JPH09307094A - 固体撮像装置 - Google Patents
固体撮像装置Info
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Abstract
成されているため、不要電荷排出部を形成する際に、P
型ウェル層上の不要電荷排出部が形成される部分にN+
半導体領域を設けなければならない。 【解決手段】 垂直電荷転送部102及び水平電荷転送
部103において不要となった電荷が排出される不要電
荷排出部106が形成される領域には、P型ウェル層3
02が形成されていないので、N--型半導体基板301
にP型ウェル層302と逆方向の電圧を印加することに
より、不要電荷がN--型半導体基板301に排出され
る。
Description
し、特に、水平電荷転送部に隣接して形成された不要電
荷排出部を有する固体撮像装置に関する。
して使用される固体撮像装置においては、多画素化が進
み、フィルムを露光する代わりに、光学情報を電気信号
に変換してこれを記憶媒体に記憶し、ハードコピーを作
製したり、モニタ画面で鑑賞する電子スティルカメラの
入力装置として使用され始めている。
変換部や、光電変換部で蓄積された信号電荷を垂直及び
水平方向に転送する電荷転送部を有しており、本来必要
な映像信号による信号電荷以外に、不必要な期間に光電
変換された電荷やシリコン/酸化膜界面からの発生電流
による電荷等の不要な信号電荷が存在する。カメラ一体
型VTRの入力装置として使用した場合、このような不
要な信号電荷は、数画面分の表示後、問題のないレベル
に落ち着いてしまうため、大きな問題とはならないが、
電子スティルカメラの入力装置として使用した場合、こ
のような不要な信号電荷は、本来の映像信号による信号
電荷に重畳され、画質の劣化を引き起こすことになる。
時間がかかった場合、シャッタボタンによるトリガがか
かった後、実際にシャッタが開閉するまでに遅れを生じ
ることになり、シャッタチャンスを逃してしまう虞れが
ある。
置として使用される固体撮像装置においては、カメラ一
体型VTRに使用される場合とは異なり、シャッタボタ
ンによるトリガがかかると同時に光電変換部や垂直及び
水平電荷転送部に存在する全ての不要な信号電荷を瞬時
に除去する必要がある。
電変換部に存在する不要電荷の除去においては、一般的
に光電変換部を構成するN型半導体領域直下に濃度の薄
いP -型半導体領域を形成し、N型半導体基板に逆バイ
アス電圧を印加することにより余剰電荷をN型半導体基
板に除去するブルーミング制御や、N型半導体領域自体
を空乏化させて信号電荷を全てN型半導体基板に除去す
る縦型オーバフロードレイン構造を形成することにより
対応されている(テレビジョン学会誌Vol.37,N
o.10(1983)pp782−787参照)。
の除去においては、水平転送部の高速動作が可能なこと
より、通常の動作により水平電荷転送部端に設けられた
リセットドレインに除去することにより対応されてい
る。
を除去するためには、少なくとも1から数画面分の転送
が必要となってしまう。
去する方法として、一般的に水平電荷転送部に隣接して
不要電荷排出部を形成し、垂直電荷転送部の不要電荷を
順方向に転送することにより除去する方法が用いられて
いる(特開平2−205359号公報参照)。
て電荷排出部が設けられている固体撮像装置の一構成例
を示す構成概略図である。
電気信号に変換する光電変換部701と、光電変換部7
01から出力された電気信号のうち垂直方向の電荷を転
送する垂直電荷転送部702と、光電変換部701から
出力された電気信号のうち水平方向の電荷を転送する水
平電荷転送部703と、垂直電荷転送部702及び水平
電荷転送部703において転送された電荷を出力する出
力回路部704と、垂直電荷転送部702及び水平電荷
転送部703において不要となった電荷が排出される不
要電荷排出部706と、不要電荷排出部706の一端に
設けられ、電源電圧に接続されているN++型半導体領域
707と、水平電荷転送部703と不要電荷排出部70
6とを隔離する電位障壁部705とから構成されてい
る。
細図である。
ル801と、水平電荷転送チャンネル802と、電位障
壁部803と、不要電荷排出部804と、第1層の多結
晶シリコンからなる第1の水平電荷転送電極805と、
第2層の多結晶シリコンからなる第2の水平電荷転送電
極806と、最終の垂直電荷転送電極807とから構成
されている。
を示す図であり、(a)はI−I’面の断面図、(b)は
電位ポテンシャルを示す図である。
1014cm-3程度のN--型半導体基板901と、不純物
濃度が1.0×1016cm-3程度であり、N--型半導体
基板901上に形成されたP型ウエル層902と、不純
物濃度が1.0×1017cm -3程度であり、垂直電荷転
送部702、水平電荷転送部703及び電位障壁部70
5の埋め込みチャンネルを構成するN型半導体領域90
3と、不純物濃度が1.0×1018cm-3程度であり、
不要電荷排出部706を構成するN+型半導体領域90
5と、不純物濃度が1.0×1018cm-3程度であり、
素子分離部を構成するP+型半導体領域907と、第1
の水平電荷転送電極805(図6参照)を構成する第1
層の多結晶シリコン908と、最終の垂直電荷転送電極
807(図6参照)を構成する第2層の多結晶シリコン
909とから構成されている。ここで、不要電荷排出部
706を構成するN+型半導体領域905には、不純物
濃度が1.0×1020cm-3程度であり、不要電荷排出
部706の一端に設けられているN++型半導体領域70
7を介して、通常15V程度の電源電圧VDが印加され
ている。
細を示す図であり、(a)はII−I’I面の断面図、
(b)は電位ポテンシャルを示す図である。
が形成されたN--型半導体基板901上に、垂直電荷転
送部702、水平電荷転送部703及び電位障壁部70
5の埋め込みチャンネルを構成するN型半導体領域90
3、並びに不純物濃度が7.0×1016cm-3程度のN
-型半導体領域904と、浮遊拡散層部及びリセットド
レイン部を構成するN++型半導体領域906と、素子分
離部を構成するP+型半導体領域907と、第1の水平
電荷転送電極805(図6参照)を構成する第1層の多
結晶シリコン908と、第2の水平電荷転送電極806
(図6参照)を構成する第2層の多結晶シリコン909
とが設けられている。ここで、信号電荷のリセットドレ
インを構成するN++型半導体領域906には、通常15
V程度の電源電圧VDが印加されている。
細を示す図であり、(a)はIII−III’面の断面図、
(b)は電位ポテンシャルを示す図である。
が形成されたN--型半導体基板901上に、不要電荷排
出部706を構成するN+型半導体領域905と、不要
電荷排出部706の一端に設けられているN++型半導体
領域906と、素子分離部を構成するP+型半導体領域
907と、第1の水平電荷転送電極805(図6参照)
を構成する第1層の多結晶シリコン908と、第2の水
平電荷転送電極806(図6参照)を構成する第2層の
多結晶シリコン909とが設けられている。ここで、不
要電荷排出部706を構成するN+型半導体領域905
には、不要電荷排出部706の一端に設けられているN
++型半導体領域906を介して、通常15V程度の電源
電圧VDが印加されている。
いては、光電変換部701を構成するN型半導体領域9
03直下に濃度の薄いP型ウェル層902を形成し、N
型半導体基板901に、通常15V程度の電源電圧VD
より大きな逆バイアス電圧を印加することにより、N型
半導体領域903自体を空乏化させ、信号電荷を全てN
型半導体基板901に除去する。これにより、光電変換
部701に存在する不要電荷を除去している。
存在する不要電荷は、たとえば4相のクロックパルスに
て、一斉に水平電荷転送部703に向けて転送される。
平電荷転送部に印加されるクロックパルスの一例を示す
図である。
6(図6参照)には、図12に示すように、ФH1にハ
イレベル電圧VHが、ΦH2にローレベル電圧VLがそれ
ぞれ印加されており、水平電荷転送部703において蓄
積することができない過剰電荷が垂直電荷転送部702
に逆戻りすることがないように垂直水平接続部に形成さ
れる電位ポテンシャルψVHより深くなるように形成さ
れた電位障壁部の電位ポテンシャルψBを越えて隣接し
て設置された不要電荷排出部705のN+型半導体領域
905に吸収除去される。
不要電荷は、図12に示したような2相のクロックパル
スにより、水平電荷転送部703の通常の高速動作で、
水平電荷転送部703端に設けられたリセットドレイン
のN++型半導体領域906に吸収除去される。
光電変換部701に蓄積された信号電荷が対応する垂直
電荷転送部702へと読み出された後、各垂直電荷転送
部702中を垂直方向に転送された水平方向の電荷が1
ライン毎に水平電荷転送部703へ送られ、水平電荷転
送部703中を水平方向に転送されて出力回路部704
を介して出力される。
電荷転送部に隣接して不要電荷排出部が設けられた固体
撮像装置においては、N型半導体基板上の全面にP型ウ
ェル層が形成されているため、不要電荷排出部を形成す
る際に、P型ウェル層上の不要電荷排出部が形成される
部分にN+半導体領域を設けなければならず、そのた
め、不要電荷排出部となるN+型半導体領域を設けてい
ない固体撮像装置に比べて製造工程数が増加してしまう
という問題点がある。
