JPH09305409A - 遠隔プログラムダウンロード制御システム - Google Patents

遠隔プログラムダウンロード制御システム

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JPH09305409A
JPH09305409A JP8125266A JP12526696A JPH09305409A JP H09305409 A JPH09305409 A JP H09305409A JP 8125266 A JP8125266 A JP 8125266A JP 12526696 A JP12526696 A JP 12526696A JP H09305409 A JPH09305409 A JP H09305409A
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processing device
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unit
processing
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JP8125266A
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Inventor
Makoto Osanawa
誠 長縄
Yoshihiko Uchikawa
芳彦 内川
Toshiaki Takagi
利彰 高木
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Hitachi Ltd
Hitachi Asahi Electronics Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Asahi Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の技術では、制御処理装置における一つ
のローダおよびローディング操作で、複数の被制御処理
装置におけるそれぞれ異なるプログラムのローディング
を統一的に行なうことができない。 【解決手段】 制御処理装置1には、外部コマンドを共
通コマンドに変換する手段(10)、外部コマンドに付
加された装置番号とプログラム名を判別する手段(1
1)、プログラム名に基づきダウンロード対象プログラ
ムを抽出する手段(15)、装置番号先にプログラムと
共通コマンドを送出する手段(12)、実行結果を装置
番号別に登録する手段(14)を設け、被制御処理装置
2には、共通コマンドを自装置に対応した内部コマンド
に変換する手段(21)、この内部コマンドに基づきプ
ログラムをダウンロードする手段(24)、実行結果を
制御処理装置1に送出する手段(23)を設け、複数の
被制御処理装置への制御処理装置1からのプログラムの
ダウンロードを共通コマンドに基づき行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムのロー
ディング技術に係り、特に、回線制御装置のように、主
記憶装置(主メモリ)は有するがCRT(Cathode Ray T
ube)等の表示装置や、磁気ディスク装置等のファイル系
装置を持たない処理装置におけるプログラムのローディ
ングを効率良く行なうのに好適な遠隔プログラムダウン
ロード制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】蓄積プログラム方式の処理装置では、起
動時、まずROM(Read Only Memory)等に格納された
ローダにより、磁気ディスク装置等の外部記憶装置から
主記憶装置(主メモリ)にプログラムをロードするの
で、各処理装置には、通常、プログラムを格納するため
の外部記憶装置と、それぞれの処理装置専用のローダと
が設けられている。このような処理装置において、外部
記憶装置の容量を削減するために、必要なプログラム
を、遠隔の他の処理装置から転送(ダウンロード)する
ことが考えられる。
【0003】このような遠隔処理に係る従来技術として
は、例えば、特開昭55−121538号公報に記載の
「電子計算機の遠隔制御装置」がある。この技術では、
2台の処理装置を通信回線で接続し、一方の処理装置
(制御処理装置)にマンマシンインタフェース(ディス
プレイやキーボード等)を持たせ、保守技術者が、この
制御処理装置を操作して、もう一方の処理装置(被制御
処理装置)の故障個所の探索を行っている。しかし、こ
の技術では、制御処理装置と被制御処理装置のローディ
ングに係る機能分担の問題については触れられていな
い。また、被制御処理装置でのローディングを無人化す
