JPH09309815A - 粉体化粧料 - Google Patents

粉体化粧料

Info

Publication number
JPH09309815A
JPH09309815A JP8151733A JP15173396A JPH09309815A JP H09309815 A JPH09309815 A JP H09309815A JP 8151733 A JP8151733 A JP 8151733A JP 15173396 A JP15173396 A JP 15173396A JP H09309815 A JPH09309815 A JP H09309815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
refractive index
oxide
acid
cosmetics
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8151733A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Kumei
貴行 粂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noevir Co Ltd
Original Assignee
Noevir Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noevir Co Ltd filed Critical Noevir Co Ltd
Priority to JP8151733A priority Critical patent/JPH09309815A/ja
Publication of JPH09309815A publication Critical patent/JPH09309815A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 適度な隠蔽力を有するにもかかわらず、塗布
時に均一に塗布することができ、しかも経時での塗布色
のくすみやムラが生じない粉体化粧料を得る。 【解決手段】 屈折率1.6以上2.0以下の無機粉体
或いは前記粉体で被覆した有機粉体を粉体総重量に対し
80重量%以上配合し、屈折率が2.0を超え且つ粒径
0.1μm以上の白色顔料を配合しないことを特徴とす
る粉体化粧料。屈折率1.6以上2.0以下の無機粉体
としては、硫酸バリウム,酸化亜鉛,酸化アルミニウ
ム,水酸化アルミニウム,酸化ジルコニウム,炭酸カル
シウム,酸化マグネシウム,酸化セリウムが挙げられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屈折率1.6以上
2.0以下の粉体を粉体総重量中の80重量%以上配合
することにより、適度な隠蔽力を有し、仕上がりが均一
でしかも経時での色ムラやくすみが目立たないという特
徴を有する粉体化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の粉体化粧料は、隠蔽力を出す目的
で酸化チタンなどの屈折率の高い白色顔料を配合し、さ
らに外観色を変えずに塗布色を調整するために屈折率の
低いタルク,セリサイト等の体質顔料を併用することに
より調製されてきた。
【0003】しかしながら、従来の粉体化粧料は、屈折
率の大きく異なる顔料を数種類混合して使用するため、
仕上がりがムラになりやすい欠点があった。さらに化粧
膜が皮脂や汗で濡れた際、屈折率の高い酸化チタンの被
覆力は殆ど変化しないのに比べて、体質顔料は隠蔽力が
無くなり透明になってしまうため、塗布色がくすんだ
り、ムラになるといった問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】適度な隠蔽力を有して
いるにもかかわらず、塗布時に均一に塗布することがで
き、しかも経時での塗布色のくすみや、ムラが生じない
粉体化粧料を得ることを本発明の目的とした。
【0005】
【発明を解決するための手段】上記目的を達成するため
に研究を進めた結果、粉体化粧料に屈折率1.6以上
2.0以下の粉体を粉体総重量中の80%以上配合し、
屈折率が2.0を超え且つ粒径0.1μm以上の白色顔
料を含有しないことにより、適度な隠蔽力を有している
にもかかわらず、塗布時に均一に塗布することができ、
しかも経時での塗布色のくすみやムラが生じない粉体化
粧料が得られることを見いだし、本発明を完成するに至
った。
【0006】屈折率が2.0を超え且つ粒径0.1μm
以上の白色顔料は、隠蔽力が高すぎ、隠蔽力を不必要に
増大させ、塗布時や経時でのムラの原因となるために、
好ましくない。しかしながら、屈折率が2.0を超えて
いるが粒径0.1μm未満の白色顔料は、粒径が小さい
ために、隠蔽力が小さく、塗布時や経時でのムラの原因
とはなりにくいため、粉体総重量中の20重量%未満の
範囲であれば配合しても問題はない。
【0007】本発明で用いられる屈折率1.6以上2.
