JPH09300754A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH09300754A
JPH09300754A JP12066696A JP12066696A JPH09300754A JP H09300754 A JPH09300754 A JP H09300754A JP 12066696 A JP12066696 A JP 12066696A JP 12066696 A JP12066696 A JP 12066696A JP H09300754 A JPH09300754 A JP H09300754A
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晃 小薮
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裕之 中山
晋 ▲浜▼
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/26Registering devices
    • B41J13/28Front lays, stops, or gauges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/48Apparatus for condensed record, tally strip, or like work using two or more papers, or sets of papers, e.g. devices for switching over from handling of copy material in sheet form to handling of copy material in continuous form and vice versa or point-of-sale printers comprising means for printing on continuous copy material, e.g. journal for tills, and on single sheets, e.g. cheques or receipts

Landscapes

  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】スリップ紙、バリデーション紙を取り扱うプリ
ンタにおいて、バリデーション紙の位置決めを正確に、
かつ簡単な構造で実現できるプリンタを提供する。 【解決手段】インクジェット方式の印字部4によってカ
ット紙200やバリデーション紙500に印字を行う。
バリデーション紙500の挿入の際は、ローラ20はプ
ランジャ104によりローラ19と離間し、バリデーシ
ョン紙500は中間の搬送ローラ22と同軸上に設けら
れたバリデーションストッパ222の上面222aで停
止し位置決めされる。バリデーション紙への印字はロー
ラ20の圧接により紙送りしながら印字部4によって行
われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、単票(カッ
ト紙)を取り扱うプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のプリンタとしては、
インパクトドット方式やインクジェット方式によって記
録紙上に印字等を行うものが知られている。
【0003】さらに、この種のPOSプリンタにおいて
は、伝票等の帳票や、小切手等の紙片等の単票の記録紙
(以下、カット紙という。)に対しても印字等を行うこ
とができるものが知られている。そのようなプリンタに
おいては、カット紙の挿入口付近に配置されたローラ
で、カット紙を印字部に送り、印字部で印刷されたカッ
ト紙を排出口付近に配置されたローラで、プリンタ外部
に送り出していた。そして、カット紙を挿入する際に、
挿入口のローラを離間させ、カット紙の挿入を容易にす
る工夫がなされていた。
【0004】そして、このように設置されたカット紙の
紙経路を用いて、伝票等の比較的大きな用紙のほぼ全面
に、伝票処理した結果を記録するとき(以下スリップ印
字という)は、スリップ印字用の挿入口から、用紙を挿
入し、印字部を通過した用紙を、スリップ印字用の排出
口から排出するように用紙を搬送していた。また、例え
