JPH09299562A - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents
パチンコ機の入賞装置Info
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- JPH09299562A JPH09299562A JP12458496A JP12458496A JPH09299562A JP H09299562 A JPH09299562 A JP H09299562A JP 12458496 A JP12458496 A JP 12458496A JP 12458496 A JP12458496 A JP 12458496A JP H09299562 A JPH09299562 A JP H09299562A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】興趣のあるパチンコ機の入賞装置を提供する。
【解決手段】パチンコ玉の通り道に案内部材20を設
け、案内部材20の湾曲面部22のどの場所であって
も、弾かれたパチンコ玉は、放物線を描いて運動し、放
物線上には入賞口15が位置しているので、弾かれたパ
チンコ玉は、入賞口15に寄り付くものが多くなり、入
賞口15に入るか否か遊技者が連続して興奮し、飽きさ
せることがなく、遊技の興趣を高めることができる。
け、案内部材20の湾曲面部22のどの場所であって
も、弾かれたパチンコ玉は、放物線を描いて運動し、放
物線上には入賞口15が位置しているので、弾かれたパ
チンコ玉は、入賞口15に寄り付くものが多くなり、入
賞口15に入るか否か遊技者が連続して興奮し、飽きさ
せることがなく、遊技の興趣を高めることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の盤面
におけるパチンコ玉の通り道に案内部材を配し、該案内
部材に当たったパチンコ玉が入賞口に寄り付いて、入賞
し易いようにしたパチンコ機の入賞装置に関する。
におけるパチンコ玉の通り道に案内部材を配し、該案内
部材に当たったパチンコ玉が入賞口に寄り付いて、入賞
し易いようにしたパチンコ機の入賞装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパチンコ機の入賞装置と
しては、パチンコ機の盤面に入賞口が開設され、入賞口
の上方に円板形状の風車板が設けられているものが一般
的な構造になっており、風車板に当たったパチンコ玉が
風車板の回転方向によって左右に弾かれるものである。
一方、複雑な構成にならないで、製造コストが嵩まない
興趣のあるパチンコ機の入賞装置が要望されている。
しては、パチンコ機の盤面に入賞口が開設され、入賞口
の上方に円板形状の風車板が設けられているものが一般
的な構造になっており、風車板に当たったパチンコ玉が
風車板の回転方向によって左右に弾かれるものである。
一方、複雑な構成にならないで、製造コストが嵩まない
興趣のあるパチンコ機の入賞装置が要望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな従来のパチンコ機の入賞装置は、円板形状の風車板
に当たって、左右に弾かれるパチンコ玉はその運動方向
がまちまちで、パチンコ玉の運動軌跡が一定でなく、弾
かれたパチンコ玉が入賞口に寄り付かない場合も少なく
なく、入賞口に寄り付かない場合が多ければ多いほど遊
技者の興趣がそがれて、パチンコ機の妙味を半減する要
因になっており、興趣のあるものにはならないという問
題点があった。パチンコ玉の動きが入賞口に寄り付くよ
うに、特別な構成にすると、製造コストが嵩むという問
題がある。本発明は、このような従来技術が有する問題
点に着目してなされたもので、パチンコ玉の通り道に案
内部材を設けて、入賞口に寄り付く場合を多くし、簡単
な構成にし製造コストが嵩まないで、興趣を高めること
ができるパチンコ機の入賞装置を提供することを目的と
している。
うな従来のパチンコ機の入賞装置は、円板形状の風車板
に当たって、左右に弾かれるパチンコ玉はその運動方向
がまちまちで、パチンコ玉の運動軌跡が一定でなく、弾
かれたパチンコ玉が入賞口に寄り付かない場合も少なく
なく、入賞口に寄り付かない場合が多ければ多いほど遊
技者の興趣がそがれて、パチンコ機の妙味を半減する要
因になっており、興趣のあるものにはならないという問
題点があった。パチンコ玉の動きが入賞口に寄り付くよ
うに、特別な構成にすると、製造コストが嵩むという問
