JPH09311504A - 電子写真現像剤用キャリア及びその製造法 - Google Patents

電子写真現像剤用キャリア及びその製造法

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JPH09311504A
JPH09311504A JP15323696A JP15323696A JPH09311504A JP H09311504 A JPH09311504 A JP H09311504A JP 15323696 A JP15323696 A JP 15323696A JP 15323696 A JP15323696 A JP 15323696A JP H09311504 A JPH09311504 A JP H09311504A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した摩擦帯電性を有し、しかも、優れた
耐久性を示す電子写真現像用キャリア及びその製造法を
提供する。 【解決手段】 平均粒子径が1〜1000μmの球状複
合体粒子粉末であって、該球状複合体粒子が、酸化鉄粒
子粉末と硬化したフェノール樹脂とからなる芯粒子の粒
子表面に硬化したアミノ基を含むフェノール樹脂からな
る被覆層を有していると共に酸化鉄粒子粉末の含有量が
80〜99重量%であって被覆層中のアミノ基含有量が
窒素原子に換算して球状複合体粒子に対して70〜15
00mg/kgであることを特徴とする電子写真現像剤
用キャリアは、酸化鉄粒子粉末、フェノール類及びアル
デヒド類を塩基性触媒の存在下で反応させて酸化鉄粒子
粉末と硬化したフェノール樹脂とからなる芯粒子を生成
させ、さらに、該芯粒子と残存する未反応のフェノール
類とを含む水性媒体にアミノ基を含む塩基性触媒を添加
して該未反応のフェノール類を反応させ、前記芯粒子の
粒子表面にアミノ基を含むフェノール樹脂を被覆させる
ことにより得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安定した摩擦帯電
性を有し、しかも、優れた耐久性を示す電子写真現像用
キャリア及びその製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真法においては、セレン、OPC
(有機半導体)、α−Si等の光導電性物質を感光体と
して用い、種々の手段により静電気的潜像を形成し、こ
の潜像に磁気ブラシ現像法等を用いて、潜像の極性と逆
に帯電させたトナーを静電気力により付着させ、顕像化
する方式が一般に採用されている。
【0003】周知の通り、この現像工程においては、キ
ャリアと呼ばれる担体粒子が使用され、摩擦帯電により
適量の正又は負の電気量をトナーに付与し、かつ磁気力
を利用することによって磁石を内蔵する現像スリーブを
介して、潜像を形成した感光体表面付近の現像領域にト
ナーを搬送している。
【0004】近年、前記電子写真法は複写機あるいはプ
リンターに広く多用化されており、細線や小文字、写真
あるいはカラー原稿等様々な文書に対応できることが要
求されている。さらに高速化及び連続化に伴い、現像剤
としての耐久性も要求されており、今後も益々これらの
要求は大きくなるものと思われる。
【0005】また、周知の通り、現像剤にはトナー及び
キャリアの帯電性が使用中に変化しないこと等の耐久性
が必要とされており、例えば、キャリア粒子表面にトナ
ーが強固に付着してしまい本来持っているキャリアの帯
電性が失われてしまう現象(いわゆるトナーのスペント
化)やキャリア粒子表面の被覆樹脂層が経時的に剥離し
てしまい、結果としてトナーを適切に帯電できなくなる
現象が問題とされている。
【0006】前者の対策としては、表面エネルギーの低
いフッ素樹脂やシリコーン樹脂等をキャリア粒子表面に
被覆する手段が採られているが、後者の対策としてはこ
れといった手段が講じられていないのが現状である。
【0007】特に、フェライトや鉄粉等のキャリアは、
粒子表面と被覆樹脂との接着性があまり良好でなく、使
