JPH09299269A - 衛生設備室 - Google Patents
衛生設備室Info
- Publication number
- JPH09299269A JPH09299269A JP8162284A JP16228496A JPH09299269A JP H09299269 A JPH09299269 A JP H09299269A JP 8162284 A JP8162284 A JP 8162284A JP 16228496 A JP16228496 A JP 16228496A JP H09299269 A JPH09299269 A JP H09299269A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counter
- corner portion
- room
- faucet
- washing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明では、狭い空間を有効的に使用し、洗体
動作等を楽な姿勢で行なうことができる洗い場を持つ衛
生設備室を提供することにある。 【解決手段】洗体動作をすることのできる平面視長方形
状の洗い場を持つ衛生設備室において、前記洗い場の一
短辺側の第1コーナー部には、洗面器を載置できる第1
カウンターを形成し、この第1カウンター上方には、第
1カウンターに載置した洗面器に直接吐水することので
きる水栓吐水部を設け、かつ、同短辺側の第2コーナー
部には、浴用備品を載せることのできる第2カウンター
を前記第1カウンターよりも高い位置に形成したこと。
動作等を楽な姿勢で行なうことができる洗い場を持つ衛
生設備室を提供することにある。 【解決手段】洗体動作をすることのできる平面視長方形
状の洗い場を持つ衛生設備室において、前記洗い場の一
短辺側の第1コーナー部には、洗面器を載置できる第1
カウンターを形成し、この第1カウンター上方には、第
1カウンターに載置した洗面器に直接吐水することので
きる水栓吐水部を設け、かつ、同短辺側の第2コーナー
部には、浴用備品を載せることのできる第2カウンター
を前記第1カウンターよりも高い位置に形成したこと。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛生設備室に関す
るものである。詳しくは、浴室やシャワー室等の洗体動
作のできる洗い場を持つ衛生設備室に関するものであ
る。
るものである。詳しくは、浴室やシャワー室等の洗体動
作のできる洗い場を持つ衛生設備室に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、浴室101の
洗い場102は、浴槽111に隣接する洗い場102壁
面102aに対して、水栓金具107やカウンター10
5などの器具が平行にレイアウトされており、入浴者1
20は、壁面102aにまっすぐに向かって座って洗体
等の動作をしていた。
洗い場102は、浴槽111に隣接する洗い場102壁
面102aに対して、水栓金具107やカウンター10
5などの器具が平行にレイアウトされており、入浴者1
20は、壁面102aにまっすぐに向かって座って洗体
等の動作をしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
洗い場102の器具のレイアウトでは、入浴者120が
洗い場102中央に座った状態でカウンター105上の
シャンプー等の浴用備品113を取る場合、座った位置
からでは、楽な姿勢で手が届かず、身体を前のめりして
背伸びをするような体勢で手を伸ばさねばならず、筋力
の低下した高齢者等の入浴者120には、快適に洗い場
を使用して洗体動作することが難しかった。また、縦長
の洗い場の短辺側の壁面102aに水栓金具107、カ
ウンター105等の器具がついているため、短辺幅分し
か横方向の動作空間がないため、洗体時に腕等が壁に当
たってしまう恐れがあり、狭い洗い場においては、快適
な洗い場102空間とはいえなかった。
洗い場102の器具のレイアウトでは、入浴者120が
洗い場102中央に座った状態でカウンター105上の
シャンプー等の浴用備品113を取る場合、座った位置
からでは、楽な姿勢で手が届かず、身体を前のめりして
背伸びをするような体勢で手を伸ばさねばならず、筋力
の低下した高齢者等の入浴者120には、快適に洗い場
