JP2003169233A - 自動車装着用カメラ - Google Patents

自動車装着用カメラ

Info

Publication number
JP2003169233A
JP2003169233A JP2001368640A JP2001368640A JP2003169233A JP 2003169233 A JP2003169233 A JP 2003169233A JP 2001368640 A JP2001368640 A JP 2001368640A JP 2001368640 A JP2001368640 A JP 2001368640A JP 2003169233 A JP2003169233 A JP 2003169233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
vehicle
image
image pickup
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001368640A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Fujii
哲也 藤井
Hiroki Tsuge
浩樹 柘植
Koichi Ogiso
浩一 小木曽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP2001368640A priority Critical patent/JP2003169233A/ja
Publication of JP2003169233A publication Critical patent/JP2003169233A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の用途に対応することができ、良好な画像
を表示し、かつ製造コストを下げることができる自動車
装着用カメラを提供する。 【解決手段】自動車装着用カメラが、複数の撮像素子
と、複数の撮像素子にそれぞれ対応する複数のレンズ
と、複数の撮像素子に共通して接続し撮像素子から得ら
れた画像信号を基に画像処理を行うドライバ回路と、複
数の撮像素子とドライバ回路との接続を切替える切替手
段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の前方,下
方,側方の安全確認に関わり、特に遠距離および近距離
の安全確認のための監視用カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の自動車装着用カメラが開発
されている。見通しの悪い交差点やT字路の左右の映像
を撮像するブラインドコーナーモニターや、車両室内外
のフロント部やリヤ部に設置して車両の前方や後方を撮
像するフロントカメラやリヤカメラや、夜間の視界を確
保するナイトビジョンなどがその代表的なものである。
【0003】自動車等の車両、特に中・大型車において
は車両の下方や側方が死角となり視認し難いという問題
がある。ブラインドコーナーモニターや、フロントカメ
ラ、リアカメラ等は、この視認し難い部分を監視するカ
メラを自動車に装着し、撮像した画像を車室内のモニタ
に表示して運転者に提供するものである。
【0004】また、可視光が少ない夜間の走行時などに
良好な視界を提供するために、CCD素子等の、素子へ
の光量が少ない状態でも撮像可能な素子を用いたカメラ
によって前方視界を撮像し、この画像を運転者に提供す
る運転視界支援装置が求められている。ナイトビジョン
等はこの運転支援装置として用いられる。
【0005】これらの撮像装置はそれぞれが複雑なもの
であり、1台の車両に複数の用途に対応する複数の撮像
装置を設置する場合、装置がさらに複雑化かつ大型化
し、またコストが高くなる問題があった。
【0006】このような問題を解決するためのカメラシ
ステムとして、2種の光学系および2種のドライバ回路
を配置し、この2種の光学系によって得られる画像を切
替えて表示するカメラシステムが特開平8−11903
6号公報に開示されている。
【0007】しかしこのカメラシステムは、画像を切替
して表示するために、表示される画像間にずれが生じて
良好な画像が得られない問題があり、また、2種の光学
系を配置するために異なる2種の回路が必要になり、コ
ストがあまり下がらない問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情を考
慮してなされたもので、複数の用途に対応することがで
き、良好な画像を表示し、かつ製造コストを下げること
ができる自動車装着用カメラを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の第1発明に係る自動車装着用カメラは、自動車室外
の被写体を撮影し、得られた画像を自動車室内に表示す
る自動車の車室外監視カメラであって、複数の撮像素子
と、該複数の撮像素子にそれぞれ対応する複数のレンズ
と、該複数の撮像素子に共通して接続し該撮像素子から
得られた画像信号を基に画像処理を行うドライバ回路
と、該複数の撮像素子と該ドライバ回路との接続を切替
える切替手段とを有することを特徴とする。
【0010】この第1発明によると、複数の撮像素子に
よって得られる、複数の用途に対応する画像信号は共通
のドライバ回路で画像処理される。このため、表示され
る画像はずれのないものとなる。また、ドライバ回路は
各素子間で共通のものであるためにカメラが複数の用途
に対応するものであるにもかかわらず小型化されたもの
となる。
【0011】本発明の第2発明に係る自動車装着用カメ
ラは、1つの撮像素子と、該撮像素子に対応する複数の
レンズと、該複数のレンズを固定するレンズ支持手段
と、該レンズ支持手段を回転またはスライドさせてレン
ズを切替える駆動手段と、該撮像素子に接続して該撮像
素子から得られた画像信号を基に画像処理を行うドライ
バ回路とを有することを特徴とする。
【0012】この第2発明によると、1つの撮像素子に
対応した複数のレンズが切替え可能に装着されているた
め、このレンズを切替えることによって、1つの撮像素
子とドライバ回路とを用いて複数の用途に対応した画像
を得ることができる。また、上記と同様にずれのない画
像が得られ、かつカメラが小型化される。
【0013】本発明の第3発明に係る自動車装着用カメ
ラは、複数の撮像素子と、該撮像素子に対応する複数の
レンズと、該複数のレンズを固定するレンズ支持手段
