JPH09297962A - 同期化回路およびこれを備えたデータ処理装置 - Google Patents

同期化回路およびこれを備えたデータ処理装置

Info

Publication number
JPH09297962A
JPH09297962A JP11134496A JP11134496A JPH09297962A JP H09297962 A JPH09297962 A JP H09297962A JP 11134496 A JP11134496 A JP 11134496A JP 11134496 A JP11134496 A JP 11134496A JP H09297962 A JPH09297962 A JP H09297962A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
synchronization signal
data
signal
interpolated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11134496A
Other languages
English (en)
Inventor
Keitarou Ato
恵太郎 阿戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP11134496A priority Critical patent/JPH09297962A/ja
Publication of JPH09297962A publication Critical patent/JPH09297962A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 前記SFSYNCが外乱等によって欠落した
場合でも、内挿SBSYNCを生成することができる同
期化回路を提供する。 【解決手段】 1フレームごとに出力されるSFSYN
Cを入力してカウントするとともに内挿済みのSBSY
NCにてリセットされる第1カウンタ1と、LRCKを
入力してカウントするとともに内挿済みのSBSYNC
にてリセットされる第2カウンタ2と、前記第1カウン
タ1からの第1のカウント値、前記第2カウンタ2から
の第2のカウント値、及び1フレームが所定個数集めら
れて成る1ブロックごとに対応したSBSYNCを入力
し、前記SBSYNCが検出されない場合に前記第1の
カウント値が“96”となったとき又は第2のカウント
値が“576”となったときに内挿SBSYNCを生成
し、内挿済みのSBSYNCを出力する内挿SBSYN
C生成回路3とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サブコード信号の
ための同期化回路およびこれを備えた例えばコンパクト
ディスクシステム等のデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスクシステムと称される
記録再生システムにおける記録フォーマットにおける1
フレームは、特開昭62−150563号公報にも記述
されているように、フレーム同期信号、サブコード信
号、音楽データ、音楽データに対するパリティ符号より
構成される。そして、各フレームに収められた8ビット
のサブコード信号は、図9に示すように、98フレーム
単位でまとめられ、1つのブロックを構成する。98フ
レームのうち第1フレーム目のサブコード信号(8ビッ
ト)は、第1のサブコードフレーム同期信号(S0 )と
なり、第2フレーム目のサブコード信号(8ビット)
は、第2のサブコードフレーム同期信号(S1)となっ
ている。このサブコードフレーム同期信号(S0
1 )は、EFM変調されてディスクに記録されるので
あるが、この変調の際フレーム同期信号、音楽データ等
の他の部分には生じない各々の固有のパターンを割り当
てることにより、識別可能となっている。そのため、再
生系において、例えば、再生された信号をレジスタに取
り込み、前記固有のパターンが検出されたとき出力され
る信号に基づいてサブコード信号を同期化することがで
きる。
【0003】しかしながら、光ピックアップからの入力
信号が外乱等により乱され、データを取り込む同期がず
れてしまい、サブコード信号の取り込みが行えず、例え
ば、時間情報やトラックナンバー情報などが欠落し、デ
コード異常が生じる。このため、従来より、前記特開昭
62−150563号公報に示されているように、カウ
ンターを備え、同期信号が検出できない場合に前記カウ
ンターによる同期信号を内挿することが行われている。
【0004】図10は、従来の同期信号内挿のための回
路を示した回路図である。この図において、SBSYN
Cは、1フレームが所定個数(例えば、98個)集めら
れて成る1ブロックごとに出力されるブロック同期信号
であり、前記の図9に示しているように、前記サブコー
