JPH0930533A - 商品陳列用吊下具 - Google Patents

商品陳列用吊下具

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JPH0930533A
JPH0930533A JP20059595A JP20059595A JPH0930533A JP H0930533 A JPH0930533 A JP H0930533A JP 20059595 A JP20059595 A JP 20059595A JP 20059595 A JP20059595 A JP 20059595A JP H0930533 A JPH0930533 A JP H0930533A
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JP
Japan
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band
product
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film
synthetic resin
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JP20059595A
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Inventor
Kazunori Yamagata
一紀 山形
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Yamagata Gravure Co Ltd
Original Assignee
Yamagata Gravure Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来より店頭の陳列台や陳列棚に載置するこ
とにより陳列されていた缶入り商品やボトル入り商品等
を、吊下杆に吊下陳列することを可能とした商品陳列用
吊下具を提供する。 【構成】 商品の外周を環状に取り巻き結束する薄い合
成樹脂製のフィルム状バンドと、該フィルム状バンドに
溶着された厚い合成樹脂製のシート状ヘッダーとを備
え、前記シート状ヘッダーに商品陳列杆に係合される吊
下係合部を設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を店頭等にお
いて陳列するに際し、該商品を吊下杆に吊下可能とする
ための商品陳列用吊下具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小物等の多くの商品は、ヘッダー
を備えた袋に収納され、ヘッダーに設けた吊下係合部を
介して吊下杆に吊下陳列されることが知られており、本
出願人において、このようなヘッダー付の袋を開発し、
種々の袋を提供してきたところである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、ヘ
アースプレーのような缶入り商品や、シャンプーのよう
なボトル入り商品は、比較的に嵩が高く重量が大である
ため、従来、店頭における陳列台や陳列棚に載置して陳
列されている。
【0004】この点に関して、大型量販店や、コンビニ
エンスストア等においては、前述のような缶入り商品や
ボトル入り商品についても、吊下杆に吊下げた状態で陳
列可能とすべきニーズが高まりつつある。
【0005】そこで、缶入り商品やボトル入り商品を吊
下げ状態で陳列可能とするためには、前述したようなヘ
ッダー付の袋を用い、該袋に商品を収納すれば良いが、
多くの場合、このような商品は、顧客に未使用の新品で
あることを保証するため、予めシュリンクフィルム等に
より包装されているから、これを袋により再度包装する
ことは、二重包装となる結果、省資源の要求に反し好ま
しくない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決した商品陳列用吊下具を提供するものであり、その第
一の手段として構成したところは、商品の外周を環状に
取り巻き結束する薄い合成樹脂製のフィルム状バンド
と、該フィルム状バンドに溶着された厚い合成樹脂製の
シート状ヘッダーとを備え、前記シート状ヘッダーに商
品吊下杆に係合される吊下係合部を設けて成る点にあ
る。
【0007】また、本発明が第二の手段として構成した
ところは、帯状に形成された薄い合成樹脂製のフィルム
状バンドと、該フィルム状バンドに溶着された厚い合成
樹脂製のシート状ヘッダーとを備え、前記フィルム状バ
ンドは、商品の外周を環状に取り巻き結束した状態で該
