JPH09325883A - 情報処理装置及びその方法及び情報処理システム及びその制御方法 - Google Patents

情報処理装置及びその方法及び情報処理システム及びその制御方法

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JPH09325883A
JPH09325883A JP8144349A JP14434996A JPH09325883A JP H09325883 A JPH09325883 A JP H09325883A JP 8144349 A JP8144349 A JP 8144349A JP 14434996 A JP14434996 A JP 14434996A JP H09325883 A JPH09325883 A JP H09325883A
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Noboru Hamada
昇 浜田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信回線を介して相互に接続された複数の情
報処理装置において、いずれの情報処理装置において
も、複合ドキュメントを構成する複数種類のデータの処
理を可能にする情報処理装置及びその方法及び情報処理
システム及びその制御方法を提供する。 【解決手段】 通信回線120を介して複数の情報処理
装置と接続された情報処理装置において、操作対象のデ
ータが処理可能であるか否かを判定する。判定の結果、
操作対象のデータが処理可能でないと判定された場合、
該データを処理可能なモジュールを当該情報処理装置へ
送信するよう、通信回線120を介して複数の情報処理
装置へ要求する。通信回線120を介して、複数の情報
処理装置のいずれかから送信されたモジュールを記憶部
103の登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを処理する
情報処理装置及びその方法及び情報処理システム及びそ
の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複合ドキュメントと呼ばれるオブ
ジェクト指向のドキュメントファイル構築技術が用いら
れるようになりつつある。これは、単一のアプリケーシ
ョンによってドキュメント内に含まれる全てのデータを
扱うのではなく、データをオブジェクトデータと呼ばれ
る単位にカプセル化し、コンテナアプリケーションが保
持するドキュメントにオブジェクトデータを埋め込んで
ドキュメントを作成する方式である。複合ドキュメント
においては、各オブジェクトデータを表示したり、ユー
ザによってオブジェクトデータが選択された際に適切な
処理を行うのは、コンテナアプリケーションではなく、
各オブジェクトデータの型に応じたそれぞれのサブモジ
ュールが行う。
【0003】例えば、従来の複合ドキュメントの一例を
図5に示す。図5において、400は複合ドキュメント
本体、401は描画オブジェクト、402はグラフオブ
ジェクト、403はテキストオブジェクト、404は表
オブジェクトである。各オブジェクトには、型を示す型
IDが付与されている。各オブジェクトの振る舞いは、
型IDに応じたサブモジュールによって決められる。例
えば、ドキュメント上の各オブジェクトの表示を行う際
には、コンテナアプリケーションが型IDとオブジェク
トを扱うサブモジュールとの対応を示すレジストリデー
タベースを検索する。そして、それぞれのオブジェクト
毎に適切なサブモジュールを呼び出して、サブモジュー
ルに描画を行わせる。その他、ユーザによってオブジェ
クトが選択されオブジェクト内部のデータを編集するよ
うな場合にも、同様な手順でコンテナアプリケーション
が適切なサブモジュールを呼び出すことにより、サブモ
ジュール自身に編集に関する処理を行わせる。
【0004】このような複合ドキュメント内にオブジェ
クトを埋めこむための技術的な詳細に関しては、例え
ば、米国Microsoft社の複合ドキュメント仕様であるO
LE2(Object Linking and Embedding 2)が明らかに
されている。この仕様は(株)アスキーから出版されて
いる「OLE2プログラマーズリファレンス」等に明記
されており、書籍の形で一般に入手できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のある端末に格納される複合ドキュメントを、何等か
の手段で別の端末に複製し、その複製された複合ドキュ
メントを別の端末上で編集する場合には、以下に説明す
るような不都合が生じていた。図6は、従来の複合ドキ
ュメントを編集することができる端末1と端末2のそれ
ぞれのレジストリの構成を示している。レジストリとは
一種の表であり、オブジェクトの型IDと各端末にイン
ストールされているオブジェクトを取り扱うサブモジュ
ールの対応を示すものである。
【0006】図6において、510は端末1のレジスト
リの一部を示す。レジストリには、オブジェクトの型I
Dとそのオブジェクトの振る舞いを決定するサブモジュ
ールの組が登録されている。例えば、図6において、5
11は型IDがDF8E0920-7E41-101C-8601-040224009C02
のオブジェクト(以降、このオブジェクトを仮にカウン
タオブジェクトと呼ぶことにする)は、counter.dllと
いうサブモジュールによって扱われることを示してい
る。同様に、512は型IDがDAE6E3A0-9779-101C-860
1-040224007802のオブジェクトは、textctrl.dllという
サブモジュールによって扱われることを示している。ま
た、520は端末2のレジストリを示しており、522