と、該レンズ支持手段を回転またはスライドさせてレン
ズを切替える駆動手段と、該複数の撮像素子に共通して
接続し該撮像素子から得られた画像信号を基に画像処理
を行うドライバ回路と、該複数の撮像素子と該ドライバ
回路との接続を切替える切替え手段とを有することを特
徴とする。
【0014】この第3発明によると、複数の撮像素子に
対応した複数のレンズが切替可能であるために、撮像素
子とレンズとの組み合わせによって多様な撮影条件およ
び用途に対応することができる。また、上記と同様にず
れのない画像が得られ、かつカメラが小型化される。
【0015】本発明の第4発明に係る自動車装着用カメ
ラは、少なくとも1つの撮像素子と該撮像素子に対応す
る少なくとも1つのレンズとを有する撮影部と、該撮像
素子から得られた画像信号を基に画像処理を行うドライ
バ回路と、該撮影部と車体とを摺動可能に連結する支持
脚と、該支持脚と車体との摺動方向を誘導しつつ該支持
脚を支持するスライドレールとを有することを特徴とす
る。
【0016】この第4発明によると、撮影部が移動可能
であるために1台のカメラを種々の部位、例えば車体の
左端と右端とに移動させて配置することができる。この
ため、1台のカメラによって、自動車室外の様々な部位
を撮影することができる。
【0017】本発明の自動車装着用カメラでは、被写体
と前記撮像素子との間には、光の特定波長を遮断するフ
ィルタを装着することができる。また、上記フィルタ
は、近赤外光遮断フィルタ,可視光遮断フィルタから選
ばれる少なくとも1つであることが好ましい。
【0018】上記撮像素子は、CCD素子,CMOS素
子から選ばれる少なくとも1つであることが好ましく、
上記レンズは、標準レンズ,広角レンズ,望遠レンズか
ら選ばれる少なくとも1つであることが好ましい。ま
た、上記レンズのうち少なくとも1つは下向きに傾斜し
て配置することができる。そして上記下向きに傾斜して
配置されたレンズは広角レンズであることが好ましい。
さらに上記下向きに傾斜して配置されたレンズは垂直方
向に遊動可能であることが好ましい。
【0019】また、上記撮影部は前記支持脚に回転自在
に支持されるように設置することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の自動車装着用カメラは車
体のどの部分に装着されても良い。例えば車体前方に装
着して自動車の進行方向や前方下部の撮影を行うことも
できるし、車体後方に装着して後退時の死角の撮影を行
うこともできる。また、左右の端部に装着して左右の死
角の撮影を行うこともできる。
【0021】夜間の撮影を想定すれば、カメラ内に近赤
外線照射装置を導入して赤外線カメラとすることも好ま
しい。近赤外線照射装置より被写体に近赤外線を照射
し、その反射光を撮影することで、可視光線の少ない夜
間においても良好な画像を得ることができる。
【0022】本発明の第1発明に係る自動車装着用カメ
ラは、複数の撮像素子と、複数の撮像素子にそれぞれ対
応する複数のレンズとを有する。
【0023】撮像素子は用途に応じた種々のものを用い
ることができるが、例えば夜間の運転視界支援装置とし
ての機能を付与するためには、素子への光量が少ない状
態でも撮像可能なCCD素子を用ることが好ましい。ま
た、本発明のカメラは自動車に装着することから、消費
電力の少ないCMOS素子を用いることも好ましい。
【0024】レンズもまた用途に応じた種々のものを用
いることができる。一般的にカメラに用いられるレンズ
には標準レンズ,広角レンズ,望遠レンズなどがあり、
いずれのレンズも好適に使用することができる。車体の
下方や左右端部を撮像するためには視野が広角となる広
角レンズを用いることがより好ましく、夜間走行時など
に進行方向の遠方を撮影するためには望遠レンズを用い
ることがより好ましい。
【0025】本発明の自動車装着用カメラでは、レンズ
のうち少なくとも1つを下向きに傾斜して配置すること
ができる。レンズを下向きに傾斜して配置することで運
転者の死角となる車体の下方を撮影することが可能とな
る。このとき用いられるレンズとしては広角レンズが好
ましい。また、下向きに傾斜して配置されたレンズは、
視認できる撮影部位をより大きくするためには、垂直方
向に遊動可能であり、傾斜角度を任意の角度に設定でき
ることが好ましい。
【0026】本発明の自動車装着用カメラは、複数の撮
像素子に共通して接続しこの撮像素子から得られた画像
信号を基に画像処理を行うドライバ回路と、該複数の撮
像素子と該ドライバ回路との接続を切替える切替手段と
を有する。
【0027】ドライバ回路は、撮像素子による画像信号
に信号処理を施して画像処理を行うことができるもので
あれば一般に用いられるものを使用することができる。
ドライバ回路を切替える切替え手段もまた一般に用いら
れる方法で行うことができ、電子制御によって行うこと
もできるし、機械制御によって行うこともできる。
【0028】本発明の自動車装着用カメラでは、被写体
と前記撮像素子との間には、光の特定波長を遮断するフ
ィルタを装着することができる。また、上記フィルタ
は、近赤外光遮断フィルタ,可視光遮断フィルタから選
ばれる少なくとも1つであることが好ましい。
【0029】撮像素子は、それぞれ特有の分光感度特性
を有するため、この撮像素子に照射される光のうち特定
波長を遮断することで、ノイズが除去されて鮮明な画像
が得られる。昼間の使用時には近赤外光遮断フィルタを
することが好ましく、夜間の使用時には可視光遮断フィ
ルタを装着することが好ましい。
【0030】本発明の第2発明に係る自動車装着用カメ
ラは、1つの撮像素子と、該撮像素子に対応する複数の
レンズと、該複数のレンズを固定するレンズ支持手段
と、該レンズ支持手段を回転またはスライドさせてレン
ズを切替える駆動手段とを有する。
【0031】複数のレンズはいずれも、固定された撮像
素子に被写体の光学像を結像する。このときの被写体は
遠距離に位置する場合もあるし、近距離に位置する場合
もある。このため、各々のレンズは焦点距離に合わせた
好適な距離をもって切替えられる必要がある。本発明で
は、それぞれのレンズが撮像素子との好適な距離をもつ
ようにレンズ支持手段に固定することもできるし、レン
ズ支持手段を移動可能にして、レンズと撮像素子との距
離を調整して光学像のピントをあわせることもできる。
何れの場合も、レンズ支持手段は駆動手段によって回転
またはスライドされてレンズを切替える。この切替えに
