JPWO2012144092A1 - 使い捨て飲料容器ホルダー - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、カップ入り飲料をビニール袋や紙袋等に入れて運搬する場合、先ず、カップ入り飲料をビニール袋や紙袋等に入れるのに相当の手間と時間を要するため、ショップでの作業性を低いものにし、また、その運搬においては、揺れや何等かの衝撃により、袋の中でカップが倒れたり傾いたりして中の飲料が袋の中でこぼれたり、蓋が緩んで中の飲料が溢れ出ることがあり、加えて、ビニール袋や紙袋等は、袋を開けないと中の状況が判らないため、知らない間に、多くの飲料がこぼれてしまうこともあった。
また、使用されたビニール袋や紙袋等は、カップ入り飲料のサイズに比して大量であるにもかかわらず、使用後には廃棄される、所謂、使い捨てされるものであるため、経済性及び環境面においても優れる方法と言えるものではなかった。
(1)二つ折りの合成樹脂フィルムを切断及び溶着して形成された飲料容器ホルダーであって、
該容器ホルダーは、合成樹脂フィルム同士を溶着により接合して筒状に作られた飲料容器受け部と、
筒状の該受け部の上端から対向する上端まで、前記二つ折りの部分を含みて、連なり形成された取手部とを備えてなり、そして
前記接合部位の上端は、前記受け部の上縁が鈍角となるように切断されている使い捨て飲料容器ホルダー、
(2)前記飲料容器受け部は、その筒状部分の内径が該受け部の下縁に向けて次第に縮小する先細り形状となるように、前記接合部位を形成してなる、(3)記載の飲料容器ホルダー。
(3)前記飲料容器受け部に、その筒状部分の内径が該受け部の下縁に向けて次第に縮小する先細り形状となるように、溶着部位を更に設けてなる前記(1)記載の飲料容器ホルダー、
(4)前記溶着部位は、各々略水平に且つ間隔を置いて設けた複数段の溶着部位からなり、そして、該複数段の溶着部位は、前記飲料容器受け部の上縁から下縁にかけて、その筒状部分の中心線に近づくように形成されている前記(3)記載の飲料容器ホルダー、
(5)前記溶着部位は、前記接合部位の上端を始点とし、前記飲料容器受け部の上縁から下縁にかけて、前記飲料容器受け部の筒状部分の中心線に近づくように延びる略直線形に形成されている前記(3)記載の飲料容器ホルダー、
(6)前記(1)ないし(5)の何れか1つに記載の飲料容器ホルダーと、
飲料容器受け部の下縁より延設されたホルダー基部と、
引張りにより前記飲料容器ホルダーを該ホルダー基部より切り離し可能にする分離手段とを備えてなる、使用前形態の飲料容器ホルダー、
(7)前記分離手段が断続する切れ目である前記(6)記載の使用前形態の飲料容器ホルダー、
(8)前記分離手段が溝である前記(6)記載の使用前形態の飲料容器ホルダー、
(9)前記(6)ないし(8)の何れか1つに記載の使用前形態の飲料容器ホルダーを多数枚重ね合わせたホルダー束と、
該ホルダー束を固定止めして吊り下げ可能にする止め部材とを備えてなる、飲料容器ホルダー製品、
に関するものである。
本発明の飲料容器ホルダーは、二つ折りの合成樹脂フィルムを用い、また、二つ折り部分は該ホルダーの取手部となるため、該取手部には継ぎ目が存在せず、そのため、溶着で接合されたもののように途中で切れる心配が無く、強度的に優れるものである。
また、本発明の飲料容器ホルダーは、該ホルダーの飲料容器受け部における上縁が、溶着による接合部の上端を頂点として、鈍角の角度をなすように形成されるものであるが、このようにすることで、接合部の上端に荷重応力が集中することを避け、飲料容器受け部の上縁に広域にわたって該応力を分散することができるため、飲料容器受け部は接合部から切れ難くなり、結果として飲料容器受け部全体としての強度が格段に向上することとなる。
また、使用前形態の飲料容器ホルダーを多数枚重ね合わせたホルダー束と、該ホルダー束を固定止めして吊り下げ可能にする止め部材とを備えてなる、飲料容器ホルダー製品は、止め部材により作業し易い場所に吊り下げておけば、飲料容器ホルダーが必要な場合に、必要な枚数だけ容易に引張りにより切り離して飲料容器ホルダーを提供できるため、効率的であり且つ作業性に優れるものである。
本発明の使い捨て飲料容器ホルダーは、二つ折りの合成樹脂フィルムを切断及び溶着して形成された飲料容器ホルダーであって、
