JPH10107649A - 符号誤り訂正/検出デコーダ - Google Patents

符号誤り訂正/検出デコーダ

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JPH10107649A
JPH10107649A JP8259667A JP25966796A JPH10107649A JP H10107649 A JPH10107649 A JP H10107649A JP 8259667 A JP8259667 A JP 8259667A JP 25966796 A JP25966796 A JP 25966796A JP H10107649 A JPH10107649 A JP H10107649A
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Application number
JP8259667A
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Inventor
Shinichiro Tomizawa
眞一郎 富澤
Masato Fuma
正人 夫馬
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1806Pulse code modulation systems for audio signals
    • G11B20/1813Pulse code modulation systems for audio signals by adding special bits or symbols to the coded information

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Probability & Statistics with Applications (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Memory System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速動作に適応できるデコーダを提供する。 【解決手段】 DSPインタフェース部11は、入力さ
れるCD−ROMデータをバッファRAM20へ書き込
み、ホストインタフェース部13は、バッファRAM2
0に記憶されたCD−ROMデータを読み出してホスト
コンピュータへ出力する。誤り訂正/検出部12は、E
CCデコーダ12a及びEDCデコーダ12bを含み、
それぞれバッファRAM20に対してCD−ROMデー
タの読み出しまたは書き込みを行う。バッファRAM2
0には、少なくとも4ブロック分のCD−ROMデータ
の記憶が可能な領域が確保され、互いに1ブロックずつ
ずれたCD−ROMデータが記憶される。そして、各ブ
ロック毎にDSPインタフェース部11、ホストインタ
フェース部13、ECCデコーダ12a及びEDCデコ
ーダ12bからアクセスされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(Compact Dis
c)やDVD(Digital Video Disc)等の記録媒体から読み
出されるデジタルデータに対し、データに含まれる誤り
訂正符号及び誤り検出符号に従う処理を施す符号誤り訂
正/検出デコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルオーディオに用いられるCDを
デジタルデータの読み出し専用メモリ(ROM)として
活用するCD−ROMシステムにおいては、ディスクか
ら読み出されるデータの信頼性を高めるため、読み出さ
れたデジタルデータに対して符号誤りの訂正処理が二重
に施される。これらの訂正処理は、オーディオシステム
と共通のデジタル信号処理部で1回目を実行し、CD−
ROMシステム専用に設けられるCD−ROMデコーダ
で2回目を実行するように構成される。
【0003】図5は、CD−ROMシステムの構成を示
すブロック図で、図6は、各部で取り扱われるデータの
構成図である。ピックアップ部1は、ディスク2に照射
される光の反射光を受け、その光の強弱を電圧値の変化
として取り出す。ピックアップ制御部3は、ピックアッ
プ部1がディスク2に記憶されたデータを正しい順序で
読み出すことができるように、ディスク2に対するCD
ピックアップ部1の読み取り位置を制御する。ディスク
2の再生では、ピックアップ部1で読み取られるトラッ
クの線速度を一定に保つようにするため、ピックアップ
