JPH0930326A - 車両用視認装置 - Google Patents

車両用視認装置

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JPH0930326A
JPH0930326A JP7207630A JP20763095A JPH0930326A JP H0930326 A JPH0930326 A JP H0930326A JP 7207630 A JP7207630 A JP 7207630A JP 20763095 A JP20763095 A JP 20763095A JP H0930326 A JPH0930326 A JP H0930326A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビカメラを用いて車両周辺を視認する車
両用視認装置をコンパクトに構成する。 【解決手段】 車両10のリヤウインド14の車室内1
6側の上部に車両用視認装置18を配設する。車両用視
認装置18はテレビカメラ24の光軸上にプリズム26
を配置して構成されている。プリズム26は、片面に複
数の山、谷を形成したもので、テレビカメラ24の光軸
を下方に屈折する。これにより、テレビカメラ24は、
車両後方下部の画像を撮像する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビカメラを
用いて車両周囲の画像を撮像して運転席の周囲等に配置
したテレビモニタに表示する車両用視認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両にテレビカメラを搭載して車両周囲
の視認性を確保するようにした従来技術として、トラッ
ク後部の屋根の中央にテレビカメラを後方斜め下向きに
して配設し、テレビカメラの前方にV字形ミラーを出し
入れ可能に配置することにより、V字形ミラーをテレビ
カメラの前方から退出させた状態で車両後方下部を撮し
出し、V字形ミラーをテレビカメラの前方に進出させた
状態で車両後方左右を撮し出すようにしたもの(実開平
2−2251号)や、車両前部および後部にテレビカメ
ラを配設し、これらテレビカメラの角度を可動したもの
(実開平2−41843号)等があった。また、車両後
部のリヤスポイラーに後方視認用テレビカメラを配設し
た車両が市販されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の車両用視認
装置はテレビカメラの撮像レンズの光軸に真直ぐな方向
の画像しか撮像できないため、車両後方下部を撮像する
にはテレビカメラを斜め下方に向けて配設する必要があ
った。また、様々な方向の画像を撮像するには、テレビ
カメラの角度を可動にするための大型の機構およびスペ
ースが必要であった。このため、車室内には配設しにく
く、屋根やリヤスポイラー等車室外に配設していた。と
ころが、テレビカメラを車室外に配設すると、防水構造
を必要とし、構造が複雑で装置が大型化し、コスト高と
なっていた。また、霜や曇り対策のために保護ガラスや
ヒータ等を設けなければならず、部品点数が多くなり、
コスト高となっていた。また、車室外に配設すると、電
源線や信号線を車室内に引き込む必要があり、配線作業
が繁雑となり、後付けが難しかった。また、車室外の屋
根等に配設すると、テレビカメラが突出し、車両デザイ
ンを損なっていた。
【0004】また、前記テレビカメラの前方にV字形ミ
ラーを配設して車両後方左右の画像を撮像するもので
は、V字形ミラーが大型で突出量が大きく、配設するの
に広いスペースが必要となり、やはり車室内に配設する
のは困難であった。また、大型で重量のあるV字形ミラ
ーを出し入れするための駆動機構も大型化し、コスト高
となっていた。
【0005】この発明は、前記従来の技術における欠点
を解決して、テレビカメラの撮像レンズの本来の光軸方
向以外の画像を簡単な構造で撮像できるようにして、テ
レビカメラを車室内に容易に配設できるようにした車両
用視認装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、テレビカメ
ラの光軸上に、片面に山、谷を平行に繰り返し形成した
板状の透明部材で構成されたプリズムを配置して、この
プリズムを通して車両周囲の画像を撮像するようにした
ものである。これによれば、テレビカメラの光軸がプリ
ズムで屈折されるので、撮像レンズの本来の光軸方向以
