JPH09234924A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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Publication number
JPH09234924A
JPH09234924A JP8043590A JP4359096A JPH09234924A JP H09234924 A JPH09234924 A JP H09234924A JP 8043590 A JP8043590 A JP 8043590A JP 4359096 A JP4359096 A JP 4359096A JP H09234924 A JPH09234924 A JP H09234924A
Authority
JP
Japan
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paper
conveying
pressing
guide
roller
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8043590A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Nakayama
裕之 中山
Akira Koyabu
晃 小薮
晋 ▲浜▼
Susumu Hama
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ロール紙の搬送の際に生ずる過負荷を簡単な構
成で低減でき、かつ、正確なロール紙の搬送を行いうる
プリンタを提供する。 【解決手段】ロール紙Sを搬送ローラ13に案内する紙
案内下フレーム49と、ロール紙Sを搬送ローラ13に
押し付け、かつ、この搬送ローラ13の回転に従動する
紙押えローラ54を一方の端部に設けた紙押えフレーム
50とを、支軸51を中心として回動自在に取り付け
る。紙案内下フレーム49と紙押えフレーム50とは押
えねじりコイルバネ52によって互いが開く方向に付勢
される。ロール紙Sの搬送の際に過負荷が生じた場合に
は、紙案内下フレーム49が時計方向に回転してロール
紙Sの負荷が低減される。また、紙押えローラ54が搬
送ローラ13に押し付けられて紙送り力が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばレジスタ等
に用いられ、レシート等の記録紙を発行するためのプリ
ンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のプリンタとしては、
ロール状の記録紙(以下適宜「ロール紙」という。)
に、例えば、インパクトドット方式やインクジェット方
式によって記録紙上に印字等を行うものが知られてい
る。
【0003】この種のプリンタにおいては、ロール紙を
装置内に配置する関係上、また、印刷されたロール紙
(レシート)を使用者が取り出しやすい位置に排出する
関係上、ロール紙を装置上部に送出することが必要であ
る。
【0004】一般に、ロール紙を搬送するための手段と
しては、例えばゴム等の弾性部材からなる搬送ローラが
用いられるが、印字の精度を向上させるためには、ロー
ル紙と搬送ローラとの滑りをできるだけ少なくすること
が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のプ
リンタにおいては、ロール紙を搬送する際、ロール紙に
過負荷が加わることに起因する紙送りピッチの詰まりや
紙送りモータの脱調を防止するため、ロール紙の過負荷
を低減する手段を設けたものが案出されている(例え
ば、特開平3−266559号公報、特開平4−285
78号公報参照)。
【0006】しかしながら、従来の装置の場合は、その
構成が複雑で、コストアップにつながるという問題があ
った。
【0007】その一方、この種のプリンタの場合、ロー
ル紙にジャムが生じた場合に、ロール紙を搬送経路から
除去する必要があるが、従来のプリンタにおいては、ロ
ール紙を案内するための案内部材が固定されており、ロ
ール紙を除去することが困難であるという問題があっ
た。
【0008】かかる問題を解決するため、案内部材を移
動可能にしたものも案出されているが、そのようなプリ
