JP6707374B2 - 包装構造 - Google Patents

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本発明は、互いに結束された複数の包装体を備える包装構造に関する。
従来、複数の容器等の物品を結束する手法としては、シュリンクフィルムからなる包材によって硬くて変形しない複数の物品を包み込んで結束する方法がある(特許文献1参照)。また、粘着シートを用いて硬くて変形しない複数の物品を結束する方法もある。また、鮭フレーク瓶を2本結束する場合、スリーブ状のシュリンクフィルムが使用されることがある。
特開2006−44797号公報
ところで、変形しやすい複数の容器、例えば内容物が充填された複数の軟包材を結束力を加えて結束する場合、結束は可能であるが結束力によって容器が変形し易い。そして、容器が変形すると、美観が損なわれ、ラベルデザインが歪み、良好な結束状態を維持することが困難になることがある。
本発明の目的は、パウチ容器内に内容物が充填された包装体が変形しにくくて、複数の包装体の良好な結束状態を維持し易い包装構造を提供することにある。
本発明の第1態様に係る包装構造は、幅方向の両側端縁がつながった一対の胴部シートと、該一対の胴部シートの下端部に接合された底部シートと、前記一対の胴部シートの上端部に接合された天面シートとを備え、該天面シートにスパウトが装着されているパウチ容器内に内容物が充填された包装体が複数集まって構成される集合包装体と、前記集合包装体を一体に結束する結束体と、を備え、隣接している前記包装体は、互いの前記胴部シートのシート面の少なくとも一部が接触するように重ねられ、前記結束体は、前記集合包装体を取り囲む環状の帯状部材からなり、前記環状の帯状部材は、周方向の少なくとも一部に熱によって収縮する収縮部を有し、前記環状の帯状部材は、前記周方向の一部に熱によって収縮しない非収縮部を有し、前記集合包装体は、互いの前記胴部シートの幅方向中央部同士が接触するように重ねられる2つの前記包装体を含み、前記2つの包装体の接触部の側端周辺には凹部スペースが存在し、前記収縮部の少なくとも一部は前記凹部スペースに対向するように配置される。
また、本発明の第2態様に係る包装構造は、幅方向の両側端縁がつながった一対の胴部シートと、該一対の胴部シートの下端部に接合された底部シートと、前記一対の胴部シートの上端部に接合された天面シートとを備え、該天面シートにスパウトが装着されているパウチ容器内に内容物が充填された包装体が複数集まって構成される集合包装体と、前記集合包装体を一体に結束する結束体と、を備え、隣接している前記包装体は、互いの前記胴部シートのシート面の少なくとも一部が接触するように重ねられ、前記結束体は、前記集合包装体を取り囲む環状の帯状部材からなり、前記環状の帯状部材は、周方向の少なくとも一部に熱によって収縮する収縮部を有し、前記環状の帯状部材は、前記周方向の一部に熱によって収縮しない非収縮部を有し、前記結束体は、スリーブ状の熱収縮性フィルム、及び前記熱収縮性フィルムの内側の周方向一部に固着された非環状の非熱収縮性フィルムを有する。
本発明によれば、パウチ容器は、幅方向両側端縁が接合された一対の胴部シートにおける上側及び下側の両方の端部側に天面シート及び底部シートを有するから、当該パウチ容器内に内容物が充填された包装体は、寸胴形状に近づき、天面シートや底部シートを設けない包装体に比べて、高さ方向に垂直な切断面の形状が高さ方向であまり変化しない。したがって、そのような形状の複数の包装体が胴部シートを重ねるように結束された包装構造は、胴部シートの密着性を大きくできるから、結束状態が良好なものとなり、結束状態の安定性が向上する。また、良好な結束状態を維持できるから、包装構造の正立が要求される場合でも、複数の包装体の下端部における高さ方向の位置を揃えるだけで、結束状態での正立姿勢を安定させ易い。
また、集合包装体が環状の帯状部材で取り囲まれるから、集合包装体の一体状態をより安定に維持できる。
また、環状の帯状部材における周方向の一部に熱によって収縮する収縮部が設けられるので、熱を付与する前の径が大きい環状の帯状部材を集合包装体の周囲に配置し、その後、熱を付与するだけで環状の帯状部材の径を狭めることで、環状の帯状部材で集合包装体を容易かつ適切に締め付けることができる。
また、環状の帯状部材が収縮部と非収縮部とを有するから、集合包装体を適度な締め付け力で締め付けできる。したがって、内容物が充填された複数のパウチ容器を確実に結束でき、結束状態の美観も比較的に優れたものにできる。
また、第1態様に係る包装構造によれば、環状の帯状部材は、互いの胴部シートの幅方向中央部同士が接触するように重ねられる2つの包装体の接触部の側端付近に形成される凹部スペースに対向する部分の少なくとも一部が収縮する。したがって、環状の帯状部材の少なくとも一部が、凹部スペースに対向して収縮の自由度がより大きな箇所で収縮することになるので、環状の帯状部材に皺が寄りにくく、包装構造の美観が環状の帯状部材の皺で損なわれることを抑制できる。

また、本発明において、前記環状の帯状部材は、少なくとも前記集合包装体における前記胴部シートの前記下端部を覆っていてもよい。
仮に環状の帯状部材で集合包装体の高さ方向の中央部を締め付けたとすると、内容物の一部がパウチ容器の下側に移動することによって、包装構造は、集合包装体の底側が広がった不安定な形状になる虞がある。これに対し、環状の帯状部材で集合包装体の下端部側が締め付けられると、内容物の一部を締め付けられていないパウチ容器の上側に移動させることができる。したがって、集合包装体の底側構造は、複数の包装体が密着した構造となり、集合包装体の底側形状は、高さ方向に垂直な切断面の形状が高さ方向であまり変化しない寸胴形状に近づく。よって、集合包装体の下部側の密着性を向上できて、包装構造の下部側に良好な拘束状態を構築できる。さらに、複数の包装体の底部の高さ方向位置が揃っていて、集合包装体の下端部を水平面に載置した場合、集合包装体の下端部が締め付けられているので、自重によって内容物が下側に移動して内容物が下側に偏ることを防止できる。したがって、包装構造の正立性が要求される場合に、包装構造の下部側に良好な拘束状態を構築でき、包装構造を安定に起立させることができる。
また、本発明において、前記環状の帯状部材は、前記胴部シートの両側端縁の接合部における前記天面シート側の端よりも前記底部シート側を覆ってもよい。
この場合、環状の帯状部材は、胴部シートの両側端縁の接合部における前記天面シート側の端よりも底部側に装着されていることになり、天面シートにかかることがない。したがって、天面シートの歪みを抑制できると共に、天面シートからの局所的な力によって環状部材に皺が寄ることも抑制でき、包装構造の美観が損なわれることを抑制できる。
また、本発明において、前記結束体の表面と前記胴部シートの表面とに跨って貼り付けられたタックシートを備えてもよい。