を使用して洗体動作することが難しかった。また、縦長
の洗い場の短辺側の壁面102aに水栓金具107、カ
ウンター105等の器具がついているため、短辺幅分し
か横方向の動作空間がないため、洗体時に腕等が壁に当
たってしまう恐れがあり、狭い洗い場においては、快適
な洗い場102空間とはいえなかった。
【0004】以上の問題点に鑑み、本発明では、狭い空
間を有効的に使用し、洗体動作等を楽な姿勢で行なうこ
とができる洗い場を持つ衛生設備室を提供することにあ
る。
間を有効的に使用し、洗体動作等を楽な姿勢で行なうこ
とができる洗い場を持つ衛生設備室を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の請求項1の発明において、洗体動作をすることの
できる平面視長方形状の洗い場を持つ衛生設備室におい
て、前記洗い場の一短辺側の第1コーナー部には、洗面
器を載置できる第1カウンターを形成し、この第1カウ
ンター上方には、第1カウンターに載置した洗面器に直
接吐水することのできる水栓吐水部を設け、かつ、同短
辺側の第2コーナー部には、浴用備品を載せることので
きる第2カウンターを前記第1カウンターよりも高い位
置に形成したことを特徴とする衛生設備室としたので、
長方形状の洗い場において、第1コーナー部側に身体を
向けて、水栓吐水部等の器具を使用することができるの
で、動作空間を対角線上に拡げられ、洗体時に腕などが
壁に当たらず有効に空間を使用することができる。ま
た、風呂椅子等に腰掛けた状態において、第1カウンタ
ー、第2カウンターの両方に楽な姿勢で手が届き使用勝
手が向上する。
発明の請求項1の発明において、洗体動作をすることの
できる平面視長方形状の洗い場を持つ衛生設備室におい
て、前記洗い場の一短辺側の第1コーナー部には、洗面
器を載置できる第1カウンターを形成し、この第1カウ
ンター上方には、第1カウンターに載置した洗面器に直
接吐水することのできる水栓吐水部を設け、かつ、同短
辺側の第2コーナー部には、浴用備品を載せることので
きる第2カウンターを前記第1カウンターよりも高い位
置に形成したことを特徴とする衛生設備室としたので、
長方形状の洗い場において、第1コーナー部側に身体を
向けて、水栓吐水部等の器具を使用することができるの
で、動作空間を対角線上に拡げられ、洗体時に腕などが
壁に当たらず有効に空間を使用することができる。ま
た、風呂椅子等に腰掛けた状態において、第1カウンタ
ー、第2カウンターの両方に楽な姿勢で手が届き使用勝
手が向上する。
【0006】本発明の請求項2の発明において、前記第
2カウンターは、第2コーナー部から第1コーナー部ま
で延設してなり、第1コーナー部の第1カウンター上方
部分では、前記第1カウンターよりも突設寸法を小さく
し上面を幅狭とし、かつ、この第2カウンターに水栓吐
水部と水栓ハンドルを設け、前記水栓吐水部の配管を第
2カウンターの下部で行なってなることを特徴とする請
求項1に記載の衛生設備室としたので、第2カウンター
が邪魔にならずに、第1カウンター上に洗面器を載置し
て第2カウンターに設けた水栓ハンドルを操作して、水
栓吐水部より直接洗面器に吐水することができる。さら
に、配管は、第2カウンターの下部に隠されているの
で、入浴者の視界に入ることなく、洗い場の意匠性を向
上することができるとともに、温水により熱くなった配
管に触れることがなく、安心して使用することができ
る。
2カウンターは、第2コーナー部から第1コーナー部ま
で延設してなり、第1コーナー部の第1カウンター上方
部分では、前記第1カウンターよりも突設寸法を小さく
し上面を幅狭とし、かつ、この第2カウンターに水栓吐
水部と水栓ハンドルを設け、前記水栓吐水部の配管を第
2カウンターの下部で行なってなることを特徴とする請
求項1に記載の衛生設備室としたので、第2カウンター
が邪魔にならずに、第1カウンター上に洗面器を載置し
て第2カウンターに設けた水栓ハンドルを操作して、水
栓吐水部より直接洗面器に吐水することができる。さら
に、配管は、第2カウンターの下部に隠されているの
で、入浴者の視界に入ることなく、洗い場の意匠性を向
上することができるとともに、温水により熱くなった配
管に触れることがなく、安心して使用することができ
る。
【0007】本発明の請求項3の発明において、洗体動
作をすることのできる平面視長方形状の洗い場を持つ衛
