JPH09301141A - 自動変速機およびブレーキの一体制御装置 - Google Patents

自動変速機およびブレーキの一体制御装置

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JPH09301141A
JPH09301141A JP13953696A JP13953696A JPH09301141A JP H09301141 A JPH09301141 A JP H09301141A JP 13953696 A JP13953696 A JP 13953696A JP 13953696 A JP13953696 A JP 13953696A JP H09301141 A JPH09301141 A JP H09301141A
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brake
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stop
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 捩りトルクの残留を防止してPレンジから他
のレンジにシフトした際のショックや異音などを防止す
る。 【解決手段】 前進段および後進段ならびに停止状態を
設定することのできる自動変速機の出力軸を停止レンジ
においてロック機構によって回転不能に固定し、かつ車
輪の回転を制動力の可変なブレーキ機構によって選択的
に止める自動変速機およびブレーキの一体制御装置であ
って、前記停止レンジに切り換えられたことを検出する
停止レンジ検出手段(ステップ3)と、該停止レンジ検
出手段(ステップ3)により前記停止レンジに切り換え
られたことが検出された場合に前記ブレーキ機構による
車輪の制動力を低下させる制動低減手段(ステップ7)
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用の自動変
速機とブレーキとを制御するための装置に関し、特に停
止レンジが選択された場合に残留する捩りトルクを制御
するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の自動変速機において停止レンジ
(パーキングレンジ)にシフトした場合、動力の伝達系
に捩りトルクが残留することが知られている。すなわち
自動変速機はトルクコンバータを介してエンジンに連結
されているので、エンジンの駆動状態では常時トルクが
入力されており、前進レンジ(例えばドライブレンジ)
や後進のためのリバースレンジに設定した状態で停止し
ていれば、車輪をブレーキ装置でロックした状態で自動
変速機に動力を入力することになるので、自動変速機の
出力軸から車輪に至る動力の伝達系に捩りが生じる。こ
れに対してパーキングレンジでは、出力軸と一体のパー
キングギヤをロック機構によって固定し、車両を停止状
態に維持するよう構成してあるので、パーキングレンジ
に隣接する走行のためのレンジすなわちリバースレンジ
からパーキングレンジにマニュアルシフトした場合、動
力伝達系の捩り変形が復帰解消する以前にロック機構が
作用して出力軸の回転を固定するので、動力伝達系の捩
り変形が残り、捩りトルクが残留することになる。
【0003】したがって残留した捩りトルクが大きい状
態でパーキングレンジからリバースレンジなどの他のレ
ンジにシフトすると、ロック機構が外れることによって
残留トルクが解放されるので、急激なトルク変動が生
じ、これが原因となってショックや異音が生じることが
ある。そこで特開平7−32915号公報に記載された
発明では、リバースレンジで停止している際のエンジン
のアイドリング回転数を低下させることにより、動力伝
達系の捩り変形すなわちパーキングレンジにシフトした
際に残留する捩りトルクを低減することとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】動力の伝達系に作用す
る捩りトルクは、エンジン回転数の二乗に比例するの
で、上記のようにアイドリング回転数を低下させれば、
