JPH09307020A - セラミックパッケージ - Google Patents

セラミックパッケージ

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JPH09307020A
JPH09307020A JP11734896A JP11734896A JPH09307020A JP H09307020 A JPH09307020 A JP H09307020A JP 11734896 A JP11734896 A JP 11734896A JP 11734896 A JP11734896 A JP 11734896A JP H09307020 A JPH09307020 A JP H09307020A
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JP
Japan
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ceramic substrate
ceramic
mounting hole
element mounting
plate
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JP11734896A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Miyazawa
弘明 宮澤
Masaji Kodaira
正司 小平
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Shinko Electric Industries Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりも材厚の厚い銅板を放熱板に使用
し、銅板をセラミック基板にじかに接合してセラミック
基板にクラックを生じさせず信頼性の高いセラミックパ
ッケージとして提供する。 【解決手段】 略中央部に素子搭載孔16が透設され、
該素子搭載孔の内壁面が階段状の段差面に形成されると
ともに、該段差面に配線パターン22が形成されたセラ
ミック基板10に、前記素子搭載孔の底部開口を閉塞す
る銅からなる放熱板12が接合され、前記素子搭載孔内
に露出する前記放熱板12に、前記銅よりも熱膨張係数
の小さい金属からなる、半導体素子を固着するステージ
部14が接合されたセラミックパッケージにおいて、前
記素子搭載孔の内壁面の最下段の段差面を形成するセラ
ミック基板部分の厚さが、前記放熱板の厚さの略2倍以
上に形成されたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセラミックパッケー
ジに関し、より詳細にはセラミック基板に放熱板を接合
して成るセラミックパッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】セラミック基板を本体とするセラミック
パッケージでは、図7に示すように、セラミック基板1
0に設けた素子搭載孔の底部開口に金属の放熱板12を
接合した製品がある。このようなセラミック基板に金属
の放熱板を接合したセラミックパッケージで、セラミッ
ク基板に接合する放熱板に厚さが薄く変形しやすい金属
を使用した場合は、セラミック基板と放熱板との熱膨張
係数の差異により放熱板が湾曲するという問題があり、
一方、放熱板が厚く塑性変形しにくい金属を使用した場
合は放熱板の収縮が抑えられ、セラミック基板の素子搭
載孔の周辺、とくに素子搭載孔のコーナー部にクラック
を生じさせるといった問題が指摘されている(特開昭5
4−46474号公報)。
【0003】図7に示す例は、放熱板12に銅−タング
ステン合金を使用してセラミック基板10との熱膨張係
数のマッチングを図ることにより、セラミック基板の素
子搭載孔の周辺にクラックが生じることを防止したもの
である。このセラミックパッケージでは銅−タングステ
ン合金を用いて半導体素子を搭載するステージ部14を
一体に形成しているが、この他、放熱板とセラミック基
板との中間に緩衝材として別種の金属を使用すること、
ステージ部に放熱板とは別の材料を用いること等がなさ
れている。
【0004】なお、特開昭54−46474号公報に
は、放熱板12にセラミック基板10よりも熱膨張係数
が大きくかつ塑性変形しやすい材料を使用し、半導体素
子を搭載するステージ部に放熱板12よりも熱膨張係数
が小さくかつ塑性変形しにくい材料を用いることによっ
て、セラミック基板の素子搭載孔の周辺にクラックを生
じさせないようにする方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、素子
搭載孔を設けたセラミック基板の底部開口に放熱板を接
合したセラミックパッケージでは、放熱板に種々の金属
材を使用することが可能であるが、放熱板12の熱放散
性および製造コストを考慮すると銅板が最も有用であ
る。放熱板に銅板を使用した例は特開昭54−4647
4号公報に示されている。しかしながら、この従来例で
放熱板として使用可能とされているのは、銅板の厚さが
0.4mmで、ステージ部に0.3mmのモリブデン、