該容器ホルダーは、合成樹脂フィルム同士を溶着により接合して筒状に作られた飲料容器受け部と、
筒状の該受け部の上端から対向する上端まで、前記二つ折りの部分を含みて、連なり形成された取手部とを備えてなり、そして
前記接合部位の上端は、前記受け部の上縁が鈍角となるように切断されていることを特徴とするものである。
二つ折りの合成樹脂フィルムとしては、例えば、インフレーション成形法により得られた筒状フィルムを、筒状フィルムの長手方向に切断したフィルムが挙げられる。
合成樹脂フィルムの厚さとしては、例えば、10ないし50μmの範囲が挙げられ、20ないし40μmの範囲が好ましい。
飲料容器受け部が形成する筒の直径は、該受け部に保持される飲料カップ等の飲料容器が有する最小の外径と最大の外径の間に設定される。
例えば、数種類の大きさ(外径)のカップが使用される場合は、各種類のカップの大きさに対応する飲料容器ホルダーを揃えておくのが好ましい。
取手部の長さは、手に持つか又は手にぶらさげて運搬するのに適した長さとするのが好ましく、例えば、10ないし30cm、好ましくは、13ないし22cmである。
また、取手部の幅は、3ないし7cm程度とするのが好ましい。
また、取手部と飲料容器受け部との境界領域は、飲料容器受け部から取手部に向かって、取手部の幅が徐々に狭くなるよう曲線的に切断するのが好ましい。
即ち、本発明の使い捨て飲料容器ホルダー1は、合成樹脂フィルム同士を溶着により接合して筒状に作られた飲料容器受け部3と、筒状の該受け部の上端から対向する上端まで、前記二つ折りの部分を含みて、連なり形成された取手部4とを備えてなり、そして前記接合部位5の上端は、前記受け部の上縁が鈍角となるように切断されていることを特徴とするものである。
また、本発明の使い捨て飲料容器ホルダーの使用形態を図1に示した。
即ち、使い捨て飲料容器ホルダー1の飲料容器受け部3が形成する筒の中に、飲料カップ等の飲料容器2を入れるという簡単な操作により容易に且つ安全に飲料容器2を保持し得るものであり、また、持ち帰る際には、取手部4を手に持つか又は手にぶらさげることにより、飲料をこぼすことなく安全に運搬し得るものである。
接合部位5の上端の形状は、例えば図1(a)に示すように三角の頂点の形状であるものから、図1(b)に示すように緩やかにカーブを描く形状のもの、或いは、図1(c)に示すように頂点が平らな形状であるものなど、いずれの形状であってもよい。
上記鈍角の角度としては、例えば、90度より大きく180度未満の角度が挙げられ、好ましくは、95度ないし170度、より好ましくは100度ないし160度の角度が挙げられる。
前記溶着部位としては、各々略水平に且つ間隔を置いて設けた複数段の溶着部位からなり、そして、該複数段の溶着部位は、飲料容器受け部の上縁から下縁にかけて、その筒状部分の中心線に近づくように形成される態様が挙げられる。
このような態様の飲料容器ホルダーを、図3の(A)、(B)及び(C)を用いて説明する。
即ち、このような態様の飲料容器ホルダー1は、飲料容器受け部3に、その筒状部分の内径が該受け部の下縁に向けて次第に縮小する先細り形状となるように、各々略水平に且つ間隔を置いて設けた複数段の溶着部位5a(図3の(A))、5b(図3の(B))又は5c(図3の(C))からなり、そして、これらの複数段の溶着部位は、飲料容器受け部の上縁から下縁にかけて、その筒状部分の中心線に近づくように形成されるものであり、例えば、図3の(A)で示されるように、前記溶着部位は、接合部位5と繋がり且つ下方になるにつれて長くなる複数段の溶着部位5aであり得、また、図3の(B)で示されるように、前記溶着部位は、接合部位5から少し離れた位置に形成され且つ下方になるにつれて長くなる複数段の溶着部位5bであり得、また、図3の(C)で示されるように、前記溶着部位は、下方になるにつれて接合部位5から少しづつ離れた位置に形成され且つ各々の長さは等しい複数段の溶着部位5cでもあり得る。
上記の複数段の溶着部位5a、5b又は5cにおける、溶着部の数としては、飲料容器受け部の両側部に2ないし7個づつ、好ましくは、3ないし6個づつ形成される。
尚、筒状部分の内径における先細りの程度は、使用される飲料容器の外径の大きさ及びその変化の程度に合うように設定するのが好ましい。