捩りトルクを低下させることができ、したがって捩り変
形の形で残留するトルクを低下させることができる。し
かしながらエンジンは車両全体の動力源であって、走行
以外の要請で駆動する場合があり、例えば空調装置を動
作させている場合には、非動作時よりエンジンを高回転
とし、また暖機中にもエンジン回転数を高くしている。
したがって上記の従来の発明のように、捩りトルクの低
減のためにエンジンのアイドリング回転数を低下させる
とすれば、空調装置が充分に動作せずに室内温度が高く
なってしまったり、あるいは暖機に時間がかかってしま
うなどの不都合を生じる可能性がある。
【0005】この発明は、上記の事情を背景としてなさ
れたものであり、捩りトルクの残留あるいは蓄積を効果
的に防止することのできる制御装置を提供することを目
的とするものである。そしてこの目的は、車輪の制動力
を低下させて車輪を回転させることにより捩り変形を解
放して達成される。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために、請求項1に記載された発明は、出
力軸を停止レンジにおいてロック機構によって回転不能
に固定する自動変速機と、車輪の回転を選択的に止める
制動力の可変なブレーキとを備えた自動変速機およびブ
レーキの一体制御装置において、前記停止レンジに切り
換えられたことを検出する停止レンジ検出手段と、該停
止レンジ検出手段により前記停止レンジに切り換えられ
たことが検出された場合に前記ブレーキによる車輪の制
動力を低下させる制動力低減手段とを備えていることを
特徴とするものである。
【0007】また請求項2に記載された発明は、請求項
1に記載された制動力低減手段が、前記出力軸から伝達
されたトルクによって回転する駆動輪の制動力を低下さ
せるよう構成されていることを特徴とするものである。
【0008】したがって請求項1の発明では、車両を停
止状態維持する停止レンジに切り換えられると、車輪を
回転不能に固定するロック機構による制動力が低下させ
られる。その結果、自動変速機から車輪に至る動力の伝
達系に捩り変形が生じている場合、その捩りトルクによ
って車輪が回転させられ、捩り変形が解放されて残留ト
ルクが解消もしくは小さくなる。
【0009】また請求項2に記載した発明では、制動力
が解放されもしくは低下される車輪が駆動輪に限られる
ので、捩り変形および捩りトルクの解放を効果的に行う
ことができると同時に、車両を安定的に停止状態に維持
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎにこの発明を図面を参照して
具体的に説明する。先ずこの発明で対象とする車両の全
体的な制御系統を簡単に説明すると、図3において、自
動変速機1を連結してあるエンジン2は、その出力を電
気的に制御するように構成されており、サーボモータか
らなるスロットルアクチュエータ3によって駆動される
電子スロットルバルブ4が吸気管路5に設けられてい
る。一方、エンジン2の出力を制御するためのアクセル
ペダル6の踏み込み量すなわちアクセル開度は、図示し
ないセンサによって検出され、その検出信号がエンジン
用電子制御装置(E−ECU)8に入力されている。こ
の電子制御装置8は、中央演算処理装置(CPU)およ
び記憶装置(RAM、ROM)ならびに入出力インター
フェースを主体とするものであって、この電子制御装置
8には、制御のためのデータとして、エンジン(E/
G)回転数Ne 、吸入空気量Q、吸入空気温度、スロッ
トル開度、車速、エンジン水温、ブレーキスイッチから
の信号などの各種の信号が入力されている。そしてこれ
らのデータに基づいて電子スロットルバルブ4の開度を
制御し、またエンジン2の燃料噴射量および点火時期な
どを制御するようになっている。
【0011】自動変速機1は、油圧制御装置9によって
変速およびロックアップクラッチやライン圧あるいは所
定の摩擦係合装置の係合圧が制御される。その油圧制御
装置9は、電気的に制御されるように構成されており、
また変速を実行するための第1ないし第3のシフトソレ
ノイドバルブS1 ,〜S3 、エンジンブレーキ状態を制