題がある。本発明は、このような従来技術が有する問題
点に着目してなされたもので、パチンコ玉の通り道に案
内部材を設けて、入賞口に寄り付く場合を多くし、簡単
な構成にし製造コストが嵩まないで、興趣を高めること
ができるパチンコ機の入賞装置を提供することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、次の各項に記載され
た事項に存する。
めの本発明の要旨とするところは、次の各項に記載され
た事項に存する。
【0005】1 パチンコ機の盤面(12)におけるパ
チンコ玉の通り道に案内部材を配し、該案内部材(2
0)に当たったパチンコ玉が入賞口(15)に寄り付い
て、入賞し易いようにしたパチンコ機の入賞装置であっ
て、前記案内部材(20)は、当たって弾かれたパチン
コ玉の運動軌跡である放物線上に、前記入賞口(15)
が位置するように、湾曲面部(22)を有していること
を特徴とするパチンコ機の入賞装置。
チンコ玉の通り道に案内部材を配し、該案内部材(2
0)に当たったパチンコ玉が入賞口(15)に寄り付い
て、入賞し易いようにしたパチンコ機の入賞装置であっ
て、前記案内部材(20)は、当たって弾かれたパチン
コ玉の運動軌跡である放物線上に、前記入賞口(15)
が位置するように、湾曲面部(22)を有していること
を特徴とするパチンコ機の入賞装置。
【0006】2 前記案内部材(20)は、前記湾曲面
部(22)の背面(24)側から背後に延びる腕部(2
5)を有し、前記腕部(25)の先端部(26)を中心
にして揺動可能に支持されていることを特徴とする1項
記載のパチンコ機の入賞装置。 3 前記案内部材(20)は、前記湾曲面部(22)の
姿勢を維持しつつ、盤面(12)の両側方向または上下
方向の少なくとも一方に揺動可能に支持されていること
を特徴とする1項記載のパチンコ機の入賞装置。
部(22)の背面(24)側から背後に延びる腕部(2
5)を有し、前記腕部(25)の先端部(26)を中心
にして揺動可能に支持されていることを特徴とする1項
記載のパチンコ機の入賞装置。 3 前記案内部材(20)は、前記湾曲面部(22)の
姿勢を維持しつつ、盤面(12)の両側方向または上下
方向の少なくとも一方に揺動可能に支持されていること
を特徴とする1項記載のパチンコ機の入賞装置。
【0007】次に、前記各項に記載された発明の作用に
ついて説明する。1項記載のパチンコ機の入賞装置で
は、盤面に打ち出されたパチンコ玉は盤面上のいくつか
の通り道を落下する。通り道には案内部材(20)が配
されている場合には、やがて、案内部材(20)(2
0)の湾曲面部(22)に当たって、弾かれる。通り道
を落下するパチンコ玉は、一定の方向から同じ強さで、
湾曲面部(22)の同じ場所に当たる訳ではなく、その
方向、強さ、および当たり場所はまちまちである。
ついて説明する。1項記載のパチンコ機の入賞装置で
は、盤面に打ち出されたパチンコ玉は盤面上のいくつか
の通り道を落下する。通り道には案内部材(20)が配
されている場合には、やがて、案内部材(20)(2
0)の湾曲面部(22)に当たって、弾かれる。通り道
を落下するパチンコ玉は、一定の方向から同じ強さで、
湾曲面部(22)の同じ場所に当たる訳ではなく、その
方向、強さ、および当たり場所はまちまちである。
【0008】しかしながら、湾曲面部(22)のどの場
所であっても、弾かれたパチンコ玉は、放物線を描いて
運動するようになる。放物線上には入賞口(15)が位
置しているので、弾かれたパチンコ玉は、入賞口(1
5)に近寄らないでそのまま落下するものより、入賞口
(15)に寄り付くものが多くなる。それにより、入賞
口(15)に入る可能性が高くなる。すなわち、パチン
コ玉が案内部材(20)に当たることによって、パチン
コ玉が入賞口(15)に寄り付く場合が多くなることか
ら、パチンコ玉がそのまま入賞口(15)に入るか否か
スリルを数多く味わうことができ、パチンコ遊技の興趣
を高めることができる。
所であっても、弾かれたパチンコ玉は、放物線を描いて
運動するようになる。放物線上には入賞口(15)が位
置しているので、弾かれたパチンコ玉は、入賞口(1
5)に近寄らないでそのまま落下するものより、入賞口
(15)に寄り付くものが多くなる。それにより、入賞
口(15)に入る可能性が高くなる。すなわち、パチン
コ玉が案内部材(20)に当たることによって、パチン
コ玉が入賞口(15)に寄り付く場合が多くなることか
ら、パチンコ玉がそのまま入賞口(15)に入るか否か
スリルを数多く味わうことができ、パチンコ遊技の興趣
を高めることができる。