よって、用途に応じた好適なレンズが選択される。
【0032】レンズ支持手段は、回転によりレンズを切
替える構成の場合は略円形に形成されることが好まし
く、スライドにより切替える構成の場合は略長方形の平
板状に形成されることが好ましいが、回転またはスライ
ドによってレンズを切替えることができればどのような
形状であってもよい。
【0033】駆動手段はレンズ支持手段を回転またはス
ライドさせることができればどのようなものであっても
良い。例えば、モータや電磁アクチュエータなど既知の
手段を用いてレンズ支持手段の回転やスライドを行うこ
とができる。モータを用いる場合、モータの回転運動を
用いてレンズ支持手段の回転を行うこともできるし、モ
ータの回転運動を水平運動に変換してレンズ支持手段の
スライドを行うこともできる。
【0034】本発明の第3発明に係る自動車装着用カメ
ラは、複数の撮像素子と、該撮像素子に対応する複数の
レンズと、該複数のレンズを固定するレンズ支持手段
と、該レンズ支持手段を回転またはスライドさせてレン
ズを切替える駆動手段と、該複数の撮像素子に共通して
接続し該撮像素子から得られた画像信号を基に画像処理
を行うドライバ回路と、該複数の撮像素子と該ドライバ
回路との接続を切替える切替え手段とを有する。
【0035】複数の撮像素子と複数のレンズとを組み合
わせることで、撮影素子の種類×レンズの種類通りの、
非常に多種の組み合わせが成立し、小型のカメラであり
ながらさらに多様な用途に対応することができる。
【0036】本発明の第4発明に係る自動車装着用カメ
ラは、少なくとも1つの撮像素子と該撮像素子に対応す
る少なくとも1つのレンズとを有する撮影部と、該撮像
素子から得られた画像信号を基に画像処理を行うドライ
バ回路と、該撮影部と車体とを摺動可能に連結する支持
脚と、該支持脚と車体との摺動方向を誘導しつつ支持脚
を支持するスライドレールとを有する。
【0037】撮影部が支持脚によって摺動可能に車体に
連結されているため、この撮影部は支持脚の摺動範囲
内、つまりスライドレールの設置範囲内で摺動すること
が可能となる。
【0038】本発明の第4発明に係る自動車装着用カメ
ラは、種々の摺動範囲で装着することができる。車体に
カメラの摺動部を設けてこの摺動部に装着することもで
きるし、フロントグリル等の溝部が穿設されている部分
を摺動範囲として、この溝部から撮影するように装着す
ることもできる。
【0039】フロントグリルの溝部に装着する場合は、
撮影部を溝部から車体前方に突出させるか、カメラの視
野をフロントグリルが妨げないような範囲内で撮影部を
グリル背面に配置し、スライドレールをグリル溝に沿っ
てグリルの背面に配置して、グリル溝の形状に沿って撮
影部を摺動させることができる。
【0040】このカメラを装着するフロントグリルの形
状は特に限定されないが、グリル溝がフロントグリルの
左右にわたって途切れなく穿設されているものや、グリ
ル溝がフロントグリルの外周部にΠ字型に途切れなく穿
設されているものに装着する場合は、カメラの摺動範囲
が運転者の死角を網羅することができるためにより好ま
しく装着することができる。
【0041】支持脚とスライドレールとの摺動は、既知
の方法によって行うことができる。例えば、円柱状のス
ライドレールに螺旋溝を設け、支持脚のスライドレール
に対応する部分にはこの螺旋溝の断面形状に対応した支
持爪部を設けて、スライドレールの螺旋溝に支持爪部を
係合させて支持させる。この円柱状のスライドレールを
円周方向に回転させつつ、この回転に伴う支持脚の回転
を抑止手段により抑止することで、支持脚がスライドレ
ールの螺旋溝を摺動し、スライドレールの長尺方向に摺
動させることができる。
【0042】また、スライドレールの長尺方向に断面形
状が一定な溝を設け、支持脚のスライドレールと係合す
る部分には車輪を設けて、この車輪を電気的手段や磁気
的手段で駆動させてスライドレール上を摺動させること
もできる。車輪を設けずに支持脚とスライドレールとを
磁気的手段で摺動させてもよい。このような場合には、
支持脚とスレイドレールとの係合が解けることを防ぐた
めのストッパーを支持脚またはスライドレールに設けて
おくことで良好な摺動が得られる。
【0043】また、撮影部は支持脚に回転自在に支持さ
れるように設置することができる。撮影部が回転するこ
とで撮影可能範囲はさらに大きくなり、運転者の死角を
より小さくすることができる。
【0044】さらに、本発明の第4発明に係る自動車装
着用カメラは、上述した第1発明〜第3発明と同様に複
数のレンズや素子を共通のドライバに接続することもで
きる。
【0045】本発明の第1発明〜第4発明に係る自動車
装着用カメラは、ドライバ回路を切替えることによっ
て、種々の用途に対応することができる。例えば夜間走
行時には、CCD素子と標準レンズとを組み合わせて使
用することによって近距離の前方視界を良好に撮影・表
示することができるし、CCD素子と望遠レンズとを組
み合わせて使用することによって遠距離の前方視界を良
好に撮影・表示することができる。また、停車時や車庫
入れ等の低速走行時には、CCD素子と広角レンズとを
組み合わせて使用することによって、車体の下方や左右
側部などの運転者の死角になる部分を夜間においても良
好に撮影・表示することができる。
【0046】昼間の使用時には、CMOS素子を各種レ
ンズと組み合わせて使用することができ、消費電力を抑
えつつ撮影することが可能となる。
【0047】これら各用途に応じた素子やレンズの切替
えは、光量や走行速度を検知するセンサや自動回路切替
え手段をカメラに搭載して自動で行うこともできるし、
運転者が適宜選択して手動で行うこともできるし、両方
の手段で行うこともできる。また、夜間の走行時に遠距
離の前方視界を撮影する切替え方法として、ハイビーム
点灯操作時に連動して自動的に切替えを行うように設定
することも好ましい。
【0048】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を基にして
説明する。
【0049】(実施例1)本発明の実施例1の自動車装
着用カメラの全体を示すブロック図を図1に示しす。実
施例1の自動車装着用カメラはカメラユニット1と、処
理部2と、表示部3と、センサ部4と、入力部5とに分
かれている。
【0050】カメラユニット1は車体前方に配置され、
自動車の進行方向に向かって前方の被写体と車体下方の
被写体との撮影を行う。カメラユニット1は図示しない