制御部3によるピックアップ部1の位置の制御に合わせ
て、ディスク2を所定の速度で回転駆動するようにサー
ボ制御が行われる。
【0004】アナログ信号処理部4は、ピックアップ部
1から出力される電圧値の変化を読み取り、588ビッ
トを1フレームとするEFM(Eight to Fourteen Modul
ation)信号を生成する。このEFM信号は、図6に示す
ように、各フレームの始まりの24ビットが同期信号に
割り当てられ、その後に3ビットの接続ビットを挟んで
14ビットがデータビットに繰り返し割り当てられる。
デジタル信号処理部15は、アナログ信号処理部14か
ら入力されるEFM信号に対してEFM復調を施し、1
4ビットを8ビットに変換する。このEFM復調の際に
は、同期信号に続く最初のデータビットから8ビットの
サブコードデータが生成され、残された32個のデータ
ビットから32バイトのシンボルデータが生成される。
さらに、32バイトのシンボルデータに対して、CIR
C(Cross-Interleave Reed-Solomon Code)復号を施し、
1フレームが24バイトからなるCD−ROMデータが
生成される。このCIRC復号によって最初の符号誤り
の訂正処理が完了する。
【0005】このCD−ROMデータは、24バイト×
98フレームの合計2352バイトが1ブロックとして
取り扱われる。この1ブロックのデータに対しては、通
常(モード1の場合)は図7に示すように、同期信号
〔12バイト〕、ヘッダ〔4バイト〕、ユーザデータ
〔2048バイト〕、誤り検出符号EDC(Error Detec
tion Code)〔4バイト〕及び誤り訂正符号ECC(Error
Correction Code)〔276バイト〕がそれぞれ割り当
てられる。また、このCD−ROMデータについては、
1ブロックのデータうち、同期信号12バイトを除いた
2340バイトにスクランブル処理が施されており、再
生時にディスクランブル処理が施されて元の状態に戻さ
れる。
【0006】CD−ROMデコーダ6は、デジタル信号
処理部5から入力されるCD−ROMデータに対して、
誤り訂正符号ECC及び誤り検出符号EDCに基づく符
号誤りの訂正処理及び検出処理を行い、処理が完了した
CD−ROMデータをホストコンピュータへ出力する。
このCD−ROMデコーダ6における処理では、通常、
誤り訂正符号ECCによってデータの符号誤りを訂正し
た後、誤り検出符号EDCによって符号誤りが正しく訂
正されているか否かを確認するようにしている。そし
て、符号誤りの訂正残りがあったときには、再度誤り訂
正符号ECCによる符号誤りの訂正処理を施すか、ある
いは、エラーフラグを付加して符号誤りを含んだままの
CD−ROMデータをホストコンピュータへ出力するよ
うに構成される。
【0007】バッファRAM7は、CD−ROMデコー
ダ6に接続され、デジタル信号処理部5からCD−RO
Mデコーダ6に入力されるCD−ROMデータを1ブロ
ック単位で一時的に記憶する。誤り訂正符号ECC及び
誤り検出符号EDCは、1ブロック分のCD−ROMデ
ータに対して付加されるため、CD−ROMデコーダ6
での処理には少なくとも1ブロック分のCD−ROMデ
ータが必要となる。そこで、それぞれの処理で必要な1
ブロック分のCD−ROMデータを記憶するようにバッ
ファRAM7が設けられる。制御マイコン8は、ROM
及びRAMを内蔵した所謂ワンチップマイコンで構成さ
れ、ROMに記憶された制御プログラムに従ってCD−
ROMデコーダ6の動作を制御する。同時に、制御マイ
コン8は、ホストコンピュータから入力されるコマンド
データあるいはデジタル信号処理部5から入力されるサ
ブコードデータを一旦内蔵のRAMに記憶する。これに
より制御マイコン8は、ホストコンピュータからの指示
に応答して各部の動作を制御し、CD−ROMデコーダ
6からホストコンピュータへ所望のCD−ROMデータ
を出力させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】CD−ROMデコーダ
6では、CD−ROMデータに対する符号誤りの訂正/
検出の処理に加えて、デジタル信号処理部5からのCD
−ROMデータの入力及びホストコンピュータへのCD
−ROMデータの出力が並列して行われる。そして、そ
れぞれの処理に合わせて、バッファRAM7に対するC
D−ROMデータの書き込み及び読み出しが繰り返され
る。通常、CD−ROMデコーダ6からバッファRAM
7へのアクセスは、それぞれの処理毎にバイト単位また
は符号単位で時分割に割り当てられる。
【0009】一般に、CD−ROMデコーダ6において