この場合、結束体抜けを防止することができる。特に、非接着状態で集合包装体を結束する結束体を用いる場合、例えば、結束体が、収縮部を有し、当該収縮部が収縮することによって集合包装体を結束する環状の帯状部材である場合や、結束体が、伸縮力によって集合包装体を結束する環状の帯状部材である場合には、当該タックシートを有することが好ましい。
また、本発明において、前記結束体は、前記凹部スペースに対向する部分に前記集合包装体の高さ方向に延びるミシン目を有し、前記ミシン目との距離が30mm以下になるように前記結束体の表面と前記胴部シートの表面とに跨って貼り付けられたタックシートを備えてもよい。
この場合、ミシン目との距離が30mm以下になる位置にタックシートが貼り付けられるので、ミシン目の周辺部分がタックシートにより固定されるため、ミシン目を切断しようとした際には、ミシン目が切断され易くなる。
本発明の包装構造によれば、パウチ容器内に内容物が充填された包装体が変形しにくくて、複数の包装体の結束状態での正立姿勢を安定に維持できる。
本発明の一実施形態における包装構造の斜視図である。 上記包装構造に含まれる包装体の斜視図である。 上記包装構造の集合包装体を取り囲む前の結束体を示す斜視図である。 上記集合包装体を取り囲む前の結束体の模式平面図である。 非収縮部においてデザイン層が設けられた箇所における径方向の積層構造の一例を示す模式図である。 上記包装構造が商品棚等で陳列される際、背面側になることが想定される側から見たときの包装構造の斜視図である。 変形例の包装構造の模式正面図である。 他の変形例の包装構造の模式正面図である。 (a)は変形例の包装構造の模式正面図であり、(b)はその変形例の包装構造の模式平面図である。 (a)は他の変形例の包装構造の模式正面図であり、(b)はその変形例の包装構造の模式平面図である。 変形例の集合包装体の模式平面図である。 3つの包装体で構成される変形例の集合包装体の模式平面図である。 3つの包装体で構成される他の変形例の集合包装体の模式平面図である。 変形例における図6に対応する斜視図である。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。この説明において、具体的な形状、材料、数値、方向等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等にあわせて適宜変更することができる。また、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて他の実施形態を構成することは、当初から想定されている。また、実施形態の説明で参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法比率などは現物と異なる場合があり、寸法比率などは複数の図面で整合が取れない場合がある。
図1は、本発明の一実施形態における包装構造80の斜視図である。
この包装構造80は、2つの包装体10が集まって構成される集合包装体50と、集合包装体50を一体に結束する結束体60とを備える。2つの包装体10は、一列に整列している。包装体10は、内容物と、内容物の充填によって膨らんだパウチ容器40とで構成される。内容物は、特に限定されないが、例えば、シャンプー、リンス、トリートメント、洗剤等の生活用各種ケア製品やスポーツドリンク等の飲料で構成される。内容物は、液体に限らず、粘性物や粉状物であってもよい。内容物は、流動性があるものが好ましく、例えば、液体、ゼリー状物、粘性物、粉状物、粒状物等が好ましい。
図1に示すように、結束体60は、集合包装体50を取り囲む環状の帯状部材で構成される。帯状の結束体60に締め付けられることによって、集合包装体50は、一体化され、分離しないようになっている。以下、図2を用いてパウチ容器40について詳述し、後述の図3を用いて結束体60について詳述する。そして、その後、再度、包装構造80について詳しい説明を行い、例えば、集合包装体50の構造や集合包装体50に対する結束体60の締め付け等について詳しい説明を行う。
図2は、包装体10の斜視図である。図2に示すように、包装体10のパウチ容器40は、4つのシート材を重ね合わせてサイドシール部22等のシール部で接合することにより形成される。
パウチ容器40は、表面シート11および裏面シート12(一対の胴部シート)と、底部シート13と、天面シート14とを備える。表面シート11および裏面シート12は、容器の表面部および裏面部をそれぞれ構成するシート材である。天面シート14は、上端側において表面シート11と裏面シート12との間に挿入され、底部シート13は、下端側において表面シート11と裏面シート12との間に折り込まれて挿入される。パウチ容器40は、内容物の充填により底部シート13が展開して自立可能になる。天面シート14は、容器の広がりを有する天面部を構成するシート材である。また、底部シート13は、容器の広がりを有する底部を構成するシート材である。
パウチ容器40は、重ね合わされた表面シート11と裏面シート12との間に、天面シート14を上端側から挿入すると共に底部シート13を下端側から挿入した状態で、各シート11〜14の端縁同士をシール部で接合し、内容物が充填される容器内部空間である充填部17を密閉する。充填部17の上端は、天面シート14が表面シート11および裏面シート12の上端部に接合されることで密閉され、充填部17の下端は、底部シート13が表面シート11および裏面シート12の下端部に接合されることで密閉される。
表面シート11および裏面シート12は、いずれも上下方向にやや長く延び、上端側の角が面取りされた略矩形状を呈する。天面シート14は、略六角形状を呈し、表面シート11および裏面シート12の上端に接合される。なお、天面シート14は、略六角形のものに限定されず、例えば、四角形、八角形等の他の多角形形状であってもよいし、あるいは、円形、楕円形、菱形等の形状であってもよい。他方、底部シート13は、略矩形の形状を有する。底部シート13は、例えば、表面シート11および裏面シート12の下端から表面シート11等の上下方向全長に対して1/5程度の高さ以下の範囲に設けられることができる。
各シート11〜14を形成するシート材は、パウチ容器40の壁面部を構成するシート状部材であって、通常、樹脂フィルムから構成される。シート材を構成する樹脂フィルムには、耐衝撃性、耐磨耗性、および耐熱性など、包装体としての基本的な性能を備えることが要求される。シート材の厚みは、例えば20μm〜300μmであり、好ましくは30μm〜200μmである。また、シール部は、通常、ヒートシールにより形成されるので、シート材には、ヒートシール性も要求される。シート材としては、ベースフィルム層と、ヒートシール性を付与するシーラント層とを有する複層シート材が好適であり、高いガスバリア性が要求される場合には、ベースフィルム層とシーラント層との間にガスバリア層を設けることが好適である。