外の画像を撮像することができる。したがって、テレビ
カメラを車両後方に向けた状態で車両後部下方や車両後
方左右を撮像することができる。また、プリズムは板状
に構成されているので突出量が小さくてすむ。したがっ
て、テレビカメラおよびプリズムの組み合わせをコンパ
クトに配設することができ、車室内にも容易に配設する
ことができる。
【0007】また、プリズムをテレビカメラの光軸回り
方向またはこの光軸に略々平行な軸の回り方向に回転駆
動可能に配置したり、屈折方向の異なる複数のプリズム
をテレビカメラの光軸上に選択的に移動可能に配置する
ことにより、様々な方向の画像をテレビカメラを動かさ
ずに撮像することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を以下説明
する。 (実施の形態1)この発明の第1の実施の形態を図1〜
3を参照して説明する。図1において、車両(いわゆる
1ボックス車を示す。)10の後部ドア12の上部に
は、リヤウインド14が取り付けられている。リヤウイ
ンド14の車室内16側の上部中央部(あるいは中央部
から左または右に寄った位置)には、この発明の車両用
視認装置18が配設されている。車両用視認装置18
は、リヤウインド14の車室内16側上方の後部ドア1
2本体(金属部分)や車室内16の天井20に取付金具
40等で取り付けられている。
【0009】車両用視認装置18は、図2に拡大して示
すように、ケース22内にテレビカメラ24(CCDカ
メラ等)を収容固定し、ケース22の開口部30にプリ
ズム26を収容し、キャップ27をはめ込んで固定して
構成されている。テレビカメラ24からは電源線70お
よび画像信号線72を束ねたハーネス38が引き出され
ている。画像信号線72は、運転席等に配設されたテレ
ビモニタに接続されている。プリズム26の面はリヤウ
インド14の面と略々平行に(すなわち略々垂直面に)
配設されている。テレビカメラ24の光軸(撮像レンズ
32の光軸)28は、ケース開口部30の方向(すなわ
ち車両後方向)に向けてプリズム26の面に略々直角に
配設されている。
【0010】プリズム26はアクリル樹脂、PC(ポリ
カーボネート)等の透明度の高い樹脂や透明なガラス等
で作られている。プリズム26の片面(外側の面)26
aは平坦面に形成されている。また、プリズム26の他
面26b(内側の面)には、水平方向に延びた略々V字
状の溝が上下方向に一定ピッチ(撮像レンズ32の径よ
りも短いピッチ)で複数本平行に形成され、これによ
り、当該他面26aの縦断面は、図3に拡大して示すよ
うに、一方向(水平方向)に延在する複数の山、谷がそ
の延在方向と直角な方向に繰り返す鋸歯状の凹凸面に形
成されている。この鋸歯状の面26bの上向きの面34
は斜め上方に向いて傾斜した平面に形成され、下向きの
面36は下方に向いた略々水平な平面に形成されてい
る。
【0011】以上の構成によれば、車両後方略々水平方
向に設定されたテレビカメラ24の光軸28は、プリズ
ム26の内側の凹凸面26bの上向きの面34で斜め下
方に向けて屈折し、さらに外側の平坦面26aでさらに
斜め下方に向けて屈折する。これにより、テレビカメラ
24の視野は車両後方下部に向けられる。したがって、
車両後方下部の画像が運転席等に配置されたテレビモニ
タに映し出されて、運転者はそれを見ながら安全に車両
を後退させることができる。
【0012】(実施の形態2)前記第1の実施の形態で
は、車両後方下部を視認するようにしたが、様々な方向
について視認可能に構成することもできる。そのように
構成した車両用視認装置を図4に縦断面図で示す。この
車両用視認装置42は例えば前記図1と同様の状態で車
両に取り付けられる。前記図2の車両用視認装置と共通
する部分には同一の符号を用いる。ケース22の開口部
30内には、回転リング44が回転自在にはめ込まれて
いる。回転リング44の回転軸は、テレビカメラ24の
光軸28と一致している。回転リング44の開口部には
プリズム26が固定されている。
【0013】ケース22内にはモータ46が固定され、
その回転軸に取り付けられたギヤ48は回転リング44
の内周面に形成されたギヤ50にかみ合っている。ケー
ス22内には90°の配置間隔で3箇所にリミットスイ
ッチ52,54,56(図5)が固定配設され、これに
対応して回転リング44には90°の配置間隔で突出片
58,60,62(図5)が設けられている。各リミッ
