JPH11339402A - 符号誤り訂正検出装置 - Google Patents

符号誤り訂正検出装置

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JPH11339402A
JPH11339402A JP10147394A JP14739498A JPH11339402A JP H11339402 A JPH11339402 A JP H11339402A JP 10147394 A JP10147394 A JP 10147394A JP 14739498 A JP14739498 A JP 14739498A JP H11339402 A JPH11339402 A JP H11339402A
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error
code
error correction
data
circuit
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JP10147394A
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Hiroyuki Tsuda
廣之 津田
Yuichiro Tsukamizu
雄一朗 塚水
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データに含まれる符号誤りの訂正検出処理を
高速化する。 【解決手段】 入力インタフェース11にブロック単位
で入力されるデータをバッファRAM20に書き込むと
同時に、第1の誤り検出回路12に取り込む。第1の誤
り検出回路12おいて、符号誤りがないと判定されたデ
ータは、誤り訂正回路13による符号誤りの訂正処理及
び第2の誤り検出回路14による符号誤りの検出処理を
省略して、バッファRAM20から出力インタフェース
15を介してそのまま出力するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(Compact Dis
c)やDVD(Digital Video Disc)等の大容量の記録媒体
から読み出されるデジタルデータに対し、データに含ま
れる誤り訂正符号及び誤り検出符号に従う処理を施す符
号誤り訂正検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルオーディオに用いられるCDを
デジタルデータの読み出し専用メモリ(ROM)として
活用するCD−ROMシステムにおいては、ディスクか
ら読み出されるデータの信頼性を高めるため、読み出さ
れたデジタルデータに対して符号誤りの訂正処理が二重
に施される。これらの訂正処理は、オーディオシステム
と共通のデジタル信号処理部で1回目を実行し、CD−
ROMシステム専用に設けられるCD−ROMデコーダ
で2回目を実行するように構成される。
【0003】図4は、CD−ROMシステムの構成を示
すブロック図で、図5は、このシステムの各部で取り扱
われるデータの構成図である。
【0004】ピックアップ部1は、ディスク2に照射さ
れる光の反射光を受け、その光の強弱を電圧値の変化と
して取り出す。ピックアップ制御部3は、ピックアップ
部1がディスク2に記憶されたデータを正しい順序で読
み出すことができるように、ディスク2に対するCDピ
ックアップ部1の読み取り位置を制御する。ディスク2
の再生では、ピックアップ部1で読み取られるトラック
の線速度を一定に保つようにするため、ピックアップ制
御部3によるピックアップ部1の位置の制御に合わせ
て、ディスク2を所定の速度で回転駆動するようにサー
ボ制御(CLV制御)が行われる。あるいは、ディスク
2の回転の角速度を一定に保つようにサーボ制御(CA
V制御)が行われる。
【0005】アナログ信号処理部4は、ピックアップ部
1から出力される電圧値の変化を読み取り、588ビッ
トを1フレームとするEFM(Eight to Fourteen Modul
ation)信号を生成する。このEFM信号は、図5に示す
ように、各フレームの始まりの24ビットが同期信号に