0以下の粉体としては特に種類は問わない。具体的に
は、硫酸バリウム、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、酸
化アルミニウム、酸化ジルコニウム、炭酸カルシウム、
酸化マグネシウム、酸化セリウム等が例示される。これ
らの粉体の粒子径及び粒子形状は、特に限定されない。
さらに、これらの粉体は、そのまま若しくは金属石鹸,
シリコーン,フッ素化合物等で撥水撥油処理をした粉体
を用いても良い。
【0008】また、粉体化粧料には、滑り等の使用感を
調整する目的で有機粉体を配合することがある。その
際、有機粉体をそのまま配合しても良いが、より好まし
くは屈折率1.6〜2.0の粉体で表面を被覆して配合
することにより、有機粉体の有する滑り改善効果はその
ままに、適度なカバー力を有し且つ均一に塗布でき、塗
布色のくすみやムラが生じない特性をさらに発揮するこ
とができる。
【0009】屈折率1.6以上2.0以下の粉体で表面
を被覆する有機粉体として特に種類は限定されないが、
形状は真球状の有機粉体が好ましい。具体的には、ナイ
ロンパウダー,ポリエチレン末,ポリメタクリル酸アル
キルなどのアクリル樹脂,N-ラウロイル-L-リジンなど
のアミノ酸系粉体が例示される。この有機粉体と屈折率
1.6以上2.0以下の粉体の粒径比は、1:1〜1:
0.01の範囲にあることが好ましく、さらには1:
0.5〜1:0.05の範囲内が好ましく、さらには、
1:0.1以下が被覆操作の点で好ましい。また、屈折
率1.6以上2.0以下の粉体で有機粉体を表面被覆す
る際、有機粉体そのものの滑りの良さや保湿性を生かす
ためには、屈折率1.6以上2.0以下の粉体と有機粉
体を、5:1〜0.5〜1の重量比で処理することが好
ましく、さらには重量比1:1〜0.5:1での処理が
より好ましい。
【0010】有機粉体の表面に屈折率1.6以上2.0
以下の粉体を被覆する方法としては、メカノケミカル手
法等を用いた乾式法及び溶媒に分散させて被覆する湿式
法のどちらを用いてもよい。さらには、有機粉体表面に
酸化亜鉛などを直接生成させる手法を用いてもよい。
【0011】本発明の粉体化粧料は、必要に応じてベン
ガラ,黄酸化鉄,黒酸化鉄,紺青,群青等の無機着色顔
料、赤色226号,赤色202号,赤色201号,黄色
205号,青色1号,青色404号などの着色剤を配合
することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明にかかる粉体化粧料は、パ
ウダーファンデーション、おしろい、ツーウェイファン
デーション、油性ファンデーション、頬紅、アイカラ
ー、アイブロー等粉体を含有する化粧料全てに応用され
る。
【0013】本発明においてはさらに必要に応じて、本
発明の効果を損なわない範囲で、化粧品、医薬品等に一
般に用いられている各種成分、すなわち、アボカド油,
パーム油,ピーナッツ油,コメヌカ油,ホホバ油,オレ
ンジラフィー油,マカデミアナッツ油,スクワラン,月
見草油,セサミ油,サンフラワー油,サフラワー油,キ
ャローラ油,カルナウバワックス,パラフィンワック
ス,ラノリン,リンゴ酸ジイソステアリル,イソステア
リルアルコール,流動パラフィン等の油分、グリセリ
ン,ジグリセリン,ポリグリセリン,ソルビット,ポリ
エチレングリコール,1,3-ブチレングリコール,コラー
ゲン,ヒアルロン酸等の保湿剤、ビタミンA油,レチノ
ール,酢酸レチノール等のビタミンA類、リボフラビ
ン,酪酸リボフラビン等のビタミンB2類、塩酸ピリドキ
シン等のビタミンB6類、L−アスコルビン酸,L−アス
コルビルリン酸マグネシウム,L−アスコルビン酸ナト
リウム等のビタミンC類、パントテン酸カルシウム,D
−パントテニルアルコール,パントテニルエチルエーテ
ル,アセチルパントテニルエチルエーテル等のパントテ
ン酸類、エルゴカルシフェロール,コレカルシフェロー
ル等のビタミンD類、ニコチン酸,ニコチン酸アミド,
ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、α−トコフェロ
ール,酢酸トコフェロール等のビタミンE類、ビタミン
