JPH043943Y2 - - Google Patents

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JPH043943Y2
JPH043943Y2 JP1987142592U JP14259287U JPH043943Y2 JP H043943 Y2 JPH043943 Y2 JP H043943Y2 JP 1987142592 U JP1987142592 U JP 1987142592U JP 14259287 U JP14259287 U JP 14259287U JP H043943 Y2 JPH043943 Y2 JP H043943Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
container
cone
adhesive
intersection
fold line
Prior art date
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Expired
Application number
JP1987142592U
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English (en)
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JPS6451011U (ja
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Publication date
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Publication of JPS6451011U publication Critical patent/JPS6451011U/ja
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はアイスクリーム等の冷菓を収納する
ために使用するコーン容器に係り、更に詳述すれ
ばコーン容器の尖端形成部分を内側に折込み尖端
部からの水漏れを阻止し得るように構成したコー
ン容器に関するものである。
[従来の技術] 従来のコーン容器としては実開昭56−166213号
公報に記載のように、コーン素材の底部近くの一
側辺内面を他側辺内面に部分的に接着して局部的
に袋体部分を構成するとともに、前記一側辺を他
側辺に封筒貼りすることによりコーン底を密閉し
た液体用コーン容器が周知である。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来技術のものは、コーン容器の巻回製造
時に予じめコーン素材の底部近くの一側辺内面を
他側辺内面に部分的に接着して局部的な袋体部分
を作る必要があり、上記袋体部分を覆つて前記一
側辺を他側辺に封筒貼りしたコーン容器である。
したがつてコーン容器としての巻回製造時局部
的な袋体部分を作るために巻回動作を中断しなけ
ればならず、しかもこの中断時を目掛けて局部的
な袋体部分の形成に必要な接着作業を実行しなけ
ればならないから作業性が悪く、コーン容器の量
産性を著しく阻害していたので結局コスト高にな
つていたという問題点が有る。
この考案は上述した欠点を除去し、材料を多く
使つたり加工が複雑になることなく水漏れの生じ
ないコーン容器を提供することを目的とするもの
である。
[問題点を解決するための手段] 上記したこの考案の目的は、ほぼ扇形の容器素
材の一方の側辺と他方の側辺との交点部の内側に
一方の側辺から他方の側辺に向けて下り傾斜する
折目線を設け、該折目線と略平行するように前記
交点部を切断してほぼ台形の折返し片を形成し、
前記の切断した辺と前記一方の側辺との交点に形
成された角部と、前記容器素材の弧状辺の前記一
方の側辺側から弧長のほぼ2/3の個所とを結ぶ接
着境界線をもつて容器形成部と接着部となし、前
記角部を中心に一方の側辺が接着境界線に接する
ように前記容器形成部をコーン状に加工する際、
前記折返し片を折目線で内側に折返し、この折返
された折返し片を覆つて前記接着部を前記容器成
形部でコーン状に作られた容器の外側に接着せし
めることで達成される。
[作用] この考案の容器は尖頭部を折返し片でつつみ込
むようにしてコーン状容器が作成されているの
で、この容器内にアイスクリーム等の冷菓を収容
しても尖頭部に小孔が生じないので水漏れが生じ
ない。
[実施例] この考案のコーン容器を図に示す一実施例をも
つて詳細に説明する。
紙などの可撓性薄板の一面に必要に応じて合成
樹脂フイルムを貼着して防水加工を施したものを
第1図に示すように略90°の開角をなす略扇形に
加工して容器素材1を作り、扇状をなす容器素材
の一方の側辺2と他方の側辺3との交点部4の内
側に一方の側辺2側から他方の側辺3側に向けて
若干下り傾斜する折目線5を設け、該折目線と略
平行するように前記交点部4を切断してほぼ台形
の折返し片6を形成する。
そして上記の切断した辺7と前記一方の側辺2
との交点に形成された角部8と前記扇形をなす弧
状辺9の前記一方の側辺側2から弧長の略2/3の
個所1Aとを結ぶ接着境界線10をもつて容器形
成部11と接着部12とに区分けする。
なお、前記2/3の個所1Aは容器としての完成
品の開口角度α(第7図)に応じて定めればよい。
このような形状の容器素材1は第2図乃至第7
