JPH0929953A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0929953A
JPH0929953A JP18021195A JP18021195A JPH0929953A JP H0929953 A JPH0929953 A JP H0929953A JP 18021195 A JP18021195 A JP 18021195A JP 18021195 A JP18021195 A JP 18021195A JP H0929953 A JPH0929953 A JP H0929953A
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JP
Japan
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recording
recording paper
stepping motor
forming apparatus
image
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JP18021195A
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English (en)
Inventor
Masaaki Hori
雅明 堀
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録紙の末端がセンサを通過してから記録ヘ
ッドに達するまでの搬送制御を、CPUとは別の回路で
実行し、処理速度の速いCPUを使用しなくても高分解
能の記録を可能にする。 【解決手段】 記録ヘッドよりも上流の位置でPEセン
サ9により記録紙の有無を検出し、検出結果が有から無
に変化したときカウンタ25をリセットする。そのカウ
ンタ25が、CPU21が出力する搬送用ステッピング
モータ11の駆動パルスを計数し、基準カウント出力部
27の基準カウント値と一致すると、記録紙の末端が記
録ヘッドに達したと判断し、論理回路31を通してパソ
コン13側へPE信号等を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステッピングモー
タにより記録紙を搬送し、その記録紙に画像を形成する
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像データに応じて記録紙に
画像を記録する記録部と、ステッピングモータにより駆
動され、上記記録部を通る搬送経路に沿って上記記録紙
を搬送する搬送手段と、上記ステッピングモータにパル
ス状の駆動信号を出力するステッピングモータ駆動手段
と、上記搬送経路の上記記録部より上流の所定位置で、
上記記録紙の有無を検出する記録紙検出手段と、該記録
紙検出手段の検出結果が有から無に変化した後、上記ス
テッピングモータ駆動手段が上記駆動信号を所定パルス
数出力したとき、上記記録紙の末端が上記記録部に達し
たと判断する判断手段と、を備えた画像形成装置が考え
られている。
【0003】この種の画像形成装置では、搬送手段によ
り記録紙を搬送しつつ記録部を駆動することにより、記
録紙に画像データに応じた画像を形成することができ
る。そして、判断手段は、記録紙検出手段の検出結果が
有から無に変化した後、記録紙検出手段の配設位置から
記録部まで、記録紙末端が移動するのに要するパルス数
を計数し、その末端が記録部に達したことを判断(以
下、この判断を末端判断ともいう)するのである。
【0004】また、この種の装置では、判断手段が末端
判断をしたとき適切な処理を施すことにより、画像の記
録中に記録紙がなくなったにも関わらず、記録部による
記録動作が続行されるのを防止することができる。例え
ば、末端判断がなされたとき、画像データを入力する上
位装置にその画像データの送信を中止させたりすれば、
記録動作を中断すると共に、次に記録紙が搬送されたと
きにその画像データの続き受信して画像を形成すること
も可能となる。
【0005】また、この種の画像形成装置では、例えば
次のような処理により、末端判断を行う。すなわち、ス
テッピングモータに駆動信号が出力される毎に記録紙検
出手段の検出結果を照合し、その検出結果が有であると
きはカウント値を0にクリアし、検出結果が無であると
きはカウント値をインクリメントするのである。そし
て、カウント値が上記所定パルス数と一致したとき、記
録紙の末端が記録部に達したと判断(末端判断)するの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、画像
形成装置に要求される分解能が向上し、これに伴って駆
動信号出力毎の記録紙搬送量は少なくされてきている。
このため、ステッピングモータへの駆動信号出力間隔を
短くして、記録紙の搬送速度を保持することが要請され
ている。
【0007】例えば、記録紙の搬送速度を1ips(イ
ンチ/秒)とするとき、用紙搬送方向の分解能が1/1