割り当てられ、その後に3ビットの接続ビットを挟んで
14ビットがデータビットに繰り返し割り当てられる。
デジタル信号処理部5は、アナログ信号処理部4から入
力されるEFM信号に対してEFM復調を施し、14ビ
ットを8ビットに変換する。このEFM復調の際には、
同期信号に続く最初のデータビットから8ビットのサブ
コードデータが生成され、残された32個のデータビッ
トから32バイトのシンボルデータが生成される。さら
に、32バイトのシンボルデータに対して、CIRC(C
ross-Interleave Reed-Solomon Code)復号を施し、1フ
レームが24バイトからなるCD−ROMデータが生成
される。このCIRC復号によって最初の符号誤りの訂
正処理が完了する。このCD−ROMデータは、24バ
イト×98フレームの合計2352バイトが1ブロック
として取り扱われる。この1ブロックのデータに対して
は、通常(モード1の場合)は図6に示すように、同期
信号〔12バイト〕、ヘッダ〔4バイト〕、ユーザデー
タ〔2048バイト〕、誤り検出符号EDC(Error Det
ection Code)〔4バイト〕及び誤り訂正符号ECC(Err
or Correction Code)〔276バイト〕がそれぞれ割り
当てられる。また、このCD−ROMデータについて
は、1ブロックのデータうち、同期信号12バイトを除
いた2340バイトにスクランブル処理が施されてお
り、再生時にディスクランブル処理が施されて元の状態
に戻される。
【0006】CD−ROMデコーダ6は、デジタル信号
処理部5から入力されるCD−ROMデータに対して、
誤り訂正符号(ECC)及び誤り検出符号(EDC)に
基づく符号誤りの訂正処理及び検出処理を行い、処理が
完了したCD−ROMデータをホストコンピュータへ出
力する。このCD−ROMデコーダ6における処理で
は、通常、ECCによってデータの符号誤りを訂正した
後、EDCによって符号誤りが正しく訂正されているか
否かを確認するようにしている。そして、符号の誤りが
残されているときには、再度ECCによる符号誤りの訂
正処理を施すか、あるいは、エラーフラグを付加した状
態で、符号誤りを含んだままのCD−ROMデータをホ
ストコンピュータへ出力するように構成される。
【0007】バッファRAM7は、CD−ROMデコー
ダ6に接続され、デジタル信号処理部5からCD−RO
Mデコーダ6に入力されるCD−ROMデータを1ブロ
ック単位で一時的に記憶する。ECC及びEDCは、1
ブロック分のCD−ROMデータに対して付加されるた
め、CD−ROMデコーダ6での処理には少なくとも1
ブロック分のCD−ROMデータが必要となる。そこ
で、それぞれの処理で必要な1ブロック分のCD−RO
Mデータを記憶するようにバッファRAM7が設けられ
る。制御マイコン8は、制御プログラムが記憶されたメ
モリを内蔵する所謂ワンチップマイコンで構成され、そ
の制御プログラムに従ってCD−ROMデコーダ6の動
作を制御する。同時に、制御マイコン8は、ホストコン
ピュータから入力されるコマンドデータあるいはデジタ
ル信号処理部5から入力されるサブコードデータを一旦
内蔵のメモリに記憶する。これにより制御マイコン8
は、ホストコンピュータからの指示に応答して各部の動
作を制御し、CD−ROMデコーダ6からホストコンピ
ュータへ所望のCD−ROMデータを出力させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】CD−ROMデコーダ
6では、CD−ROMデータに対する符号誤りの訂正検
出の処理に加えて、デジタル信号処理部5からのCD−
ROMデータの入力及びホストコンピュータへのCD−
ROMデータの出力が並行して行われる。そして、それ
ぞれの処理に合わせて、バッファRAM7に対するCD
−ROMデータの書き込み及び読み出しが繰り返され
る。
【0009】CD−ROMデコーダ6の各動作は、制御
マイコン8の指示に基づいて制御されるため、CD−R
OMシステムが多機能化されると、制御マイコン8に対
する負担が大きくなる。即ち、多機能化に伴って、制御
マイコン8にデジタル信号処理部5からのサブコードデ