生設備室において、短辺側の壁面全域に亘って上下方向
にカウンターを二段形成して、かつ、上方の第2カウン
ターは、第2コーナー部の方を前方に突設させて上面を
幅広とし、第1コーナー部の方を下方の第1カウンター
に洗面器が載置できるように第1カウンターよりも前方
に突設する寸法を小さくして上面を幅狭としてなること
を特徴とする衛生設備室としたので、長方形状の洗い場
において、第1コーナー部側に身体を向けて、器具を使
用することができるので、動作空間を対角線上に拡げら
れ、洗体時に腕などが壁に当たらず有効に空間を使用す
ることができる。また、風呂椅子等に腰掛けた状態にお
いて、第1カウンター、第2カウンターの両方に楽な姿
勢で手が届き使用勝手が向上する。
作をすることのできる平面視長方形状の洗い場を持つ衛
生設備室において、短辺側の壁面全域に亘って上下方向
にカウンターを二段形成して、かつ、上方の第2カウン
ターは、第2コーナー部の方を前方に突設させて上面を
幅広とし、第1コーナー部の方を下方の第1カウンター
に洗面器が載置できるように第1カウンターよりも前方
に突設する寸法を小さくして上面を幅狭としてなること
を特徴とする衛生設備室としたので、長方形状の洗い場
において、第1コーナー部側に身体を向けて、器具を使
用することができるので、動作空間を対角線上に拡げら
れ、洗体時に腕などが壁に当たらず有効に空間を使用す
ることができる。また、風呂椅子等に腰掛けた状態にお
いて、第1カウンター、第2カウンターの両方に楽な姿
勢で手が届き使用勝手が向上する。
【0008】本発明の請求項4の発明において、第1カ
ウンターは、第2コーナー部よりも第1コーナー部の方
を前方に突設させて上面を幅広としてなることを特徴と
する請求項3に記載の衛生設備室としたので、第2カウ
ンターが邪魔にならずに、第1カウンター上に洗面器を
載置することができ、使用勝手がよい。
ウンターは、第2コーナー部よりも第1コーナー部の方
を前方に突設させて上面を幅広としてなることを特徴と
する請求項3に記載の衛生設備室としたので、第2カウ
ンターが邪魔にならずに、第1カウンター上に洗面器を
載置することができ、使用勝手がよい。
【0009】本発明の請求項5の発明において、前記第
2カウンターの下部に給水栓用の配管をして、第1カウ
ンターの上方に位置する第2カウンターに水栓吐水部と
水栓ハンドルを設けてなることを特徴とする請求項3ま
たは4に記載の衛生設備室としたので、第1カウンター
に洗面器を載置して、第2カウンターに設けた水栓ハン
ドルを操作することで直接水栓吐水部より吐水すること
ができ、使用勝手がよい。さらに、配管は、第2カウン
ターの下部に隠されているので、入浴者の視界に入るこ
となく、洗い場の意匠性を向上することができるととも
に、温水により熱くなった配管に触れることがなく、安
心して使用することができる。
2カウンターの下部に給水栓用の配管をして、第1カウ
ンターの上方に位置する第2カウンターに水栓吐水部と
水栓ハンドルを設けてなることを特徴とする請求項3ま
たは4に記載の衛生設備室としたので、第1カウンター
に洗面器を載置して、第2カウンターに設けた水栓ハン
ドルを操作することで直接水栓吐水部より吐水すること
ができ、使用勝手がよい。さらに、配管は、第2カウン
ターの下部に隠されているので、入浴者の視界に入るこ
となく、洗い場の意匠性を向上することができるととも
に、温水により熱くなった配管に触れることがなく、安
心して使用することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の一実施の
形態に係る衛生設備室を示す。図2は、本発明の一実施
の形態に係る他の衛生設備室のカウンター廻りを示す。
図3、4は、夫々本発明の一実施の形態に係る他の衛生
設備室を示す。図1、2、3、4に示すように、衛生設
備室1は、浴槽部11と洗体動作をすることのできる洗
い場2とによって構成されている浴室である。なお、衛
生設備室1は、洗体動作をすることのできる洗い場2の
みによって構成されるシャワールームでもよい。
図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の一実施の
形態に係る衛生設備室を示す。図2は、本発明の一実施
の形態に係る他の衛生設備室のカウンター廻りを示す。
図3、4は、夫々本発明の一実施の形態に係る他の衛生
設備室を示す。図1、2、3、4に示すように、衛生設