ば、小切手のようなカード状の紙片の所定範囲に5、6
行程度の支払いの確認のための印刷を行うとき(以下バ
リデーション印字という)は、逆に、スリップ印字用の
排出口から、印字部の奥まで紙片を挿入し、再び排出口
方向に紙片を送りながら印刷を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
プリンタにおいては、次のような問題があった。
【0006】すなわち、従来のバリデーション印字可能
なプリンタの場合、図9に示すように紙片状のバリデー
ション紙500を排出口から挿入する場合は、搬送ロー
ラ19と20、及び中間の搬送ローラ21と22の間隔
を開けるためにこれらのローラを待避(後退)させる機
構が必要であった。
【0007】一般的に、バリデーション紙には、例え
ば、腰のある厚い紙、腰の無い薄い紙、複数の薄い紙を
重ねた複写紙といったように、様々な形態があり、この
ような種々のバリデーション紙をよりスムーズに挿入
し、搬送するためには、バリデーションの経路は直線上
に形成されることが望ましく、このような直線上の紙経
路を形成するために、スリップ紙が搬送される紙経路5
01とは別に、バリデーション紙の底部が位置決めされ
る溝501aを形成する必要がある。このような紙経路
を形成した場合、バリデーション紙に曲がり癖がついて
いると波線で示すようにこの溝部501aに確実には入
らず、スリップ紙の紙経路501内に入り込んでしまう
ことがあり、このように意図しない場所にセットされた
状態で印刷を開始すると、バリデーション紙の初期位置
がずれているため、所定の場所に印刷されないという不
具合が生じるおそれがあった。また、これを防止するた
めの機構が更に必要になり、構造及び制御が複雑になっ
ていた。
【0008】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決するためになされたもので、複数種の単票紙を取り
扱うプリンタにおいて、バリデーション紙を簡単な構造
で確実に案内できる構造を可能にしたプリンタを提供す
ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
単票紙に印字を行うプリンタにおいて、第1の単票紙の
排出口側から第2の単票紙を挿入し印刷を行う紙経路を
有し、該紙経路の途中に、第1の単票紙の挿入口側から
搬送される第1の単票紙は通過可能であって、前記排出
口から挿入された前記第2の単票紙の紙端面を係止する
ストッパを設けたことを特徴とする。これにより、紙経
路中にバリデーション紙の底部を位置決めする溝が不要
となり、バリデーション紙の先端部が、カット紙側の紙
経路に入り込んでしまうおそれがない。このため、正確
にバリデーション紙の位置決めを行うことができる。
【0010】更に、請求項2に記載されるように、前記
ストッパは、紙経路の途中に設けられた搬送ローラと同
軸上に形成されたことを特徴とする。これにより、第1
の単票紙が搬送ローラに挟持される部分から、ストッパ
に当接する部分までの距離が短く、非常に腰の弱い紙で
も、容易に通過可能であり、スリップ印字時の単票紙の
搬送に支障を来すことはない。
【0011】更に、請求項3記載の発明は、請求項1記
載のプリンタにおいて、前記紙経路は、少なくとも、一
端がプリンタ上部に設けられた排出口に通ずる直線部分
と、該直線部分の他端につながり、プリンタ前部に設け
られた挿入口に連通する曲線部分から構成され、前記ス
トッパが、前記直線部分が前記曲線部分につながる位置
近傍に設けられたことを特徴とする。
【0012】また、更に、請求項4記載のプリンタは、
請求項2記載のプリンタにおいて、前記紙経路は、少な
くとも、一端がプリンタ上部に設けられた排出口に通ず
る直線部分と、該直線部分の他端につながり、プリンタ
前部に設けられた挿入口に連通する曲線部分から構成さ
れ、前記ストッパと同軸上に形成される搬送ローラが、
前記直線部分が前記曲線部分につながる位置近傍に設け
られたことを特徴とする。
【0013】このように、ストッパもしくはストッパと
同軸上に形成される搬送ローラを、直線部分が曲線部分
につながる位置近傍に設けることにより、バリデーショ
ン紙が挿入され、搬送される部分を直線状の紙経路(ス
トレートパス)にすることができ、様々な形態のバリデ
ーション紙をよりスムーズに挿入し、正確にセットする