ータやホストコンピュータからのコマンドデータ等が取
り込まれるようになると、制御マイコン8は、各部の動
作制御に加えて、サブコードデータやコマンドデータ等
の処理を行わなければならなくなる。従って、制御マイ
コン8の制御動作に余裕がなくなり、再生速度を高速化
する際の障害の一つとなっている。
【0010】そこで本発明は、制御マイコンの負担を軽
減し、再生速度の高速化に対応できるようにすることを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたもので、その特徴とするところ
は、記録媒体から読み出される誤り訂正符号及び誤り検
出符号を含むデジタルデータに対して、誤り訂正符号に
基づく訂正処理及び誤り検出符号に基づく検出処理を施
し、処理済みのデジタルデータをコンピュータ機器側へ
転送する符号誤り訂正検出装置において、所定のバイト
数で構成されるブロック単位で入力されるデジタルデー
タをバッファメモリに記憶する入力インタフェースと、
上記入力インタフェースに入力される上記デジタルデー
タに対して上記誤り検出符号に基づく第1の検出処理を
施す第1の誤り検出回路と、上記バッファメモリに記憶
された上記デジタルデータに対して上記誤り訂正符号に
基づく訂正処理を施し、上記デジタルデータの誤り箇所
を書き換える誤り訂正回路と、上記誤り訂正回路で誤り
箇所が書き換えられて上記バッファメモリに記憶された
上記デジタルデータに対して上記誤り検出符号に基づく
第2の検出処理を施し、検出結果に応じてエラーフラグ
を設定する第2の誤り検出回路と、上記バッファメモリ
に記憶された上記デジタルデータを外部コンピュータ機
器へ出力する出力インタフェースと、を備え、上記第1
の誤り検出回路で誤りが検出されなかった上記デジタル
データに対して上記誤り訂正回路及び上記第2の誤り検
出回路での処理を省略することにある。
【0012】本発明によれば、第1の誤り検出回路にお
いて符号誤りが検出されなかったときには、誤り訂正回
路及び第2の誤り検出回路における処理が省略されるた
め、符号誤りを含まないデータは、入力インタフェース
からバッファメモリに記憶され、そのまま出力インフェ
ースへ読み出されて外部へ出力される。この間、各部の
動作を制御する制御マイコンは、誤り訂正回路及び第2
の誤り検出回路に対する動作制御を行う必要がなくな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の符号誤り訂正検
出装置の第1の実施の形態を示すブロック図であり、図
2は、その動作において各部のデータの流れを説明する
タイミング図である。
【0014】符号誤り訂正検出装置10は、図4に示す
CD−ROMデコーダ6に相当するものであり、バッフ
ァRAM20及び制御マイコン30が接続される。本発
明の符号誤り訂正検出装置10は、入力インタフェース
11、第1の誤り検出回路12、誤り訂正回路13、第
2の誤り検出回路14、出力インタフェース15、コマ
ンドレジスタ16及びメモリ制御回路17により構成さ
れる。通常、符号誤り訂正検出装置10の各部は、単一
の半導体基板上に集積化して形成される。
【0015】入力インタフェース11は、例えば、1ブ
ロックが2352バイトからなるCD−ROMデータ
(図6)を生成するデジタル信号処理部とのインタフェ
ースを成し、そのCD−ROMデータを受けて第1の誤
り検出回路11及びメモリ制御回路17へ供給する。こ
の入力インタフェース11では、12バイトの同期信号
を除いた2340バイトのCD−ROMデータに対して
施されているスクランブル処理に対応し、入力段階でデ
ィスクランブル処理が施される。同時に、CD−ROM
データから同期信号が取り出され、各ブロック毎の先頭
のタイミングを示すブロック同期信号が生成される。こ
のブロック同期信号は、符号誤り訂正検出装置10の各
部に供給され、それぞれの動作タイミングの同期に用い
られる。
【0016】第1の誤り検出回路12は、入力インタフ
ェース11から入力されるCD−ROMデータをブロッ
ク毎に順次取り込み、誤り検出符号(EDC)に基づく
演算処理を施すことにより、符号誤りの有無を検出す