また、この態様は、複数の平行な溶着部5a、5b又は5cを形成することにより飲料容器受け部にテーパーを設けるものであるが、このようにすることで、テーパーを設けるために樹脂フィルムの1部を切り取る必要が無く、そのため、廃棄樹脂フィルムを発生させずに済むという点において優れるものである。
このような態様の飲料容器ホルダーを、図4を用いて説明する。
即ち、このような態様の飲料容器ホルダー1は、飲料容器受け部3に、その筒状部分の内径が該受け部の下縁に向けて次第に縮小する先細り形状となるように、前記接合部位5の上端を始点とし、前記飲料容器受け部3の上縁から下縁にかけて、前記飲料容器受け部3の筒状部分の中心線に近づくように延びる略直線形として溶着部位5dを形成するものである。
尚、筒状部分の内径における先細りの程度、例えば、溶着部位5dが飲料容器受け部3の筒状部分の中心線に近づくように延びる際に形成する略直線が接合部位5と形成する角度は、使用される飲料容器の外径の大きさ及びその変化の程度に合うように設定するのが好ましい。
また、この態様は、溶着部位5dを形成することにより飲料容器受け部にテーパーを設けるものであるが、このようにすることで、テーパーを設けるために樹脂フィルムの1部を切り取る必要が無く、そのため、廃棄樹脂フィルムを発生させずに済むという点において優れるものである。
即ち、図5で示されるように、このような態様の飲料容器ホルダー1は、飲料容器受け部3に、その筒状部分の内径が該受け部の下縁に向けて次第に縮小する先細り形状となるような略直線形の溶着部位5dを有するものである。
前記分離手段としては、切り離し可能にする分離手であれば、特に限定されるものではないが、断続する切れ目や溝等が好ましく、断続する切れ目としては、例えば、ミシン目等が挙げられ、溝としては切り取り溝等が挙げられる。
ホルダー基部には、使用前形態の飲料容器ホルダーの複数枚を綴じるための穴部を設けることもできる。
尚、図6の(A)は、分離手段が断続する切れ目(ミシン目)である態様を示し、図6の(B)は、分離手段が溝(切り取り溝)である態様を示す。
図6の(A)で示される、使用前形態の飲料容器ホルダー6は、飲料容器受け部3と取手部4とを備える飲料容器ホルダーが、穴部9を有するホルダー基部8と、断続する切れ目であるミシン目7を介して結合されており、図6の(B)で示される、使用前形態の飲料容器ホルダー6は、飲料容器受け部3と取手部4とを備える飲料容器ホルダーが、穴部9を有するホルダー基部8と、溝である切り取り溝7bを介して結合されている。
使用前形態の飲料容器ホルダーは、必要なときに、引張りにより切り離して飲料容器ホルダーを提供できるため、便利である。
前述したように、使用前形態の飲料容器ホルダーの基部には穴部が設けられていることから、各ホルダーの穴部に棒や紐を通すことにより、ホルダー束を固定することができる。
ここで使用される止め部材は、使用前形態の飲料容器ホルダーの基部に設けられた穴部に通す留め具と、ホルダー束の固定を補助する役割を果たすカバーと、使用時にホルダー束をフックなどに吊り下げ可能にするハンガーとから形成される。
前記留め具は、棒状やひも状の形態であって、金属製、木製、合成樹脂製等のものが挙げられ、再利用の観点から合成樹脂製の、特に、使用前形態の飲料容器ホルダーと同じ素材の合成樹脂製のものが好ましい。
前記カバーは、ホルダー束の一部を覆うように形成され、カバーとハンガーは一体化されていてもよい。カバーやハンガーも再利用の観点から、使用前形態の飲料容器ホルダーと同じ素材の合成樹脂製とすることが好ましい。
尚、図7の(A)は、分離手段が断続する切れ目(ミシン目)である態様を示し、図7の(B)は、分離手段が溝(切り取り溝)である態様を示す。
図7の(A)で示される、飲料容器ホルダー製品10は、飲料容器受け部3と取手部4とを備える飲料容器ホルダーが、穴部9を有するホルダー基部と、断続する切れ目であるミシン目7を介して結合して形成される使用前形態の飲料容器ホルダーの多数枚が、穴部9を介して固定止めされて重ね合わされたホルダー束と、該ホルダー束を固定止めして吊り下げ可能にする止め部材とを備えてなるものである。止め部材は、ホルダー束の一部を覆うカバー11と、カバー11と一体化されたハンガー部11aと、留め具12から構成される。
