JPH0930725A - 綾巻きパッケージを製造するための繊維機械 - Google Patents

綾巻きパッケージを製造するための繊維機械

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JPH0930725A
JPH0930725A JP8178049A JP17804996A JPH0930725A JP H0930725 A JPH0930725 A JP H0930725A JP 8178049 A JP8178049 A JP 8178049A JP 17804996 A JP17804996 A JP 17804996A JP H0930725 A JPH0930725 A JP H0930725A
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arm
textile machine
pipe
support arm
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JP8178049A
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Paul Straaten
シュトラーテン パウル
Ulrich Fechter
フェヒター ウルリッヒ
Juergen Enger
エンガー ユルゲン
Norbert Corres
コレス ノルベルト
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Oerlikon Textile GmbH and Co KG
Original Assignee
W Schlafhorst AG and Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H67/00Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
    • B65H67/04Arrangements for removing completed take-up packages and or replacing by cores, formers, or empty receptacles at winding or depositing stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
    • B65H67/0405Arrangements for removing completed take-up packages or for loading an empty core
    • B65H67/0417Arrangements for removing completed take-up packages or for loading an empty core for loading an empty core
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 綾巻きパッケージを製造するための繊維機械
の綾巻きパッケージ交換装置の管供給装置を改善する。 【解決手段】 管供給装置31が二部構造の旋回アーム
を有しており、この場合、交換装置ケーシング36に旋
回軸65を中心として運動可能に支承アーム32を配置
してあり、支承アームが別の旋回軸39を介して支持ア
ーム33に結合されており、支持アームが、駆動装置4
9を介して規定された状態で制御可能な管つかみ装置3
4を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、綾巻きパッケージ
を製造するための繊維機械であって、多数の巻成部並び
に、完成した綾巻きパッケージを空管と自動的に交換す
る綾巻きパッケージ交換装置を備えており、綾巻きパッ
ケージ交換装置がマガジン内に貯蔵された空管をパッケ
ージフレームの領域内に配置された管受容位置に移すた
めの管供給装置を有している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】前記形式の繊維機械、例えば自動綾巻き
機、並びに繊維機械の巻成部に対する供給及び排出のた
めの自動作動式の綾巻きパッケージ交換装置は、種々の
構成によって公知である。
【0003】例えばドイツ連邦共和国特許公開第421
7575A1号明細書に記載の綾巻きパッケージ交換装
