JPH09302769A - バルコニー - Google Patents

バルコニー

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JPH09302769A
JPH09302769A JP14672196A JP14672196A JPH09302769A JP H09302769 A JPH09302769 A JP H09302769A JP 14672196 A JP14672196 A JP 14672196A JP 14672196 A JP14672196 A JP 14672196A JP H09302769 A JPH09302769 A JP H09302769A
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JP
Japan
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balcony
bracket
fixing
fixture
floor
Prior art date
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JP14672196A
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English (en)
Inventor
Shigeru Ichibagase
茂 一番ケ瀬
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Tostem Corp
Original Assignee
Tostem Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルコニー設置後にバルコニー全体をばらす
ことなくブラケットの固定具の締め直しを容易に行なう
ことができるバルコニーを提供する。 【解決手段】 建物の躯体2にバルコニー1を取付ける
ために少なくとも一つのブラケット3を固定し、このブ
ラケット3に上方に延出した延出部20を設け、この延
出部20を上記躯体2に締付け可能に固定する固定具2
3aを上記バルコニー1の構成部材の一部18b,19
で覆い隠される位置に設け、その構成部材の一部18
b,19を取外すことにより上記固定具23aを外部に
露出させてバルコニー設置後に締め直し可能としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルコニーに係
り、特にバルコニーを建物の躯体に取付けるブラケット
の固定具をバルコニー設置後にバルコニー全体をばらす
ことなく締め直し可能としたバルコニーに関する。
【0002】
【従来の技術】建物の躯体に取付けられるバルコニーと
しては、躯体にバルコニーを取付けるための少なくとも
二つのブラケットをボルト等の固定具により固定し、躯
体に外壁材の施工を行なった後、上記ブラケットにバル
コニーを固定するようにしたものが知られている(実開
昭62−107007号公報、実開昭62−13790
1号公報、実開平4−123901号公報等参照)。
【0003】このようなバルコニーにおいては、地上も
しくは屋根上から支柱等で支えられていないため、バル
コニー設置後に、躯体木材の乾燥等の経年変化や振動等
により上記ブラケットの固定具に緩みが生じると、バル
コニーが荷重によって前方へ垂れ下がるという不具合が
生じる。この不具合を解消するには、上記固定具の締め
直し(増し締めともいう)を行なう必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バルコニーにおいては、その設置後に上記固定具の締め
直しを行なう場合、上記固定具が外壁材やバルコニーの
構成部材により覆い隠されているため、場合によっては
バルコニー全体をばらしたり、外壁材を取壊したりしな
ければならい。しかも、これらの作業は高所作業となる
ため、作業が大変で時間がかかるという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、バルコニー設置
後にバルコニー全体をばらすことなくブラケットの固定
具の締め直しを容易に行なうことができるバルコニーを
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のうち請求項1記載のバルコニーは、建物の躯
