JPH09298647A - リニアイメージセンサのオフセットレベル補正方法およびその装置 - Google Patents

リニアイメージセンサのオフセットレベル補正方法およびその装置

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JPH09298647A
JPH09298647A JP8111013A JP11101396A JPH09298647A JP H09298647 A JPH09298647 A JP H09298647A JP 8111013 A JP8111013 A JP 8111013A JP 11101396 A JP11101396 A JP 11101396A JP H09298647 A JPH09298647 A JP H09298647A
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JP8111013A
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Atsushi Suganuma
敦 菅沼
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/60Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
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    • H04N25/621Detection or reduction of noise due to excess charges produced by the exposure, e.g. smear, blooming, ghost image, crosstalk or leakage between pixels for the control of blooming
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    • HELECTRICITY
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/71Charge-coupled device [CCD] sensors; Charge-transfer registers specially adapted for CCD sensors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】周囲がべたで中央部に白抜けがある原稿をイメ
ージセンサで読み取ったときのオフセットレベルの変動
を補正する。 【解決手段】ライン状の受光部に沿って転送部が配列さ
れたイメージセンサの各画素の出力信号のオフセットレ
ベルを補正する際、前記転送部を通じて画素信号を外部
へ出力するとき、各1ライン分の画素信号の転送後に、
さらに転送クロックを供給し、空となった転送部のレベ
ルを空転送レベルとして出力させる。あるラインの各画
素毎の補正量ΔCを求めるとき、あるラインの平均化空
転送レベル(平均値)AV2からその1ライン前の空転
送レベルAV1を引いた差を求め、次に、第1画素から
補正しようとする第n画素までの前記差の全画素数Nに
対する比例配分量を求め、この比例配分量を前記1ライ
ン前の空転送レベルに加算した値を前記補正量とする。
補正量ΔCは、ΔC=AV1+(AV2−AV1)×n
/Nになる。前後の空転送レベルにより補正しているの
で、適切な補正が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像撮像手段と
してCCD等のリニアイメージセンサを備えた画像読取
装置に適用して好適なリニアイメージセンサのオフセッ
トレベル補正方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像読取装置は、例えば、原稿台上に載
せられた原稿に照明光を照射することにより、前記原稿
に担持された画像情報を含む光を、反射光または透過光
として集光光学系に導いた後、CCD等のリニアイメー
ジセンサで光電的に読み取るように構成されている。こ
の場合、リニアイメージセンサにより原稿を主走査方向
に読み取るとともに、前記原稿を前記主走査方向と略直