80インチであれば5.5ms間隔で駆動信号を出力す
ればよいが、上記分解能が1/720インチとなると
1.4ms間隔で駆動信号を出力しなければならない。
すると、末端判断のための上記処理も頻繁に実行しなけ
ればならなくなり、処理速度の速い高価な演算装置を使
用する必要が生じる。
【0008】そこで、本発明は、処理速度の速い演算装
置を使用することなく、分解能の向上に良好に対応する
ことのできる画像形成装置を提供することを目的として
なされた。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するために
なされた請求項1記載の発明は、画像データに応じて記
録紙に画像を記録する記録部と、ステッピングモータに
より駆動され、上記記録部を通る搬送経路に沿って上記
記録紙を搬送する搬送手段と、上記ステッピングモータ
にパルス状の駆動信号を出力するステッピングモータ駆
動手段と、上記搬送経路の上記記録部より上流の所定位
置で、上記記録紙の有無を検出する記録紙検出手段と、
該記録紙検出手段の検出結果が有から無に変化した後、
上記ステッピングモータ駆動手段が上記駆動信号を所定
パルス数出力したとき、上記記録紙の末端が上記記録部
に達したと判断する判断手段と、を備えた画像形成装置
において、上記判断手段が、上記記録紙検出手段の検出
結果が有から無に変化するときリセットされ、続いて上
記ステッピングモータ駆動手段が出力する駆動信号のパ
ルス数を計数するハードウェアロジックのカウンタを備
えたことを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、上記判断手段が、
更に、基準カウント値を書換え可能に記憶する基準カウ
ント値記憶手段を備え、上記カウンタの計数結果が上記
基準カウント値と一致したとき、上記記録紙の末端が上
記記録部に達したと判断することを特徴とする請求項1
記載の画像形成装置を要旨としている。
【0011】請求項3記載の発明は、更に、上記判断手
段が上記記録紙の末端が上記記録部に達したと判断した
とき、上記記録部に画像データを入力する上位装置に、
上記画像データの送信を中止させるデータ送信中断手段
を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の画像
形成装置を要旨としている。
【0012】請求項4記載の発明は、上記データ送信中
断手段が、上記上位装置に所定のエラーメッセージを送
信することにより上記画像データの送信を中止させるこ
とを特徴とする請求項3記載の画像形成装置を要旨とし
ている。請求項5記載の発明は、上記記録部が、上記記
録紙にインクを噴射して画像を記録するインクジェット
式記録ヘッドを備えたことを特徴とする請求項1〜4の
いずれかに記載の画像形成装置を要旨としている。
【0013】
【発明の実施の形態および発明の効果】このように構成
された請求項1記載の発明では、判断手段は、記録紙検
出手段の検出結果が有から無に変化するときリセットさ
れ、続いて上記ステッピングモータ駆動手段が出力する
駆動信号のパルス数を計数するハードウェアロジックの
カウンタを備えている。このため、このカウンタによっ
て計数されたパルス数を上記所定パルス数と比較するこ
とにより、記録紙の末端が記録部に達したか否かを容易
に判断することができる。また、このカウンタによる上
記計数動作は瞬時に行われる。
【0014】従って、本発明では、演算装置を用いるこ
となく、きわめて速く末端判断を行うことができる。よ
って、本発明では、処理速度の速い演算装置を使用する
ことなく、分解能の向上に伴う駆動信号出力間隔の短縮
に良好に対応することができ、延いては、本発明を適用
することにより、安価で分解能の高い画像形成装置を提
供することが可能となる。
【0015】なお、上記判断手段による判断結果は、例
えば警報の発生のために使用してもよく、記録部による
記録動作の中止のために使用してもよく、画像形成装置
の種類や使用目的に応じた適宜の用途に使用することが
できる。また、上記カウンタは、0にリセットされてパ
ルス数をカウントアップするものでも、所定値にリセッ
トされてパルス数をカウントダウンするものであっても
よい。更に、上記カウンタは、記録紙検出手段の検出結
果が有である間リセットされ続けてもよいし、その検出
結果が有から無に変化する瞬間にリセットされてもよ
い。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成に加え、判断手段が、更に、基準カウント値を書換え
可能に記憶する基準カウント値記憶手段を備え、上記カ
ウンタの計数結果がその基準カウント値と一致したと
き、末端判断をしている。このため、基準カウント値を
書き換えることにより、上記所定パルス数を変更するこ
とができる。
【0017】従って、請求項1記載の発明の効果に加
え、記録部と記録紙検出手段との位置関係にばらつき等
があって、上記所定パルス数を変更しなければならない
場合にも容易に対応することができるといった効果が生
じる。よって、上記所定パルス数を個々の装置毎に調整