置においては、綾巻きパッケージ交換装置の管供給装置
が比較的長い剛性の1つの供給アームを備えている。供
給アームは一方の端部で旋回軸を中心として回転可能
に、綾巻きパッケージ交換装置のケーシングに支承され
ている。供給アームの逆の側の自由な端部には、管つか
み装置を配置してあり、該管つかみ装置によって、巻成
部固有の中間マガジン内に準備された空管を受容して、
パッケージフレームの領域内の管引き渡し位置へ移すこ
とができる。管つかみ装置は管引き渡しに際して1つの
円弧に沿って旋回させられるようになっており、該円弧
上には中間マガジン内に配置された管受容位置もパッケ
ージフレームの領域内に配置された管引き渡し位置もあ
る。このことは空管の搬送行程が中間マガジンを通って
延びていることを意味している。巻成部固有の中間マガ
ジンは、下側にフラップ機構若しくは類似のものを有し
ており、フラップ機構若しくは類似のものが空管の下方
への取り出しを可能にする。
【0004】空管の下方への取り出しを可能にする前記
形式の管マガジンは、比較的複雑でかつ相応に高価であ
る。自動綾巻き機は多数の巻成部を有しており、各巻成
部は固有の中間マガジンを備えているので、前述の比較
的高価な管マガジンの使用は繊維機械の製造コストを著
しく増大させる。さらに、前記管マガジンは管サイズの
切替に際して著しい調節を必要とする。
【0005】ドイツ連邦共和国特許公開第372650
8A1号明細書に記載の綾巻きパッケージ交換装置の管
供給装置は、巻成部固有の中間マガジンから空管を上方
へ取り出すようになっている。この中間マガジンは構造
が明らかに簡単で、従って安価である。しかしながら、
比較的複雑な構造の管供給装置においては欠点として、
管供給装置によってつかまれた管が、巻成部固有の中間
マガジンからパッケージフレームの領域に配置された引
き渡し位置への移し中に管供給装置の折り曲げられたア
ームと交差する。
【0006】従って、管供給装置のアームが管搬送路の
側方に配置されており、これによって装置の幅が比較的
大きなる。さらに、該公知の管供給装置の駆動機構は比
較的煩雑でかつ接近しにくい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、自動
的に作動する綾巻きパッケージ交換装置を備えていて綾
巻きパッケージを製造する冒頭に述べた形式の繊維機械
から出発して、綾巻きパッケージ交換装置の管供給装置
を改善することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の構成では、管供給装置が二部構造の旋回アー
ムを有しており、この場合、交換装置ケーシングに旋回
軸を中心として運動可能に支承アームを配置してあり、
支承アームが別の旋回軸を介して支持アームに結合され
ており、支持アームが、駆動装置を介して規定された状
態で制御可能な管つかみ装置を有している。
【0009】
【発明の効果】管供給装置の本発明に基づく構成におい
ては利点として、管が巻成部固有の管マガジンから上方
へ取り出され、従って簡単な構造の中間マガジンが使用
できる。
【0010】管供給装置の、綾巻きパッケージ交換装置
内へ比較的遠く配置された旋回軸並びに管供給装置の二
重の旋回運動性により、管引き渡しの際に管供給装置が
もはや管によって交差されず、従って綾巻きパッケージ
交換装置の幅が著しく減少せしめられる。管供給装置の
二重の旋回運動性により、綾巻きパッケージ自動交換機
の機械フレームに配置された巻成部固有の管マガジンが
機械内へ遠くに配置され、その結果、繊維機械が全体的
に狭く構成される。
【0011】請求項2には、旋回可能に配置された両方
の管供給アームの構造及び支承のための有利な実施態様
が記載してある。個別に負荷可能な両方の駆動軸を互い
に内外に接続することによって、特にコンパクトな構造
が得られる。
【0012】請求項3には、両方の管供給アームの旋回
領域を簡単な形式で互いにどのように制限するかが記載
されている。即ち、支承アームの片側に旋回可能に配置
された支持アームをそれぞれの終端位置で確実に規定す
るための装置が記載されている。
【0013】請求項4及び5には、支持アームの端部に
配置された管つかみ装置のための駆動装置の有利な構成
が記載されている。特に請求項5に記載の実施態様の利
点は、管供給装置の管つかみ装置が所定の管受容位置に
迅速に旋回させられ、それにも拘わらず管がわずかな直