用中に次第に被覆樹脂が剥離してしまい、帯電性の変化
を起こし、結果として画像の乱れやキャリア付着等の問
題を引き起こしてしまう。
【0008】一方、これらの問題を解決するために磁性
粉を樹脂中に分散させた、所謂バインダー型キャリアも
開発されているが、磁性粉の含有量が高く出来なかった
り、樹脂が限定される等の問題がある。
【0009】本発明者らは、特開平3−220068
号、特開平4−100850号、特開平4−86749
号及び特開平5−237369号において、上記のよう
な問題の解決を目的とする発明を公開している。
【0010】上記各公開公報記載の発明における磁性粉
とフェノール樹脂とからなる複合体粒子は、前記フェラ
イトや鉄粉に比べ、被覆樹脂との接着性に数段優れてい
るので、使用中に被覆樹脂が剥離する問題はほとんど起
こらないが、高速機に使用される場合には問題が生じる
可能性もあり、より密着性に優れたバインダー型キャリ
アが求められている。
【0011】現在、現像剤としては、相異なる帯電極性
を有するトナーとキャリアからなる二成分系現像剤が使
用されているが、最近、負帯電性トナーと、正帯電性キ
ャリアとを組み合わせて用いる二成分系現像剤が用いら
れるようになってきた。キャリアに正帯電性を付与する
ために、樹脂等による被覆が行われてきたが、十分なも
のとは言えなかった。そこで、トナーの負帯電性を高め
るため、前記キャリアは、より高い正帯電性が求められ
ている。
【0012】また、キャリアにはある程度以上の電気抵
抗値を有することが求められており、具体的には109
〜1014Ωcm程度の電気抵抗値が求められている。即
ち、鉄粉キャリアのように電気抵抗値が106 Ωcmと
低い場合には、スリーブからの電荷注入によりキャリア
が感光体の画像部へ付着したり、潜像電荷がキャリアを
介して逃げ、潜像の乱れや画像の欠損等を生じたりする
等の問題がある。一方、絶縁性の樹脂を厚く被覆してし
まうと電気抵抗値が高くなりすぎ、キャリア電荷がリー
クしにくくなり、さらにトナーの帯電量も高くなり、そ
の結果、エッジの効いた画像にはなるが、反面、大面積
の画像面では中央部の画像濃度が非常に薄くなるという
問題が生じる。そこで、適度に高い電気抵抗109 〜1
14Ωcmを有するキャリアが求められている。
【0013】従って、電子写真現像剤用キャリアには、
被覆樹脂層の剥離等のキャリア粒子表面の物性の変化が
ないこと、粒径がコントロール可能であること、及び適
度な比重であることが求められていると言える。
【0014】従来、フェノール樹脂と酸化鉄粒子粉末と
からなる複合体粒子粉末からなる電子写真現像剤用キャ
リアについては、いくつかの試みがなされている。例え
ば、強磁性体微粒子粉末と硬化したフェノール樹脂とか
らなる複合体粒子粉末(特開平2−220068号)、
強磁性体微粒子粉末と硬化したフェノール樹脂とからな
る複合体芯粒子の粒子表面がメラミン樹脂で被覆されて
いる複合体粒子粉末(特開平3−192268号)があ
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】高い電気抵抗値と正帯
電性を有し、しかも、被覆樹脂の剥離耐久性に優れる球
状複合体粒子粉末は、現在最も要求されているところで
あるが、前出各公報記載の複合体粒子粉末は、これら諸
特性を十分満足するものとは言い難い。
【0016】即ち、前記特開平2−220068号公報
記載の複合体粒子粉末は、アミノ基を含む樹脂被覆層を
有しないので、十分な電気抵抗値と正帯電性が得られな
い。
【0017】前記特開平3−192268号公報記載の
複合体粒子粉末は、アミノ基を含むメラミン樹脂被覆を
有するので、電気抵抗値と正帯電性はある程度得られる
ものの、複合体芯粒子を構成するフェノール樹脂と、芯
粒子の粒子表面の被覆層を構成するメラミン樹脂とが異
なるため、樹脂の密着性が弱く、被覆樹脂の剥離耐久性
に劣るものである。
【0018】そこで、本発明は、高い電気抵抗値と正帯
電性を有し、しかも、被覆樹脂の剥離耐久性に優れる球
