JPH0930086A - プリンタおよびこのプリンタを用いた商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

プリンタおよびこのプリンタを用いた商品販売登録データ処理装置

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JPH0930086A
JPH0930086A JP7184515A JP18451595A JPH0930086A JP H0930086 A JPH0930086 A JP H0930086A JP 7184515 A JP7184515 A JP 7184515A JP 18451595 A JP18451595 A JP 18451595A JP H0930086 A JPH0930086 A JP H0930086A
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JP7184515A
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Inventor
Yoshihiro Matsuda
芳弘 松田
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上位機側の1台の送信用インターフェイスに複
数台を直列接続可能なプリンタを確立するとともに、こ
のプリンタを用いた商品販売登録データ処理装置の小型
軽量化および低コスト化を図る。 【解決手段】プリンタ50を、上位機(20)から受信
した印字データが自機内印字処理対象であるか否かを判
別可能に形成するとともに、自機内印字処理対象である
と判別した場合に当該印字データの印字処理を実行可能
かつ自機内印字処理対象でないと判別した場合には当該
印字データを外部出力用インターフェイス55および補
助ケーブル2を介して外部へ出力可能に構成した。ま
た、上位機が商品販売登録データ処理装置(10)であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上位機から受信し
た印字データに基き印字機構部を駆動制御しつつ印字す
るプリンタおよびこのプリンタを用いて商品情報を印字
処理可能に構成された商品販売登録データ処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4において、電子キャッシュレジスタ
10型の商品販売登録データ処理装置は、制御部20
と,この制御部20に入出力ポート(I/O)24を介
して接続された入力手段(例えば、キーボード,スキャ
ナ,カードリーダ等)30および出力手段(例えば、表
示器,ドロワ自動開放装置等)40を具備し、商品登録
処理機能,会計処理機能等を有する。
【0003】ここに、例えばパラレルデータ転送方式の
送信用インターフェイス(I/F)25Aおよびケーブ
ル1を介して接続されたプリンタ50Aは、2つの印字
機構部57R,57Jを有し、制御部20から受信した
商品情報(印字データ)を印字機構部57Jを駆動制御
しつつジャーナル(J)に印字しかつ印字機構部57R
を駆動制御しつつ印字したレシート(R)を発行するこ
とができる。また、このプリンタ50Aは、制御部20
等とともにレジ本体内に組込まれている。
【0004】ところで、電子キャッシュレジスタ10の
一層の小型軽量化および低コスト化を企図するに伴い、
2つの印字機構部57R,57Jを備えたプリンタ50
Aの小型化も強く要求されている。そこで、印字機構部
57R,57Jを極限的設計により小型化を図ってはい
るものの、その要求に対して十分に応えることができな
い場合も多い。
【0005】かくして、例えば図5に示す如く、1つの
印字機構部57Rを有しかつレシート印字用の商品情報
を印字したレシートを発行可能なプリンタ50Rのみを
設け、ジャーナル印字用の商品情報については、例えば
RAM等に電子的に書込み記憶に形成される場合があ
る。これによれば、小型化が図れかつレジ本体内に容易
に組込める。なお、送信用インターフェイス(I/F)
25Rは、図4の送信用インターフェイス(I/F)2
5Aと実質的に同じである。
【0006】しかし、図5に示す形態としてもジャーナ
ル印字用の商品情報をその場で直ちに確認したいという
要求を絶無化することは難しい。オペレータによって
は、例えば商品登録が正確に行えたか否かを、次の商品
登録直前に知りたい場合があるからである。しかも電子
的記憶方式では、その手続が専門的、技術的に取扱いが
難しいばかりか、商品登録業務等を比較的長時間に亘っ
て中断しなければならないので、業務能率が低下する。
最悪的には、取扱いミスによって、ジャーナル印字用の
