JP2004238075A - 折畳み式ホルダー - Google Patents

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folding
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Hideyasu Hayashi
秀泰 林
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Abstract

【課題】この発明は、低いコストで効率よく高速で製造でき、かつ内側の円錐体容器に嵌合気味に装着した時断熱性があり、また、デザイン的にも変化があり美的であって、持ち手もついた便利性の高い折り畳み式ホルダーを提供することを課題とする
【解決手段】図1(a)に示すように矩形の板材1Aの中ほどに長辺10,11に直交する折曲げ線1と4を所定の間隔L,dをとって設け、折曲げ線1側には長辺11に角度Kで斜めにそれぞれ交叉する境界線2,3を所定の間隔dを置いて設けてある。この境界線2,3は折曲げ線1を対称軸として対称である。この矩形の板材1Aを、図1(a)に図示のように接着剤塗布部Jに接着剤を塗布し、折曲げ線1,4で折り畳み、短辺端部同士を重ね合わせて端部を固着するとともに、折り重なった境界線同士2,3が遊離しないように境界線2にほぼ沿った接着剤塗布部Rにも接着剤を塗布しで固着すると、図1(b)に示す折り畳まれたホルダーができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、お茶・コーヒー・スープ等の熱湯を注いで食する円錐体容器の胴部外周に取り付けて、断熱・表示に使用する折畳み式ホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のホルダーとしては、図5(a)に示すように、扇型にカットした肉厚の板紙を紙カップAの胴部周囲に巻きつけた後、その端部同士を糊貼りして、断熱・表示用とした円錐体形状のカップホルダーMが知られている。
【0003】
ところで、このカップホルダーMは、円錐体である内側容器の胴部に嵌合気味に沿わせるためには、図5(b)に示すように、どうしても所定の矩形の板材1Rから扇型のブランクNに切り取らねばならず、切りカスとなる部分のロスが多く発生して、歩留まりが悪くコストが高くなる欠点があった。さらに、装着した後の形状が単調で、デザイン的にも変化の乏しい容器となっていた。
【0004】
そこで、この発明は、低いコストで効率よく製造でき、かつ内側に円錐体容器を装着した時、変化のあるデザインで美的センスが高く、さらに便利性の高い折畳み式ホルダーを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本折畳式ホルダーは、屈曲自在な矩形の板材に、所定の間隔をおいて両長辺に垂直に交叉する2条の折り曲げ線と、該2条の折り曲げ線のいずれか一方を対称軸として、該対称軸から所定の間隔で、かつ、両長辺に所定の角度で斜めに交叉する境界線を対称に設け、該2条の折り曲げ線で折り畳み、短辺端部同士を繋げて固着するとともに、該重合した境界線が大きく遊離しないように固着したことを特徴とする構成を採用したのである。
【0006】
また、屈曲自在で矩形の板材を片面段ボールとしたことを特徴とする請求項1に記載の構成を採用したのである。
【0007】
また、屈曲自在で矩形の板材を略矩形としたことを特徴とする請求項1,2に記載の構成を採用したのである。
【0008】
この構成によれば、矩形の板材を、円錐体容器の胴部外壁面に嵌合気味に密着する折畳み式ホルダーを、少ない材料で歩留まりよく、高速で製造して、コストを安くでき、かつ円錐体容器の胴部外壁面に上から下へ、襷掛けに胴巻きして、変化のあるセンスの高いデザインとなる。また、使用に際して便利な取っ手となる部分を備えることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図1乃至図5に基づいて説明する。
【0010】
図1(a)は第一実施例の展開図で、矩形の板材1Aの中ほどに長辺10,11に直交する折曲げ線1と4を所定の間隔L,dをとって設け、折曲げ線1側には長辺11に角度Kで斜めにそれぞれ交叉する境界線2,3を所定の間隔dを置いて設けてある。この境界線2,3は折曲げ線1を対称軸として互いに対称である。尚、所定の間隔Lは内側に嵌合する円錐体容器の外形寸法によって、また、角度Kは容器の円錐角度によって適宜設定される。境界線の所定の間隔dは任意である。