図7の(B)で示される、飲料容器ホルダー製品10は、飲料容器受け部3と取手部4とを備える飲料容器ホルダーが、穴部9を有するホルダー基部と、溝である切り取り溝7bを介して結合して形成される使用前形態の飲料容器ホルダーの多数枚が、穴部9を介して固定止めされて重ね合わされたホルダー束と、該ホルダー束を固定止めして吊り下げ可能にする止め部材とを備えてなるものである。止め部材は、ホルダー束の一部を覆うカバー11と、カバー11と一体化されたハンガー部11aと、留め具12から構成される。
本発明の飲料容器ホルダー製品は、止め部材により作業し易い場所に吊り下げておけば、飲料容器ホルダーが必要な場合に、必要な枚数だけ容易に引張りにより切り離して飲料容器ホルダーを提供できるため、効率的であり且つ作業性に優れるものである。
図11に示される飲料容器ホルダー製品10は、使用前形態の飲料容器ホルダー6を多数枚重ねあわせたホルダー束と、止め部材26にて構成され、止め部材26は、ホルダーカバー27と、ハンガー28と、留め具29から構成される(図11(a)参照)。
ホルダーカバー27は、使用前形態の飲料容器ホルダー6の多数枚からなるホルダー束の一部を覆う形状に形成されており、すなわち前面27a、マチ部27b、後面27cとから構成される。またホルダーカバー27の前面27a及び後面27cには、使用前形態の飲料容器ホルダー6の穴部9に対応する穴部がそれぞれ2つずつ設けられている(27d〜27g)。
またハンガー28には、穴部(28a、28b)並びに吊り下げを可能にする吊り下げ部28cが形成され、ハンガー28の穴部に差し込まれるように2つの留め具29が形成されている。
そして、使用前形態の飲料容器ホルダー6の多数枚からなるホルダー束と、ホルダーカバー27は、ホルダーカバーの穴部27d〜27gと使用前形態の飲料容器ホルダー6の穴部9とを介して、ハンガー28と2つの留め具29によって一体化されている。
本態様の飲料容器ホルダー製品も、ホルダーハンガーに設けられた吊り下げ部により作業し易い場所に吊り下げておけば、飲料容器ホルダーが必要な場合に、必要な枚数だけ容易に引張りにより切り離して飲料容器ホルダーを提供できるため、効率的であり且つ作業性に優れるものである。
使用前形態の飲料容器ホルダー、例えば図2に示す飲料容器ホルダーは、一例として、図8で示される方法に従って製造することができる。
図8に示されるように、成形機から折り畳まれた状態で送り出された連続した筒状の合成樹脂フィルム13を、該フィルムの長手方向に対して垂直の方向に一定間隔で設けられる幅のある線14に沿って、ヒートシールで熱溶着し、該フィルムの長手方向の線15に沿って、断続する切れ目(例えば、ミシン目)又は溝(例えば、切り取り溝)である切り離し可能にする分離手段及び必要に応じて穴部16及び/又は飲料容器受け部にテーパーを設けるための複数の平行な溶着部(図3の5a、5b又は5cに相当する)或いは筒状部分の中心線に近づくような直線となる溶着部位(図4の5dに相当する)を設け、最後に、熱溶着された線14、切断線17及び18に沿ってカッターで切断し、必要により、飲料容器受け部の一部分(図4で示される溶着部位5dと接合部位5により挟まれた三角形部分)を切断除去することにより、使用前形態の飲料容器ホルダーを一度に複数枚製造することができる。
尚、図から判るように、切断線17により、飲料容器受け部の上縁が鈍角となるよう、ホルダー同士の接触部分で突起が形成されるように、切断される。
この製造方法は、非常に簡単な工程で、効率的に製造することができるため、優れるものであり、また、廃棄される部分が少なく、筒状の合成樹脂フィルム13の殆どの部分が製造に用いられるため、経済的及び環境面においても優れるものである。
図9に示されるように、成形機から折り畳まれた状態で送り出された連続した筒状の合成樹脂フィルム13(図9a)を、溶融切断線19、20において熱溶着すると共に切断し(図9b)てホルダー原型21を形成し、該フィルムの長手方向の線に沿って、断続する切れ目(例えば、ミシン目)又は溝(例えば、切り取り溝)である切り離し可能にする分離手段22及び穴部23を形成する(図9c)。
その後、切断線24に沿ってカッターで切断し(図9d)て不要部分25を削除し、使用前形態の飲料容器ホルダーを製造することができる(図9d)。