は型IDがDAE6E3A0-9779-101C-8601-040224007802のオ
ブジェクトはtextctrl.dllというサブモジュールによっ
て扱われることを示している。
【0007】ここで注目すべきは、端末1にはカウンタ
オブジェクトを扱うためのサブモジュールcounter.dll
があるが、端末2にはないことである。このような情況
において、端末1から端末2にカウンタオブジェクトを
含んだ複合ドキュメントを何等かの手段を用いて受け渡
した後、端末2で編集する場合を考えてみる。このよう
な場合、本来ならサブモジュールcounter.dllの編集に
関する手順が呼び出されて編集が開始されるはずである
が、端末2にはというサブモジュールcounter.dllがイ
ンストールされていないので、編集を行うことができな
いという問題が生じていた。
【0008】また、この問題は、複合ドキュメントに埋
め込んだデータをフロッピーディスク等のメディアで受
け渡す時に問題となるばかりでなく、共有ホワイトボー
ドアプリケーション等のオンラインで端末間の情報を共
有することができる通信アプリケーションを用いて複合
ドキュメントを共有したい場合においては、より重大な
問題点となって現われていた。なぜなら、共有ホワイト
ボードアプリケーションは、遠隔地を結んだ端末間での
打ち合わせに用いるというアプリケーション本来の性質
のため、ある端末上で書き込んだデータをその場で別の
端末が編集することが重要であるからである。
【0009】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、通信回線を介して相互に接続された複数の情
報処理装置において、いずれの情報処理装置において
も、複合ドキュメントを構成する複数種類のデータの処
理を可能にする情報処理装置及びその方法及び情報処理
システム及びその制御方法を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による情報処理装置は以下の構成を備える。
即ち、データを処理する情報処理装置であって、通信回
線を介して複数の情報処理装置と通信する通信手段と、
操作対象のデータが処理可能であるか否かを判定する判
定手段と、前記判定手段の判定の結果、前記操作対象の
データが処理可能でないと判定された場合、該データを
処理可能なモジュールを当該情報処理装置へ送信するよ
う、前記通信回線を介して前記複数の情報処理装置へ要
求する要求手段と、前記通信回線を介して、前記複数の
情報処理装置のいずれかから送信された前記モジュール
を登録する登録手段とを備える。
【0011】また、好ましくは、前記登録手段で登録さ
れたモジュールを用いて、前記操作対象のデータの処理
を実行する。また、好ましくは、複数種類のモジュール
を格納する格納手段を更に備え、前記判定手段は、前記
格納手段に格納されるモジュールの種類を解析する解析
手段を備え、前記解析手段の解析結果に基づいて、前記
操作対象のデータが処理可能であるか否かを判定する。
【0012】また、好ましくは、前記要求手段は、いず
れかの情報処理装置を指定する指定手段を備え、前記指
定手段で指定した情報処理装置へ、前記操作対象のデー
タを処理可能なモジュールを当該情報処理装置へ送信す
るよう要求する。また、好ましくは、前記要求手段は、
前記指定手段で指定した情報処理装置に前記操作対象の
データを処理可能なモジュールが存在するか否かを判定
する存在判定手段を備え、前記存在判定手段の判定の結
果、前記モジュールが存在しないと判定される場合、前
記存在判定手段は、該モジュールの存在が判定されるま
で、順次未指定のの情報処理装置を前記指定手段によっ
て指定し、指定した情報処理装置に対し前記存在判定手
段による判定を繰り返す。
【0013】上記の他の目的を達成するための本発明に
よる情報処理装置は以下の構成を備える。データを処理
する情報処理装置であって、通信回線を介して複数の情
報処理装置と通信する通信手段と、前記通信回線を介し
て他の情報処理装置より、操作対象のモジュールを送信
するよう要求されたか否かを判断する判断手段と、前記
判断手段の判断結果に基づいて、前記モジュールを前記
通信回線を介して前記他の情報処理装置へ送信する第1
送信手段とを備える。
【0014】また、好ましくは、複数種類のモジュール
を格納する格納手段と、前記格納手段に前記操作対象の
モジュールが格納されているか否かを判定する判定手段
と、前記判定手段の判定の結果、前記格納手段に前記操
作対象のモジュールが格納されている場合、該モジュー
ルを前記通信回線を介して前記他の情報処理装置へ送信
する第2送信手段とを更に備える。
【0015】また、好ましくは、前記判定手段の判定の
結果、前記格納手段に前記操作対象のモジュールが格納
されていない場合、前記操作対象のモジュールを前記他
の情報処理装置へ送信するよう、該他の情報処理装置以
外の情報処理装置へ指示する指示手段を更に備える。
【0016】上記の目的を達成するための本発明による
情報処理システムは以下の構成を備える。即ち、複数の
情報処理装置が通信回線を介して相互に接続された情報
処理システムであって、いずれかの情報処理装置より、
所望のモジュールの要求の有無を監視する監視手段と、
前記監視手段によって、第1の情報処理装置より、所望
のモジュールの要求があった場合、該第1の情報処理装
置以外の情報処理装置から該モジュールを検索する検索
手段と、前記検索手段によって前記モジュールが検索さ
れる情報処理装置から、該モジュールを前記第1の情報
処理装置へ送信するよう制御する制御手段とを備える。
【0017】上記の目的を達成するための本発明による
情報処理方法は以下の構成を備える。即ち、データを処
理する情報処理装置を制御する制御方法であって、通信