交する副走査方向に相対的に搬送することで、2次元的
な画像情報を得ることができる。
【0003】図9に模式的に示すように、一般的なリニ
アイメージセンサ1は、基本的には、光電変換画素(単
に、画素ともいう。)Pが長手方向に直線状に連結され
た受光部2と、この受光部2に沿って両側に形成された
奇数画素転送部3oと偶数画素転送部3eからなる転送
部3とから構成されている。
【0004】この場合、転送部3は、図示していないア
ルミ蒸着膜等の金属膜で覆われ、光Lを遮光するように
構成されている。
【0005】受光部2によって受光された光Lは、各画
素Pにより光電変換され、一定時間毎に発生するシフト
パルス毎に奇偶画素Po、Peがそれぞれ対応する奇偶
画素転送部3o、3eに図示しない転送ゲートを通じて
シフトされた後、転送クロックにより、FDA(フロー
ティング ディフュージョン アンプ)等の奇偶出力部
4o、4eを通じ、リニアイメージセンサ1の出力端子
を介して奇数画素信号Soおよび偶数画素信号Seとし
て出力される。
【0006】この奇偶画素信号So、Seは、図示して
いない増幅器および切換スイッチを通じて交互に取り込
まれ、A/D変換器(図示していない。)を介して受光
部2に対応した1ライン分のデジタル画像信号に変換さ
れた後、ラインメモリ等に記憶される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
構成されるリニアイメージセンサ1を、図10に示すよ
うなスキャン範囲で、相対的に矢印方向(副走査方向)
Yに移動させながら、周囲がベタ(黒等の高濃度色)部
170であって、中央部が白抜け部171とされた原稿
172を読み取った場合、図11Bに示すように、読取
後の画像信号で表される画像175は、副走査方向の前
側部176と後ろ側部178の主走査方向の1ラインが
全てベタ部170に対応する画像は、そのベタ部170
に対応する濃度が得られるが、主走査方向の一部に白抜
け部171が含まれる中央部177では、ベタ部170
に対応する周囲の濃度が低くなってしまうという問題が
現れる。
【0008】この問題は、主走査方向の一部に白抜け部
171が含まれる中央部177をリニアイメージセンサ
1で1ライン毎に読み取る際、実際には、金属膜で覆わ
れている転送部3に光Lがほんの僅か突き抜けその転送
部3に電荷が発生し、この電荷に基づく光電変換雑音信
号が受光部2で得られた光電変換画素信号にオフセット
シフト成分として加算されることを原因として発生する
ことがこの出願の発明者等の知見によって解明されてい
る。
【0009】この発明は、このような課題を考慮してな
されたものであって、特に、白抜け部を有する高濃度原
稿を読み取る際に発生する、いわゆるオフセットシフト
成分を相殺(キャンセル)することを可能とするリニア
イメージセンサのオフセットレベル補正方法およびその
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、受光部に沿
って転送部が配列されたリニアイメージセンサから出力
される各画素信号のオフセットレベルを補正する方法に
おいて、前記転送部を通じて画素信号を外部へ出力する
際、各1ライン分の画素信号の転送後に、前記転送部に
転送クロックを与え続けることによって得られる信号レ
ベルを空転送レベルとして出力するようにし、あるライ
ンの各画素毎の補正量は、まず、前記あるラインの空転
送レベルからその1ライン前の空転送レベルを引いた差
を求め、次に、第1画素から補正しようとする画素まで
の前記差の全画素数に対する比例配分量を求め、この比
例配分量を前記1ライン前の空転送レベルに加算した値
を前記補正量とすることを特徴とする。
【0011】この発明によれば、あるラインの各画素信
号のオフセットレベルの補正量を、前記あるラインの空
転送レベルとその1ライン前の空転送レベルとの、いわ
ゆる傾斜加算により求めるようにしているので、あるラ
インとその1ライン前の画素信号間において、急激な画
像レベルの変動があった場合においても、これに即応し
てオフセットレベルを補正することができる。
【0012】なお、空転送レベルは、空転送レベルの画
素毎のばらつきを吸収して、補正の精度を上げるため
に、少なくとも、64画素分程度の空転送レベルの平均
値を用いることが望ましい。
【0013】また、より一層補正精度を上げるために