【0009】2項記載のパチンコ機の入賞装置では、前
記案内部材(20)は、前記湾曲面部(22)の背面
(24)側から背後に延びる腕部(25)を有し、前記
腕部(25)の先端部(26)を中心にして揺動可能に
支持されているので、湾曲面部(22)にパチンコ玉が
当たると、湾曲面部(22)が腕部(25)の先端部
(26)を中心にして揺動し、湾曲面部(22)が揺動
すると、湾曲面部(22)で当たって弾かれたパチンコ
玉の運動軌跡である放物線が振れて、その放物線が入賞
口(15)を通過する場合と、入賞口(15)から外れ
て通過する場合とが生じる。すなわち、湾曲面部(2
2)が揺動することによって、パチンコ玉が入賞口(1
5)に寄り付き易くなる場合と、パチンコ玉が入賞口
(15)に寄り付き易くなくなる場合とが繰り返し生じ
るようになる。したがって、遊技者は、湾曲面部(2
2)が好ましい揺動位置にてパチンコ玉が当たることを
望むようになり、パチンコ玉が入賞口(15)に入るか
否かの他に、湾曲面部(22)がどの揺動位置にあるか
否かを楽しむことができ、パチンコ遊技の興趣をさらに
高めることができる。
記案内部材(20)は、前記湾曲面部(22)の背面
(24)側から背後に延びる腕部(25)を有し、前記
腕部(25)の先端部(26)を中心にして揺動可能に
支持されているので、湾曲面部(22)にパチンコ玉が
当たると、湾曲面部(22)が腕部(25)の先端部
(26)を中心にして揺動し、湾曲面部(22)が揺動
すると、湾曲面部(22)で当たって弾かれたパチンコ
玉の運動軌跡である放物線が振れて、その放物線が入賞
口(15)を通過する場合と、入賞口(15)から外れ
て通過する場合とが生じる。すなわち、湾曲面部(2
2)が揺動することによって、パチンコ玉が入賞口(1
5)に寄り付き易くなる場合と、パチンコ玉が入賞口
(15)に寄り付き易くなくなる場合とが繰り返し生じ
るようになる。したがって、遊技者は、湾曲面部(2
2)が好ましい揺動位置にてパチンコ玉が当たることを
望むようになり、パチンコ玉が入賞口(15)に入るか
否かの他に、湾曲面部(22)がどの揺動位置にあるか
否かを楽しむことができ、パチンコ遊技の興趣をさらに
高めることができる。
【0010】3項記載のパチンコ機の入賞装置では、前
記案内部材(20)は、前記湾曲面部(22)の姿勢を
維持しつつ、盤面(12)の両側方向または上下方向の
少なくとも一方に揺動可能に支持されているので、案内
部材(20)が盤面(12)の両側方向に揺動する場合
には、湾曲面部(22)に当たって弾かれたパチンコ玉
が、案内部材(20)の揺動位置によって、入賞口(1
5)に寄り付き易くなったり、寄り付きにくくなったり
して、案内部材(20)がどの揺動位置にあるか否かを
楽しむことができる。
記案内部材(20)は、前記湾曲面部(22)の姿勢を
維持しつつ、盤面(12)の両側方向または上下方向の
少なくとも一方に揺動可能に支持されているので、案内
部材(20)が盤面(12)の両側方向に揺動する場合
には、湾曲面部(22)に当たって弾かれたパチンコ玉
が、案内部材(20)の揺動位置によって、入賞口(1
5)に寄り付き易くなったり、寄り付きにくくなったり
して、案内部材(20)がどの揺動位置にあるか否かを
楽しむことができる。
【0011】また、案内部材(20)が盤面(12)の
上下方向に揺動する場合には、湾曲面部(22)に当た
って弾かれたパチンコ玉が、案内部材(20)が高い位
置にあるとき弾かれた場合と、低い位置にあるとき弾か
れた場合とで、パチンコ玉の落下速度が異なることか
ら、入賞口(15)に寄り付く速さが変わり、その寄り
付く速さによって、入賞口(15)に入り易くなるか、
入りにくくなるか微妙に変化し、同じく、案内部材(2
0)がどの揺動位置にあるか否かを楽しむことができ
る。さらに、案内部材(20)が盤面(12)の両側方
向および上下方向に揺動する場合には、例えば、案内部
材(20)が盤面(12)の一点を中心にして円周方向
を運動するようになり、案内部材(20)の揺動位置
と、入賞口(15)に入る度合いとが複雑な関係にな
り、遊技者を楽しませることができる。
上下方向に揺動する場合には、湾曲面部(22)に当た
って弾かれたパチンコ玉が、案内部材(20)が高い位
置にあるとき弾かれた場合と、低い位置にあるとき弾か
れた場合とで、パチンコ玉の落下速度が異なることか
ら、入賞口(15)に寄り付く速さが変わり、その寄り
付く速さによって、入賞口(15)に入り易くなるか、
入りにくくなるか微妙に変化し、同じく、案内部材(2
0)がどの揺動位置にあるか否かを楽しむことができ