トスイッチ52,54,56は、図5(図4のA矢視
図)に示すように、プリズム26の凹凸面26bの溝が
水平方向に延びた姿勢にあるとき(a)と垂直方向に延
びた姿勢にあるとき(b),(c)に突出片58,6
0,62に係合して作動する。そして、3つのリミット
スイッチ52,54,56のうちいずれがオンしいずれ
がオフするかによって図5(a),(b),(c)のい
ずれの姿勢にあるかがわかる。すなわち、図5(a)の
ようにリミットスイッチ52,54,56がすべてオン
した状態では、テレビカメラ24の視野は車両の後方下
部になる。また、図5(b)のようにリミットスイッチ
52,54がオンし、リミットスイッチ56がオフした
状態ではテレビカメラ24の視野は車両の後方右にな
る。また、図5(c)のようにリミットスイッチ54,
56がオンし、リミットスイッチ52がオフした状態で
は、テレビカメラ24の視野は車両後方左になる。
【0014】ケース22内には、プリズム26の回転角
度を制御するためのプリズム回転角度制御装置64(図
4)が組み込まれている。プリズム回転角度制御装置6
4の構成を図6に示す。制御回路66はリミットスイッ
チ52,54,56のオン、オフ情報を入力し、運転手
のスイッチ操作等により与えられる視認方向指令とこれ
らリミットスイッチ52,54,56のオン、オフ情報
を対比して、リミットスイッチ52,54,56のオ
ン、オフ情報で判別されるプリズム26の視認方向が指
令方向に一致するまでモータ駆動装置68を介してモー
タ46を駆動し、一致したら駆動を停止する。これによ
り、テレビカメラ24の視野を指令された視認方向に向
けることができる。図7は各視認方向で視認できる視野
を示したもので、駐車場や路地76から道路78に出る
時に視野を順次切り換えることにより、後方下部、後方
左、後方右の様子をテレビモニタ80で確認しながら、
安全に後退させることができる。なお、図4のハーネス
38には、電源線70、画像信号線72のほか、視認方
向指令を与える指令信号線74が束ねられている。
【0015】なお、リミットスイッチ52,54,56
に代えて、光学的検出手段、磁気的検出手段等を用いる
こともできる。
【0016】(実施の形態3)視認方向を切り換えられ
るようにした別の実施の形態を図8に示す。この車両用
視認装置92は、1枚の樹脂板等で構成されたスライド
板82に屈折方向が異なる3つのプリズム84,86,
88を一体で構成し(あるいは、スライド板82に3箇
所穴を形成し、別体で構成したプリズム84,86,8
8を各穴にはめ込んで固定してもよい。)、このスライ
ド板82をモータ90の動力で左右方向(H‐H′方向
すなわちテレビカメラ24の光軸に直角な水平方向)に
スライドして、プリズム84,86,88のうち任意の
ものをテレビカメラ24の光軸28上に移動できるよう
にしたものである。
【0017】プリズム84は、図9(a)にE‐E断面
を示すように構成され、車両後方水平方向に向けて配置
されたテレビカメラ24の光軸28を車両後方下部方向
に屈折させる。プリズム86は、図9(b)にF‐F断
面を示すように構成され、テレビカメラ24の光軸28
を車両後方右方向に屈折する。プリズム88は、図9
(c)にG‐G断面を示すように構成され、テレビカメ
ラ24の光軸28を車両後方左方向に屈折する。
【0018】スライド板82は図示しないケース内にス
ライド可能に支持されている。また、モータ90、テレ
ビカメラ24、制御装置等はケース内に固定されてい
る。スライド板82の上辺にはラック94が形成され、
モータ90に取り付けられたピニオン96とかみ合って
駆動され、これによりスライド板82は矢印H‐H′方
向にスライドする。スライド板82の下辺には突出片9
8,100,102が形成され、これに対応してケース
内にリミットスイッチ104,106,108が固定配
設されている。リミットスイッチ104,106,10
8のうちいずれがオンしいずれがオフするかによってプ
リズム84,86,88のいずれがテレビカメラ24の
光軸28上にあるかがわかる。すなわち、リミットスイ
ッチ104,106がオンしリミットスイッチ108が
オフすれば、プリズム84が光軸28上にあり、リミッ
トスイッチ104,106,108がすべてオンすれば
(この位置でスライド板82の矢印H′方向へのスライ
ドは図示しないストッパによって機械的に係止され
る。)プリズム86が光軸28上にあり、リミットスイ
ッチ104がオンしリミットスイッチ106,108が
