JP2012192931A - フィルム包装体及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フィルム包装体10は、6つ以上の容器50と、1枚の熱収縮性フィルムから構成され、容器50の全体を覆って装着されたフィルム包材11とを備え、フィルム包材11は、各容器50の間でフィルムの内面同士を接合する隔壁シール部12と、隔壁シール部12により形成された複数の個別包装部13とを有する。各個別包装部13は、複数の隔壁シール部12を介して一列に繋がっていると共に、当該個別包装部13の列が、各個別包装部13の間の少なくとも1箇所で折れ曲がり、複数の隔壁シール部12を隔てて繋がった少なくとも1組の個別包装部13同士が互いに接した状態で結束されている。
【選択図】図1
Description
まず、特許文献1,2の包装体は、1つの筒状熱収縮性フィルムを軸方向に沿ってシールすることで、単純に複数の収容部に分割した構造であるため、特に被包装物の重量が大きい場合や被包装物の数が多い場合には強度面で不安がある。一方、特許文献3の包装体は、構造が特殊であるため、製造プロセスが煩雑になると共に、包装できる被包装物が限定されるという問題がある。また、特許文献4の包装体は、複数のフィルムを用いて煩雑なプロセスで製造されるため、特にコスト面で問題がある。
また、各個別包装部に開封手段を形成して、被包装物の個別開封が容易な構成とすることもできる。
図1及び図2に示すように、フィルム包装体10は、6つの容器50と、各容器50の全体、即ち容器50の上端部51、下端部52、及び側部53を覆って装着されたフィルム包材11とを備える。ここで、容器50では、キャップ側が上側、容器本体側が下側であり、容器50の上端に位置する部分を上端部51、下端に位置する部分を下端部52、上下方向に沿った部分を側部53として説明する(容器60についても同様)。
そして、図6は、図3〜図5の工程を経て得られたフィルム包装体10を示す図である。
なお、ここでは、被包装物として容器60を例示するが、被包装物以外の構成要素については、図1及び図2に例示する形態と同一の符号を使用する。また、製造途中においても、隔壁シール部12や個別包装部13の用語を使用する。
まず、一列に並んで連続搬送される複数の容器60に、長尺状熱収縮性フィルム30を被せる。長尺状熱収縮性フィルム30は、その長手方向と容器60の並び方向とを一致させた状態で、容器60の搬送速度に合わせて送り出され、複数の容器60を包むように被せられる。具体的には、長尺状熱収縮性フィルム30を、容器60の上方から被せて下端部62に回り込ませ、複数の容器60の全体を包み込む略円筒形状に形成する。そして、略円筒形状に形成した長尺状熱収縮性フィルム30の下端を、ヒートシールして長手方向に沿ったセンターシール部14を形成する。センターシール部14が形成されることで、複数の容器60が長尺状熱収縮性フィルム30の筒状体で包まれた形態が得られる。
なお、図2、図7、及び図8に示すように、個別包装部の全体の数、個別包装部の列の折り曲げ位置等を調整することで、連続体に含まれる個別包装部の数や連続体の列数を適宜変更することができる。
なお、フィルム包装体を底面から見たときの形状は、特に限定されず、例えば、略円形状や略三角形状であってもよい。
Claims (8)
- 3つ以上の被包装物と、
1枚の熱収縮性フィルムから構成され、各被包装物の少なくとも上端部又は下端部、及び各被包装物の側部を覆って装着されたフィルム包材と、
を備え、
フィルム包材は、各被包装物の間でフィルムの内面同士を接合する隔壁シール部と、隔壁シール部により形成された複数の個別包装部とを有し、
各個別包装部は、複数の隔壁シール部を介して一列に繋がっていると共に、
当該個別包装部の列が、各個別包装部の間の少なくとも1箇所で折れ曲がり、複数の隔壁シール部を隔てて繋がった少なくとも1組の個別包装部同士が互いに接した状態で結束されていることを特徴とするフィルム包装体。 - 請求項1に記載のフィルム包装体において、
互いに接する個別包装部のうち少なくとも一方に接着部が設けられ、
当該接着部により互いに接する個別包装部同士が接着されていることを特徴とするフィルム包装体。 - 請求項1又は2に記載のフィルム包装体において、
複数の隔壁シール部を介して一列に繋がった個別包装部の列を折り曲げて形成された第1及び第2の連続体を有し、
各連続体は、それぞれ同数の個別包装部が直線状に並び、互いに対向して平行に配置されていると共に、対向する個別包装部同士が接した状態で互いに結束されていることを特徴とするフィルム包装体。 - 請求項3に記載のフィルム包装体において、
複数の連続体の並び方向の両側に跨って取り付けられた把手を備えることを特徴とするフィルム包装体。 - 請求項1〜4のいずれか1に記載のフィルム包装体において、
各個別包装部は、
外周面に形成された開封手段を有することを特徴とするフィルム包装体。 - 一列に並んだ3つ以上の被包装物に、1枚の長尺状熱収縮性フィルムを被せる工程であって、被包装物の少なくとも上端部又は下端部、及び被包装物の側部が被覆されるように長尺状熱収縮性フィルムを被せる工程と、
各被包装物の間で長尺状熱収縮性フィルムの内面同士を接合して隔壁シール部を形成すると共に、各被包装物の個別包装部を形成して、第1中間生産物を作製する工程と、
所定の隔壁シール部で第1中間生産物を切断して、第2中間生産物を作製する工程と、
所定の個別包装部に接着部を形成する工程と、
複数の隔壁シール部を隔てて繋がった個別包装部同士が接着部を介して互いに接着するように、各個別包装部の間の少なくとも1箇所で第2中間生産物を折り曲げる工程と、
折り曲げられた第2中間生産物を熱収縮させる工程と、
を含むフィルム包装体の製造方法。 - 一列に並んだ3つ以上の被包装物に、1枚の長尺状熱収縮性フィルムを被せる工程であって、被包装物の少なくとも上端部又は下端部、及び被包装物の側部が被覆されるように長尺状熱収縮性フィルムを被せる工程と、
各被包装物の間で長尺状熱収縮性フィルムの内面同士を接合して隔壁シール部を形成すると共に、各被包装物の個別包装部を形成して、第1中間生産物を作製する工程と、
所定の隔壁シール部で第1中間生産物を切断して、第2中間生産物を作製する工程と、
複数の隔壁シール部を隔てて繋がった個別包装部同士が互いに接触するように、各個別包装部の間の少なくとも1箇所で第2中間生産物を折り曲げる工程と、
折り曲げられた第2中間生産物を熱収縮させて、第3中間生産物を作製する工程と、
第3中間生産物の折れ曲がり形状を維持する挟持部材を取り付ける工程と、
を含むフィルム包装体の製造方法。 - 請求項6又は7に記載のフィルム包装体の製造方法において、
被包装物に長尺状熱収縮性フィルムを被せる工程では、被包装物の全体が被覆されるように筒状に形成した長尺状熱収縮性フィルムを被せ、
隔壁シール部の形成前に、筒状に形成した複数の被包装物を包み込んだ長尺状熱収縮性フィルムの長手方向に沿って、センターシール部を形成する工程をさらに含むフィルム包装体の製造方法。
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- 2011-03-15 JP JP2011056140A patent/JP2012192931A/ja active Pending
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