JP7106602B2 - 包装体 - Google Patents
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幅方向、奥行方向、及び上下方向を有し、前面部、後面部、右面部、及び左面部を含み、前記前面部と前記右面部とが交わる部分、前記前面部と前記左面部とが交わる部分、前記後面部と前記右面部とが交わる部分、及び前記後面部と前記左面部とが交わる部分の各々に角部を有する、複数の吸収性物品を収納した包装体であって、前記前面部及び前記後面部の各々において前記幅方向に沿って延びるように形成され、前記右面部及び前記左面部の各々において前記奥行方向に沿って延びるように形成された第1弱め線と、前記角部を跨ぐように形成された第2弱め線と、を備え、隣り合う前記第1弱め線同士は、前記角部で互いに離間しており、隣り合う前記第1弱め線と前記第2弱め線とは、互いに離間しており、隣り合う前記第2弱め線と前記第1弱め線との距離は、隣り合う前記第1弱め線同士の距離よりも短く、前記第2弱め線の端部の延長線は、当該第2弱め線の端部と隣り合う前記第1弱め線と交差する、包装体。
幅方向、奥行方向、及び上下方向を有し、前面部、後面部、右面部、及び左面部を含み、前記前面部と前記右面部とが交わる部分、前記前面部と前記左面部とが交わる部分、前記後面部と前記右面部とが交わる部分、及び前記後面部と前記左面部とが交わる部分の各々に角部を有する、複数の吸収性物品を収納した包装体であって、前記前面部及び前記後面部の各々において前記幅方向に沿って延びるように形成され、前記右面部及び前記左面部の各々において前記奥行方向に沿って延びるように形成された第1弱め線と、前記角部を跨ぐように形成された第2弱め線と、を備え、前記第2弱め線は、隣り合う少なくとも一つの前記第1弱め線の切り離しが行われ、前記前面部、前記後面部、前記右面部、及び前記左面部の少なくとも一つの前記第1弱め線よりも前記上下方向の上側の部分が把持されて、前記包装体が持ち上げられたとき、前記複数の吸収性物品の重みで、前記第1弱め線の切り離しが、前記角部に伝搬したとしても、到達できない位置、に形成されている、包装体。
[態様1]
幅方向、奥行方向、及び上下方向を有し、前面部、後面部、右面部、及び左面部を含み、前記前面部と前記右面部とが交わる部分、前記前面部と前記左面部とが交わる部分、前記後面部と前記右面部とが交わる部分、及び前記後面部と前記左面部とが交わる部分の各々に角部を有する、複数の吸収性物品を収納した包装体であって、前記前面部及び前記後面部の各々において前記幅方向に沿って延びるように形成され、前記右面部及び前記左面部の各々において前記奥行方向に沿って延びるように形成された第1弱め線と、前記角部を跨ぐように形成された第2弱め線と、を備え、隣り合う前記第1弱め線同士は、前記角部で互いに離間しており、隣り合う前記第1弱め線と前記第2弱め線とは、互いに離間しており、隣り合う前記第2弱め線と前記第1弱め線との距離は、隣り合う前記第1弱め線同士の距離よりも短く、前記第2弱め線の端部の延長線は、当該第2弱め線の端部と隣り合う前記第1弱め線と交差する、包装体。
そのため、包装体を完全に開封する態様及び包装体を部分的に開封する態様にて、使用者は、第2弱め線の切り離しを行ったのち、そのままその切り離しの力を第1弱め線に容易に移行させることができるので、その第1弱め線の切り離しを容易に行うことができる。よって、必要な数の第1弱め線及び第2弱め線の切り離しを行うことで、包装体から、包装体の上面部を容易に取り除くこと、及び、部分的に容易に切り離すことができる。
更に、本包装体では、包装体の全周(前面部、後面部、右面部及び左面部)に亘って設けられた複数の第1弱め線は、連続的には設けられていない。すなわち、角部において、隣り合う第1弱め線同士は互いに離間している。更に、包装体の全角部に設けられた複数の第2弱め線は、複数の第1弱め線のうちの隣り合う第1弱め線とは所定の距離で互いに離間している。この場合、前面部、後面部、右面部、及び左面部の第1弱め線及び第2弱め線よりも上下方向の上側の部分が上面部である。
ここで、包装体を部分的に開封する態様では、包装体の上面部を把持して持ち運ぶときに、吸収性物品の重みで、切り離しの力が、開封のために切り離された第1弱め線から、切り離されていない第1弱め線に伝わることで、切り離しが起きる又は進むかもしれない。しかし、本包装体では、それらの第1弱め線の切り離しは、角部で止まり、隣の第2弱め線に移行することはなく、更に隣の第1弱め線に移行することがないので、包装体から上面部が外れることはない。それにより、使用者は、上面部を把持して包装体を別の場所へ持ち運ぶことができる(持ち運びの耐久性が高くなる)。