状複合体粒子粉末からなる電子写真現像剤用キャリアを
提供することを技術的課題とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記技術的課題は、次の
通りの本発明によって達成できる。
【0020】即ち、本発明は平均粒子径が1〜1000
μmの球状複合体粒子粉末からなる電子写真現像剤用キ
ャリアであって、該球状複合体粒子が、酸化鉄粒子粉末
と硬化したフェノール樹脂とからなる球状複合体芯粒子
の粒子表面に硬化したアミノ基を含むフェノール樹脂か
らなる被覆層を有していると共に酸化鉄粒子粉末の含有
量が80〜99重量%であって被覆層中のアミノ基含有
量が窒素原子に換算して球状複合体粒子に対して70〜
1500mg/kgであることを特徴とする電子写真現
像剤用キャリア及び酸化鉄粒子粉末、フェノール類及び
アルデヒド類を水性媒体中において塩基性触媒の存在下
で反応させて、酸化鉄粒子粉末と硬化したフェノール樹
脂とからなる球状複合体芯粒子を生成させ、さらに、該
球状複合体芯粒子と残存する未反応のフェノール類とを
含む水性媒体にアミノ基を含む塩基性触媒を添加して該
未反応のフェノール類を反応させることによって、前記
球状複合体芯粒子の粒子表面にアミノ基を含むフェノー
ル樹脂を被覆させた球状複合体粒子粉末を得ることを特
徴とする電子写真現像剤用キャリアの製造法である。
【0021】以下、本発明を詳細に説明する。まず、本
発明に係る球状複合体粒子粉末について述べる。
【0022】本発明に係る球状複合体粒子粉末は、平均
粒子径が1〜1000μm、好ましくは10〜200μ
mである。平均粒子径が1μm未満のものは、二次凝集
しやすく、1000μmを越えるものは機械的強度が弱
く、また、鮮明な画像を得ることができなくなる。本発
明に係る複合体粒子粉末を構成する各複合体粒子の形状
は球状である。
【0023】本発明に係る球状複合体粒子粉末を構成す
る各球状複合体粒子は、酸化鉄粒子粉末と硬化したフェ
ノール樹脂とからなる球状複合体芯粒子部分と該粒子表
面上に硬化したアミノ基を多く含むフェノール樹脂から
なる被覆層部分とからなる。前記球状複合体芯粒子部分
と前記被覆層部分との重量割合は、1000:1〜5
0:1、好ましくは1000:5〜50:1である。前
記球状複合体粒子の酸化鉄粒子粉末含有量は80〜99
重量%である。80重量%未満の場合には、十分な比重
が得られない。99重量%を越える場合には、樹脂分が
不足して十分な強度が得られない。
【0024】前記被覆層部分におけるアミノ基の含有量
は、窒素原子に換算して球状複合体粒子に対して70〜
1500mg/kg、好ましくは80〜1200mg/
kgである。70mg/kg未満の場合には、正帯電性
が十分ではない。1500mg/kgを越える場合に
は、球状複合体粒子粉末の吸湿性が高くなり、例えば、
帯電の環境安定性に問題を生じることがある。
【0025】本発明に係る球状複合体粒子粉末は、嵩密
度が2.5g/cm3 以下の範囲にあることが好まし
い。より好ましくは2.0g/cm3 以下である。比重
は、2.5〜5.2、好ましくは2.5〜4.5であ
る。
【0026】本発明に係る球状複合体粒子粉末は、電気
抵抗が109 〜1014Ωcm、好ましくは1010〜10
14Ωcmである。
【0027】本発明に係る球状複合体粒子粉末は、正帯
電性に優れるものである。具体的には、後出本発明の実
施の形態及び後出実施例に示す通りである。
【0028】本発明に係る球状複合体粒子粉末は、粒子
表面の被覆層の剥離耐久性が良好なものである。即ち、
後述する強制耐久性テストによって帯電量及び電気抵抗
値が変化しないものである。具体的には、電気抵抗値の
変化率(ΔR/R)が−10〜+10%、好ましくは−
5〜+5%である。帯電量の変化率(ΔQ/Q)が−1
0〜+10%、好ましくは−5〜+5%である。
【0029】次に、本発明に係る球状複合体粒子粉末の
製造法を説明する。
【0030】本発明に用いるフェノール類としては、フ
ェノールの他、m−クレゾール、p−tert−ブチルフェ