商品情報が一括消去されてしまう場合も生じる。
【0007】したがって、例えば実際運用中に、図6に
示すようにジャーナル印字用のプリンタ50Jを増設せ
ざるを得ない場合も多い。この場合は、レシート印字用
プリンタ50Rのための送信用インターフェイス(I/
F)25Rとは別にジャーナル印字用の送信用インター
フェイス(I/F)25Jを新設しなければならない。
また、制御部20内のハードウェアおよびソフトウェア
の改変も必要となる。さらに、空間的制約から新設プリ
ンタ50Jをレジ本体内に追設することができない場合
が多いので、例えば机下に配設しなければならない。し
たがって、レイアウトが煩雑となり、取扱いも不便であ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来プリ
ンタ構造では、これを採用する上位機(制御部20等)
側に与える影響が甚大である。つまり、上位機側のレジ
本体の大きさ・形態,印字出力プログラムや送信用イン
ターフェイス(I/F)の台数等々が、プリンタ50の
種類・印字方式が選択された後でないと決定できないと
いう製造面における不利益を内在する。いわんや運用途
中にプリンタ50の増設や種類変更をすることは、非常
に困難である。
【0009】以上の問題は、上位機が例えばパーソナル
コンピュータであり、かつこれに接続されるプリンタ5
0の場合にも共通する。
【0010】本発明の第1の目的は、採用する上位機側
からの選択自由度および適用性の広いプリンタを提供す
ることにある。
【0011】また、第2の目的は複数台を選択的に直列
接続可能なプリンタを用い小型軽量で低コストの商品販
売登録データ処理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上位機側へ与えるプリン
タの不都合性を分析すると、上位機側にプリンタごとに
専用の送信用インターフェイスを必要とすることにあ
る。換言すれば、上位機側の1台の送信用インターフェ
イスに複数台のプリンタを接続可能とすることができれ
ば、上位機側の大きさ,形態,印字出力プログラムの選
択自由度を拡大できかつ上位機側で適用可能な任意的な
プリンタを採用し易く、また上位機の一層の小型・軽量
化や低コスト化を図れる。しかも、プリンタ台数の増減
設も容易となりかつ使用面上の適用性も大幅に拡大でき
る筈である。
【0013】かくして、本発明は、プリンタ自体に他の
プリンタを接続可能に構成するとともに上位機から受信
した印字データがどのプリンタ用のものであるかを判別
する判別機能を設け、前記第1の目的を達成するもので
ある。また、商品販売登録データ処理装置の制御部を上
位機とした場合に、その1台の送信用インターフェイス
に商品情報を印字処理する複数台のプリンタを直列接続
可能に構成し、前記第2の目的を達成するものである。
【0014】すなわち、請求項1の発明は、受信用イン
ターフェイスおよびケーブルを介して上位機から受信し
た印字データに基き印字機構部を駆動制御しつつ印字処
理するプリンタにおいて、前記上位機から受信した印字
データが自機内印字処理対象であるか否かを判別可能に
形成するとともに、自機内印字処理対象であると判別し
た場合に当該印字データの印字処理を実行可能かつ自機
内印字処理対象でないと判別した場合には当該印字デー
タを外部出力用インターフェイスおよび補助ケーブルを
介して外部へ出力可能に形成し、前記上位機の1台の送
信用インターフェイスに複数台を直列接続可能に構成し
た、ことを特徴とする。
【0015】かかる構成の発明に係るプリンタでは、上
位機から印字データを受信した場合に、当該印字データ
が自機内印字処理対象であるか否かを判別し、是と判別
すると印字機構部を駆動制御して印字処理する。しか
し、否と判別すると、当該印字データを外部出力用イン
ターフェイスおよび補助ケーブルを介して外部(第2の
プリンタ)へ出力する。
【0016】したがって、1台の送信用インターフェイ
スが設けられた上位機に複数台のプリンタを直列接続で
き、かつ各プリンタにそれぞれの印字データについて印
字処理させることができる。
【0017】また、請求項2の発明は、受信用インター
フェイスおよびケーブルを介して上位機から受信した印
字データに基き印字機構部を駆動制御しつつ印字処理す
るプリンタにおいて、前記上位機から受信した前記印字
データを外部出力インターフェイスおよび補助ケーブル
を介して外部へ出力可能に形成するとともに、前記上位
機から受信した前記印字データが自機内印字処理対象で
あるか否かを判別する判別手段と,自機内印字処理対象
でないと判別されたことを条件に当該印字データを外部
へ出力する外部出力制御手段とを設けた、ことを特徴と
する。
【0018】かかる構成の発明に係るプリンタでは、上