【0011】
このように折り曲げ線・境界線を装備した矩形の板材1Aを、図1(a)に図示のように接着剤塗布部Jに接着剤を塗布し、折曲げ線1,4で折り畳み、短辺端部同士を重ね合わせて端部を固着するとともに、折り重なった境界線同士2,3が遊離しないように境界線2にほぼ沿った接着剤塗布部Rにも接着剤を塗布しで固着すると、図1(b)に示す折り畳まれたホルダーができる。但し、接着剤の塗布は、図1(b)のホルダーが折り畳まれた状態において、境界線2より右側へ越えないように注意する。尚、境界線2より左側すべてを固着してもよい。
【0012】
この畳まれたホルダーを使用する際には、折曲げ線1側と折曲げ線4側を同時に内側に押すと、ホルダーの胴壁となる部分が境界線を境として略筒状に外側に押し開くので、円錐体の紙カップAを上から嵌合気味に挿入すると、図2(a),(b),(c),(d)に示すような変化のある外観を呈し、同時に持ち手Cとなる鍔が出現する。
【0013】
このように装着された紙カップAに熱い飲料を注いでも、胴巻きされた部分を持つか持ち手Cを選択的に持てば熱さを感じることなく飲料を飲むことができるし、また変化のある外観を楽しむことができる。
【0014】
ちなみに前述の第一の実施例では、市販の9oz紙カップに勘合するように、間隔寸法Lは88mm、Qは64mm、Zは34mm、dは30mm、Hは62mm、Kは111度とした。
【0015】
次に図3(a)、(b)の第二の実施例について説明する。第一実施例では矩形の板材の短辺端部12,13を折り畳んで繋げる際、端部が重なるように所定の間隔Q,Zを設定していたが、本実施例では端部がつき合わさるように所定の間隔G,Wを設定し、図3(b)に示すように、つき合わさった合わせ目をテープTで貼りつけて固着している。
【0016】
また、第一実施例では境界線2,3のラインに沿ってスジ状に接着をしていたが、本実施例では図3(a),(b)に示すように接着剤塗布部U,P,Sのように3つのポイントに接着剤を分けて塗布して固着し、結果として境界線2,3が、一つのラインのごとく機能するようにしている。
【0017】
また、図示は省略するが、前記第2の実施例で接着剤塗布のポイントを2箇所か若しくは1箇所に変えてもよい。要するに、重なり合った境界線の少なくとも一部が大きく遊離せずに、境界部としての機能を発揮し、ホルダーの内側に円錐体容器を装着した時、ホルダーが容器を襷掛けにホールドして、手で握っても、内側の容器が極端に不安定にならない固着方法であればよい。
【0018】
第二の実施例の使用方法も、前記第一の実施例と同様で、折曲げ線1側と折曲げ線4側を同時に内側に押すと、ホルダーの胴壁となる部分が境界線を境として略筒状に外側に押し開くので、円錐体の紙カップを上から嵌合気味に挿入すればよい。
【0019】
前述の全ての実施例では、板材の材料として、Eフルートの片面段ボールとしたがこの限りではなく、例えば板紙、樹脂等で適度な剛性と柔軟性を備え、屈曲自在な材料であれば何れも使用できる。但し、片面段ボールの場合は断熱に必要な厚みが容易に得られることと同時に、印刷表示に必要な平面平滑性と柔軟性も備えているため好適な材料である。本実施例では、印刷適性上ライナー側を表面としたが中芯側を表面としても構わない。
【0020】
また、片面段ボールのフルートの種類も、A,B,C,G,Fなどが可能で、段厚が変わるだけでいずれも好適である。尚、段目Eは各実施例で示した方向が望ましいが、板の屈曲自在性が損なわれなければこの限りではない。この屈曲自在性とは、平面的な形状のものが無理なく折れたり、曲面に無理なく嵌合密着したりする特性を言う。
【0021】
また、固着の手段としてエマルジョンの酢酸ビニール系樹脂接着剤を用いたが、溶剤タイプ、ホットメルトタイプあるいは粘着性のものでもよい。また、接着剤に限らず針金、糸等でも構わない。また、図2に図示した外観図では容器高さの中ほどを覆うようにしているが、矩形板材の幅寸法Hは任意に決めて内側容器を覆う面積を広げてもよい。
【0022】