バンドの両端を無端状に接合するための接着剤層を付設
し、前記シート状ヘッダーは、商品吊下杆に係合される
吊下係合部を設けて成る点にある。
【0008】更に、本発明が第三の手段として構成した
ところは、商品の外周を取り巻き結束する薄い合成樹脂
製のフィルム状バンドと、該フィルム状バンドに溶着さ
れた厚い合成樹脂製のシート状ヘッダーとを備え、前記
フィルム状バンドは、商品の外周を包囲する環状体を構
成すると共に加熱により熱収縮して商品の外周面に密着
するシュリンクフィルムにより構成され、前記シート状
ヘッダーは、商品吊下杆に係合される吊下係合部を設け
て成る点にある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明の実施
形態を実施例と共に詳述する。
【0010】(第1実施形態)図1(A)ないし(C)
は、本発明の第1実施形態を示しており、商品陳列用吊
下具1は、帯状に形成された薄い合成樹脂製のフィルム
状バンド2と、該フィルム状バンド2の上縁2aに沿っ
て溶着3された厚い合成樹脂製のシート状ヘッダー4と
を備えており、前記シート状ヘッダー4に商品吊下杆
(図示せず)に係合される吊下係合部5を設けている。
【0011】前記フィルム状バンド2は、透明又は半透
明のフィルムから構成されていることが好ましく、該バ
ンド2の裏側(商品の外周面を結束したとき該外周面に
接する面側)に位置する両端部に接着剤層6a、6bを
付設している。これらの接着剤層6a、6bは、両面接
着テープ等により容易に設けることができ、不使用時に
は離型テープにより表面を被覆されている。後述するよ
うに、第一の接着剤層6aは、フィルム状バンド2によ
り商品の外周を環状に取り巻き結束した状態で該バンド
2の両端を無端状に接合するためのものであり、第二の
接着剤層6bは、フィルム状バンド2を商品に巻回する
際、該バンド2の始端を商品の外周面に接着せしめるた
めのものである。従って、商品が軽量である場合は、前
記第二の接着剤層6bは必ずしも必要でない。一方、商
品が重量物である場合は、バンド2の両端部の間におい
て、適宜、第三の接着剤層を設けても良い。
【0012】前記シート状ヘッダー4は、合成紙等の厚
手の合成樹脂製シートから構成され、フィルム状バンド
2の表側(商品の外周面を結束したとき外側となる面
側)に重合され、該重合部分においてバンド2に対し溶
着3されている。シート状ヘッダー4は、フィルム状バ
ンド2の裏側に重合し溶着しても良いが、図示のように
表側に重合し溶着しておけば、バンド2の全面が商品の
外周面に密着するので結束状態が良好となる。また、シ
ート状ヘッダー4の表面に、商品名や商標等の表示を印
刷することが可能になる。
【0013】前記吊下係合部5は、図例のような貫通孔
により構成しても良いが、シート状ヘッダー4を打抜く
ことにより形成されたフックにより構成しても良い。
【0014】(第1実施形態に基づく実施例)図1
(A)は、第1実施態様の下における第1実施例を示し
ており、シート状ヘッダー4は、ヘッダー部4aと胴部
4bを有し、該胴部4bは、フィルム状バンド2の上縁
2aの近傍にのみ沿わしめられ、そこで溶着3されてい
る。
【0015】図1(B)は、第1実施態様の下における
第2実施例を示しており、シート状ヘッダー4は、ヘッ
ダー部4aと胴部4bを有し、該胴部4bは、フィルム
状バンド2の上縁2aから下縁2bに至り重合され、該
胴部4bを上縁2a及び下縁2bのそれぞれに溶着3、
3されている。このようにシート状ヘッダー4に広い面
積の胴部4bを設けておけば、該ヘッダー4とフィルム
状バンド2の結合が強固であると共に、商品を吊下げた
際、該商品の吊下荷重をシート状ヘッダー4により良好
に支持できる。
【0016】図1(C)は、第1実施態様の下における
第3実施例を示しており、シート状ヘッダー4は、ヘッ
ダー部4aと胴部4bと下方に延びる脚部4cを有し、
前記胴部4bをフィルム状バンド2の上縁2aから下縁
2bに至り重合すると共に、該胴部4bを上縁2a及び
下縁2bのそれぞれに溶着3、3している。従って、ヘ
ッダー4とフィルム状バンド2の結合が強固であると共
に、商品を吊下げた際、フィルム状バンド2の全幅にわ
たる胴部4bにより該商品の吊下荷重を良好に支持でき
る。しかも、フィルム状バンド2の下方に延びる脚部4
bを設けているので、商品の吊下時において、商品が傾
くことを防止し、商品を鉛直方向に制御した姿勢で吊下
げることが可能になる。更に、脚部4cは、図例のよう
に、貫通孔やフックから成る吊下係合部5aを設けるこ
とにより、ヘッダー部4aに対して上下対称となるよう