ここで、ベースフィルム層、シーラント層、およびガスバリア層の構成材料を例示する。なお、これら各層の積層は、慣用のラミネート法、例えば、接着剤によるドライラミネーション、熱接着性層を挟んで熱により接着させる熱ラミネーションなどにより行うことができる。
ベースフィルム層を構成するフィルムとしては、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレ−ト(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリカーボネート(PC)など)、ポリオレフィン(ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)など)、ポリアミド(ナイロン−6、ナイロン−66など)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリイミド(PI)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、およびポリエーテルスルフォン(PES)等から構成される一層又は二層以上の延伸又は未延伸フィルムが例示できる。ベースフィルム層の厚みは、例えば10μm〜200μmであり、好ましくは10μm〜100μmである。
シーラント層を構成するフィルムとしては、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−プロピレン共重合体(EP)、未延伸ポリプロピレン(CPP)、二軸延伸ナイロン(ON)、エチレン−オレフィン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)およびエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等から構成される一層又は二層以上の延伸又は未延伸フィルムが例示できる。シーラント層の厚みは、例えば10μm〜200μmであり、好ましくは20μm〜180μmである。
ガスバリア層としては、アルミニウム等の金属薄膜、又は塩化ビニリデン(PVDC)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)などの樹脂フィルム、或いは任意の合成樹脂フィルム(例えば、ベースフィルム層であってもよい)に、アルミニウム、酸化アルミニウムやシリカ等の無機酸化物などを蒸着(又はスパッタリング)したフィルムが例示できる。ガスバリア層の厚みは、例えば0.1μm〜20μmであり、好ましくは0.2μm〜10μmである。
シール部は、ヒートシールにより形成されることが好適である。ヒートシールによるシール部は、各シート材のシーラント層が容器の内側となるように重ね合わせて熱圧着することで形成できる。パウチ容器40は、上記シール部として、トップシール部20と、ボトムシール部21と、サイドシール部22とを有する。トップシール部20は、天面シート14の端縁に略六角形をなす枠状に形成されるシール部であり、天面シート14の外周端縁と表面シート11および裏面シート12の各上端部とが接合されて形成される。また、ボトムシール部21は、底部シート13の端縁に形成されるシール部であり、底部シート13と、表面シート11および裏面シート12とが接合されて形成される。
サイドシール部22は、表面シート11および裏面シート12の幅方向端縁同士を直接接合して幅方向両端にそれぞれ形成される。サイドシール部22は、他のシール部と同様に、充填部17を密閉するための端縁シール部である。サイドシール部22は、上下方向に沿って延在する。サイドシール部22は、その下端部および上端部に幅広部28,29として形成される一方、上下方向の中間部分は幅が狭い幅狭部として形成される。
パウチ容器40では、天面シート14の中央部に、内容物を充填および取り出すための口栓30が設けられる。口栓30は、天面シート14に固定されるスパウト31と、スパウト31の外周に形成されたネジ部に螺合されたキャップ32とで構成される。
スパウト31は、天面シート14から外側に突出する筒部31aと、筒部31aの端部に一体形成されたフランジ部31bとを有する。フランジ部31bは、略矩形状を呈し、天面シート14の内面(すなわち充填部17側の面)に例えばヒートシールされて取り付けられる。フランジ部31bの形状は、略矩形状に限定されるものではなく、例えば、円形、楕円形、長円形、多角形等の他の形状であってもよい。
図2に示す例のように、スパウト31のフランジ部31bは、略矩形状であると好ましく、幅方向に略平行な辺31b−1と奥行き方向に略平行な辺31b−2とからなると更に好ましい。また、フランジ部の奥行き方向の長さは、天面シール部を除く天面シートの奥行き長さの70%〜100%の長さであると好ましく、さらに天面シール部を除く天面シートの奥行き長さと略同じ長さであると好ましい。スパウトのフランジ部を、幅方向に略平行な辺と奥行き方向に略平行な辺とで構成して略矩形状とすると、該フランジ部が奥行き方向に所定の長さを有することになるので、天面部において、表面シートと裏面シートとが離れた状態を確保できる。したがって、包装体を正立させた状態で上端側に内容物がない部分があっても、表面シートと裏面シートとの間に所定間隔を有する天面部を確保できる。
図1及び図2を参照して、集合包装体50において、各包装体10のスパウト30のフランジ部31bの高さ位置は略同じになっている。スパウトのフランジ部が幅方向に略平行な辺と奥行き方向に略平行な辺とで構成される略矩形の形状を有するので、集合包装体50において、隣接する2つの包装体10は、互いの胴部シート11,12において互いのフランジ部31bの幅方向に略平行な辺同士が接触している。また、集合包装体50において、隣接する2つの包装体10における隣接する胴部シート11,12は、スパウト30のフランジ部31bを挟んで略平行になっているシート面部分同士が接触する。図1の形態では、包装体10の幅方向中央部において、一方の包装体10の裏面シート12と、他方の包装体10の表面シート11の、シート面が接触している。このことから、集合包装体50において、2つの包装体10をより密に結束でき、結束状態を安定させることができる。
再度図2を参照して、底部シート13には、幅方向両端に三角形状の未シール部16が形成されており、この未シール部16に対応する幅方向端部に半円状の切欠き18が形成されている。この底部シート13の切欠き18を介して表面シート11と裏面シート12とがポイントシールにより直接接合される。
このシール形態により、パウチ容器40の充填部17に内容物を充填すると、底部シート13が広がった状態に展開して表面シート11および裏面シート12が互いに離間し、胴部が膨らんだ形態となる。そして、パウチ容器40及びそれに充填された内容物からなる包装体10は、自立性すなわちスタンディング性を有する。上述のように、天面シート14が略六角形状を有する一方、底部シート13は、略矩形の形状を有して、両シート13,14の形状は異なる。また、パウチ容器40が内容物の充填で膨らんでなる包装体10が起立している状態で、包装体10の上部の形状は、包装体10の底部の形状と異なる。しかし、この実施形態のように、包装体10が起立している状態で、包装体10をスパウト31側から見たときの上部の平面視での存在面積が、包装体10を底部シート13側から見たときの底部の平面視での存在面積と略同じになっていると、正立姿勢を安定させることができて好ましい。