ることによる効率化の問題についても触れられていな
い。
【0004】また、特開平6−19824号公報に記載
された「周辺装置へのデータロード方式」では、ダウン
ロードを行なうロード処理部と、このロード処理部から
の依頼に対応して依頼を保持し、周辺装置からのダウン
ロード要求があった時に、このダウンロード要求を、保
持した依頼の応答としてロード処理部に通知する周辺装
置制御部とを制御装置内に設け、ロード処理部がダウン
ロード要求の通知を受けたときに補助記憶装置から取り
出したデータを周辺装置にダウンロードする構成とする
ことにより、他の無関係な処理部やシステム管理部等に
影響を与えることなく、周辺装置がダウンロード要求し
たタイミングでのダウンロードを可能とする技術があ
る。しかし、この技術においても、前述の特開昭55−
121538号公報に記載の技術と同様、制御処理装置
と被制御処理装置のローディングに係る機能分担の問
題、および、被制御処理装置でのローディングを無人化
することによる効率化の問題について考慮がなされてい
ない。
【0005】そのため、これらの従来技術を単に適用し
て、複数の被制御処理装置におけるプログラムのローデ
ィングを、1つの制御処理装置から遠隔制御する場合、
各被制御処理装置に、それぞれに対応したローディング
対象のプログラムをダウンロードし、制御処理装置から
ローディング操作を行なう構成となる。しかし、各被制
御処理装置にダウンロードするプログラムが異なる場
合、制御処理装置においては、各被制御処理装置ごとに
異なるローディング操作が必要となり、操作者の負荷と
なってしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、制御処理装置における一つのロ
ーダおよびローディング操作で、複数の被制御処理装置
におけるそれぞれ異なるプログラムのローディングを統
一的に行なうことができない点である。本発明の目的
は、これら従来技術の課題を解決し、制御処理装置のロ
ーダに汎用性を持たせることができ、各被制御処理装置
の機能追加等にも容易に対応でき、制御処理装置と各被
制御処理装置からなるシステムの拡張性を高めることを
可能とする遠隔プログラムダウンロード制御システムを
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の遠隔プログラムダウンロード制御システム
は、それぞれ遠隔に接続された第1の処理装置(制御処
理装置1)から第2の処理装置(被制御処理装置2)へ
プログラムをダウンロードするシステムであって、制御
処理装置1は、例えば、キーボード等を有する入出力装
置4や外部記憶装置3に予め格納された外部コマンドフ
ァイル17等から入力されたプログラムのダウンロード
を指示する外部コマンドに付加された被制御処理装置2
を特定するための装置識別子、および、ダウンロード対
象のプログラムを特定するためのプログラム識別子を判
別する識別子判別部11と、この識別子判別部11で判
別したプログラム識別子に基づきダウンロード対象のプ
ログラムを抽出するプログラムロード部15と、外部コ
マンドを例えば自装置に対応する内部コマンド等、予め
対応付けられた内部コマンドである共通コマンドに変換
するコマンド翻訳部10と、このコマンド翻訳部10で
変換した共通コマンドおよびプログラムロード部15で
抽出したプログラムを、識別子判別部11で判別した装
置識別子に対応する被制御処理装置2に送出する通信制
御部12と、この通信制御部12で送出した共通コマン
ドに基づく被制御処理装置2によるプログラムのダウン
ロード実行結果を被制御処理装置2から受け取り、この
被制御処理装置2の装置識別子に対応付けて、ダウンロ
ード結果ログファイル18等に登録するダウンロード結
果ログ部14とを少なくとも有し、被制御処理装置2
は、制御処理装置1から送出されてきた共通コマンドを
自装置に対応した内部コマンドに変換する内部コマンド
処理部21と、この内部コマンド処理部21で変換した
自装置に対応した内部コマンドに基づき、制御処理装置
1から送出されてきたプログラムのプログラムファイル
24へのダウンロードを行なうプログラムロード部22
と、このプログラムロード部22によるプログラムのダ
ウンロードの実行結果を制御処理装置1に送出するレビ
ジョン抽出処理部23とを少なくとも有し、それぞれ異
なるローダを有する複数の被制御処理装置2,2aへの
制御処理装置1からのプログラムのダウンロードを、制
御処理装置1からの共通コマンドに基づき行なうことを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明においては、プログラムの
ダウンロードを提供する側の第1の処理装置(以下、
「制御処理装置」と記載)では、ダウンロードのために