る。さらに、案内部材(20)が盤面(12)の両側方
向および上下方向に揺動する場合には、例えば、案内部
材(20)が盤面(12)の一点を中心にして円周方向
を運動するようになり、案内部材(20)の揺動位置
と、入賞口(15)に入る度合いとが複雑な関係にな
り、遊技者を楽しませることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を説明する。図1および2は本発明の一実施の形
態を示している。パチンコ玉を従来同様に弾撥して流動
させることができるパチンコ機10の盤面12には多数
の釘(図示省略)を配備するとともに下端部にアウト口
を設けるが、盤面12の中央部両側には入賞口15が開
設されている。また、多数の釘を通りの両側に並べるこ
とによりパチンコ玉の通り道14が複数カ所形成されて
いる。
の形態を説明する。図1および2は本発明の一実施の形
態を示している。パチンコ玉を従来同様に弾撥して流動
させることができるパチンコ機10の盤面12には多数
の釘(図示省略)を配備するとともに下端部にアウト口
を設けるが、盤面12の中央部両側には入賞口15が開
設されている。また、多数の釘を通りの両側に並べるこ
とによりパチンコ玉の通り道14が複数カ所形成されて
いる。
【0013】パチンコ玉の各通り道14の先には、案内
部材20がそれぞれ配設されている。各案内部材20は
略四分の一円形状の湾曲面部22を有している。湾曲面
部22の上部に当たったパチンコ玉は略水平方向へ弾か
れて放物線を描いて運動し、湾曲面部22の下部に当た
ったパチンコ玉は斜め上方へ弾かれて放物線を描いて運
動する。両方の放物線の形はそれぞれ異なるが、各放物
線の先は入賞口15の上方位置(入賞口15の真上にあ
る釘位置)で一致するようになる。図1に示すように、
一つの入賞口15に対して両側一対の案内部材20を配
設しており、一対の案内部材20は別体であるが、一体
的に形成してもよい。その際には、湾曲部は半円形状に
形成され、周方向の中央部(入賞口15の真上に相当す
る部位)にはパチンコ玉の通過口が開設される。
部材20がそれぞれ配設されている。各案内部材20は
略四分の一円形状の湾曲面部22を有している。湾曲面
部22の上部に当たったパチンコ玉は略水平方向へ弾か
れて放物線を描いて運動し、湾曲面部22の下部に当た
ったパチンコ玉は斜め上方へ弾かれて放物線を描いて運
動する。両方の放物線の形はそれぞれ異なるが、各放物
線の先は入賞口15の上方位置(入賞口15の真上にあ
る釘位置)で一致するようになる。図1に示すように、
一つの入賞口15に対して両側一対の案内部材20を配
設しており、一対の案内部材20は別体であるが、一体
的に形成してもよい。その際には、湾曲部は半円形状に
形成され、周方向の中央部(入賞口15の真上に相当す
る部位)にはパチンコ玉の通過口が開設される。
【0014】一対の案内部材20の湾曲面部22の背面
には、その背後に延びる腕部25が固着している。腕部
25は盤面12の裏面側に沿って延びており、腕部25
の先端部26が、軸支部材27により揺動可能に支持さ
れている。それにより、湾曲面部22は、斜め上方位置
と斜め下方位置とに揺動可能になるが、腕部25は、斜
め上方位置と斜め下方位置との中間位置に戻る方向へ図
示省略したゼンマイばねにより付勢されている。ゼンマ
イばねの付勢力は、湾曲面部22にパチンコ玉が当たる
と、パチンコ玉が当たった際の衝撃力の大きさや、当た
った場所に応じて、その付勢力に抗して湾曲面部22が
5〜20mmの範囲で揺動する程度の強さになってい
る。一対の案内部材20をモータで相互に連動するよう
にそれぞれ駆動するようにしてもよい。
には、その背後に延びる腕部25が固着している。腕部
25は盤面12の裏面側に沿って延びており、腕部25
の先端部26が、軸支部材27により揺動可能に支持さ
れている。それにより、湾曲面部22は、斜め上方位置
と斜め下方位置とに揺動可能になるが、腕部25は、斜
め上方位置と斜め下方位置との中間位置に戻る方向へ図
示省略したゼンマイばねにより付勢されている。ゼンマ
イばねの付勢力は、湾曲面部22にパチンコ玉が当たる
と、パチンコ玉が当たった際の衝撃力の大きさや、当た
った場所に応じて、その付勢力に抗して湾曲面部22が
5〜20mmの範囲で揺動する程度の強さになってい
る。一対の案内部材20をモータで相互に連動するよう
にそれぞれ駆動するようにしてもよい。
【0015】本実施の形態では、案内部材20を二つの
通り道14に一対設けたものを示しているが、他の通り