オフすれば(この位置でスライド板82の矢印H方向の
スライドは図示しないストッパによって機械的に係止さ
れる。)プリズム88が光軸28上にあることがわか
る。そして、リミットスイッチ104,106,108
の検出信号を、前記図6と同様に構成されるスライド板
位置制御装置に入力してスライド板82の位置を制御す
ることにより、任意に指令した方向の画像をテレビカメ
ラ24で撮像することができる。
【0019】なお、スライド板82に、プリズム86に
隣接して、プリズムが形成されていない部分87(すな
わち単なる透明板)を形成して、スライド板82を、プ
リズム86が光軸28上に位置している状態よりもさら
に矢印H′方向に1こま分移動できるようにすれば(こ
のときリミットスイッチ106,108がオンし、リミ
ットスイッチ104がオフする。)、テレビカメラ24
は透明板87を通して車両後方水平方向を撮像すること
ができる。これは、例えば後退時に後方水平方向を視認
するのに用いることができる。あるいは、通常走行中に
後方水平方向を視認するのにも利用することができる。
【0020】(実施の形態4)前記図4では、テレビカ
メラ24の光軸28とプリズム26の回転軸を一致させ
たが、ずれていてもよい。図10はそのように構成した
もので、テレビカメラ24の光軸28とプリズム26の
回転軸116は相互にずらしてかつ平行に配設されてい
る。プリズム26の一部にはプリズムが形成されていな
い透明部または開口部118が形成されており、後方水
平方向視認用に用いられる。プリズム26を回転させて
各位置26−1,26−2,26−3,26−4をテレ
ビカメラの光軸28上に位置決めすることにより(各位
置を検出するためのリミットスイッチ等の検出手段が設
けられている。)、後方左、後方下部、後方右、後方水
平方向を切り換えて視認することができる。
【0021】(実施の形態5)前記図8では複数のプリ
ズムをスライド板に配列して、スライド板を直線状にス
ライドさせたが、回転板上に配列することもできる。図
11はそのように構成したもので、回転板120の各位
置に同一方向に山、谷を繰り返すプリズム124,12
6,128を一体構成し(あるいは、回転板120の3
箇所に穴をあけて、そこに別体で構成されたプリズム1
24,126,128をはめ込む。)、回転板120の
回転軸122とテレビカメラの光軸28を相互にずらし
てかつ平行に配設したものである。回転板120の一部
にはプリズムが形成されていない透明部130(または
開口部)が形成されており、後方水平方向視認用に用い
られる。回転板120を回転させて各プリズム124,
126,128または透明部130をテレビカメラの光
軸28上に位置決めすることにより(各位置を検出する
ためのリミットスイッチ等の検出手段が設けられてい
る。)、後方左、後方下部、後方右、後方水平方向を切
り換えて視認することができる。
【0022】(その他の実施の形態)前記各実施の形態
では、一度に一方向のみ視認するようにしたが、同時に
複数方向を視認するように構成することもできる。例え
ば、図12は、テレビカメラ24とプリズム110の配
置を平面図で見たものであるが、プリズム110は、テ
レビカメラ24の光軸を車両後方左方向に屈折する領域
110aと車両後方右方向に屈折する領域110bが形
成されている。そして、テレビカメラ24の撮像レンズ
32の視野は、両領域110a,110b間にわたって
おり、車両後方左右の画像を同時に撮像することができ
る。
【0023】前記各実施の形態ではプリズムを専用の部
品として構成したが、図13に示すように、リヤウイン
ド14自体に凹凸面を形成してプリズム112を構成
し、これにテレビカメラ24を対面させることもでき
る。
【0024】前記各実施の形態では、テレビカメラ24
に対向したプリズムの面に凹凸を形成したが、図14に
示すように、プリズム114のテレビカメラ24に対向
した面114bと反対側の面114aに凹凸を形成する
こともできる。
【0025】なお、前記各実施の形態では車両用視認装
置を車室内に配設したが、この発明の車両用視認装置は
車室外に配設するのを妨げるものではない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の車両用
視認装置は、コンパクトな構成で車両の周囲を視認する
ことができ、車室内に容易に配設することができる。そ
して、車室内に配設すれば、曇り対策、防水対策が不要