図9に示す工程図(図9b〜c参照)に示すように、本例ではホルダー原型21において使用前状態の飲料容器ホルダー2枚をいわば天地を反転させた形で組み合わせた形態にあり、2枚のホルダーを一度に製造するものである。
この製造方法も、非常に簡単な工程で本発明の飲料容器ホルダーを効率的に製造することができるだけでなく、廃棄される部分が極めて少なく、筒状の合成樹脂フィルム13の殆どの部分が製造に用いられるため、経済的のみならず環境面においても優れた製造方法である。
図5に示す使用前形態の飲料容器ホルダーの製造方法を図9に示す工程図に従って説明する。
厚さ30μmの高密度ポリエチレン製の筒状フィルム13(図9(a))において、熱溶着切断線19及び20にてフィルム13を熱溶着並びに切断して、ホルダー原型部21を形成すると共に、ホルダー原型部21に、ミシン目カッターを用いてミシン目22(6mmの切り込み部分と1.5mmの非切り込み部分とを有する)を形成し、さらに穴23を形成した(図9(b)及び(c)参照)。
続いて、ホルダー原型部21を切断線24にて切断し、除去部25を取り除くことにより、使用前形態の飲料容器ホルダー6を製造した。
ホルダー1の長さ1aが25cm、
飲料容器受け部3の取手部側の幅3aが12cm、飲料容器受け部3の長さ3bが80cm、飲料容器受け部3のホルダー基部側の幅3cが10.2cm、
取手部4の幅4aが3.5cm、
ホルダー基部の幅8aが10.2cm、ホルダー基部の長さ8bが1.5cm、
穴部9の直径9aが5.5mm、ホルダー基部の端から穴部9の中心までの長さ9bが7mm、穴部9の中心からホルダー1の長さ方向の中心線X−X’の距離9cが4cm
であった。
またホルダー1の接合部位5の頂点の形状は図1(b)に示すような緩やかにカーブを描く形状であり、角度αは160度であった。
飲料容器ホルダー製品(分離手段:ミシン目)の製造方法を図11を用いて説明する。
実施例1で製造した使用前形態の飲料容器ホルダー6を200枚重ねてホルダー束とした。本実施例では、止め部材26をホルダーカバー27、ハンガー28、留め具29で構成した。
飲料容器ホルダー製品10に使用するホルダーカバー27として、厚さ1mmの高密度ポリエチレン製の板を用いた。該ホルダーカバー27は、飲料容器ホルダー1の飲料容器受け部3の90%以上を覆い、ホルダーの穴部9に対応する位置に穴部27d、27e(穴の直径5mm、上端から7.5mmの位置、穴と穴の間の距離9cm)を有する前面27aと、前面27aに連続して形成されているマチ部27bと、マチ部27bに連続して形成され、、ホルダーの穴部9に対応する位置に穴部27f、27g(穴の直径5mm、上端から7.5mmの位置、穴と穴の間の距離9cm)を有する後部27cを有するように形成した。前面27aとマチ部27bの境界、並びにマチ部27bと後面27cの境界は、板がスムーズに折れ曲がるように加工をなした。
また、ハンガー28及び留め具29のいずれも高密度ポリエチレン製とした。
ハンガー28には、使用前形態の飲料容器ホルダー6のホルダー基部9に設けられた2つの穴部9に対応する位置に穴部28a及び28bを設け、また、使用時にフック等に吊り下げ可能な吊り下げ部28cを設けた。
留め具29は直径5mmの棒状であり、その一方の先端はハンガー28の穴部に差し込まれた際のストッパーの役割を果たすように加工し、他方の先端は使用前形態の飲料容器ホルダー6の穴部に対するストッパーの役割を果たすように加工した。すなわち、一方の先端を留め具29がハンガー28の穴部に一旦差し込まれると簡単には抜けなくなるように加工し、他方の先端を使用前形態の飲料容器ホルダー6がその穴部9を介して留め具29に貫通させられた際、留め具29から飲料容器ホルダー6が抜け落ちないように、ハンガー28の穴部28a、28b、及び留め具29に加工をなした。
そして、ハンガー28の穴部28a、28b、ホルダーカバー27の前面27aの穴部27d、27e、使用前形態の飲料容器ホルダー6のホルダー基部8に設けられた穴部9、ホルダーカバー27の後面27cの穴部27f、27gの位置をそれぞれ合せ、ここにホルダーカバー27の後面27cの側から、留め具29を貫通させ、飲料容器ホルダー製品を製造した。
実施例2で製造した飲料容器ホルダー製品(分離手段:ミシン目)に綴じられているホルダーの1枚を、引張りによりミシン目から切り離して、使い捨て飲料容器ホルダーを得た。