は、1つのブロックのCD−ROMデータに対する符号
誤りの訂正/検出のための処理を1ブロック期間以内で
完了させるようにしている。ここで、何らかの理由によ
って1ブロック期間内で所定の処理を完了できなくなる
と、連続して入力されるCD−ROMデータが次々にバ
ッファRAM7に書き込まれるため、CD−ROMデー
タが未処理のままバッファRAM7内に残される。この
ような状態が続けば、バッファRAM7がオーバーフロ
ー状態となり、CD−ROMデコーダ6へのCD−RO
Mデータの入力を一時的に中断しなければならなくな
る。
【0010】CD−ROMシステムにおいて、各部の動
作の基準となるシステムクロックの周波数を変更するこ
となくディスク2の再生速度を上げる(倍速再生等の場
合)と、1ブロック期間のクロックの総数が減少する。
このため、CD−ROMデコーダ6での符号誤りの検出
/訂正のためのクロック数が不足し、所定の処理を1ブ
ロック期間内に完了できなくなる可能性が高くなる。ま
た、CD−ROMデータをホストコンピュータへ転送す
るためのバッファRAM7に対する読み出し頻度を高く
すると、CD−ROMデータの転送速度自体は高くな
る。しかしながら、符号誤りの訂正/検出のためのバッ
ファRAM7に対する読み出し及び書き込みが時間的に
制限を受けるようになるため、CD−ROMデコーダ6
での符号誤りの訂正/検出処理が遅れ、1ブロック期間
内で所定の処理を完了できなくなる可能性はさらに高く
なる。
【0011】これらの問題は、倍速再生のCD−ROM
システムに限らず、高密度記録媒体であるDVDをRO
Mとして利用するDVD−ROMシステムにおいても同
様に発生する。CDの約7倍の記憶容量を有するDVD
においては、その再生速度をCD以上に高速化すること
が望まれており、データの転送やデコード処理(符号誤
りの訂正/検出)の速度の向上は重要な課題の一つであ
る。
【0012】そこで本発明は、一定時間内に所定の処理
を完了させながら、データの転送速度の高速化に有利な
誤り訂正/検出デコーダを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録媒体から
読み出される誤り訂正符号及び誤り検出符号を含むデジ
タルデータに対して、誤り訂正符号及び誤り検出符号に
基づく処理を施し、処理済みのデジタルデータをコンピ
ュータ機器側へ転送する符号誤り訂正/検出デコーダに
おいて、記録媒体から読み出されたデジタルデータを入
力し、所定の容量を有するバッファメモリに順次書き込
む入力インタフェースと、上記バッファメモリに書き込
まれた上記デジタルデータに対して、上記デジタルデー
タに含まれる誤り訂正符号に基づいた符号誤りの訂正処
理を施す誤り訂正デコーダと、上記メモリ回路に書き込
まれた上記デジタルデータに対して、上記デジタルデー
タに含まれる誤り検出符号に基づいた符号誤りの検出処
理を施す誤り検出デコーダと、コンピュータ機器側の指
示に応答して上記メモリ回路から上記デジタルデータを
読み出してコンピュータ機器へ転送する出力インタフェ
ースと、を備え、上記誤り訂正デコーダと上記誤り検出
デコーダとを並列に動作させることにある。
【0014】本発明によれば、デジタルデータに対して
符号誤りの訂正処理と、その後の検出処理とが並列に行
われるようになる。このため、それぞれの処理での時間
的な制限が緩和され、1ブロック期間内で所定の処理を
完了させやすくなり、結果的に、記録媒体からの読み出
し速度を高速化してデジタルデータの転送速度を向上さ
せることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の符号誤り訂正/
検出デコーダとしてのCD−ROMデコーダの構成を示
すブロック図である。このCD−ROMデコーダは、図
4のCD−ROMシステムのCD−ROMデコーダ6に
対応する。CD−ROMデコーダ10は、DSPインタ
フェース部11、誤り訂正/検出部12、ホストインタ
フェース部13及びメモリ制御部14より構成され、バ
ッファRAM20が接続される。
【0016】DSPインタフェース部11は、入力イン
タフェース回路11a、書込制御回路11b及び同期検
出回路11cを有する。入力インタフェース回路11a
は、デジタル信号処理部とのインタフェースを成し、デ
ジタル信号処理された所定のフォーマットのCD−RO
Mデータを受けて書込制御回路11bへ出力する。ここ
で、CD−ROMデータは、図7に示すように、98フ
レーム(2352バイト)が1ブロックとして取り扱わ
れるものであり、この内の同期信号を除いた部分に、ス
クランブル処理が施されている。入力インタフェース1