回線を介して複数の情報処理装置と通信する通信工程
と、操作対象のデータが処理可能であるか否かを判定す
る判定工程と、前記判定工程の判定の結果、前記操作対
象のデータが処理可能でないと判定された場合、該デー
タを処理可能なモジュールを当該情報処理装置へ送信す
るよう、前記通信回線を介して前記複数の情報処理装置
へ要求する要求工程と、前記通信回線を介して、前記複
数の情報処理装置のいずれかから送信された前記モジュ
ールを登録する登録工程とを備え。
【0018】また、好ましくは、前記登録工程で登録さ
れたモジュールを用いて、前記操作対象のデータの処理
を実行する。また、好ましくは、複数種類のモジュール
を記憶媒体に格納する格納工程を更に備え、前記判定工
程は、前記格納工程で記憶媒体に格納されるモジュール
の種類を解析する解析工程を備え、前記解析工程の解析
結果に基づいて、前記操作対象のデータが処理可能であ
るか否かを判定する。
【0019】また、好ましくは、前記要求工程は、いず
れかの情報処理装置を指定する指定工程を備え、前記指
定工程で指定した情報処理装置へ、前記操作対象のデー
タを処理可能なモジュールを当該情報処理装置へ送信す
るよう要求する。また、好ましくは、前記要求工程は、
前記指定工程で指定した情報処理装置に前記操作対象の
データを処理可能なモジュールが存在するか否かを判定
する存在判定工程を備え、前記存在判定工程の判定の結
果、前記モジュールが存在しないと判定される場合、前
記存在判定工程は、該モジュールの存在が判定されるま
で、順次未指定のの情報処理装置を前記指定工程によっ
て指定し、指定した情報処理装置に対し前記存在判定工
程による判定を繰り返す。
【0020】上記の目的を達成するための本発明による
情報処理方法は以下の構成を備える。即ち、データを処
理する情報処理装置を制御する制御方法であって、通信
回線を介して複数の情報処理装置と通信する通信工程
と、前記通信回線を介して他の情報処理装置より、操作
対象のモジュールを送信するよう要求されたか否かを判
断する判断工程と、前記判断手段の判断結果に基づい
て、前記モジュールを前記通信回線を介して前記他の情
報処理装置へ送信する第1送信工程とを備える。
【0021】また、好ましくは、複数種類のモジュール
を記憶媒体に格納する格納工程と、前記格納工程で前記
操作対象のモジュールが記憶媒体に格納されているか否
かを判定する判定工程と、前記判定工程の判定の結果、
前記格納工程で前記操作対象のモジュールが記憶媒体に
格納されている場合、該モジュールを前記通信回線を介
して前記他の情報処理装置へ送信する第2送信工程とを
更に備える。
【0022】また、好ましくは、前記判定工程の判定の
結果、前記格納工程で前記操作対象のモジュールが記憶
媒体に格納されていない場合、前記操作対象のモジュー
ルを前記他の情報処理装置へ送信するよう、該他の情報
処理装置以外の情報処理装置へ指示する指示工程を更に
備える。
【0023】上記の目的を達成するための本発明による
情報処理システム制御方法は以下の構成を備える。即
ち、複数の情報処理装置が通信回線を介して相互に接続
された情報処理システムの制御方法であって、いずれか
の情報処理装置より、所望のモジュールの要求の有無を
監視する監視工程と、前記監視工程によって、第1の情
報処理装置より、所望のモジュールの要求があった場
合、該第1の情報処理装置以外の情報処理装置から該モ
ジュールを検索する検索工程と、前記検索工程によって
前記モジュールが検索される情報処理装置から、該モジ
ュールを前記第1の情報処理装置へ送信するよう制御す
る制御工程とを備える。
【0024】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
情報処理のプログラムコードが格納されたコンピュータ
可読メモリであって、通信回線を介して複数の情報処理
装置と通信する通信工程のコードと、操作対象のデータ
が処理可能であるか否かを判定する判定工程のコード
と、前記判定工程の判定の結果、前記操作対象のデータ
が処理可能でないと判定された場合、該データを処理可
能なモジュールを当該情報処理装置へ送信するよう、前
記通信回線を介して前記複数の情報処理装置へ要求する
要求工程のコードと、前記通信回線を介して、前記複数
の情報処理装置のいずれかから送信された前記モジュー
ルを登録する登録工程のコードとを備える。
【0025】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
情報処理のプログラムコードが格納されたコンピュータ
可読メモリであって、通信回線を介して複数の情報処理
装置と通信する通信工程のコードと、前記通信回線を介
して他の情報処理装置より、操作対象のモジュールを送
信するよう要求されたか否かを判断する判断工程のコー
ドと、前記判断手段の判断結果に基づいて、前記モジュ
ールを前記通信回線を介して前記他の情報処理装置へ送
信する第1送信工程のコードとを備える。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施の形態について詳細に説明する。まず、通信ア
プリケーションとして共有ホワイトボードアプリケーシ
ョンを実施可能な通信端末の構成について、図1を用い
て説明する。図1は本実施の形態の共有ホワイトボード
アプリケーションを実施可能な通信端末の構成を示すブ
ロック図である。
【0027】図1において、100は通信を行うための
中心的な役割をはたす構成要素からなる本体部、110
はユーザが通信端末を操作するための入力部、120は
他の通信端末と接続するための通信回線、130は表示
を行うための表示部である。本体部100は本発明の通
信端末全体を制御するプログラムの実行を行うCPU1