ノール、o−プロピルフェノール、レゾルシノール、ビ
スフェノールA等のアルキルフェノール類、及びベンゼ
ン核又はアルキル基の一部又は全部が塩素原子、臭素原
子で置換されたハロゲン化フェノール類等のフェノール
性水酸基を有する化合物が挙げられるが、この中でフェ
ノールが最も好ましい。フェノール類としてフェノール
以外の化合物を用いた場合には、粒子が生成し難かった
り、粒子が生成したとしても不定形状であったりするこ
とがあるので、形状性を考慮すれば、フェノールが最も
好ましい。
【0031】本発明に用いるアルデヒド類としては、ホ
ルマリン又はパラアルデヒドのいずれかの形態のホルム
アルデヒド及びフルフラール等が挙げられるが、ホルム
アルデヒドが特に好ましい。
【0032】アルデヒド類のフェノール類に対するモル
比は、1〜4が好ましく、特に好ましくは1.2〜3で
ある。アルデヒド類のフェノール類に対するモル比が1
より小さいと、粒子が生成し難かったり、生成したとし
ても樹脂の硬化が進行し難いために、生成する粒子の強
度が弱かったりする傾向があり、一方、アルデヒド類の
フェノール類に対するモル比が4よりも大きいと、反応
後に水性媒体中に残留する未反応のアルデヒド類が増加
する傾向がある。
【0033】本発明に用いる塩基性触媒としては、通常
のレゾール樹脂製造に使用される塩基性触媒が使用でき
る。例えば、アンモニア水、ヘキサメチレンテトラミン
及びジメチルアミン、ジエチルトリアミン、ポリエチレ
ンイミン等のアルキルアミンが挙げられる。これら塩基
性触媒のフェノール類に対するモル比は、0.02〜
0.3が好ましい。0.02未満の場合には、硬化が十
分に進行せず、造粒されない。0.3を越える場合に
は、フェノール樹脂の構造に影響するため造粒性が悪く
なり、粒径の大きなものが得にくくなる。
【0034】本発明に用いる酸化鉄粒子粉末としては、
マグネタイト、マグヘマイト等の磁性酸化鉄粒子粉末、
鉄以外の金属(Mn、Ni、Zn、Mg、Cu等) を一
種又は二種以上含有するスピネルフェライト粒子粉末、
バリウムフェライト等のマグネトプランバイト型フェラ
イト粒子粉末、表面に酸化層を有する鉄及びその合金の
微粒子粉末等を用いることができる。また、ヘマタイ
ト、ゲータイト、ウスタイト等の非磁性酸化鉄粒子粉末
を用いることもでき、場合によっては前記磁性酸化鉄粒
子と混合して用いることもできる。好ましくはマグネタ
イト、マグヘマイト等の磁性酸化鉄粒子粉末又はヘマタ
イト、ゲータイト等の非磁性酸化鉄粒子粉末である。さ
らに好ましくはマグネタイト、マグヘマイト等の磁性酸
化鉄粒子粉末である。その粒子形状は、粒状、球状、針
状のいずれであってもよい。
【0035】前記酸化鉄粒子粉末の粒子径は、0.1〜
10μmであることが望ましく、微粒子の水性媒体中に
おける分散と生成する複合体粒子の強度を考慮すれば、
0.05〜5μmであることが好ましい。
【0036】本発明に用いる酸化鉄粒子粉末は、あらか
じめ親油化処理をしておくことが望ましく親油化処理が
されていない酸化鉄粒子粉末を用いる場合には、球形を
呈した複合物を得ることが困難となる場合がある。
【0037】親油化処理は、酸化鉄粒子粉末をシラン系
カップリング剤やチタネート系カップリング剤等のカッ
プリング剤で処理する方法や界面活性剤を含む水性溶媒
中に酸化鉄粒子粉末を分散させて、粒子表面に界面活性
剤を吸着させる方法等がある。
【0038】シラン系カップリング剤としては、疎水性
基、アミノ基、エポキシ基を有するものがあり、疎水性
基を有するシラン系カップリング剤としては、ビニルト
リクロルシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニル・
トリス(β−メトキシ) シラン等がある。
【0039】アミノ基を有するシラン系カップリング剤
としては、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N-
β-(アミノエチル) ─γ−アミノプロピルトリメトキシ