備室1は、浴槽部11と洗体動作をすることのできる洗
い場2とによって構成されている浴室である。なお、衛
生設備室1は、洗体動作をすることのできる洗い場2の
みによって構成されるシャワールームでもよい。
【0011】図1、2において、洗い場2は、平面視長
方形状をしており、短辺側の壁面2aの第1コーナー部
3には、洗面器14を載置できる第1カウンター5を形
成している。また、同短辺側の壁面2aの第2コーナー
部4には、浴用備品13を載せることのできる第2カウ
ンター6を第1カウンター5よりも高い位置に設けてい
る。第2カウンター6は、第2コーナー部4から第1コ
ーナー部3まで延設して、第1コーナー部3の第1カウ
ンター5上方部分では、前記第1カウンター5よりも壁
面2aからの突設寸法を小さくし上面を幅狭としてい
る。
方形状をしており、短辺側の壁面2aの第1コーナー部
3には、洗面器14を載置できる第1カウンター5を形
成している。また、同短辺側の壁面2aの第2コーナー
部4には、浴用備品13を載せることのできる第2カウ
ンター6を第1カウンター5よりも高い位置に設けてい
る。第2カウンター6は、第2コーナー部4から第1コ
ーナー部3まで延設して、第1コーナー部3の第1カウ
ンター5上方部分では、前記第1カウンター5よりも壁
面2aからの突設寸法を小さくし上面を幅狭としてい
る。
【0012】水栓吐水部7aは、第1カウンター5上方
の第2カウンター6の前方部分に、第1カウンター5に
載置した洗面器14に直接吐水することのできるように
設けている。そして、第2カウンター6の下部に前記水
栓吐水部7aの配管8を行なっている。また、第2カウ
ンター6の前面にエプロン板9を設けることにより、配
管8を覆っている。なお、このエプロン板9は、第1カ
ウンター5若しくは第2カウンター6と一体に設けても
別体に設けてもよい。但し、別体とすることにより、脱
着可能に取付た場合には、このエプロンを取り外して配
管8作業や点検を行なうことができる。水栓吐水部7a
からの吐水の温度調整や吐水量調整は、水栓ハンドル7
bである温度調整用ハンドル、吐水量調整ハンドルにて
行ない、第2カウンター6の上面もしくは前面部分に設
けられている。なお、吐水量調整ハンドルは、シャワー
ノズル(図示せず)とカランとの切り替えも行なうこと
ができるようにしている。
の第2カウンター6の前方部分に、第1カウンター5に
載置した洗面器14に直接吐水することのできるように
設けている。そして、第2カウンター6の下部に前記水
栓吐水部7aの配管8を行なっている。また、第2カウ
ンター6の前面にエプロン板9を設けることにより、配
管8を覆っている。なお、このエプロン板9は、第1カ
ウンター5若しくは第2カウンター6と一体に設けても
別体に設けてもよい。但し、別体とすることにより、脱
着可能に取付た場合には、このエプロンを取り外して配
管8作業や点検を行なうことができる。水栓吐水部7a
からの吐水の温度調整や吐水量調整は、水栓ハンドル7
bである温度調整用ハンドル、吐水量調整ハンドルにて
行ない、第2カウンター6の上面もしくは前面部分に設
けられている。なお、吐水量調整ハンドルは、シャワー
ノズル(図示せず)とカランとの切り替えも行なうこと
ができるようにしている。
【0013】洗い場2で座った状態から立つ時や浴槽1
1aへの跨ぎ込み時に身体を支持することができるよう
に、浴槽部11と洗い場2との境界部分の壁面2aに手
摺り12を設けている。この手摺り12は、前方に大き
く湾曲させることにより、突出感を減らしながら、前出
寸法を大きくさせて、意匠性及び使用勝手を向上させて
いる。
1aへの跨ぎ込み時に身体を支持することができるよう
に、浴槽部11と洗い場2との境界部分の壁面2aに手
摺り12を設けている。この手摺り12は、前方に大き
く湾曲させることにより、突出感を減らしながら、前出
寸法を大きくさせて、意匠性及び使用勝手を向上させて
いる。
【0014】図3、4において、短辺側の壁面2a全域
に亘って上下方向にカウンターを二段形成して、かつ、
上方の第2カウンター6は、第2コーナー部4の方を前
方に突設させて上面を幅広とし、第1コーナー部3の方
を下方の第1カウンター5に洗面器14が載置できるよ
うに第1カウンター5よりも前方に突設する寸法を小さ
くして上面を幅狭としている。第1カウンター5は、第
2コーナー部4よりも第1コーナー部3の方を前方突設