このように、この包装体は、様々な使用の態様に応じて、包装体の上面部の切り離しの度合いを調節すること、すなわち、包装体の開封度合いの制御性と、包装体の上面部を完全に又は部分的に容易に切り離すこと、すなわち、包装体の開封の容易性と、を両立させることができる。
前記第2弱め線の少なくとも端部は、隣り合う前記第1弱め線と、前記上下方向において重なる、態様1に記載の包装体。
本包装体では、第2弱め線の少なくとも端部が隣り合う第1弱め線と上下方向において重なっている。そのため、使用者が、包装体を開封しようとして、第2弱め線の切り離しを行ったとき、その切り離しの力を第1弱め線に確実に移行でき、その第1の弱め線の切り離しをより容易に行うことができる。よって、包装体を容易に開封できる。
前記第1弱め線は、前記上下方向における前記複数の吸収性物品の上側の端縁と同じ位置又は前記端縁よりも上側の位置に形成さており、前記第2弱め線は、前記第1弱め線よりも前記上下方向の上側の位置に形成されている、態様1又は2に記載の包装体。
本包装体では、第1弱め線は、上下方向において、包装体に収納された吸収性物品の上側の端縁と同じ位置又は端縁よりも上側の位置に形成されており、第2弱め線は、第1弱め線よりも上下方向の上側に位置している。そのため、第2弱め線の位置が、包装体の吸収性物品の位置と重なることがない。したがって、包装体が、吸収性物品で膨れた状態であっても、使用者は、その膨れた部分に影響されることなく、例えば、第2弱め線の近傍を容易に摘まんで、第2弱め線の切り離しを容易に行うことができる。すなわち、包装体を容易に開封できる。
前記第2弱め線の少なくとも端部の延長線は、隣り合う前記第1弱め線に対して鋭角に交差する、態様1乃至3のいずれか一項に記載の包装体。
本包装体では、第2弱め線の少なくとも端部の延長線は、隣り合う第1弱め線に対して鋭角に交差する。そのため、使用者が、包装体を開封しようとして、第2弱め線の切り離しを行ったとき、その切り離しの力を、第2弱め線の第1弱め線に対する鋭角な傾きに沿って、第2弱め線から第1弱め線へ滑らかに移行させることができる。それにより、両弱め線の切り離しをより容易に行うことができ、包装体を容易に開封できる。
前記第2弱め線は、前記第2弱め線における前記包装体の表面に沿った方向の中央部を頂点とする、前記上下方向の上側又は下側に凸の形状を有する、態様1乃至4のいずれか一項に記載の包装体。
本包装体では、第2弱め線が、包装体の表面に沿った方向の中央部を頂点とする、上下方向の上側又は下側に凸の形状、よって、両側、すなわち、隣り合う第1弱め線側の部分が第1弱め線に漸近する形状を有している。そのため、使用者が、包装体を開封しようとして、第2弱め線の切り離しを行ったとき、その切り離しの力を、第2弱め線の第1弱め線側の部分に沿って、第2弱め線から第1弱め線へより滑らかに移行させることができる。それにより、両弱め線における切り離しをより容易に行うことができ、包装体をより容易に開封できる。
前記前面部、前記後面部、前記右面部、及び前記左面部の各々における前記上下方向の上側の部分に設けられた取手部を更に備える、態様1乃至5のいずれか一項に記載の包装体。
本包装体は、前面部、後面部、右面部、及び左面部における上下方向の上側の部分、例えば、上面部、又は、上面部の上部、に設けられた取手部を備えている。それにより、包装体の上面部における外周の一部を第1弱め線で切り離し、部分的に結合されている上面部を取っ手で把持して包装体を別の場所へ容易に持ち運ぶことができる。ここで、このような包装体を持ち運ぶとき、吸収性物品の重みで、上面部における外周の残りの部分が切り離されて、上面部が包装体から分離してしまうそれがある。しかし、この包装体は、上記したような構成を有しているので、部分的に結合されている上面部が分離する事態を生じさせることはない。
前記右面部及び前記左面部は、それぞれ前記前面部及び前記後面部との間における、前記幅方向の右側及び左側に谷折りに折り畳まれた部分であり、前記右面部と前記前面部との前記角部の前記第2弱め線は、前記右面部と前記前面部との境界線に対して線対称な形状を有し、前記右面部と前記後面部との前記角部の前記第2弱め線は、前記右面部と前記後面部との境界線に対して線対称な形状を有し、前記左面部と前記前面部との前記角部の前記第2弱め線は、前記左面部と前記前面部との境界線に対して線対称な形状を有し、前記左面部と前記後面部との前記角部の前記第2弱め線は、前記左面部と前記後面部との境界線に対して線対称な形状を有する、態様1乃至6のいずれか一項に記載の包装体。