図に示す工程を経てコーン容器に成形される。
すなわち、第2図に示すように円錐体13の尖
頭部14を折目線5と一方の側辺2との交点Pに
当て該円錐体13の周囲に前記円錐体13を回し
ながら第3図乃至第5図に示すように容器形成部
11を巻付けてから折目線5で折返し片6を第6
図に示すように折曲げる。
この後、上記折曲げられた折返し片6を覆つて
前記接着部12をコーン状に形成された容器形成
部11の外側に衛生上支障のない接着剤を使用す
るか、内面側に貼着されているポリエチレンのよ
うな合成樹脂薄膜を外側より加熱加圧することで
溶着させて第7図に示すようなコーン容器15を
得る。
このようにして作られたコーン容器15は、そ
の尖頭部16に折返し片6が折返されているため
小孔が生じることがないので、アイスクリーム等
の氷菓子を入れた場合水漏れが生じない。
[考案の効果] この考案は前記問題点を解決するための手段を
採用したので、容器形成部と接着部に亘つて容器
の尖頭部分を形成する個所を折返して巻込むこと
で、尖頭部に小孔がないコーン状容器が巻回作業
を中断することなく連続的に得られるから作業性
良く、前記従来技術のようにコーン素材の巻回作
業を中断して局部的な袋体部分を作つて完成させ
たものに比し量産性に優れ、したがつて良質なコ
ーン容器を安価に多量提供できるという第1の効
果が有る。
またこの考案によるコーン容器の尖頭部には前
述した通り小孔が生じないから、水漏れが生じる
恐れがなく、常につぶれ易い尖頭部の紙葉が3枚
重なる格好で形成されるので強靱になり、しかも
コーン素材の巻回加工時に折返し片を巻回動作を
中断することなく折り返すだけなので加工性を損
うことがなく、体裁も従来のコーン容器と変るこ
となく優美である等の第2の効果も有る。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の一実施例を示すもの
で、第1図はコーン容器の展開図、第2図乃至第
7図はそれぞれ容器素材をもつてコーン容器形成
の加工状態を示すいずれも斜視図である。 1……容器素材、2,3……側辺、4……交点
部、5……折目線、6……折返し片、8……角
部、9……弧状辺、10……接着境界線、11…
…容器形成部、12……接着部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほぼ扇形の容器素材1の一方の側辺2と他方の
    側辺3との交点部4の内側に一方の側辺2から他
    方の側辺3に向けて下り傾斜する折目線5を設
    け、該折目線5と略平行するように前記交点部分
    4を切断してほぼ台形の折返し片6を形成し、前
    記の切断した辺7と前記一方の側辺2との交点に
    形成された角部8と、前記容器素材1の弧状辺9
    の前記一方の側辺2側から弧長のほぼ2/3の個所
    1Aとを結ぶ接着境界線10をもつて容器形成部
    11と接着部12となし、前記角部8を中心に一
    方の側辺2が接着境界線10に接するように前記
    容器形成部11をコーン状に巻回する前あるいは
    巻回する途中で前記折返し片6を折目線5で内側
    に折返し、この折返された折返し片6を覆つて前
    記接着部12を前記容器成形部11でコーン状に
    作られた容器の外側に接着したことを特徴とする
    コーン容器。
JP1987142592U 1987-09-18 1987-09-18 Expired JPH043943Y2 (ja)

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JP1987142592U JPH043943Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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JP1987142592U JPH043943Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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JPS6451011U JPS6451011U (ja) 1989-03-29
JPH043943Y2 true JPH043943Y2 (ja) 1992-02-06

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ID=31408680

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JP1987142592U Expired JPH043943Y2 (ja) 1987-09-18 1987-09-18

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JP (1) JPH043943Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6236727Y2 (ja) * 1980-05-09 1987-09-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6451011U (ja) 1989-03-29

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