は、補正用の空転送レベルのラインを奇数画素と偶数画
素とで異なるラインとすればよい。具体的には、副走査
方向の前側に配置されることとなる転送部に係る画素で
は、1ライン前と現ラインの空転送レベルの傾斜加算に
より補正量を求め、副走査方向の後ろ側に配置されるこ
ととなる転送部に係る画素では、現ラインと1ライン後
ろの空転送レベルの傾斜加算により補正量を求めればよ
い。
【0014】さらにまた、この発明は、例えば、図2、
図3および図10に示すように、受光部2に沿って転送
部3が配列されたリニアイメージセンサ1から出力され
る各画素信号のオフセットレベルを補正する装置におい
て、転送部を通じて画素信号を外部へ出力する際、各1
ライン分の画素信号の転送後に、前記転送部に転送クロ
ックを与え続けることによって得られる信号レベルを空
転送レベルとして出力するタイミング制御部51、61
と、1ライン分の画素信号と前記空転送レベルとが順次
供給される補正量算出手段73とを備え、補正量算出手
段は、あるラインの各画素毎の補正量を算出するとき、
まず、前記あるラインの空転送レベルからその1ライン
前の空転送レベルを引いた差を求め、次に、第1画素か
ら補正しようとする画素までの前記差の全画素数に対す
る比例配分量を求め、この比例配分量を前記1ライン前
の空転送レベルに加算した値を前記補正量とすることを
特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。なお、以下に参照する
図面において、上述の図9〜図11に示したものと対応
するものには同一の符号を付けてその詳細な説明は省略
する。また、図面を繰り返して掲載する煩雑さを避ける
ために、必要に応じてそれらの図面をも参照して説明す
る。
【0016】図1は、この実施の形態が適用された画像
読取装置10の概略的な構成を示している。この画像読
取装置10は、搬送機構11により矢印Y方向(副走査
方向Yともいう。)に搬送される原稿カセット12が照
明光学系(照明光源ともいう。)14からの照明光によ
って矢印X方向(主走査方向Xまたはライン方向Xとも
いう。)に沿って照明され、原稿カセット12に保持さ
れた透過型原稿Fに記録された画像情報が、透過光Lと
して複数の集光レンズからなる結像光学系16により結
像部18に集光され、結像部18により電気信号に変換
されるように構成される。
【0017】照明光源14は、内周面に光の拡散面が形
成され、長手方向に沿ってスリット20が形成された円
筒状の拡散キャビティ22と、この拡散キャビティ22
の両端部に装着されたハロゲンランプ等からなる光源2
4a、24bとから構成される。
【0018】結像部18は、スリット31が形成された
基台28の下面部に装着され、透過光をR、G、Bの光
に分解するためのプリズム32a〜32cを有し、各プ
リズム32a〜32cには、光電変換素子としてのライ
ン状のCCDリニアイメージセンサセンサ1a〜1cが
固定されている。このリニアイメージセンサ1a〜1c
の基本的構成は、図9に示したものと同一の構成であ
る。この実施の形態において、受光部2の1ライン分の
光電変換全画素数をNとするとき、Nは、N=7500
個である。したがって、奇数画素転送部3oと偶数画素
転送部3eは、それぞれ3750個存在する。
【0019】このリニアイメージセンサ1a〜1cから
出力される各々の奇数画素信号Soと偶数画素信号Se
は、図示しないフレキシブル基板を通じて信号処理基板
34に供給される。
【0020】なお、以下に述べるオフセットレベル補正
処理の説明においては、各リニアイメージセンサ1a〜
1cに対して同一の処理が施されるので、特に必要な場
合を除いては、単に、リニアイメージセンサ1という。
【0021】図2は、結像部18を構成するリニアイメ
ージセンサ1の模式的な構成と、そのリニアイメージセ
ンサ1の出力信号である奇数画素信号Soと偶数画素信
号Seのオフセットレベルの補正処理を行う系の全体的
な構成を示している。
【0022】図2(図9も参照)において、受光部2に
よって受光された透過光Lは、各光電変換画素Pにより
光電変換され、周知のようにタイミング発生器51から
出力されるシフトパルス毎に奇偶画素P(P1、P2、
P3、P4…)がそれぞれ対応する転送部3o、3eに
シフトされた後、タイミング発生器51よりの2相の転