ことができる。また、挿入・搬送時に紙ジャム等の不具
合が生じるおそれがない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプリンタの好
ましい一実施の形態を図1〜図8を参照して詳細に説明
する。
【0015】図1及び図2は、本実施の形態のプリンタ
1の全体構成を示すものであり、図1は、内部構成を示
す概略構成図、図2はプリンタ1の内部を正面方向から
見た斜視図である。
【0016】図1に示すように、本実施の形態のプリン
タ1においては、例えば、樹脂等からなる本体カバー2
の内部の後方にロール紙Sが配置され、その前方側にロ
ール紙を搬送するための紙搬送部3が設けられる。
【0017】一方、紙搬送部3の前方側には、ロール紙
S等に印字等を行うためのインクジェット方式による印
字部4が紙搬送部3に隣接して配置され、この印字部4
は、樹脂等からなる本体前カバー5によって覆われてい
る。
【0018】なお、上述のロール紙S、紙搬送部3及び
印字部4は、金属等からなる本体フレーム6に取り付け
られる。
【0019】本実施の形態における印字部4は、公知の
インクジェット方式により印字を行うものであり、図2
に示すように、印字部4は、本体フレーム6に取り付け
られたガイドレール7に沿って本体フレーム6の両側部
間を移動自在となるように構成される。
【0020】そして、図1に示すように、この印字部4
は、印字を行うためのインクジェットヘッド4aが紙搬
送部3に設けられたプラテン部8と対向するように配置
される。
【0021】また、図2に示すように、紙搬送部3に隣
接する位置にはキャップ装置4bが設けられる。このキ
ャップ装置4bは、一定時間以上印字を行わない場合
に、印字部4を移動してインクジェットヘッド4aのノ
ズルを覆うように構成される。これにより、長時間印字
を行わない場合であっても、ノズルの乾きを防止するこ
とができる。
【0022】一方、ロール紙Sは、巻芯部9と平行に配
置された一対の支持ローラ10、11によって回転自在
に支持され、装置本体の下方側から上方に向かってその
先端部が引き出されるように構成される。
【0023】紙搬送部3においては、ロール紙Sの搬送
経路が形成される。すなわち、紙搬送部3は、紙案内部
12及び搬送ローラ13によってロール紙Sの送り方向
を反転し、搬送ローラ14により、本体上カバー15に
設けられた排出口16から印字後のロール紙Sを排出す
るように構成される。後述するカット紙が挿入されてい
ないときは、このロール紙S上に印刷を行うことが可能
である。
【0024】図1に示すように、本体上カバー15は、
支軸17を中心として回動自在に取り付けられ、ロール
紙Sの挿入を容易にするため、本体上カバー15の開閉
に伴ってプラテン部8がインクジェットヘッド4aから
接近したり離れたりするように構成されている。即ち、
プラテン部8、搬送ローラ14は、搬送ローラ13の軸
を中心に回動可能に支持されており、これらを支持する
フレームに係着したレバー46に取り付けられたバネに
より、搬送ローラ14及びプラテン部8は、インクジェ
ットヘッド4aから待避する方向に付勢されている。こ
の機構により、本体上カバー15を閉じたときには、本
体カバー15内側に固着された押さえレバー47が、レ
バー46上部を押圧し、プラテン部8は、インクジェッ
トヘッド4aに接近した印字可能な状態に保持される。
一方、ロール紙をセットするために、本体上カバー15
を開けると、レバー46と押さえレバー47の圧接状態
が解除されるため、プラテン部8は、レバー46に取り
付けられたバネのバネ力により、インクジェットヘッド
4aから待避した状態となり、挿入されたロール紙Sの
先端は、印字部を経て、排出口16にスムーズに案内さ
れる。
【0025】また、本体の上部中央には、本体上カバー
15と本体前カバー5とによって、スリップ印字された
カット紙200を排出するための排出口18が形成され
る。なお、後述するように、この排出口18は、バリデ
ーション印字時の挿入口も兼ねている。この排出口18
の近傍には、一対の搬送ローラ19、20(第2のロー
ラ)が設けられる。さらに、紙搬送部3と印字部4との
間に一対の搬送ローラ21、22(第3のローラ)が設
けられるとともに、印字部4の下方に一対の搬送ローラ