P、ビオチン等のビタミン類、2−ヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン,2−ヒドロキシ−4−メトキシ
ベンゾフェノン−5−スルホン酸,2−ヒドロキシ−4
−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸ナトリウム
等のベンゾフェノン誘導体、パラアミノ安息香酸,パラ
アミノ安息香酸エチル,パラジメチルアミノ安息香酸オ
クチル等のパラアミノ安息香酸誘導体、パラメトキシ桂
皮酸−2−エチルヘキシル,ジパラメトキシ桂皮酸モノ
−2−エチルヘキサン酸グリセリル等のメトキシ桂皮酸
誘導体類、サリチル酸オクチル,サリチル酸ミリスチル
等のサリチル酸誘導体、ウロカニン酸、4−tert−ブチル
ー4'ーメトキシジベンゾイルメタン、2−(2'−ヒド
ロキシ−5'−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール等
の紫外線吸収剤、グアガム,ローカストビーンガム,カ
ラギーナン,クインスシード,ペクチン,マンナン等の
植物系天然多糖類、キサンタンガム,デキストラン,カ
ードラン,ヒアルロン酸等の微生物系天然多糖類、ゼラ
チン,カゼイン,アルブミン,コラーゲン等の動物系高
分子、メチルセルロース,エチルセルロース,ヒドロキ
シエチルセルロース,ヒドロキシプロピルセルロース,
カルボキシメチルセルロース等のセルロース系半合成高
分子、可溶性デンプン,カルボキシメチルデンプン,メ
チルデンプン等のデンプン系半合成高分子、アルギン酸
プロピレングリコールエステル,アルギン酸塩等のアル
ギン酸系半合成高分子、ポリビニルアルコール,ポリビ
ニルピロリドン,カルボキシビニルポリマー,ポリアク
リル酸ナトリウム,ポリエチレンオキサイド等の合成高
分子、ベントナイト,ラポナイト,コロイダルアルミナ
等の無機物系高分子等の水溶性高分子、ジブチルヒドロ
キシトルエン,ブチルヒドロキシアニソール,没食子酸
エステル等の酸化防止剤、アルキル硫酸エステル塩,ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩,アシルメチ
ルタウリン塩,アルキルエーテルリン酸エステル塩,ア
シルアミノ酸塩等のアニオン界面活性剤、塩化アルキル
トリメチルアンモニウム,塩化ジアルキルジメチルアン
モニウム,塩化ベンザルコニウム等のカチオン界面活性
剤、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン,アルキルア
ミドジメチルアミノ酢酸ベタイン,2−アルキル−N−
カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニ
ウムベタインなどの両性界面活性剤、ポリオキシエチレ
ン型ノニオン界面活性剤、アルコールエステル型ノニオ
ン界面活性剤等の界面活性剤、エチレンジアミン四酢酸
ナトリウム塩,ポリリン酸ナトリウム,クエン酸,メタ
リン酸ナトリウム,コハク酸,グルコン酸等の金属イオ
ン封鎖剤、胎盤抽出物,ソウハクヒエキス,グルタチオ
ン,コウジ酸及びその誘導体類,ハイドロキノン配糖体
等のハイドロキノン及びその誘導体類等の美白剤、グリ
チルリチン酸,グリチルレチン酸,アラントイン,アズ
レン,ヒドロコルチゾン,ε−アミノカプロン酸等の抗
炎症剤、アラントインヒドロキシアルミニウム,塩化ア
ルミニウム,タンニン酸,クエン酸,乳酸等の収れん
剤、メントール,カンフル等の清涼化剤、塩酸ジフェン
ヒドラミン,マレイン酸クロルフェニラミン等の抗ヒス
タミン剤、エストラジオール,エストロン,エチニルエ
ストラジオール等の皮脂抑制剤、サリチル酸,レゾルシ
ン等の角質剥離・溶解剤、パラヒドロキシ安息香酸エチ
ル,パラヒドロキシ安息香酸メチル,パラヒドロキシ安
息香酸ブチル,パラヒドロキシ安息香酸プロピル,エチ
レングリコールモノフェニルエーテル等の抗菌防腐剤、
グリセリン,カンファー等の温感剤、α−ヒドロキシ酸
類等が配合できる。
【0014】
【実施例】さらに本発明の特徴について、実施例により
詳細に説明する。