送クロックにより、FDA(フローティング ディフュ
ージョン アンプ)等の出力部4o、4eを通じ、リニ
アイメージセンサ1の出力端子を介して奇数画素信号S
oおよび偶数画素信号Seとして出力される。この発明
では、後に詳しく説明するように、全画素数に対応する
奇偶画素信号を出力した後に、連続して、さらに、複数
の転送クロックをリニアイメージセンサ1に供給し、空
となっている転送部(以下、空転送部ともいう。)3
o、3eからの空転送レベルの光電変換信号を出力する
ようにしている。
【0023】この空転送レベルの光電変換信号を含む奇
数・偶数画素信号So、Seは、信号処理基板34(図
1参照)に搭載されている利得可変増幅器52、53お
よび切換スイッチ(マルチプレクサ)54を通じて14
ビット分解能のA/D変換器55に交互に画素番号順
(画素順番ともいう。)(P1、P2、…)に供給され
る。
【0024】このA/D変換器55は、利得可変増幅器
52、53を通じて供給されるアナログ信号である前記
空転送レベルの光電変換信号を含む奇数・偶数画素信号
So、Seを画素順番(P1、P2、…)毎にデジタル
画像信号(画像データまたはデジタルデータともい
う。)Sdに変換して、オフセットレベルの補正回路と
しての信号補正回路56に供給する。
【0025】なお、実際上、利得可変増幅器52、53
と切換スイッチ54の各固定端子との間には、図示はし
ないが、周知のCDS(相関2重サンプリング)回路が
挿入され、出力部4o、4eに係る、リセット処理後に
おける残存電荷の変化分を相殺して、正確な信号電荷分
に対応する光電変換信号のみがA/D変換器55に供給
されるようになっている。
【0026】また、処理の高速化のために、A/D変換
器55を並列に設けて利得可変増幅器52、53にそれ
ぞれ接続し、並列的なA/D変換器55の出力をマルチ
プレクサ54により切り換えるように構成してもよい。
【0027】図3は、第1の実施の形態に係わるオフセ
ットレベル補正回路としての信号補正回路56の詳しい
構成を示している。なお、信号補正回路56は、この実
施の形態では、PLD(プログラマブルロジックデバイ
ス)により構成されている。
【0028】A/D変換器55から入力ポート60を通
じて画像データSdが供給され、この画像データSd
は、図示しない制御手段であるCPUの制御の下に、タ
イミング発生器51からのクロックにより動作するアド
レスカウンタ61の指定に基づき、記憶手段である、例
えば、FIFOメモリであるメモリ62に、1ラインの
全画素数分N(この実施の形態では、N=7500個)
+α画素数分のデータが記憶される。αは、空転送部分
用(複数画素分に対応する空転送レベルの記憶用)であ
って、この実施の形態では128画素分である。したが
って、メモリ62のメモリエリア(メモリアドレス)
は、7500+128=7628個とされている。各メ
モリエリア、すなわち、各レジスタには、16ビットの
データを格納することができる。
【0029】メモリ62の入力側に、A/D変換器55
から、現在読み取り中の7500画素分のライン(以
下、現ラインともいう。)の画素データと、その後ろ側
に連続して存在する128画素分の空転送部3からのデ
ータ(現ラインの空転送データ)が供給されたとき、メ
モリ62の出力側からその1ライン前(現ラインの75
00画素分の直前)の空転送部3からの128画素分の
データが、第1平均化部71に供給される。これと同時
に、第2平均化部72には、現ラインの128画素分の
空転送データが供給される。また、このとき、現ライン
の第1画素の画像データSdが減算部63の被減算入力
端子に供給される状態になっている。
【0030】第1平均化部71によって計算された1ラ
イン前の空転送部に係る128個の空転送レベルの相加
平均である平均化データ(平均化空転送レベルともい
う。))AV1が補正量算出部73の一方の入力端子に
供給される。
【0031】補正量算出部73の他方の入力端子には、
現ラインの空転送部の128画素分の相加平均データで
ある平均化データ(平均化空転送レベルともいう。)A
V2が第2平均化部72を通じて供給される。
【0032】補正量算出部73は、第1平均化データA
V1と第2平均化データAV2とから現ラインの各画素
のオフセットレベルの補正量ΔCを、次の(1)式に基
づいて算出し、減算部63の減算入力端子に供給する。