本包装体は、右面部及び左面部がそれぞれ前面部及び後面部との間に谷折りに折り畳まれた部分であるから、ガゼットタイプの包装体である。そして、第2弱め線は、右面部及び左面部の各々と前面部及び後面部の各々との境界線に対して線対称な形状を有している。それにより、右面部及び左面部の各々と前面部及び後面部の各々との角部から、第2弱め線の切り離しを行うことで、右面部及び左面部の各々の第2弱め線と前面部及び後面部の各々の第2弱め線とを同時に一緒に破断することができる。それにより、両第2弱め線の切り離しをより容易に行うことができ、全体として包装体をより容易に開封できる。
前記第1弱め線は、前記上下方向における前記包装体に収納された前記複数の吸収性物品の上側の端縁と同じ位置又は前記端縁よりも上側の位置に形成されており、前記第2弱め線は、前記第1弱め線よりも前記上下方向の上側に位置している、態様7に記載の包装体。
本包装体では、第1弱め線が複数の吸収性物品の上側の端縁と同じ位置又は端縁よりも上側の位置に形成され、第2弱め線が第1弱め線の上側に位置している。そのため、包装体における第2弱め線の位置が、収納された吸収性物品の位置と重なることがない。したがって、包装体が、収納された吸収性物品で膨れた状態であっても、使用者は、その膨れた部分に影響されることなく、例えば、第2弱め線の近傍を容易に摘まんで、第2弱め線の切り離しを容易に行うことができる。すなわち、包装体を容易に開封できる。
隣り合う前記第1弱め線と前記第2弱め線との距離は、前記第1弱め線を構成する弱め部分同士の距離よりも長い、態様1乃至8のいずれか一項に記載の包装体。
本包装体では、第1弱め線と第2弱め線との距離が第1弱め線を構成する弱め部分同士の距離よりも長い。そのため、包装体1を部分的に開封する態様において、上面部を把持して包装体を持ち運ぶとき、吸収性物品の重みがあっても、第1弱め線の切り離しは、第2弱め線に伝搬せず、角部で止まることになる。それにより、上面部を把持して包装体を別の場所へ安定的に持ち運ぶことができる(持ち運びの耐久性が高くなる)。
前記第2弱め線は、前記包装体の表面に沿った方向の中央を頂点とするアーチ型の形状を有する、態様1乃至9のいずれか一項に記載の包装体。
本包装体では、第2弱め線が、包装体の表面に沿った方向の中央を頂点とするアーチ型、よって、略円弧の形状を有している。そのため、包装体1を部分的に開封する態様において、上面部を把持して包装体を持ち運ぼうとしたとき、吸収性物品の重みで、第1弱め線の切り離しが隣り合う第2弱め線へ伝搬したとしても、第2弱め線がアーチ型であるため、切り離しの力が分散され、第2弱め線の切り離しが進行し難くなる。それにより、上面部を把持して包装体を別の場所へ安定的に持ち運ぶことができる(持ち運びの耐久性が高くなる)。
幅方向、奥行方向、及び上下方向を有し、前面部、後面部、右面部、及び左面部を含み、前記前面部と前記右面部とが交わる部分、前記前面部と前記左面部とが交わる部分、前記後面部と前記右面部とが交わる部分、及び前記後面部と前記左面部とが交わる部分の各々に角部を有する、複数の吸収性物品を収納した包装体であって、前記前面部及び前記後面部の各々において前記幅方向に沿って延びるように形成され、前記右面部及び前記左面部の各々において前記奥行方向に沿って延びるように形成された第1弱め線と、前記角部を跨ぐように形成された第2弱め線と、を備え、前記第2弱め線は、隣り合う少なくとも一つの前記第1弱め線の切り離しが行われ、前記前面部、前記後面部、前記右面部、及び前記左面部の少なくとも一つの前記第1弱め線よりも前記上下方向の上側の部分が把持されて、前記包装体が持ち上げられたとき、前記複数の吸収性物品の重みで、前記第1弱め線の切り離しが、前記角部に伝搬したとしても、到達できない位置、に形成されている、包装体。