に構成しておけば、商品陳列用吊下具1の上下反転した
使用形態が可能であり、使用時における上下の方向性を
問わない利点がある。
【0017】(第1実施形態の使用方法)図2は、上記
第1実施形態の使用方法を示しており、商品陳列用吊下
具1により商品7を吊下陳列するに際しては、図2
(A)に示すように、フィルム状バンド2の第二の接着
剤層6bを商品7の所定位置に接着せしめ位置決めす
る。その後、第二の接着剤層6bにより接着固定された
バンド2の端部を始端として、該バンド2を商品7の周
面に取り巻き密着せしめた状態で、バンド2の終端に位
置する第一の接着剤層6aを前記始端上に接着し、これ
により環状とされたバンド2により商品7の結束を完了
し、図2(B)の状態を得る。
【0018】この状態で、シート状ヘッダー4は、商品
7の上方に突出するので、該ヘッダー4の吊下係合部7
を店頭の吊下杆に係合せしめれば良い。
【0019】(第2実施形態)図3(A)ないし(C)
は、本発明の第2実施形態を示しており、商品陳列用吊
下具1は、帯状に形成された薄い合成樹脂製のフィルム
状バンド2と、該フィルム状バンド2の上縁2aに沿っ
て溶着3された厚い合成樹脂製のシート状ヘッダー4と
を備えており、フィルム状バンド2を、商品の外周を包
囲する環状体8を形成すると共に加熱により熱収縮して
商品の外周面に密着するシュリンクフィルムにより構成
しており、前記シート状ヘッダー4に商品吊下杆(図示
せず)に係合される吊下係合部5を設けている。
【0020】前記環状体8を構成するためには、インフ
レーション成形等されたシュリンクフィルムから成るチ
ューブを適宜幅に裁断しても良いが、図示実施形態にお
いては、一対の帯状シュリンクフィルム2A、2Bを重
合し、両端部を溶着9、9することにより環状体8を形
成している。尚、溶着9、9は、熱板等による溶着手段
により達成できるが、熱刃等による溶断かつ溶着手段に
より長い帯状シュリンクフィルム2A、2Bを溶断する
と同時に溶着せしめることにより達成しても良い。
【0021】環状体8を構成するフィルム状バンド2
は、透明又は半透明であることが好ましく、商品を結束
した状態で、外部から商品表面の印刷部分等の表示を透
視できるのが良い。また、第2実施形態は、シュリンク
フィルムの熱収縮により商品の外周を結束することを目
的とするが、接着剤の併用を許さないものではなく、フ
ィルム状バンド2の環状内周面に適宜両面接着テープ等
から成る接着剤層を設けることが自由である。
【0022】前記シート状ヘッダー4は、合成紙等の厚
手の合成樹脂製シートから構成され、一方のシュリンク
フィルム2Aの表側(環状外周面)に重合され、該重合
部分においてバンド2に対し溶着3されている。シート
状ヘッダー4は、フィルム状バンド2の裏側(環状内周
面)に重合し溶着しても良いが、図示のように表側に重
合し溶着しておけば、熱収縮時にシュリンクフィルム2
Aが商品の外周面に密着し易く結束状態が良好となる。
尚、シート状ヘッダー4の表面には、商品名や商標等の
表示を印刷することが可能である。
【0023】前記吊下係合部5は、図例のような貫通孔
により構成しても良いが、シート状ヘッダー4を打抜く
ことにより形成されたフックにより構成しても良い。
【0024】(第2実施形態に基づく実施例)図3
(A)は、第2実施態様の下における第1実施例を示し
ており、シート状ヘッダー4は、ヘッダー部4aと胴部
4bを有し、該胴部4bは、シュリンクフィルム2Aの
上縁2aの近傍にのみ沿わしめられ、そこで溶着3され
ている。
【0025】図3(B)は、第2実施態様の下における
第2実施例を示しており、シート状ヘッダー4は、ヘッ
ダー部4aと胴部4bを有し、該胴部4bは、シュリン
クフィルム2Aの上縁2aから下縁2bに至り重合さ
れ、該胴部4bを上縁2a及び下縁2bのそれぞれに溶
着3、3されている。このようにシート状ヘッダー4に
広い面積の胴部4bを設けておけば、該ヘッダー4とシ
ュリンクフィルム2Aの結合が強固であると共に、商品
を吊下げた際、該商品の吊下荷重をシート状ヘッダー4
により良好に支持できる。
【0026】図3(C)は、第2実施態様の下における
第3実施例を示しており、シート状ヘッダー4は、ヘッ
ダー部4aと胴部4bと下方に延びる脚部4cを有し、
前記胴部4bをシュリンクフィルム2Aの上縁2aから
下縁2bに至り重合すると共に、該胴部4bを上縁2a
及び下縁2bのそれぞれに溶着3、3している。従っ
て、ヘッダー4とシュリンクフィルム2Aの結合が強固
であると共に、商品を吊下げた際、シュリンクフィルム
2Aの全幅にわたる胴部4bにより該商品の吊下荷重を
良好に支持できる。しかも、シュリンクフィルム2Aの