透明な樹脂板に覆われており、この樹脂板によってカメ
ラユニット1への雨風の進入が防止されている。
【0051】処理部2はカメラユニット1よりやや後方
の車体に配置され、これも図示しない樹脂筐体にて雨風
の侵入を防止されて設置されている。この処理部2には
ドライバ回路が組み込まれている。
【0052】表示部3は車室内のダッシュボードに埋設
されている。本実施例1において表示部3は自動車装着
用カメラ専用の表示装置となっているが、他の装置と共
用の表示部とすることもできる。例えば、ナビゲーショ
ンシステムのモニタとの切替え手段を設けて、共有する
ように設置されてもよい。
【0053】センサ部4は車体前方に車室外に向けて設
置されている。センサ部4は前方の車室外の光量を検知
する光センサである。
【0054】入力部5は車室内の運転席側にコントロー
ルパネルと並んで埋設されている。
【0055】運転者によって撮影条件の自動選択/手動
選択が選択され、入力部5より入力されると、処理部2
にて撮影条件の自動選択/手動選択の切替えがなされ
る。手動選択の場合は入力部5より入力された撮影箇
所,使用レンズ,使用素子等の情報が処理部2に送出さ
れ、処理部2よりカメラユニット1に撮影箇所,レン
ズ,素子の切替え信号が送出されてカメラユニット1に
て撮影条件の切替えが行われる。また、手動選択の場合
は処理部2よりセンサ部4へセンサスイッチのON/O
FF切替え信号が送出されて、センサ部4による光検知
が停止する。自動選択の場合は、処理部2よりセンサ部
4センサスイッチのON/OFF切替え信号が送出され
て、センサ部4による光検知が開始する。センサ部4に
て検知された光量情報は処理部2に送出され、光量が多
い場合と光量が少ない場合とで異なる撮影箇所,レン
ズ,素子の選択が行われて、各切替え信号がカメラユニ
ット1に送出され、撮影条件の切替えが行われる。いず
れの場合も、カメラユニット1によって撮影された被写
体の画像信号は、処理部2に送出され、この処理部2に
よって処理された後に表示部3に表示される。
【0056】カメラユニット1の上面を模式的に示す摸
式図を図2に示し、側面Aを模式的に示す摸式図を図3
に示し、B−B’で切断した面を模式的に示す摸式切断
図を図4に示す。
【0057】カメラユニット1は、標準レンズ6と広角
レンズ7との2個のレンズと、可視光カットフィルタ8
と近赤外光カットフィルタ9との2個のフィルタと、C
CD素子10とCMOS素子11との2個の撮像素子
と、レンズ支持手段12と、レンズ支持手段12を回転
させる駆動手段13とを有している。
【0058】標準レンズ6は、2枚の標準レンズ体が鏡
筒14に固定されて形成されている。この標準レンズ6
に可視光カットフィルタ8が固定されて近赤外レンズユ
ニット15を形成している。広角レンズ7もまた2枚の
広角レンズ体が鏡筒14に固定されて形成され、この広
角レンズ7に近赤外光カットフィルタ9が固定されて広
角レンズユニット16を形成している。
【0059】レンズ支持手段12は、略円形の金属板の
外周部に多数の切り込み部17が設けられた歯車になっ
ており、略円形の円心を挟んで対称な位置に標準レンズ
6と広角レンズ7のそれぞれの大きさにそれぞれ対応す
る2個の光学通過部18が穿設されている。この光学通
過部18に嵌め込まれて近赤外レンズユニット15と広
角レンズユニット16とがそれぞれ固定されている。ま
た、広角レンズユニット16は、レンズ支持手段より車
体下方に向けて30°の傾斜をもって固定されている。
【0060】駆動手段13はレンズ支持手段12の切り
込み部17とかみ合う形状の切り込み部19が設けられ
た歯車部20を有し、この歯車部20がモータ部21の
回転運動により駆動されてレンズ支持手段12の駆動を
行う。
【0061】レンズ支持手段12を挟んで各レンズユニ
ットの反対側には、第1基板部22と第2基板部23と
が基板脚部24により距離をもって積層されている。第
1基板部22の光学通過部18に対応する位置にはCC
D素子10とCMOS素子11とがそれぞれ配置されて
いる。第1基板部22と第2基板部23とには、図示し
ない集積回路が配線されており、CCD素子10とCM
OS素子11とはそれぞれこれら集積回路に接続されて
おり、近赤外レンズユニット15や広角レンズユニット
16から得られた光学像はCCD素子10やCMOS素
子11によって画像信号に変換されて集積回路を通じて
処理部2に送出される。
【0062】本実施例1によると、夜間の走行時にはC
CD素子10と近赤外レンズユニット15との組み合わ
せによって車体前方の路面,走行車,障害物などの画像
を良好に撮影することができ、また、昼間の停車時や運
転始動時にはCMOS素子11と広角レンズユニット1
6との組み合わせによって車体下方の路面,障害物など
の画像を良好に撮影することができる。そして、光量が
少ない条件下の停車時や運転始動時にはCCD素子10
と広角レンズユニット16との組み合わせによって車体
下方の路面,障害物などの画像を良好に撮影することが
できる。
【0063】(実施例2)本発明の実施例2の自動車装
着用カメラは実施例1と同様にカメラユニットと、処理
部と、表示部と、センサ部と、入力部とに分かれてお
り、実施例1と同様の機構によって、自動または手動で
選択された撮影条件に基づいて被写体の撮影をおこなう
ものである。
【0064】本実施例2のカメラユニット25の上面を
模式的に示す摸式図を図5に示し、側面Cを模式的に示
す摸式図を図6に示し、D−D’で切断した面を模式的
に示す摸式切断図を図7に示す。
【0065】本実施例2のカメラユニット25は、実施
例1と同じ標準レンズ26と広角レンズ27との2個の
レンズと、可視光カットフィルタ28と近赤外光カット
フィルタ29との2個のフィルタと、CCD素子30と
CMOS素子31との2個の撮像素子とを有している
が、レンズ支持手段32は固定されており、レンズの切
替えは行われない構成になっている。
【0066】標準レンズ26は、2枚の標準レンズ体が
鏡筒33に固定されて形成されている。この標準レンズ
26に可視光カットフィルタ28が固定されて近赤外レ
ンズユニット34を形成している。広角レンズ27もま
た2枚の広角レンズ体が鏡筒33に固定されて形成さ
れ、この広角レンズ27に近赤外光カットフィルタ29
が固定されて広角レンズユニット35を形成している。
【0067】レンズ支持手段32は、略長方形の金属板
の所定の位置に標準レンズ26と広角レンズ27のそれ
