JP2578336B2 - 手提げ袋の製造方法 - Google Patents

手提げ袋の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 現在、スーパーマーケット等の売り場で、消費者が商
品を持ち帰るときに使用する手提げ袋として、プラスチ
ックフイルム製のものが大量に使用されていて、この種
の手提げ袋はプラスチックフイルムの需要の大きいシェ
アーを占める巨大な産業分野になっている。
本発明は、このような手提げ袋、特に取り扱いに便利
な形態の手提げ袋の製造に関するものである。
[従来の技術] この袋は、通常、第5図に示すように、筒状のインフ
レーションフイルムを原料として、これを平面的に重合
して、その下方折り目を底部分として、上方に図に示す
ようなW字型の刃で打ち抜いてその両側を手提げ部とし
て、さらにその手提げ部の外側を溶断して袋体部側縁溶
着部として製造していた。
この場合、開口部の中央両側の縁に封口用の結び紐6,
6が設けてあり、手提げ袋の袋体部に品物を入れたの
ち、両紐6,6を結び開口部を封口して使用していた。
しかし、このような形の手提げ袋は、手提げ部5,5及
び結び紐部6,6が、袋体部からほぼ袋体部と同じ長さだ
け突出しているので、保管容積がかさみ、また、製造工
程、保存、輸送等の作業において、手提げ部及び結び紐
部がぶらぶらと動き、ついには、これが縺れたりする
と、取り扱いにくい欠点がある。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、封口用結び紐付きの手提げ袋をコンパクト
な折り畳んだ形状に製造する方法を提供するものであ
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明者は、まず、当該手提げ袋の形状をコンパクト
にするために、前記手提げ部等が占有する長さを減少さ
せる方法として、上方にガゼット折りを設け、このガゼ
ット折り部分をW字型打ち抜き刃により打ち抜くことに
着想し、第4図のように打ち抜き手提げ袋を製造するこ
とを試みた。
このようにすれば、細長くぶらぶらしている部分は、
従来の袋よりもガゼット折りの部分だけ短くなっている
ので、製造工程の最終段階でこれを積み重ねる作業が容
易であり、保存、輸送においても便利である。
しかし、この場合、中央の封口用紐6の先端がガゼッ
ト折り3の折り曲げ部より上に出ると、W字型打ち抜き
の際に、ガゼット折り3の折り目部の一部が切断され
て、この破片が上下2枚の封口用結び紐6の間に挟まっ
て、連続製造工程において、薄いフイルム製品からこれ
を取り除くことは不可能に近い困難を伴う。
従って、封口用結び紐6の長さは、手提げ部5が折り
畳まれた分だけ制限されて短くなり、そのため品物を一
杯収納した手提げ袋の袋体の開口部分の幅より短くな
り、結ぶことができなくなるか、長さが足りても結びに
くくなる。また逆に、この方法で採用した手提げ部5の
折り畳みの幅がこのことから制限される。
本発明者は、折り畳んだ場合でも該結び紐の長さが短
くならないように製造方法に改良して本発明をなすに至
った。
即ち、本発明は、筒型形状の長尺フイルムを重合し、
その下辺を底部とし、上辺にガゼット折りを設け、該ガ
ゼット折りの袋体幅中央部に相当する部分を一定間隔毎
にフイルムの該折り目を開口部封口用結び紐の幅に相当
する部分を切断し、該切断部分の両脇から左右の手提げ
部の間のフイルムを下に凸の形状の楔型打ち抜き刃によ
り上部ガゼット折り目を横切るように打ち抜き、さら
に、手提げ部の両外側も刃により切り取り、手提げ部、
袋開口部及び開口部封口用結び紐を形成して、袋体部の
両側縁を溶断することを特徴とする手提げ袋の製造方法
を提供するものである。
本発明を実施例の図面によりさらに詳細に説明する。
本発明の製造方法の典型的な実施例は、インフレーシ
ョン加工により製造した長尺の筒状フイルムを、ガゼッ
ト折り工程により、断面が第1図の形状になるように連
続的にガゼット折りして、このガゼット折りの長尺フイ
ルムを袋体幅毎に間欠的に加工台上に送りだしながら、
各工程の加工を行う。
この場合、上部のガゼット折り3は本発明製造方法の
必須の構成であるが、下部のガゼット折り2は、手提げ
袋の底を角底にしようとする場合に所望により実施する
ものであり、本発明の必須工程ではない。
この場合、所望の手提げ袋の袋体部の厚さに応じて下
部のガゼット折りの深さを選択する。
また、上部のガゼット折りの深さは、製造する手提げ
袋の手提げ部分の長さの約半分近くにするのが望まし
い。
開口部封口用結び紐6の根元部分又は手提げ部5の根
元部分の傾斜をつけて幅を広げる場合は、そのテーパー
部分を除いた長さの約半分にするのが望ましい。