【0033】 ΔC=AV1+(AV2−AV1)×n/N …(1) (1)式において、nは、補正したい画素の画素番号、
Nは、リニアイメージセンサ1の全画素数である。
【0034】減算部63の出力側のポート74には、
(2)式に示す、オフセットレベルの補正後の補正後画
像データSdcが現れる。
【0035】 Sdc=Sd−ΔC …(2) 次に、この補正処理動作について、具体的例により、よ
り詳しく説明する。
【0036】今、図4に示すように、1つ前の主走査方
向Xの読取ライン(1つ前のラインともいう。)79
が、原稿172(図11Aのものを再掲示している。)
中、副走査方向の前側部176中のベタ部170にあっ
て、現在の主走査方向Xの読取ライン(現ラインともい
う。)80が主走査方向Xの略中央部に白抜け部171
が含まれる中央部177にあるものとする。なお、実際
上、1ライン間の間隔は、原稿172上の間隔に換算し
て2μm〜1000μm程度である。
【0037】そして、図10に示したようなスキャン範
囲で、リニアイメージセンサ1を相対的に矢印方向(副
走査方向)Yに移動させながら(実際には、原稿172
が矢印Y方向と反対の方向に移動している。)原稿17
2を読み取る。
【0038】図5は、受光部2の主走査範囲(1〜75
00画素)全体がベタ部170に係る1つ前のライン7
9を読み取ったときのデジタルデータVd(79)の変
化と、白抜け部171が含まれる中央部177に係る現
ライン80を読み取ったときのデジタルデータVd(8
0)を表している。図5中、縦軸は、A/D変換器55
の出力レベル(この測定には12ビットのA/D変換器
を使用したので、0〜4096のレベル)である。
【0039】この場合、第1画素P1から最終画素であ
る第7500画素目までの1ライン分の画素信号を転送
した後に、さらに、連続して、128画素分(奇偶画素
換算では、それぞれ64画素分)の転送クロックを供給
しているので、空となった転送部3o、3eのレベルが
空転送レベルとして出力される。
【0040】すなわち、図5に示すように、1つ前のラ
イン79を読み取ったときのデジタルデータVd(7
9)の後ろ側に128画素分の空転送部のデータV1
と、白抜け部171が含まれる中央部177に係る現ラ
イン80を読み取ったときのデジタルデータVd(8
0)の後ろ側に128画素分の1つ前のラインの空転送
部のデータV2が得られる。
【0041】この実施の形態において、白抜け部171
に対応するデジタルデータSdの値がSd≒3200で
あるとき、1つ前のラインの空転送範囲128画素分の
データV1の平均値、すなわち、第1平均化データAV
1はAV1=70であり、現ラインの空転送範囲128
画素分のデータV2の平均値、すなわち、第2平均化デ
ータAV2はAV2=30であった。
【0042】したがって、現ラインの第1画素からn画
素目の補正のための実際の値を代入すれば、次の(3)
式が得られる。
【0043】 ΔC=70+(30−70)×n/7500 …(3) 画素番号nが決定されれば、その画素番号nの補正デー
タΔCが求まり、オフセットレベル補正後のデータSd
cを、上述の(2)式、Sdc=Sd−ΔCとして求め
ることができる。
【0044】補正量ΔCは、図6にも示すように、ま
ず、現ラインの平均化空転送レベルAV2からその1ラ
イン前の平均化空転送レベルAV1を引いた差(AV2
−AV1)を求める。
【0045】次に、第1画素P1から補正しようとする
画素Pnまでの前記差(AV2−AV1)の全画素数N
に対する比例配分量(AV2−AV1)×n/Nを求
め、この比例配分量を前記1ライン前の平均化空転送レ
ベルAV1に加算し、この加算後の値を補正量ΔCとす
る。第n番目の画素の補正量ΔCは、平均化空転送レベ
ルAV1とAV2の内分量と考えることができる。ま
た、図6から理解できるように、いわゆる傾斜加算量と
考えることもできる。内分比は、n/Nまたは(N−
n)/Nである。
【0046】このようにして求めた補正量ΔCを、補正
しようとする現ラインの画素番号nに対応する画像デー
タSdから引くことで、オフセットレベルの補正された
画像データSdcを得ることができる。
【0047】この補正後の画像データSdcに基づく画
像によれば、図11D(図11Cについては、後述す
る。)に示すように、原稿172に、濃度が正確に対応