して、末端判断を一層正確に行うことができる。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の構成に加え、更に、判断手段が末端判断をしたと
き、記録部に画像データを入力する上位装置に、画像デ
ータの送信を中止させるデータ送信中断手段を備えてい
る。このため、請求項1または2記載の発明の効果に加
え、画像の記録中に記録紙がなくなったとき、上記記録
動作を中断すると共に、次に記録紙が搬送されたときに
その画像データの続き受信して画像を形成することも可
能となるといった効果が生じる。
【0019】請求項4記載の発明は、請求項3記載の構
成に加え、データ送信中断手段が上位装置に所定のエラ
ーメッセージを送信することにより画像データの送信を
中止させることを特徴としている。このため、請求項3
記載の発明の効果に加え、上位装置でこのエラーメッセ
ージを処理することによって、末端判断に応じた様々な
制御を可能にすることができるといった効果が生じる。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項1〜4記載
の構成に加え、記録部が、記録紙にインクを噴射して画
像を記録するインクジェット式記録ヘッドを備えたこと
を特徴としている。インクジェット式記録ヘッドを備え
た画像形成装置(いわゆるインクジェットプリンタ)で
は、他の形式の画像形成装置に比べて高解像度のものが
多く、画像データを扱う演算装置に大きな負荷が加わる
ことが知られている。本発明では、前述のように、演算
装置の負荷を良好に軽減することができる。従って、請
求項1〜4のいずれかに記載の発明の効果が一層顕著に
現れる。
【0021】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1は、実施例のインクジェットプリンタ1の可動
部の構成を表す概略図である。図1に示すように、イン
クジェットプリンタ1は、記録紙99を所定の搬送経路
に沿って搬送する搬送ローラ3を備えており、その搬送
経路を挟んで、プラテンローラ5と記録ヘッド7とが対
向配置されている。また、記録ヘッド7より上流の上記
搬送経路には、記録紙99の有無を検出するPE(ペー
パエンド)センサ9が配設されている。なお、記録ヘッ
ド7は、記録紙99にインクを噴射することによりドッ
トマトリックスで画像を形成する周知のインクジェット
式記録ヘッドである。
【0022】図2は、インクジェットプリンタ1の制御
部の構成を表すブロック図である。なお、図2では、搬
送ローラ3およびプラテンローラ5を駆動するモータ1
1に関わる制御部を図示しており、インクジェットプリ
ンタ1は、この他、上位装置としてのパーソナルコンピ
ュータ(以下パソコンいう)13から送信された画像デ
ータに基づき記録ヘッド7等を駆動する周知の印字処理
を実行する制御部を備えている。
【0023】モータ11は、4相のステッピングモータ
であり、A相、B相、C相、D相の4本の信号線に次の
ような信号を入力することによって駆動される。すなわ
ち、表1の段階1→2→3→4→1→…の順で、表1に
「1」を表示した相の信号線に電力を供給することによ
り、モータ11を順方向(記録紙99の搬送方向)に回
転させることができる。逆に、4→3→2→1→4→…
の順で電力を供給すると、モータ11を逆方向に回転さ
せることができる。
【0024】
【表1】
【0025】インクジェットプリンタ1は、外部のパソ
コン13とデータの送受信を行うための受信部15およ
び送信部17を備えており、パソコン13から受信部1
5へ入力された画像データは、CPU21にて処理され
る。CPU21では、上記画像データの内、記録紙99
の搬送に関わるデータを読み込み、搬送速度に応じた周
期のパルス状のCLOCK信号と、搬送方向に応じたF
/R信号とを駆動相生成回路23に入力する。すると、
駆動相生成回路23では、CLOCK信号の入力毎に、
前述の段階1〜4を切り換え、その切り換え方向はF/
R信号に応じたのもとする。例えば、F/R信号が順方
向の搬送を指示していれば、CLOCK信号の入力毎
に、1→2→3→4→1→…の順で電力の供給様式を切
り換える。
【0026】次に、インクジェットプリンタ1は、ハー
ドウェアロジックのカウンタ25を備えている。上記C
LOCK信号およびF/R信号は、カウンタ25のクロ
ック端子25aおよびアップ/ダウン端子25bにそれ
ぞれ入力され、PEセンサ9の検出信号(PE信号)は
カウンタ25のセット/リセット端子25cに入力され
ている。このため、PEセンサ9が記録紙99を検出し
ているときはカウンタ25が0にリセットされ、PEセ
ンサ9が記録紙99を検出しなくなるとカウンタ25に
よる計数動作が可能となる。また、その計数動作では、
F/R信号が順方向を指示しているときは、CLOCK
信号の入力毎にカウントアップが行われ、F/R信号が
逆方向を指示しているときは、CLOCK信号の入力毎
にカウントダウンが行われる。
【0027】カウンタ25の出力(計数結果)は、基準