となり安価に構成することができる。また、配線を車室
外に引き出す必要がないので後付けが容易であり、さら
に車両デザインを損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施の形態を示す車両後部
の一部断面側面図である。
【図2】 図1の車両用視認装置18の縦断面図および
そのA矢視図である。
【図3】 図2のプリズム26によるテレビカメラ24
の光軸の屈折状態および視野を示す拡大断面図である。
【図4】 この発明の第2の実施の形態を示す縦断面図
である。
【図5】 図4のプリズム26の各回転位置における状
態を示す図4のA矢視図および各断面図である。
【図6】 図4のプリズム回転角度制御装置64の構成
例を示すブロック図である。
【図7】 図4の車両用視認装置42による視認範囲を
示す平面図である。
【図8】 この発明の第3の実施の形態を示す斜視図で
ある。
【図9】 図8の各プリズムの断面図である。
【図10】 この発明の第4の実施の形態を示す平面図
である。
【図11】 この発明の第5の実施の形態を示す側面断
面図である。
【図12】 この発明のその他の実施の形態を示す側面
断面図である。
【図13】 この発明のその他の実施の形態を示す側面
断面図である。
【図14】 この発明のその他の実施の形態を示す側面
断面図である。
【符号の説明】
10 車両 14 リヤウインド 16 車室内 18,42,92 車両用視認装置 24 テレビカメラ 26,84,86,88,110,112,114,1
24,126,128プリズム 28 テレビカメラの光軸 32 撮像レンズ 46,90 モータ(駆動手段) 52,54,56,104,106,108 リミット
スイッチ(検出手段) 64 プリズム回転角度制御装置(制御手段) 80 テレビモニタ 82 スライド板(支持部材) 116 プリズムの回転軸(テレビカメラの光軸に平行
な軸) 120 回転板(支持部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に取り付けられて当該車両の周囲の画
    像を撮像するテレビカメラと、 片面に山、谷が平行に繰り返し形成された板状の透明部
    材で構成され、前記テレビカメラの光軸上に配置され
    て、当該光軸を屈折するプリズムとを具備し、 前記プリズムを通して前記テレビカメラで撮像される車
    両の周囲の画像を当該車内に配置されたテレビモニタに
    表示してなる車両用視認装置。
  2. 【請求項2】前記プリズムを前記テレビカメラの光軸の
    回り方向または当該光軸に平行な軸の回り方向に回転駆
    動する駆動手段と、 前記プリズムの回転角度を検出する検出手段と、 この検出手段の検出情報と別途与えられる視認方向指令
    情報に基づき前記駆動手段を駆動して当該視認方向指令
    情報に対応した回転角度に前記プリズムの回転角度を制
    御する制御手段とをさらに具備してなる請求項1記載の
    車両用視認装置。
  3. 【請求項3】屈折方向が異なる複数のプリズムを備え、
    当該複数のプリズムの任意のものを前記テレビカメラの
    光軸上に選択的に移動させる駆動手段をさらに具備して
    なる請求項1記載の車両用視認装置。
  4. 【請求項4】前記複数のプリズムが板状の支持部材によ
    り略々同一平面上に配設されており、当該支持部材が前
    記駆動手段によりその面に沿った方向に移動して当該複
    数のプリズムの任意のものを前記テレビカメラの光軸上
    に選択的に移動させるように構成されており、 前記テレビカメラの光軸と複数のプリズムの位置関係を
    検出する検出手段と、 この検出手段の検出情報と別途与えられる視認方向指令
    情報に基づき前記駆動手段を駆動して当該視認方向指令
    情報に対応したプリズムを前記テレビカメラの光軸上に
    位置決め制御する制御手段とをさらに具備してなる請求
    項3記載の車両用視認装置。
  5. 【請求項5】前記テレビカメラおよび前記プリズムが車
    両のリヤウインドの車室内側に配置され、前記テレビカ
    メラの光軸を前記プリズムおよびリヤウインドを通して
    車室外に導いてなる請求項1〜4のいずれかに記載の車
    両用視認装置。
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