ドフレーム同期信号(S0 ,S1 )に対応する。また、
SFSYNC(特開昭62−150563号公報では、
フレームクロックと呼ばれている)は、1フレームごと
に出力されるフレーム同期信号である。
【0005】カウンタ101は、前記のSFSYNCを
入力してカウント動作を行うとともに、SBSYNCを
入力するとカウントリセットを行う。内挿SBSYNC
生成回路102は、前記カウンタ101のカウント値が
“98”になると、内挿SBSYNCを生成する。判定
回路103は、SBSYNCが存在するのであればこれ
を出力する一方、SBSYNCが検出されない、即ち、
欠落しているのであれば、前記の内挿SBSYNCを出
力する。従って、かかる同期化回路を備えることによ
り、外乱等によってたとえSBSYNCの欠落が生じた
としても、前記SFSYNCに基づき生成された内挿S
BSYNCにより、同期が確保されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の同期化回路では、前記SFSYNCが外乱等によっ
て欠落した場合には、内挿SBSYNCを生成すること
ができず、同期を確保することが困難となり、サブコー
ドデータの処理に支障を来すことになる。また、このよ
うな問題を解決するために、前記SFSYNCに代えて
ディスクのサブコードに依存しない独自のクロックを確
保しようとすると、このクロックをディスクの回転速度
が安定しない場合でも再生周波数に一致させるためにP
LL回路等を備えなければならないことになり、回路規
模が大きくなってしまう。
【0007】この発明は、上記の事情に鑑み、前記PL
L回路等を備えることなく、前記SFSYNCが外乱等
によって欠落した場合でも、内挿SBSYNCを生成す
ることができる同期化回路およびこれを備えたデータ処
理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の同期化回路
は、上記の課題を解決するために、1フレームが所定個
数集められて成る1ブロックごとに対応したブロック同
期信号が検出されない場合に、オーディオデータが左用
か右用かを示すLR信号をカウントして得たカウント値
に基づいて内挿ブロック同期信号を生成して内挿済みの
ブロック同期信号を出力するようにしたことを特徴とす
る。
【0009】各フレームのオーディオデータは一般的に
確実に存在することになるのでLR信号も確実に生成さ
れる。よって、このLR信号をカウントすることで得ら
れるカウント値に基づいて内挿ブロック同期信号を得る
この方法は、従来のフレーム同期信号のごとくそれ自体
が訂正されることの無い信号をカウントして得られるカ
ウント値に基づく場合に比べて同期化の信頼性が格段に
向上する。
【0010】このための構成としては、オーディオデー
タが左用か右用かを示すLR信号を入力してカウントす
るとともに内挿済みのブロック同期信号にてリセットさ
れるカウンタと、前記カウンタからのカウント値、及び
1フレームが所定個数集められて成る1ブロックごとに
対応したブロック同期信号を入力し、前記ブロック同期
信号が検出されない場合に前記カウント値が所定の値と
なったときに内挿ブロック同期信号を生成し、内挿済み
のブロック同期信号を出力する同期信号内挿手段とを備
えればよい。
【0011】また、この発明の同期化回路は、1フレー
ムが所定個数集められて成る1ブロックごとに対応した
ブロック同期信号が検出されない場合に、前記1フレー
ムごとに対応したフレーム同期信号をカウントして得た
第1のカウント値、及びオーディオデータが左用か右用
かを示すLR信号をカウントして得た第2のカウント値
に基づいて内挿ブロック同期信号を生成して内挿済みの
ブロック同期信号を出力するようにしたことを特徴とす
る。
【0012】これによれば、前記SFSYNCが外乱等
によって欠落した場合でも、LR信号をカウントして得
た第2のカウント値に基づいて内挿ブロック同期信号が
生成されるので、サブコードデータの処理を確実に行う
ことができる。ここで、記録媒体の種類によっては、L
R信号が生成されないものもあり、この発明のごとく、
前記第1のカウント値と第2のカウント値とに基づいて
SBSYNCを内挿することにより、複数種類の記録媒
体に対応することができる。
【0013】このための構成としては、1フレームごと
に出力されるフレーム同期信号を入力してカウントする
とともに内挿済みのブロック同期信号にてリセットされ
る第1カウンタと、オーディオデータが左用か右用かを
示すLR信号を入力してカウントするとともに内挿済み
のブロック同期信号にてリセットされる第2カウンタ
と、前記第1カウンタからの第1のカウント値、前記第
2カウンタからの第2のカウント値、及び1フレームが
所定個数集められて成る1ブロックごとに対応したブロ
ック同期信号を入力し、前記ブロック同期信号が検出さ