した忠実な画像191を得ることができる。
【0048】なお、図5に示したように、空転送レベル
の変化量は、スキャン範囲に対する白抜け部171の範
囲、換言すれば、高光量領域の割合で決まっているが、
風景や人物や静物等のように、実際の原稿では、スキャ
ン範囲に対する高光量領域の割合は、刻々と変化するの
で、これに応じてオフセットの差(V2−V1)も変動
する。1ライン毎の傾斜加算は、この変動に即応して補
正することができるので、実際の原稿に対して特に有効
である。
【0049】図7は、信号補正回路56の第2の実施の
形態の構成を示している。この第2の実施の形態もPL
Dにより構成している。図8は、その図7例の動作説明
用のタイミングチャートである。なお、図7、図8にお
いて、図9〜図11、図1〜図6に示したものと対応す
るものには同一の符号を付けその詳細な説明は省略す
る。
【0050】図7、図8において、ラインカウンタ93
は、タイミング発生器51から供給されるタイミングク
ロック(基本クロック)に対応して、リニアイメージセ
ンサ1の1ライン(主走査)に同期したライン同期信号
ls(図8a参照)を発生する。
【0051】アドレスカウンタ61は、リニアイメージ
センサ1を構成する各画素Pに対応するアドレスを発生
する。各アドレス値は、ライン同期信号lsが入力され
る毎にクリアされる。
【0052】アドレスカウンタ61は、空転送に相当す
る区間を示す信号tr(図8b、図8c参照)と画素番
号を示すアドレス値pnを作成する。
【0053】空転送平均化部94では、信号trで指定
される区間の信号V1、V2(図8bに示す空転送区
間)の平均化空転送レベル(平均値)AV1、AV2を
計算する。平均化は、各ライン毎に1回行われる。
【0054】平均値レジスタ91、92は、それぞれ、
現ラインの平均値AV1と1ライン前の平均値AV2を
保持する。これらの平均値レジスタ91、92に保持さ
れた値は、ライン同期信号lsが入力される度に、次段
に(すなわち、平均値レジスタ91に保持されていたデ
ータが平均値レジスタ92に、平均値レジスタ92に保
持されていたデータが補正量算出部73に)転送される
(図8d、図8e参照)。
【0055】補正量算出部73では、(1)式による補
正量ΔCを各画素毎にリアルタイムで計算する(図8f
参照)。
【0056】ラインメモリ95は、現ラインの1ライン
分の画像データSdを記憶するFIFOメモリである
(図8g参照)。ラインメモリ95は、1ラインの遅延
回路と考えることができる。
【0057】減算部63では、現ラインの各画素の補正
後のデータSdcを(2)式、Sdc=Sd−ΔCによ
り計算する。
【0058】イメージセンサ1のダイナミックレンジに
対応してA/D変換器55の分解能として14ビットの
ものを選択した場合には、上述の第1および第2の実施
の形態により、特に、白抜け部を有する高濃度原稿を読
み取る際に発生する、いわゆるオフセットシフト成分を
完全に相殺(キャンセル)することができる。
【0059】しかし、実際上、図9に示したように、受
光部2と各転送部3o、3eとの間には、1ライン程度
の間隔が存在する。したがって、さらに厳密に解釈する
と、奇数画素Poと偶数画素Peとでは、白抜け部17
1に達するまでの時間差が存在する。このため、補正の
ために使用する空転送レベルのラインを変更する必要が
ある。たとえば、図10に示したように、副走査方向Y
の前側に偶数画素の転送部3eがあり、後ろ側に奇数画
素の転送部3oがある場合、偶数画素Peでは、上述の
実施の形態のように、1ライン前と現ラインの空転送部
からのオフセットレベルの傾斜加算により補正量を求
め、一方、奇数画素Poでは、現ラインと1ライン後ろ
のラインの空転送部からのオフセットレベルの傾斜加算
により補正量を求めるようにすれば、よりダイナミック
レンジの高いイメージセンサにも対応し得る、一層高精
度なオフセットシフトの補正処理を行うことができる。
【0060】なお、この発明は上述の実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を
採り得ることはもちろんである。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、あるラインの各画素信号のオフセットレベルの補正
量を、前記あるラインの空転送レベルとその1ライン前