1aは、入力される1ブロックのCD−ROMデータの
内、12バイトの同期信号を除いた2340バイトに対
してディスクランブル処理を施し、書込制御回路11b
へ出力する。書込制御回路11bは、入力インタフェー
ス回路11aに取り込まれたCD−ROMデータをメモ
リ制御部14の制御に従い、バッファRAM20の所定
のアドレスへ書き込む。同期検出回路11cは、入力イ
ンタフェース回路11aに取り込まれるCD−ROMデ
ータの同期信号を取り出し、CD−ROMデータの各ブ
ロックの先頭タイミングを示すブロック同期信号を発生
する。このブロック同期信号は、誤り訂正/検出部12
に供給され、符号誤りの訂正及び検出の各処理のタイミ
ング制御に用いられる。
【0017】誤り訂正/検出部12は、ECCデコーダ
12a、EDCデコーダ12b、ECC制御回路12c
及びEDC制御回路12dを有する。ECCデコーダ1
2aは、バッファRAM20に記憶された1ブロック分
のCD−ROMデータを読み出し、ECCに基づく符号
誤りの訂正処理を施す。このECCによる訂正処理は、
DSPインタフェース11からバッファRAM20に書
き込まれるCD−ROMデータ(入力されるCD−RO
Mデータ)よりも1ブロック周期前に書き込まれたCD
−ROMデータについて施される。この符号誤りの訂正
処理は、例えば、リードソロモン符号によるインターリ
ーブ方式が用いられ、最初に、データに含まれる符号の
誤りを検出した後、検出した符号の誤りを訂正するよう
にしている。そして、訂正処理の結果、内容が変更され
たデータについてのみバッファRAM7の内容が書き換
えられる。EDCデコーダ12bは、バッファRAM7
に記憶された1ブロック分のCD−ROMデータを読み
出し、EDCに基づく符号誤りの検出処理を施す。この
EDCによる検出処理は、ECCデコーダ12aが処理
を施すCD−ROMデータよりもさらに1ブロック周期
前(入力CD−ROMデータに対しては2ブロック周期
前)にバッファRAM20に書き込まれたCD−ROM
データについて施される。この符号誤りの検出処理は、
例えば、ECCデコーダ12aでの訂正処理に比べて符
号誤りの検出精度が高いCRC(Cyclic Redundancy Cod
e)等の符号を用いて行われる。
【0018】ECC制御回路12c及びEDC制御回路
12dは、同期検出回路11cから供給されるブロック
同期信号に基づいて、ECCデコーダ12a及びEDC
デコーダ12bを起動する。即ち、連続して入力される
CD−ROMデータの次のブロックの先頭を示す同期信
号の検出は、前のブロックのCD−ROMデータのバッ
ファRAM20への書き込みの完了を示すことになる。
そこで、ブロック同期信号に応答してECCデコーダ1
2a及びEDCデコーダ12bを起動させ、バッファR
AM20への書き込みが完了た1ブロック分のCD−R
OMデータに対する処理を開始させるようにしている。
ここで、ECCデコーダ12aで処理されるCD−RO
MデータとEDCデコーダ12bで処理されるCD−R
OMデータとは、互いに1ブロック分ずれており、EC
C制御回路12c及びEDC制御回路12dは、バッフ
ァRAM20上で1ブロック分ずれたアドレスを指定す
る。これにより、ECCデコーダ12a及びEDCデコ
ーダ12bは、所定のタイミングでそれぞれの処理を並
列に実行する。
【0019】ホストインタフェース部13は、出力イン
タフェース回路13a及び読出制御回路13bを有す
る。出力インタフェース回路13aは、CD−ROMデ
ータを受けるホストコンピュータとのインタフェースを
成し、読出制御回路13bから出力されるCD−ROM
データをホストコンピュータ側へ出力する。また、出力
インタフェース回路13aは、ホストコンピュータから
送られてくる各種の制御コマンドを受け取り、CD−R
OMシステムを制御する制御マイコンに供給する。尚、
制御コマンドについては、バッファRAM20に対する
書込回路を別途設けてバッファRAM20に書き込むよ
うにして一時的に記憶させてもよい。読出制御回路13
bは、誤り訂正/検出部12による所定の処理が完了し
てバッファRAM20に記憶されたCD−ROMデータ
を読み出し、出力インタフェース回路13aに出力す
る。
【0020】メモリ制御部14は、入力インタフェース
部11、誤り訂正/検出部12及び出力インタフェース
13に接続され、各部11、12、13とバッファRA
M20との間でCD−ROMデータの受け渡しをバイト
単位で制御する。即ち、入力インタフェース部11、誤
り訂正/検出部12及び出力インタフェース13では、
それぞれ異なるブロックのCD−ROMデータが取り扱