シラン、N-β-(アミノエチル)-γ−アミノプロピルメチ
ルジメトキシシラン、N-フェニル- γ- アミノプロピル
トリメトキシシラン等がある。
【0040】エポキシ基を有するシラン系カップリング
剤としては、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキ
シシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラ
ン、β-(3,4-エポキシシクロヘキシル) トリメトキシシ
ラン等がある。
【0041】チタネート系カップリング剤としては、イ
ソプロピルトリイソステアロイルチタネート、イソプロ
ピルトリドデシルベンゼンスルホニルチタネート、イソ
プロピルトリス( ジオクチルピロホスフェート) チタネ
ート、等がある。
【0042】界面活性剤としては、市販の界面活性剤を
使用することができ、酸化鉄粒子や該粒子表面に有する
水酸基と結合が可能な官能基を有するものが望ましく、
イオン性で言えばカチオン性、あるいはアニオン性のも
のが好ましい。
【0043】上記いずれの処理方法によっても本発明の
目的を達成することができるが、フェノール樹脂との接
着性を考慮するとアミノ基、あるいはエポキシ基を有す
るシラン系カップリング剤による処理が好ましい。
【0044】前記フェノール類とアルデヒド類を塩基性
触媒の存在下で反応させるに際し、共存させる酸化鉄粒
子粉末の量は、酸化鉄粒子粉末、フェノール類及びアル
デヒド類の総量に対して75〜99重量%、好ましくは
78〜99重量%、さらに、生成する複合体粒子の強度
を考慮すると、80〜99重量%であることがより好ま
しい。
【0045】本発明における反応は、水性媒体中で行わ
れるが、水性媒体中の固形分濃度が30〜95重量%に
なるようにすることが好ましく、特に、60〜90重量
%となるようにすることが好ましい。
【0046】球状複合体芯粒子の生成反応は、フェノー
ル類、アルデヒド類、水、酸化鉄粒子粉末を反応釜中に
仕込み、十分に攪拌した後、塩基性触媒を加えて攪拌し
ながら昇温し、反応温度を70〜90℃、好ましくは8
3〜87℃に調整し、フェノール樹脂の硬化を起こさせ
る。このとき、球形度の高い球状複合体芯粒子を得るた
めに、ゆるやかに昇温させることが望ましい。昇温速度
は、好ましくは0.5〜1.5℃/min、より好まし
くは0.8〜1.2℃/minである。
【0047】前記の通り硬化させた後、反応物を40℃
以下に冷却すると、硬化したフェノール樹脂マトリック
ス中に、酸化鉄粒子粉末が均一に分散した球状複合体芯
粒子を含有する水分散液が得られる。
【0048】次いで、前記球状複合体芯粒子の粒子表面
に硬化したアミノ基を含むフェノール樹脂からなる被覆
層を形成する反応は、前記球状複合体芯粒子を含有する
水分散液中に新たにアミノ基を有する塩基性触媒と水と
を添加して、昇温し、反応温度を70〜90℃、好まし
くは83〜87℃に調整し、水性媒体中に残存する未反
応のフェノール類を反応させて前記球状複合体芯粒子の
粒子表面に硬化・吸着させて行う。球状複合体芯粒子の
生成後の水性媒体中に残存する未反応のフェノール類に
対して、通常より過剰のアミノ基を有する塩基性触媒を
所定量添加することにより、フェノール樹脂中に塩基性
触媒中のアミノ基が多く取り込まれ、アミノ基を多く含
むフェノール樹脂からなる被覆層を形成することができ
る。なお、球形度の高い球状複合体粒子を得るために、
ゆるやかに昇温させることが望ましい。昇温速度は、好
ましくは0.5〜1.5℃/min、より好ましくは
0.8〜1.2℃/minである。
【0049】前記球状複合体粒子を含む水分散液を濾
過、遠心分離の常法に従って固液を分離した後、洗浄し
て乾燥すると、フェノール樹脂マトリックス中に酸化鉄
粒子粉末が均一に分散した複合体芯粒子の粒子表面にア
ミノ基を含むフェノール樹脂からなる被覆層を有する球
状複合体粒子粉末が得られる。
【0050】前記アミノ基を含むフェノール樹脂からな