の空転送レベルとの、いわゆる傾斜加算により求めるよ
うにしている。このため、あるラインとその1ライン前
の画素信号間において、急激な画像レベルの変動があっ
た場合においても、これに即応して、オフセットレベル
の変動成分、いわゆるオフセットシフト成分を補正する
ことができる。
【0062】特に、白抜け部を有する高濃度原稿を読み
取る際に発生するオフセットシフト成分を、再生画像上
で確認することができない程度に相殺する(キャンセル
する)ことができるという効果が達成される。
【0063】また、より一層、補正精度を上げるために
は、補正用の空転送レベルのラインを奇数画素と偶数画
素とで異なるラインとすればよい。具体的には、副走査
方向の前側に配置されることとなる転送部に係る画素で
は、1ライン前と現ラインの空転送レベルの傾斜加算に
より補正量を求め、副走査方向後ろ側に配置されること
となる転送部に係る画素では、現ラインと1ライン後ろ
の空転送レベルの傾斜加算により補正量を求めればよ
い。
【0064】なお、オフセットシフトを補正する技術と
して、リニアイメージセンサの空転送レベルを使用する
のではなく、リニアイメージセンサの受光部に一体的に
連結されている、いわゆるダミー画素のレベルを利用し
て行うことも考えられるが、このダミー画素を使用して
補正を行った場合、ダミー画素は1ラインあたり数個で
あり、絶対的な数が少ないので、平均レベルのばらつき
が大きく、補正精度が上がらないということが分かっ
た。この補正精度を上げるためには、補正用画素数を増
やす必要があり、このためには、補正しようとするライ
ンの前後数本のラインのダミー画素の平均値を用いれば
よいということも分かった。
【0065】ところが、前後数本のラインのダミー画素
の平均値を用いたオフセットレベルシフトの補正では、
図11Cに示すように、べた部分から白抜け部分への切
り替わり時において、過補正による濃度の濃くなる部
分、補正不足により濃度の薄くなる部分が現れる画像1
92となることが分かった。ただし、例えば、A/D変
換器の分解能に係わる階調が上述の実施の形態のような
14ビットではなく、10ビット程度の信号処理システ
ムでは、補正しようとする前後数本のラインのダミー画
素の平均値を用いた補正処理でも、再生された画像上で
は、画像の切り替わり部分では上述の濃度のむらはほと
んど目立たない(図11Dに示す画像191の程度に見
える)。しかしながら、リニアイメージセンサのダイナ
ミックレンジが上がり、より高階調、高精細な画像を再
現しようとする場合には、図11Cに示した濃度むらが
目立ってしまう。
【0066】そこで、この出願の発明者は、光電変換画
素(上述の実施の形態では7500個)のデータを転送
し終わった後に、転送クロックを供給し続けたときに得
られるデータ、すなわち空転送データに着目し、この使
用を考えた。
【0067】この場合、空転送データの数(画素数)
は、転送クロックを印加し続けさえすれば、いくらでも
取り出すことが可能であり、補正精度向上のためには、
多くの空転送レベルを平均すればよい。実際上、上述の
実施の形態では、2進数で扱う計算上のし易さをも考慮
して、少なくとも64画素程度を用いれば、かなりの精
度の補正が行えるということが分かり、実際には、その
倍の128画素を用いて補正を行うこととした。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態が適用された画像読取
装置の概略的な構成を示す斜視図である。
【図2】この発明の一実施の形態の構成を示す回路ブロ
ック図である。
【図3】図2例のうち、信号補正回路の詳細な構成を示
す回路ブロック図である。
【図4】原稿の読み取りラインの説明に供される線図で
ある。
【図5】図3例の動作説明に供されるA/D変換レベル
のデータを表す線図である。
【図6】この発明に係る傾斜加算の原理説明に供される
線図である。
【図7】信号補正回路の他の実施の形態の詳細な構成を
示す回路ブロック図である。
【図8】図7例の動作説明に供されるタイミングチャー
トである。
【図9】一般的なリニアイメージセンサの模式的構成を
示す斜視図である。
【図10】リニアイメージセンサによる原稿の読み取り
方向の説明に供される線図である。
【図11】Aは、白抜け部を有するベタ原稿の模式的平
面図である。Bは、オフセットレベル変動補正を行わな