御するための第4ソレノイドバルブS4 、ライン圧を制
御するためのリニアソレノイドバルブSLT、アキューム
レータ背圧を制御するためのリニアソレノイドバルブS
LN、ロックアップクラッチや所定の摩擦係合装置の係合
圧を制御するためのリニアソレノイドバルブSLUが設け
られている。
【0012】これらのソレノイドバルブに信号を出力し
て変速やライン圧あるいはアキュームレータ背圧などを
制御する自動変速機用電子制御装置(T−ECU)10
が設けられている。この自動変速機用電子制御装置10
は、中央演算処理装置(CPU)および記憶装置(RA
M、ROM)ならびに入出力インターフェースを主体と
するものであって、この電子制御装置10には、制御の
ためのデータとしてスロットル開度、車速、エンジン水
温、ブレーキスイッチからの信号、シフトポジション、
パターンセレクトスイッチからの信号、オーバドライブ
スイッチからの信号、後述するクラッチC0 の回転速度
を検出するC0 センサからの信号、自動変速機の油温、
マニュアルシフトスイッチからの信号などが入力されて
いる。
【0013】またこの自動変速機用電子制御装置10と
エンジン用電子制御装置8とは、相互にデータ通信可能
に接続されており、エンジン用電子制御装置8から自動
変速機用電子制御装置10に対しては、1回転当たりの
吸入空気量(Q/Ne )などの信号が送信され、また自
動変速機用電子制御装置10からエンジン用電子制御装
置8に対しては、各ソレノイドバルブに対する指示信号
と同等の信号および変速段を指示する信号などが送信さ
れている。
【0014】すなわち自動変速機用電子制御装置10
は、入力されたデータおよび予め記憶しているマップに
基づいて変速段やロックアップクラッチのON/OF
F、あるいはライン圧や係合圧の調圧レベルなどを判断
し、その判断結果に基づいて所定のソレノイドバルブに
指示信号を出力し、さらにフェイルの判断やそれに基づ
く制御を行うようになっている。またエンジン用電子制
御装置8は、入力されたデータに基づいて燃料噴射量や
点火時期あるいは電子スロットルバルブ4の開度などを
制御することに加え、自動変速機1での変速時に燃料噴
射量を削減し、あるいは点火時期を変え、もしくは電子
スロットルバルブ4の開度を絞ることにより、出力トル
クを一時的に低下させるようになっている。
【0015】またここで対象とする車両は、アンチロッ
クブレーキシステム(ABS)を備えている。このAB
Sは、車輪のロック状態を検出した場合に車輪の制動力
を低下させて車輪と路面との間の摩擦係数を高い値に維
持するものであり、ABS用電子制御装置11によって
複数のソレノイドバルブ12を制御するように構成され
ている。そしてこのABS用電子制御装置11と自動変
速機用電子制御装置10とが、相互にデータ通信可能に
連結されている。なお、ABSの具体的な構成について
は後述する。
【0016】図4は上記の自動変速機1の歯車列の一例
を示す図であり、ここに示す構成では、前進5段・後進
1段の変速段を設定するように構成されている。すなわ
ちここに示す自動変速機1は、トルクコンバータ20
と、副変速部21と、主変速部22とを備えている。そ
のトルクコンバータ20は、ロックアップクラッチ23
を有しており、このロックアップクラッチ23は、ポン
プインペラ24に一体化させてあるフロントカバー25
とタービンランナ26を一体に取付けた部材(ハブ)2
7との間に設けられている。エンジンのクランクシャフ
ト(それぞれ図示せず)はフロントカバー25に連結さ
れ、またタービンランナ26を連結してある入力軸28
は、副変速部21を構成するオーバードライブ用遊星歯
車機構29のキャリヤ30に連結されている。
【0017】この遊星歯車機構29におけるキャリヤ3
0とサンギヤ31との間には、多板クラッチC0 と一方
向クラッチF0 とが設けられている。なお、この一方向
クラッチF0 はサンギヤ31がキャリヤ30に対して相
対的に正回転(入力軸28の回転方向の回転)する場合
に係合するようになっている。またサンギヤ31の回転
を選択的に止める多板ブレーキB0 が設けられている。