させて上面を幅広としている。なお、図1、2と同様の
構成については、説明を省略する。
に亘って上下方向にカウンターを二段形成して、かつ、
上方の第2カウンター6は、第2コーナー部4の方を前
方に突設させて上面を幅広とし、第1コーナー部3の方
を下方の第1カウンター5に洗面器14が載置できるよ
うに第1カウンター5よりも前方に突設する寸法を小さ
くして上面を幅狭としている。第1カウンター5は、第
2コーナー部4よりも第1コーナー部3の方を前方突設
させて上面を幅広としている。なお、図1、2と同様の
構成については、説明を省略する。
【0015】次に、使用状態を図1、2に基づいて説明
する。洗い場2中央に置いた風呂椅子10に入浴者20
は、第1カウンター5側に向いて腰掛ける。点線で示さ
れる円のうち、入浴者20の前方側の半円領域は、風呂
椅子10に腰掛けた状態の楽な姿勢で手が届く範囲Sで
ある。第1カウンター5に洗面器14を載置し、第2カ
ウンター6に設けた水栓ハンドル7bを操作して水栓吐
水部7aから直接洗面器14に吐水し湯を溜める。風呂
椅子10に腰掛た状態から、第2カウンター6に載置し
た石鹸水の入ったボトル(浴用備品13)に手を伸ばし
て石鹸水を取り、タオル等につけて洗体する。洗体する
のに使用したタオルを第1カウンター5に載置した洗面
器14にて濯ぐ。汚れた洗面器14内の湯を、洗面器1
4前方を持ち上げるようにして、第1カウンター5の上
面に流す。第1カウンター5に設けた排水孔5aから第
1カウンター5の下側に流れ落ちる。この排水孔5aに
より、第1カウンター5上面を伝わって、前方より流れ
落ち、入浴者20の脚の方に汚れた湯は来ない。なお、
図示しないが、第1カウンター5の下方に位置する床面
には、衛生設備室1外へ排水を導く排水トラップに通ず
る排水口が設けられている。また、第2カウンター6を
第1カウンター5よりも高い位置に設けているので、第
1カウンター5に流れた排水によって、第2カウンター
6上に置いた浴用備品13が流れ落ちる恐れがない。
する。洗い場2中央に置いた風呂椅子10に入浴者20
は、第1カウンター5側に向いて腰掛ける。点線で示さ
れる円のうち、入浴者20の前方側の半円領域は、風呂
椅子10に腰掛けた状態の楽な姿勢で手が届く範囲Sで
ある。第1カウンター5に洗面器14を載置し、第2カ
ウンター6に設けた水栓ハンドル7bを操作して水栓吐
水部7aから直接洗面器14に吐水し湯を溜める。風呂
椅子10に腰掛た状態から、第2カウンター6に載置し
た石鹸水の入ったボトル(浴用備品13)に手を伸ばし
て石鹸水を取り、タオル等につけて洗体する。洗体する
のに使用したタオルを第1カウンター5に載置した洗面
器14にて濯ぐ。汚れた洗面器14内の湯を、洗面器1
4前方を持ち上げるようにして、第1カウンター5の上
面に流す。第1カウンター5に設けた排水孔5aから第
1カウンター5の下側に流れ落ちる。この排水孔5aに
より、第1カウンター5上面を伝わって、前方より流れ
落ち、入浴者20の脚の方に汚れた湯は来ない。なお、
図示しないが、第1カウンター5の下方に位置する床面
には、衛生設備室1外へ排水を導く排水トラップに通ず
る排水口が設けられている。また、第2カウンター6を
第1カウンター5よりも高い位置に設けているので、第
1カウンター5に流れた排水によって、第2カウンター
6上に置いた浴用備品13が流れ落ちる恐れがない。
【0016】以上の構成にすることにより、洗い場2を
平面視斜めに使用することができ、動作空間を対角線上
に拡げられ、有効に空間を使用することができる。ま
た、使用する水栓ハンドル7bや浴用備品13等に、座
った位置から楽な姿勢で手が届き、使用勝手が向上す
る。
平面視斜めに使用することができ、動作空間を対角線上
に拡げられ、有効に空間を使用することができる。ま
た、使用する水栓ハンドル7bや浴用備品13等に、座
った位置から楽な姿勢で手が届き、使用勝手が向上す
る。
【図1】本発明の一実施の形態に係る衛生設備室を示
す。
す。
【図2】本発明の一実施の形態に係る他の衛生設備室の
カウンター廻りを示す。
カウンター廻りを示す。
【図3】本発明の一実施の形態に係る他の衛生設備室を
示す。
示す。
【図4】本発明の一実施の形態に係る他の衛生設備室を
示す。
示す。
【図5】従来の浴室を示す。