入力された外部コマンドを、所定のコマンド(共通コマ
ンド)に変換し、この共通コマンドを、プログラムのダ
ウンロードを受ける側の処理装置(以下、「被制御処理
装置」と記載)に、ダウンロード対象のプログラムと共
に送出する。被制御処理装置では、制御処理装置から送
られてきた共通コマンドを、予め用意された変換プログ
ラムを用いて、自装置で処理可能な内部コマンドに変換
し、この変換した内部コマンドにより、制御処理装置か
ら送られてきたプログラムのダウンロードを行なう。
【0009】特に、本発明においては、外部コマンド
に、複数の被制御処理装置のそれぞれを特定するための
識別情報や、ダウンロード対象のプログラムを特定する
ための識別情報を付与しており、制御処理装置は、これ
らの識別情報に基づき、ダウンロード対象のプログラ
ム、および、このプログラムをダウンロードさせる被制
御処理装置を特定して、プログラムおよび共通コマンド
を送信する。そして、各被制御処理装置は、それぞれ固
有の変換プログラムを用いて、制御処理装置からの共通
コマンドを、自装置で処理可能な内部コマンドに変換す
る。
【0010】このことにより、例えば、制御処理装置の
操作者は、各被制御処理装置のローダの相違を意識する
ことなく、共通の外部コマンドの入力操作、および、各
識別情報を付与する一連の操作により、容易に、遠隔か
らの各被制御処理装置に対する個別のプログラムのダウ
ンロードを行なうことができる。また、制御処理装置で
は、各被制御処理装置のプログラムのダウンロード実行
結果を、各被制御処理装置毎に管理しているので、操作
者は、いつでも、各被制御処理装置のプログラムのダウ
ンロード実行状況を知ることができる。
【0011】以下、本発明の実施の形態を、図面を用い
て、より詳細に説明する。図1は、本発明の遠隔プログ
ラムダウンロード制御システムの本発明に係る構成の一
実施例を示すブロック図である。本図1において、1は
本発明の第1の処理装置としての制御処理装置、2,2
aは本発明の第2の処理装置としての被制御処理装置、
3はHDD等からなる外部記憶装置、4はディスプレイ
やキーボード等からなる入出力装置である。
【0012】制御処理装置1は、本発明に係るプログラ
ムの遠隔ローディング処理を行なうローダ5を具備し、
このローダ5は、ローダ5のローディング処理全体の動
作制御を行なう制御部7と、入出力装置4とのデータ入
出力制御を行なう入出力制御部8と、外部コマンドの入
力先を切替る外部コマンド切替部9と、予め用意された
プログラムによる外部コマンドの所定の内部コマンドで
ある共通コマンドへの変換等を行なうコマンド翻訳部1
0と、外部コマンドに付与された被制御処理装置2,2
aを特定するための装置識別子やダウンロード対象のプ
ログラムを特定するためのプログラム識別子の判別を行
なう本発明に係る識別子判別部11と、コマンド翻訳部
10で変換した共通コマンドやダウンロード対象のプロ
グラムの被制御処理装置2,2aへの送信および被制御
処理装置2,2aからのプログラムダウンロード結果の
受信等の被制御処理装置2,2aとの通信制御を行なう
通信制御部12と、外部記憶装置3の外部コマンドファ
イル17から外部コマンドを読み出す外部コマンドロー
ド部13と、被制御処理装置2,2aにおけるローディ
ング処理結果を外部記憶装置3のダウンロード結果ログ
ファイル(図中、ダウンロード結果ファイルと記載)1
8に格納するダウンロード結果ログ部14と、識別子判
別部11の識別結果に基づき外部記憶装置3のロードフ
ァイル19からロードプログラム20を読み出すプログ
ラムロード部15とにより構成されている。
【0013】また、被制御処理装置2は、本発明に係る
プログラムの遠隔ローディング処理を行なうローダ6を
具備し、このローダ6は、制御処理装置1間の通信制御
を行ない、例えば制御処理装置1からの共通コマンドお
よびダウンロード対象のプログラム等を受信し、この共
通コマンド等を、予め用意されたプログラムにより被制
御処理装置2自身で処理可能な内部プログラムに変換す
る等の処理を行なう本発明に係る内部コマンド処理部2
1と、内部コマンド処理部21で変換した内部コマンド
に基づき、制御処理装置1から送られてきたプログラム
をプログラムファイル24に書き込む(ロードプログラ
ム25)プログラムロード部22と、内部コマンドで指
定されたプログラムのレビジョン処理に基づきロードプ
ログラム25をプログラムファイル24から読み出し、
内部コマンド処理部21を介して制御処理装置1に送出
するレビジョン抽出処理部23とにより構成されてい
る。尚、被制御処理装置2aも、被制御処理装置2と同
様な構成となっている。
【0014】以下、このような構成の遠隔プログラムダ
ウンロード制御システムの本発明に係る動作を説明す