位機から印字データを受信すると、判別手段が自機内印
字処理対象であるか否かを判別する。是と判別される
と、当該印字データを印字処理する。しかし、否と判別
されると、外部出力制御手段が、当該印字データを他
(第2)のプリンタへ出力する。これを受けた第2のプ
リンタは、同様に、印字処理または他(第3)のプリン
タへ出力する。
【0019】かくして、請求項1の発明の場合と同様
に、上位機側の1台の送信用インターフェイスに複数台
のプリンタを直列接続できかつ各プリンタへ印字データ
を出力できるとともに、それぞれに印字処理を実行させ
ることができる。
【0020】また、請求項3の発明は、商品登録機能を
有し、商品情報を送信用インターフェイスおよびケーブ
ルを介して接続されたプリンタを用いて印字処理可能に
構成された商品販売登録データ処理装置において、前記
プリンタを、前記送信用インターフェイスおよびケーブ
ルを介して受信した前記商品情報が自機内印字処理対象
であるか否かを判別可能に形成するとともに、自機内印
字処理対象であると判別した場合に当該商品情報の印字
処理を実行可能かつ自機内印字処理対象でないと判別し
た場合に当該商品情報を外部出力用インターフェイスお
よび補助ケーブルを介して接続された第2のプリンタへ
出力可能に形成し、1台の送信用インターフェイスに複
数台のプリンタを直列接続可能かつ各プリンタにおいて
同一または異なる商品情報を印字処理可能に構成した、
ことを特徴とする。
【0021】かかる構成の発明に係る商品販売登録デー
タ処理装置では、商品登録に係る商品情報は、送信用イ
ンターフェイスおよびケーブルを介してプリンタに送信
される。これを受けたプリンタ側では、当該商品情報が
自機内印字処理対象であるか否かを判別する。そして、
是と判別すると、当該商品情報の印字処理を行う。しか
し、否と判別すると、外部出力用インターフェイスおよ
び補助ケーブルを介して接続された第2のプリンタへ出
力する。この第2のプリンタにおいても、上記の場合と
同様に働く。
【0022】かくして、1台の送信用インターフェイス
に、例えばレシート印字発行用プリンタ,ジャーナル印
字用プリンタ等を何台でも選択的に直列接続でき、かつ
各プリンタに同一または異なる商品情報をそれぞれに印
字処理させることができる。
【0023】さらに、請求項4の発明は、商品登録機能
を有し、商品情報を送信用インターフェイスおよびケー
ブルを介して接続されたプリンタを用いて印字処理可能
に構成された商品販売登録データ処理装置において、前
記プリンタに、前記ケーブルを接続する受信用インター
フェイスの他に補助ケーブルを接続する外部出力用イン
ターフェイスを設けるとともに、前記ケーブルおよび受
信用インターフェイスを介して受信した前記商品情報が
自機内印字処理対象であるか否かを判別する判別手段
と,自機内印字処理対象でないと判別されたことを条件
に当該商品情報を該外部出力用インターフェイスおよび
補助ケーブルを介して接続された第2のプリンタへ出力
する外部出力制御手段とを設けた、ことを特徴とする。
【0024】かかる構成の発明に係る商品販売登録デー
タ処理装置では、ケーブルおよび受信用インターフェイ
スを介して商品情報を受信したプリンタにおいて、その
判別手段が当該商品情報が自機内印字処理対象であるか
否かを判別する。是と判別されると印字処理する。しか
し、否と判別されると、外部出力制御手段が、当該商品
情報を外部出力用インターフェイスおよび補助ケーブル
を介して接続された第2のプリンタへ出力する。この第
2のプリンタにおいても上記の場合と同様に働く。した
がって、請求項3の発明の場合と同様に、1台の送信用
インターフェイスに適宜台数を何時でも直列接続させ、
かつそれぞれに印字処理させられる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。 (第1の実施形態)この第1の実施形態は、図1に示す
如く、基本的構成が従来例(図5)の場合と同様な商品
販売登録データ処理装置(電子キャッシュレジスタ1
0)でかつ請求項3および請求項4の発明に対応するも
のである。なお、請求項1および請求項2の発明に対応
するプリンタ50については、説明便宜上、第2の実施
形態において説明する。
【0026】すなわち、本商品販売登録データ処理装置
(10)は、商品情報を印字処理させるためのプリンタ
(50R)に、外部出力用インターフェイス55と,判
別手段(51,52)と,外部出力制御手段(51,5
2)とを設け、かつ制御部20の送信用インターフェイ
ス25およびケーブル1を介して受信した商品情報が自
機内印字処理対象であるか否かを判別可能に形成すると
ともに、自機内印字処理対象であると判別した場合に当