得られた使い捨て飲料容器ホルダーは、該ホルダーの筒状の飲料容器受け部に、蓋付きのコーヒーカップである飲料容器を簡単に入れて保持することができ、また、飲料容器を保持させた使い捨て飲料容器ホルダーは、手に持ったりぶら下げたりするのに都合がよく、カップの中のコーヒーがこぼれることも無く、また、取手部及び飲料容器受け部の強度も十分であった。
使用前形態の飲料容器ホルダーの製造を図8に記載の製造方法に従って、説明する。
厚さ30μmの高密度ポリエチレン製の筒状フィルム(二つ折した際の幅は、51cm)13の長手方向に対して垂直に、12cmの間隔で、2mm幅の平ヒートシーラーで幅全体に亘って熱溶着して熱溶着線14を形成した。筒状フィルム13を長手方向に二分する中央線から両方向1.5cm離れた位置にミシン目15(6mmの切り込み部分と1.5mmの非切り込み部分とを有する)2本をミシン目カッターを用いて形成し、2本の前記ミシン目と2本の熱溶着線で囲まれる四角の中に、直径5mmの穴16を4個づつ、筒状フィルムの長手方向に9cm及び長手方向に対して垂直に1.5cmの距離をとって形成した。続いて、取手部を形成するために、切断線17に沿って、幅7cm、高さ17.5cmで、取手部と飲料容器受け部との境界領域がなだらかな曲線となり、ホルダー同士の接触部分で突起(高さ3mm、角度130度)が形成されるようにカッターで切断し、筒状フィルム13を長手方向に二分する中央線18及び熱溶着線14(線の中央)に沿って、カッターで切断することにより、使用前形態の飲料容器ホルダーを製造した。
使用前形態の飲料容器ホルダーの製造を図8に記載の製造方法に従って、説明する。
厚さ30μmの高密度ポリエチレン製の筒状フィルム(二つ折した際の幅は、51cm)13の長手方向に対して垂直に、12cmの間隔で、2mm幅の平ヒートシーラーで幅全体に亘って熱溶着して熱溶着線14を形成した。筒状フィルム13を長手方向に二分する中央線から両方向1.5cm離れた位置に切り取り溝15(2本)を形成し、2本の前記切り取り溝と2本の熱溶着線で囲まれる四角の中に、直径5mmの穴16を4個づつ、筒状フィルムの長手方向に9cm及び長手方向に対して垂直に1.5cmの距離をとって形成した。続いて、取手部を形成するために、切断線17に沿って、幅7cm、高さ17.5cmで、取手部と飲料容器受け部との境界領域がなだらかな曲線となり、ホルダー同士の接触部分で突起(高さ3mm、角度130度)が形成されるようにカッターで切断し、筒状フィルム13を長手方向に二分する中央線18及び熱溶着線14(線の中央)に沿って、カッターで切断することにより、使用前形態の飲料容器ホルダーを製造した。
穴16を形成した後に、図3の複数の平行な溶着部5aに相当する溶着部を2mm幅の平ヒートシーラーにより形成した以外は、実施例4と同様の操作を行うことにより、飲料容器受け部にテーパーが設けられた使用前形態の飲料容器ホルダーを製造した。
尚、前記溶着部は、飲料容器受け部の下端から1.3cmの位置(長さ4mm幅2mm)、26cmの位置(長さ3mm幅2mm)、3.9cmの位置(長さ2mm幅2mm)及び5.2cmの位置(長さ1mm幅2mm)の4箇所(両側)に設けた。
穴16を形成した後に、図4の溶着部位5dに相当する溶着部を2mm幅の平ヒートシーラーにより形成した以外は、実施例4と同様の操作を行うことにより、飲料容器受け部にテーパーが設けられた使用前形態の飲料容器ホルダーを製造した。
尚、溶着部位5dが形成する略直線形と、接合部位5が形成する直線との、飲料容器受け部の下縁における距離は、5mmとなるように設定した。
図4の溶着部位5dが形成する略直線形の部位と接合部位5と飲料容器受け部の下縁とにより囲まれた部分を除去した以外は、実施例7と同様な操作を行うことにより、図5で示される飲料容器ホルダーを得るための、使用前形態の飲料容器ホルダーを製造した。
飲料容器ホルダー製品(分離手段:ミシン目)の製造を図7の(A)を用いて説明する。
図7の(A)の11で示されるようなカバーであって、厚さ1mmの高密度ポリエチレン製の板で構成され、前面がホルダーの飲料容器受け部の90%以上を覆い、ホルダーの穴部9に対応する位置に穴を有し(穴の直径5mm、上端から7.5mmの位置、穴と穴の間の距離9cm)、その一部が、吊り下げ可能にするハンガー部11aを形成するカバーを用意した。