径差に際してもほとんど中心にセンタリングされて、確
実につかまれることにある。
【0014】請求項6及び7には、係合エレメントの有
利な構成が記載されており、この場合、特に係合エレメ
ントの構成部分の簡単かつ多方面の調節可能性が有利で
ある。
【0015】請求項8に記載の装置は、支承アームの終
端位置制限のための簡単かつ効果的な可能性を示してい
る。この場合、記載されたストッパは終端ストッパの可
能なもっぱら1つの変化例を示している。2つのストッ
パの代わりに、1つのストッパによる終端位置制限も、
該ストッパを例えば滑子案内内で案内する場合に可能で
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】図1には、全体を符号1で表す繊
維機械、実施例では巻き取り機の1つの巻成部2の側面
が示してある。巻き取り機1は、並べて配置された多数
の巻成部2、並びに機械固有のパッケージ及び巻き管搬
送機構3を備えている。
【0017】図1には大規模な搬送機構3の内からもっ
ぱら、機械長さの搬送区間4、巻成部の後方を延びる逆
転可能なコップ供給区間5、巻成部2に通じる横搬送区
間6、並びに戻し区間7が示してある。搬送機構3内で
は、リング紡績機(図示せず)で生産されて搬送皿8上
に垂直に位置する紡績コップ9、並びに処理されたコッ
プ管56が搬送される。
【0018】供給された紡績コップ9は、巻成部2の繰
り出し位置10で大容積の綾巻きパッケージ11に巻き
取られる。個々の巻成部は、種々の公知の装置を備えて
おり、これらの装置が処理箇所の正確な運転を保証す
る。図1には、符号30で紡績コップ9から綾巻きパッ
ケージ11に向かって走行する糸が示され、符号12で
吸引ノズルが示され、符号13でスプライシング装置が
示され、符号14で糸張力装置が示され、符号15で糸
切断装置を備えた糸クリーナが示され、符号16でパラ
フィン処理装置が示されている。
【0019】パッケージ駆動ドラム17が綾巻き過程中
に綾巻きパッケージ11を摩擦接続(Reibschluss)によ
って駆動する。綾巻き過程中、綾巻きパッケージ11は
パッケージフレーム18内に保持されており、パッケー
ジフレームは軸19を中心として旋回可能に支承されて
いる。パッケージフレーム18の下側に、同じく軸19
を中心として制限された範囲で回転可能に旋回薄板20
が配置されている。巻成部2の後方を綾巻きパッケージ
搬送装置21が延びており、綾巻きパッケージ搬送装置
上で、完成した綾巻きパッケージが搬送されて、機械端
部側に配置された積み込みステーション(図示せず)に
送られる。各巻成部はさらに空管マガジン22を備えて
おり、空管マガジン内に空管28が保持されている。
【0020】巻成部2はサービス装置(Serviceaggrega
t)、例えば綾巻きパッケージ交換装置23を介して操作
される。即ち、車輪24,25を介してレール26,2
7上を巻成部に沿って走行可能な綾巻きパッケージ交換
装置23が、所定の直径に達した綾巻きパッケージ11
を綾巻きパッケージ搬送装置21に移して、次いで空管
マガジン22からその都度新たな1つの空管28をパッ
ケージフレーム18内へ交換するように作動する。
【0021】図1には、綾巻きパッケージ・空管の交換
過程に際して必要な操作部材、即ちフレーム開放装置2
9、フレーム持ち上げ装置38、パッケージ案内装置4
1、並びに管供給装置31が示してある。
【0022】図面を見やすくするために、綾巻きパッケ
ージ交換装置23のその他の操作装置、例えばコップ巻
体を形成するための装置、若しくは空管28に糸30を
装着するための装置などは、図示することを省略してあ
る。
【0023】図2は本発明に基づく管供給装置31の平
面図であり、図3は該管供給装置の側面図である。管供
給装置31は、二部構造の旋回アーム、即ち支承アーム
32及び支持アーム33、並びに管つかみ装置34を有
している。
【0024】支承アーム32は、規定された状態で駆動
可能な中空軸35に取り付けられており、中空軸自体は
綾巻きパッケージ交換装置23のケーシング36に支承
されている。中空軸35は伝動エレメント37を介して
駆動部(図示せず)に接続されている。伝動エレメント
37は、例えば周知のようにレバー装置を介して、中央
駆動可能(zentral angetrieben)なカムプレート伝動装
置に連結されていてよい。支承アーム32の終端位置
が、図4、図5、図11に示してあるように、終端スト