れない場合に前記第1のカウント値が所定の値となった
とき又は第2のカウント値が所定の値となったときに内
挿ブロック同期信号を生成し、内挿済みのブロック同期
信号を出力する同期信号内挿手段とを備えればよい。
【0014】また、この発明のデータ処理装置は、前述
した同期化回路と、再生データを入力して誤り訂正を行
った訂正データの出力およびLR信号の出力を行うデー
タ制御部と、ブロック同期信号、フレーム同期信号、及
びサブコードデータを出力するサブコード制御部とを備
えていることを特徴とする。
【0015】また、この発明のデータ処理装置は、同期
化回路から内挿済みのブロック同期信号を入力し、デー
タ制御部から訂正データを入力し、前記内挿済みのブロ
ック同期信号に基づいて訂正データの転送処理を行うデ
ータ転送部を備えていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。
【0017】図1は、この実施の形態の同期化回路10
を示した回路図である。この図において、SBSYNC
は、1フレームが98個集められて成る1ブロックごと
に出力されるブロック同期信号であり、SFSYNC
は、1フレームごとに出力されるフレーム同期信号であ
り、LRCKは、再生データであるオーディオデータが
左用(L)なのか右用(R)なのかを示す信号である。
【0018】第1カウンタ1は、前記のSFSYNCを
入力してカウント動作を行うとともに、内挿済みのSB
SYNCを入力したときカウントリセットを行うように
なっている。即ち、内挿済みのSBSYNCのインアク
ティブにおいてSFSYNCのカウント動作を行い、ア
クティブになる度にカウントリセットを行う。
【0019】第2カウンタ2は、前記のLRCKを入力
してカウントするとともに内挿済みのSBSYNCを入
力したときにカウントリセットを行うようになってい
る。即ち、内挿済みのSBSYNCのインアクティブに
おいてLRCKのカウント動作を行い、アクティブにな
る度にカウントリセットを行う。
【0020】内挿SBSYNC生成回路3は、前記のS
BSYNC、前記第1のカウンタ1からの第1のカウン
ト値、及び前記第2のカウンタ2からの第2のカウント
値を入力する。そして、前記第1のカウント値と前記第
2のカウント値とに基づいて内挿SBSYNCを生成
し、前記SBSYNCが検出されない場合に前記の内挿
SBSYNCを用いて内挿済みのSBSYNCを出力す
るようになっている。
【0021】図2は、上記の内挿SBSYNC生成回路
3で行われる具体的な処理内容を示したフローチャート
である。まず、前記SBSYNCが検出されたか否かを
判断する(ステップ1)。SBSYNCが検出されたの
であれば、内挿処理は必要ないのでそのままリターンす
る。一方、SBSYNCが検出されなかったのであれ
ば、第2のカウント値が“576”か否かを判断する
(ステップ2)。第2のカウント値が“576”であれ
ば、内挿SBSYNCを生成して内挿済みのSBSYN
Cを出力する(ステップ4)。一方、第2のカウント値
が“576”でなければ、第1のカウント値が“96”
か否かを判断する(ステップ3)。第1のカウント値が
“96”であれば、内挿SBSYNCを生成して内挿済
みのSBSYNCを出力する(ステップ4)。一方、第
1のカウント値が“96”でなければステップ1に進
む。
【0022】なお、上記のフローチャートでは、ステッ
プ2の処理がステップ3の処理に優先して行われるよう
に表されているが、これらの処理は内挿SBSYNC生
成回路3では同時的に行われる。即ち、カウント値とし
て“96”又は“576”のいずれかが得られたかを同
時に判断して以後の処理を行う。
【0023】ここで、1フレームの中には、16ビット
のデータ(LかRかどちからのオーディオデータ)がL
とR交互に合計6つ入っているので、1フレームに対し
てLRCKが6個存在することになる。よって、96個
分のフレームに対応して第2のカウント値は“576”
となる。上記のフローチャートに示した処理がなされる
ことにより、SFSYNCの欠落が生じたためにステッ
プ3において第1のカウント値がたとえ“96”になっ
ていなくても、第2のカウント値が“576”となる場
合には、ステップ2においてYesとされ、ステップ4
に進んで内挿SBSYNCを生成して内挿済みのSBS
YNCを出力することになる。
【0024】各フレームのオーディオデータは誤り訂正
処理がなされた後にD/A変換器にてアナログ信号化さ
れるが、前記LRCKは、前記アナログオーディオ信号
がL,Rいずれの信号であるかを示すために各フレーム
におけるオーディオデータの先頭位置に対応して上記の
D/A変換器に出力されることになる。オーディオデー
タの誤り訂正処理では、不備のあるデータについのデー
タ補間処理等によってほぼ確実にオーディオデータを再
現するので、機械的な外乱がない限りは、各フレームの