23、24(第1のローラ)が設けられる。そして、こ
れらの搬送ローラ23、24と一対のガイド部材25、
26によってカット紙200の搬送経路が形成され、図
2に示すように、スリップ印字を行う際には、紙挿入口
27からカット紙200が挿入されるように構成され
る。
【0026】図3及び図4は、本実施の形態における紙
搬送部3を示すものである。
【0027】図3及び図4に示すように、上述の搬送ロ
ーラ13、14は、金属製のコ字状の支持フレーム28
に取り付けられ、この支持フレーム28は、紙搬送路を
形成するための金属製の搬送フレーム29に取り付けら
れる。ここで、ロール紙Sの搬送方向を反転させるため
の搬送ローラ13は、例えば、ゴム等の滑りにくい材料
からなり、その駆動軸30が図示しない駆動モータに連
結されている。そして、搬送ローラ13と搬送ローラ1
4とは、図示しない歯車機構によって同方向に回転する
ように構成される。
【0028】また、本実施の形態においては、支持フレ
ーム28が搬送ローラ13の駆動軸を中心として回動自
在となるように取り付けられる。
【0029】一方、図3に示すように、カット紙200
を搬送するための第1の搬送ローラ23a、23bは、
開閉レバー37に回動自在に取り付けられたシャフト3
1に設けられ、また、第2の搬送ローラ21a、21b
は、搬送フレーム29に回動自在に取り付けられたシャ
フト100に設けられる。
【0030】そして、図4に示すように、第1の搬送ロ
ーラ23a、23bは、図示しないモータによって駆動
される駆動プーリ32、ベルト33及び従動プーリ34
を介して駆動されるように構成される。また、第2の搬
送ローラ21a、21bは、上述のモータによって駆動
される歯車35及びこの歯車35と噛み合う歯車36に
よって駆動される。なお、開閉レバー37は一方の端に
駆動プーリ32が、他端に歯車35が取り付けられたシ
ャフト32aを中心として回動自在に構成される。
【0031】更に図5及び図6を用いてスリップ印字時
のカット紙の搬送機構及び動作を詳述する。尚、図5及
び図6には図1で示したロール紙の搬送機構は省略して
ある。
【0032】紙挿入口27は上下のガイド部材26、2
5で形成されカット紙200を案内している。カット紙
200の挿入の際には、搬送ローラ23a、23bはロ
ーラ24a,24bと離間しており、カット紙200の
挿入を妨げない。カット紙200が挿入されるとフォー
ムストッパ101の先端部101aがバネ103のバネ
力によって下ガイド部材25から突出しており、カット
紙200はこのフォームストッパ101の位置で止めら
れる。このフォームストッパ101の先端部101aと
ほぼ同位置には紙検出器102が設けられており、カッ
ト紙200の挿入を検知する。この検出器は、カット紙
の終端検出も兼ねており、ボトムマージンの設定の際に
も利用できる。なお、図5に示すように、搬送ローラ2
3が、ローラ24と離間した状態では、搬送ローラ20
と搬送ローラ19は、圧接した状態にあり、排出口18
側から、カット紙を挿入することはできない。
【0033】カット紙200がフォームストッパ101
の位置で停止し紙検出器によりカット紙がセットされた
ことを検出すると、コントローラ部(不図示)は、プラ
ンジャ104の鉄芯が矢印A方向に作動するように通電
する。これにより、レバー105および106を介して
排出用の搬送ローラ20をローラ19と離間させると同
時に、バネ107が、開閉レバー37のピン37aを押
圧し、シャフト32aを中心に開閉レバー37が矢印C
方向に回動するので、、搬送ローラ23a,bは、カッ
ト紙200を挟んでローラ24a,bに圧接した状態と
なる。このとき、開閉レバー37の矢印C方向の動きに
連動し、フォームストッパ101はバネ103のバネ力
に抗して回動し、先端部101aは下ガイド部材25よ
り下方に下げられる。その後、搬送ローラ23、24を
駆動し、カット紙200を印字ヘッド前方へ送り出す。
なお、搬送ローラ23の回転は、シャフト32aに設け
られた駆動プーリ32の回転をベルト33を介して搬送
ローラ23と同軸の従動プーリ34へ伝達することによ
って行われる。懸架されたベルト33の張力調整は開閉
レバー37の一部に設けられた調整プーリ37bによっ
て行われる。ローラ23、24の回転によってカット紙
200が進行すると中間に配された搬送ローラ21、2