カウント出力部27が出力する基準カウント値と共に比
較機29に入力され、比較機29はカウンタ25の出力
が基準カウント値と一致したときに、Highレベルの一致
信号を論理回路31に入力する。ここで、基準カウント
値とは、PEセンサ9が記録紙99の末端を検出してか
ら(このときカウンタ25が計数動作を開始)、その末
端が記録ヘッド7とプラテンローラ5との間に搬送され
るまでに要するモータ11の駆動量(順方向)、すなわ
ち、それに要するCLOCK信号のパルス数と一致する
ように設定されている。このため、一致信号の出力に基
づき、記録紙99の末端が記録ヘッド7とプラテンロー
ラ5との間に搬送されたことを判断(末端判断)するこ
とができる。また、基準カウント出力部27はCPU2
1と接続されており、CPU21からの指令により基準
カウント値を書換え可能に記憶している。なお、この基
準カウント値の書換えは、サービスマン等がCPU21
に所定の指令を入力することにより実施可能とされてい
る。
【0028】CPU21は、上記信号の他、インクジェ
ットプリンタ1がオフラインモードであることやインク
ジェットプリンタ1の図示しないカバーが開いているこ
とを表すFAULT0信号、および、CPU21が画像
データ等を処理中であることを表すBUSY0信号を出
力しており、これらの信号は、前述の一致信号と共に論
理回路31に入力される。なお、FAULT0信号は、
上記条件が成立していない通常時にはHighレベルに保持
され(負論理)、BUSY0信号は通常時Lowレベルに
保持される。本図および次の図3では、負論理の信号に
は、その信号を表す文字に上線を付している。
【0029】次に、図3を用いて論理回路31の構成を
説明する。一致信号は、否定素子(以下NOTという)
33を介して論理積素子(以下ANDという)35に入
力されると共に、論理和素子(以下ORという)37に
入力されている。また、一致信号は、そのままPE信号
として論理回路31より出力されている。FAULT0
信号はNOT33の出力と共にAND35に入力され、
AND35の出力はFAULT信号(負論理)として論
理回路31より出力されている。更に、BUSY0信号
は一致信号と共にOR37に入力され、OR37の出力
はBUSY信号として論理回路31より出力されてい
る。そして、このFAULT信号,PE信号,BUSY
信号は、図2に示すように、送信部17を介してパソコ
ン13に入力される。
【0030】このため、論理回路31では、一致信号入
力時にはFAULT信号,PE信号,BUSY信号の全
てが出力される。すると、パソコン13は、BUSY信
号を受信することによりインクジェットプリンタ1が画
像データ受信不能であると判断し、画像データの送信を
中断する。また、パソコン13では、FAULT信号や
PE信号を受信することにより、末端判断に応じた種々
のエラー処理(例えば、警報音の発生)を実行すること
も可能となる。更に、論理回路31では、FAULT0
信号の入力時にはFAULT信号が、BUSY0信号の
入力時にはBUSY信号が、それぞれ出力され、これら
の信号がパソコン13にて処理される。
【0031】このように、本実施例のインクジェットプ
リンタ1では、カウンタ25によって計数されたCLO
CK信号のパルス数と、基準カウント出力部27が記憶
した基準カウント値とを比較することにより、記録紙9
9の末端が記録ヘッド7とプラテンローラ5との間に達
したか否かを容易に判断することができる。また、この
カウンタ25による計数動作は、瞬時に行われる。従っ
て、本実施例では、CPU等の演算装置を用いることな
く、きわめて速く末端判断を行うことができる。よっ
て、処理速度の速い演算装置使用する必要がなく、イン
クジェットプリンタ1のコストダウンを図りつつ、その
分解能を充分に高めることができる。
【0032】また、本実施例では、基準カウント出力部
27は基準カウント値を書換え可能に記憶している。P
Eセンサ9と記録ヘッド7との間隔には、機器毎に多少
のばらつきが生じる可能性があるが、本実施例では、上
記基準カウント値の書換えによって、このばらつきを容
易に解消することができる。従って、きわめて正確に末
端判断を行うことができる。
【0033】更に、本実施例では、末端判断がなされた
ときには、パソコン13による画像データの送信を中止
させているので、記録ヘッド7および搬送ローラ3によ
る記録紙99への画像の記録動作を中断すると共に、次
に記録紙99が搬送されたときにその画像データの続き
を受信して画像を形成することも可能となる。また更
に、本実施例では、インクジェット式の記録ヘッド7に
より画像を記録しているので、きわめて高解像度で画像
を形成することが可能となる。画像の解像度が高くなる
と画像データの量が増大し、CPU21等の負担も増大
するが、本実施例では、カウンタ25を用いて末端判断
を行っている。このため、CPU21に過大な負担が加
わるのを防止しつつ、容易に上記解像度の向上に対応す
ることができる。従って、CPU21として処理速度の