本実施例では、角底構造にするためには、常法によ
り、その下部のガゼット折り2の上下フイルムの間に金
属板を挿入して、この金属板に熱刃を押し当てて、上下
左右それぞれ一対を第2図に示す4本の溶着線4により
融着する。
この角底用融着工程の前後又は同時に、上部のガゼッ
ト折り3の折り目部分の袋体部の中央に相当する位置を
袋体の幅の一定間隔毎に折り目線の所のフイルムを間欠
的に刃先11を挿入して切り離す。この切断の幅は、封口
用結び紐6の幅より大きく、かつ左右の手提げ部5,5の
間の間隔より短くする必要がある。その後、手提げ部5,
5及び結び紐部6,6を残すように、下に凸状の3個の楔型
の打ち抜き刃により中間フイルム7、中間フイルム8及
び境界上部フイルム9を打ち抜いて取り除く。
これらのフイルムは、製品フイルムの挟まることな
く、また裏表がガゼット折り3を介して連続的につなが
っているので簡単に除去できる。
この打ち抜き工程では、下に凸の楔型打ち抜き刃であ
って、その先端はガゼット折り3の折り目より下に出て
いることが必要である。該刃の先端がガゼット折りの折
り目の上に位置する場合は、手提げ部分と結び紐部が上
部で連結してしまうので望ましくない。
境界部分上部フイルム9の打ち抜きは手提げ部5に手
が通るようにできればよく、単に原料フイルムの切断に
よることもできる。
本実施例では、このように打ち抜き工程を経たフイル
ムは、間欠的に次の工程に移送されて、境界上部フイル
ム9の下を溶断して、袋体部の側縁10を形成する。
本発明のこのような製造方法により手提げ部及び結び
紐部を折り畳んだ形態で製造することができる。
そして結び紐部6の先端は前記の切断工程により切断
されているので、結び紐として使用することができ、そ
の長さは手提げ部分と同じで十分な長さである。
この場合打ち抜き刃をフイルムの融点近くまで加熱し
ておくと手提げ部及び結び紐部分のフイルムは上下4枚
が軽く接着し、保存形態をさらに安定したものにするこ
とができる。
本実施例の場合は手提げ部及び結び紐部分の長さは約
半分に折り畳まれていて、手提げ袋の上半分の形状の不
安定は非常に減少していて、結び紐の長さは手提げ部の
長さと同じであり、十分開口部の封口のために、結び紐
を結ぶことができる。
本発明の製造方法において、袋体の側縁部の溶断工程
を先に実施して、多数の該袋体を積み重ねてこれを上記
の打ち抜きをまとめて行うことも可能である。
[発明の効果] 本発明の方法により、製造した手提げ袋は、手提げ部
及び結び紐が折り畳まれた状態で製造されコンパクトな
形態になっているので、使用、運送、保存等の取り扱い
に便利であり、また、使用にさいしても結び紐が長いの
で、いわゆる蝶々結びの形で結びこともでき、開口部を
封口固定することに関して非常に便利である。
また、このような長い結び紐の先端同志を短く結びこ
れも手提げ部として使用すれば、左右の手提げ部5,5は
真ん中に寄る分だけ高さが低くなり、3本の手提げフイ
ルムが先端がほほ同じ高さで袋体を支えることができる
ので特に重い品物を収納したときに強度的に弱い手提げ
部分を強化できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の製造方法の実施例のガゼット折りの
断面を示す図面であり、第2図は、本発明製造方法の打
ち抜き工程及び溶断工程の説明図であり、第3図は本発
明製造方法により製造された袋の使用斜視図面であり、
第4図は比較例の手提げ袋の平面図であり、第5図は従
来の製造方法により製造された袋の平面図である。 図中の符号は、1;筒型フイルム、2;下部ガゼット折り、
3;上部ガゼット折り、4;角底用融着線、5;手提げ部、6;
結び紐部、7;中間フイルム、8;中間フイルム、9;境界上
部フイルム、10;溶断線、11;中央切断刃である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒型形状の長尺フイルムを重合し、その下
    辺を底部とし、上辺にガゼット折りを設け、該ガゼット
    折りの袋体幅中央部に相当する部分を一定間隔毎にフイ
    ルムの該折り目を開口部封口用結び紐の幅に相当する長
    さを切断し、該切断部分の両脇から左右の手提げ部のフ
    イルムを下の凸の形状の楔型打ち抜き刃により上辺のガ
    ゼット折り目を横切って打ち抜き、さらに、手提げ部の
    両外側も刃により切り取ることにより、手提げ部、袋体
    開口部及び開口部封口用結び紐を形成して、袋体部の両
    側縁を溶断することを特徴とする手提げ袋の製造方法。
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