01と、通信回線120に接続するための通信インタフ
ェース102と、共有ホワイトボードアプリケーション
を実行するためのプログラムを含む各種処理を実行する
ためのプログラム及びプログラム実行に必要な各種デー
タ及びレジストリを格納するための記憶部103と、表
示部130に接続するための表示インタフェース104
と、入力機器を接続するための入力機器インタフェース
105からなり、各構成要素はバス106により接続さ
れている。入力部110は文字を入力するためのキーボ
ード111と、座標を入力するための座標指示装置11
2からなり、入力機器インタフェース105に接続す
る。
【0028】尚、以下、説明する図2のフローチャート
に示したプログラムの判断と実行はCPU101が行う
ものとする。次に、本実施の形態で実行される処理につ
いて、図2のフローチャートを用いて説明する。図2は
本実施の形態で実行される処理の処理フローを示すフロ
ーチャートである。
【0029】尚、図2のフローチャートの開始時の各通
信端末には、共有ホワイトボードアプリケーションによ
って共通の複合ドキュメントが既に格納されており、こ
の時点では、どの端末上でも複合ドキュメントに関する
操作がおこなわれていないものとする。まず、ステップ
S201において、通信インタフェース102を制御し
て相手端末と通信を確立する。次に、ステップS202
において、現在、取り扱っている複合ドキュメント中の
オブジェクトについてオブジェクトの操作が行われよう
としているか否かを判定する。尚、オブジェクトの操作
とは、オブジェクトを表示するための、システムによる
オブジェクト表示手順の呼び出しや、ユーザが入力部1
10を操作することによるオブジェクト編集操作の呼び
出し等のオブジェクトに関する各種操作に相当する。オ
ブジェクト操作が行われようとしている場合(ステップ
S202でYES)、ステップS203に進む。一方、
オブジェクト操作が行われようとしていない場合(ステ
ップS202でNO)、ステップS210に進む。
【0030】ステップS203では、操作が行われよう
としているオブジェクトを、自端末が実際に扱えるか否
かを判定する。より具体的には、記憶部103に記憶さ
れている自端末のレジストリを調べ、オブジェクトを扱
うためのサブモジュールがあるかどうかを検索する。自
端末で操作が行われようとしているオブジェクトを扱え
る、即ち、オブジェクトを扱うためのサブモジュールが
あると判定された場合(ステップS203でYES)に
は、ステップS204に進む。ステップS204では、
オブジェクトを扱うためのサブモジュールを呼び出し
て、そのオブジェクトの表示や編集など適切なオブジェ
クトの操作を起動する。
【0031】一方、自端末で操作が行われようとしてい
るオブジェクトを扱えない、即ち、オブジェクトを扱う
ためのサブモジュールがないと判定された場合(ステッ
プS203でNO)には、ステップS207に進む。ス
テップS207では、通信インタフェース102を制御
して通信相手に、操作が行われようとしているオブジェ
クトのオブジェクトIDを伝えると共に、このオブジェ
クトを扱うためのサブモジュールを送信するよう要求す
る。次に、ステップS208では、相手端末から通信回
線120及び通信インタフェース102を介して送信さ
れてきたサブモジュールを受信する。続く、ステップS
209では、受信したサブモジュールを自端末のに登録
する。より具体的には、受信したサブモジュールを、サ
ブモジュールを保存するシステムディレクトリにコピー
すると共に、記憶部103に記憶されているレジストリ
に、サブモジュールが追加されたことを図6に示した形
式で登録する。これで、自端末においても該当オブジェ
クトを編集することが可能になり、ステップS204に
進む。
【0032】さて、ステップS204のオブジェクトの
操作が終了したら、次に、ステップ205では、自端末
のユーザが入力部110を操作することにより通信を切
断しようとしているか、あるいは通信インタフェース1
02をチェックすることにより相手端末が通信を切断し
ようとしているか否かを判定する。通信を切断しようと
していると判定される場合(ステップS205でYE
S)には、ステップS206に進む。一方、通信を切断
しようとしていないと判定される場合(ステップS20
5でNO)には、ステップS202に戻る。
【0033】さて、ステップS210では、通信インタ
フェース102をチェックして、通信相手からサブモジ
ュールの送信要求コマンドを受信したか否かを判定す
る。相手端末からのサブモジュール送信要求コマンドを
受信したと判定される場合(ステップS210でYE
S)には、ステップS211に進む。一方、相手端末か
らのサブモジュール送信要求コマンドを受信しなかった
と判定される場合(ステップS210でNO)には、ス
テップS212に進む。
【0034】ステップS211では、相手端末からのサ
ブモジュール送信要求コマンドの引数として通知された
オブジェクトIDを基に、記憶部103に格納されてい
るレジストリを検索し、オブジェクトIDで示されるオ
ブジェクトを扱うためのサブモジュールを特定する。そ
して、その特定したサブモジュールを相手端末に送信す
る。その後、ステップS205に進む。
【0035】一方、ステップS212では、表示インタ
フェース104を操作して表示部130に適切な画面を
表示したり、共有ホワイトボードとして通信相手と共有
データの送受信を行う等の端末の動作に必要なその他の
処理を行う。その後、ステップS212の処理が終了し
たら、ステップS205に進む。ステップS206で
は、通信インタフェース102を操作して相手端末との
通信を完全に切断する。
【0036】次に、本実施の形態の通信端末で実行され