2の間に導かれる。この中間の搬送ローラ21、22は
常時圧接状態にあり、不図示の駆動モータの回転力が、
駆動軸であるシャフト32aからギヤ35、36を介し
て常に伝わるように構成されている。ローラ21、2
2、23、24によって送られたカット紙200はガイ
ド部材39とヘッド4aの間に導かれ、所望の印字処理
がなされる。即ち、搬送ローラを駆動する不図示の駆動
モータを停止した状態で、インクジェットヘッド4aを
ガイドレール7方向に移動しながら1行分の印字を行っ
た後、再び搬送ローラを駆動し、所定量(改行分)搬送
ローラを駆動し、再びインクジェットヘッド4aにて印
字を行うという動作を繰り返す。
【0034】ガイド部材39とヘッド4aの間を通過し
たカット紙は、排出用の搬送ローラ19、20の離間ス
ペースに導かれる。カット紙200がフォームストッパ
101の先端部101aに当接した位置から排出用搬送
ローラ19、20の間に到達するまでの送り量は、これ
らの搬送ローラを駆動するモータのコントローラ部に、
事前に設定されている。設定された値により所定量搬送
されると、カット紙200が搬送ローラ19、20の間
に到達する。このタイミングで、プランジャ104の鉄
芯が矢印B方向に作動するように通電すると、レバー1
05、106を介してローラ20はローラ19に圧接
し、カット紙200の先端部分がローラ19、20に挟
持され、ローラ19、20によって搬送可能な状態とな
る。この時の圧接力はバネ108のバネ力によって決定
されている。プランジャ104の鉄芯が矢印B方向に作
動すると、レバー105の当接部105aによってバネ
107は押し上げられ、開閉レバー37のピン37aと
の係合が解かれ、開閉レバー37はシャフト32aを中
心に矢印D方向に回動する。これにより搬送ローラ23
とローラ24との圧接状態は解除され離間する。この状
態では、カット紙は、2対の搬送ローラ19、20、2
1、22の回転によって送られる。また、この時、フォ
ームストッパ101はバネ103によりその先端部10
1aが下ガイド部材25から紙通路へ突出しようとする
が、バネ103のバネ力は非常に弱くカット紙200を
押し上げたり貫くことはなく、カット紙200の進行を
妨げない。
【0035】以上説明したように、スリップ印字を行う
際は、カット紙の挿入時直後は、搬送ローラ23、24
でカット紙を搬送し、カット紙の先端が、搬送ローラ2
1、22を通過した後は、2対の搬送ローラ23、2
4、21、22で搬送し、カット紙の先端が搬送ローラ
19、20に達した後は、2対の搬送ローラ20、1
9、21、22で搬送し、カット紙の後端部が搬送ロー
ラ21、22を通過した後は、搬送ローラ19、20の
みで、カット紙の搬送を行う。このようにして、搬送を
行えば、カット紙200の長さはローラ23、24から
ローラ21、22までの距離、またはローラ21、22
からローラ19、20までの距離のいずれか長い方の距
離以上の長さを有していれば、非常に短い単票(カット
紙)でも精度良く搬送することができる。また、カット
紙を同時に挟持し駆動するローラは、常に2対以下であ
るので、必要以上に多くのローラに挟持されて、用紙に
皺がよる等の不具合が生じにくく、確実に用紙を搬送す
ることができる。
【0036】次に、バリデーション印字時のカット紙の
搬送機構及び動作を詳述する。本発明のプリンタのバリ
デーション印字は、以下の手順で行う。即ち、搬送ロー
ラ18、19が離間した状態で、小切手等の紙片を、ス
リップ印字時の排出口18から、搬送ローラ21、22
近傍まで挿入し、紙片をセットした後、特定のコマンド
またはキー操作によって、プランジャ104に通電し、
搬送ローラ19、20を圧接させ、紙片を挟持した後、
印刷ヘッド4aにより紙片に印刷を行いながら、適宜、
搬送ローラ20、19を駆動し、再び紙片を排出口より
排出する方向に搬送する。
【0037】このように、バリデーション印字に用いる
紙片を挿入可能な状態では、搬送ローラ23、24は閉
じた状態にあるので、誤ってスリップ印字用の用紙を挿
入口27より挿入されるおそれはない。
【0038】図7、図8は、中間の搬送ローラ付近の斜
視図であり、図7は、バリデーション用の紙片500が
挿入された状態、図8は、スリップ印字用のカット紙2
00が挿入されている状態を示すものである。
【0039】中間の搬送ローラ22と同軸上に、複数の