われる。そこで、これらのCD−ROMデータをバッフ
ァRAM20に対してそれぞれ独立して書き込みまたは
読み出しをできるようにするため、各部11、12、1
3の動作状況に合わせて、その内の1つからバッファR
AM20へのアクセスを許可する。これにより、各部1
1、12、13からバッファRAM20に対して、それ
ぞれ異なるブロックのCD−ROMデータをブロックレ
ベルで見て同時にアクセスできるようにしている。
【0021】図2は、バッファRAM20の利用状態を
表した図で、図3は、CD−ROMデコーダ10の各部
の処理状況の一例を示すタイミング図である。バッファ
RAM20は、CD−ROMデータを1ブロック単位で
記憶する。そして、DSPインタフェース部11に対し
て1ブロック、誤り訂正/検出部12に対して2ブロッ
ク、ホストインタフェース部13に対して1ブロックの
CD−ROMデータを記憶できるように、少なくとも4
ブロック分の容量が確保される。
【0022】ここで、連続するCD−ROMデータのn
番目のブロックが入力されたとすると、このCD−RO
Mデータは、DSPインタフェース部11からバッファ
メモリ20の第1の領域に書き込まれる。このとき、バ
ッファメモリ20には、連続する過去3ブロック分のC
D−ROMデータが第2の領域から第4の領域にそれぞ
れ記憶されている。1つ前のn−1番目のブロックのC
D−ROMデータに対しては、n番目のブロックのCD
−ROMデータの書き込みと並列して、ECCデコーダ
12aによる符号誤りの訂正処理のための読み出し及び
書き込み(書き換え)が行われる。2つ前のn−2番目
のブロックのCD−ROMデータに対しては、n−1番
目のブロックのCD−ROMデータと同様に、n番目の
ブロックのCD−ROMデータの書き込みと並列して、
EDCデコーダ12bによる符号誤りの検出処理のため
の読み出しが行われる。そして、3つ前のn−3番目の
ブロックのCD−ROMデータに対しては、ホストコン
ピュータからの割り込み指示に応答して、ホストインタ
フェース部13への読み出しが行われる。
【0023】このように、バッファRAM20に対する
CD−ROMデータの書き込み及び読み出しは、DSP
インタフェース部11、ECCデコーダ12a、EDC
デコーダ12b及びホストインタフェース部13でそれ
ぞれ1ブロックずつずらして設定される。従って、EC
Cデコーダ12a及びEDCデコーダ12bでの演算処
理が並列に行われるようになり、各部の動作周波数の変
更を伴うことなく、誤り訂正/検出部12の処理速度を
向上できる。
【0024】ところで、バッファRAM20に対するア
クセスは、個々のレベルでは時分割で行われる。例え
ば、図4の(a)に示すように、DSPインタフェース
部11からのデータの書き込みとホストインタフェース
部13へのデータの読み出しとが時分割で行われる。D
SPインタフェース部11からバッファRAM20への
アクセスは、CD−ROMデータの入力に同期してお
り、通常は、ほぼ一定の周期となる。これに対してホス
トインタフェース部13からバッファRAM20へのア
クセスは、ホストインタフェース部13に接続されるホ
ストコンピュータの処理状況に合わせて行われ、不定期
となる。これらのアクセスは、メモリ制御部14及びC
D−ROMデコーダ10を制御する制御マイコンによっ
て監視される。そして、その監視状況に合わせて、アク
セスの間隙期間に、誤り訂正/検出部12からバッファ
RAM20に対するアクセスの期間が割り当てられる。
【0025】ECCデコード処理とEDCデコード処理
とを連続に行うようにしていた図5に示す従来のCD−
ROMデコーダ6では、図4の(b)に示すように、バ
ッファRAM7に対するアクセスで時間的な余裕を有し
ている。即ち、ホストコンピュータからCD−ROMデ
ータの転送要求がないとき、CD−ROMデータに対す
る誤り訂正の処理が行われているとしても、符号誤りの
位置や大きさを計算している間はバッファRAM7に対
してアクセスはされない。従って、ECC/EDCデコ
ード処理の前後にバッファRAM7へのアクセスがなく
なる空き時間が生じる。これに対して、本発明では、ホ
ストコンピュータからの転送要求がなく、バッファRA
M7に対して、CD−ROMデータに対する誤り訂正の
処理のためのアクセスが行われないときでも、同時に実
行されている誤り検出の処理のためのアクセスが行われ
る。従って、バッファRAM7に対するアクセスの空き
時間が少なくなり、バッファRAM7のアクセスの効率
が向上される。
【0026】尚、従来のCD−ROMデコーダ6と比較