オーディオデータは確実に存在することになり、LRC
Kも確実に生成される。よって、このLRCKをカウン
トすることで得られる第2のカウント値に基づいて内挿
SBSYNCを得るこの方法は、前記のSFSYNCの
ごとくそれ自体が訂正されることの無い信号をカウント
して得られる第1のカウント値に基づく場合に比べて同
期化の信頼性を格段に向上させることができる。
【0025】図3は、上記SBSYNCの内挿処理を示
した各信号のタイミングチャートであり、同図の(a)
ではSBSYNCの欠落が生じた部分を点線で示してお
り、同図の(b)はSFSYNCを示しており、同図の
(c)は第1のカウント値を示しており、同図の(d)
は第2のカウント値を示しており、同図の(e)は前記
第1のカウント値が“95”であっても第2ののカウン
ト値が“576”であることによって前記欠落が生じた
部分において内挿SBSYNCが生成された様子を示し
ており、同図の(f)は、上記の内挿SBSYNCによ
って内挿済みのSBSYNCが生成された様子を示して
いる。
【0026】図4は、上記の構成を有する同期化回路1
0を備えたこの発明のデータ処理装置としてのコンパク
トディスクプレーヤを示した概略のブロック図である。
図において、31はコンパクトディスク(CD)、32
はレーザーダイオードや受光素子等を備えて構成される
ピックアップ、33は増幅器である。CD信号処理用L
SI20は、CDデータ制御部21およびサブコード制
御部22を備える。CDデータ制御部21は、コンパク
トディスク31から再生された再生データを入力して誤
り訂正した訂正済みのオーディオデータ(DATA)の
出力およびLRCKの出力を行う。また、サブコード制
御部22は、前述したSBSYNCとSFSYNC、及
びサブコードデータ(SubData)を出力する。そ
して、D/A変換器(DAC)41は、前記のCDデー
タ制御部21から訂正済みのオーディオデータおよびL
RCKを入力し、L用アナログオーディオ信号およびR
用アナログオーディオ信号を交互に出力する。アンプ
(AMP)42は、LR分離されたアナログオーディオ
信号をそれぞれ増幅し、LR用のスピーカ43に出力す
る。
【0027】そして、同期化回路10は、前記のCDデ
ータ制御部21からLRCKを、サブコード制御部22
からSBSYNCとSFSYNCをそれぞれ入力し、内
挿済みのSBSYNCを生成する。従って、かかる構成
のコンパクトディスクプレーヤであれば、前記同期化回
路10を備えるので、確実にサブコード同期を確保して
データ処理を確実に行うことができる。
【0028】図5は、同期化回路10およびデータ転送
処理機能部50を備えたこの発明のデータ処理装置とし
てのコンパクトディスクプレーヤを示した概略のブロッ
ク図である。前記図4と同一の機能を有する機能部には
同一の符号を付記している。データ転送処理機能部50
は、CDインターフェース部51、データ転送部52、
及びメモリインターフェース部53を備えており、前記
CDデータ制御部21からLRCK、訂正済みのオーデ
ィオデータ(DATA)、ビットクロック(BTCK)
を入力し、メモリ60へとデータ転送するようになって
いる。そして、前記のデータ転送部52には、前記同期
化回路10から内挿済みのSBSYNCが供給されるよ
うになっている。
【0029】図6は、上記のデータ転送処理機能部50
において行われる1ブロック分のデータ転送処理内容を
簡略に示したフローチャートである。まず、SBSYN
Cが来たかどうかを判断し(ステップ11)、SBSY
NCが来たならデータ転送を行い(ステップ12)、9
6バイト分のデータ転送が行われたかどうかを判断し
(ステップ13)、96バイト分のデータ転送が行われ
たなら1ブロック分のデータ転送を終了する。
【0030】オーディオデータなどでは、CD−ROM
と異なり、データ上に同期を示す信号がないため、サブ
コードに基づいてブロックを区切り、データ転送を行う
ことになるため、外乱等によってサブコード同期が出力
できない事態が生じるとデータ転送が行えないことにな
るが、図5の構成であれば、上記SBSYNCが確実に
得られるので、データ転送を確実に行うことが可能とな
る。即ち、サブコード制御部22からのSBSYNCに
欠落が生じても、同期化回路10においてSBSYNC
が内挿されるので、図7に示しているように、確実にデ
ータ転送が行えることになる。
【0031】図8は、図5の変形例を示している。即
ち、データ転送処理機能部50は、インターフェース部
(例えば、SCSIコントローラやATアタッチメント
等)70を介して外部のコンピュータ装置80に接続さ
れ、前述のデータ転送処理を上記外部のコンピュータ装
置80に対して行うことができるようになっている。
【0032】なお、上記の実施の形態では、SBSYN
Cの内挿を、前記1フレームごとに対応したSBSYN