る。この符号誤りの検出結果は、制御マイコン30へ供
給される。
【0017】誤り訂正回路13は、バッファRAM20
に記憶されたCD−ROMデータを1ブロック単位で取
り込み、各ブロック毎の誤り訂正符号(ECC)に基づ
いて符号誤りを検出すると共に、検出した符号誤りを訂
正する。例えば、2種類の符号語に対して、それぞれの
符号シーケンスに応じたシンドローム演算を行うことに
より、符号誤りの位置及びその誤りによって生じる誤差
を算出する。そして、その算出結果に基づいて、その誤
り位置に対応したデータに誤差分を加算することによ
り、符号誤りを訂正するように構成される。
【0018】第2の誤り検出回路14は、誤り訂正回路
13によって符号の誤りが訂正されたCD−ROMデー
タ(ECCを除く)をブロック毎に順次取り込み、誤り
検出符号(EDC)に基づく演算処理を施すことによ
り、符号誤りの有無を検出する。この第2の誤り検出回
路14は、第1の誤り検出回路12と同一の機能を有し
ている。ここで、EDCは、符号誤りを訂正する機能を
有していないため、誤り検出回路13において符号の誤
りが検出された場合には、CD−ROMデータにエラー
フラグに対して付すように構成される。
【0019】出力インタフェース回路15は、ホストコ
ンピュータとのインタフェースを成し、ホストコンピュ
ータ側からの指示に応答して、所定の処理が完了したC
D−ROMデータをブロック単位で出力する。また、必
要に応じては、ホストコンピュータ側からの制御情報を
受け取り、各部の動作を制御する制御マイコン30に供
給する。
【0020】コマンドレジスタ16は、入力インタフェ
ース11、第1の誤り検出回路12、誤り訂正回路1
3、第2の誤り訂正回路14及び出力インタフェース1
5に接続され、制御マイコン30からの指示に応答して
各回路の動作条件を設定する。即ち、第1の誤り検出回
路12、誤り訂正回路13及び第2の誤り検出回路14
は、それぞれの処理の精度、あるいは、それぞれの処理
の実行の要否を選択可能に構成されており、コマンドレ
ジスタ16には、それらの条件を決定する制御コマンド
が制御マイコン30からの供給を受けて格納される。ま
た、入力インタフェース11及び出力インタフェース1
5に対しては、入出力されるデータのフォーマットや転
送レートを決定するための制御コマンドを供給する。こ
の制御コマンドも制御マイコン30から供給される。
【0021】メモリ制御回路17は、入力インタフェー
ス11、誤り訂正回路13、第2の誤り訂正回路14及
び出力インタフェース15の各部とバッファRAM20
との間に接続され、制御マイコン20の指示に応答して
各部とバッファRAM20との間のデータの入出力を時
分割で制御する。即ち、バッファRAM20に対して
は、複数のデータを同じタイミングで書き込んだり、読
み出したりすることができないため、メモリ制御回路1
7は、各部の動作のタイミングに合わせてバッファRA
M20のアクセスを振り分けるように構成される。
【0022】バッファRAM20は、DRAM、SRA
M等に代表される読み出し及び書き込みが可能な記録媒
体からなり、入力インタフェース11からメモリ制御回
路17を介して入力されるデータを記憶する。このバッ
ファRAM20は、少なくとも2ブロック分のCD−R
OMデータを記憶できる容量を有しており、入力インタ
フェース11から入力されるCD−ROMデータを、誤
り訂正回路13における訂正処理及び第2の誤り検出回
路14における検出処理の間保する。そして、記憶した
CD−ROMデータのホストコンピュータ側への転送が
完了した後には、その記憶領域に次に入力されてくるC
D−ROMデータが書き込まれるようになる。尚、バッ
ファRAM20の記憶容量に余裕のある範囲でCD−R
OMデータを残すようにして、同じCD−ROMデータ
を繰り返しホストコンピュータ側へ転送することも可能
である。これらの動作条件の選択は、制御マイコン30
によるコマンドレジスタ16の設定により決定される。
【0023】制御マイコン30は、所定の制御プログラ
ムに応じて誤り訂正検出装置10の動作を、その前段に
接続される装置の動作と共に制御するものであり、その