ッパ67,68によって規定されているか、ストッパ6
9及び溝状の案内70から成る旋回制限部が設けられて
いる。さらに、支承アーム32は旋回軸39を有してお
り、旋回軸に支持アーム33が制限された範囲で回転可
能に支承されている。中空軸35内に駆動軸40を支承
してあり、駆動軸が伝動エレメント42を介して、規定
された状態でかつ中空軸35に左右されずに制御可能で
ある。
【0025】駆動軸40は接続リンク43並びに切換ロ
ッド44を介して支持アーム33に結合されている。即
ち、駆動軸40を介して支持アーム33が旋回軸39を
中心として旋回させられる。この場合、支持アーム33
の旋回領域がストッパ(Stop-per)45によって制限され
るようになっており、該ストッパはそのつど支承アーム
32のストッパ(Anschlag)46若しくは47に接触す
る。
【0026】U字形成形体として構成された支持アーム
33内では軸48に制限された状態で運動可能に駆動手
段、有利には推力ピストン伝動装置(Schubkolbengetrie
be)49が取り付けられており、推力ピストン伝動装置
のピストンロッド50がダブルレバー(Doppelhebel)5
1に接続されている。ダブルレバー51がスリーブ52
に溶接されており、スリーブが軸53に回転可能に支承
されている。スリーブ52にはさらにリンク54を取り
付けてあり、リンクが滑子ローラ55を有している。滑
子ローラ55は滑子案内薄板57内の滑子案内63と協
働しており、滑子案内薄板自体は旋回軸66に運動可能
に取り付けられている。
【0027】滑子案内薄板57にはダブル調節機構(Dop
pelstellmechanismus)59を介して調節可能にプリズム
機構(Prisma)58が取り付けられている。この場合、ダ
ブル調節機構59により、垂直な軸を中心としたプリズ
ム機構の調節も、水平な軸を中心としたプルズム機構の
調節も可能である。有利には(図示してないものの)、
プリズム機構58の支持面60,60′が互いに調節可
能である。
【0028】ダブルレバー51には係合フィンガ61が
接続されており、ダブルレバー51における係合フィン
ガの正確な位置が調節可能である。これに関連して、ダ
ブルレバー51が調節装置62を備えている。
【0029】装置の機能:繊維機械1の1つの巻成部2
で綾巻きパッケージ11が所定の直径に達すると、パッ
ケージ持ち上げ装置(図示せず)を介して該綾巻きパッ
ケージが駆動ドラムから持ち上げられて、制動して若し
くは非制動で静止状態に移される。同時に、巻き取り機
の上側部分に走行可能に配置された綾巻きパッケージ交
換装置23が要求される。綾巻きパッケージ交換装置の
要求は、予測的に行われてよく、即ち要求信号が既に綾
巻きパッケージの最終的な直径に達する前に生ぜしめら
れてよい。
【0030】特に完成した綾巻きパッケージ11を空管
28と交換するための操作装置を有する綾巻きパッケー
ジ交換装置23が、当該の巻成部の前に位置決めされ、
まずパッケージ案内装置41を図1に示す零位置(Nulls
tellung)から作動位置(図示せず)へ旋回させる。即
ち、パッケージ案内装置41の折り曲げられたアーム部
分が規定した状態で綾巻きパッケージ11の周面に当て
付けられる。綾巻きパッケージ交換装置23の制御装置
が、そのつど生じる綾巻きパッケージ直径に関連して案
内アームを制御する。次いで、フレーム開放装置29に
よってパッケージフレーム18が開かれる。この場合、
フレーム開放装置29が案内輪郭で以て内側からパッケ
ージフレームアームの調節アームに当接して、旋回可能
に支承されたフレームアームを外側へ押す。フレーム開
放装置29は、綾巻きパッケージ交換装置23のカムプ
レート伝動装置に接続されたレバーロッドを介して傾倒
される。パッケージフレーム18の開放に際してパッケ
ージフレーム間に保持された綾巻きパッケージが解放さ
れて、下側に配置された旋回薄板20上に達する。
【0031】旋回薄板20は前方へ突出した操作レバー
を有しており、操作レバーがフレーム持ち上げ装置38
によって下側からとらえられる。前方へ旋回するフレー
ム持ち上げ装置38が旋回薄板20を持ち上げ、その結
果、綾巻きパッケージ11が後続の搬送薄板を介して綾
巻きパッケージ搬送装置21上へ移される。この移しの
間、綾巻きパッケージはパッケージ案内装置41の、綾
巻きパッケージ11の周面に当接せしめられた曲げられ
たアーム部分によって負荷して制御され、従って保護し