なお、天面シート14の面積は、底部シート13の面積の0.5〜1.5倍であることが好ましく、0.7〜1.3倍であることがより好ましい。また、天面シート14の奥行き方向の長さは、底部シート13の奥行き方向の長さの0.5〜1.5倍であることが好ましく、0.7〜1.3倍がより好ましい。また、天面シート14の幅方向の長さは、底部シート13の幅方向の長さの0.5〜1.5倍であることが好ましく、0.7〜1.3倍であることがより好ましい。
ボトムシール部21は、一対の胴部シート11,12の内面と底部シート13の内面とが接合されて形成される。より詳しくは、ボトムシール部21は、一対の胴部シート11,12の下端部の内面と、底部シート13の周縁とが接合された下端シール部21aを有する。また、ボトムシール部21は、包装体10の幅方向中央部付近における下端シール部21aから幅方向両端に向けて上側に傾斜し、胴部シート11,12の幅方向両端(サイドシール22と接続する)まで形成されている傾斜シール部21bを有する。下端シール部21aと傾斜シール部21bとの間はシールがされておらず、前述の三角形状の未シール部16が形成されている。
図1及び図2を参照して、集合包装体50において、隣接する2つの包装体10が重ねられて接触する各シート面は、略次の2つのシール部で囲まれる領域で形成される。すなわち、胴部シートの下端部において、幅方向中央部付近のボトムシールであって、傾斜シール部間に形成される下端シール部と、胴部シートの上端部において、幅方向に対して平行に伸びる幅方向中央部付近のトップシール部とで囲まれる領域で形成される。
再度図2を参照して、表面シート11と底部シート13とで形成される表面側の下端シール部21aと、裏面シート12と底部シート13とで形成される裏面側の下端シール部21aとは、包装体の幅方向両端において、接触又は近接し、下端シール部21aは略環状に構成され、包装体の底部を形成している。本実施形態では、包装体の幅方向両端において、未シール部16がポイントシールされることによって、表面側の下端シール部21aと裏面側の下端シール部21aとが、包装体の幅方向両端において、接触又は近接状態が形成されている。
当該略環状の下端シール部21aは、軸方向に直交する同一平面上に略位置する。この構成によって、包装体10を正立させようとしたときに、下端シール部21aが床面に接触することになり、包装体10がスタンディング状態を安定に維持できる。
底部シート13は、サイドシール部22側に位置する包装体10の幅方向の一端部及び他端部において天面シート14側に最も窪んだ窪みを形成している。この窪みは、底部シート13において一対の胴部シート11,12の境界に接合されている部分のうちで最も天面シート14側に位置する上端で最も深くなる。上記窪みは、その上端に位置する箇所が天面シート14側に尖った形状となっている。底部シート13は、幅方向の一端部及び他端部から中央部に向かうにしたがって天面シート14側とは反対側の下方側に膨らみ、奥行き方向の一端部及び他端部から中央部に向かうにしたがってボトムシール部21の天面シート14側の上端から上記下方側に膨らむ。内容物が充填された状態では、ボトムシール部21の上記環状の下端シール部21a、及び底部シート13において幅方向及び奥行き方向の両方向で略中央部に位置する部分が地面に接触することにより、包装体10が正立する。但し、包装体10は、下端部シール部21aのみで床面に接触するような上げ底であってもよい。この場合、当該下端部シール部21aを形成する領域以外の底部シート13は床面に接触しない状態となる。
図2に示すように、胴部が膨らんだ形態で底部シート13と天面シート14は、略同じ大きさを有し、例えば一方側のサイドシール部22から他方側のサイドシール部22までの距離が略同じになっている。このことから、包装体10の自立性が安定する。内容物は、スパウト31から充填することができる。包装体10は、パウチ容器40に天面シート14を設けたことにより、図2に示すように上部も膨らんで、寸胴状の形状となり、あたかもボトルのような形態となる。
なお、本実施形態では、4つの異なるシートで、一対の胴部シート11,12、底部シート13及び天面シート14を構成する場合について説明したが、1枚のシートを折り曲げる等して、一対の胴部シート、底部シート及び天面シートを構成してもよく、4以外の数のシートを折り曲げたり接合したりすることによって、一対の胴部シート、底部シート及び天面シートを構成してもよい。
図3は、集合包装体50を取り囲む前の結束体60を示す斜視図であり、図4は、集合包装体50を取り囲む前の結束体60の模式平面図である。
結束体60は、帯状のフィルムからなる。結束体60は、周方向の第1部分に熱によって収縮しない非収縮部61を有し、周方向の第2部分に熱によって収縮する収縮部62を有する。図4に示すように、結束体60は、スリーブ状の熱収縮性フィルム65、及び熱収縮性フィルム65内側の周方向一部に接着剤で固着された非環状の非熱収縮性フィルム66で構成される。ここで、スリーブ状の熱収縮性フィルム65は、帯状の熱収縮性フィルムの延在方向の一端部と他端部とを接着部68で接着することによって構成される。接着部68は、例えば溶剤によって該一端部と他端部とを溶着することにより形成される、この例の場合、非収縮部61は、図4に矢印Aで示す熱収縮性フィルム65において非熱収縮性フィルム66が接着されている周方向部分で構成される。また、収縮部62は、図4に矢印Bで示す結束体60におけるそれ以外の周方向部分で構成される。
熱収縮性フィルム65は、例えば、ポリエチレンテレフタレート系樹脂やポリ乳酸系樹脂等のポリエステル系樹脂、ポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂などの熱可塑性樹脂から選択される1種、又は2種以上の混合物で構成される。これらの材料のうち、熱収縮性フィルム65は、シュリンク特性等の観点からポリエステル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂を用いることが好ましく、ポリエステル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂を用いることがより好ましい。熱収縮性フィルム65は、単層フィルムであってもよく、複数の層を有する多層フィルムであってもよい。多層フィルムの場合、裏面を構成する層としてヒートシール層を有していてもよい。