道14に設けてもよい。その際には湾曲面部22と同一
の形状である必要性はない。また、パチンコ玉の通り道
は、その両側に釘を並べてなるものである必要はない。
通り道14に一対設けたものを示しているが、他の通り
道14に設けてもよい。その際には湾曲面部22と同一
の形状である必要性はない。また、パチンコ玉の通り道
は、その両側に釘を並べてなるものである必要はない。
【0016】次に作用を説明する。パチンコ玉は盤面1
2に打ち出されると、盤面12上に配された釘に当って
弾き返されたり、釘と釘との間の隙間を通り抜けたりし
て、様々な方向へ流下する。パチンコ玉が通り道14に
進入し、通り道14を落下すると、通り道14に案内部
材20が配されている場合には、やがて、案内部材20
の湾曲面部22に当たって、弾かれる。
2に打ち出されると、盤面12上に配された釘に当って
弾き返されたり、釘と釘との間の隙間を通り抜けたりし
て、様々な方向へ流下する。パチンコ玉が通り道14に
進入し、通り道14を落下すると、通り道14に案内部
材20が配されている場合には、やがて、案内部材20
の湾曲面部22に当たって、弾かれる。
【0017】通り道14を落下するパチンコ玉は、様々
な方向から、異なる強さで、湾曲面部22の色々な場所
に当たるようになる。しかしながら、湾曲面部22のど
の場所であっても、弾かれたパチンコ玉は、放物線を描
いて運動するようになる。その放物線上には入賞口15
が位置しているので、弾かれたパチンコ玉は、入賞口1
5に寄り付き易くなり、入賞口15に寄り付かないもの
は少なくなる。それにより、盤面12に打ち出され、通
り道14に進入したパチンコ玉は、入賞口15に入り易
くなる。
な方向から、異なる強さで、湾曲面部22の色々な場所
に当たるようになる。しかしながら、湾曲面部22のど
の場所であっても、弾かれたパチンコ玉は、放物線を描
いて運動するようになる。その放物線上には入賞口15
が位置しているので、弾かれたパチンコ玉は、入賞口1
5に寄り付き易くなり、入賞口15に寄り付かないもの
は少なくなる。それにより、盤面12に打ち出され、通
り道14に進入したパチンコ玉は、入賞口15に入り易
くなる。
【0018】すなわち、パチンコ玉の通り道14に案内
部材20を配することによって、パチンコ玉が入賞口1
5に寄り付く場合が多くなり、遊技者は、入賞口15に
寄り付いたパチンコ玉がそのまま入賞口15に入るか否
かのスリルを連続して味わうことができ、遊技中に興趣
を失うことがない。一方、案内部材20の湾曲面部22
にパチンコ玉が当たると、当たった際の衝撃力で、湾曲
面部22が、ゼンマイばねの付勢力に抗して、腕部25
の先端部26を中心にして中間位置から揺動する。湾曲
面部22が中間位置から揺動すると、湾曲面部22で当
たって弾かれたパチンコ玉の運動軌跡である放物線も振
れて、その放物線が入賞口15から外れて通過する場合
が生じる。
部材20を配することによって、パチンコ玉が入賞口1
5に寄り付く場合が多くなり、遊技者は、入賞口15に
寄り付いたパチンコ玉がそのまま入賞口15に入るか否
かのスリルを連続して味わうことができ、遊技中に興趣
を失うことがない。一方、案内部材20の湾曲面部22
にパチンコ玉が当たると、当たった際の衝撃力で、湾曲
面部22が、ゼンマイばねの付勢力に抗して、腕部25
の先端部26を中心にして中間位置から揺動する。湾曲
面部22が中間位置から揺動すると、湾曲面部22で当
たって弾かれたパチンコ玉の運動軌跡である放物線も振
れて、その放物線が入賞口15から外れて通過する場合
が生じる。
【0019】すなわち、湾曲面部22が中間位置にある
場合には、パチンコ玉が入賞口15に寄り付き易くな
り、中間位置から揺動した場合には、パチンコ玉が入賞
口15に寄り付きにくくなる。したがって、湾曲面部2
2が遊技者にとって好ましい中間位置にてパチンコ玉が
当たることを望むようになり、パチンコ玉が入賞口15
に入るか否かの他に、湾曲面部22が中間位置から揺動
しているか否かを楽しむことができ、パチンコ遊技の興
趣をさらに高めることができる。本実施の形態では、腕
部25の先端部26を中心にして湾曲面部22が揺動す
るものを示したが、湾曲面部22の姿勢を維持して、案
内部材20が盤面12の両側方向や上下方向に揺動する
用に構成してもよい。
場合には、パチンコ玉が入賞口15に寄り付き易くな
り、中間位置から揺動した場合には、パチンコ玉が入賞
口15に寄り付きにくくなる。したがって、湾曲面部2
2が遊技者にとって好ましい中間位置にてパチンコ玉が
当たることを望むようになり、パチンコ玉が入賞口15