る。制御処理装置1におけるローダ5は、入出力制御部
8を介して入出力装置4から、または、外部コマンドロ
ードを介して外部記憶装置3の外部コマンドファイル1
7から、プログラムのダウンロードを指示する外部コマ
ンドを受け取る。この外部コマンドを、入出力装置4か
ら受け取るか、外部記憶装置3の外部コマンドファイル
17から受け取るかは、外部コマンド切替部9により決
められる。すなわち、外部コマンド切替部9は、制御処
理装置1へのロード時の指定あるいはロード後の操作者
の指定などに基づき、外部コマンドを、入出力装置4を
介して操作者から受け取るか、外部コマンドファイル1
7から受け取るかを決定する。
【0015】以下、操作者が、被制御処理装置2に対し
てプログラムの遠隔ダウンロード操作を行なう場合の動
作説明を行なう。操作者がダウンロード操作する場合、
外部コマンド切替部9は、入出力制御部8に、操作者か
らの入力を要求する。入出力制御部8は、入出力装置4
に、操作者に対する外部コマンド入力待ちの表示を行
い、操作者の入力を待つ。操作者は、ダウンロード対象
のプログラムをロードするための外部コマンドを入出力
装置4から入力する。この時、この外部コマンドに、ダ
ウンロードするプログラムの名称(プログラム識別子)
や、被制御処理装置2の装置番号(装置識別子)などを
付与して入力する。これらの入力情報は、入出力装置4
から入出力制御部8に渡され、入出力制御部8は、外部
コマンドとプログラム名称や装置番号などを外部コマン
ド切替部9に渡す。
【0016】外部コマンド切替部9は、これらの情報
を、コマンド翻訳部10と識別子判別部11に渡す。識
別子判別部11は、外部コマンド切替部9から渡された
装置番号およびプログラム名を判別し、この装置番号を
通信制御部12に、また、プログラム名をプログラムロ
ード部15に渡す。プログラムロード部15は、識別子
判別部11から渡されたプログラム識別子に対応するロ
ードプログラム20を、ロードプログラムファイル19
から読み出し、通信制御部12に渡す。
【0017】コマンド翻訳部10は、外部コマンド切替
部9からの外部コマンドを受け取り、この外部コマンド
を、予め用意されたプログラムを用いて所定の内部コマ
ンドの組合せである共通コマンド、例えば自装置に対応
した内部コマンドに翻訳(変換)し、通信制御部12に
渡す。通信制御部12は、識別子判別部11から渡され
た装置番号に基づき、コマンド翻訳部10から渡された
共通コマンドと、プログラムロード部15から渡された
ロードプログラム19を、被制御処理装置2に順次転送
する。このとき、通信制御部12は、所定の転送バイト
数なども付加する。
【0018】被制御処理装置2のローダ6では、まず、
内部コマンド処理部21により、制御処理装置1から転
送されてきた共通コマンドを、自装置に対応した内部コ
マンドに変換し、この内部コマンドを、プログラムロー
ド部22に渡す。プログラムロード部22は、内部コマ
ンドに基づき、内部コマンドに付加されたプログラム名
称で、かつ指定されたバイト数を、プログラムファイル
24に書き込む。このようにして、プログラムロード部
22によるプログラムロードが完了すると、被制御処理
装置2のローダ6は、制御処理装置1のローダ5に通知
する。制御処理装置1のローダ5は、外部コマンド切替
部9を介して、入出力制御部8に、外部コマンドの完了
を連絡する。入出力制御部8は、入出力装置4にプログ
ラムロードが完了したことを表示し、次のコマンドの入
力待ちとなる。
【0019】ここで、操作者が、プログラムレビジョン
をチェックするために、例えば、レビジョン表示の外部
コマンドをプログラム名称および装置番号と共に、入出
力装置4から指定すると、上述のプログラムをロードす
るための外部プログラムに対する処理動作と同様な処理
を行なう。すなわち、制御処理装置1のローダ5は、ま
ず、識別子判別部11により各識別情報の判別を行い、
次に、コマンド翻訳部10により、外部プログラムをレ
ビジョン表示処理のための共通プログラムに翻訳し、そ
して、通信制御部12により、共通プログラムを、指定
されたプログラム名称を付加して、指定された装置番号
の被制御処理装置2に転送する。
【0020】被制御処理装置2のローダ5では、制御処
理装置1から転送されてきたレビジョン表示処理のため
の共通プログラムを、内部コマンド処理部21により、
自装置に対応した内部コマンドに変換し、レビジョン抽
出処理部23に渡す。レビジョン抽出処理部23は、内
部コマンド処理部21からの内部コマンドに基づき、指
定された名称のプログラムのレビジョンをプログラムフ
ァイル24から読み取り、内部コマンド処理部21に渡
す。内部コマンド処理部21は、受け取ったレビジョン