バリデーションストッパ222が、回動可能に軸支され
ている。各バリデーションストッパ222は、バネ22
3の比較的弱いバネ力により、凸部222bが紙案内に
設けられた窓251に当接する方向に付勢されており、
上面222aにより、紙経路が塞がれている。
【0040】尚、本実施形態のプリンタの紙経路は、プ
リンタ上部に設けられたバリデーション紙の挿入口を兼
ねる排出口18に通じ、スリップ紙、バリデーション紙
が共通に、搬送される直線部分と、該直線部分の他端に
つながり、プリンタ前部に設けられたスリップ紙の挿入
口27に連通する曲線部分とから構成されている。この
ように構成された紙経路中、バリデーションストッパ2
22が軸支される搬送ローラ22は、直線部分が曲線部
分につながる位置近傍に設けられており、これにより、
バリデーション紙が取り扱われる部分の紙経は、直線状
の紙経路(ストレートパス)となり、様々な形態のバリ
デーション紙をよりスムーズに挿入し、正確にセットす
ることができる。
【0041】図7に示すように、ローラ19、20を離
間させた状態で、排出口18側からバリデーション印字
用の紙片500を挿入すると、バリデーションストッパ
222の上面222aに紙片500の先端が当接し位置
決めされる。このとき、紙片の先端部は、搬送ローラ2
1、22に接触することはない。以降はプランジャ10
4に通電し、搬送ローラ20、19を圧接させ、適宜、
搬送ローラ20、19を駆動し、紙片500に印刷を行
う。
【0042】図8に示すように、スリップ印字用のカッ
ト紙200が、搬送される場合は、搬送ローラ21、2
2を通過したカット紙200の先端部が、バリデーショ
ンストッパの凸部222bを押し上げ、紙経路が開く方
向に、バリデーションストッパ222が回動する。これ
により、カット紙200を、更に上部の方向に搬送する
ことが可能となる。また、本実施例のように、バリデー
ションストッパ222を搬送ローラ21もしくは22と
同軸上に形成すれば、カット紙が搬送ローラ21、22
に挟持される部分から、バリデーションストッパ222
に当接する部分までの距離が短く、非常に腰の弱い紙で
も、容易に通過可能であり、スリップ印字時の搬送に支
障を来すことはない。
【0043】尚、上記実施例に示されるプランジャは、
自己保持型のプランジャを用いることが好ましい。これ
により、鉄心の吸引、復帰は一定時間のみ通電すればよ
く、消費電力の低減が可能である。
【0044】また、ロール紙Sに印刷を行うときは、搬
送ローラ23、24を開かれた状態に、搬送ローラ1
9、20を閉じた状態に保持することが好ましい。これ
により、ロール紙の印刷時には、搬送ローラ19、20
側は、閉じられ、バリデーション印字用の紙片を印字部
へ挿入することはできない。また、また、搬送ローラ2
3、24は、開かれているものの、フォームストッパ1
01の先端101aが紙経路に突出した状態にあるた
め、スリップ印字用のカット紙も、印字部に挿入するこ
とができない。このように、ロール紙の印刷時に、カッ
ト紙の紙経路の挿入口27と排出口18と印字部とを共
に閉鎖された状態にすることにより、ロール紙の印字中
に、誤って、カット紙が挿入されることがない。
【0045】また、本発明の構造によれば、プランジャ
を特定のコマンドまたはキー操作によって作動させ、ロ
ーラ19、20の離間、圧接を行うことにより、共通の
印字部と、スリップ印字を行う紙経路の一部を用いて、
カット紙排出側から別のカット紙を挿入して印字を行う
バリデーション印字も可能であり、様々な用途、紙種に
応じた印刷形態を提供でき、かつ、各印刷モード時に、
異なる印字モードの用紙が誤挿入されるおそれがない。
【0046】なお、本発明は上述の実施の形態に限られ
ることなく、種々の変更を行うことができる。
【0047】例えば、上述の実施の形態においては、印
字ヘッドとしてインクジェット方式を用いたプリンタに
適用した場合を説明したが、本発明はこれに限られるこ
となく、ドットインパクト方式等の種々の印字ヘッドを
用いたプリンタに適用しうる。
【0048】さらに、本発明は伝票の印刷、小切手の確
認のための印刷を行うプリンタに限られず、種々のプリ
ンタに適用することができるものである。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