ための制御コマンドをコマンドレジスタ16に設定す
る。即ち、制御マイコン30は、それぞれの動作条件を
設定するためのコマンドをコマンドレジスタ16に設定
することにより、符号誤り訂正検出装置10に対して制
御指示を継続して供給する必要がないように構成され
る。これにより、符号誤り訂正検出装置10の他の各種
装置に対して、時分割で動作制御を行うことができるよ
うになる。そして、この制御マイコン30は、第1の誤
り検出回路12の検出結果に応答して、誤り訂正回路1
3及び第2の誤り検出回路14の動作を停止する制御フ
ラグを設定する。即ち、第1の誤り検出回路12におい
て入力インタフェース11に取り込まれるデータに符号
誤りがないと判定されたとき、誤り訂正回路13におけ
る誤り訂正処理及び第2の誤り検出回路14における誤
り検出処理を全て省略するように、制御マイコン30か
らコマンドレジスタ16に対して制御フラグの設定が成
される。
【0024】続いて、上述の符号誤り訂正検出装置の動
作について、図2に従い説明する。この図においては、
バッファRAM20が、データS(n)を2ブロック分記
憶する場合を示している。
【0025】前段の装置から1ブロック毎に入力される
データS(n)は、先ず、入力インタフェース11に入力
され、この入力インタフェース11から、メモリ制御回
路17を介してバッファRAM20へ書き込まれると共
に、第1の誤り検出回路12へ取り込まれる。そして、
第1の誤り検出回路12では、各ブロック毎に符号誤り
の検出処理が行われており、そのブロックのデータS
(n)に符号誤りが含まれているか否かが制御マイコン3
0に伝えられる。ここで、データS(n)に符号誤りが含
まれているとき(例えばn=1のとき)、先ず、バッフ
ァRAM20からデータS(n)が誤り訂正回路13に取
り込まれて所定の訂正処理が施され、バッファRAM2
0に記憶されているデータS(n)の符号誤りの部分が書
き換えられる。続いて、符号誤りが書き換えられた(訂
正された)データS(n)がバッファRAM20から第2
の誤り検出回路14に取り込まれて2度目の誤り検出処
理が施される。そして、ホストコンピュータ側からの指
示に応答して、バッファRAM20に記憶されたデータ
S(n)が、出力インタフェース15からホストコンピュ
ータ側へ出力される。一方、データS(n)に符号誤りが
含まれていないとき(例えばn=2のとき)には、誤り
訂正回路13や第2の誤り検出回路14にデータS(n)
が取り込まれることはなく、データS(n)がそのままバ
ッファRAM20から出力インタフェース15を介して
ホストコンピュータ側へ出力される。
【0026】以上のような処理においては、第1の誤り
訂正回路12で符号誤りがないと判定されたデータS
(n)に対し、誤り訂正回路13及び第2の誤り検出回路
14の動作制御を行う必要がなくなる。従って、その間
の制御マイコン30の負担が軽減され、再生速度の高速
化あるいは多機能化にも容易に対応できるようになる。
【0027】また、誤り訂正回路13及び第2の誤り検
出回路14からバッファRAM20へのアクセスが少な
くなることから、バッファRAM20からホストコンピ
ュータ側へのCD−ROMデータの転送に割り当てるら
れる時間が長くなる。従って、CD−ROMデータの転
送速度を向上することができる。特に、バッファRAM
20に10ブロック分以上のCD−ROMデータを記憶
し、複数ブロックのCD−ROMデータをまとめてホス
トコンピュータ側へ転送する場合に有効である。
【0028】図3は、本発明の符号誤り訂正検出装置の
第2の実施の形態を示すブロック図である。
【0029】この実施形態においては、第1の誤り検出
回路12の検出結果に応じて、コマンドレジスタ16'
の制御フラグを直接設定するようにしている。即ち、符
号誤り訂正検出装置10'は、コマンドレジスタ16'の
みが図1に示す符号誤り訂正検出装置10とは異なり、
第1の誤り検出回路12の検出結果を直接取り込んで、
誤り訂正回路13及び第2の誤り検出回路14の動作を
停止する制御フラグを設定するように構成している。従
って、制御マイコン30'は、第1の誤り検出回路12
の検出結果に応答してコマンドレジスタ16'に制御フ