を制御処理装置1に転送する。制御処理装置1のローダ
5は、被制御処理装置2のローダ6からレビジョン表示
内容を受け取ると、レビジョン表示処理部16により、
レビジョン内容を編集し、外部コマンド切替部9および
入出力制御部8を介して、入出力装置4に表示する。
【0021】次に、外部コマンドファイル17からの自
動ダウンロードを行う場合の説明を行なう。外部コマン
ドファイル17からの自動ダウンロードを行う場合、予
め外部コマンドをパラメータ形式ダウンロード手順通り
に外部コマンドファイル17に格納しておく。そして、
外部コマンド切替部9は、入出力制御部8に外部コマン
ドを要求する代わりに、外部コマンドロード部13に、
外部コマンドを要求する。この要求に基づき、外部コマ
ンドロード部13は、外部記憶装置3の外部コマンドフ
ァイル17から外部コマンドを順次読み出し、外部コマ
ンド切替部9に渡す。外部コマンド切替部9は、入出力
装置4および入出力制御部8を介しての操作者からの入
力と同様に、外部コマンドをコマンド翻訳部10および
識別子判別部11に渡し、以下、入出力装置4からの指
示でプログラムのダウンロードを行なう場合と同様にし
て、被制御処理装置2におけるロードプログラム25の
ロードを行う。
【0022】そして、この被制御処理装置2におけるロ
ードプログラム25のロード実行結果が送られてくる
と、制御処理装置1のローダ5における外部コマンド切
替部9は、この実行結果の情報を、ダウンロード結果ロ
グ部14に渡し、ダウンロード結果ログ部14は、実行
結果情報を、ダウンロード結果ログファイル18に格納
する。このようにして、外部記憶装置3に予め格納され
た外部コマンドに基づき、操作者が指示する場合と同様
に、被制御処理装置2に対する遠隔でのプログラムダウ
ンロードを自動的に実行できる。この場合にも、操作者
は、全てのダウンロードが完了した後、ダウンロード結
果ログファイル18をチェックしてダウンロード結果を
知ることができる。
【0023】以上、図1を用いて説明したように、本実
施例の遠隔プログラムダウンロード制御システムでは、
それぞれ異なるダウンロード手順の各被制御処理装置
2,2aにおいて、制御処理装置1のプログラムダウン
ロード手順を、それぞれの装置で処理できる手順に変換
することができ、制御処理装置1のローディング命令
(外部コマンド)に、被制御処理装置2の識別情報を付
与することにより、操作者は、制御処理装置1を介し
て、かつ制御処理装置1のローディング手順で、被制御
処理装置2,2aのそれぞれのローディング手順を意識
することなくプログラムダウンロードを行なうことがで
きる。
【0024】このように、被制御処理装置2のアーキテ
クチャに関わる固有の処理部分のみ、被制御処理装置2
のローダ6で専用に吸収し、それ以外の処理は、すべて
制御処理装置1で行なわせることで、制御処理装置1の
ローダを、被制御処理装置2,2aにも共通に使用で
き、制御処理装置1ローダに汎用性を持たせることがで
きる。また機能追加等は、制御処理装置1のローダ5の
みに施せば本ダウンロードシステム全体に適応でき拡張
性も高い。
【0025】また、外部コマンドファイル17に外部コ
マンドをパラメータ化し、ダウンロード手順通りに格納
しておくことにより、プログラムの遠隔ローディングの
自動化が図れる。また、外部コマンドファイル17に外
部コマンドのパラメータを累積することにより、以前に
ダウンロードした項目を外部コマンドのパラメータで保
存できるので、常に、以前ダウンロードを行った項目を
繰返し実行でき、プログラムのデグレードを防止し、信
頼度を維持できる。
【0026】尚、本発明は、図1を用いて説明した実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲において種々変更可能である。例えば、本実施例で
は、被制御処理装置2に対する遠隔ローディング動作を
説明したが、被制御処理装置2aに対しても同様な(異
なるプログラムの)遠隔ローディング動作を行なう。さ
らに、操作者は、遠隔ダウンローディングの指示を行な
う場合、被制御処理装置2,2aのそれぞれの装置番号
およびプログラム名称を付加入力することにより、一回
の指示操作で、被制御処理装置2,2aの両方に対する
指示を行なうことができる。また、このような動作は、
被制御処理装置2,2aの2台の組み合わせに限らず、
3台以上の多数の被制御処理装置に対しても同様であ
る。このことにより、それぞれアーキテクチャの異なっ
た多数の被制御処理装置のプログラムローディングを、
1台の制御処理装置1で、自動的にかつ同時に実行する
ことができ、ローディング効率を高めることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、制御処理装置ローダに