【0015】 実施例1 パウダーファンデーション (1)シリコーン処理硫酸バリウム 42.0(重量%) (2)シリコーン処理酸化亜鉛 22.5 (3)ナイロン末 10.0 (4)金属石鹸処理酸化亜鉛 10.0 (5)シリコーン処理黄酸化鉄 1.5 (6)シリコーン処理ベンガラ 0.8 (7)シリコーン処理黒酸化鉄 0.2 (8)ジメチルポリシロキサン 10.0 (9)リンゴ酸ジイソステアリル 3.0 製法;(1)〜(7)の粉体成分をヘンシェルミキサーで混
合する。(8)及び(9)の油相成分を混合均一化して添加
し混練した後、アトマイザーで粉砕する。ふるいを通し
て金皿に圧縮成型する。
【0016】 実施例2 パウダーファンデーション (1)フッ素処理硫酸バリウム 15.0(重量%) (2)ステアリン酸アルミニウム処理硫酸バリウム 15.0 (3)酸化亜鉛被覆ナイロン末 10.0 (4)シリコーン処理酸化亜鉛 24.5 (5)シリコーン処理微粒子酸化亜鉛 15.0 (6)フッ素処理黄酸化鉄 1.8 (7)フッ素処理ベンガラ 0.9 (8)フッ素処理黒酸化鉄 0.3 (9)ジメチルポリシロキサン 5.0 (10)コハク酸ジ-2-エチルヘキシル 5.0 (11)スクワラン 7.5 製法;(1)〜(8)の粉体成分をヘンシェルミキサーで混
合する。(9)〜(11)の油相成分を混合均一化して添加し
混練した後、アトマイザーで粉砕する。ふるいを通して
金皿に圧縮成型する。
【0017】 実施例3 油性ファンデーション (1)流動パラフィン 20.9(重量%) (2)パルミチン酸イソプロピル 10.0 (3)ラノリンアルコール 7.0 (4)精製ラノリン 7.0 (5)マイクロクリスタリンワックス 7.0 (6)セレシン 5.0 (7)キャンデリラワックス 1.0 (8)パラオキシ安息香酸プロピル 0.2 (9)酸化亜鉛 10.0 (10)硫酸バリウム 19.0 (11)微粒子酸化亜鉛 7.0 (12)ステアリン酸マグネシウム 2.0 (13)ベンガラ 1.1 (14)黄酸化鉄 2.6 (15)黒酸化鉄 0.2 製法:(1)〜(8)の基剤成分を混合し、加熱,融解させ
て均一とし、これに(9)〜(15)を混合して加え、ロール
ミルで混練する。混練物を再融解し、調色後60℃で容
器に流し込み、固化させる。
【0018】 実施例4 頬紅 (1)硫酸バリウム 52.0(重量%) (2)酸化ジルコニウム 25.0 (3)硫酸バリウム被覆ポリエチレン末 5.0 (4)タルク 10.0 (5)黄酸化鉄 0.3 (6)赤色226号 1.2 (7)ベンガラ 0.5 (8)ジメチルポリシロキサン 6.0 製法;(1)〜(7)の粉体成分をヘンシェルミキサーで混
合し、(8)を添加して混練する。アトマイザーで粉砕し
た後、ふるいを通して金皿に圧縮成型する。
【0019】 実施例5 おしろい (1)硫酸バリウム被覆ポリメチルメタクリレート 10.0(重量%) (2)シリコーン処理硫酸バリウム 38.7 (3)酸化ジルコニウム 15.0 (4)水酸化アルミニウム 10.0 (5)微粒子酸化亜鉛 20.0 (6)シリコーン処理赤色226号 0.1 (7)シリコーン処理ベンガラ 0.2 (8)流動パラフィン 6.0 製法;(1)〜(6)の粉体成分をヘンシェルミキサーで混
合し、(7)を添加して混練する。アトマイザーで粉砕し
た後、ふるいを通して容器に充填する。
【0020】本発明による使用感改善効果を確認するた
めに、使用感評価を行った。その際、酸化亜鉛を酸化チ
タンに、硫酸バリウム、酸化ジルコニウムをタルク,マ
イカ,6:4混合物におきかえ、表面被覆していないナ
イロン末,ポリエチレン末,ポリメチルメタクリレート
を配合した比較例を同時に使用した。評価は、官能評価
専門パネル5名を1群とし、実施例及び比較例を半顔で
使用し、隠蔽力、仕上がりの均一感、経時での脂光り、
経時的なくすみ、経時的なムラの項目で比較評価を行っ
た。「実施例の方がかなり優れている:2点」、「実施
例の方が優れている:1点」、「あまり変わらない:0
点」、「比較例の方が優れている:−1点」、「比較例
の方がかなり優れている:−2点」として点数化し、結
果を表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】使用感評価の結果、屈折率1.6以上2.