た状態で綾巻きパッケージ搬送装置21のコンベヤ上に
移される。
【0032】次いで、パッケージフレーム18が周知の
ように、フレーム押圧レバー(図示せず)によって図4
乃至図11に示した管引き渡し位置に移され、管供給装
置31が図4に示す零位置Iから作業位置II内へ旋回
させられる。前記零位置では支承アーム32がストッパ
67に当接して出発位置を占めており、支持アーム33
のストッパ45が支承アームのストッパ46に接触し
て、管つかみ装置34が開かれている。
【0033】図5から明らかなように、支持アーム33
が旋回軸39を中心として前方へ傾倒させられて、スト
ッパ45が支承アームのストッパ47に接触する。この
位置でプリズム機構58が空管マガジン22の前方の空
管28上に載っている。次の段階で管つかみ装置34の
係合フィンガ61が下側から空管に当て付けられる(図
6)。
【0034】管つかみ装置34の駆動装置は次のように
構成され、即ち係合フィンガ61の旋回行程の最後の区
分で、滑子案内薄板57の滑子案内63内に案内されて
係合フィンガ61のダブルレバー51に接続された滑子
ローラ55を介してプリズム機構58が管をつかむよう
に負荷されて、これによって空管28が確実につかまれ
る(作業位置III)。
【0035】つかまれた空管28は、図7に示してある
ように、巻成部固有の空管マガジン(中間マガジン)2
2から上方へ取り出され、即ち管供給装置31の支持ア
ーム33が旋回軸39を中心として下方へ旋回させられ
て、ストッパ35がストッパ46に接触する(作業位置
IV)。
【0036】次いで、中空軸35に取り付けられた支承
アーム32が前方へ旋回させられて、図8に示す作業位
置Vを占め、この作業位置では支承アーム32がストッ
パ68に接触している。
【0037】次いで、旋回軸39を中心とした支持アー
ム33の外側への旋回によって、空管28が管引き渡し
位置VIに移され、閉じるパッケージフレームアームの
パッケージ皿によってとらえられる(図9)。この場
合、旋回行程はストッパ45とストッパ47とによって
規定されている。
【0038】今や、相応に制御された推力ピストン伝動
装置(空気力シリンダ)49が管つかみ装置34を開き
(図10、作業位置VII)、その結果、管供給装置3
1が図11に示す中間位置VIIIを介して出発位置I
に戻される。
【0039】本発明に基づく管供給装置は、所要スペー
スの著しくわずかな構造によって特徴付けられるだけで
はなく、簡単かつ頑丈な構成部分によって装置の高い耐
用年数が見込まれ、故障もしにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく管供給装置を有する綾巻きパッ
ケージ交換装置を備えた繊維機械の側面図
【図2】本発明に基づく管供給装置の平面図
【図3】本発明に基づく管供給装置の側面図
【図4】本発明に基づく管供給装置の異なる作業位置で
示す側面図
【図5】本発明に基づく管供給装置の異なる作業位置で
示す側面図
【図6】本発明に基づく管供給装置の異なる作業位置で
示す側面図
【図7】本発明に基づく管供給装置の異なる作業位置で
示す側面図
【図8】本発明に基づく管供給装置の異なる作業位置で
示す側面図
【図9】本発明に基づく管供給装置の異なる作業位置で
示す側面図
【図10】本発明に基づく管供給装置の異なる作業位置
で示す側面図
【図11】本発明に基づく管供給装置の異なる作業位置
で示す側面図
【符号の説明】
1 繊維機械、 2 巻成部、 3 搬送機構、
4 搬送区間、5 コップ供給区間、 6 横搬送
区間、 7 戻し区間、 8 搬送皿、 9 紡
績コップ、 10 繰り出し位置、 11 綾巻き
パッケージ、 12 吸引ノズル、 13 スプラ
イシング装置、 14 糸張力装置、 15 糸ク
リーナ、 16 パラフィン処理装置、 17 パ
ッケージ駆動ドラム、 18 パッケージフレーム、
19 軸、 20 旋回薄板、 21 綾巻き
パッケージ搬送装置、 22 空管マガジン、23
綾巻きパッケージ交換装置、 24,25 車輪、
26,27 レール、 28 空管、 29 フ
レーム開放装置、 30 糸、 31管供給装置、
32 支承アーム、 33 支持アーム、 3
4 管つかみ装置、 35 中空軸、 36 ケー
シング、 37 伝動エレメント、 38 フレー
ム持ち上げ装置、 39 旋回軸、 40 駆動
軸、41 パッケージ案内装置、 42 伝動エレメ
