JP5693347B2 - トイレットペーパーロールの包装袋 - Google Patents

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本発明はトイレットペーパーロールの包装袋に関する。
複数段に積み重ねられたトイレットペーパーロールを包装するためのプラスチックフィルム製包装袋であって、前面と、後面と、前面及び後面に連結された一対の側面と、を備え、これら側面は内向きに折り畳まれて前面及び後面間に配置され、包装袋の上端が、横方向に拡がるシール部分によって封止され、シール部分が、ユーザが指を掛けるための一対の指掛け穴を有し、これら指掛け穴同士の間に縦方向に延びる開封用のミシン目を設けた、トイレットペーパーロールの包装袋が公知である(特許文献1参照)。特許文献1では、包装袋の強度を低下させることなく開封を容易にするために、上述のようなミシン目を形成している。
登録実用新案第3016715号公報
しかしながら、特許文献1では、包装袋が縦方向に破断されるので、包装袋に形成される取り出し口は必ずしも大きくない。包装袋の破断長さを長くすれば、取り出し口が大きくなるけれども、このようにすると、包装袋が袋の形をなさなくなり、袋として再利用するのが困難になる。
本発明によれば、複数段に積み重ねられたトイレットペーパーロールを包装するためのプラスチックフィルム製包装袋であって、前面と、後面と、前面及び後面に連結された一対の側面と、を備え、これら側面は内向きに折り畳まれて前面と後面との間に配置され、包装袋の上端周りには、横方向に拡がるシール部分が形成され、シール部分はユーザが指を掛けるための指掛け部分を備え、シール部分と、トイレットペーパーロール包装時にロールを包囲する包囲部分との間の中間部分に、一対の基準線に沿って形成されたミシン目が形成され、各基準線は、包装袋の側縁から横方向にかつ内向きに延びる横方向部分と、横方向部分の内端から下方に傾斜しつつ更に内向きに延びる傾斜部分と、を含み、これら傾斜部分の内端同士はミシン目不存在領域によって互いに離間されている、包装袋が提供される。
包装袋の強度を低下させることなくかつ袋の形を維持しつつ、包装袋に大きな取り出し口を形成することができる。
包装袋の平面図である。 包装袋の底面図である。 包装品の斜視図である。 ミシン目の拡大図である。 包装袋の開封動作を説明する図である。
図1及び図2を参照すると、トイレットペーパーロールを包装するための包装袋1は、縦方向Lに細長い四角形をなしている。
包装袋1は、前面2と、後面3と、一対の側面4とを備える。各側面4は対応する縦方向Lの折り目線5を介して前面2及び後面3に連結される。各側面4は、縦方向Lの折り目線4F,5に沿いつつ内向きに折り畳まれて前面2及び後面3との間に配置され、したがって包装袋1は扁平状をなしている。なお、側面4はガセットとして機能する。
包装袋1の上端1U周りには、シール部分6が形成され、このシール部分6は縦方向Lに直交する横方向Tに拡がっている。図1に示される例では、シール部分6は互いに離間して設けられた複数の熱シール部分7を備えている。すなわち、これら熱融着部分7により前面2,後面3及び側面4が一体的に接合され、したがって包装袋1の上端が通気可能に封止される。なお、包装袋1の下端1Lは開放されている。
また、シール部分6の横方向Tのほぼ中央には、ユーザが指を掛けるための一対の指掛け部分8が形成される。各指掛け部分8には、前面2から側面4を通過して後面3に到る一対の半円状切断線が形成される。ユーザによりシール部分6が破断されこれら切断線が互いに連続されると、シール部分6に貫通穴が形成される。ユーザはこれら貫通穴に指を掛けて包装品(後述する)を持ち運ぶことができる。
開放下端1Lを介して包装袋1内にトイレットペーパーロールが収容され、次いで下端1Lが例えば熱シールによって封止される。その結果、図3に示されるような包装品Pが形成される。
図3に示される例では、トイレットペーパーロールRは3段に積み重ねられており、各段は、中心軸が鉛直方向になるようにかつ正方形状に整列された4つのトイレットペーパーロールRを含んでいる。したがって、包装品Pには12個のトイレットペーパーロールRが収容されている。なお、包装袋1に収容されるトイレットペーパーロールRの数や配列はこれらに限定されない。
包装品PにおいてトイレットペーパーロールRを包囲する包装袋1の筒状部分を包囲部分9と称し、シール部分6と包囲部分9との間の部分を中間部分10と称すると、中間部分10は包装品Pにおいて、トイレットペーパーRの上方に三角柱状の空間を画定する。
この中間部分10には、図1にも示されるように、ミシン目11が形成される。
ミシン目11は一対の基準線12に沿って形成される。各基準線12は図4に示されるように、包装袋1の側縁すなわち折り目線5から横方向Tにかつ内向きに延びる横方向部分12Tと、横方向部分12Tの内端12TEから下方に傾斜しつつ更に内向きに延びる傾斜部分12Sとを含む。ここで、横方向部分12Tと傾斜部分12Sとのなす角θは約8°である。なお、本発明による実施例では、一対の基準線12は鏡像的に形成される。
横方向部分12Tに沿うミシン目11の切断部分11Tは横方向部分12Tに対しほぼ平行である。これに対し、傾斜部分12Sに沿うミシン目11の切断部分11Sは、傾斜部分12Sに交互に逆向きの傾斜でもって交差する。
更に、本発明による実施例では、切断部分11Sの長さLSは切断部分11Tの長さLTよりも短い。
しかも、傾斜部分12Sの内端12SE同士は、ミシン目が形成されていないミシン目不存在領域13によって互いに離間されている。
なお、ミシン目11の切断部分11T,11Sは前面2から側面4を通過して後面3に到っている。
包装袋1はプラスチックフィルムから構成される。プラスチックとして、例えばリニアロウデンポリエチレン及びロウデンポリエチレンを配合したもの、ポリプロピレン、ハイデンポリエチレンなどを用いることができる。
また、本発明による実施例では、包装袋1の配向方向は縦方向Lにほぼ一致している。もっとも、包装袋1の配向方向は基準線12に沿うのが好ましい。
使用時、包装袋1はミシン目11に沿って破断され、開封される。すなわち、まず、図5(A)に示されるように、包装袋1の一側においてシール部分6及び中間部分10がユーザにより保持され、次いでシール部分6が矢印の方向に引っ張られる。その結果、包装袋1がミシン目11に沿って部分的に破断される。
次いで、図5(B)に示されるように、包装品Pの他側においてシール部分6及び中間部分10がユーザにより保持され、次いでシール部分6が矢印の方向に引っ張られる。その結果、包装袋1がミシン目11に沿って部分的に更に破断される。
次いで、図5(C)に示されるように、シール部分6が中間部部分10から引きちぎられる。その結果、包装袋1が開封される。
このようにすると、包装袋1に大きな開口を形成することができる。したがって、トイレットペーパーロールRを包装袋1から容易に取り出すことができる。
この場合、包装袋1にミシン目11が形成されているので、ハサミ等の道具を用いることなく、包装袋1を容易に破断することができる。特に、ミシン目11が基準線12の横方向部分12Tに沿って形成されており、切断部分11Tが横方向部分12Tに対しほぼ平行であり、切断部分11Tの長さLTが比較的長いので、ミシン目11の破断を容易に開始することができる。
しかも、開封された後の包装袋1が袋の形を維持することができる。したがって、包装袋1を例えばゴミ袋として、容易に再利用することができる。
一方、ミシン目11が基準線12の傾斜部分12Sに沿って形成されており、傾斜部分12Sに沿うミシン目11の切断部分11Sが傾斜部分12Sに交互に逆向きの傾斜でもって交差している。また、切断部分11Sの長さLSが比較的短く、横方向部分12Tと傾斜部分12Sとのなす角θが約8°である。しかも、傾斜部分12Sの内端12SE同士はミシン目不存在領域13によって互いに離間されている。その結果、ミシン目11を形成したことによる包装袋1の強度低下が抑制される。すなわち、包装品Pの持ち運び時に包装袋1がミシン目11に沿って破断するのが抑制され、したがって内容物であるトイレットペーパーロールRが清潔に維持される。
1 包装袋
2 前面
3 後面
4 側面
6 シール部分
10 中間部分
11 ミシン目
12 基準線
12T 横方向部分
12S 傾斜部分
13 ミシン目不存在領域
P 包装品
R トイレットペーパーロール