該商品情報の印字処理を実行可能かつ自機内印字処理対
象でないと判別した場合に当該商品情報を外部出力用イ
ンターフェイス55および補助ケーブル2を介して接続
された第2のプリンタ(50J)へ出力可能に形成し、
1台の送信用インターフェイス25に複数台のプリンタ
(50R,50J)を直列接続可能かつ各プリンタ(5
0R,50J)のそれぞれに同一または異なる商品情報
を印字処理可能に構成されている。
【0027】図1において、電子キャッシュレジスタ1
0を構成する制御部20は、CPU21,ROM22,
RAM23,入出力ポート(I/O)24および送信用
インターフェイス(I/F)25を含み、商品登録処
理,会計処理等を実行可能でかつ商品登録終了(図2の
ST10のYES)後に作成(ST11)された商品情
報を形成するレシート印字用データおよびジャーナル印
字用データを,送信用インターフェイス25からケーブ
ル1を介してプリンタ(50R)へ送信可能に形成され
ている(ST12,ST13)。
【0028】なお、商品登録終了後とは、各商品ごとの
登録終了後および顧客買上商品の全ての商品についての
登録終了後のいずれでもよい。
【0029】ジャーナル印字用データとレシート印字用
データとはフォーマットが異なるので、いずれのプリン
タ(50)で印字するかについては、プリンタ(50
R,50J)側でそれぞれに判別させることが可能であ
る。しかし、この実施形態では、プリンタ(50R,5
0J)側の負担軽減のために、上位機(20)側におい
てジャーナル印字用データおよびレシート印字用データ
に当該各印字用データを印字させようとするプリンタの
番号を付して出力(ST12)するものと形成してあ
る。
【0030】プリンタ50R(50J)は、CPU5
1,ROM52,RAM53,受信用インターフェイス
(I/F)54および外部出力用インターフェイス(I
/F)55,印字機構部57を具備し、上位機20(2
5)から受信(図3のST20のYES)した商品情報
をRAM23に記憶(ST21)する。なお、プリンタ
50Rはレシート印字発行用、プリンタ50Jはジャー
ナル印字用である。また、いずれのインターフェイス5
4,55もパラレルデータ転送方式である。
【0031】ここに、外部出力用インターフェイス55
は、本発明の技術的特長の1つで、補助ケーブル2を介
して他(第2)のプリンタ(50J)を接続可能でかつ
自機(50R)が受信した商品情報を他機(50J)へ
再出力(転送)可能である(ST24)。
【0032】また、判別手段は、制御部20から受信し
た商品情報が自機内印字処理対象であるか否かを判別す
る手段で、判別制御プログラムを格納させたROM52
とCPU51とから形成され、図3のST22で実行さ
れる。制御部20から受信した全ての商品情報について
判別(ST25のNO,ST22)する。プリンタ50
Rの場合は、レシート印字用データを自機内印字処理対
象と判別する(ST22のYES)。また、プリンタ5
0Jの場合は、ジャーナル印字用データを自機内印字処
理対象と判別する(ST22のYES)。
【0033】ここに、制御部20内の送信用インターフ
ェイス25とプリンタ50R内の受信用インターフェイ
ス54とは、当初からケーブル1で接続してある。レシ
ート印字発行のためである。しかし、第1のプリンタ5
0R内の外部出力用インターフェイス55と第2のプリ
ンタ50J内の受信用インターフェイス54とは、第2
のプリンタ50Jを使用してジャーナル印字させる場合
に、補助ケーブル2で接続すればよい。逆に、電子記憶
方式とするために、当初から接続されていた第2のプリ
ンタ50Jが必要なくなったときは、補助ケーブル2ご
と取外すことができる。
【0034】さらに、第1のプリンタ50Rに補助ケー
ブル2で接続された第2のプリンタ50Jには、同様な
外部出力用インターフェイス55および図1に2点鎖線
で示した補助ケーブル2を介して、第3のプリンタ50
を接続することができる。第3のプリンタ50として
は、クレジット支払処理に対するクレジット伝票発行
用,サービスポイントカード発行用,2次元データコー
ドを印字したクーポン券発行用等々が考えられる。さら
にまた、第4,第5のプリンタ50を接続することも可
能である。
【0035】次に、この第1の実施形態の作用を説明す
る。入力手段30を用いての商品登録が終了(図2のS
T10のYES)すると、制御部20(21,22)
は、商品情報(ジャーナル印字用データおよびレシート
印字用データ)を作成(ST11)する。この商品情報
のそれぞれには、印字させようとするプリンタ(50
R,50J)の番号が付され、RAM23内のプリント
バッファ内に一時記憶される。
【0036】ここに、データ送信制御手段(CPU2
1,ROM22)は、商品情報を読出しかつ送信用イン