他方、非熱収縮性フィルム66は、例えば、ポリエチレンテレフタレート系樹脂やポリ乳酸系樹脂等のポリエステル系樹脂、ポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂等の延伸フィルム又は無延伸フィルムで好適に構成される。非熱収縮性フィルム66は、熱収縮性フィルム65にドライラミネート用接着剤で貼り合わせられる。なお、非熱収縮性フィルム66は、前述のフィルムの代わりに、紙、合成紙、不織布又は発泡シートを用いてもよい。また、非熱収縮性フィルム66としては、感圧接着剤付き非熱収縮性フィルム(タックシート)を用いてもよい。この場合は、非熱収縮性フィルム66は、前記ドライラミネート接着剤は用いず、感圧接着剤によって熱収縮性フィルム65と貼り合わせられる。
図4を参照して、矢印Aで示される非収縮部61が占める結束体周方向の位相範囲が、図4に矢印Bで示される収縮部62が占める結束体周方向の位相範囲よりも大きい方が好ましい。また、非収縮部61が占める結束体60の周方向の位相割合が60%以上であることがより好ましく、非収縮部61が占める結束体60の周方向の位相割合が70%以上であると特に好ましい。
再度図1を参照して、集合包装体50について説明をする。集合包装体50において包装体10は、互いの胴部シート11,12の略幅方向中央部同士が接触するように一方向に重ねられる。図1に示す例では、左側に位置する包装体10の裏面シート12が右側に位置する包装体10の表面シート11と接触している。一方向から見たとき、一方の包装体10の表面シート11は、他方の包装体10の裏面シート12に略重なる。その結果、集合包装体50において、一方の包装体10の両側に設けられたサイドシール部22は、他方の包装体10の両側に設けられたサイドシール部22に上記一方向に間隔をおいた状態で該一方向に略対向する。
一方の包装体10の表面シート11の下端部と、他方の包装体10の表面シート11の下端部とが、包装体10の軸方向に直交する方向で揃っている。また、一方の包装体10の表面シート11の上端部と、他方の包装体10の表面シート11の上端部とも、包装体10の軸方向に直交する方向で揃っている。包装構造80を正立させた状態で、一方の包装体10において口栓30が存在する高さ方向の上端部は、他方の包装体10において口栓30が存在する高さ方向の上端部に水平方向に略重なり、一方の包装体10の上端部の高さ方向位置は、他方の包装体10の上端部の高さ方向位置に略一致している。また、包装構造80を正立させた状態で、一方の包装体10の高さ方向の下端部は、他方の包装体10の高さ方向の下端部に水平方向に略重なり、一方の包装体10の下端部の高さ方向位置は、他方の包装体10の下端部の高さ方向位置に略一致している。
本実施形態によれば、一方の包装体10の下端部の高さ方向位置が、他方の包装体10の下端部の高さ方向位置に揃っているので、集合包装体50の正立姿勢を安定させることができる。また、上述のように、底部シート13と天面シート14は、胴部が膨らんだ形態で略同じ大きさを有しているから、この視点からも、結束状態を良好に維持でき、正立姿勢を安定に維持できる。
包装構造80は、2つの包装体10における接触部43の一方の側端が正面に向けられ、購買者が2つの包装体10を視認できるような姿勢で商品棚等に配置されることが想定されている。そして、例えば、結束体60には、その接触部43の一方の側端に対向する正面部における図1に四角で囲んだエリア42付近に、商品名や製造者名、ロゴマーク、キャラクター、背景等を表示するデザイン層や、バーコード等の機械的読取記号が設けられる。また、図1に示すように、その場合、結束体60において正面に向けられる側は非収縮部61で構成され、エリア42は非収縮部61に存在してもよい。
図5は、非収縮部61にデザイン層72を設けた場合における径方向の積層構造の一例を示す模式図である。図5に示すように、非収縮部61におけるデザイン層72が設けられた箇所61aは、例えば、外側に配置される透明の熱収縮性フィルム層71、熱収縮性フィルム層71の内側に配置されるデザイン層72、デザイン層72の内側に設けられるドライラミネート用接着剤層73、ドライラミネート用接着剤層73の内側に設けられる透明の非熱収縮性フィルム層74、及び非熱収縮性フィルム層74の内側に設けられる白色層75で構成されることができる。
デザイン層72は、例えば、複数の異なる色彩を有する印刷層を組み合わせることによって形成される。但し、デザイン層72は1の印刷層を用いて、印刷層を設ける部分と設けない部分とによって形成されてもよい。デザイン層72の厚みは、特に限定されないが、好ましくは0.1μm〜5μmである。
印刷層は、従来公知の油性インキ(溶剤系インキ)又は水性インキを用いて形成できる。これらインキは、例えばバインダ樹脂と、色材と、任意の添加剤と、溶媒又は分散媒(以下、溶媒等という)とを含有し、バインダ樹脂や色材が溶媒等に溶解又は分散したものである。溶媒等は、バインダ樹脂等を溶解又は分散させることができれば特に限定されないが、水性インキの場合は水を含む。印刷層は、グラビア印刷法、フレキソ印刷法、凸版輪転印刷法、及びインクジェット印刷法などの従来公知の印刷法により形成することができる。これらの印刷法により、フィルム基材上にインキを塗工した後、溶媒等を揮発除去して、色材と、バインダ樹脂と、任意の添加剤とを含む印刷層が形成される。
白色層75は、例えば、白色層75の内側に配置される包装体の外面を視認できないように隠蔽するために設けられる。白色層75とは、白色の色材及びボイドの少なくとも一方を含む層である。白色層75は、白色以外の色材を含んでいてもよいが、色材として白色の色材のみからなると好ましい。白色の色材としては、酸化チタン、亜鉛華(亜鉛白)、鉛白、リトボン(硫酸バリウムと硫化亜鉛の混合物)等の白色顔料が例示でき、好ましくは酸化チタンである。白色層75の内側にすべり層を配置することもできる。
図5では、デザイン層72を、非収縮部61における熱収縮性フィルム層71の内側に形成する例について説明した。しかし、デザイン層は、非収縮部における熱収縮性フィルム層の外側に形成されてもよく、非収縮部における熱収縮性フィルム層の外側及び内側の両方に形成されてもよく、非熱収縮性フィルム層の外側、内側、若しくはその両方、又は熱収縮性フィルム及び非熱収縮性フィルムの両方に形成されていてもよい。また、デザイン層は、収縮部における熱収縮性フィルム層の内側、外側、又は内側及び外側の両側に設けられてもよい。
図6は、包装構造80が商品棚等で陳列される際、背面側に向けられることが想定される側から見たときの包装構造80の斜視図である。
図1及び図6に示すように、一方及び他方の包装体10のサイドシール部22は、結束体60に接触している。そして、一方の包装体10の表面シート11と、他方の包装体10の裏面シート12とは、表面シート11と裏面シート12との接触部43の側端側に尖った凹部スペース46を画定している。結束体60において一方の包装体10のサイドシール部22に接触する部分と他方の包装体10のサイドシール部22に接触する部分との間に位置する周方向部分は、凹部スペース46に対向する。