ンタにおいては、装置構成が複雑になるという問題があ
る。
【0009】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決するためになされたものであり、ロール紙の搬送の
際に生ずる過負荷を簡単な構成で低減でき、かつ、正確
なロール紙の搬送を行いうるプリンタを提供することを
目的とする。
【0010】また、本発明は、ロール紙のジャムを簡単
に搬送手段から除去しうるプリンタを提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ロールから引き出された記
録紙を搬送手段に導くためのレバー状の案内手段を回動
自在に設けるとともに、弾性手段によってこの案内手段
を通常時の搬送位置に付勢し、この案内手段を、上述の
記録紙に加わる負荷に応じて上述の記録紙の引き出し部
分に向う方向に回動するようにしたことを特徴とする。
【0012】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、記録紙を搬送手段に押し付け、か
つ、この搬送手段の移動に従動する押圧従動部材を一方
の端部に設けた紙押え手段を備え、この紙押え手段の中
央部分と案内手段とを上述の搬送手段の近傍において回
動自在に係合するとともに、この案内手段と上述の紙押
え手段の他方の端部とを弾性部材によって互いに離間す
る方向に付勢し、この弾性部材の付勢力により上述の紙
押え手段の押圧従動部材を上記搬送手段に対して押し付
けるようにしたことを特徴とする。
【0013】この場合、請求項3記載の発明のように、
請求項1又は2記載の発明において、搬送手段としてゴ
ムからなる搬送ローラを用いることも効果的である。
【0014】また、請求項4記載の発明のように、請求
項1乃至3のいずれか1項記載の発明において、案内手
段を、記録紙の搬送経路を形成するための他の案内手段
から離間する方向に回動するように構成することも効果
的である。
【0015】かかる構成を有する請求項1記載の発明の
場合、ロールから引き出された記録紙を搬送手段(例え
ば、ゴムからなる搬送ローラ)に導くためのレバー状の
案内手段を回動自在に設けるとともに、弾性手段によっ
てこの案内手段を通常時の搬送位置に付勢し、記録紙に
加わる負荷に応じてこの案内手段を記録紙の引き出し部
分に向う方向に回動するようにしたことから、記録紙の
搬送時において過負荷が加わった場合に、記録紙の引き
出し部分と搬送手段との間の搬送経路が短くなり、その
結果、記録紙が緩み、その張力が減少する。これによ
り、何らかの原因によって記録紙の搬送時に過負荷が加
わった場合に、その緩衝作用が働くようになる。
【0016】また、請求項1記載の発明の場合、案内手
段が弾性部材によって付勢されているので、手でレバー
状の案内手段を回動することができ、特に請求項4記載
の発明のように、案内手段を記録紙の搬送経路を形成す
るための他の案内手段から離間する方向に回動するよう
に構成すれば、容易に記録紙の搬送経路を広げることが
できる。
【0017】さらに、請求項1記載の発明によれば、記
録紙の過負荷に対する緩衝手段と記録紙の搬送経路を広
げる手段とを別々に設ける必要がない。
【0018】さらに、請求項2記載の発明のように、請
求項1記載の発明において、記録紙を搬送手段に押し付
け、かつ、この搬送手段の移動に従動する押圧従動部材
を一方の端部に設けた紙押え手段を備え、この紙押え手
段の中央部分と案内手段とを上述の搬送手段の近傍にお
いて回動自在に係合するとともに、この案内手段と上述
の押圧手段の他方の端部とを弾性部材によって互いに離
間する方向に付勢し、この弾性部材の付勢力により上述
の紙押え手段の押圧従動部材を上述の搬送手段に対して
押し付けるように構成すれば、この案内手段の回動に伴
い、弾性部材の付勢力が増加し、その結果、搬送手段に
対する押圧従動部材の押圧力が増加して搬送手段による
紙送り力が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプリンタの好
ましい一実施の形態を図1〜図6を参照して詳細に説明
する。
【0020】図1及び図2は、本実施の形態のプリンタ
1の全体構成を示すものであり、図1は、内部構成を示
す概略構成図、図2はプリンタ1の内部を正面方向から