そしてこの副変速部31の出力要素であるリングギヤ3
2が、主変速部22の入力要素である中間軸33に接続
されている。
【0018】したがって副変速部21は、多板クラッチ
C0 もしくは一方向クラッチF0 が係合した状態では遊
星歯車機構29の全体が一体となって回転するため、中
間軸33が入力軸28と同速度で回転し、低速段とな
る。またブレーキB0 を係合させてサンギヤ31の回転
を止めた状態では、リングギヤ32が入力軸28に対し
て増速されて正回転し、高速段となる。
【0019】他方、主変速部22は三組の遊星歯車機構
40,50,60を備えており、それらの回転要素が以
下のように連結されている。すなわち第1遊星歯車機構
40のサンギヤ41と第2遊星歯車機構50のサンギヤ
51とが互いに一体的に連結され、また第1遊星歯車機
構40のリングギヤ43と第2遊星歯車機構50のキャ
リヤ52と第3遊星歯車機構60のキャリヤ62との三
者が連結され、かつそのキャリヤ62に出力軸65が連
結されている。さらに第2遊星歯車機構50のリングギ
ヤ53が第3遊星歯車機構60のサンギヤ61に連結さ
れている。
【0020】この主変速部22の歯車列では、後進段と
前進側の四つの変速段とを設定することができ、そのた
めのクラッチおよびブレーキが以下のように設けられて
いる。先ずクラッチについて述べると、互いに連結され
ている第2遊星歯車機構50のリングギヤ53および第
3遊星歯車機構60のサンギヤ61と中間軸33との間
に第1クラッチC1 が設けられ、また互いに連結された
第1遊星歯車機構40のサンギヤ41および第2遊星歯
車機構50のサンギヤ51と中間軸33との間に第2ク
ラッチC2 が設けられている。
【0021】つぎにブレーキについて述べると、第1ブ
レーキB1 はバンドブレーキであって、第1遊星歯車機
構40および第2遊星歯車機構50のサンギヤ41,5
1の回転を止めるように配置されている。またこれらの
サンギヤ41,51(すなわち共通サンギヤ軸)とケー
シング66との間には、第1一方向クラッチF1 と多板
ブレーキである第2ブレーキB2 とが直列に配列されて
おり、その第1一方向クラッチF1 はサンギヤ41,5
1が逆回転(入力軸28の回転方向とは反対方向の回
転)しようとする際に係合するようになっている。多板
ブレーキである第3ブレーキB3 は第1遊星歯車機構4
0のキャリヤ42とケーシング66との間に設けられて
いる。そして第3遊星歯車機構60のリングギヤ63の
回転を止めるブレーキとして多板ブレーキである第4ブ
レーキB4 と第2一方向クラッチF2 とがケーシング6
6との間に並列に配置されている。なお、この第2一方
向クラッチF2 はリングギヤ63が逆回転しようとする
際に係合するようになっている。
【0022】そして出力軸65を回転不能に固定するロ
ック機構が設けられている。これは、パーキングギヤ6
7とこれに噛合するパーキングロックポール68とを主
体とする従来から使用されている構成のものであり、そ
のパーキングギヤ67は、出力軸65と一体の部材、具
体的には第3遊星歯車機構60のキャリヤ62と第2遊
星歯車機構50のキャリヤ52および第1遊星歯車機構
40のリングギヤ43とを連結している円筒部材の外周
部に一体化されている。またパーキングロックポール6
8は、このパーキングギヤと対向しかつパーキングギヤ
68の下側に配置されており、図示しないカム機構など
によって選択的に押し上げられてパーキングギヤ67に
噛合するようになっている。
【0023】上記の自動変速機1では、各クラッチやブ
レーキを図5の作動表に示すように係合・解放すること
により前進5段・後進1段の変速段を設定することがで
きる。なお、図5において○印は係合状態、●印はエン
ジンブレーキ時に係合状態、△印は係合・解放のいずれ
でもよいこと、空欄は解放状態を示す。
【0024】図5に示す各変速段は、シフトレバー(図
示せず)を操作して選択されたレンジに応じて設定さ
れ、そのシフトレバーによって選択するレンジの位置
は、図6に示すように配列されている。すなわちパーキ
ング(P)レンジ位置に続けてリバース(R)レンジ位