い場合の再生画像の模式的平面図である。Cは、前後数
本のラインのダミー画素を使用してオフセットレベル変
動補正を行った場合の再生画像の模式的平面図である。
Dは、この発明によるオフセット変動補正を行った場合
の再生画像の模式的平面図である。
【符号の説明】
1、1a〜1c…リニアイメージセンサ 2…受光部 3…転送部 61…アドレ
スカウンタ 62…メモリ 63…減算部 71…第1平均化部 72…第2平
均化部 73…補正量算出部 AV1…第1
平均化データ AV2…第2平均化データ ΔC…補正量 Sd…画像データ Sdc…補正
後の画像データ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受光部に沿って転送部が配列されたリニア
    イメージセンサから出力される各画素信号のオフセット
    レベルを補正する方法において、 前記転送部を通じて画素信号を外部へ出力する際、各1
    ライン分の画素信号の転送後に、前記転送部に転送クロ
    ックを与え続けることによって得られる信号レベルを空
    転送レベルとして出力するようにし、 あるラインの各画素毎の補正量は、 まず、前記あるラインの空転送レベルからその1ライン
    前の空転送レベルを引いた差を求め、 次に、第1画素から補正しようとする画素までの前記差
    の全画素数に対する比例配分量を求め、この比例配分量
    を前記1ライン前の空転送レベルに加算した値を前記補
    正量とすることを特徴とするリニアイメージセンサのオ
    フセットレベル補正方法。
  2. 【請求項2】画素がライン状に配列された受光部に沿っ
    て両側に奇偶各転送部が配列されたリニアイメージセン
    サを、前記ライン方向と直交する副走査方向に相対的に
    搬送し、前記リニアイメージセンサから出力される各ラ
    イン毎の各画素信号のオフセットレベルを補正する方法
    において、 前記奇偶各転送部を通じて交互に画素信号を外部へ出力
    する際、各1ライン分の画素信号の転送後に、前記転送
    部に転送クロックを与え続けることによって得られる信
    号レベルを空転送レベルとして出力するようにし、 あるラインの各奇偶画素毎の補正量は、 前記副走査方向の前側に存在する転送部に係る画素で
    は、 まず、前記あるラインの空転送レベルからその1ライン
    前の空転送レベルを引いた差を求め、 次に、第1画素から補正しようとする画素までの前記差
    の全画素数に対する比例配分量を求め、この比例配分量
    を前記1ライン前の空転送レベルに加算した値を前記補
    正量とし、 前記副走査方向の後ろ側に存在する転送部に係る画素で
    は、 まず、前記あるラインの1ライン後ろの空転送レベルか
    ら前記あるラインの空転送レベルを引いた差を求め、 次に、第1画素から補正しようとする画素までの前記差
    の全画素数に対する比例配分量を求め、この比例配分量
    を前記1ライン後ろの空転送レベルに加算した値を前記
    補正量とすることを特徴とするリニアイメージセンサの
    オフセットレベル補正方法。
  3. 【請求項3】受光部に沿って転送部が配列されたリニア
    イメージセンサから出力される各画素信号のオフセット
    レベルを補正する装置において、 前記転送部を通じて画素信号を外部へ出力する際、各1
    ライン分の画素信号の転送後に、前記転送部に転送クロ
    ックを与え続けることによって得られる信号レベルを空
    転送レベルとして出力するタイミング制御部と、 前記1ライン分の画素信号と前記空転送レベルとが順次
    供給される補正量算出手段とを備え、 前記補正量算出手段は、あるラインの各画素毎の補正量
    を算出するとき、 まず、前記あるラインの空転送レベルからその1ライン
    前の空転送レベルを引いた差を求め、 次に、第1画素から補正しようとする画素までの前記差
    の全画素数に対する比例配分量を求め、この比例配分量
    を前記1ライン前の空転送レベルに加算した値を前記補
    正量とすることを特徴とするリニアイメージセンサのオ
    フセットレベル補正装置。
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