0以下の無機粉体を含有し、屈折率が2.0を超え且つ
粒子径0.1μm以上の白色顔料を配合していない実施
例1〜5において、比較例よりも適度な隠蔽力を有し且
つ仕上がりが自然で、経時的な脂光り,くすみ,ムラが
無く、使用感、特に化粧持ちが改善されたことが示され
た。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したとおり本発明により、屈折
率1.6以上2.0以下の粉体を粉体総重量中の80重
量%以上配合して、適度な隠蔽力を有し、仕上がりが均
一でしかも経時での色ムラやくすみが目立たないという
特徴を有する粉体化粧料を得ることができた。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈折率1.6以上2.0以下の粉体を粉
    体総重量中の80重量%以上配合し、屈折率が2.0を
    超え且つ粒径0.1μm以上の白色顔料を含有しないこ
    とを特徴とする粉体化粧料。
  2. 【請求項2】 屈折率1.6以上2.0以下の粉体及び
    屈折率1.6以上2.0以下の粉体を被覆した有機粉体
    をあわせて粉体総重量中の80重量%以上配合し、屈折
    率が2.0を超え且つ粒径0.1μm以上の白色顔料を
    含有しないことを特徴とする粉体化粧料。
  3. 【請求項3】 屈折率1.6以上2.0以下の粉体が、
    硫酸バリウム,酸化亜鉛,酸化アルミニウム,水酸化ア
    ルミニウム,酸化ジルコニウム,炭酸カルシウム,酸化
    マグネシウム,酸化セリウムから選ばれた1種又は2種
    以上であることを特徴とする請求項1及び請求項2に記
    載した粉体化粧料。
  4. 【請求項4】 有機粉体がナイロンパウダー,ポリエチ
    レンパウダー,ポリペプチド類,アクリル樹脂から選ば
    れた1種又は2種以上であることを特徴とする請求項2
    及び請求項3に記載した粉体化粧料。
JP8151733A 1996-05-22 1996-05-22 粉体化粧料 Pending JPH09309815A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8151733A JPH09309815A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 粉体化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8151733A JPH09309815A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 粉体化粧料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09309815A true JPH09309815A (ja) 1997-12-02

Family

ID=15525110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8151733A Pending JPH09309815A (ja) 1996-05-22 1996-05-22 粉体化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09309815A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007186433A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Kanebo Cosmetics Inc 粉末状化粧料
JP2007530608A (ja) * 2004-03-31 2007-11-01 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 酸化チタンを含有する美容洗浄組成物
JP2010241785A (ja) * 2009-03-19 2010-10-28 Sekisui Plastics Co Ltd 樹脂粒子、複合粒子の製造方法及び化粧料
KR20150024838A (ko) * 2012-06-21 2015-03-09 로레알 피부 및/또는 입술의 라이트닝을 위한 미용 방법
JP2015522064A (ja) * 2012-07-13 2015-08-03 ロレアル 化粧料組成物
JP2019001735A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 ちふれホールディングス株式会社 固形粉末化粧料
JP2019001734A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 ちふれホールディングス株式会社 メーキャップ化粧料
US11266584B2 (en) 2012-07-13 2022-03-08 L'oreal Cosmetic composition comprising composite sunscreen particles
US11523976B2 (en) 2012-07-13 2022-12-13 L'oreal Composite pigment and method for preparing the same

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61210018A (ja) * 1985-03-15 1986-09-18 Shiseido Co Ltd メ−キヤツプ化粧料