図3及び図6を参照して、図3に示される熱が付与される前の結束体60の収縮部62の周方向寸法は、図6に示される熱が付与されて集合包装体50を結束した状態での結束体60の収縮部62の周方向寸法よりも大きい。図1及び図6に示す包装構造80は、収縮部62が凹部スペース46に対向する全領域を含むように、熱付与前のスリーブ状の結束体60で集合包装体50の周囲を覆った後、熱を付与して収縮部62の周方向寸法を縮めることで形成される。
図6に示すように、熱が付与されて収縮部62が収縮した後の状態で、収縮部62は、2つの包装体10の接触部43における他方側の側端に対向するように配置され、収縮部62は、凹部スペース46に対向するように配置される。図6に示すように、熱の付与後において、収縮部62の周方向長さが、結束体60において凹部スペース46に対向する部分の周方向長さよりも長い場合、収縮部62は、凹部スペース46に対向する部分の周方向全領域を含むと特に好ましい。また、熱の付与後において、収縮体の周方向長さが、結束体において凹部スペースに対向する部分の周方向長さよりも短い場合、収縮部の全領域は、凹部スペースに対向する部分に含まれると特に好ましい。なお、これらの例のように、収縮部は、熱の付与後の状態で結束体において凹部スペースに対向する周方向領域の少なくとも一部を含むように配置されると好ましいが、収縮部は、熱の付与後の状態で結束体において凹部スペースに対向する周方向領域以外の箇所に配置されてもよい。
本実施形態によれば、収縮部62は、互いの胴部シート11,12の略幅方向中央部同士が接触するように重ねられる2つの包装体10の接触部43における他方側の側端に対向するように配置される。一方、非収縮部61は、前記接触部43における一方側の側端に対向するように配置される部分を有する。加えて、非収縮部61は、一方の包装体10の裏面シート12と他方の包装体10の表面シート11とに密着した状態で対向するように配置される部分も有する。よって環状の結束体60は、熱が付与された際、胴部シート11,12同士が接触する2つの包装体10の接触部43の側端付近に形成される凹部スペース46に対向する部分が収縮する。その結果、環状の結束体60が、凹部スペース46に対向して収縮の自由度がより大きな箇所で収縮することになるので、環状の結束体60に皺が寄りにくく、包装構造80の美観が結束体60の皺で損なわれることを抑制できる。さらに、非収縮部61が、一方の包装体10の裏面シート12と他方の包装体10の表面シート11とに密着した状態で対向するように配置されるので、さらに皺が寄り難く美観に優れる。
図1及び図6に示すように、胴部シート11(又は12)と結束体60の外面に跨るようにタックシートを構成するタックラベル19を貼付すると、結束体60抜けを防止できて好ましい。また、図6に示すように、結束体60は、包装構造80の高さ方向(集合包装体50の高さ方向)に延在するミシン目67を有すると好ましい。製品購入者は、ミシン目線にそって結束体60を破断することで、集合包装体50を容易に分断でき、包装体10を容易に取り出すことができる。図6に示すように、包装構造80においてミシン目67が凹部スペース46に対向するように配置されると、ミシン目67を切断し易くて好ましい。なお、図1及び図6に示す例では、タックラベル19は、一方の包装体10の裏面シート12の幅方向の中央に、正面側から見た場合に購買者が視認できる正面と、正面側から見た場合に購買者が視認できない背面とに跨るように貼り付けられている。また、タックラベル19は、結束体60においては非収縮部61に対応する領域の表面に貼り付けられている。また、図1及び図6に示す例では、2つのミシン目67が、結束体60の収縮部62に対応する領域に凹部スペース46に対向するように設けられている。しかし、タックシートを構成するタックラベル19及びミシン目67は、次に示す好ましい変形例のように設けられてもよい。
詳しくは、図14に示す変形例のように、結束体60は、集合包装体50における2つの包装体10の接触部43の側端周辺にある凹部スペース46に対向する部分に集合包装体50の高さ方向に延びるミシン目67を有し、当該ミシン目67との距離が30mm以下になるように前記結束体60の表面と前記胴部シートの表面とに跨って貼り付けられたタックシートを備える構成であってもよい。このとき、タックシートと、ミシン目67との距離は20mm以下であると更に好ましく、10mm以下であると最も好ましい。この変形例によれば、ミシン目67の周辺部分がタックシートにより固定されるため、購買者がミシン目67を切断しようとした際には、ミシン目67が切断され易くなる。
具体的に、図14を用いて変形例の説明をするが、当該変形例の説明は、図1乃至図6で示される実施例と異なる構成について主に説明するものとし、当該実施例と同じの構成については図1乃至図6で示される実施例の記載を参酌できるものとする。
図14に示す変形例において、結束体60は、接触部43における他方の側端周辺の凹部スペース46に対向する部分に集合包装体50の高さ方向に延びる2つのミシン目67を有する。そして、タックシートを構成する第1タックラベル19aがミシン目67(具体的には、2つのミシン目67のうち第1タックラベル19aに近い側のミシン目)との距離が30mm以下になる位置に貼られ、タックシートを構成する第2タックラベル19bがミシン目67(具体的には、2つのミシン目67のうち第2タックラベル19bに近い側のミシン目)との距離が30mm以下になる位置に貼られている。
第1タックラベル19aは、結束体60の表面と一方の包装体10の裏面シート12の表面とに跨るように貼られており、一方の包装体10の裏面シート12の表面のうち、ミシン目67と対向する凹部スペース46に近い側の端縁側に偏った位置に貼付されている。即ち、第1のタックラベル19aは、一方の包装体10の裏面シート12に表面であって、ミシン目67と対向する凹部スペース46に近い側の端縁との距離が、当該凹部スペース46に遠い側の端縁との距離よりも小さくなるように貼られている。
第2タックラベル19bは、結束体60の表面と他方の包装体10の表面シート11の表面とに跨るように貼られており、他方の包装体10の表面シート11の表面のうち、ミシン目67と対向する凹部スペース46に近い側の端縁側に偏った位置に貼付されている。より具体的には、第2のタックラベル19bは、一方の包装体10の裏面シート12の表面であって、ミシン目67と対向する凹部スペース46に近い側の端縁との距離が、当該凹部スペース46に遠い側の端縁との距離よりも小さくなるように貼られている。
特に、ミシン目67と対向する凹部スペース46が背面側となる場合には、タックラベル19a、19bを当該凹部スペース46に近い側の端縁側に偏った位置に貼付することで、正面側から見た時にタックラベル19a、19bが目立ち難くなるため好ましい。