更に、包装体を部分的に開封する態様では、少なくとも一つの第1弱め線の切り離しが行われた後で、上面部が把持されて、包装体が持ち上げられたとき、吸収性物品の重みで、その第1弱め線の切り離しが角部へ向かって伝搬することが起こり得る。そこで、この包装体では、角部の第2弱め線は、第1弱め線の切り離しが、その角部に伝搬したとしても、到達できない位置に形成されている。それにより、第2弱め線の切り離しが起こることを抑制でき、第2弱め線よりも先の第1弱め線に切り離しが生じることを抑制できる。それにより、上面部を把持して包装体を別の場所へ安定的に持ち運ぶことができる。
このように、この包装体は、包装体の開封の容易性と、包装体の開封度合いの制御性と、を両立させることができる。
そのため、包装体1を完全に又は部分的に開封する態様において、図6(a)の矢印が示すように、使用者は、第2弱め線22の切り離しを行い、そのままその切り離しの力を第1弱め線21に容易に移行させ、第1弱め線21の切り離しを容易に行うことができる。すなわち、第2弱め線22の第2切断線22aを形成した後に、そのまま連続的に第1弱め線21の第1切断線21aを容易に形成できる。それにより、必要な数の第1弱め線21及び第2弱め線22の切り離しを行うことで、包装体1から、包装体の上面部15を容易に取り除くこと、及び、部分的に容易に切り離すことができる。
ここで、包装体1を部分的に開封する態様では、包装体1の上面部15を把持して持ち運ぶときに、吸収性物品3の重みで、切り離しの力が、開封のために切り離された第1弱め線から、切り離されず結合されたままの第1弱め線21に伝わることで、切り離しが起きる又は進む場合があり得る。しかし、その場合でも、本包装体1では、図6(b)に示すように、それら第1弱め線21の切り離し(第1切断線21a)は、角部19(P1及びP2のX印で示す位置)で止まり、隣り合う第2弱め線22や第1弱め線21に移行することがない。したがって、包装体1から上面部15が外れることはない。それにより、使用者は、上面部15を把持して包装体1を別の場所へ持ち運ぶことができる(持ち運びの耐久性が高くなる)。
その場合、第1切断線21aが、第1弱め線21の方向にそのまま伝搬すれば、図7に示す第1切断線21a0のようになる。あるいは、上面部15を上方へ持ち上げる力と、吸収性物品3の重みによる右面部13を下方へ押し下げる力との関係で、第1切断線21aが、第1弱め線21の方向よりも斜め上方に伝搬し、図7に示す第1切断線21aXのようになる。いずれの場合にも、角部19に第2弱め線22が無ければ、概ね角部19の途中で第1切断線21aの伝搬は止まり得る。しかし、その場合、弱め線が角部19にないため、上面部15を取り除きたい場合などでは、その取り外しが困難となる。
ここで、上面部15の取り除きを容易にするために、図7に示すように、角部19における第1弱め線21の近傍に、上下方向Tに間隔を空けて、第1弱め線21と平行に奥行方向Dに延びる第2弱め線121を形成することが考えられる(特許文献1)。しかし、その場合でも、第1切断線21aXが、第2弱め線121に伝搬してしまうので、第2弱め線121の切り離しが起こり、その切り離しが更に後面部12の第1弱め線21まで伝搬するおそれがある。そうなると、結局、弱め線のすべてに切り離しが起きて、上面部15が取り除かれるおそれがある。
そこで、本包装体1では、図7に示すように、角部19の第2弱め線22が、第1弱め線21の切り離しがその角部19に伝搬したとしても到達できない位置に形成されている。それにより、第2弱め線22の切り離しが起こることを抑制でき、第2弱め線22よりも先の第1弱め線21に切り離しが生じることを抑制できる。それにより、上面部15を把持して包装体1を別の場所へ安定的に持ち運ぶことができる。このように、この包装体1は、包装体1の開封の容易性と、包装体の開封度合いの制御性と、を両立できる。
dLは、第2弱め線22の切り離しを確実に第1弱め線21に伝搬させる観点から0.1cm以上が好ましく、0.5cm以上がより好ましい。dLは、隣り合う第1弱め線21同士を十分に離間させる観点から4cm以下が好ましく、3cm以下がより好ましい。
ここで、αは、第2弱め線22の切り離しを確実に第1弱め線21に伝搬させる観点から15°以上が好ましく、30°以上がより好ましい。また、αは、第2弱め線22の切り離しを滑らかに第1弱め線21に伝搬させる観点から80°以下が好ましく、70°以下がより好ましい。
図10は、実施形態に係る包装体の製造方法の一例を示す模式図である。この製造方法では、例として、ガゼットタイプの包装体1の製造方法について説明することとする。ただし、本製造方法は、各工程における資材の搬送等において、互いに直交する搬送方向MD、横断方向CD及び厚さ方向TD(図示されず)を有する。