1 衛生設備室 2 洗い場 2a 短辺側の壁面 3 第1コーナー部 4 第2コーナー部 5 第1カウンター 5a 排水孔 6 第2カウンター 7a 水栓吐水部 7b 水栓ハンドル 8 配管 9 エプロン板 10 風呂椅子 11 浴槽部 11a 浴槽 12 手摺り 13 浴用備品 14 洗面器 20 入浴者 S 腰掛けた状態の楽な姿勢で手が届く範囲
Claims (5)
- 【請求項1】洗体動作をすることのできる平面視長方形
状の洗い場を持つ衛生設備室において、前記洗い場の一
短辺側の第1コーナー部には、洗面器を載置できる第1
カウンターを形成し、この第1カウンター上方には、第
1カウンターに載置した洗面器に直接吐水することので
きる水栓吐水部を設け、かつ、同短辺側の第2コーナー
部には、浴用備品を載せることのできる第2カウンター
を前記第1カウンターよりも高い位置に形成したことを
特徴とする衛生設備室。 - 【請求項2】前記第2カウンターは、第2コーナー部か
ら第1コーナー部まで延設してなり、第1コーナー部の
第1カウンター上方部分では、前記第1カウンターより
も突設寸法を小さくし上面を幅狭とし、かつ、この第2
カウンターに水栓吐水部と水栓ハンドルを設け、前記水
栓吐水部の配管を第2カウンターの下部で行なってなる
ことを特徴とする請求項1に記載の衛生設備室。 - 【請求項3】洗体動作をすることのできる平面視長方形
状の洗い場を持つ衛生設備室において、短辺側の壁面全
域に亘って上下方向にカウンターを二段形成して、か
つ、上方の第2カウンターは、第2コーナー部の方を前
方に突設させて上面を幅広とし、第1コーナー部の方を
下方の第1カウンターに洗面器が載置できるように第1
カウンターよりも前方に突設する寸法を小さくして上面
を幅狭としてなることを特徴とする衛生設備室。 - 【請求項4】第1カウンターは、第2コーナー部よりも
第1コーナー部の方を前方に突設させて上面を幅広とし
てなることを特徴とする請求項3に記載の衛生設備室。 - 【請求項5】前記第2カウンターの下部に給水栓用の配
管をして、第1カウンターの上方に位置する第2カウン
ターに水栓吐水部と水栓ハンドルを設けてなることを特
徴とする請求項3または4に記載の衛生設備室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8162284A JPH09299269A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 衛生設備室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8162284A JPH09299269A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 衛生設備室 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09299269A true JPH09299269A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=15751565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8162284A Pending JPH09299269A (ja) | 1996-05-20 | 1996-05-20 | 衛生設備室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09299269A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020033795A (ja) * | 2018-08-31 | 2020-03-05 | 株式会社Lixil | 浴室ユニット |
-
1996
- 1996-05-20 JP JP8162284A patent/JPH09299269A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020033795A (ja) * | 2018-08-31 | 2020-03-05 | 株式会社Lixil | 浴室ユニット |
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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