速い高価なものを採用する必要がなく、インクジェット
プリンタ1のコストダウンを図りつつ、その分解能を充
分に高めることができる。
【0034】なお、上記実施例において、記録ヘッド7
およびプラテンローラ5が記録部に、搬送ローラ3が搬
送手段に、CPU21および駆動相生成回路23がステ
ッピングモータ駆動手段に、PEセンサ9が記録紙検出
手段に、基準カウント出力部27が基準カウント値記憶
手段に、PEセンサ9,カウンタ25,基準カウント出
力部27,および比較機29が判断手段に、論理回路3
1がデータ送信中断手段に、それぞれ相当する。
【0035】また、本発明は、上記実施例になんら限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の態様で実施することができる。例えば、記録ヘッ
ド7としては、インクジェット式のものに限らず、感熱
式のものなども適用することができる。また、上記実施
例では、カウンタ25は、PEセンサ9が記録紙99を
検出しているときは0にリセットされ続け、PEセンサ
9が記録紙99を検出しなくなるとCLOCK信号をカ
ウントアップするが、カウンタ25としては、所定値
(例えば基準カウント出力部27が記憶した基準カウン
ト値)にリセットされ、その所定値からCLOCK信号
をカウントダウンするものや、PEセンサ9による記録
紙99の検出結果が有から無に変化する瞬間にリセット
されるものなども適用することができる。
【0036】更に、上記実施例では、一致信号発生時に
FAULT信号,PE信号,BUSY信号などのエラー
メッセージをパソコン13に送信しているが、一致信号
は、単に、インクジェットプリンタ1自身による警報発
生だけのために使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のインクジェットプリンタの可動部の構
成を表す概略図である。
【図2】そのインクジェットプリンタの制御部の構成を
表すブロック図である。
【図3】その制御部の論理回路の構成を表す説明図であ
る。
【符号の説明】
1…インクジェットプリンタ 3…搬送ローラ
5…プラテンローラ 7…記録ヘッド 9…PEセンサ
11…モータ 13…パーソナルコンピュータ 21…CPU
23…駆動相生成回路 25…カウンタ 27…基準カウント出力部
29…比較機 31…論理回路 99…記録紙

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに応じて記録紙に画像を記録
    する記録部と、 ステッピングモータにより駆動され、上記記録部を通る
    搬送経路に沿って上記記録紙を搬送する搬送手段と、 上記ステッピングモータにパルス状の駆動信号を出力す
    るステッピングモータ駆動手段と、 上記搬送経路の上記記録部より上流の所定位置で、上記
    記録紙の有無を検出する記録紙検出手段と、 該記録紙検出手段の検出結果が有から無に変化した後、
    上記ステッピングモータ駆動手段が上記駆動信号を所定
    パルス数出力したとき、上記記録紙の末端が上記記録部
    に達したと判断する判断手段と、 を備えた画像形成装置において、 上記判断手段が、上記記録紙検出手段の検出結果が有か
    ら無に変化するときリセットされ、続いて上記ステッピ
    ングモータ駆動手段が出力する駆動信号のパルス数を計
    数するハードウェアロジックのカウンタを備えたことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記判断手段が、更に、基準カウント値
    を書換え可能に記憶する基準カウント値記憶手段を備
    え、上記カウンタの計数結果が上記基準カウント値と一
    致したとき、上記記録紙の末端が上記記録部に達したと
    判断することを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 更に、上記判断手段が上記記録紙の末端
    が上記記録部に達したと判断したとき、上記記録部に画
    像データを入力する上位装置に、上記画像データの送信
    を中止させるデータ送信中断手段を備えたことを特徴と
    する請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記データ送信中断手段が、上記上位装
    置に所定のエラーメッセージを送信することにより上記
    画像データの送信を中止させることを特徴とする請求項
    3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記記録部が、上記記録紙にインクを噴
    射して画像を記録するインクジェット式記録ヘッドを備
    えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    画像形成装置。
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