ターフェイス25を働かせるとともにケーブル1を介し
てプリンタ50Rに送信(ST12)する。
【0037】プリンタ50R側では、受信(図3のST
20のYES)した商品情報をRAM53のワークエリ
アに一時記憶(ST21)する。すると、判別手段(5
1,52)が自機内印字処理対象であるか否かを判別
(ST22)する。当該商品情報中のレシート印字用デ
ータについては付記されたプリンタ番号から是と判別
(ST22のYES)し、ジャーナル印字用データにつ
いては否と判別(ST22のNO)する。
【0038】かくして、印字制御手段(CPU51,R
OM52)は、レシート印字用データについては印字機
構部57を駆動制御しつつ印字処理(ST23)してレ
シートを発行する。しかし、ジャーナル印字用データに
ついては、外部出力制御手段(51,52)が、外部出
力用インターフェイス55を働かせかつ補助ケーブル2
を介して、第2のプリンタ50Jに出力(ST24)す
る。
【0039】第2のプリンタ50Jでは、この商品情報
を受信(ST20のYES)するとRAM53のワーク
エリアに一時記憶(ST21)するとともに、判別手段
(51,52)が、ジャーナル印字用データについては
その機番から自機内印字処理対象と判別(ST22のY
ES)する。
【0040】また、印字制御手段(51,52)は、印
字機構部57を駆動制御して当該ジャーナル印字用デー
タ(商品情報)をジャーナルに印字する(ST23)。
この場合は、他の商品情報がない(ST25のYES)
ので終了し、待機する。
【0041】しかして、この第1の実施形態によれば、
商品情報を印字処理させるためのプリンタ(50R)
に、外部出力用インターフェイス55と,判別手段(5
1,52)と,外部出力制御手段(51,52)とを設
け、かつ制御部20の送信用インターフェイス25およ
びケーブル1を介して受信した商品情報が自機内印字処
理対象であるか否かを判別可能に形成するとともに、自
機内印字処理対象であると判別した場合に当該商品情報
の印字処理を実行可能かつ自機内印字処理対象でないと
判別した場合に当該商品情報を外部出力用インターフェ
イス55および補助ケーブル2を介して接続された第2
のプリンタ(50J)へ出力可能に構成された商品販売
登録データ処理装置であるから、1台の送信用インター
フェイス25に複数台のプリンタ(50R,50J)を
直列接続可能かつ各プリンタ(50R,50J)のそれ
ぞれに同一または異なる商品情報を印字処理可能であ
る。よって、プリンタ50の種類や印字方式が選択決定
されなくともレジ本体の形態や大きさを決定できるから
選択自由度が広く、また運用途中にプリンタ(50J)
の増減設も容易となり、取扱いも極めて簡単である。し
たがって、大幅の小型軽量化とコスト低減ができる。
【0042】また、1台の送信用インターフェイス25
にレシート印字発行用プリンタ50Rを接続するととも
にレジ本体内に組込み、かつこのプリンタ50Rに外部
出力用インターフェイス55および補助ケーブル2を介
してジャーナル印字用プリンタ50Jが接続されている
ので、レシート印字発行およびジャーナル印字の双方を
実行できる。しかも、レジ本体は小型・低コストの1台
のプリンタ50Rのみに対応するものでよい。
【0043】また、第2のプリンタ50Jにも外部出力
用インターフェイス55,判別手段(51,52)およ
び外部出力制御手段(51,52)が設けられているの
で、このプリンタ50Jに例えばクーポン券発行用の第
3のプリンタ50も容易に接続できる。
【0044】さらに、商品情報には印字処理させようと
するプリンタの番号を付して送信するものと形成されて
いるので、プリンタ側の処理負担を大幅に軽減できる。
【0045】(第2の実施形態)この実施形態は、上位
機がパーソナルコンピュータで、第1のプリンタが文字
情報(印字データ)印字用でかつ第2のプリンタが画像
情報(印字データ)印字用である。基本的構成・機能
は、第1の実施形態の場合(図1〜図3)と同様であ
る。つまり、上位機(20)と第1のプリンタ(50
R)と第2のプリンタ(50J)とからなる。
【0046】かくして、図1〜図3において、“商品情
報”とあるのを“印字データ”と読替えれば、1台の送
信用インターフェイス25を有するパーソナルコンピュ
ータ(20)に、何台のプリンタ50でも直列接続する
ことができる。
【0047】したがって、製作面上は、使用形態ごとに
対応させるための送信用インターフェイス25の設置台
数やコンピュータ本体の形態・大きさを変える等の多種
類化を必要としないから、一段と低コスト化できる。ま
た、使用面上は、所望する台数のプリンタ50を事後的
に接続し、多様な運用ができる。既得プリンタ50も接