見た斜視図である。
【0021】図1に示すように、本実施の形態のプリン
タ1においては、例えば、樹脂等からなる本体カバー2
の内部の後方にロール紙Sが配置され、その前方側にロ
ール紙を搬送するための紙搬送部3が設けられる。
【0022】一方、紙搬送部3の前方側には、ロール紙
S等に印字等を行うためのインクジェット方式による印
字部4が紙搬送部3に隣接して配置され、この印字部4
は、樹脂等からなる本体前カバー5によって覆われてい
る。
【0023】なお、上述のロール紙S、紙搬送部3及び
印字部4は、金属等からなる本体フレーム6に取り付け
られる。
【0024】本実施の形態における印字部4は、公知の
インクジェット方式により印字を行うものであり、図2
に示すように、印字部4は、本体フレーム6に取り付け
られたガイドレール7に沿って本体フレーム6の両側部
間を移動自在となるように構成される。
【0025】そして、図1に示すように、この印字部4
は、印字を行うためのインクジェットヘッド4aが紙搬
送部3に設けられたプラテン部8と対抗するように配置
される。
【0026】また、図2に示すように、紙搬送部3に隣
接する位置にはキャップ装置4bが設けられる。このキ
ャップ装置4bは、一定時間以上印字を行わない場合
に、印字部3を移動してインクジェットヘッド4aのノ
ズルを覆うように構成される。これにより、長時間印字
を行わない場合であっても、ノズルの乾きを防止するこ
とができる。
【0027】ロール紙Sは、巻芯部9と平行に配置され
た一対の支持ローラ10、11によって回転自在に支持
され、装置本体の下方側から上方に向かってその先端部
が引き出されるように構成される。
【0028】紙搬送部3においては、ロール紙Sの搬送
経路が形成される。すなわち、紙搬送部3は、紙案内部
12及び搬送ローラ13によってロール紙Sの送り方向
を反転し、搬送ローラ14により、本体上カバー15に
設けられた排出口16から印字後のロール紙Sを排出す
るように構成される。
【0029】図1に示すように、本体上カバー15は、
支軸17を中心として回動自在に取り付けられ、本体上
カバー15の回動に伴ってプラテン部8がインクジェッ
トヘッド4aから離れるように構成される。
【0030】また、本体の上部中央には、本体上カバー
15と本体前カバー5とによって、カット紙Cを排出す
るための排出口18が形成される。この排出口18の近
傍には、一対の搬送ローラ19、20が設けられる。さ
らに、紙搬送部3と印字部4との間に一対の搬送ローラ
21、22が設けられるとともに、印字部4の下方に一
対の搬送ローラ23、24が設けられる。そして、これ
らの搬送ローラと一対のガイド部材25、26によって
カット紙Cの搬送経路が形成され、図2に示すように、
紙挿入口27からカット紙Cが挿入されるように構成さ
れる。
【0031】図3及び図4は、本実施の形態における紙
搬送部3を示すものである。
【0032】図3及び図4に示すように、上述の搬送ロ
ーラ13、14は、金属製のコ字状の支持フレーム28
に取り付けられ、この支持フレーム28は、紙搬送路を
形成するための金属製の搬送フレーム29に取り付けら
れる。ここで、ロール紙Sの搬送方向を反転させるため
の搬送ローラ13は、例えば、ゴム等の滑りにくい材料
からなり、その駆動軸30が図示しない駆動モータに連
結されている。そして、搬送ローラ13と搬送ローラ1
4とは、図示しない歯車機構によって同方向に回転する
ように構成される。
【0033】また、本実施の形態においては、支持フレ
ーム28が搬送ローラ13の駆動軸を中心として回動自
在となるように取り付けられる。
【0034】一方、図3に示すように、カット紙Cを搬
送するための第1の搬送ローラ23a、23bは、開閉
レバー37に回動自在に取り付けられたシャフト31に
設けられ、また、第2の搬送ローラ21a、21bは、
支持フレーム28に回動自在に取り付けられたシャフト
30に設けられる。
【0035】そして、図4に示すように、第1の搬送ロ
ーラ23a、23bは、図示しないモータによって駆動
される駆動プーリ32、ベルト33及び従動プーリ34
を介して駆動されるように構成される。また、第2の搬
送ローラ21a、22bは、上述のモータによって駆動
される歯車35及びこの歯車35と噛み合う歯車36に