して、バッファRAM20に記憶させるCD−ROMデ
ータが1ブロック分多くなるが、動作マージンを確保で
きるように余分なCD−ROMデータの記憶を可能にし
ているバッファRAM20では、問題はない。以上の実
施の形態においては、記録媒体としてCDを用いるCD
−ROMシステムを例示したが、記録媒体としては、D
VD等のその他の媒体を用いるシステムにも採用するこ
とができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、誤り訂正符号に基づく
符号誤りの訂正処理と誤り検出符号に基づく符号誤りの
検出処理とを並列して行うことができる。これにより、
デコーダの動作に時間的な余裕を持たせることが可能に
なり、インタフェース部の動作速度、即ち、データの転
送速度を速くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号誤り訂正/検出装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】バッファRAMの利用状況を示す模式図であ
る。
【図3】CD−ROMデータの流れの一例を説明するタ
イミング図である。
【図4】バッファRAMのアクセス状態の一例を説明す
るタイミング図である。
【図5】CD−ROMシステムの構成を示すブロック図
である。
【図6】ディスクから読み出されるデータのフォーマッ
ト図である。
【図7】CD−ROMデータのフォーマット図である。
【符号の説明】
1 ピックアップ部 2 ディスク 3 ピックアップ制御部 4 アナログ信号処理部 5 デジタル信号処理部 6 CD−ROMデコーダ 7 バッファRAM 8 制御マイコン 10 符号誤り訂正/検出回路(CD−ROMデコー
ダ) 11 DSPインタフェース部 11a 入力インタフェース回路 11b 書込制御回路 11c 同期検出回路 12 誤り訂正/検出回路 12a ECCデコーダ 12b EDCデコーダ 12c ECC制御回路 12d EDC制御回路 13 ホストインタフェース部 13a 出力インタフェース回路 13b 読出制御回路 14 メモリ制御部 20 バッファRAM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体から読み出される誤り訂正符号
    及び誤り検出符号を含むデジタルデータに対して、誤り
    訂正符号及び誤り検出符号に基づく処理を施し、処理済
    みのデジタルデータをコンピュータ機器側へ転送する符
    号誤り訂正/検出デコーダにおいて、記録媒体から読み
    出されたデジタルデータを入力し、所定の容量を有する
    バッファメモリに順次書き込む入力インタフェースと、
    上記バッファメモリに書き込まれた上記デジタルデータ
    に対して、上記デジタルデータに含まれる誤り訂正符号
    に基づいた符号誤りの訂正処理を施す誤り訂正デコーダ
    と、上記メモリ回路に書き込まれた上記デジタルデータ
    に対して、上記デジタルデータに含まれる誤り検出符号
    に基づいた符号誤りの検出処理を施す誤り検出デコーダ
    と、コンピュータ機器側の指示に応答して上記メモリ回
    路から上記デジタルデータを読み出してコンピュータ機
    器へ転送する出力インタフェースと、を備え、上記誤り
    訂正デコーダと上記誤り検出デコーダとを並列に動作さ
    せることを特徴とする符号誤り訂正/検出デコーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の符号誤り訂正/検出デ
    コーダにおいて、上記入力インタフェースは、記録媒体
    から時系列で読み出される上記デジタルデータを所定バ
    イト数からなる1ブロック単位でメモリ回路に記憶し、
    上記誤り訂正デコーダ及び上記誤り検出デコーダは、互
    いに1ブロックずれた上記デジタルデータに対してそれ
    ぞれ並列に処理を施すことを特徴とする符号誤り訂正/
    検出デコーダ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の符号誤り訂正/検出デ
    コーダにおいて、上記入力インタフェースは、上記デジ
    タルデータの各ブロックの先頭位置を検出する検出回路
    を含み、上記誤り検出デコーダ及び上記誤り訂正デコー
    ダは、上記検出回路の検出出力に応答して処理を介しす
    ることを特徴する符号誤り訂正/検出デコーダ。
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