体領域を不要電荷排出部として水平電荷転送電極下に形
成するため、後工程の水平電荷転送電極下のゲート絶縁
膜を形成する際に、N+型半導体領域からの不純物の外
方拡散により、チャンネル領域となるN型半導体領域、
あるいは電位障壁部に異常拡散層が形成され、電位ポテ
ンシャルの変動が生じてしまうという問題点もある。
する問題点に鑑みてなされたものであって、製造工程数
を増加させることなく、不要電荷排出部を設けることが
できる固体撮像装置を提供することを目的とする。
に本発明は、第1導電型の半導体基板と、該第1導電型
の半導体基板上に形成された第2導電型の半導体ウェル
層と、該第2導電型の半導体ウェル層が形成された領域
に設けられ、光学情報を電気信号に変換する光電変換部
と、前記第2導電型の半導体ウェル層が形成された領域
に前記光電変換部に隣接して設けられ、前記光電変換部
から出力された電気信号のうち垂直方向の電荷を転送す
る垂直電荷転送部と、前記第2導電型の半導体ウェル層
が形成された領域に前記垂直電荷転送部の一端に隣接し
て設けられ、前記光電変換部から出力された電気信号の
うち水平方向の電荷を転送する水平電荷転送部と、前記
垂直電荷転送部及び前記水平電荷転送部において転送さ
れた電荷を出力する出力回路部とを有してなる固体撮像
装置において、前記水平電荷転送部の前記垂直電荷転送
部とは反対側に設けられ、前記垂直電荷転送部及び前記
水平電荷転送部において不要となった電荷が排出される
不要電荷排出部と、前記第2導電型の半導体ウェル層が
形成された領域に前記水平電荷転送部と前記不要電荷排
出部との間に設けられ、前記水平電荷転送部と前記不要
電荷排出部とを隔離する電位障壁部とを有し、前記不要
電荷排出部が形成されている領域には、前記第2導電型
半導体ウェル層が形成されていないことを特徴とする。
出部上に、絶縁膜を介して前記水平電荷転送部における
電荷転送のための電極が形成されていることを特徴とす
る。
前記水平電荷転送部の埋め込みチャンネルを構成する第
1導電型の半導体領域が形成されていることを特徴とす
る。
圧と前記電位障壁部の電位ポテンシャルとの電位差が、
0.5V以上であることを特徴とする。
おいては、垂直電荷転送部及び水平電荷転送部において
不要となった電荷が排出される不要電荷排出部が形成さ
れる領域には、第2導電型の半導体ウェル層が形成され
ていないので、第1導電型の半導体基板に第2の導電型
の半導体ウェル層と逆方向の電圧を印加することによ
り、不要電荷が第1導電型の半導体基板に排出される。
に、第1導電型の半導体基板上の不要電荷排出部が形成
される部分にN+型半導体領域を設ける必要がなくな
り、製造工数が増えることがなくなる。
いて図面を参照して説明する。
して電荷排出部が設けられている固体撮像装置の実施の
一形態を示す構成概略図である。
気信号に変換する光電変換部101と、光電変換部10
1に隣接して設けられ、光電変換部101から出力され
た電気信号のうち垂直方向の電荷を転送する垂直電荷転
送部102と、垂直電荷転送部102の一端に隣接して
設けられ、光電変換部101から出力された電気信号の
うち水平方向の電荷を転送する水平電荷転送部103
と、垂直電荷転送部102及び水平電荷転送部103に
おいて転送された電荷を出力する出力回路部104と、
水平電荷転送部103の垂直電荷転送部102とは反対
側に設けられ、垂直電荷転送部102及び水平電荷転送
部103において不要となった電荷が排出される不要電
荷排出部106と、水平電荷転送部103と不要電荷排
出部106との間に設けられ、水平電荷転送部103と
不要電荷排出部106とを隔離する電位障壁部105と
から構成されている。
細図である。
ル201と、水平電荷転送チャンネル202と、電位障
壁部203と、不要電荷排出部204と、第1層の多結
晶シリコンからなる第1の水平電荷転送電極205と、
第2層の多結晶シリコンからなる第2の水平電荷転送電
極206と、最終の垂直電荷転送電極207とから構成
されている。
を示す図であり、(a)はI−I’面の断面図、(b)は
電位ポテンシャルを示す図である。
1014cm-3程度の第1導電型の半導体基板であるN--
型半導体基板301と、不純物濃度が1.0×1016c
m-3程度であり、N--型半導体基板301上の垂直電荷
転送部102、水平電荷転送部103及び電位障壁部1
05が形成される領域に形成された第2導電型の半導体
ウェル層であるP型ウエル層302と、不純物濃度が
1.0×1017cm-3程度であり、垂直電荷転送部10
2、水平電荷転送部103、不要電荷排出部106及び
電位障壁部105の埋め込みチャンネルを構成する第1
導電型の半導体領域であるN型半導体領域303と、不
純物濃度が1.0×1018cm-3程度であり、素子分離