体にバルコニーを取付けるために少なくとも一つのブラ
ケットを固定し、このブラケットに上方に延出した延出
部を設け、この延出部を上記躯体に締付け可能に固定す
る固定具を上記バルコニーの構成部材の一部で覆い隠さ
れる位置に設け、その構成部材の一部を取外すことによ
り上記固定具を外部に露出させてバルコニー設置後に締
め直し可能としたことを特徴とする。
【0007】請求項2記載のバルコニーは、建物の躯体
の柱材にバルコニーの床部の梁を支持するための少なく
とも二つのブラケットを固定し、このブラケットに上方
に延出した延出部を設け、この延出部を上記柱材に締付
け可能に固定する固定具を上記床部の側面に着脱可能に
設けられる側面材で覆い隠される位置に設け、その側面
材を取外すことにより上記固定具を外部に露出させてバ
ルコニー設置後に締め直し可能としたことを特徴とす
る。
【0008】請求項3記載のバルコニーは、建物の躯体
の横架材にバルコニーの床部の梁を支持するための少な
くとも二つのブラケットを固定し、このブラケットに上
方に延出した延出部を設け、この延出部を上記躯体に締
付け可能に固定する固定具を上記床部の上面に着脱可能
に設けられるデッキ材で覆い隠される位置に設け、その
デッキ材を取外すことにより上記固定具を外部に露出さ
せてバルコニー設置後に締め直し可能としたことを特徴
とする。
【0009】
【実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添付図面
に基づいて詳述する。
【0010】図2において、1は建物の躯体2にブラケ
ット3を介して取付けられるバルコニーで、本実施の形
態のバルコニー1は図3に示すようにブラケット3が建
物の躯体2の柱材4に固定される柱芯納りタイプとして
構成されている。上記バルコニー1は、建物の外壁面か
ら外方へ張出される床部5と、この床部5の外側周縁部
に立設された手摺部6とを備えている。
【0011】上記床部5は、鉄骨製の床枠組7と、この
床枠組7の上面に着脱可能に設けられる床面材であるプ
ラスチック製のデッキ材8とから主に構成されている。
上記床枠組7は、建物の外壁面に例えばコーチボルトに
より固定される根太掛け9と、この根太掛け9に両側の
梁(妻梁ともいう)10を介して平行に取付けられる桁
11と、これら根太掛け9と桁11との間に掛け渡され
る複数の根太12とから主に構成されている。上記梁1
0は、ブラケット3の腕部3bを嵌合させるために中空
(筒状)に形成されている。
【0012】上記手摺部6は、上記桁上11に立設され
た間柱13と、上記妻梁10上の外壁側に立設されて外
壁面にコーチボルトにより固定される壁付け柱14と、
これら間柱13および壁付け柱14の上端部に横架され
た笠木15と、この笠木15に手摺アーム16を介して
設けられた手摺17とを備えている。また、上記手摺部
6の前面における桁11と笠木15との間には前面材1
8aが、側面における妻梁10と笠木15との間には側
面材18bがそれぞれ着脱可能に取付けられている。こ
れら前面材18aおよび側面材18bは、図示例では格
子パネルからなっている。また、上記壁付け柱14は、
前方が開放された溝形材からなっており、その開放部を
覆うようにカバー19が着脱可能に取付けられている。
【0013】一方、上記ブラケット3は、図4にも示す
ように躯体2の柱材4に固定される金属製板材からなる
固定部3aと、この固定部3aに前方へ張出すように溶
接等により固定された断面C字状の腕部3bとを有して
いる。上記固定部3bは、腕部3aよりも上方に延出さ
れた延出部20と、この延出部20より左右に延出され
た羽根部21とを有しており、正面T字状に形成されて
いる。このブラケット3の固定部3aは、防水シート2
2を介して躯体2の柱材4に当接され、固定具である複
数のコーチボルト23a〜23eおよび貫通ボルト24
a,24bにより固定される。
【0014】この場合、上記ブラケット3の固定部3a
は、柱材4間に横架された横架材である胴差し25の高
さ位置に合わせて柱材4の前面部に配置され、その高さ
位置の柱材4の背面部には梁材26が接合されているた
め、柱材4には貫通ボルトを使用することが困難であ
る。このため、上記延出部20を含む固定部3aおよび
羽根部21の内側部分が複数のコーチボルト23a〜2
3eにより柱材4に締付け固定され、胴差し25に位置
する羽根部21の両端部が貫通ボルト24a,24bに
より胴差し25に締付け固定される。