図1及び図6に示すように、結束体60は、包装体10における胴部シート11,12の両側端縁の接合部をなすサイドシール部22の天面シート14側の端36よりも若干底部シート13側に位置する箇所から、胴部シート11,12の下端部までの領域を覆っていると好ましい。
仮に環状の結束体で集合包装体の高さ方向の中央部を締め付けたとすると、内容物の一部がパウチ容器の下側に移動することによって、包装構造は、集合包装体の底側が広がった不安定な形状になる虞がある。これに対し、本実施形態のように、環状の結束体60で集合包装体50の下端部側を締め付けると、内容物の一部をパウチ容器40が締め付けられていない上側に移動させることができる。したがって、集合包装体50の底側構造が複数の包装体10が密着した構造となり、集合包装体50の底側形状を、高さ方向に垂直な切断面の形状が高さ方向であまり変化しない寸胴形状に近づけることができる。よって、集合包装体50の下部側の密着性を向上できて、包装構造80の下部側に良好な拘束状態を構築でき、さらに、本実施形態のように集合包装体50を構成する包装体10の下端部の高さ方向位置が揃っていて、集合包装体50の下端部を水平面に載置した場合、集合包装体50の下端部が締め付けられているので、自重によって内容物が下側に移動して内容物が下側に偏ることを抑制できて、比較的に内容物が下側に移動し難くできる。したがって、包装構造80の正立性が要求される場合に、包装構造80の下部側に良好な拘束状態を構築でき、包装構造80を安定に起立させることができる。
また、結束体60は、胴部シート11の両側端縁のサイドシール部22における天面シート14側の端よりも底部シート13側を覆っているので、結束体60が天面シート14にかかることがない。したがって、天面シート14の歪みを抑制できると共に天面シート14からの局所的な力によって、結束体60に皺が寄ることも抑制でき、包装構造80の美観が損なわれることを抑制できる。
なお、結束体60は、集合包装体50の高さ方向の如何なる箇所を覆ってもよいが、少なくとも集合包装体50における胴部シート11,12の下端部を覆っていると好ましく、更に、包装体10の高さ方向の中点を越える高さの箇所から、包装体10の胴部シート11,12の下端部までの領域を覆っていると特に好ましい。集合包装体の胴部を、胴部シートが存在する領域として定義するとき、環状の結束体は、集合包装体における胴部の高さ方向の50%以上又は60%以上を覆っていると好ましい。また、環状の結束体は、胴部の下端部を含み且つ胴部の高さ方向の50%以上又は60%以上を覆っていると特に好ましい。また、環状の結束体は、胴部全体を覆ってもよいが、覆っていない領域を有することが好ましい。覆っていない領域は、胴部の高さ方向の5%〜50%、10%〜40%、15%〜30%が好ましい。また、集合包装体の上部側は覆われていないことが好ましい。
上記実施形態によれは、パウチ容器40は、幅方向両側端縁が接合された一対の胴部シート11,12における上側及び下側の両方の端部側に天面シート14及び底部シート13を有するから、パウチ容器40に内容物が充填された包装体10は、寸胴形状に近づき、天面シートや底部シートを設けない包装体に比べて、高さ方向に垂直な切断面の形状が高さ方向であまり変化しない。したがって、そのような形状の複数の包装体10が胴部シート11,12を重ねるように結束された包装構造80は、胴部シート11,12の密着性を大きくできるから、結束状態が良好なものとなり、結束状態の安定性が向上する。また、良好な結束状態を維持できるから、包装構造80の正立が要求される場合でも、本実施形態のように複数の包装体10の下端部における高さ方向の位置を揃えるだけで、結束状態での正立姿勢を安定させることができる。
また、隣接する包装体10は、互いの胴部シート11,12の略幅方向中央部同士が接触するように重ねられるので、2つの包装体10,10を密着させることができて、集合包装体50をコンパクトかつ安定に構成できる。よって、包装構造80の結束状態の安定性を更に向上させることができる。
また、結束体60が、集合包装体50を取り囲む環状の帯状部材からなるので、結束体60で集合包装体50を全周に亘って締め付けることができ、集合包装体50の一体状態をより安定に維持できる。
また、結束体60が周方向の第2部分に熱によって収縮する収縮部62を有するから、熱を付与する前の径が大きい結束体60を集合包装体50の周囲に配置し、その後、熱を付与するだけで結束体60の径を狭めることで、結束体60で集合包装体50を容易かつ適切に締め付けることができる。
また、結束体60が収縮部62と非収縮部61とを有するから、集合包装体50を適度な締め付け力で締め付けできる。したがって、包装体10を確実に結束でき、結束状態の美観も比較的に優れたものにできる。
なお、本実施形態では、スリーブ状の結束体60が、非収縮部61と収縮部62とを有する場合について説明したが、スリーブ状の結束体は、収縮部のみからなってもよく、非収縮部のみからなってもよい。
また、上記実施形態では、商品棚等で表側に向けられる結束体の正面部が非収縮部61で構成され、非収縮部61のエリア42付近にデザイン層を設ける例について説明した。しかし、商品棚等で表側に向けられる結束体の正面部が収縮部で構成され、正面部を構成する収縮部にデザイン層を設けてもよい。
次に、図7〜図10を参照して包装構造の変形例について説明する。なお、図7以下の変形例では、上記実施形態で説明した構成と同じ構成に上記実施形態で付した参照番号と同じ参照番号を付し、当該同じ参照番号を付した構成の説明は省略する。
図7は、変形例の包装構造180の模式正面図である。図7に示すように、斜線で示すスリーブ状の結束体160は、集合包装体50の側方における包装体10の口栓30以外の全領域を全周に亘って覆ってもよく、包装体10の天面シート14の一部を覆ってもよい。
また、図8は、他の変形例の包装構造280の模式正面図である。図8に示すように、斜線で示すスリーブ状の結束体260は、集合包装体50の側方における包装体10の口栓30も含んだ全領域を全周に亘って覆ってもよい。
また、上記実施形態では、熱収縮性フィルム65を含んだ結束体60で集合包装体50を結束する場合について説明した。しかし、次の図9及び図10に示すように、熱収縮性フィルムを含まない結束体で集合包装体50を結束してもよい。
図9(a)は、変形例の包装構造380の模式正面図であり、図9(b)は、包装構造380の模式平面図である。図9(a)及び図9(b)に示すように、2つのタックシート360を集合包装体50において2つの包装体10に跨って貼着することによって包装構造を設けてもよい。詳しくは、2つのタックシート360が2つの包装体10の接触部の各側端周辺に凹部スペース46を有する状態(タックシート360が一方の包装体10の裏面シート12及び他方の包装体10の表面シート11から少なくとも一部が離れ、凹部スペース46が形成された状態)で、一方の包装体10の表面シート11と他方の包装体10の裏面シート12とに貼り付られるようにして、タックシート360で集合包装体50を結束してもよい。