タングステンあるいはクロムを使用した場合であり、銅
板の厚さが1mm、ステージ部として0.3mmのモリ
ブデンを使用した場合は使用不可とされている。
【0006】このことは、銅板を放熱板に使用してモリ
ブデン等をステージ部として使用する場合には、銅板が
ある程度薄いものであって塑性変形が可能であることが
必要であることを意味している。特開平3−40454
号には無酸素銅板を放熱板としてセラミック基板に直接
接着すると、セラミックにクラックがはいり製作不可能
であるとの記載があるが、一般に、セラミック基板に放
熱板として銅板をじかに接合した場合、銅板の厚さが1
mm程度になるとセラミック基板に設けた素子搭載孔の
周囲、とくにコーナー部分にクラックがはいってしまい
実際の使用に耐えられなくなる。
【0007】しかしながら、半導体素子の高速化等によ
って発熱量の大きな半導体素子を搭載するため放熱板か
らの熱放散性をさらに向上させる必要があること、ま
た、製造コストの点、さらに、セラミック基板10の外
面に搭載するチップコンデンサ等の微小な回路部品を保
護するスペーサとして放熱板を使用できるようにすると
いった理由から、厚さが1mm以上といった従来はセラ
ミック基板にじかに接合して使用することができなかっ
たような肉厚の銅板を放熱板に使用することが要求され
るようになってきた。
【0008】本発明は、このように従来は使用できなか
った肉厚の銅板を放熱板に使用して、好適な熱放散性を
得ることを可能にするとともに、製造コストの引き下げ
を図ることができ、かつセラミック基板にクラックを生
じさせず、十分な信頼性を有するセラミックパッケージ
として提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、略中央部に素子
搭載孔が透設され、該素子搭載孔の内壁面が階段状の段
差面に形成されるとともに、該段差面に配線パターンが
形成されたセラミック基板に、前記素子搭載孔の底部開
口を閉塞する銅からなる放熱板が接合され、前記素子搭
載孔内に露出する前記放熱板に、前記銅よりも熱膨張係
数の小さい金属からなる、半導体素子を固着するステー
ジ部が接合されたセラミックパッケージにおいて、前記
素子搭載孔の内壁面の最下段の段差面を形成するセラミ
ック基板部分の厚さが、前記放熱板の厚さの略2倍以上
に形成されたことを特徴とする。また、前記段差面が多
段に形成されたことを特徴とする。また、前記放熱板の
外周縁が、素子搭載孔の上部開口縁とセラミック基板の
外周縁との略中央に位置して接合されたことを特徴とす
る。また、前記放熱板のコーナー部の平面形状が円弧状
に面取りされたことを特徴とする。また、前記放熱板が
無酸素銅板からなり、ステージ部がモリブデン板からな
ることを特徴とする。また、前記セラミック基板がアル
ミナセラミックからなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
つき添付図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る
セラミックパッケージの一実施形態の断面図、図2は底
面図である。本実施形態のセラミックパッケージはセラ
ミック基板10を本体とし、セラミック基板10の中央
部に半導体素子を搭載するための素子搭載孔16を貫通
して設け、放熱板12に銅板20を使用し、半導体素子
をダイ付けするステージ部14にモリブデン板18を使
用して銅板20をセラミック基板10の底面にろう付け
したものである。
【0011】セラミック基板10の基材にはアルミナセ
ラミックを使用し、セラミック基板10に設けるキャビ
ティの内壁面に段差面を2段形成している。各々の段差
面上には半導体素子と電気的に接続する配線パターン2
2が形成される。ステージ部14であるモリブデン板1
8は素子搭載孔16の内側で銅板20上にろう付けして
固定する。実施形態でのモリブデン板18は0.3〜
1.0mmの厚さのものである。なお、モリブデン板1
8と銅板20をプレス成形で作成した場合は、ろう付け
を確実にするため、モリブデン板18および銅板20の
だれ面を接合面側として接合するのがよい。だれ面を接
合面側にすることでプレス抜きの際に生じたばりによっ
て接合が妨げられないようにすることができる。
【0012】銅板20をセラミック基板10の底面にろ
う付けするため、セラミック基板10の底面には底部開
口の開口縁部を除いて銅板20を接合する範囲にメタラ
イズを施し、メタライズ部分にニッケルめっきを施して
ろう付け部を形成する。銅板20はこのろう付け部に銀
ろう付けによりろう付けして封着する。本実施形態で使
用した銅板20は1mm厚の無酸素銅板である。
【0013】本実施形態のセラミックパッケージでは放
熱板12として銅板20を使用し、ステージ部14とし
てモリブデン板18を使用したが、銅板20をセラミッ
ク基板10にじかにろう付けし、なおかつセラミック基
板10でとくに素子搭載孔16の周囲にクラックを生じ
させないようにするため、いくつかの条件設定を行って
いる。以下に、その条件設定について説明する。
【0014】図3に上記実施形態のセラミックパッケー
ジの各部の寸法部分を示す。銅板20をセラミック基板
10にろう付けしてセラミック基板10にクラックを生