よって駆動される。なお、開閉レバー37は駆動プーリ
32が取り付けられるシャフト32aを中心として回動
自在に構成される。
【0036】図5及び図6は、紙搬送部3の要部を示す
ものである。
【0037】図5に示すように、搬送フレーム29には
支持フレーム28を含むプラテン部8が設けられる。そ
して、支持フレーム28には、搬送ローラ13、14の
間であってインクジェットヘッド4aと対抗する位置
に、搬送ローラ13、14とほぼ同じ長さの金属製のプ
ラテン38が取り付けられる。さらに、図2及び図5に
示すように、搬送ローラ13、14とインクジェットヘ
ッド4aとの間には、インクジェットヘッド4aに接触
させずにロール紙Sを搬送ローラ13、14側へ導くた
め、例えば金属製のガイド部材39が設けられる。
【0038】上述したように、本実施の形態の場合、支
持フレーム28は、搬送ローラ13の駆動軸30を中心
として搬送フレーム29に回動自在に取り付けられる。
この支持フレーム28には、駆動レバー40の先端部が
支軸41を介して回動自在となるように取り付けられ
る。この駆動レバー40は長尺の部材からなり、その中
央部が支軸42を中心として回動自在となるように搬送
フレーム29の側面に取り付けられる。この場合、図5
に示すように、駆動レバー40の他端部が上方に向かう
ように配置される。
【0039】また、駆動レバー40には、支軸41、4
2の間にピン43が設けられ、このピンと搬送フレーム
29の側面に設けられたピン44とにコイルバネ45が
かけられ、これにより駆動レバー40がインクジェット
ヘッド4aから離れる方向に引っ張られるように構成さ
れる。
【0040】さらに、駆動レバー40の他端部には、平
板状の受部46が設けられる。図1に示すように、この
受部46は、本体上カバー15の内面に設けられた押え
レバー47の先端部と係合するように構成される。
【0041】なお、図5に示すように、搬送ローラ14
の上方には、ロール紙Sを搬送ローラ14に押え付ける
ための押えローラ48が設けられる。この押えローラ4
8は、例えば、一対の金属製の円盤状の部材からなるも
のである。また、押えローラ48の上方には、上述した
ように、カット紙Cを排出するための一対の搬送ローラ
19、20が設けられる。
【0042】一方、搬送ローラ13の下方には、ロール
紙Sをプラテンに導くための紙案内部12が設けられて
いる。この紙案内部12は、ともに樹脂等からなる紙案
内下フレーム49と紙押えフレーム50とから構成され
る。図3に示すように、紙案内下フレーム49と紙押え
フレーム50は、ともに搬送ローラ13、14とほぼ同
じ幅を有する平板状の部材からなり、これらは支軸51
を中心として回動自在に取り付けられる。そして、紙案
内下フレーム49と紙押えフレーム50との間には、複
数の押えねじりコイルバネ52が配され、その両先端部
52a、52bが紙案内下フレーム49と紙押えフレー
ム50に押し付けられて、両者は例えば洗濯ばさみの把
持部のように互いが開く方向に付勢される。
【0043】また、図5に示すように、紙案内下フレー
ム49の後方側の端部には、支軸53aを中心として搬
送ローラ53が回動自在に取り付けられる。この搬送ロ
ーラ53aは、紙案内下フレーム49と同様に例えば樹
脂材料からなり、円柱形状を有している。
【0044】一方、紙押えフレーム50の前方側の紙押
え部50aは、搬送ローラ30のロール面の形状に対応
するように湾曲して形成され、その先端部の搬送ローラ
30と対抗する部分には、支軸54aを中心として押え
ローラ54が回動自在に取り付けられる。この押えロー
ラ54は、例えば金属材料からなる。また、図3に示す
ように、押えローラ54は、搬送ローラ13、14より
短い長さを有し、紙押え部50aの中央部分に配置され
ている。
【0045】さらに、紙案内下フレーム49には、図示
しないストッパが設けられ、このストッパは、搬送フレ
ーム29に形成したストッパ受け部(図示せず)と係合
するように構成される。この場合、図5に示すように、
紙案内下フレーム49は、ロール紙Sの通常時の搬送経
路が形成されるように搬送フレーム29の傾斜部29a
と所定の間隔を隔てて位置決めされる。
【0046】そして、本実施の形態においては、紙案内
下フレーム49と紙押えフレーム50とが、押えねじり