に入るか否かの他に、湾曲面部22が中間位置から揺動
しているか否かを楽しむことができ、パチンコ遊技の興
趣をさらに高めることができる。本実施の形態では、腕
部25の先端部26を中心にして湾曲面部22が揺動す
るものを示したが、湾曲面部22の姿勢を維持して、案
内部材20が盤面12の両側方向や上下方向に揺動する
用に構成してもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明にかかるパチンコ機の入賞装置に
よると、パチンコ玉の通り道に案内部材を設け、案内部
材の湾曲面部のどの場所であっても、弾かれたパチンコ
玉は、放物線を描いて運動し、放物線上には入賞口が位
置しているので、弾かれたパチンコ玉は、入賞口に寄り
付くものが多くなり、入賞口に入るか否か遊技者が連続
して興奮し、飽きさせることがなく、興趣を高めること
ができる。
よると、パチンコ玉の通り道に案内部材を設け、案内部
材の湾曲面部のどの場所であっても、弾かれたパチンコ
玉は、放物線を描いて運動し、放物線上には入賞口が位
置しているので、弾かれたパチンコ玉は、入賞口に寄り
付くものが多くなり、入賞口に入るか否か遊技者が連続
して興奮し、飽きさせることがなく、興趣を高めること
ができる。
【図1】本発明の一実施の形態であるパチンコ機の入賞
装置を示す正面図である。
装置を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるパチンコ機の入賞
装置を示す案内部材の正面図である。
装置を示す案内部材の正面図である。
10…パチンコ機 12…盤面 14…通り道 15…入賞口 20…案内部材 22…湾曲面部 24…背面 25…腕部 26…腕部の先端部 27…軸支部材
Claims (3)
- 【請求項1】パチンコ機の盤面におけるパチンコ玉の通
り道に案内部材を配し、該案内部材に当たったパチンコ
玉が入賞口に寄り付いて、入賞し易いようにしたパチン
コ機の入賞装置であって、 前記案内部材は、当たって弾かれたパチンコ玉の運動軌
跡である放物線上に、前記入賞口が位置するように、湾
曲面部を有していることを特徴とするパチンコ機の入賞
装置。 - 【請求項2】前記案内部材は、前記湾曲面部の背面側か
ら背後に延びる腕部を有し、前記腕部の先端部を中心に
して揺動可能に支持されていることを特徴とする請求項
1記載のパチンコ機の入賞装置。 - 【請求項3】前記案内部材は、前記湾曲面部の姿勢を維
持しつつ、盤面の両側方向または上下方向の少なくとも
一方に揺動可能に支持されていることを特徴とする請求
項1記載のパチンコ機の入賞装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12458496A JPH09299562A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | パチンコ機の入賞装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12458496A JPH09299562A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | パチンコ機の入賞装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09299562A true JPH09299562A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14889091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12458496A Pending JPH09299562A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | パチンコ機の入賞装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09299562A (ja) |
-
1996
- 1996-05-20 JP JP12458496A patent/JPH09299562A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070206 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070612 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |