドルモータ駆動回路 4 スピンドルモータ 5 光ビーム 6 光ピックアップ 7 電流電圧変換回路 8 フォーカス制御回路 9 トラッキング制御回路 10 スライドモータ駆動回路 11 スライドモータ 12 ラックギア 13 同期信号抽出回路 14 指令制御部 14a メモリ部 14b 演算部 15 光ピックアップ位置検出器 16 回転検出器 17 アドレスデータ抽出部 18 LPF 19 A/D変換回路 20 スライドゲイン切換え回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ピックアップと、前記光ピックアップ
    の径方向に直流モータにより移動するスライド移動手段
    と、前記光ディスクから光ピックアップにより読み取っ
    た再生信号でトラッキング制御する制御手段を有する光
    ディスク装置において、前記トラッキング制御に用いる
    トラッキングエラー信号にスライドゲイン切り換え信号
    を重畳し所定のゲインを乗算した前記トラッキングエラ
    ー信号を前記直流モータに印加し前記光ピックアップを
    移動することを特徴とする光ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ディスク再生装置にお
    いて、トラッキングエラー信号をLPFを介して抽出し
    A/D変換器でA/D変換した前記トラッキングエラー
    信号から信号レベルを検出し、パルス信号からなるスラ
    イドゲイン切り換え信号を生成する指令制御部と、前記
    指令制御部が出力するスライドゲイン切換信号とトラッ
    キングエラー信号を前記LPFで抽出した前記トラッキ
    ング信号を重畳するスライドゲイン切換回路とを具備
    し、前記A/D変換器で検出されるトラッキングエラー
    信号の信号レベルがオフセットのしきい値を越えたとき
    前記指令制御部はスライドゲイン切換信号を出力し、前
    記スライドゲイン切換回路の出力を前記直流モータに印
    加し光ピックアップを移動することを特徴とする光ディ
    スク再生装置。
JP15170996A 1996-05-23 1996-05-23 光ディスク再生装置 Pending JPH09312023A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15170996A JPH09312023A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 光ディスク再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15170996A JPH09312023A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 光ディスク再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09312023A true JPH09312023A (ja) 1997-12-02

Family

ID=15524564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15170996A Pending JPH09312023A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 光ディスク再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09312023A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008293582A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Kenwood Corp 光ピックアップ用スレッド制御装置及び制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008293582A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Kenwood Corp 光ピックアップ用スレッド制御装置及び制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2774609B2 (ja) ディスク装置及びディスク制御方法
JPH1139665A (ja) 多層光記録媒体用フォーカス制御装置
CN1450537A (zh) 聚焦伺服系统与获取焦点伺服的启动方法
JP3869998B2 (ja) キャリッジサーボ装置及び情報再生装置
JPH07271402A (ja) サーボ装置
JPH09312023A (ja) 光ディスク再生装置
US4841504A (en) Method and apparatus for recording an information signal on a rotary recording medium
US7012861B1 (en) Track jump method for a recording medium
JP2000090444A (ja) ディスクプレーヤにおける情報読取点の送り速度制御装置
JPH0572038B2 (ja)
JP2002208147A (ja) 光ピックアップのフォーカスサーボ装置
JP2000113481A (ja) 担体再生装置
JP2947212B2 (ja) トラックジャンプ制御装置
JP2697439B2 (ja) アクセス制御装置
JP2004342266A (ja) ディスク再生装置
JP2536029Y2 (ja) 光ディスク装置のスピンドルモ−タサ−ボ回路
JP2000251285A (ja) 担体再生装置
JP2927193B2 (ja) 光ディスク装置
JP2004178735A (ja) フォーカスサーボ制御装置、多層光ディスクのレイヤジャンプ制御方法及び該方法を実行するプログラム
JPH11195226A (ja) 光ディスクドライブ装置及びトラッキングサーボ制御方法
JPH0123870B2 (ja)
JPH08279169A (ja) 光ディスク装置
JPH10208254A (ja) ディスクドライブ装置及びアクセス方法
JPS607665A (ja) デイスク再生装置のピツクアツプ送り制御装置
JP3785616B2 (ja) ディスク再生装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030909