置が配置され、これらの配列方向に対して斜め方向の位
置に、Rレンジに続けてニュートラル(N)レンジ位置
が設けられている。ドライブ(D)レンジ位置は、この
Nレンジ位置に対して、前記Pレンジ位置とRレンジ位
置との配列方向と平行に配置され、さらに4速レンジ位
置が、これらの配列方向に対して直交する方向に屈曲し
た位置に配置されている。さらに3速レンジ位置が、4
速レンジ位置に対して、前記NレンジとDレンジとの配
列方向と平行な方向に配置され、2速レンジ位置は、前
記Rレンジ位置に対するNレンジ位置と同様な関係とな
る位置に設けられ、そしてロー(L)レンジ位置は、D
レンジ位置に対する4速レンジ位置と同様な関係となる
位置に設けられている。
【0025】これらのレンジのうちDレンジでは、図5
に示す前進5段を達成することができ、これに対して4
速レンジでは、オーバードライブ段である第5速以外の
前進4段を達成することができ、さらに3速レンジでは
第3速までの変速段、2速レンジでは第2速までの変速
段をそれぞれ達成することができ、そしてLレンジでは
第1速のみを達成することができる。
【0026】これは、上記の各レンジ位置に応じてマニ
ュアルバルブが切り換えられて所定の油路を介して油圧
を給排することによって実行される。またPレンジで
は、前記パーキングロックポール68がパーキングギヤ
67に向けて動作させられ、これらが互いに噛合するこ
とにより出力軸65の回転を止めるように構成されてい
る。
【0027】ここでABSについて説明する。図7は3
チャンネルタイプの従来知られているABSを模式的に
示しており、ブレーキペダル70に連動するマスターシ
リンダ71が、プロポーショニングバルブ72を介して
前後左右の車輪におけるディスクブレーキ用のブレーキ
シリンダFR,FL,RR,RLに接続されている。左
右の後輪のブレーキシリンダRR,RLとプロポーショ
ニングバルブ72とを接続している油路73には、3ポ
ジションソレノイドバルブ74が介装されており、また
この3ポジションソレノイドバルブ74に対して並列
に、ブレーキシリンダRR,RLに向けたオイルの流れ
を規制するチェックバルブ75が配置されている。
【0028】これらのブレーキシリンダRR,RLのオ
イルを選択的に流入させるリザーバ76が、前記3ポジ
ションソレノイドバルブ74に接続されている。このリ
ザーバ76を3ポジションソレノイドバルブ74に接続
している油路77は、途中で分岐してオイルポンプ78
の吸入口にチェックバルブ79を介して接続されてい
る。
【0029】このオイルポンプ78の吐出口には、その
吐出口に向けた逆流を防止するチェックバルブ80を介
してダンパ81が接続され、さらにそのダンパ80がチ
ェックバルブ82を介して3ポジションソレノイドバル
ブ74の流入側に接続されている。
【0030】左右の前輪のブレーキシリンダFR,FL
に対してオイルを給排するための油路構成は、上述した
後輪のブレーキシリンダRR,RLについての油路構成
と基本的には同じであり、前記プロポーショニングバル
ブ72から前輪のブレーキシリンダFR,FLにオイル
を供給する油路83,93のそれぞれには、3ポジショ
ンソレノイドバルブ84,94が介装され、さらにそれ
ぞれの3ポジションソレノイドバルブ84,94に対し
て並列にチェックバルブ85,95が配置されている。
【0031】これらのブレーキシリンダFR,FLから
オイルを選択的に流入させるリザーバ86が、油路87
を介して各3ポジションソレノイドバルブ84,94に
接続されている。この油路87は途中で分岐してオイル
ポンプ88の吸入口にチェックバルブ89を介して接続
されている。
【0032】このオイルポンプ88の吐出口には、その
吐出口に向けた逆流を防止するチェックバルブ90を介
してダンパ91が接続され、さらにそのダンパ90がチ
ェックバルブ92,102を介して各3ポジションソレ
ノイドバルブ84,94の流入側に接続されている。
【0033】さらに前輪用の3ポジションソレノイドバ
ルブ84,94およびチェックバルブ85,95に対し
て並列にオン・オフバルブであるバイパスソレノイドバ
ルブ110が配置され、このバイパスソレノイドバルブ