コイルバネ52によって互いに開く方向に付勢されてい
るため、紙案内下フレーム49は、上述した位置に位置
決めされ、その一方、紙押えフレーム50には支軸51
を中心として時計方向に回転しようとする力が作用する
ことから、その紙押え部50aに設けた押えローラ54
が搬送ローラ13に押し付けられる。これにより、押え
ローラ54は、ロール紙Sを搬送する場合に、搬送ロー
ラ13に対する従動ローラとしての役割を果たすことに
なる。
【0047】図6は、ロール紙Sの搬送時において過負
荷が加わった場合の紙案内部12の動作を示すものであ
る。
【0048】図6に示すように、ロール紙Sの搬送時に
おいて過負荷が加わった場合には、ロール紙Sの張力に
より紙案内下フレーム49が支軸51を中心として時計
回り方向に回転する。その結果、ロール紙Sの引き出し
部分と搬送ローラ13との間の搬送経路が短くなるの
で、ロール紙Sが緩み、その張力が減少する。これによ
り、何らかの原因によってロール紙Sの搬送時に過負荷
が加わった場合には、その緩衝作用として働き、紙送り
のピッチ詰まりや紙送りモータの脱調を防止することが
できる。
【0049】また、紙案内下フレーム49が時計方向に
回転すると、押えねじりコイルバネ52が撓み、その弾
性力により紙案内下フレーム49が支軸51を中心とし
て時計回り方向に回転しようとする力が加わるため、搬
送ローラ13に対する押えローラ54の押圧力が増加す
る。その結果、本実施の形態によれば、搬送ローラ13
による紙送り力を向上させて、正確な紙送りを行うこと
ができる。
【0050】さらに、本実施の形態の場合、紙案内下フ
レーム49は回動自在に取り付けられ、しかも、押えね
じりコイルバネ52によって付勢されているだけである
ので、手で紙案内下フレーム49を押し下げることによ
り容易にロール紙Sの紙経路を広げることができる。そ
の結果、紙経路内の奥までピンセット等を挿入すること
ができるので、ジャムが生じた場合における記録紙Sの
除去が容易になるという効果がある。
【0051】なお、本発明は上述の実施の形態に限られ
ることなく、種々の変更を行うことができる。
【0052】例えば、上述の実施の形態においては、印
字ヘッドとしてインクジェット方式を用いたプリンタに
適用した場合を説明したが、本発明はこれに限られるこ
となく、ドットインパクト方式等の種々の印字ヘッドを
用いたプリンタに適用しうる。
【0053】また、上述の実施の形態においては、コイ
ルバネによって紙案内下フレームと紙押えフレームとを
付勢するようにしたが、本発明はこれに限られず、種々
の弾性部材を用いることができる。ただし、図5に示す
ような押えコイルバネを用いれば、簡易かつ確実に両者
を付勢することができる。
【0054】さらに、本発明はレシートを発行するレジ
スタに限られず、種々のプリンタに適用することができ
るものである。
【0055】
【発明の効果】以上述べたように請求項1記載の発明に
よれば、ロールから引き出された記録紙を搬送手段(例
えば、ゴムからなる搬送ローラ)に導くためのレバー状
の案内手段を回動自在に設けるとともに、弾性手段によ
ってこの案内手段を通常時の搬送位置に付勢し、記録紙
に加わる負荷に応じてこの案内手段を記録紙の引き出し
部分に向う方向に回動するようにしたことにより、記録
紙の搬送時において何らかの原因により過負荷が加わっ
た場合において、その緩衝作用が働くようになり、紙送
りのピッチ詰まりや紙送りモータの脱調を防止すること
ができる。
【0056】また、請求項1記載の発明の場合、案内手
段が弾性手段によって付勢されているので、容易に手で
記録紙の搬送経路を広げることができ、記録紙のジャム
が生じた場合における記録紙の除去作業が簡単になる。
【0057】この場合、請求項4記載の発明のように、
案内手段を記録紙の搬送経路を形成するための他の案内
手段から離間する方向に回動するように構成すれば、容
易に記録紙の搬送経路を十分に広げることができる。
【0058】一方、請求項1記載の発明によれば、搬送
経路を広げる手段と記録紙の過負荷の緩衝手段が一体に
設けられるため、記録紙の搬送機構の構成を簡素化する
ことができる。
【0059】さらに、請求項2記載の発明のように、請
求項1記載の発明において、記録紙を搬送手段に押し付
け、かつ、この搬送手段の移動に従動する押圧従動部材