Cをカウントして得た第1のカウント値、及びオーディ
オデータが左用か右用かを示すLRCKをカウントして
得た第2のカウント値に基づいて行ったが、前記の第2
のカウント値にのみ基づいて行う、即ち、LRCKをカ
ウントする第2カウンタ2のみを備え、この第2カウン
タ2においてカウント値が“576”となったときに内
挿SBSYNCを生成し、内挿済みのSBSYNCを出
力するようになっていてもよい。ただし、記録媒体の種
類によっては、LRCKが生成されないものもあるの
で、複数種類の記録媒体に対応できるデータ再生装置に
おいては、この実施の形態のごとく前記第1のカウント
値と第2のカウント値とに基づいてSBSYNCを内挿
することとするのが望ましい。
【0033】また、この発明の同期化回路はデータ再生
において必要となるものであるが、このデータ再生はデ
ータ記録のための再生、即ち、いわゆるライトワンス
(W/O)ディスクにおいてどこからデータを書き込む
ことになるのかを知るために行う再生においても、この
発明の同期化回路による処理を行うことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、確実にサブコード同期を確保してデコード処理やデ
ータ転送処理の確実化が図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の同期化回路を示す回路図である。
【図2】図1における内挿SBSYNC生成回路の処理
内容を示すフローチャートである。
【図3】各信号のタイミングチャートである。
【図4】この発明の同期化回路を備えたデータ処理装置
を示したブロック図である。
【図5】この発明の同期化回路を備えデータ転送処理を
行うデータ処理装置を示したブロック図である。
【図6】図5のデータ処理装置におけるデータ転送処理
の内容を示したフローチャートである。
【図7】データ転送時における各信号のタイミングチャ
ートである。
【図8】図5の変形例を示したブロック図である。
【図9】サブコード信号のフレーム構成を示した説明図
である。
【図10】従来の同期化回路を示した回路図である。
【符号の説明】
1 第1カウンタ 2 第2カウンタ 3 内挿SBSYNC生成回路 10 同期化回路 20 CD信号処理LSI 21 サブコード制御部 22 CDデータ制御部 50 データ転送処理機能部 60 メモリ 70 インターフェイス部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フレームが所定個数集められて成る1
    ブロックごとに対応したブロック同期信号が検出されな
    い場合に、オーディオデータが左用か右用かを示すLR
    信号をカウントして得たカウント値に基づいて内挿ブロ
    ック同期信号を生成して内挿済みのブロック同期信号を
    出力するようにしたことを特徴とする同期化回路。
  2. 【請求項2】 オーディオデータが左用か右用かを示す
    LR信号を入力してカウントするとともに内挿済みのブ
    ロック同期信号にてリセットされるカウンタと、 前記カウンタからのカウント値、及び1フレームが所定
    個数集められて成る1ブロックごとに対応したブロック
    同期信号を入力し、前記ブロック同期信号が検出されな
    い場合に前記カウント値が所定の値となったときに内挿
    ブロック同期信号を生成し、内挿済みのブロック同期信
    号を出力する同期信号内挿手段と、 を備えたことを特徴とする同期化回路。
  3. 【請求項3】 1フレームが所定個数集められて成る1
    ブロックごとに対応したブロック同期信号が検出されな
    い場合に、前記1フレームごとに対応したフレーム同期
    信号をカウントして得た第1のカウント値、及びオーデ
    ィオデータが左用か右用かを示すLR信号をカウントし
    て得た第2のカウント値に基づいて内挿ブロック同期信
    号を生成して内挿済みのブロック同期信号を出力するよ
    うにしたことを特徴とする同期化回路。
  4. 【請求項4】 1フレームごとに出力されるフレーム同
    期信号を入力してカウントするとともに内挿済みのブロ
    ック同期信号にてリセットされる第1カウンタと、 オーディオデータが左用か右用かを示すLR信号を入力
    してカウントするとともに内挿済みのブロック同期信号
    にてリセットされる第2カウンタと、 前記第1カウンタからの第1のカウント値、前記第2カ
    ウンタからの第2のカウント値、及び1フレームが所定
    個数集められて成る1ブロックごとに対応したブロック
    同期信号を入力し、前記ブロック同期信号が検出されな
    い場合に前記第1のカウント値が所定の値となったとき
    又は第2のカウント値が所定の値となったときに内挿ブ