る具体的な処理について、その画面上で実行される処理
の様子と共に、図3を用いて説明する。図3は本実施の
形態の通信端末の画面の一表示例を示す図である。図3
において、301は共有ホワイトボードアプリケーショ
ンによって生成される共有ホワイトボード、302a、
302b及び302cは描画されたデータ、303は描
画するツールを選択するためのツールパレット、304
は共有ホワイトボードに埋め込まれたカウンタオブジェ
クトを表している。
【0037】今、端末1と端末2が共有ホワイトボード
アプリケーションを使って通信を行っているする。ま
た、端末1及び端末2の記憶部103に格納されるレジ
ストリは、それぞれ図6の510及び520のようであ
るとする。この情況において、端末1でカウンタオブジ
ェクト304を埋め込んだ時の動作について説明する。
カウンタオブジェクト304の埋め込み操作は、例え
ば、座標指示装置112を用いてツールパレット303
の一番下に表示されているOLE挿入ツールを選択し、
共有ホワイトボード301の描画データ表示領域をクリ
ックすることによって行う。
【0038】これにより、端末1のCPU101が記憶
部103に格納されるレジストリ510を検索すること
により、埋め込み可能なオブジェクトの一覧を表示する
ので、その中からユーザがカウンタオブジェクトを選択
する。すると、図3に示すようにカウンタオブジェクト
304が埋め込まれる。カウンタオブジェクト304が
埋め込まれたら、共有ホワイトボードアプリケーション
は、図2のフローチャートのステップS212で説明し
た動作により、相手端末である端末2に、カウンタオブ
ジェクト304を示すデータを送信する。カウンタオブ
ジェクト304を示すデータを受信した端末2の共有ホ
ワイトボードアプリケーションでは、カウンタオブジェ
クト304を表示しようとして、図2のフローチャート
のステップS202で説明したようなオブジェクトの操
作が起動される。
【0039】しかし、この場合、端末2には、記憶部1
03に格納されたレジストリに、カウンタオブジェクト
304を扱えるサブモジュールが登録されていないの
で、図2のフローチャートのステップS203で説明し
たように、端末2ではカウンタオブジェクト304を扱
えないと判定され、図2のフローチャートのステップS
207で説明したように、端末1にカウンタオブジェク
ト304を扱うためのサブモジュールの送信を要求す
る。
【0040】あとは、上述の図2のフローチャートで説
明したように、端末1においてカウンタオブジェクト3
04を扱うためのサブモジュールが検索されると共に端
末2に送信される。そして、端末2では端末1から送信
されたサブモジュールを受信すると共に、記憶部103
に格納されたレジストリに登録する。登録が終了すれ
ば、端末2はカウンタオブジェクト304を扱えるよう
になるので、カウンタオブジェクト304の表示を行
う。以上のような動作によって、端末2においても図3
に示すような端末1と同様な画面を得ることができる。
【0041】尚、本実施の形態では、本発明で実現され
る特徴的な処理を、2つの端末間で実行した場合につい
て説明したが、これに限らない。例えば、図4に示すよ
うに端末1〜nのn個の端末を通信回線を介して接続
し、これら複数の端末間で本発明で実行される処理を適
用することも容易に可能である。この場合、例えば、端
末1より所望のサブモジュールの要求があると、残りの
端末2〜nに対し、そのサブモジュールの有無の検索が
実行される。そして、最初にそのサブモジュールが検索
された端末から、端末1へそのサブモジュールを送信す
る構成にすれば容易に実現できる。あるいは、端末1の
所望のサブモジュールの要求を、指定した端末に対し行
い、指定した端末に要求されたサブモジュールがない場
合は、所望のサブモジュールがみつかるまで、その指定
した端末以外の端末を順次指定する構成にしても良い。
更には、指定した端末に要求されたサブモジュールがな
い場合は、所望のサブモジュールがみつかるまで、その
指定した端末と端末1以外の端末を順次指定する構成に
しても良い。いずれにしても、所望のサブモジュールを
最終的に、そのモジュールを要求する端末へ送信するこ
とができる処理構成であれば、どのようなものを用いて
も良い。
【0042】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、共有アプリケーションのような通信アプリケーショ
ンを用いて端末間で複合ドキュメントを共有する通信端
末において、その複合ドキュメント上のオブジェクト
が、操作可能であるか否かを判定することができる。そ
して、そのオブジェクトの操作が不可能な場合には、別
の端末よりそのオブジェクトの操作を可能とするサブモ
ジュールを受け取り、そのオブジェクトの操作が不可能
な端末に登録することで、その端末上でそのオブジェク
トの操作が可能となる。
【0043】また、自端末が取り扱いできないオブジェ
クトを受信した場合でも、相手端末にそのオブジェクト
を扱うためのサブモジュールを送信するように要求し、
送信されたサブモジュールを自端末の記憶部103に格
納されるレジストリに登録することができる。これによ
って、送信されたオブジェクトを確実に扱うことができ
る。よって、例えば、共有ホワイトボードアプリケーシ
ョンの様にリアルタイム通信を行う通信アプリケーショ
ンの操作性を損なうことなく、オブジェクトを送受信す
ることができる。
【0044】尚、本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ
等)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器
からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置等)
に適用してもよい。また、本発明の目的は、前述した実
施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコー
ドを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給
し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(または
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読出し実行することによっても、達成されること
は言うまでもない。
【0045】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディ
スク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、
CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモ
リカード、ROMなどを用いることができる。
【0046】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能
が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0047】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0048】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図7あるいは図8のメモリマップ例に示す各
モジュールを記憶媒体に格納することになる。すなわ
ち、図7では、少なくとも「通信モジュール」、「判定
モジュール」、「要求モジュール」および「登録モジュ
ール」の各モジュールのプログラムコードを記憶媒体に
格納すればよい。
【0049】尚、「通信モジュール」は、通信回線を介
して複数の情報処理装置と通信する。「判定モジュー
ル」は、操作対象のデータが処理可能であるか否かを判
定する。「要求モジュール」は、判定の結果、操作対象
のデータが処理可能でないと判定された場合、該データ
を処理可能なモジュールを当該情報処理装置へ送信する
よう、通信回線を介して前記複数の情報処理装置へ要求
する。「登録モジュール」は、通信回線を介して、複数
の情報処理装置のいずれかから送信された前記モジュー
ルを登録する。また、図8では、少なくとも「通信モジ
ュール」、「判断モジュール」、「および「第1送信モ
ジュール」の各モジュールのプログラムコードを記憶媒
体に格納すればよい。
【0050】「通信モジュール」は、通信回線を介して
複数の情報処理装置と通信する。「判断モジュール」
は、通信回線を介して他の情報処理装置より、操作対象
のモジュールを送信するよう要求されたか否かを判断す
る。「第1送信モジュール」は、判断結果に基づいて、
モジュールを通信回線を介して他の情報処理装置へ送信
する。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信回線を介して相互に接続された複数の情報処理装置
において、いずれの情報処理装置においても、複合ドキ
ュメントを構成する複数種類のデータの処理を可能にす
る情報処理装置及びその方法及び情報処理システム及び
その制御方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の共有ホワイトボードアプリケー
ションを実施可能な通信端末の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本実施の形態で実行される処理の処理フローを
示すフローチャートである。
【図3】本実施の形態の通信端末の画面の一表示例を示
す図である。
【図4】本実施の形態の通信端末を通信回線を介して複
数の端末と接続される構成を示す図である。
【図5】従来の複合ドキュメントの一例を示す図であ
る。
【図6】従来の複合ドキュメントを編集することができ
る端末1と端末2のそれぞれのレジストリの構成を示す
図である。
【図7】本発明で実行される処理フローのプログラムを
記憶させたFDのメモリマップの構造を示す図である。
【図8】本発明で実行される処理フローのプログラムを
記憶させたFDのメモリマップの構造を示す図である。
【符号の説明】
100 本体部 101 CPU 102 通信インタフェース 103 記憶部 104 表示インタフェース 105 入力機器インタフェース 106 バス 110 入力部 111 キーボード 112 座標指示装置 120 通信回線 130 表示部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを処理する情報処理装置であっ
    て、 通信回線を介して複数の情報処理装置と通信する通信手
    段と、 操作対象のデータが処理可能であるか否かを判定する判
    定手段と、 前記判定手段の判定の結果、前記操作対象のデータが処
    理可能でないと判定された場合、該データを処理可能な
    モジュールを当該情報処理装置へ送信するよう、前記通
    信回線を介して前記複数の情報処理装置へ要求する要求
    手段と、 前記通信回線を介して、前記複数の情報処理装置のいず
    れかから送信された前記モジュールを登録する登録手段
    とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記登録手段で登録されたモジュールを