下方に延びる脚部4bを設けているので、商品の吊下時
において、商品が傾くことを防止し、商品を鉛直方向に
制御した姿勢で吊下げることが可能になる。更に、脚部
4cは、図例のように、貫通孔やフックから成る吊下係
合部5aを設けることにより、ヘッダー部4aに対して
上下対称となるように構成しておけば、商品陳列用吊下
具1の上下反転した使用形態が可能であり、使用時にお
ける上下の方向性を問わない利点がある。
【0027】(第2実施形態の使用方法)図4は、上記
第2実施形態の使用方法を示しており、商品陳列用吊下
具1により商品7を吊下陳列するに際しては、図4
(A)に示すように、フィルム状バンド2により構成さ
れた環状体8を商品7の所定位置に外挿せしめる。この
際、環状体8は、商品7の外径よりも若干大きく形成さ
れており、容易に外挿される。その後、フィルム状バン
ド2を加熱してやれば、該バンド2は熱収縮し、商品7
の周面に密着することにより商品7の結束を完了し、図
4(B)の状態を得る。前記熱収縮のための加熱作業
は、フィルム状バンド2を外挿せしめた商品をコンベヤ
を介して加熱トンネルに通過せしめても良く、或いは、
個別にドライヤー等により加熱しても良い。
【0028】この状態で、シート状ヘッダー4は、商品
7の上方に突出するので、該ヘッダー4の吊下係合部7
を店頭の吊下杆に係合せしめれば良い。
【0029】(第3実施形態)図5は、本発明の第3実
施形態を示しており、商品陳列用吊下具1が、薄い合成
樹脂製のフィルム状バンド2と、該フィルム状バンド2
の上縁2aに沿って溶着3された厚い合成樹脂製のシー
ト状ヘッダー4とを備えていることは、上記第1実施形
態及び第2実施形態と同様である。即ち、フィルム状バ
ンド2は、第1実施形態のような接着剤層を設けた帯状
フィルムでも良く、或いは、第2実施形態のようなシュ
リンクフィルム2A、2Bにより構成された環状体8で
も良い。この第3実施形態において、上記第1実施形態
及び第2実施形態と異なる点は、シート状ヘッダー4の
構成だけであるから、この点についてのみ説明し、フィ
ルム状バンド2に関しては、上記説明を援用する。
【0030】図5(B)は、第3実施態様に係るシート
状ヘッダー4を示し、図5(C)はその製造工程を示し
ている。
【0031】図5(C)に示すように、重合された一対
の厚手の合成樹脂シート11、12のそれぞれには、商
標又は商品名等の表示13a、13bが予め印刷等によ
り施されている。一対の合成樹脂シート11、12は、
一枚のシートを折曲部14を介して半折重合せしめてお
り、従って、特に位置決め手段を用いなくても、各シー
ト11、12の表示13a、13bが相互にずれること
なく正確に重なるように位置合わせされる。勿論、一対
の合成樹脂シート11、12は、別体のシートの二枚を
重合せしめることにより構成しても良い。このように重
合された一対の合成樹脂シート11、12は、帯状に連
続せしめられ、繰出される。
【0032】次に、一対の合成樹脂シート11、12
は、図示しない溶断型刃により、フック形状に型抜きさ
れ、周縁を溶断かつ溶着15された表裏フックシート1
6、17を形成せしめられる。この際、フックの頂部
は、折曲部14により構成せしめ、該折曲部14を介し
て表裏フックシート16、17を連結状態としても良
い。図例の場合、このフック形成工程と同時に、前記溶
断型刃により、フック首部18から連続して横方向に張
り出す肩部19、20が同時に溶断かつ溶着15され
る。即ち、フック形状の溶断型刃を加熱した状態で一対
の合成樹脂シート11、12に押圧することにより、前
記肩部19、20を含むフック形状の輪郭を溶断線とす
る表裏フックシート16、17が型取られ、その溶断線
において表裏フックシート16、17は相互に溶着15
される。
【0033】引き続き、一対の合成樹脂シート11、1
2は、図示しない切断型刃により、前記フックシート1
6、17に連ねてかつ表示13a、13bを含んで型抜
きされ、周縁を互いに分離自在とした表裏胴部21、2
2を形成せしめられると共に、前記表裏フックシート1
6、17及び表裏胴部21、22を一体に備えたフック
付きヘッダー4として合成樹脂シート11、12から抜
き取られる。即ち、加熱されない切断型刃を一対の合成
樹脂シート11、12に押圧することにより、前記肩部
19、20の端部から一対の合成樹脂シート11、12
の側縁に至り切断線24、25を形成せしめることによ
り、フック付きヘッダー4が抜き取られる。
【0034】その結果、製造されたフック付きヘッダー
4は、図5(B)に示すように、互いに分離自在に重合
された一対の脚部21、22から、互いに重合された表