を一方の端部に設けた紙押え手段を備え、この紙押え手
段の中央部分と案内手段とを上述の搬送手段の近傍にお
いて回動自在に係合するとともに、この案内手段と上述
の紙押え手段の他方の端部とを弾性部材によって互いに
離間する方向に付勢し、この弾性部材の付勢力により上
述の紙押え手段の押圧従動部材を上述の搬送手段に対し
て押し付けるように構成すれば、搬送手段に対する押圧
従動部材の押圧力を増加させて搬送手段による紙送り力
を向上させることができるので、正確な紙送りを行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタの一実施の形態の全体内
部構成を示す概略構成図である。
【図2】同実施の形態の内部を正面方向から見た斜視図
である。
【図3】同実施の形態における紙搬送部を示す斜視図で
ある。
【図4】同実施の形態におけるカット紙搬送用の搬送ロ
ーラの駆動機構を示す斜視図である。
【図5】同実施の形態における紙搬送部の要部を示す概
略構成図であり、紙案内下フレームが通常時の搬送位置
にある状態を示すものである。
【図6】同実施の形態における紙搬送部の要部を示す概
略構成図であり、ロール紙の搬送時において過負荷が加
わった場合の紙案内部の動作を示すものである。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 本体カバー 3 紙搬送部 4 印字部 4a インクジェットヘッド 8 プラテン部 12 紙案内部 13 搬送ローラ 14 搬送ローラ 15 本体上カバー 29 搬送フレーム 29a 傾斜部 49 紙案内下フレーム 50 紙押えフレーム 50a 紙押え部 51 支軸 52 押えねじりコイルバネ 52a 先端部 52b 先端部 53 搬送ローラ 53a 支軸 54 紙押えローラ 54a 支軸 S ロール紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロールから引き出された記録紙を搬送手段
    に導くためのレバー状の案内手段を回動自在に設けると
    ともに、弾性手段によって当該案内手段を通常時の搬送
    位置に付勢し、上記案内手段を、上記記録紙に加わる負
    荷に応じて上記記録紙の引き出し部分に向う方向に回動
    するようにしたことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】記録紙を搬送手段に押し付け、かつ、該搬
    送手段の移動に従動する押圧従動部材を一方の端部に設
    けた紙押え手段を備え、該紙押え手段の中央部分と案内
    手段とを上記搬送手段の近傍において回動自在に係合す
    るとともに、上記案内手段と上記紙押え手段の他方の端
    部とを弾性部材によって互いに離間する方向に付勢し、
    該弾性部材の付勢力により上記紙押え手段の押圧従動部
    材を上記搬送手段に対して押し付けるようにしたことを
    特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】搬送手段がゴムからなる搬送ローラである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】案内手段を、記録紙の搬送経路を形成する
    ための他の案内手段から離間する方向に回動するように
    したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記
    載のプリンタ。
JP8043590A 1996-02-29 1996-02-29 プリンタ Withdrawn JPH09234924A (ja)

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JP8043590A JPH09234924A (ja) 1996-02-29 1996-02-29 プリンタ

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JP8043590A JPH09234924A (ja) 1996-02-29 1996-02-29 プリンタ

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