実施例4で製造した使用前形態の飲料容器ホルダー(分離手段:ミシン目)を100枚重ね、上記で用意したカバーの中に設置し、ホルダーの穴部9とカバーの穴の位置を合わせ、ここに留め具12として直径5mmの高密度ポリエチレン製の棒(2本)を貫通させ、棒の両端を熱で溶融して該棒が抜けないように固定することにより、飲料容器ホルダー製品を製造した。
飲料容器ホルダー製品(分離手段:切り取り溝)の製造を図7の(B)を用いて説明する。
図7の(B)の11で示されるようなカバーであって、厚さ1mmの高密度ポリエチレン製の板で構成され、前面がホルダーの飲料容器受け部の90%以上を覆い、ホルダーの穴部9に対応する位置に穴を有し(穴の直径5mm、上端から7.5mmの位置、穴と穴の間の距離9cm)、その一部が、吊り下げ可能にするハンガー部11aを形成するカバーを用意した。
実施例5で製造した使用前形態の飲料容器ホルダー(分離手段:切り取り溝)を100枚重ね、上記で用意したカバーの中に設置し、ホルダーの穴部9とカバーの穴の位置を合わせ、ここに留め具12として直径5mmの高密度ポリエチレン製の棒(2本)を貫通させ、棒の両端を熱で溶融して該棒が抜けないように固定することにより、飲料容器ホルダー製品を製造した。
実施例4で製造した使用前形態の飲料容器ホルダー(分離手段:ミシン目)の代わりに実施例6で製造した使用前形態の飲料容器ホルダー(分離手段:ミシン目+テーパー形成)を用いた以外は実施例9と同様の操作を行うことにより、飲料容器ホルダー製品(分離手段:ミシン目+テーパー形成)を製造した。
実施例4で製造した使用前形態の飲料容器ホルダー(分離手段:ミシン目)の代わりに実施例7で製造した使用前形態の飲料容器ホルダー(分離手段:ミシン目+テーパー形成)を用いた以外は実施例9と同様の操作を行うことにより、飲料容器ホルダー製品(分離手段:ミシン目+テーパー形成)を製造した。
実施例4で製造した使用前形態の飲料容器ホルダー(分離手段:ミシン目)の代わりに実施例8で製造した使用前形態の飲料容器ホルダー(分離手段:ミシン目+テーパー形成)を用いた以外は実施例9と同様の操作を行うことにより、飲料容器ホルダー製品(分離手段:ミシン目+テーパー形成)を製造した。
実施例9で製造した飲料容器ホルダー製品(分離手段:ミシン目)に綴じられているホルダーの1枚を、引張りによりミシン目から切り離して、使い捨て飲料容器ホルダーを得た。
得られた使い捨て飲料容器ホルダーは、該ホルダーの筒状の飲料容器受け部に、蓋付きのコーヒーカップである飲料容器を簡単に入れて保持することができ、また、飲料容器を保持させた使い捨て飲料容器ホルダーは、手に持ったりぶら下げたりするのに都合がよく、カップの中のコーヒーがこぼれることも無く、また、取手部及び飲料容器受け部の強度も十分であった。
実施例10で製造した飲料容器ホルダー製品(分離手段:切り取り溝)に綴じられているホルダーの1枚を、引張りにより切り取り溝から切り離して、使い捨て飲料容器ホルダーを得た。
得られた使い捨て飲料容器ホルダーは、該ホルダーの筒状の飲料容器受け部に、蓋付きのコーヒーカップである飲料容器を簡単に入れて保持することができ、また、飲料容器を保持させた使い捨て飲料容器ホルダーは、手に持ったりぶら下げたりするのに都合がよく、カップの中のコーヒーがこぼれることも無く、また、取手部及び飲料容器受け部の強度も十分であった。
実施例11で製造した飲料容器ホルダー製品(分離手段:ミシン目+テーパー形成)に綴じられているホルダーの1枚を、引張りによりミシン目から切り離して、使い捨て飲料容器ホルダーを得た。
得られた使い捨て飲料容器ホルダーは、該ホルダーの筒状の飲料容器受け部に、蓋付きのコーヒーカップである飲料容器を簡単に入れて保持することができ、また、飲料容器を保持させた使い捨て飲料容器ホルダーは、手に持ったりぶら下げたりするのに都合がよく、カップの中のコーヒーがこぼれることも無く、また、取手部及び飲料容器受け部の強度も十分であった。
実施例12で製造した飲料容器ホルダー製品(分離手段:ミシン目+テーパー形成)に綴じられているホルダーの1枚を、引張りによりミシン目から切り離して、使い捨て飲料容器ホルダーを得た。