前述全ての実施例では,折曲げ線及び境界線にあらかじめ罫線を施したが、ミシン目、リード罫でもよく、矩形の板材の材料によって適宜選択でき、入れておくと折畳み作業等が容易にできて便利であるが、矩形の板材として、特に柔らかい材料を選択して、機械システム的、例えばガイド等によって折曲げ線及び境界線を強制的に設定しながら、折曲げ・固着等の作業が順次行われ、かつ寸法などの品質が精度よく維持される場合は、必ずしも入れなくてもよい。この場合、前述折り曲げ線及び境界線は、線ではなく、折り曲げ部及び境界部となる。
【0023】
また、矩形の板材の、四辺の直線の一部又は全部を、波状等にした略矩形の板材を使用すると、装着後の外観がさらに変化のあるホルダーとなる。
【0024】
このように本発明のホルダーは、折り曲げ線が、矩形の板材の両長辺に垂直で互いに平行線であるため、図4(a)に示すように、機械システム的に貼りつけ作業をするとき、板材の両折り曲げ線1,4を、進行方向に真っ直ぐに平行に伸びたガイドZにあてながら次々と送って、連続的に高速で生産することができる。このように、進行方向に向かって、折り曲げ線と平行に設置されたガイドZのサイドが合致することがポイントである。何故ならば、図5(b)に示す従来例の扇型ブランクに折り曲げ線を設けて、機械システム的に端部を繋ごうとすると、図5(b)に示すように、折り曲げ線5,6が互いに平行でなく、交叉することになる。ガイドXも図4(b)に示すように、交叉型にならざるを得ず、その結果、製造工程が間欠動作の流れとなることから、高速生産が妨げられ作業的にもコストが高くなる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に係わる折畳み式ホルダーは、矩形の板材でありながら、折曲げ線・境界線を巧みに設けて、円錐体容器の外周に襷掛けに嵌合するようにしたホルダーであるため、使用材料を無駄なく利用してロスが無く、貼りつけ作業も高速で行えコストを安く製造できるとともに、下から上へと襷掛けに容器外壁を胴巻きして保持するため、変化に富んだ美的センスの高いホルダーとなる。また、便利性の高い持ち手も装備することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係わる第一実施例の展開図を示し、(b)は折り畳んだ状態を示す。
【図2】第一実施例の外観図で(a)は正面図、(b)は後面図、(c)は右側面図(d)は左側面図をしめす。
【図3】(a)は本発明に係わる第二の実施例の展開図を示し、(b)は折り畳んだ状態を示す。
【図4】(a)は本発明に係わる製造工程図を示し、(b)は従来例の製造工程図を示す。
【図5】(a)は従来の実施例を示す斜視図、(b)は展開図を示し、(c)は折り曲げ線を設けたブランク。
【符号の説明】
1A,1B,1R 板材
1,4,5,6 折曲げ線
2,3, 境界線
10,11 矩形の板材の長辺
12,13 矩形の板材の短辺
A 円錐体の紙カップ
B 折畳み式ホルダー
C 持ち手
E 段目
H 矩形板の幅寸法
K 角度
L,Q,Z,d,G,W 所定の間隔
M 従来の実施例のホルダー
N 扇形のブランク
J 短辺端部の接着剤塗布部
R, 境界線に沿った接着剤塗布部
U,P,S 境界線に沿ってポイントを分けた接着剤塗布部
T, テープ
Y, 矩形材の進行方向
X,Z ガイド

Claims (3)

  1. 屈曲自在な矩形の板材に、所定の間隔をおいて両長辺に垂直に交叉する2条の折り曲げ線と、該2条の折り曲げ線のいずれか一方を対称軸として、該対称軸から所定の間隔で、かつ、両長辺に所定の角度で斜めに交叉する境界線を対称に設け、該2条の折り曲げ線で折り畳み、短辺端部同士を繋げて固着するとともに、該重合した境界線が大きく遊離しないように固着したことを特徴とする折畳み式ホルダー。
  2. 屈曲自在で矩形の板材を片面段ボールとしたことを特徴とする請求項1に記載の折畳み式ホルダー。
  3. 屈曲自在で矩形の板材を略矩形としたことを特徴とする請求項1,2に記載の折畳み式ホルダー
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007015290A1 (ja) * 2005-08-01 2007-02-08 Yaeko Takakura 携帯用コップ
WO2012144092A1 (ja) * 2011-04-19 2012-10-26 株式会社アクシス 使い捨て飲料容器ホルダー

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