じさせないようにするためには、まず第1に、銅板20
を接合するセラミック基板10の最下段の厚さ(t2)と
銅板20の厚さ(t1)の条件が問題になる。すなわち、
セラミック基板10に銅板20を接合した場合、セラミ
ック基板10でもっともクラックが発生しやすい部位は
素子搭載孔16の周辺部分で、とくに素子搭載孔16の
コーナー部分である。したがって、この最下段のセラミ
ック層のクラックを防止するには最下段の段厚をある程
度厚くしてセラミック部分の抗折強度を大きくするのが
よい。
【0015】図4は放熱板として0.5mm、0.75
mm、1mmの銅板を使用し、厚さ0.5mm、1.0
mm、1.5mm、2.0mmのアルミナセラミック基
板に各々銅板を接合して、セラミック基板に作用する応
力を測定した結果を示す。応力は20℃とろう付け温度
である820℃での応力差として求めている。アルミナ
セラミックの抗折強度は約400MPa程度が限度であ
ることを考慮すると、上記測定結果から、銅板の厚さと
の関係でセラミック基板の厚さが銅板の厚さの2倍程度
あればセラミック基板に作用する応力はセラミックの抗
折強度の範囲内にあり、セラミック基板に銅板をじかに
接合して使用することが十分に可能であることがわか
る。なお、0.5mmの銅板では応力がかなり小さくな
るが、これは銅板自体の変形によって応力を緩和してい
るためである。
【0016】以上より、0.5mm程度以上の厚さの銅
板を使用する場合は、銅板を接合するセラミック基板の
厚さを銅板の厚さの2倍程度(±10%)以上に設定す
るのがよく、上記実施形態のセラミックパッケージのよ
うに配線パターン22を複数段で形成する場合には銅板
が直接接合する最下段の段差面を形成するセラミック基
板部分の厚さの2倍程度以上( t2 > 2t1)にするのが
よい。
【0017】なお、最下段のセラミック基板部分の厚さ
を上記のように設定しておけば、上段のセラミック基板
部分についてはとくに厚く形成する必要はない。実際の
セラミックパッケージでは銅板上にステージ部14を配
置し、その上に半導体素子をダイ付けするから、最下段
のセラミック基板部分の厚さを銅板の厚さの2倍程度に
しても半導体素子と配線パターンとをワイヤボンディン
グする際に配線パターン22の位置が高すぎるといった
問題が生じることはない。この点でも最下段のセラミッ
ク基板部分厚く形成する利点がある。
【0018】次に、セラミック基板とくに素子搭載孔1
6の周囲にクラックを生じさせないようにする条件とし
てセラミック基板に接合する銅板の外形寸法がある。図
5は外形寸法が50mm角、キャビティが20mm角、
厚さ2mmのアルミナセラミック基板に、厚さ1mmで
外形寸法が20mm角、26mm角、32mm角、38
mm角の銅板を各々接合して、各々の応力を測定した結
果を示す。
【0019】図5に示す結果は、銅板の外形寸法が約3
5mm角の場合にもっとも応力差が小さくなることを示
している。セラミック基板の外形寸法が50mm、キャ
ビティ(半導体素子を封止する側の開口部分)の寸法が
20mm角であることから、上記結果は、放熱板の外周
縁が素子搭載孔16の上部開口縁とセラミック基板10
の外周縁との略中央に位置すること、図3で銅板の外形
寸法をD1 とすると、ほぼD2 =D3 となるようにD1
を設定することを意味する。実際には、銅板の外形寸法
は±20%程度のばらつきがあってもよい。
【0020】また、銅板は平面形状で図2に示すように
そのコーナー部を円弧状に面取りして形成する方が応力
の集中を緩和しセラミック基板にクラックを生じさせに
くくする点で好適である。図6は1mmの厚さの銅板
で、銅板の形状を完全な角形から同一径で円形に変えて
いった場合に応力がどのように変化するかを測定した結
果である。A点は32mmの完全な角形のもの、B点は
半径16mmの完全な円形のものである。角形から円形
に近づくにつれて応力が減少していく様子がわかる。こ
のように、銅板はコーナー部を面取りすることで応力を
減少させることができる。
【0021】次に、銅板に接合するステージ部としての
モリブデン板18についての条件がある。銅板に接合し
て用いるモリブデン板は1mmの銅板に対し0.3mm
〜1.0mm程度の厚さのものを使用するが、モリブデ
ン板の条件は銅板とのかねあいでステージ部と放熱板の
反りに最も影響を与える。銅板にモリブデン板を接合し
て反りを測定した結果では、モリブデン板を素子搭載孔
16の面積の90〜95%程度占める大きさに設定する
ことがステージ部と放熱板の反りをともに小さくするう
えで有効であった。すなわち、図3でBの面積をAの面
積の90〜95%とする。このようにモリブデン板はそ
の外側面を素子搭載孔16の内壁面に相当近接して配置
するのがよい。
【0022】銅板に接合するモリブデン板をこのように
設計することにより、ステージ部および放熱板の反りを
できるだけ小さく抑えることができ、結果としてセラミ
ック基板にクラックが生じないようにすることができ
る。なお、銅板20に接合するステージ部14は上記の
ようにモリブデン板を使用する他、銅−タングステン合
金板等の他の金属板を使用することが可能である。ステ
ージ部14は半導体素子との熱膨張係数のマッチング及