110と前輪用のブレーキシリンダFR,FLとの間に
は、ブレーキシリンダFR,FLに向けたオイルの流れ
を許容するチェックバルブ111,112が配置されて
いる。
【0034】これらのソレノイドバルブ74,84,9
4,110が図3に示すソレノイドバルブ12に相当
し、ABS用電子制御装置11によって制御される。そ
してこのABS用電子制御装置11には、左右の各前輪
の回転速度を個別に検出するスピードセンサ113,1
14および後輪の回転速度を検出するスピードセンサ1
15からの信号が入力されている。
【0035】通常のブレーキ操作時には、マスタシリン
ダ71とブレーキシリンダRR,RL,FR,FLとが
各3ポジションソレノイドバルブ74,84,94およ
びバイパスソレノイドバルブ110を介して連通し、ブ
レーキペダル70の踏み込み量に応じたオイルがブレー
キシリンダRR,RL,FR,FLに供給される。いず
れかの車輪がロックしそうな事態がスピードセンサ11
3,114,115からの入力信号に基づいて判断され
た場合、その車輪についての油圧系統が減圧モードに制
御される。すなわちブレーキシリンダRR,RL,F
R,FLのいずれかが3ポジションソレノイドバルブ7
4,84,94によってリザーバ76,86に連通させ
られ、オイルがブレーキシリンダRR,RL,FR,F
Lから抜かれてリザーバ76,86に送られる。その場
合、前輪についてはバイパスソレノイドバルブ110が
油路を閉じ、またオイルポンプ78,88が駆動されて
オイルをマスターシリンダ72側に送る。
【0036】ブレーキ用の油圧がある程度低下するとホ
ールドモードでの制御が行われる。すなわち3ポジショ
ンソレノイドバルブ74,84,94が閉状態に制御さ
れ、ブレーキシリンダRR,RL,FR,FFに対する
オイルの給排を阻止し、油圧を一定圧に維持する。この
場合もオイルポンプ78,88は駆動されている。
【0037】さらにブレーキ油圧を高くする必要がある
場合には、増圧モードで制御される。すなわちオイルポ
ンプ78,88を駆動した状態で3ポジションソレノイ
ドバルブ74,84,94を切り換え動作させ、マスタ
ーシリンダ72とブレーキシリンダRR,RL,FR,
FLとを連通させる。その結果、オイルポンプ78,8
8によって加圧されたオイルがブレーキシリンダRR,
RL,FR,FLに送られて、制動力が増大する。
【0038】上記のABSは、通常は、車輪のロックを
防止して走行安定性を確保するために動作させられる
が、この発明では、捩りトルクの残留を防止する場合に
も使用される。図1および図2はそのため制御例を示し
ている。先ず、図1において、フラグやタイマなどの初
期化を含む入力信号の処理(ステップ1)を行った後
に、各センサが正常か否かを判断する(ステップ2)。
この判断は、ABSでのセンサのチェックで兼用しても
よく、センサの異常が検出された場合には特に制御を行
うことなくこのルーチンを抜け、またセンサが正常であ
れば、リバース(R)レンジからパーキング(P)レン
ジへのシフトが発生したか否かを判断する(ステップ
3)。
【0039】前述したように捩りトルクが残留するの
は、自動変速機1の出力軸65が固定されて捩り変形が
解消できない場合であり、これはPレンジで前述したロ
ック機構が作用することにより発生し、またPレンジへ
のシフトはRレンジから行われるからである。なお、こ
のステップ3が請求項1の停止レンジ検出手段に相当す
る。
【0040】ステップ3で否定判断された場合には、捩
りトルクが残留することがないので、特に制御を行うこ
となくこのルーチンから抜け、また肯定判断された場合
には、ブレーキ操作されているか否か、すなわちブレー
キオンか否かを判断する(ステップ4)。これは、ブレ
ーキペダル70に連動するブレーキスイッチ(図示せ
ず)の出力信号に基づいて判断することができ、ブレー
キ操作されていずに否定判断された場合には、車輪が回
転して捩りトルクが残留することがないので、特に制御
を行うことなくこのルーチンから抜ける。
【0041】これとは反対にステップ4で肯定判断され
た場合には、捩りトルクが残留する状態にあるので、ス