【0015】上記胴差し25の背面部には、上記貫通ボ
ルト24a,24bを螺合するためのナット付座金27
がネジ28で取付けられている。なお、上記固定部3a
が図3の右側のようにコーナーの柱材4に固定される場
合には、外側に位置する一方の羽根部21を柱材4の外
側面部に折曲げてコーチボルトで固定することが好まし
い。
【0016】本実施の形態では、上記延出部20に締付
け可能に設けられたコーチボルト23aが、バルコニー
設置後に締め直しを行なうための増し締めボルトとさ
れ、バルコニー1の構成部材の一部である上記壁付け柱
14のカバー19および側面材18bで覆い隠される位
置に配置されている。上記ブラケット3の取付け後、躯
体2の外面には例えばサイディング等の外壁材29の施
工が行なわれる。
【0017】この場合、図1、図5ないし図6に示すよ
うにブラケット3部分に配置される外壁材29には、ブ
ラケット3の腕部3bが貫通すると共に上記増し締めボ
ルト23aの頭部が露出する開口部30が設けられ、こ
の開口部30には増し締めボルト23aの頭部を外部に
露出させる開口通路31を形成するための円筒状の増し
締め部品32を配置すると共に、腕部3bの付け根部内
側に防水パッキン33を嵌合した状態で、シーリング材
34が充填される。また、上記増し締め部品32の開口
通路31は、開放状態のままでもよいが、防水性の向上
を図るためにバックアップ材35を差し込んで閉塞する
ことが好ましい。
【0018】そして、上記ブラケット3の腕部3bに上
記バルコニー1の床部5の妻梁10を嵌合させてボルト
36で固定すると共に、床部5の根太掛け9および手摺
部6の壁付け柱14を外壁面にコーチボルトでそれぞれ
固定することにより、バルコニー1が設置される。な
お、上記壁付け柱14における上記増し締めボルト23
aと対応する位置には、増し締めボルト23aの頭部を
増し締め部品32の開口通路31を介して外部に露出さ
せるための露出口37が設けられている。図5および図
6において、38は上記ブラケット3の腕部3b上面に
取付けられたスペーサブロック、39は妻梁10の内側
面に設けられたデッキ材受部である。
【0019】このように構成されたバルコニー1におい
ては、床部5が下方から支柱等で支えられていないた
め、ブラケット3の固定具であるコーチボルト23a〜
23eや貫通ボルト24a,24bの締付け力が経年変
化等により緩むと、バルコニー1が荷重で前方へ垂れ下
がる不具合が生じる場合がある。この場合、その不具合
を解消するために、先ず上記増し締めボルト23aを覆
い隠している壁付け柱14のカバー19および側面材1
8bを取外し、更に増し締め部品32の開口通路31に
差し込まれているバックアップ材35を取外す。
【0020】これにより、上記増し締めボルト23aの
頭部を壁付け柱14の露出口37および増し締め部品3
2の開口通路31を介して外部に露出させることができ
るため、その増し締めボルト23aを工具により容易に
増し締めすることができ、バルコニー1の垂れ下がりを
容易に修正することができる。修正後は、上記とは逆の
手順で上記バックアップ材35、カバー19および側面
材18bを元の位置に取付ければよい。
【0021】このように上記バルコニー1によれば、建
物の躯体2の柱材4にバルコニー1の床部5の妻梁10
を支持するための二つのブラケット3を固定し、このブ
ラケット3に上方に延出した延出部20を設け、この延
出部20を上記柱材4に締付け可能に固定する固定具た
るコーチボルト(増し締めボルト)25aを上記床部5
の側面に着脱可能に設けられる側面材18bおよびカバ
ー19で覆い隠される位置に設け、その側面材18b等
を取外すことにより上記増し締めボルト23aを外部に
露出させてバルコニー設置後に締め直し可能としたの
で、バルコニー設置後にバルコニー全体をばらすことな
く側面材18b等を取外すだけで上記増し締めボルト2
3aの増し締めを容易に行なうことが可能となり、作業
労力の軽減および作業時間の短縮が図れる。
【0022】図7〜図10は本発明の他の実施の形態を
示しており、上記実施の形態と同じ部分には同一参照符
合が付されている。本実施の形態のバルコニー1は、図
7に示すようにブラケット3が建物の躯体2の横架材で
ある胴差し25に固定される胴差し納りタイプとして構
成されている。上記バルコニー1の床枠組7は、図8な
いし図9に示すように、床枠組7の全長よりも短い根太
掛け9を有し、この根太掛け9の両端部に上記ブラケッ