    用いて、前記操作対象のデータの処理を実行することを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 複数種類のモジュールを格納する格納手
    段を更に備え、 前記判定手段は、前記格納手段に格納されるモジュール
    の種類を解析する解析手段を備え、 前記解析手段の解析結果に基づいて、前記操作対象のデ
    ータが処理可能であるか否かを判定することを特徴とす
    る請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記要求手段は、いずれかの情報処理装
    置を指定する指定手段を備え、 前記指定手段で指定した情報処理装置へ、前記操作対象
    のデータを処理可能なモジュールを当該情報処理装置へ
    送信するよう要求することを特徴とする請求項1に記載
    の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記要求手段は、前記指定手段で指定し
    た情報処理装置に前記操作対象のデータを処理可能なモ
    ジュールが存在するか否かを判定する存在判定手段を備
    え、 前記存在判定手段の判定の結果、前記モジュールが存在
    しないと判定される場合、前記存在判定手段は、該モジ
    ュールの存在が判定されるまで、順次未指定のの情報処
    理装置を前記指定手段によって指定し、指定した情報処
    理装置に対し前記存在判定手段による判定を繰り返すこ
    とを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 データを処理する情報処理装置であっ
    て、 通信回線を介して複数の情報処理装置と通信する通信手
    段と、 前記通信回線を介して他の情報処理装置より、操作対象
    のモジュールを送信するよう要求されたか否かを判断す
    る判断手段と、 前記判断手段の判断結果に基づいて、前記モジュールを
    前記通信回線を介して前記他の情報処理装置へ送信する
    第1送信手段とを備えることを特徴とする情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】 複数種類のモジュールを格納する格納手
    段と、 前記格納手段に前記操作対象のモジュールが格納されて
    いるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段の判定の結果、前記格納手段に前記操作対
    象のモジュールが格納されている場合、該モジュールを
    前記通信回線を介して前記他の情報処理装置へ送信する
    第2送信手段とを更に備えることを特徴とする請求項6
    に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記判定手段の判定の結果、前記格納手
    段に前記操作対象のモジュールが格納されていない場
    合、前記操作対象のモジュールを前記他の情報処理装置
    へ送信するよう、該他の情報処理装置以外の情報処理装
    置へ指示する指示手段を更に備えることを特徴とする請
    求項7に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 複数の情報処理装置が通信回線を介して
    相互に接続された情報処理システムであって、 いずれかの情報処理装置より、所望のモジュールの要求
    の有無を監視する監視手段と、 前記監視手段によって、第1の情報処理装置より、所望
    のモジュールの要求があった場合、該第1の情報処理装
    置以外の情報処理装置から該モジュールを検索する検索
    手段と、 前記検索手段によって前記モジュールが検索される情報
    処理装置から、該モジュールを前記第1の情報処理装置
    へ送信するよう制御する制御手段とを備えることを特徴
    とする情報処理システム。
  10. 【請求項10】 データを処理する情報処理装置を制御
    する制御方法であって、 通信回線を介して複数の情報処理装置と通信する通信工
    程と、 操作対象のデータが処理可能であるか否かを判定する判
    定工程と、 前記判定工程の判定の結果、前記操作対象のデータが処
    理可能でないと判定された場合、該データを処理可能な
    モジュールを当該情報処理装置へ送信するよう、前記通
    信回線を介して前記複数の情報処理装置へ要求する要求
    工程と、 前記通信回線を介して、前記複数の情報処理装置のいず
    れかから送信された前記モジュールを登録する登録工程
    とを備えることを特徴とする情報処理方法。
  11. 【請求項11】 前記登録工程で登録されたモジュール
    を用いて、前記操作対象のデータの処理を実行すること
    を特徴とする請求項10に記載の情報処理方法。
  12. 【請求項12】 複数種類のモジュールを記憶媒体に格
    納する格納工程を更に備え、 前記判定工程は、前記格納工程で記憶媒体に格納される
    モジュールの種類を解析する解析工程を備え、 前記解析工程の解析結果に基づいて、前記操作対象のデ
    ータが処理可能であるか否かを判定することを特徴とす
    る請求項10に記載の情報処理方法。
  13. 【請求項13】 前記要求工程は、いずれかの情報処理
    装置を指定する指定工程を備え、 前記指定工程で指定した情報処理装置へ、前記操作対象
    のデータを処理可能なモジュールを当該情報処理装置へ
    送信するよう要求することを特徴とする請求項10に記
    載の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 前記要求工程は、前記指定工程で指定