テップ5に進んでエンジン回転数Ne が所定の基準回転
数(例えば1000rpm )以上か否かを判断する。すな
わち自動変速機1から駆動輪に至る動力の伝達系にかか
るトルクは、エンジン回転数Ne の二乗に比例するか
ら、エンジン回転数Ne が小さい場合には、残留する捩
りトルクが特に問題となることはなく、その場合は、特
別な制御を行わないようにするためにステップ5の判断
を行う。
【0042】ステップ5で否定判断された場合には上述
の理由でリターンし、これとは反対に肯定判断された場
合には、車速Vがほぼ零か否かを判断する(ステップ
6)。車両が動いていて車輪が回転していれば、捩りト
ルクが残留することがないからである。したがってステ
ップ6で否定判断された場合に、特に制御を行うことな
くこのルーチンを抜け、これとは反対に肯定判断された
場合には、ABSにより駆動輪の制動力を一時的に低減
する(ステップ7)。
【0043】このステップ7が請求項1および2の制動
力低減手段に相当し、具体的には、図7に示す後輪側の
3ポジションソレノイドバルブ74を減圧モードに制御
し、駆動輪である後輪のブレーキシリンダRR,RLか
らリザーバ76にオイルを流し、その油圧を低下させ
る。その結果、後輪が若干すべり、もしくは車輪が弾性
変形して動力伝達系の捩り変形が解消される。すなわち
捩りトルクが解放される。なお、非駆動輪である前輪は
ブレーキ操作されていて回転しないから、車両全体とし
ての制動状態は確保でき、車両が前進もしくは後退移動
することはない。
【0044】このステップ7での制御では、駆動輪の制
動力を一時的に解放して駆動輪にトルクを与えることに
なるので、車体の振動が生じる場合があり、そこで制動
力の解放の方法やタイミングあるいは時期などを適宜に
設定してショックが体感されないようにすることが好ま
しく、例えばRレンジからPレンジへのシフトに同期し
て制動力の低下制御を実行することとすればよい。
【0045】したがってPレンジにシフトする場合に動
力伝達系の捩り変形が解消され、捩りトルクが残留しな
いので、Pレンジから他のレンジにシフトした場合に、
パーンキグロックポール68がパーキングギヤ67から
外れることに伴うショックや異音の発生が未然に防止さ
れる。
【0046】なお、ステップ7の制御を実行した場合に
は、フラグFを“1”にセットする(ステップ8)。こ
のフラグFは、タイヤロックの防止以外のためにABS
を動作させたことを示すフラグであり、これに基づいて
ABSのオイルポンプ78,88を制御する。
【0047】図2はその一例を示しており、入力信号の
処理(ステップ11)を行った後にフラグFが“1”に
セットされているか否かを判断する(ステップ12)。
このステップ12で否定判断された場合には、制動力が
強制的に低下させられたことがないことになるので、特
に制御を行うことなくこのルーチンを抜け、これに対し
て肯定判断された場合には、PレンジからRレンジにシ
フトされたか否かを判断する(ステップ13)。このシ
フトが検出されない場合に特に制御を行うことなくこの
ルーチンを抜け、これに対してPレンジからRレンジへ
のシフトが検出された場合には、オイルポンプ78,8
8を駆動する(ステップ14)。そしてフラグFをゼロ
リセットする(ステップ15)。
【0048】すなわち前述したABSでのオイルポンプ
78,88としては、例えばモータによってカムを回転
させ、そのカムによってプランジャを駆動する形式のも
のが使用され、オイルポンプ78,88を駆動すること
に伴って異音や振動などが生じることがある。これに対
してPレンジからRレンジなどの他のレンジにシフトす
れば、自動変速機1に駆動力が入力されるなどの挙動の
変化が生じる。そこで上記のようにステップ13でPレ
ンジからRレンジへのシフトが検出された場合にオイル
ポンプ78,88を駆動すれば、オイルポンプ78,8
8を駆動することによる異音あるいは振動がレンジの切
り換えに伴う車両の挙動の変化に紛れ込み、オイルポン
プ78,88が異音や振動の原因となることが防止され
る。
【0049】なお、前記フラグFは、イグニッションス