る被覆層の形成反応において用いるアミノ基を有する塩
基性触媒としては、通常のレゾール樹脂製造に使用され
る塩基性触媒の内、アミノ基を有するものが使用でき
る。例えば、アンモニア水、ヘキサメチレンテトラミン
及びジメチルアミン、ジエチルトリアミン、ポリエチレ
ンイミン等のアルキルアミンが挙げられる。この場合に
用いるアミノ基を有する塩基性触媒の量は、複合体芯粒
子の生成反応において最初に添加したフェノール類に対
するモル比で0.03〜0.5が好ましく、さらに好ま
しくは0.04〜0.5である。0.03未満の場合に
は被覆層の形成が十分ではなく、しかもフェノール樹脂
中に十分なアミノ基を含有することができない。0.5
を越える場合には粒子表面に均一な被覆層を形成するこ
とができない。
【0051】塩基性触媒と共に添加する水の量は、水を
添加した後の水性媒体中の固形分濃度が好ましくは30
〜80重量%、さらに好ましくは60〜90重量%とな
るようにする。
【0052】なお、前記のように一旦反応温度を40℃
以下に冷却しないで、直接水と塩基性触媒を添加するこ
ともできる。さらに、塩基性触媒に加えてフェノール類
及びアルデヒド類等のフェノール樹脂成分を加えて反応
させることもできる。
【0053】なお、前記いずれの反応においても懸濁安
定剤として、カルボキシメチルセルロース、ポリビニル
アルコール等の親水性有機化合物やフッ化カルシウム等
のフッ素化合物などを用いることにより、球形粒子が生
成しやすくなる。
【0054】本発明の製造法においては、排水中に残存
する未反応のフェノール類及びアルデヒド類が大幅に低
減するから排水中のCOD(化学的酸素要求量)値も低
くなり、排水処理コストを大幅に低減させることができ
る。
【0055】
【作用】前記特開平2−220068号公報記載の強磁
性微粒子粉末と硬化したフェノール樹脂とからなる複合
体粒子粉末は、フェノール樹脂からなる被覆層がないた
め、十分な電気抵抗値及び正帯電性が得られず、しか
も、複合体粒子生成後の水性媒体中に未反応のフェノー
ル類が相当量残存しており、排水中のCOD値が高くな
ってしまうという問題があった。
【0056】また、前記特開平3−192268号公報
記載の強磁性微粒子粉末と硬化したフェノール樹脂とか
らなる複合体芯粒子の粒子表面にメラミン樹脂からなる
被覆層を形成した複合体粒子粉末は、十分な正帯電性、
電気抵抗値は得られるものの、芯粒子と被覆層とを構成
する樹脂が異なるため、樹脂の密着性が十分でなく、剥
離耐久性が不十分であった。
【0057】そこで、被覆層を同一樹脂であるフェノー
ル樹脂によって形成し、さらに被覆方法については、従
来法では芯粒子生成後、被覆層形成前に芯粒子を取り出
していたが、この場合には、芯粒子の粒子表面が乾燥す
ることにより、その後に形成する被覆層は不連続とな
り、芯粒子と被覆層の樹脂が同一であっても剥離耐久性
が十分ではないので、芯粒子作成後、取り出さずに続け
て被覆層を形成する方法について検討を行った。前述の
通り、芯粒子作成後の水性媒体中には未反応のフェノー
ル類及びアルデヒド類が相当量残存しているから、塩基
性触媒を添加することによってフェノール樹脂からなる
被覆層を形成できることを本発明者は見出した。
【0058】本発明の製造法によって、被覆層のフェノ
ール樹脂中には、アミノ基を通常より多く含有するの
で、正帯電性が良好であって、電気抵抗値が高く、しか
も、芯粒子と被覆層とを構成する樹脂とが連続している
ことから、現像機内でのストレスに対しても被覆樹脂の
剥離耐久性が向上し、経時的に安定した帯電性を示す球
状複合体粒子粉末が得られる。
【0059】本発明に係る電子写真現像剤用キャリア
は、トナーとの混合性が良く、結果としてトナーの帯電
速度を速めることができ、また一方、トナーにダメージ
を与えない程度の比重を持つことによって、スペント化
も抑制することができる。
【0060】
【本発明の実施の形態】本発明の代表的な実施の形態は
次の通りである。
【0061】尚、本発明の実施の形態及び後出実施例並