裏フックシート16、17を一体に延長せしめており、
表裏フックシート16、17の周縁から肩部19、20
に至り表裏一対のシートを溶着5により結合せしめてい
る。
【0035】そこで、このフック付きヘッダー4は、図
5(A)に示すように、一対の脚部21、22によりフ
ィルム状バンド2を挟持するように重合せしめられ、か
つ、両脚部21、22をバンド2の上縁2a及び下縁2
bに溶着3、3され、これにより商品陳列用吊下具1を
構成する。従って、合成紙等の合成樹脂製シートであり
ながら、フック部が表裏フックシート16、17の積層
体による構成であるから強固であり、しかも、一対の脚
部21、22によりフィルム状バンド2を挟持固着した
構成であるから結合力に優れている。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、従来、比較的に嵩高く
重量が大であるため、店頭における陳列台や陳列棚に載
置することにより陳列されていた缶入り商品やボトル入
り商品等を、簡単容易に吊下陳列せしめることが可能に
なるという効果がある。
【0037】特に本発明によれば、予めシュリンクフィ
ルム等により包装されている缶入り商品やボトル入り商
品を、袋により二重包装するものではなく、フィルム状
バンドにより商品の外周を環状に取り巻き結束する構成
であるから、省資源の要求に応えることができ、しか
も、最低限の素材で足り、安価に提供できるという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示しており、(A)は
第1実施形態の下における第1実施例を示す斜視図、
(B)は第1実施形態の下における第2実施例を示す斜
視図、(C)は第1実施形態の下における第3実施例を
示す斜視図である。
【図2】第1実施形態の使用方法を示しており、(A)
はフィルム状バンドによる結束途中の状態を示す斜視
図、(B)は結束完了の状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第2実施形態を示しており、(A)は
第2実施形態の下における第1実施例を示す斜視図、
(B)は第2実施形態の下における第2実施例を示す斜
視図、(C)は第2実施形態の下における第3実施例を
示す斜視図である。
【図4】第2実施形態の使用方法を示しており、(A)
はフィルム状バンドによる結束途中の状態を示す斜視
図、(B)は結束完了の状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示しており、(A)は
フック付きのシート状ヘッダーをフィルム状バンドに溶
着した状態を示す斜視図、(B)はフック付きシート状
ヘッダーを独立して示す斜視図、(C)はフック付きシ
ート状ヘッダーの製造工程を示す平面図である。
【符号の説明】
1 商品陳列用吊下具 2 フィルム状バンド 2A シュリンクフィルム 2B シュリンクフィルム 3 溶着 4 シート状ヘッダー 5 吊下係合部 7 商品 8 環状体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の外周を環状に取り巻き結束する薄
    い合成樹脂製のフィルム状バンドと、該フィルム状バン
    ドに溶着された厚い合成樹脂製のシート状ヘッダーとを
    備え、前記シート状ヘッダーに商品吊下杆に係合される
    吊下係合部を設けて成ることを特徴とする商品陳列用吊
    下具。
  2. 【請求項2】 帯状に形成された薄い合成樹脂製のフィ
    ルム状バンドと、該フィルム状バンドに溶着された厚い
    合成樹脂製のシート状ヘッダーとを備え、前記フィルム
    状バンドは、商品の外周を環状に取り巻き結束した状態
    で該バンドの両端を無端状に接合するための接着剤層を
    付設し、前記シート状ヘッダーは、商品吊下杆に係合さ
    れる吊下係合部を設けて成ることを特徴とする商品陳列
    用吊下具。
  3. 【請求項3】 商品の外周を取り巻き結束する薄い合成
    樹脂製のフィルム状バンドと、該フィルム状バンドに溶
    着された厚い合成樹脂製のシート状ヘッダーとを備え、
    前記フィルム状バンドは、商品の外周を包囲する環状体
    を構成すると共に加熱により熱収縮して商品の外周面に
    密着するシュリンクフィルムにより構成され、前記シー
    ト状ヘッダーは、商品吊下杆に係合される吊下係合部を
    設けて成ることを特徴とする商品陳列用吊下具。
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