イッチ(図示せず)を一旦オフにした場合にゼロリセッ
トされるため、再度、イグニッションスイッチをオンに
した場合には、ステップ12で否定判断され、ステップ
14でのオイルポンプの駆動制御が実行されないことに
なる。しかしながらイグニッションスイッチをオンにす
れば、動作確認のためにオイルポンプ78,88が一時
的に駆動されるので、ブレーキ油圧は通常の油圧に設定
される。
【0050】以上、この発明の具体例について説明した
が、この発明は、上記の例で示した3チャンネルのAB
Sに限らず、4チャンネルタイプのABSなど他の構成
のABSを搭載した車両の制御装置に適用することがで
きる。また制動力の一時的な解放は、上記のようにAB
Sを利用して行うことが好ましいが、この発明では、必
ずしもABSを使用せずに他の適宜の制動力解放機構を
使用することとしてもよい。さらにこの発明は、図4に
示すギヤトレイン以外のギヤトレインを備えた自動変速
機を対象とする制御装置に適用することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
る制御装置によれば、Pレンジなどの停止レンジにシフ
トした場合に車輪を固定しているブレーキ機構での制動
力が低下させられるから、自動変速機から車輪、特に駆
動輪に至る動力伝達系の捩り変形が車輪の回転によって
解消され、その結果、捩りトルクの残留を防止して、停
止レンジから他のレンジにシフトした場合のショックや
異音などの発生を未然に防止することができる。
【0052】また請求項2の発明では、制動力の一時的
な解放を駆動輪についてのみ実行し、非駆動輪について
の制動力は維持するので、車両の停止状態を安定的に維
持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明で実施される制動力の一時的な低減の
ための制御ルーチンの一例を示す概略的なフローチャー
トである。
【図2】この発明で実施される制動力の一時的な低減の
後のオイルポンプの駆動制御のための制御ルーチンの一
例を示す概略的なフローチャートである。
【図3】この発明で対象とする自動変速機におけるギヤ
トレインの一例を示すスケルトン図である。
【図4】その自動変速機で各変速段を設定するための摩
擦係合装置の係合・解放の組み合わせである係合作動表
を示す図表である。
【図5】この発明の一例の制御系統を模式的に示すブロ
ック図である。
【図6】シフト装置における各レンジ位置の配列を示す
図である。
【図7】ABSの制御系統の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 自動変速機 2 エンジン 8 エンジン用電子制御装置 10 自動変速機用電子制御装置 11 ABS用電子制御装置 12 ABS用ソレノイドバルブ 65 出力軸 67 パーキングギヤ 68 パーキングロックポール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力軸を停止レンジにおいてロック機構
    によって回転不能に固定する自動変速機と、車輪の回転
    を選択的に止める制動力の可変なブレーキとを備えた自
    動変速機およびブレーキの一体制御装置において、 前記停止レンジに切り換えられたことを検出する停止レ
    ンジ検出手段と、該停止レンジ検出手段により前記停止
    レンジに切り換えられたことが検出された場合に前記ブ
    レーキによる車輪の制動力を低下させる制動力低減手段
    とを備えていることを特徴とする自動変速機およびブレ
    ーキの一体制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制動力低減手段が、前記出力軸から
    伝達されたトルクによって回転する駆動輪の制動力を低
    下させるよう構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の自動変速機およびブレーキの一体制御装置。
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