ラグを設定する必要がなくなり、負担はさらに軽減され
る。
【0030】以上の実施の形態においては、記録媒体と
してCDを用いるCD−ROMシステムを例示したが、
記録媒体として、DVDやMD等のその他の媒体を用い
るシステムにも採用することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、入力されるデータに符
号誤りが含まれていないときには、符号誤りの訂正処理
及び訂正処理の確認のための符号誤りの検出処理が省略
される。従って、それらの処理動作を制御するための制
御マイコンの負担を軽減することができ、動作の高速化
あるいは多機能化に有利となる。さらに、それぞれの処
理が省略されたことにより空いた時間を、CD−ROM
データのホストコンピュータ側への転送に割り当てるこ
とができるため、データの転送効率を向上でき、結果的
に転送速度を速くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の符号誤り訂正検出装置の第1の実施形
態を示すブロック図である。
【図2】データの流れを説明するタイミング図である。
【図3】本発明の符号誤り訂正検出装置の第2の実施形
態を示すブロック図である。
【図4】CD−ROMシステムの構成を示すブロック図
である。
【図5】ディスクから読み出されるデータのフォーマッ
ト図である。
【図6】CD−ROMデータのフォーマット図である。
【符号の説明】
1 ピックアップ部 2 ディスク 3 ピックアップ制御部 4 アナログ信号処理部 5 デジタル信号処理部 6 CD−ROMデコーダ 7 バッファRAM 8 制御マイコン 10、10' 符号誤り訂正検出装置 11 入力インタフェース 12 第1の誤り検出回路 13 誤り訂正回路 14 第2の誤り検出回路 15 出力インタフェース 16、16' コマンドレジスタ 17 メモリ制御回路 20 バッファRAM 30、30' 制御マイコン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体から読み出される誤り訂正符号
    及び誤り検出符号を含むデジタルデータに対して、誤り
    訂正符号に基づく訂正処理及び誤り検出符号に基づく検
    出処理を施し、処理済みのデジタルデータをコンピュー
    タ機器側へ転送する符号誤り訂正検出装置において、所
    定のバイト数で構成されるブロック単位で入力されるデ
    ジタルデータをバッファメモリに記憶する入力インタフ
    ェースと、上記入力インタフェースに入力される上記デ
    ジタルデータに対して上記誤り検出符号に基づく第1の
    検出処理を施す第1の誤り検出回路と、上記バッファメ
    モリに記憶された上記デジタルデータに対して上記誤り
    訂正符号に基づく訂正処理を施し、上記デジタルデータ
    の誤り箇所を書き換える誤り訂正回路と、上記誤り訂正
    回路で誤り箇所が書き換えられて上記バッファメモリに
    記憶された上記デジタルデータに対して上記誤り検出符
    号に基づく第2の検出処理を施し、検出結果に応じてエ
    ラーフラグを設定する第2の誤り検出回路と、上記バッ
    ファメモリに記憶された上記デジタルデータを外部コン
    ピュータ機器へ出力する出力インタフェースと、を備
    え、上記第1の誤り検出回路で誤りが検出されなかった
    上記デジタルデータに対して上記誤り訂正回路及び上記
    第2の誤り検出回路での処理を省略することを特徴とす
    る符号誤り訂正検出装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の誤り検出回路の検出結果に応
    じて、上記誤り訂正回路及び上記第2の誤り検出回路の
    動作の休止を指示する制御フラグを設定するレジスタを
    さらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の符号誤
    り訂正検出装置。
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