ト3の腕部13を嵌合させるための中空の梁(中梁とも
いう)40が設けられている。
【0023】上記根太掛け9の上部には、桁11と同じ
長さの根太掛けカバー41が設けられ、この根太掛けカ
バー41の両端部と上記桁11の両端部が妻梁10を介
して連結されている。また、上記根太掛け9と桁11と
は上記中梁40で連結され、根太掛け9と桁11との間
には複数の根太12が掛け渡されている。
【0024】上記ブラケット3の固定部3aは、図10
にも示すように上記実施の形態と同様に上方に延出した
延出部20を有しているが、貫通ボルトが使用可能であ
ることから、補強用の羽根部を有していない。上記延出
部20および固定部3aは、それぞれ上下に配置したコ
ーチボルト23a,23bと貫通ボルト24a,24b
により胴差し25に固定されている。上記胴差し25の
背面部には、上記貫通ボルト24a,24bが螺合する
ナット付座金27がネジ止めされている。
【0025】上記延出部20に設けられた貫通ボルト2
4aが、バルコニー設置後に締め直しを行なうための増
し締めボルトとされ、上記床枠組7の上面に着脱可能に
設けられるデッキ材8で覆い隠される位置に設けられて
いる。上記ブラケット3の取付け後、躯体2の外面には
例えばサイディング等の外壁材29の施工が行なわれ
る。
【0026】上記実施の形態と同様に、躯体2に設けら
れる外壁材29には上記ブラケット3の延出部20を含
む固定部3aが貫通する開口部30が設けられ、この開
口部30には増し締めボルト24aの頭部を外部に露出
させる開口通路31を形成するための円筒状の増し締め
部品32を配置した状態でシーリング材34が充填され
る。また、上記増し締め部品32の開口通路31にはバ
ックアップ材35が差し込まれ(図示省略)、根太掛け
カバー41には上記増し締めボルト24aの頭部を外部
に露出させる露出口42が設けられている。この露出口
42は目隠しプレートもしくはシールで覆うことが好ま
しい(図示省略)。なお、図10において、43は胴差
し25の上方に設けられた開口用サッシである。
【0027】このように構成されたバルコニー1によれ
ば、建物の躯体2の横架材たる胴差し25にバルコニー
1の床部5の中梁40を支持するための二つのブラケッ
ト3を固定し、このブラケット3に上方に延出した延出
部20を設け、この延出部20を上記躯体2に締付け可
能に固定する固定具たる貫通ボルト(増し締めボルト)
24aを上記床部5の上面に着脱可能に設けられるデッ
キ材8で覆い隠される位置に設け、そのデッキ材8を取
外すことにより上記増し締めボルト24aを外部に露出
させてバルコニー設置後に締め直し可能としたので、バ
ルコニー設置後にバルコニー全体をばらすことなくデッ
キ材8を取外すだけで上記増し締めボルト24aの増し
締めを容易に行なうことができる。
【0028】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の
設計変更等が可能である。例えば、上記バルコニー1は
壁付け柱14を備えているが、壁付け柱14を備えてい
なくてもよい。また、上記ブラケット3はバルコニー1
の長さ寸法に応じて三つ以上使用されていてもよく、場
合によっては一つであってもよい。更に、上記胴差し納
りタイプのバルコニーはツーバイフォー工法の建物にも
適用可能である。
【0029】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果が得られる。
【0030】(1)請求項1記載のバルコニーによれ
ば、建物の躯体にバルコニーを取付けるために少なくと
も一つのブラケットを固定し、このブラケットに上方に
延出した延出部を設け、この延出部を上記躯体に締付け
可能に固定する固定具を上記バルコニーの構成部材の一
部で覆い隠される位置に設け、その構成部材の一部を取
外すことにより上記固定具を外部に露出させてバルコニ
ー設置後に締め直し可能としたので、バルコニー設置後
に上記固定具の締め直しを容易に行なうことができ、作
業労力の軽減および作業時間の短縮が図れる。
【0031】(2)請求項2記載のバルコニーによれ
ば、建物の躯体の柱材にバルコニーの床部の梁を支持す
るための少なくとも二つのブラケットを固定し、このブ
ラケットに上方に延出した延出部を設け、この延出部を
上記柱材に締付け可能に固定する固定具を上記床部の側
面に着脱可能に設けられる側面材で覆い隠される位置に
設け、その側面材を取外すことにより上記固定具を外部