ぞれの大きさにそれぞれ対応する2個の光学通過部36
が穿設されている。この光学通過部36に嵌め込まれて
近赤外レンズユニット34と広角レンズユニット35と
がそれぞれ固定されている。また、広角レンズユニット
35は、実施例1と同様にレンズ支持手段32より車体
下方に向けて30°の傾斜をもって固定されている。
【0068】レンズ支持手段32を挟んで各レンズユニ
ットの反対側には、第1基板部37と第2基板部38と
が基板脚部39により距離をもって積層されているま
た、レンズ支持手段32も基板脚部39によって固定さ
れている。第1基板部37の光学通過部36に対応する
位置にはCCD素子30とCMOS素子31とがそれぞ
れ配置されている。
【0069】本実施例2によると、夜間の走行時にはC
CD素子30と近赤外レンズユニット34との組み合わ
せによって車体前方の路面,走行車,障害物などの画像
を良好に撮影することができ、また、昼間の停車時や運
転始動時にはCMOS素子31と広角レンズユニット3
5との組み合わせによって車体下方の路面,障害物など
の画像を良好に撮影することができる。
【0070】(実施例3)本発明の実施例3の自動車装
着用カメラは実施例1と同様にカメラユニットと、処理
部と、表示部と、センサ部と、入力部とに分かれてお
り、実施例1と同様の機構によって、自動または手動で
選択された撮影条件に基づいて被写体の撮影をおこなう
ものである。
【0071】本実施例3のカメラユニット40の上面を
模式的に示す摸式図を図8に示し、側面Eを模式的に示
す摸式図を図9に示し、F−F’で切断した面を模式的
に示す摸式切断図を図10に示す。
【0072】本実施例3のカメラユニット40は、実施
例1と同じ標準レンズ42と広角レンズ43との2個の
レンズと、可視光カットフィルタ44と近赤外光カット
フィルタ45との2個のフィルタと、レンズ支持手段4
6と、レンズ支持手段46を回転させる駆動手段47と
を有するが、撮像素子はCCD素子48の1個であり、
1個のCCD素子48に2個のレンズが対応し、この2
個のレンズがレンズ支持手段46の回転によって切替え
られる構成になっている。
【0073】標準レンズ42は、2枚の標準レンズ体が
鏡筒49に固定されて形成されている。この標準レンズ
42に可視光カットフィルタ44が固定されて近赤外レ
ンズユニット50を形成している。広角レンズ43もま
た2枚の広角レンズ体が鏡筒49に固定されて形成さ
れ、この広角レンズ43に近赤外光カットフィルタ45
が固定されて広角レンズユニット51を形成している。
【0074】レンズ支持手段46は、実施例1と同じ構
造になっており、実施例1と同じ位置に近赤外レンズユ
ニット50と広角レンズユニット51とが固定されてい
る。このレンズ支持手段46の回転もまた、実施例1と
同じ駆動手段47によって行われる。
【0075】本実施例3において、撮像素子はCCD素
子48の1個である。CCD素子48は、第1基板52
上の実施例1と同じ位置に配置されている。
【0076】本実施例3によると、夜間の走行時にはC
CD素子48と近赤外レンズユニット50との組み合わ
せによって車体前方の路面,走行車,障害物などの画像
を良好に撮影することができ、また、昼間や夜間の停車
時や運転始動時にはCCD素子48と広角レンズユニッ
ト51との組み合わせによって車体下方の路面,障害物
などの画像を良好に撮影することができる。
【0077】(実施例4)本発明の実施例4の自動車装
着用カメラは実施例1と同様にカメラユニットと、処理
部と、表示部と、センサ部と、入力部とに分かれてお
り、実施例1と同様の機構によって、自動または手動で
選択された撮影条件に基づいて被写体の撮影をおこなう
ものである。
【0078】また本実施例4においてカメラユニットは
実施例2と同じものであり、このカメラユニットは金属
製の筐体にレンズユニットが突出するように収納されて
撮影部53を形成し、支持脚54に回転自在に支持され
ている。支持脚54は、スライドレール55上に摺動可
能に支持されている。また撮影部53は車体のフロント
グリルのグリル溝より突出するように設置されている。
【0079】本実施例4の自動車装着用カメラが装着さ
れたフロントグリルの正面図を図11に示し、G−G’
で切断した断面図を図12に示し、本実施例4の自動車
装着用カメラの一部斜視図を図13に示す。
【0080】スライドレール55は、グリル溝に沿って
フロントグリル56の背面に配置されている。このスラ
イドレール55は略円柱状であり、表面に螺旋溝57が
設けられている。支持脚54のスライドレール55に対
応する部分にはこの螺旋溝57に対応した支持爪部58
を設けて、スライドレール55の螺旋溝57に支持爪部
58を係合させて支持させる。図示しない回転手段によ
って、この円柱状のスライドレール55を円周方向に回
転させつつ、この回転に伴う支持脚54の回転を抑止手
段59により抑止することで、支持脚54がスライドレ
ール55の螺旋溝57を摺動し、スライドレール55の
長尺方向に摺動する。
【0081】撮影部53はこの支持脚54に支持されて
いる。このため、支持脚54の摺動範囲内で長尺方向の
摺動に伴って撮影部53もまた移動する。
【0082】本実施例4によると、実施例2と同じカメ
ラユニットが用いられていることから、夜間の走行時に
はCCD素子と近赤外レンズユニットとの組み合わせに
よって車体前方の路面,走行車,障害物などの画像を良
好に撮影することができ、また、昼間の停車時や運転始
動時にはCMOS素子と広角レンズユニットとの組み合
わせによって車体下方の路面,障害物などの画像を良好
に撮影することができる。また、撮影部が移動可能であ
るために、車両の左右の側方に移動させて側方の死角部
分を撮影することもできる。
【0083】(実施例5)本発明の実施例5の自動車装
着用カメラは実施例1と同様にカメラユニットと、処理
部と、表示部と、センサ部と、入力部とに分かれてお
り、実施例1と同様の機構によって、自動または手動で
選択された撮影条件に基づいて被写体の撮影をおこなう
ものである。
【0084】また本実施例5は実施例4と同じ撮影部6
0,支持脚61,スライドレール62,抑止手段63を
有するものであり、撮影部60と支持脚61との間に回
転駆動部64が設けられているものである。
【0085】本実施例5の自動車装着用カメラが装着さ
れたフロントグリルの正面図を図14に示し、H−H’
で切断した断面図を図15に示し、本実施例5の自動車