びに比較例における平均粒子径はレーザー回折式粒度分
布計((株)堀場製作所製)により計測した値で示し、
また、粒子の粒子形態は、走査型電子顕微鏡((株)日
立製作所製、S−800) で観察したものである。
【0062】窒素原子量の測定は、ケルダール法(JI
S K0102)により分析し定量化した。
【0063】飽和磁化は、振動試料型磁力計VSM−3
S−15(東英工業(株)製) を用いて外部磁場10k
Oeのもとで測定した値で示した。
【0064】真比重はマルチボリウム密度計(マイクロ
メリティクス製) で測定した値で示した。
【0065】電気抵抗値(体積固有抵抗値)は、ハイレ
ジスタンスメーター4329A(横河ヒューレットパッ
カード製)で測定した値で示した。
【0066】トナー帯電量は、この複合体粒子粉末95
重量部と市販のトナーCLC−200黒5重量部を十分
に混合し、ブローオフ帯電量測定装置TB−200(東
芝ケミカル社製) にて測定した。
【0067】被覆樹脂の剥離耐久性は以下の強制耐久性
テストによって調べた。複合体粒子粉末50gを100
ccガラス製サンプル瓶の中に入れ、ふたをした後、ペ
イントコンディショナー(RED DEVIL社製)に
て、10時間振とうさせる。振とう前後の各々のサンプ
ルについて帯電量Q及び体積固有抵抗値Rの変化率(Δ
R/R、ΔQ/Q)の大きさにより被覆樹脂の剥離耐久
性を見積もった。ここで変化率が大きいほど被覆樹脂が
剥離しているものとした。
【0068】化学的酸素要求量(COD値)の測定は、
JIS K0102.17に従って行い、生成物1kg
を製造する工程終了時の排水総量における値(mg/k
g)として評価した。
【0069】ヘンシェルミキサー内に平均粒子径0.2
4μmの球状マグネタイト粒子粉末400gを仕込み十
分に良く攪拌した後、シラン系カップリング剤(KBM
−403;信越化学(株)製)2.0gを添加し、約1
00℃まで昇温し30分間良く混合攪拌することにより
カップリング剤で被覆されているマグネタイト粒子から
なる酸化鉄粒子粉末を得た。
【0070】別に、1lの四つ口フラスコに、フェノー
ル50g、37%ホルマリン70g、親油化処理された
酸化鉄粒子粉末400g、28%アンモニア水10g、
水50gを攪拌しながら40分間で85℃に上昇させ、
同温度で180分間反応・硬化させ、酸化鉄粒子粉末と
硬化したフェノール樹脂とからなる複合体芯粒子の生成
を行った。
【0071】次に、フラスコ内の内容物を50℃に冷却
し、28%アンモニア水8g及び50gの水を添加し、
30分間で85℃に昇温させ同温度で60分間反応さ
せ、前記複合体芯粒子の粒子表面にアミノ基を多く有す
るフェノール樹脂が被覆された複合体粒子を得た。30
℃まで冷却後、上澄み液を除去し、さらに下層の沈殿物
を水洗し、風乾した。
【0072】なお、この工程終了時における排水のCO
D(化学的酸素要求量)値は、球状複合体粒子粉末1k
gに対して2869mg/kgであり、後出比較例1に
示す工程終了時における排水のCOD値に比べ、低い値
であった。
【0073】次いで、これを減圧下(5mmHg以下)
に150〜160℃で乾燥して球状複合体粒子粉末を得
た。
【0074】得られた球状複合体粒子粉末は、平均粒子
径が33μmであり、図1の走査型電子写真顕微鏡写真
(×2000) に示す通り、真球に近い球形を呈してい
た。また、フェノール樹脂の被覆樹脂層は、図2の粒子
断面の走査型電子顕微鏡写真(×15000)より芯粒
子中の樹脂と連続であり、且つ、均一であった。
【0075】前記球状複合体粒子粉末は電子写真現像剤
用キャリアとして、耐久性に優れ、安定した摩擦帯電性
を有している。即ち、比重は、3.56であり、体積固
有抵抗値は2.0×1012Ωcm、トナー帯電量は−3
7μC/g、被覆樹脂層中のアミノ基含有量は窒素原子
換算で160mg/kgである。また、被覆樹脂層の剥
離耐久性は、体積固有抵抗値の変化率(ΔR/R)が0
%、帯電量の変化率(ΔQ/Q)が0%と、被覆樹脂層
の剥離耐久性に優れるものである。
【0076】