部を構成するP+型半導体領域307と、第1の水平電
荷転送電極205(図2参照)を構成する第1層の多結
晶シリコン308と、最終の垂直電荷転送電極207
(図2参照)を構成する第2層の多結晶シリコン309
とから構成されている。ここで、不要電荷排出部106
を構成するN型半導体領域303及びN--型半導体基板
301には、電位障壁部105の電位ポテンシャルψB
より深くなるような電圧Vsubが印加されている。この
場合、電圧Vsubと電位ポテンシャルψBとの電位差は
0.5V以上であることが望ましい。
を示す図であり、(a)はII−II’面の断面図、(b)
は電位ポテンシャルを示す図である。
形成されたN--型半導体基板301上に、垂直電荷転送
部102、水平電荷転送部103及び電位障壁部105
の埋め込みチャンネルを構成するN型半導体領域30
3、並びに不純物濃度が7.0×1016cm-3程度のN
-型半導体領域304と、浮遊拡散層部及びリセットド
レイン部を構成するN++型半導体領域306と、素子分
離部を構成するP+型半導体領域307と、第1の水平
電荷転送電極205(図2参照)を構成する第1層の多
結晶シリコン308と、第2の水平電荷転送電極206
(図2参照)を構成する第2層の多結晶シリコン309
とが設けられている。ここで、信号電荷のリセットドレ
インを構成するN++型半導体領域306には、通常15
V程度の電源電圧VDが印加されている。
を示す図であり、(a)はIII−II’I面の断面図、
(b)は電位ポテンシャルを示す図である。
1上に、N型半導体領域303と素子分離部を構成する
P+型半導体領域307とが形成され、N型半導体領域
303上に、第1の水平電荷転送電極205(図2参
照)を構成する第1層の多結晶シリコン308と、第2
の水平電荷転送電極206(図2参照)を構成する第2
層の多結晶シリコン309とが設けられている。ここ
で、不要電荷排出部106を構成するN型半導体領域3
03及びN--型半導体基板301には、絶縁膜310を
介して第1の水平電荷転送電極205(図2参照)を構
成する第1層の多結晶シリコン308及び第2の水平電
荷転送電極206(図2参照)を構成する第2層の多結
晶シリコン309から電圧Vsubが印加されている。
いては、光電変換部101を構成するN型半導体領域3
03直下に濃度の薄いP型ウェル層302を形成し、N
--型半導体基板301に、通常15V程度の電源電圧V
Dより大きな逆バイアス電圧を印加することにより、N
型半導体領域303自体を空乏化させ、信号電荷を全て
N--型半導体基板301に除去する。これにより、光電
変換部101に存在する不要電荷を除去している。
存在する不要電荷は、たとえば4相のクロックパルスに
て、一斉に水平電荷転送部103に向けて転送される。
電荷転送部に印加されるクロックパルスの一例を示す図
である。
6(図2参照)には、図6に示すように、ФH1にハイ
レベル電圧VHが、ΦH2にローレベル電圧VLがそれぞ
れ印加されており、水平電荷転送部103において蓄積
することができない過剰電荷が垂直電荷転送部102に
逆戻りすることがないように垂直水平接続部に形成され
る電位ポテンシャルψVHより深くなるように形成され
た電位障壁部の電位ポテンシャルψBを越えて隣接して
設置された不要電荷排出部105のN型半導体領域30
3を介してN--型半導体基板301に吸収除去される。
不要電荷は、図6に示したような2相のクロックパルス
により、水平電荷転送部103の通常の高速動作で、水
平電荷転送部103端に設けられたリセットドレインの
N++型半導体領域306に吸収除去される。
光電変換部101に蓄積された信号電荷が対応する垂直
電荷転送部102へと読み出された後、各垂直電荷転送
部102中を垂直方向に転送された水平方向の電荷が1
ライン毎に水平電荷転送部103へ送られ、水平電荷転
送部103中を水平方向に転送されて出力回路部104
を介して出力される。
位障壁部を電荷転送チャンネルのナローチャンネル効果
により形成することにより電荷転送を行う固体撮像装置
について記述したが、埋め込みチャンネルを構成するN
型半導体領域に反対導電型の不純物を導入し、N-型半
導体領域を形成することにより電位障壁部を形成した場
合においても、専用の電極を配置し、電極に所望の電位
を印加すれば同様に適用できることは言うまでもない。
め込み型の固体撮像装置について記述したが、表面型の
固体撮像装置においても、同様に適用できることは言う
までもない。
不要電荷排出部を構成するN型半導体領域305及びN
--型半導体基板301には、電位障壁部の電位ポテンシ
ャルψBより深くなるような電圧Vsubが印加されてい