装着用カメラの一部斜視図を図16に示す。
【0086】スライドレール62は実施例4と同様に回
転して、支持脚61を摺動させる。
【0087】支持脚61の係合爪部65と対向する端部
には、回転駆動部64が固定されている。回転駆動部6
4は支持脚61に固定される固定部65と、撮影部60
を固定し、かつ回転する回転部66とを有し、図示しな
いステッピングモータによって回転部66の回転が行わ
れる。撮影部60は回転部66の回転に伴って90°刻
みに360°回転する。この回転によって広角レンズユ
ニットは下方だけでなく左右の端面の撮像も可能とな
る。このような撮影部60の回転と摺動とを組み合わせ
ることによってより広い撮影範囲を得ることができる。
【0088】本実施例5によると、実施例2と同じカメ
ラユニットが用いられていることから、夜間の走行時に
はCCD素子と近赤外レンズユニットとの組み合わせに
よって車体前方の路面,走行車,障害物などの画像を良
好に撮影することができ、また、昼間の停車時や運転始
動時にはCMOS素子と広角レンズユニットとの組み合
わせによって車体下方の路面,障害物などの画像を良好
に撮影することができる。また、撮影部が移動可能であ
りかつ回転可能であるために、車両の左右の側方に移動
させて左右端面の死角部分を撮影することもできる。
【0089】
【発明の効果】以上述べてきたよう、本発明の自動車装
着用カメラは、複数の用途に対応することができ、良好
な画像を表示し、かつ製造コストを下げることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の自動車装着用カメラの全体
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例1のカメラユニットの上面を模
式的に示す摸式図である。
【図3】本発明の実施例1のカメラユニットの側面Aを
模式的に示す摸式図である。
【図4】本発明の実施例1のカメラユニットのB−B’
で切断した面を模式的に示す摸式切断図である。
【図5】本発明の実施例2のカメラユニットの上面を模
式的に示す摸式図である。
【図6】本発明の実施例2のカメラユニットの側面Cを
模式的に示す摸式図である。
【図7】本発明の実施例2のカメラユニットのD−D’
で切断した面を模式的に示す摸式切断図である。
【図8】本発明の実施例3のカメラユニットの上面を模
式的に示す摸式図である。
【図9】本発明の実施例3のカメラユニットの側面Eを
模式的に示す摸式図である。
【図10】本発明の実施例3のカメラユニットのF−
F’で切断した面を模式的に示す摸式切断図である。
【図11】本発明の実施例4の自動車装着用カメラが装
着されたフロントグリルの正面図である。
【図12】本発明の実施例4の自動車装着用カメラが装
着されたフロントグリルをG−G’で切断した断面図で
ある。
【図13】本発明の実施例4の自動車装着用カメラの一
部斜視図である。
【図14】本発明の実施例5の自動車装着用カメラが装
着されたフロントグリルの正面図である。
【図15】本発明の実施例5の自動車装着用カメラが装
着されたフロントグリルをH−H’で切断した断面図で
ある。
【図16】本発明の実施例5の自動車装着用カメラの一
部斜視図である。
【符号の説明】
1:カメラユニット 2:処理部 3:表示部
4:センサ部 5:入力部 6:標準レンズ
7:広角レンズ 8:可視光カットフィルタ 9:近赤外光カットフィルタ 10:CCD素子
11:CMOS素子 12:レンズ支持手段 13:駆動手段 53:撮
影部 54:支持脚 55:スライドレール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 17/56 G03B 17/56 A 5C054 19/07 19/07 H04N 5/222 H04N 5/222 B 7/18 7/18 J (72)発明者 小木曽 浩一 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 Fターム(参考) 2H054 BB05 BB07 2H083 AA04 AA26 AA54 AA58 2H101 EE08 2H105 AA06 AA08 AA17 AA30 EE35 5C022 AA04 AB61 AB62 AC27 AC54 5C054 AA01 CA04 CC05 CF05 EC07 ED07 GB11 HA30

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車室外の被写体を撮影し、得られた
    画像を自動車室内に表示する自動車の車室外監視カメラ
    であって、 複数の撮像素子と、該複数の撮像素子にそれぞれ対応す
    る複数のレンズと、該複数の撮像素子に共通して接続し
    該撮像素子から得られた画像信号を基に画像処理を行う
    ドライバ回路と、該複数の撮像素子と該ドライバ回路と
    の接続を切替える切替手段とを有することを特徴とする
    自動車装着用カメラ。
  2. 【請求項2】 自動車室外の被写体を撮影し、得られた
    画像を自動車室内に表示する自動車の車室外監視カメラ
    であって、 1つの撮像素子と、該撮像素子に対応する複数のレンズ
    と、該複数のレンズを固定するレンズ支持手段と、該レ
    ンズ支持手段を回転またはスライドさせてレンズを切替
    える駆動手段と、該撮像素子に接続して該撮像素子から
    得られた画像信号を基に画像処理を行うドライバ回路と
    を有することを特徴とする自動車装着用カメラ。
  3. 【請求項3】 自動車室外の被写体を撮影し、得られた
    画像を自動車室内に表示する自動車の車室外監視カメラ
    であって、 複数の撮像素子と、該撮像素子に対応する複数のレンズ
    と、該複数のレンズを固定するレンズ支持手段と、該レ
    ンズ支持手段を回転またはスライドさせてレンズを切替
    える駆動手段と、該複数の撮像素子に共通して接続し該
    撮像素子から得られた画像信号を基に画像処理を行うド
    ライバ回路と、該複数の撮像素子と該ドライバ回路との
    接続を切替える切替え手段とを有することを特徴とする
    自動車装着用カメラ。
  4. 【請求項4】 自動車室外の被写体を撮影し、得られた
    画像を自動車室内に表示する自動車の車室外監視カメラ
    であって、 少なくとも1つの撮像素子と該撮像素子に対応する少な