に露出させてバルコニー設置後に締め直し可能としたの
で、バルコニー設置後に側面材を取外すだけで上記固定
具の締め直しを容易に行なうことができる。
【0032】(3)請求項3記載のバルコニーによれ
ば、建物の躯体の横架材にバルコニーの床部の梁を支持
するための少なくとも二つのブラケットを固定し、この
ブラケットに上方に延出した延出部を設け、この延出部
を上記躯体に締付け可能に固定する固定具を上記床部の
上面に着脱可能に設けられるデッキ材で覆い隠される位
置に設け、そのデッキ材を取外すことにより上記固定具
を外部に露出させてバルコニー設置後に締め直し可能と
したので、バルコニー設置後にデッキ材を取外すだけで
上記固定具の締め直しを容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すバルコニーの要部断
面図である。
【図2】バルコニーの斜視図である。
【図3】建物の躯体に取付けられる柱芯納りタイプのブ
ラケットの取付け状態を示す斜視図である。
【図4】ブラケットの取付け方法を示す斜視図である。
【図5】増し締め部品等の取付け方法を示す斜視図であ
る。
【図6】ブラケットにバルコニーの床部の梁を固定する
構造を示す斜視図である。
【図7】建物の躯体に取付けられる胴差し納りタイプの
ブラケットの取付け状態を示す斜視図である。
【図8】バルコニーの床部の床枠組を示す斜視図であ
る。
【図9】図8のA−A線方向から見た拡大断面図であ
る。
【図10】図9のB−B線方向から見た要部拡大断面図
である。
【符号の説明】
1 バルコニー 2 躯体 3 ブラケット 4 柱材 8 デッキ材 10 妻梁(梁) 18b 側面材 19 カバー 20 延出部 23a コーチボルト(固定具) 24a 貫通ボルト(固定具) 25 胴差し(横架材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の躯体にバルコニーを取付けるため
    に少なくとも一つのブラケットを固定し、このブラケッ
    トに上方に延出した延出部を設け、この延出部を上記躯
    体に締付け可能に固定する固定具を上記バルコニーの構
    成部材の一部で覆い隠される位置に設け、その構成部材
    の一部を取外すことにより上記固定具を外部に露出させ
    てバルコニー設置後に締め直し可能としたことを特徴と
    するバルコニー。
  2. 【請求項2】 建物の躯体の柱材にバルコニーの床部の
    梁を支持するための少なくとも二つのブラケットを固定
    し、このブラケットに上方に延出した延出部を設け、こ
    の延出部を上記柱材に締付け可能に固定する固定具を上
    記床部の側面に着脱可能に設けられる側面材で覆い隠さ
    れる位置に設け、その側面材を取外すことにより上記固
    定具を外部に露出させてバルコニー設置後に締め直し可
    能としたことを特徴とするバルコニー。
  3. 【請求項3】 建物の躯体の横架材にバルコニーの床部
    の梁を支持するための少なくとも二つのブラケットを固
    定し、このブラケットに上方に延出した延出部を設け、
    この延出部を上記躯体に締付け可能に固定する固定具を
    上記床部の上面に着脱可能に設けられるデッキ材で覆い
    隠される位置に設け、このデッキ材を取外すことにより
    上記固定具を外部に露出させてバルコニー設置後に締め
    直し可能としたことを特徴とするバルコニー。
JP14672196A 1996-05-16 1996-05-16 バルコニー Pending JPH09302769A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002004406A (ja) * 2000-06-21 2002-01-09 Bunka Shutter Co Ltd 建物用付設物の取付具及び建物用付設物の取付構造
JP2010275775A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Toyota Home Kk 建物
JP2014125783A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Lixil Corp バルコニー

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