汎用性を持たせることができ、制御処理装置における一
つのローダおよびローディング操作で、複数の被制御処
理装置におけるそれぞれ異なるプログラムのローディン
グを統一的に行なうことができ、かつ、各被制御処理装
置の機能追加等にも容易に対応でき、プログラムのロー
ディングの高効率化を図ることと、制御処理装置と各被
制御処理装置からなるシステムの拡張性を高めることが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプログラムローディング遠隔制御シス
テムの本発明に係る構成の一実施例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1:制御処理装置、2:被制御処理装置、3:外部記憶
装置、4:入出力装置、5:ローダ、6:ローダ、7:
制御部、8:入出力制御部、9:外部コマンド切替部、
10:コマンド翻訳部、11:識別子判別部、12:通
信制御部、13:外部コマンドロード部、14:ダウン
ロード結果ログ部、15:プログラムロード部、16:
レビジョン表示処理部、17:外部コマンドファイル、
18:ダウンロード結果ログファイル、19:ロードプ
ログラムファイル、20:ロードプログラム、21:内
部コマンド処理部、22:プログラムロード部、23:
レビジョン抽出処理部、24:プログラムファイル、2
5:ロードプログラム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 利彰 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ遠隔に接続された第1の処理装
    置から第2の処理装置へプログラムをダウンロードする
    システムであって、上記第1の処理装置は、入力された
    上記プログラムのダウンロードの指示を少なくとも含む
    外部コマンドに付加された上記第2の処理装置を特定す
    るための装置識別子および上記プログラムを特定するた
    めのプログラム識別子を判別する識別子判別手段と、該
    識別子判別手段で判別した上記プログラム識別子に基づ
    き上記ダウンロード対象のプログラムを抽出するプログ
    ラム抽出手段と、上記外部コマンドを予め対応付けられ
    た内部コマンドである共通コマンドに変換する外部コマ
    ンド処理手段と、該コマンド変換手段で変換した上記共
    通コマンドおよび上記プログラム抽出手段で抽出したプ
    ログラムを、上記識別子判別手段で判別した装置識別子
    に対応する上記第2の処理装置に送出する通信制御手段
    と、該通信制御手段で送出した上記共通コマンドに基づ
    く上記第2の処理装置による上記送信したプログラムの
    ダウンロード実行結果を上記第2の処理装置から受け取
    り、該第2の処理装置の装置識別子に対応付けて登録す
    るログ処理手段とを少なくとも有し、上記第2の処理装
    置は、上記第1の処理装置から送出されてきた共通コマ
    ンドを自装置に対応した内部コマンドに変換する内部コ
    マンド処理手段と、該内部コマンド処理手段で変換した
    自装置に対応した内部コマンドに基づき、上記第1の処
    理装置から送出されてきたプログラムのダウンロードを
    行なうプログラムロード手段と、該プログラムロード手
    段による上記プログラムのダウンロードの実行結果を上
    記第1の処理装置に送出する転送手段とを少なくとも有
    し、それぞれ異なるローダを有する複数の上記第2の処
    理装置への上記第1の処理装置からの上記プログラムの
    ダウンロードを、上記第1の処理装置からの上記共通コ
    マンドに基づき行なうことを特徴とする遠隔プログラム
    ダウンロード制御システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002354142A (ja) * 2001-05-29 2002-12-06 Nec Fielding Ltd 遠隔からの通信装置遠隔作業システムと方法
CN108255538A (zh) * 2017-12-08 2018-07-06 中国航空工业集团公司成都飞机设计研究所 一种分布异构系统机上原位加载二级控制器软件的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002354142A (ja) * 2001-05-29 2002-12-06 Nec Fielding Ltd 遠隔からの通信装置遠隔作業システムと方法
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