    した情報処理装置に前記操作対象のデータを処理可能な
    モジュールが存在するか否かを判定する存在判定工程を
    備え、 前記存在判定工程の判定の結果、前記モジュールが存在
    しないと判定される場合、前記存在判定工程は、該モジ
    ュールの存在が判定されるまで、順次未指定のの情報処
    理装置を前記指定工程によって指定し、指定した情報処
    理装置に対し前記存在判定工程による判定を繰り返すこ
    とを特徴とする請求項13に記載の情報処理方法。
  15. 【請求項15】 データを処理する情報処理装置を制御
    する制御方法であって、 通信回線を介して複数の情報処理装置と通信する通信工
    程と、 前記通信回線を介して他の情報処理装置より、操作対象
    のモジュールを送信するよう要求されたか否かを判断す
    る判断工程と、 前記判断手段の判断結果に基づいて、前記モジュールを
    前記通信回線を介して前記他の情報処理装置へ送信する
    第1送信工程とを備えることを特徴とする情報処理方
    法。
  16. 【請求項16】 複数種類のモジュールを記憶媒体に格
    納する格納工程と、 前記格納工程で前記操作対象のモジュールが記憶媒体に
    格納されているか否かを判定する判定工程と、 前記判定工程の判定の結果、前記格納工程で前記操作対
    象のモジュールが記憶媒体に格納されている場合、該モ
    ジュールを前記通信回線を介して前記他の情報処理装置
    へ送信する第2送信工程とを更に備えることを特徴とす
    る請求項15に記載の情報処理方法。
  17. 【請求項17】 前記判定工程の判定の結果、前記格納
    工程で前記操作対象のモジュールが記憶媒体に格納され
    ていない場合、前記操作対象のモジュールを前記他の情
    報処理装置へ送信するよう、該他の情報処理装置以外の
    情報処理装置へ指示する指示工程を更に備えることを特
    徴とする請求項16に記載の情報処理方法。
  18. 【請求項18】 複数の情報処理装置が通信回線を介し
    て相互に接続された情報処理システムの制御方法であっ
    て、 いずれかの情報処理装置より、所望のモジュールの要求
    の有無を監視する監視工程と、 前記監視工程によって、第1の情報処理装置より、所望
    のモジュールの要求があった場合、該第1の情報処理装
    置以外の情報処理装置から該モジュールを検索する検索
    工程と、 前記検索工程によって前記モジュールが検索される情報
    処理装置から、該モジュールを前記第1の情報処理装置
    へ送信するよう制御する制御工程とを備えることを特徴
    とする情報処理システム制御方法。
  19. 【請求項19】 情報処理のプログラムコードが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 通信回線を介して複数の情報処理装置と通信する通信工
    程のコードと、 操作対象のデータが処理可能であるか否かを判定する判
    定工程のコードと、 前記判定工程の判定の結果、前記操作対象のデータが処
    理可能でないと判定された場合、該データを処理可能な
    モジュールを当該情報処理装置へ送信するよう、前記通
    信回線を介して前記複数の情報処理装置へ要求する要求
    工程のコードと、 前記通信回線を介して、前記複数の情報処理装置のいず
    れかから送信された前記モジュールを登録する登録工程
    のコードとを備えることを特徴とするコンピュータ可読
    メモリ。
  20. 【請求項20】 情報処理のプログラムコードが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 通信回線を介して複数の情報処理装置と通信する通信工
    程のコードと、 前記通信回線を介して他の情報処理装置より、操作対象
    のモジュールを送信するよう要求されたか否かを判断す
    る判断工程のコードと、 前記判断手段の判断結果に基づいて、前記モジュールを
    前記通信回線を介して前記他の情報処理装置へ送信する
    第1送信工程のコードとを備えることを特徴とするコン
    ピュータ可読メモリ。
JP8144349A 1996-06-06 1996-06-06 情報処理装置及びその方法及び情報処理システム及びその制御方法 Withdrawn JPH09325883A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7430579B2 (en) 2001-09-28 2008-09-30 Ricoh Company, Ltd. Conference support apparatus, information processor, teleconference system and computer product
JP2009528647A (ja) * 2006-03-03 2009-08-06 マイクロソフト コーポレーション 配信コンテンツ用補助表示ガジェット
WO2011148872A1 (ja) * 2010-05-25 2011-12-01 株式会社ジェイアール四国コミュニケーションウェア グループウェアシステムおよびプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009528647A (ja) * 2006-03-03 2009-08-06 マイクロソフト コーポレーション 配信コンテンツ用補助表示ガジェット
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