によれば、スリップ紙、バリデーション紙に印字を行う
プリンタにおいて、紙経路途中に、スリップ印字用の挿
入口側から搬送されるスリップ印字用の単票紙は通過可
能であって、スリップ印字用の排出口から挿入されたバ
リデーション紙の紙端面を係止するストッパを設けるこ
とにより、紙経路中にバリデーション紙の底部を位置決
めする溝が不要となり、バリデーション紙の先端部が、
カット紙側の紙経路に入り込んでしまうおそれがない。
このため、簡単な機構で、正確にバリデーション紙の位
置決めを行うことができるという効果を奏する。
【0050】更に、請求項2に記載されるように、前記
ストッパを、紙経路の途中に設けられた搬送ローラと同
軸上に形成すれば、スリップ紙が搬送ローラに挟持され
る部分から、スリップ紙の先端が、ストッパに当接する
部分までの距離が短くなり、非常に腰の弱い紙でも、容
易に通過可能であり、スリップ印字時の単票紙の搬送に
支障を来すことはない。
【0051】更に、請求項3もしくは請求項4に記載さ
れるように、ストッパもしくはストッパと同軸上に形成
される搬送ローラを、直線部分が曲線部分につながる位
置近傍に設けることにより、バリデーション紙が挿入さ
れ、搬送される部分を直線状の紙経路(ストレートパ
ス)にすることができ、様々な形態のバリデーション紙
をよりスムーズに挿入し、正確にセットすることができ
る。また、バリデーション紙の挿入・搬送時に紙ジャム
等の不具合が生じるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタの一実施の形態の全体内
部構成を示す概略構成図である。
【図2】同実施の形態の内部を正面方向から見た斜視図
である。
【図3】同実施の形態における紙搬送部を示す斜視図で
ある。
【図4】同実施の形態におけるカット紙搬送用の搬送ロ
ーラの駆動機構を示す斜視図である。
【図5】同実施の形態におけるカット紙搬送系の動作を
示す側面図である。
【図6】同実施の形態におけるカット紙搬送系の他の動
作を示す側面図である。
【図7】本発明のバリデーション紙挿入の際の位置決め
状態を示す斜視図である。
【図8】本発明のカット紙を挿入した際のバリデーショ
ンストッパの状態を示す斜視図である。
【図9】従来のバリデーション紙の位置決め構造を示す
側面図である。
【符号の説明】
4a インクジェットヘッド 19、20 排出側搬送ローラ 21、22 中間搬送ローラ 23、24 挿入側搬送ローラ 104 プランジャ 222 バリデーションストッパ 500 バリデーション紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単票紙に印字を行うプリンタにおいて、第
    1の単票紙の排出口側から第2の単票紙を挿入し印刷を
    行う紙経路を有し、該紙経路途中に、第1の単票紙の挿
    入口側から搬送される第1の単票紙は通過可能であっ
    て、前記排出口から挿入された前記第2の単票紙の紙端
    面を係止するストッパを設けたことを特徴とするプリン
    タ。
  2. 【請求項2】前記ストッパは、紙経路の途中に設けられ
    た搬送ローラと同軸上に形成されたことを特徴とする請
    求項1記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】請求項1記載のプリンタにおいて、前記紙
    経路は、少なくとも、一端がプリンタ上部に設けられた
    排出口に通ずる直線部分と、該直線部分の他端につなが
    り、プリンタ前部に設けられた挿入口に連通する曲線部
    分から構成され、前記ストッパが、前記直線部分が前記
    曲線部分につながる位置近傍に設けられたことを特徴と
    するプリンタ。
  4. 【請求項4】請求項2記載のプリンタにおいて、前記紙
    経路は、少なくとも、一端がプリンタ上部に設けられた
    排出口に通ずる直線部分と、該直線部分の他端につなが
    り、プリンタ前部に設けられた挿入口に連通する曲線部
    分から構成され、前記ストッパと同軸上に形成される搬
    送ローラが、前記直線部分が前記曲線部分につながる位
    置近傍に設けられたことを特徴とするプリンタ。
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