Claims (5)

  1. 複数段に積み重ねられたトイレットペーパーロールを包装するためのプラスチックフィルム製包装袋であって、
    前面と、後面と、前面及び後面に連結された一対の側面と、を備え、これら側面は内向きに折り畳まれて前面と後面との間に配置され、
    包装袋の上端周りには、横方向に拡がるシール部分が形成され、シール部分はユーザが指を掛けるための指掛け部分を備え、
    シール部分と、トイレットペーパーロール包装時にロールを包囲する包囲部分との間の中間部分に、一対の基準線に沿って形成されたミシン目が形成され、
    各基準線は、包装袋の側縁から横方向にかつ内向きに延びる横方向部分と、横方向部分の内端から下方に傾斜しつつ更に内向きに延びる傾斜部分と、を含み、
    これら傾斜部分の内端同士はミシン目不存在領域によって互いに離間されている、
    包装袋。
  2. 傾斜部分に沿うミシン目の切断部分が傾斜部分に交互に逆向きの傾斜でもって交差している、請求項1に記載のトイレットペーパーロールの包装袋。
  3. 横方向部分に沿うミシン目の切断部分が横方向部分にほぼ平行である、請求項1又は2に記載のトイレットペーパーロールの包装袋。
  4. 横方向部分と傾斜部分とのなす角が約8°である、請求項1から3までのいずれか一項に記載のトイレットペーパーロールの包装袋。
  5. 傾斜部分に沿うミシン目の切断部分の長さが横方向部分に沿うミシン目の切断部分の長さよりも短い、請求項1から4までのいずれか一項に記載のトイレットペーパーロールの包装袋。
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