また、図10(a)は、他の包装構造480の模式正面図であり、図10(b)は、包装構造480の模式平面図である。図10(a)及び図10(b)に示すように、集合包装体50の側面の全周をタックシート460で覆うことによって、集合包装体50を結束してもよい。詳しくは、図10(b)に示すように、タックシート460は、集合包装体50の側面の全周に巻き付けられている。また、タックシート460は、一方の包装体10の表面シート11と他方の包装体10の裏面シート12に貼着されている。また、タックシート460は、2つの包装体10の接触部の各側端周辺に凹部スペース46を有する状態(タックシート460が一方の包装体10の裏面シート12及び他方の包装体10の表面シート11から少なくとも一部が離れ、凹部スペース46が形成された状態)で、一方の包装体10の表面シート11と他方の包装体10の裏面シート12とに貼り付けられている。
次に、図11〜図13を参照して集合包装体の変形例について説明する。図11は、変形例の集合包装体550の模式平面図である。図11に示すように、集合包装体550は、一方の包装体10の裏面シート12における幅方向一方側の端部にあるシート面と、他方の包装体10の表面シート11における幅方向他方側の端部にあるシート面とが当接するように構成されてもよい。
また、上記実施形態では、集合包装体50が、2つの包装体10で構成される場合について説明したが、集合包装体は3つ以上の包装体で構成されてもよい。次に、集合包装体を3つの包装体で構成する場合の変形例について説明する。図12は、3つの包装体で構成される変形例の集合包装体650の模式平面図である。図12に示すように、隣接する包装体10の胴部シート11,12の中央部のシート面同士を接触させるように、3つの包装体10を一列に配置してもよい。
また、図13は、3つの包装体で構成される他の変形例の集合包装体750の模式平面図である。図13に示すように、一方の包装体10と他方の包装体10からなる2つの包装体10を、胴部シート11,12の中央部のシート面同士が接触するよう配置してもよい。そして、残りの1つの包装体10のサイドシール部22が、一方の包装体10と他方の包装体10との胴部シート11,12同士の接触部の一方の側端に、接触又はわずかな隙間を介して近接するように、残りの1つの包装体10を配置してもよい。この場合、残りの1つの包装体10は、サイドシール部22側にある表面シート11及び裏面シート12のシート面が、一方の包装体10の裏面シート12の幅方向一方側のシート面と他方の包装体10の表面シート11の幅方向一方側のシート面とに接触するように重ねられている。このようにして、3つの包装体10を千鳥配置してもよい。
なお、スリーブ状の結束体の採用し、結束体の少なくとも周方向の一部又は全部にシュリンクフィルムやストレッチフィルムを配置すると、集合包装体を適度に締め付けできて好ましい。また、タックラベルを、張力をかけながら巻き付けることによって、集合包装体を締め付けてもよい。また、結束体は、熱収縮性フィルムやタックシートやストレッチフィルムを含んでなくてもよい。結束体は、複数の包装体で構成される集合包装体を結束できるものであれば、如何なる部材であってもよく、例えば、ゴムバンドや輪状の紐等で構成されてもよい。
10 包装体、 11 表面シート、 12 裏面シート、 13 底部シート、 14 天面シート、 31 スパウト、 36 胴部シートの両側端縁の接合部をなすサイドシール部の天面シート側の端、 40 パウチ容器、 50,550,650,750 集合包装体、 60,160,260,360,460 結束体、 61,261,361 非収縮部、 62,262,362 収縮部、 80,180,280,380,480 包装構造。

Claims (6)

  1. 幅方向の両側端縁がつながった一対の胴部シートと、該一対の胴部シートの下端部に接合された底部シートと、前記一対の胴部シートの上端部に接合された天面シートとを備え、該天面シートにスパウトが装着されているパウチ容器内に内容物が充填された包装体が複数集まって構成される集合包装体と、
    前記集合包装体を一体に結束する結束体と、を備え、
    隣接している前記包装体は、互いの前記胴部シートのシート面の少なくとも一部が接触するように重ねられ
    前記結束体は、前記集合包装体を取り囲む環状の帯状部材からなり、
    前記環状の帯状部材は、周方向の少なくとも一部に熱によって収縮する収縮部を有し、
    前記環状の帯状部材は、前記周方向の一部に熱によって収縮しない非収縮部を有し、
    前記集合包装体は、互いの前記胴部シートの幅方向中央部同士が接触するように重ねられる2つの前記包装体を含み、
    前記2つの包装体の接触部の側端周辺には凹部スペースが存在し、
    前記収縮部の少なくとも一部は前記凹部スペースに対向するように配置される、包装構造。
  2. 請求項1に記載の包装構造において、
    前記環状の帯状部材は、少なくとも前記集合包装体における前記胴部シートの前記下端部を覆っている、包装構造。
  3. 請求項1又は2に記載の包装構造において、
    前記環状の帯状部材は、前記胴部シートの両側端縁の接合部における前記天面シート側の端よりも前記底部シート側を覆っている、包装構造。
  4. 請求項1乃至のいずれか1つに記載の包装構造において、
    前記結束体の表面と前記胴部シートの表面とに跨って貼り付けられたタックシートを備える、包装構造。
  5. 請求項に記載の包装構造において、
    前記結束体は、前記凹部スペースに対向する部分に前記集合包装体の高さ方向に延びるミシン目を有し、
    前記ミシン目との距離が30mm以下になるように前記結束体の表面と前記胴部シートの表面とに跨って貼り付けられたタックシートを備える、包装構造。
  6. 幅方向の両側端縁がつながった一対の胴部シートと、該一対の胴部シートの下端部に接合された底部シートと、前記一対の胴部シートの上端部に接合された天面シートとを備え、該天面シートにスパウトが装着されているパウチ容器内に内容物が充填された包装体が複数集まって構成される集合包装体と、
    前記集合包装体を一体に結束する結束体と、を備え、
    隣接している前記包装体は、互いの前記胴部シートのシート面の少なくとも一部が接触するように重ねられ
    前記結束体は、前記集合包装体を取り囲む環状の帯状部材からなり、
    前記環状の帯状部材は、周方向の少なくとも一部に熱によって収縮する収縮部を有し、
    前記環状の帯状部材は、前記周方向の一部に熱によって収縮しない非収縮部を有し、
    前記結束体は、スリーブ状の熱収縮性フィルム、及び前記熱収縮性フィルムの内側の周方向一部に固着された非環状の非熱収縮性フィルムを有する、包装構造。
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