続利用可能となる。
【0048】なお、この発明に係るプリンタ50の種
類,印字方式は限定されない。例えば、インクジェット
プリンタ,サーマルプリンタ,電子写真方式プリンタ等
であってもよい。
【0049】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、上位機から受
信した印字データが自機内印字処理対象であるか否かを
判別可能に形成するとともに、自機内印字処理対象であ
ると判別した場合に当該印字データの印字処理を実行可
能かつ自機内印字処理対象でないと判別した場合には当
該印字データを外部出力用インターフェイスおよび補助
ケーブルを介して外部へ出力可能に形成し、上位機の1
台の送信用インターフェイスに複数台を直列接続可能に
構成されているので、上位機側からの選択自由度が大き
くかつ上位機に対する適用性も広い。したがって、製作
面上、上位機の小型軽量化および低コスト化を図れる。
また、使用面上、多様な印字処理を可能とするとともに
上位機への増減設も容易である。
【0050】また、請求項2の発明によれば、上位機か
ら受信した印字データを外部出力インターフェイスおよ
び補助ケーブルを介して外部へ出力可能に形成するとと
もに、上位機から受信した印字データが自機内印字処理
対象であるか否かを判別する判別手段と,自機内印字処
理対象でないと判別されたことを条件に当該印字データ
を外部へ出力する外部出力制御手段とを設け、上位機側
の1台の送信用インターフェイスに複数台を直列接続可
能かつそれぞれに印字処理可能に構成されているので、
請求項1の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さら
に取扱いが一段と容易である。
【0051】また、請求項3の発明によれば、商品情報
を印字処理させるためのプリンタを、送信用インターフ
ェイスおよびケーブルを介して受信した商品情報が自機
内印字処理対象であるか否かを判別可能に形成するとと
もに、自機内印字処理対象であると判別した場合に当該
商品情報の印字処理を実行可能かつ自機内印字処理対象
でないと判別した場合に当該商品情報を外部出力用イン
ターフェイスおよび補助ケーブルを介して接続された第
2のプリンタへ出力可能に形成し、1台の送信用インタ
ーフェイスに複数台のプリンタを直列接続可能かつ各プ
リンタにおいて同一または異なる商品情報を印字処理可
能に構成された商品販売登録データ処理装置であるの
で、プリンタの種類や印字方式が選択決定されなくとも
レジ本体の形態や大きさを決定でき選択自由度が広い。
また、運用途中にプリンタの増減設も容易となり、取扱
いも極めて簡単であるとともに、大幅な小型軽量化とコ
スト低減ができる。さらに、レシート印字発行用,ジャ
ーナル印字用の他クーポン券発行等のプリンタを選択的
に接続できるので、機能拡大が図れる。
【0052】さらに、請求項4の発明によれば、プリン
タに、ケーブルを接続する受信用インターフェイスの他
に補助ケーブルを接続する外部出力用インターフェイス
と,ケーブルおよび受信用インターフェイスを介して受
信した商品情報が自機内印字処理対象であるか否かを判
別する判別手段と,自機内印字処理対象でないと判別さ
れたことを条件に当該商品情報を該外部出力用インター
フェイスおよび補助ケーブルを介して接続された第2の
プリンタへ出力する外部出力制御手段とを設け、1台の
送信用インターフェイスにレシート印字発行用プリン
タ,ジャーナル印字用プリンタ等を何台でも直列接続可
能な商品販売登録データ処理装置であるから、請求項3
の発明の場合と同様な効果を奏し得る他、さらに取扱い
が一段と容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第2の実施形態を説明する
ためのブロック図である。
【図2】同じく、制御部(上位機)側の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図3】同じく、プリンタ側の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図4】従来例(1)を説明するための概略図である。
【図5】従来例(2)を説明するための概略図である。
【図6】従来例(3)を説明するための概略図である。
【符号の説明】
1 ケーブル 2 補助ケーブル 10 電子キャッシュレジスタ(商品販売登録データ処
理装置) 20 制御部(上位機) 21 CPU 22 ROM 23 RAM 25 送信用インターフェイス 30 入力手段 40 出力手段 50,50R,50J プリンタ 51 CPU(判別手段,外部出力制御手段) 52 ROM(判別手段,外部出力制御手段) 53 RAM 54 受信用インターフェイス 55 外部出力用インターフェイス 57 印字機構部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信用インターフェイスおよびケーブル