【実施例】次に、実施例並びに比較例を挙げる。
【0077】実施例1〜3、比較例1〜4; 実施例1〜3 複合体芯粒子の生成反応において、酸化鉄粒子粉末の種
類及び量、親油化処理剤の種類及び量、フェノール類の
量、アルデヒド類の量、塩基性触媒の量並びに水の量、
被覆層の形成において添加するアミノ基を含む塩基性触
媒の種類及び量を種々変化させた以外は、本発明の実施
の形態と同様にして球状複合体粒子粉末を得た。このと
きの製造条件を表1に、得られた球状複合体粒子粉末の
諸特性は表2に示す。
【0078】比較例1 球状複合体芯粒子の生成までは本発明の実施の形態と同
様にして行い、その後の被覆層の形成反応を行わず、3
0℃まで冷却後、上澄み液を除去し、さらに下層の沈殿
物を水洗し、風乾した。
【0079】次いで、これを減圧下(5mmHg以下)
に150〜160℃で乾燥して球状複合体粒子粉末を得
た。なお、この工程終了時における排水のCOD値は、
球状複合体粒子粉末1kgに対して6400mg/kg
であった。得られた球状複合体粒子粉末の諸特性につい
て、表2に示す。
【0080】比較例2〜4 複合体芯粒子の生成反応において、酸化鉄粒子粉末の種
類及び量、親油化処理剤の種類及び量、フェノール類の
量、アルデヒド類の量、塩基性触媒の量並びに水の量を
種々変化させた以外は本発明の実施の形態と同様にして
複合体芯粒子の生成を行い、その後の被覆層の形成反応
を行わず、30℃まで冷却後、上澄み液を除去し、さら
に下層の沈殿物を水洗し、風乾した。
【0081】次いで、これを減圧下(5mmHg以下)
に150〜160℃で乾燥して球状複合体粒子粉末を得
た。このときの製造条件を表1に、得られた球状複合体
粒子粉末の諸特性について、表2に示す。
【0082】
【表1】
【0083】
【表2】
【0084】
【発明の効果】本発明に係る球状複合体粒子粉末は、高
い電気抵抗値と正帯電性を有し、しかも、被覆樹脂の剥
離耐久性に優れることから、耐久性に優れ、安定した摩
擦帯電性を有しているので、電子写真現像剤用キャリア
として好適である。また、本発明に係る製造法は残存す
る未反応のフェノール類及びアルデヒド類が低減するか
ら、排水中のCODを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の球状複合体粒子粉末の
粒子構造を示す走査型電子写真顕微鏡写真(×200
0)
【図2】 本発明の実施の形態の球状複合体粒子粉末の
粒子断面構造を示す走査型電子写真顕微鏡写真(×15
000)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平均粒子径が1〜1000μmの球状複
    合体粒子粉末からなる電子写真現像剤用キャリアであっ
    て、該球状複合体粒子が、酸化鉄粒子粉末と硬化したフ
    ェノール樹脂とからなる球状複合体芯粒子の粒子表面に
    硬化したアミノ基を含むフェノール樹脂からなる被覆層
    を有していると共に酸化鉄粒子粉末の含有量が80〜9
    9重量%であって被覆層中のアミノ基含有量が窒素原子
    に換算して球状複合体粒子に対して70〜1500mg
    /kgであることを特徴とする電子写真現像剤用キャリ
    ア。
  2. 【請求項2】 酸化鉄粒子粉末、フェノール類及びアル
    デヒド類を水性媒体中において塩基性触媒の存在下で反
    応させて酸化鉄粒子粉末と硬化したフェノール樹脂とか
    らなる球状複合体芯粒子を生成させ、さらに、該球状複
    合体芯粒子と残存する未反応のフェノール類とを含む水
    性媒体にアミノ基を含む塩基性触媒を添加して該未反応
    のフェノール類を反応させることによって、前記球状複
    合体芯粒子の粒子表面にアミノ基を含むフェノール樹脂
    を被覆させた球状複合体粒子粉末を得ることを特徴とす
    る電子写真現像剤用キャリアの製造法。
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