    ロック同期信号を生成し、内挿済みのブロック同期信号
    を出力する同期信号内挿手段と、 を備えたことを特徴とする同期化回路。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかの同期
    化回路と、 再生データを入力して誤り訂正を行った訂正データの出
    力およびLR信号の出力を行うデータ制御部と、 ブロック同期信号、フレーム同期信号、及びサブコード
    データを出力するサブコード制御部とを備えていること
    を特徴とするデータ処理装置。
  6. 【請求項6】 同期化回路から内挿済みのブロック同期
    信号を入力し、データ制御部から訂正データを入力し、
    前記内挿済みのブロック同期信号に基づいて訂正データ
    の転送処理を行うデータ転送部を備えていることを特徴
    とする請求項5に記載のデータ処理装置。
JP11134496A 1996-05-02 1996-05-02 同期化回路およびこれを備えたデータ処理装置 Pending JPH09297962A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11134496A JPH09297962A (ja) 1996-05-02 1996-05-02 同期化回路およびこれを備えたデータ処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11134496A JPH09297962A (ja) 1996-05-02 1996-05-02 同期化回路およびこれを備えたデータ処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09297962A true JPH09297962A (ja) 1997-11-18

Family

ID=14558825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11134496A Pending JPH09297962A (ja) 1996-05-02 1996-05-02 同期化回路およびこれを備えたデータ処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09297962A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100456250B1 (ko) Cd 플레이어
EP0563922B1 (en) Data processing circuit for disc player
JPH10107649A (ja) 符号誤り訂正/検出デコーダ
JP4618760B2 (ja) 光ディスク再生装置およびそのデータ再生方法
JPH09153258A (ja) デジタルビデオディスク用データデコーダおよびその制御方法
JPH09297962A (ja) 同期化回路およびこれを備えたデータ処理装置
JP2969766B2 (ja) データ再生装置
JP2001291326A (ja) 光ディスク再生装置及びそれに用いる半導体集積回路
JP3302896B2 (ja) 誤り訂正回路及びこれを用いたディスク再生装置及びcd−romドライブ
JP4004102B2 (ja) 符号誤り訂正検出装置
JP3670758B2 (ja) Cd−romデコーダ
JP3759992B2 (ja) 記録情報再生装置
JP3025000B2 (ja) ディジタルデータ再生装置
JP3995693B2 (ja) 符号誤り訂正検出装置
JPH1116298A (ja) 符号誤り訂正検出装置
JPS61142568A (ja) 情報記録・再生方式
JPH06162660A (ja) Cd−romデコーダ
JPH0935422A (ja) ディスク再生装置
JPH09180379A (ja) ディスク再生装置及びディスク再生装置の制御方法
JPH10255397A (ja) データ記録再生方法および装置
JP2003151211A (ja) ディジタル信号の記録装置、記録方法、記録再生装置及び記録再生方法
JPS62150559A (ja) Pcm信号記録再生装置及び再生装置
JPH08190767A (ja) 再生装置
JPH11339402A (ja) 符号誤り訂正検出装置
JPS5984317A (ja) 再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040629

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040830

A02 Decision of refusal

Effective date: 20041019

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02