    を介して上位機から受信した印字データに基き印字機構
    部を駆動制御しつつ印字処理するプリンタにおいて、 前記上位機から受信した印字データが自機内印字処理対
    象であるか否かを判別可能に形成するとともに、自機内
    印字処理対象であると判別した場合に当該印字データの
    印字処理を実行可能かつ自機内印字処理対象でないと判
    別した場合には当該印字データを外部出力用インターフ
    ェイスおよび補助ケーブルを介して外部へ出力可能に形
    成し、前記上位機の1台の送信用インターフェイスに複
    数台を直列接続可能に構成した、ことを特徴とするプリ
    ンタ。
  2. 【請求項2】 受信用インターフェイスおよびケーブル
    を介して上位機から受信した印字データに基き印字機構
    部を駆動制御しつつ印字処理するプリンタにおいて、 前記上位機から受信した前記印字データを外部出力イン
    ターフェイスおよび補助ケーブルを介して外部へ出力可
    能に形成するとともに、前記上位機から受信した前記印
    字データが自機内印字処理対象であるか否かを判別する
    判別手段と,自機内印字処理対象でないと判別されたこ
    とを条件に当該印字データを外部へ出力する外部出力制
    御手段とを設けた、ことを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 商品登録機能を有し、商品情報を送信用
    インターフェイスおよびケーブルを介して接続されたプ
    リンタを用いて印字処理可能に構成された商品販売登録
    データ処理装置において、 前記プリンタを、前記送信用インターフェイスおよびケ
    ーブルを介して受信した前記商品情報が自機内印字処理
    対象であるか否かを判別可能に形成するとともに、自機
    内印字処理対象であると判別した場合に当該商品情報の
    印字処理を実行可能かつ自機内印字処理対象でないと判
    別した場合に当該商品情報を外部出力用インターフェイ
    スおよび補助ケーブルを介して接続された第2のプリン
    タへ出力可能に形成し、1台の送信用インターフェイス
    に複数台のプリンタを直列接続可能かつ各プリンタにお
    いて同一または異なる商品情報を印字処理可能に構成し
    た、ことを特徴とする商品販売登録データ処理装置。
  4. 【請求項4】 商品登録機能を有し、商品情報を送信用
    インターフェイスおよびケーブルを介して接続されたプ
    リンタを用いて印字処理可能に構成された商品販売登録
    データ処理装置において、 前記プリンタに、前記ケーブルを接続する受信用インタ
    ーフェイスの他に補助ケーブルを接続する外部出力用イ
    ンターフェイスを設けるとともに、前記ケーブルおよび
    受信用インターフェイスを介して受信した前記商品情報
    が自機内印字処理対象であるか否かを判別する判別手段
    と,自機内印字処理対象でないと判別されたことを条件
    に当該商品情報を該外部出力用インターフェイスおよび
    補助ケーブルを介して接続された第2のプリンタへ出力
    する外部出力制御手段とを設けた、ことを特徴とする商
    品販売登録データ処理装置。
JP7184515A 1995-07-20 1995-07-20 プリンタおよびこのプリンタを用いた商品販売登録データ処理装置 Pending JPH0930086A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010052421A (ja) * 2008-07-29 2010-03-11 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷装置の制御方法及び制御プログラム
JP2011083964A (ja) * 2009-10-15 2011-04-28 Seiko Epson Corp 情報処理装置およびプリンター
JP2014019112A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷システム、及びposシステム
JP2014019113A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷システム、及びposシステム

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