JPS63132821A (ja) * 1986-11-21 1988-06-04 Shiseido Co Ltd 日焼け止め化粧料
JPH01190625A (ja) * 1988-01-25 1989-07-31 Shiseido Co Ltd 日焼け止め化粧料
JPH06345632A (ja) * 1993-06-14 1994-12-20 Kao Corp 複合樹脂粉末及びそれを含有する化粧料

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61210018A (ja) * 1985-03-15 1986-09-18 Shiseido Co Ltd メ−キヤツプ化粧料
JPS63132821A (ja) * 1986-11-21 1988-06-04 Shiseido Co Ltd 日焼け止め化粧料
JPH01190625A (ja) * 1988-01-25 1989-07-31 Shiseido Co Ltd 日焼け止め化粧料
JPH06345632A (ja) * 1993-06-14 1994-12-20 Kao Corp 複合樹脂粉末及びそれを含有する化粧料

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007530608A (ja) * 2004-03-31 2007-11-01 ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ 酸化チタンを含有する美容洗浄組成物
JP2007186433A (ja) * 2006-01-11 2007-07-26 Kanebo Cosmetics Inc 粉末状化粧料
JP2010241785A (ja) * 2009-03-19 2010-10-28 Sekisui Plastics Co Ltd 樹脂粒子、複合粒子の製造方法及び化粧料
KR20150024838A (ko) * 2012-06-21 2015-03-09 로레알 피부 및/또는 입술의 라이트닝을 위한 미용 방법
JP2015520210A (ja) * 2012-06-21 2015-07-16 ロレアル 皮膚及び/又は唇を明るくする化粧方法
JP2015522064A (ja) * 2012-07-13 2015-08-03 ロレアル 化粧料組成物
US11266584B2 (en) 2012-07-13 2022-03-08 L'oreal Cosmetic composition comprising composite sunscreen particles
US11523976B2 (en) 2012-07-13 2022-12-13 L'oreal Composite pigment and method for preparing the same
JP2019001735A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 ちふれホールディングス株式会社 固形粉末化粧料
JP2019001734A (ja) * 2017-06-14 2019-01-10 ちふれホールディングス株式会社 メーキャップ化粧料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5637291A (en) Surfactant-free oil-in-water emulsion stabilized by hollow thermoplastic particles
JP2004512348A (ja) フォトクロミック着色剤を含有する化粧品組成物と皮膚及び/又は皮膚付属器のメイクアップ及び/又はケアのためのその使用
KR20200097959A (ko) 피부밀착력과 화장지속성이 증가된 화장료 조성물 및 그 제조방법
JP2001511435A (ja) 凝集基体を含む化粧組成物
JPH09309815A (ja) 粉体化粧料
JP2572665B2 (ja) 被覆顔料及びこれを含有する化粧料
JPH111411A (ja) シリカ/酸化亜鉛複合体、その製造方法及びそれを配合した化粧料
JPH04128211A (ja) 下地化粧料
US5221342A (en) Coloring composition and production method and use thereof
JP2003513998A (ja) ゲルタイプのオイルフリー化粧品
JP2002509548A (ja) セラック含有化粧品
JP3444366B2 (ja) 乳化組成物
JP3650679B2 (ja) メークアップ化粧料
JP2002241212A (ja) 化粧料及び肌質改善剤
JP2000344615A (ja) 粉末固型化粧料
JP3732612B2 (ja) 皮膚化粧料
JP2006225347A (ja) 皮膚外用組成物
JP3641366B2 (ja) 皮膚外用剤
JP2002241231A (ja) 化粧料及び肌質改善剤
JP2000169339A (ja) 美白効果を有する化粧料
JP2005225827A (ja) 化粧料
JPS6239517A (ja) 化粧料
JPH05339121A (ja) 化粧料
JP2000204019A (ja) 美白効果を有するメ―クアップ化粧料
US20020164362A1 (en) Cosmetic product containing shellac

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040614