    くとも1つのレンズとを有する撮影部と、該撮像素子か
    ら得られた画像信号を基に画像処理を行うドライバ回路
    と、該撮影部と車体とを摺動可能に連結する支持脚と、
    該支持脚と車体との摺動方向を誘導しつつ該支持脚を支
    持するスライドレールとを有することを特徴とする自動
    車装着用カメラ。
  5. 【請求項5】 被写体と前記撮像素子との間には、光の
    特定波長を遮断するフィルタが装着されている請求項1
    および請求項2および請求項3および請求項4に記載の
    自動車装着用カメラ。
  6. 【請求項6】 前記撮像素子は、CCD素子,CMOS
    素子から選ばれる少なくとも1つである請求項1および
    請求項2および請求項3および請求項4に記載の自動車
    装着用カメラ。
  7. 【請求項7】 前記レンズは、標準レンズ,広角レン
    ズ,望遠レンズから選ばれる少なくとも1つである請求
    項1および請求項2および請求項3および請求項4に記
    載の自動車装着用カメラ。
  8. 【請求項8】 前記フィルタは、近赤外光遮断フィル
    タ,可視光遮断フィルタから選ばれる少なくとも1つで
    ある請求項5に記載の自動車装着用カメラ。
  9. 【請求項9】 前記レンズのうち少なくとも1つは下向
    きに傾斜して配置されている請求項1および請求項2お
    よび請求項3および請求項4に記載の自動車装着用カメ
    ラ。
  10. 【請求項10】 前記下向きに傾斜して配置されたレン
    ズは広角レンズである請求項9に記載の自動車装着用カ
    メラ。
  11. 【請求項11】 前記下向きに傾斜して配置されたレン
    ズは垂直方向に遊動可能である請求項9に記載の自動車
    装着用カメラ。
  12. 【請求項12】 前記撮影部は前記支持脚に回転自在に
    支持されている請求項4に記載の自動車装着用カメラ。
JP2001368640A 2001-12-03 2001-12-03 自動車装着用カメラ Withdrawn JP2003169233A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001368640A JP2003169233A (ja) 2001-12-03 2001-12-03 自動車装着用カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001368640A JP2003169233A (ja) 2001-12-03 2001-12-03 自動車装着用カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003169233A true JP2003169233A (ja) 2003-06-13

Family

ID=19178202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001368640A Withdrawn JP2003169233A (ja) 2001-12-03 2001-12-03 自動車装着用カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003169233A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004023794A1 (ja) * 2002-09-09 2004-03-18 Rohm Co., Ltd. イメージセンサモジュール
WO2006035510A1 (ja) * 2004-09-29 2006-04-06 Hitachi, Ltd. 車両の外界認識装置
WO2007079615A1 (en) * 2006-01-13 2007-07-19 Appro Technology Inc. Driving module with bidirectional lenses and screen for displaying images
JP2009214790A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Omron Corp 撮像装置および方法、並びに、画像処理装置および方法
US7667869B2 (en) 2004-03-19 2010-02-23 Riso Kagaku Corporation Image processing device, image processing method, and printer driver
US20140168438A1 (en) * 2012-12-18 2014-06-19 Hyundai Autron Co., Ltd. Camera module for vehicle and monitoring system provided with the same
KR20160014057A (ko) * 2013-07-04 2016-02-05 코어포토닉스 리미티드 얇은 이중-조리개 줌 디지털 카메라
US10107905B2 (en) 2007-01-25 2018-10-23 Magna Electronics Inc. Forward facing sensing system for vehicle
US10204276B2 (en) 2015-02-26 2019-02-12 Casio Computer Co., Ltd. Imaging device, method and recording medium for capturing a three-dimensional field of view
KR20190124054A (ko) * 2018-04-25 2019-11-04 엘지이노텍 주식회사 카메라 모듈
CN116233600A (zh) * 2023-05-09 2023-06-06 安徽省赛达科技有限责任公司 一种物联网摄像机

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7453517B2 (en) 2002-09-09 2008-11-18 Rohm Co., Ltd. Image sensor module
WO2004023794A1 (ja) * 2002-09-09 2004-03-18 Rohm Co., Ltd. イメージセンサモジュール