3 吸収性物品
11 前面部
12 後面部
13 右面部
14 左面部
19 角部
21 第1弱め線
22 第2弱め線
Claims (11)
- 幅方向、奥行方向、及び上下方向を有し、前面部、後面部、右面部、及び左面部を含み、前記前面部と前記右面部とが交わる部分、前記前面部と前記左面部とが交わる部分、前記後面部と前記右面部とが交わる部分、及び前記後面部と前記左面部とが交わる部分の各々に角部を有する、複数の吸収性物品を収納した包装体であって、
前記前面部及び前記後面部の各々において前記幅方向に沿って延びるように形成され、前記右面部及び前記左面部の各々において前記奥行方向に沿って延びるように形成された第1弱め線と、
前記角部を跨ぐように形成された第2弱め線と、
を備え、
隣り合う前記第1弱め線同士は、前記角部で互いに離間しており、
隣り合う前記第1弱め線と前記第2弱め線とは、互いに離間しており、
隣り合う前記第2弱め線と前記第1弱め線との距離は、隣り合う前記第1弱め線同士の距離よりも短く、
前記第2弱め線の端部の延長線は、当該第2弱め線の端部と隣り合う前記第1弱め線と交差する、
包装体。 - 前記第2弱め線の少なくとも端部は、隣り合う前記第1弱め線と、前記上下方向において重なる、
請求項1に記載の包装体。 - 前記第1弱め線は、前記上下方向における前記複数の吸収性物品の上側の端縁と同じ位置又は前記端縁よりも上側の位置に形成さており、
前記第2弱め線は、前記第1弱め線よりも前記上下方向の上側の位置に形成されている、
請求項1又は2に記載の包装体。 - 前記第2弱め線の少なくとも端部の延長線は、隣り合う前記第1弱め線に対して鋭角に交差する、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の包装体。 - 前記第2弱め線は、前記第2弱め線における前記包装体の表面に沿った方向の中央部を頂点とする、前記上下方向の上側又は下側に凸の形状を有する、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の包装体。 - 前記前面部、前記後面部、前記右面部、及び前記左面部の各々における前記上下方向の上側の部分に設けられた取手部を更に備える、
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の包装体。 - 前記右面部及び前記左面部は、それぞれ前記前面部及び前記後面部との間における、前記幅方向の右側及び左側に谷折りに折り畳まれた部分であり、
前記右面部と前記前面部との前記角部の前記第2弱め線は、前記右面部と前記前面部との境界線に対して線対称な形状を有し、前記右面部と前記後面部との前記角部の前記第2弱め線は、前記右面部と前記後面部との境界線に対して線対称な形状を有し、前記左面部と前記前面部との前記角部の前記第2弱め線は、前記左面部と前記前面部との境界線に対して線対称な形状を有し、前記左面部と前記後面部との前記角部の前記第2弱め線は、前記左面部と前記後面部との境界線に対して線対称な形状を有する、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の包装体。 - 前記第1弱め線は、前記上下方向における前記包装体に収納された前記複数の吸収性物品の上側の端縁と同じ位置又は前記端縁よりも上側の位置に形成されており、
前記第2弱め線は、前記第1弱め線よりも前記上下方向の上側に位置している、
請求項7に記載の包装体。 - 隣り合う前記第1弱め線と前記第2弱め線との距離は、前記第1弱め線を構成する弱め部分同士の距離よりも長い、
請求項1乃至8のいずれか一項に記載の包装体。 - 前記第2弱め線は、前記包装体の表面に沿った方向の中央を頂点とするアーチ型の形状を有する、
請求項1乃至9のいずれか一項に記載の包装体。 - 前記第2弱め線は、隣り合う少なくとも一つの前記第1弱め線の切り離しが行われ、前記前面部、前記後面部、前記右面部、及び前記左面部の少なくとも一つの前記第1弱め線よりも前記上下方向の上側の部分が把持されて、前記包装体が持ち上げられたとき、前記複数の吸収性物品の重みで、前記第1弱め線の切り離しが、前記角部に伝搬したとしても、到達できない位置、に形成されている、
請求項1乃至10のいずれか一項に記載の包装体。
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