ント、 43 接続リンク、 44 切換ロッド、
45 ストッパ、 46,47 ストッパ、
48 軸、 49 推力ピストン伝動装置、 50
ピストンロッド、 51 ダブルレバー、 52
スリーブ、 53 軸、 54 リンク、 5
5 滑子ローラ、 57 滑子案内薄板、 58
プリズム機構、 59 ダブル調節機構、 61
係合フィンガ、 62 調節装置、 63 滑子案
内、 66 旋回軸、 67,68 終端ストッ
パ、69 ストッパ、 70 案内
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン エンガー ドイツ連邦共和国 メンヒェングラートバ ッハ ラインダーレナー シュトラーセ 90 (72)発明者 ノルベルト コレス ドイツ連邦共和国 ヴェークベルク ヨハ ネスシュトラーセ 6

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 綾巻きパッケージを製造するための繊維
    機械であって、多数の巻成部並びに、完成した綾巻きパ
    ッケージを空管と自動的に交換する綾巻きパッケージ交
    換装置を備えており、綾巻きパッケージ交換装置がマガ
    ジン内に貯蔵された空管をパッケージフレームの領域内
    に配置された管受容位置に移すための管供給装置を有し
    ている形式のものにおいて、管供給装置(31)が二部
    構造の旋回アームを有しており、この場合、交換装置ケ
    ーシング(36)に旋回軸(65)を中心として運動可
    能に支承アーム(32)を配置してあり、支承アームが
    別の旋回軸(39)を介して支持アーム(33)に結合
    されており、支持アームが、駆動装置(49)を介して
    規定された状態で制御可能な管つかみ装置(34)を有
    していることを特徴とする、綾巻きパッケージを製造す
    るための繊維機械。
  2. 【請求項2】 支承アーム(32)のための旋回軸(6
    5)が中空軸(35)として構成されており、中空軸
    (35)内に配置された駆動軸(40)がロッド(4
    4)を介して支持アーム(33)に連結されている請求
    項1記載の繊維機械。
  3. 【請求項3】 支承アーム(32)の端部に配置された
    旋回軸(39)の領域にストッパ(46,47)を設け
    てあり、該ストッパが支持アーム(33)に配置された
    ストッパ(45)と関連して支持アーム(33)の旋回
    距離を制限している請求項1記載の繊維機械。
  4. 【請求項4】 管つかみ装置(34)のための駆動装置
    が推力ピストン伝動装置(49)として構成されてお
    り、推力ピストン伝動装置のピストンロッド(50)が
    旋回可能に支承されたダブルレバー(51)を介して直
    接に管つかみ装置(34)の第1の係合エレメント(6
    1)に接続されている請求項1から3のいずれか1項記
    載の繊維機械。
  5. 【請求項5】 管つかみ装置(34)の第2の係合エレ
    メント(58)が、軸(66)に支承された滑子案内薄
    板(57)を介して駆動装置(49)に接続されてお
    り、第2の係合エレメント(58)が第1の係合エレメ
    ント(61)の調節距離の最後の部分で終端位置に旋回
    させられるようになっている請求項1から4のいずれか
    1項記載の繊維機械。
  6. 【請求項6】 第1の係合エレメントが、処理すべき空
    管(28)を下側からつかむ係合フィンガ(61)とし
    て構成されており、ダブルレバー(51)に対する該係
    合フィンガの位置が調節装置(62)を介して調節され
    るようになっている請求項4記載の繊維機械。
  7. 【請求項7】 第2の係合エレメントがプリズム状の支
    持部材(58)として構成されており、滑子案内薄板
    (57)に対する該支持部材の位置がダブル調節機構
    (59)を介して多方面に調節されるようになっている
    請求項5記載の繊維機械。
  8. 【請求項8】 交換装置ケーシング(36)にストッパ
    手段(67,68若しくは69,70)を設けてあり、
    ストッパ手段が支承アーム(32)の両方の終端位置を
    規定している請求項2記載の繊維機械。
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