US7667869B2 (en) 2004-03-19 2010-02-23 Riso Kagaku Corporation Image processing device, image processing method, and printer driver
WO2006035510A1 (ja) * 2004-09-29 2006-04-06 Hitachi, Ltd. 車両の外界認識装置
JPWO2006035510A1 (ja) * 2004-09-29 2008-05-15 株式会社日立製作所 車両の外界認識装置
WO2007079615A1 (en) * 2006-01-13 2007-07-19 Appro Technology Inc. Driving module with bidirectional lenses and screen for displaying images
US10107905B2 (en) 2007-01-25 2018-10-23 Magna Electronics Inc. Forward facing sensing system for vehicle
US11815594B2 (en) 2007-01-25 2023-11-14 Magna Electronics Inc. Vehicular forward-sensing system
US11506782B2 (en) 2007-01-25 2022-11-22 Magna Electronics Inc. Vehicular forward-sensing system
US10877147B2 (en) 2007-01-25 2020-12-29 Magna Electronics Inc. Forward sensing system for vehicle
US10670713B2 (en) 2007-01-25 2020-06-02 Magna Electronics Inc. Forward sensing system for vehicle
JP2009214790A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Omron Corp 撮像装置および方法、並びに、画像処理装置および方法
US10666908B2 (en) 2012-12-18 2020-05-26 Hyundai Autron Co., Ltd. Camera module for vehicle and monitoring system provided with the same
KR101428296B1 (ko) * 2012-12-18 2014-08-08 현대오트론 주식회사 차량용 카메라 모듈 및 이를 포함하는 모니터링 시스템
US20140168438A1 (en) * 2012-12-18 2014-06-19 Hyundai Autron Co., Ltd. Camera module for vehicle and monitoring system provided with the same
KR101700555B1 (ko) 2013-07-04 2017-01-26 코어포토닉스 리미티드 얇은 이중-조리개 줌 디지털 카메라
KR20160014057A (ko) * 2013-07-04 2016-02-05 코어포토닉스 리미티드 얇은 이중-조리개 줌 디지털 카메라
US10204276B2 (en) 2015-02-26 2019-02-12 Casio Computer Co., Ltd. Imaging device, method and recording medium for capturing a three-dimensional field of view
KR20190124054A (ko) * 2018-04-25 2019-11-04 엘지이노텍 주식회사 카메라 모듈
KR102524130B1 (ko) * 2018-04-25 2023-04-21 엘지이노텍 주식회사 카메라 모듈
CN116233600A (zh) * 2023-05-09 2023-06-06 安徽省赛达科技有限责任公司 一种物联网摄像机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7889230B2 (en) Vehicle rear side video monitoring system
JP2004312638A (ja) 障害物検知装置
JP2005225250A (ja) 車載用監視装置
JP2006248374A (ja) 車両安全確認装置及びヘッドアップディスプレイ
JP2003169233A (ja) 自動車装着用カメラ
JPH05294183A (ja) 車載監視カメラ装置
KR200442841Y1 (ko) 차량용 전방 사각지대 디스플레이 장치
JP2008189253A (ja) 防眩制御装置
JP2003205783A (ja) 車輌周辺表示装置
KR20060029255A (ko) 자동 카메라가 장착된 차량 및 그 카메라 제어방법
JP2011189775A (ja) 車両の後側方確認装置
JP2005145151A (ja) 車両周辺確認補助装置および車両周辺映像表示方法
JP2003158649A (ja) 車載用ビデオカメラ
JP2016016774A (ja) 安全確認のために伸長及び/または傾倒可能な車載カメラユニット
JP3241972B2 (ja) 車両用視認装置
JP2003127772A (ja) 車載用死角画像表示装置
KR100866774B1 (ko) 운전자 보조용 카메라 장치
JP2007106146A (ja) 車両前方及び周辺監視装置
JP3424386B2 (ja) 車両後方監視装置
JP3281514B2 (ja) 車両用視認装置
JP4211104B2 (ja) 多方向撮像装置、多方向撮像装置付き車載ランプ、衝突監視装置、前方向監視装置
JP2017054056A (ja) 撮像装置及びこれを備える車両
KR100892502B1 (ko) 자동차 후방 감시 시스템
TWI386329B (zh) 一種具投射模組之交通載具
KR20160142661A (ko) 차량의 주변 감시 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060221

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060314