る場合について記述したが、不要電荷を除去する期間以
外においては、電圧Vsubより大きな電圧が印加されて
いるようなパルス電圧を印加した場合においても、同様
に適用できることは言うまでもない。
垂直電荷転送部及び水平電荷転送部において不要となっ
た電荷が排出される不要電荷排出部が形成される領域に
は、第2導電型の半導体ウェル層が形成されていないた
め、第1導電型の半導体基板に第2の導電型のウェル層
と逆方向の電圧を印加することにより、不要電荷を第1
導電型の半導体基板に排出することができる。
に、第1導電型の半導体基板上の不要電荷排出部が形成
される部分にN+型半導体領域を設ける必要がなくな
り、製造工程数を増加させることなく、不要電荷排出部
を設けることができる。
比較的高いN+型半導体領域を水平電荷転送電極下に形
成する必要がないため、後工程の水平電荷転送電極下の
ゲート絶縁膜を形成する際に、N+型半導体領域からの
不純物の外方拡散により、チャンネル領域となるN型半
導体領域、あるいは電位障壁部に異常拡散層が形成さ
れ、電位ポテンシャルの変動が生じることを防ぐことが
できる。
部が設けられている固体撮像装置の実施の一形態を示す
構成概略図である。
り、(a)はI−I’面の断面図、(b)は電位ポテンシ
ャルを示す図である。
り、(a)はII−II’面の断面図、(b)は電位ポテン
シャルを示す図である。
り、(a)はIII−III’面の断面図、(b)は電位ポテ
ンシャルを示す図である。
印加されるクロックパルスの一例を示す図である。
が設けられている固体撮像装置の一構成例を示す構成概
略図である。
り、(a)はI−I’面の断面図、(b)は電位ポテンシ
ャルを示す図である。
あり、(a)はII−II’面の断面図、(b)は電位ポテ
ンシャルを示す図である。
あり、(a)はIII−III’面の断面図、(b)は電位ポ
テンシャルを示す図である。
に印加されるクロックパルスの一例を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 第1導電型の半導体基板と、 該第1導電型の半導体基板上に形成された第2導電型の
半導体ウェル層と、 該第2導電型の半導体ウェル層が形成された領域に設け
られ、光学情報を電気信号に変換する光電変換部と、 前記第2導電型の半導体ウェル層が形成された領域に前
記光電変換部に隣接して設けられ、前記光電変換部から
出力された電気信号のうち垂直方向の電荷を転送する垂
直電荷転送部と、 前記第2導電型の半導体ウェル層が形成された領域に前
記垂直電荷転送部の一端に隣接して設けられ、前記光電
変換部から出力された電気信号のうち水平方向の電荷を
転送する水平電荷転送部と、 前記垂直電荷転送部及び前記水平電荷転送部において転
送された電荷を出力する出力回路部とを有してなる固体
撮像装置において、 前記水平電荷転送部の前記垂直電荷転送部とは反対側に
設けられ、前記垂直電荷転送部及び前記水平電荷転送部
において不要となった電荷が排出される不要電荷排出部
と、 前記第2導電型の半導体ウェル層が形成された領域に前
記水平電荷転送部と前記不要電荷排出部との間に設けら
れ、前記水平電荷転送部と前記不要電荷排出部とを隔離
する電位障壁部とを有し、 前記不要電荷排出部が形成されている領域には、前記第
2導電型半導体ウェル層が形成されていないことを特徴
とする固体撮像装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の固体撮像装置におい
て、 前記電位障壁部及び前記不要電荷排出部上に、絶縁膜を
介して前記水平電荷転送部における電荷転送のための電
極が形成されていることを特徴とする固体撮像装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の固体撮
像装置において、 前記第1導電型の半導体基板上に、前記水平電荷転送部
の埋め込みチャンネルを構成する第1導電型の半導体領
域が形成されていることを特徴とする固体撮像装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
固体撮像装置において、 前記不要電荷排出部に印加される電圧と前記電位障壁部
の電位ポテンシャルとの電位差が、0.5V以上である
ことを特徴とする固体撮像装置。
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- 1997-05-13 KR KR1019970018569A patent/KR100256280B1/ko not_active IP Right Cessation
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