び反り等を考慮して厚さ等を設定して使用することがで
きる。
【0023】本発明はセラミック基板10の外面に外部
接続端子としてリードピンを立設したピングリッドアレ
イや、ボールバンプを外部接続端子とした表面実装型の
製品、セラミック基板の基板面と平行にリードを延設し
たフラットパッケージ等に適用することができる。
【0024】本実施形態のセラミックパッケージは、上
述した条件を満足するように設定することにより、従来
はセラミック基板にじかにろう付けして使用することが
できなかった材厚の厚い銅板を放熱板に使用することが
可能になる。これによって、セラミックパッケージの熱
放散性を向上させることを可能にするとともに、図1に
示すようにセラミック基板10の銅板20を接合した面
にチップコンデンサ等の回路部品24を搭載することを
容易にする。
【0025】従来のセラミックパッケージで放熱板の材
厚が薄い場合は、セラミック基板10で回路部品24を
搭載する外面を掘り込むようにして(凹部を形成して)
回路部品24を搭載しているが、本実施形態のように材
厚の厚い銅板20が使用できる場合には、銅板20が回
路部品24を保護するスペーサとしても機能するから、
セラミック基板10に掘り込みを設ける必要がなく、し
たがってセラミック基板10の製造が容易になるという
利点がある。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るセラミックパッケージは、
上述したように、セラミック基板とくにセラミック基板
の素子搭載孔の周囲にクラックを生じさせることなく、
放熱板として銅板をじかにセラミック基板に接合して得
たパッケージとして得ることができ、従来よりも材厚の
厚い銅板を放熱板に使用することを可能とすることによ
り、素子搭載孔の底部開口に放熱板を接合したセラミッ
クパッケージの製造コストを効果的に下げることを可能
とするとともに、セラミックパッケージの熱放散性を効
果的に向上させることを可能とし、信頼性の高いセラミ
ックパッケージとして提供することを可能にする。ま
た、放熱板に銅板を使用できるので、同等の放熱性を有
する銅−タングステン合金による放熱板を使用したパッ
ケージに比較して大幅に軽量化することができる。45
mm角のパッケージの場合、銅−タングステン合金にか
えて同等の効果を有する銅板を使用することにより約1
0gの軽量化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセラミックパッケージの一実施形
態を示す断面図である。
【図2】本発明に係るセラミックパッケージの底面図で
ある。
【図3】セラミックパッケージの各部の寸法部分を示す
説明図である。
【図4】セラミック基板の厚さによる応力の変化の様子
を示すグラフである。
【図5】銅板の外形寸法による応力の変化の様子を示す
グラフである。
【図6】銅板の形状による応力の変化の様子を示すグラ
フである。
【図7】セラミックパッケージの従来例の断面図であ
る。
【符号の説明】
10 セラミック基板 12 放熱板 14 ステージ部 16 素子搭載孔 18 モリブデン板 20 銅板 22 配線パターン 24 回路部品
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略中央部に素子搭載孔が透設され、該素
    子搭載孔の内壁面が階段状の段差面に形成されるととも
    に、該段差面に配線パターンが形成されたセラミック基
    板に、前記素子搭載孔の底部開口を閉塞する銅からなる
    放熱板が接合され、前記素子搭載孔内に露出する前記放
    熱板に、前記銅よりも熱膨張係数の小さい金属からな
    る、半導体素子を固着するステージ部が接合されたセラ
    ミックパッケージにおいて、 前記素子搭載孔の内壁面の最下段の段差面を形成するセ
    ラミック基板部分の厚さが、前記放熱板の厚さの略2倍
    以上に形成されたことを特徴とするセラミックパッケー
    ジ。
  2. 【請求項2】 前記段差面が多段に形成されたことを特
    徴とする請求項1記載のセラミックパッケージ。
  3. 【請求項3】 放熱板の外周縁が、素子搭載孔の上部開
    口縁とセラミック基板の外周縁との略中央に位置して接
    合されたことを特徴とする請求項1または2記載のセラ
    ミックパッケージ。
  4. 【請求項4】 放熱板のコーナー部の平面形状が円弧状
    に面取りされたことを特徴とする請求項3記載のセラミ
    ックパッケージ。
  5. 【請求項5】 放熱板が無酸素銅板からなり、ステージ
    部がモリブデン板からなることを特徴とする請求項1、
    2、3または4記載のセラミックパッケージ。
  6. 【請求項6】 セラミック基板がアルミナセラミックか
    らなることを特徴とする請求項1、2、3、4または5
    記載のセラミックパッケージ。
JP11734896A 1996-05-13 1996-05-13 セラミックパッケージ Pending JPH09307020A (ja)

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