得られた使い捨て飲料容器ホルダーは、該ホルダーの筒状の飲料容器受け部に、蓋付きのコーヒーカップである飲料容器を簡単に入れて保持することができ、また、飲料容器を保持させた使い捨て飲料容器ホルダーは、手に持ったりぶら下げたりするのに都合がよく、カップの中のコーヒーがこぼれることも無く、また、取手部及び飲料容器受け部の強度も十分であった。
実施例13で製造した飲料容器ホルダー製品(分離手段:ミシン目+テーパー形成)に綴じられているホルダーの1枚を、引張りによりミシン目から切り離して、使い捨て飲料容器ホルダーを得た。
得られた使い捨て飲料容器ホルダーは、該ホルダーの筒状の飲料容器受け部に、蓋付きのコーヒーカップである飲料容器を簡単に入れて保持することができ、また、飲料容器を保持させた使い捨て飲料容器ホルダーは、手に持ったりぶら下げたりするのに都合がよく、カップの中のコーヒーがこぼれることも無く、また、取手部及び飲料容器受け部の強度も十分であった。
1b:ホルダー1の長さ
2:飲料容器
3:飲料容器受け部
3a:飲料受け部の取っ手部側の幅
3b:飲料受け部の取っ手部側の長さ
3c:飲料受け部のホルダー基部側の幅
4:取手部
4a:取っ手部の幅
5:接合部位
5a:熱溶着部
5b:熱溶着部
5c:熱溶着部
5d:熱溶着部
α:鈍角
6:使用前形態の飲料容器ホルダー
7:断続する切れ目(ミシン目)
7b:溝(切り取り溝)
8:ホルダー基部
8a:ホルダー基部の幅
8g:ホルダー基部の長さ
9:穴部
9a:穴部の直径
9b:ホルダー基部の端から穴部9の中心までの長さ
9c:穴部9の中心からホルダー1の長さ方向の中心線X−X’の距離
X−X’:ホルダー1の長さ方向の中心線
10:飲料容器ホルダー製品
11:カバー
11a:ハンガー部
12:留め具
13:筒状の合成樹脂フィルム
14:熱溶着線
15:分離手段
16:穴部
17:切断線(取手部形成)
18:切断線(中央線)
19:溶融切断線
20:溶融切断線
21:ホルダー原型
22:分離手段
23:穴部
24:切断線
25:不要部分
26:止め部材
27:ホルダーカバー
27a:前面
27b:マチ部
27c:後面
27d〜27g:穴部
28:ハンガー
28a、28b:穴部
28c:吊り下げ部
29:留め具
Claims (9)
- 二つ折りの合成樹脂フィルムを切断及び溶着して形成された飲料容器ホルダーであって、
該容器ホルダーは、合成樹脂フィルム同士を溶着により接合して筒状に作られた飲料容器受け部と、
筒状の該受け部の上端から対向する上端まで、前記二つ折りの部分を含みて、連なり形成された取手部とを備えてなり、そして
前記接合部位の上端は、前記受け部の上縁が鈍角となるように切断されている使い捨て飲料容器ホルダー。 - 前記飲料容器受け部は、その筒状部分の内径が該受け部の下縁に向けて次第に縮小する先細り形状となるように、前記接合部位を形成してなる、請求項1記載の飲料容器ホルダー。
- 前記飲料容器受け部に、その筒状部分の内径が該受け部の下縁に向けて次第に縮小する先細り形状となるように、溶着部位を更に設けてなる請求項1記載の飲料容器ホルダー。
- 前記溶着部位は、各々略水平に且つ間隔を置いて設けた複数段の溶着部位からなり、そして、該複数段の溶着部位は、前記飲料容器受け部の上縁から下縁にかけて、その筒状部分の中心線に近づくように形成されている請求項3記載の飲料容器ホルダー。
- 前記溶着部位は、前記接合部位の上端を始点とし、前記飲料容器受け部の上縁から下縁にかけて、前記飲料容器受け部の筒状部分の中心線に近づくように延びる略直線形に形成されている請求項3記載の飲料容器ホルダー。
- 請求項1ないし5の何れか1項に記載の飲料容器ホルダーと、
飲料容器受け部の下縁より延設されたホルダー基部と、
引張りにより前記飲料容器ホルダーを該ホルダー基部より切り離し可能にする分離手段とを備えてなる、使用前形態の飲料容器ホルダー。 - 前記分離手段が断続する切れ目である請求項6記載の使用前形態の飲料容器ホルダー。
- 前記分離手段が溝である請求項6記載の使用前形態の飲料容器ホルダー。
- 請求項6ないし8の何れか1項に記載の使用前形態の飲料容器ホルダーを多数枚重ね合わせたホルダー束と、
該ホルダー束を固定止めして吊り下げ可能にする止め部材とを備えてなる、飲料容器ホルダー製品。
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