JP2969766B2 - データ再生装置 - Google Patents
データ再生装置Info
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- JP2969766B2 JP2969766B2 JP2092422A JP9242290A JP2969766B2 JP 2969766 B2 JP2969766 B2 JP 2969766B2 JP 2092422 A JP2092422 A JP 2092422A JP 9242290 A JP9242290 A JP 9242290A JP 2969766 B2 JP2969766 B2 JP 2969766B2
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
- G11B20/1816—Testing
- G11B2020/183—Testing wherein at least one additional attempt is made to read or write the data when a first attempt is unsuccessful
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、時系列的データを記録した記録媒体を再生
するデータ再生装置に関するものである。
するデータ再生装置に関するものである。
従来の技術 近年、コンパクトディスク(以下、CDと称す。)に代
表されるように時系列的データを記録した記録媒体を普
及しており、また、CDプレーヤに代表されるようにこれ
らを再生するデータ再生装置も広く普及している。
表されるように時系列的データを記録した記録媒体を普
及しており、また、CDプレーヤに代表されるようにこれ
らを再生するデータ再生装置も広く普及している。
以下、記録媒体であるCDと、従来のデータ再生装置で
あるCDプレーヤについて、図面を参照しながら説明す
る。
あるCDプレーヤについて、図面を参照しながら説明す
る。
第2図はCDにおける記録の最小単位であるフレームの
模式図、第3図はCDにおけるアクセスの最小単位である
サブコードフレームの模式図、第4図は従来のデータ再
生装置であるCDプレーヤのブロック図である。
模式図、第3図はCDにおけるアクセスの最小単位である
サブコードフレームの模式図、第4図は従来のデータ再
生装置であるCDプレーヤのブロック図である。
第2図において、21はフレームのアドレスなどを示す
サブコード、22は音声データ、23は音声データ22の誤り
検出および誤り訂正を行うための誤り検出訂正符号であ
る。
サブコード、22は音声データ、23は音声データ22の誤り
検出および誤り訂正を行うための誤り検出訂正符号であ
る。
第3図において、21,22,23は第2図に示すものと同様
である。CDでは、98フレーム(=1サブコードフレー
ム)毎にアドレス情報を付加するようになっており、こ
のアドレス情報はサブコード21に記録される。
である。CDでは、98フレーム(=1サブコードフレー
ム)毎にアドレス情報を付加するようになっており、こ
のアドレス情報はサブコード21に記録される。
第4図において、CD41はデジタル音声データを記録す
る記録媒体である。ピックアップ42は光学的手段により
CD41からデータを読み出しアナログ電気信号を出力す
る。スピンドルモータ43はCD41を回転させる。サーボ回
路44は、スピンドルモータ43やピックアップ42を制御す
る。波形整形回路45は、ピックアップ42から出力される
アナログ電気信号をパルス信号に整形する。フレーム同
期回路46は、波形整形回路45から出力されるパルス信号
からデータを打ち抜き、各フレームに付加された同期パ
ターンを検出し、サブコード21,音声データ22,誤り検出
訂正符号23を出力する。EFM復調回路47は、フレーム同
期検出回路46から出力されるデータをEFM(Eight to
Fourte−en Modulation)復調する。サブコード分離回
路48は、EFM復調回路47から出力されるデータからサブ
コード21を分離する。サブコード処理回路49はサブコー
ド分離回路48によって分離されたサブコード21を1サブ
コードフレーム分蓄え、アドレス情報などを抽出する。
誤り検出訂正回路410は、サブコード分離回路48から出
力される音声データ22と誤り検出訂正符号23を入力し、
誤り検出訂正符号23を用いて音声データ22の誤り検出訂
正処理を行う。補間回路411は誤り検出訂正回路410にお
いて訂正できない誤りが検出された場合に、誤りが生じ
たデータの前後のデータを用いて補間処理を行う。デジ
タルアナログ変換回路412は、補間回路411から出力され
る音声データ22をアナログ音声信号を変換する。マイク
ロプロセッサ413は、外部からの指示とサブコード処理
回路49が出力するアドレス情報を入力し、外部からの指
示にしたがってCD41を再生するようにサーボ回路44を制
御する制御手段4131をソフトウェアとして内蔵してい
る。
る記録媒体である。ピックアップ42は光学的手段により
CD41からデータを読み出しアナログ電気信号を出力す
る。スピンドルモータ43はCD41を回転させる。サーボ回
路44は、スピンドルモータ43やピックアップ42を制御す
る。波形整形回路45は、ピックアップ42から出力される
アナログ電気信号をパルス信号に整形する。フレーム同
期回路46は、波形整形回路45から出力されるパルス信号
からデータを打ち抜き、各フレームに付加された同期パ
ターンを検出し、サブコード21,音声データ22,誤り検出
訂正符号23を出力する。EFM復調回路47は、フレーム同
期検出回路46から出力されるデータをEFM(Eight to
Fourte−en Modulation)復調する。サブコード分離回
路48は、EFM復調回路47から出力されるデータからサブ
コード21を分離する。サブコード処理回路49はサブコー
ド分離回路48によって分離されたサブコード21を1サブ
コードフレーム分蓄え、アドレス情報などを抽出する。
誤り検出訂正回路410は、サブコード分離回路48から出
力される音声データ22と誤り検出訂正符号23を入力し、
誤り検出訂正符号23を用いて音声データ22の誤り検出訂
正処理を行う。補間回路411は誤り検出訂正回路410にお
いて訂正できない誤りが検出された場合に、誤りが生じ
たデータの前後のデータを用いて補間処理を行う。デジ
タルアナログ変換回路412は、補間回路411から出力され
る音声データ22をアナログ音声信号を変換する。マイク
ロプロセッサ413は、外部からの指示とサブコード処理
回路49が出力するアドレス情報を入力し、外部からの指
示にしたがってCD41を再生するようにサーボ回路44を制
御する制御手段4131をソフトウェアとして内蔵してい
る。
はじめに、CDの記録方法について第2図,第3図を用
いて説明する。まず、記録する2チャンネルのアナログ
音声信号について、それぞれ低域通過フィルタを用いて
20kHz以上の周波数成分を取り除いたのち、標本化周波
数44.1kHz,量子化ビット数16ビットでアナログデジタル
変換する。これにより得られる16ビットの音声データを
12バイト毎に分割し、フレーム内に音声データ22として
格納する。上記の方法で得られる16ビットの音響データ
をサンプルと呼ぶ。
いて説明する。まず、記録する2チャンネルのアナログ
音声信号について、それぞれ低域通過フィルタを用いて
20kHz以上の周波数成分を取り除いたのち、標本化周波
数44.1kHz,量子化ビット数16ビットでアナログデジタル
変換する。これにより得られる16ビットの音声データを
12バイト毎に分割し、フレーム内に音声データ22として
格納する。上記の方法で得られる16ビットの音響データ
をサンプルと呼ぶ。
つぎに、音声データ24バイトに対して8バイトの割合
で誤り検出訂正符号23を付加する。この誤り検出訂正符
号23は音声データ22について1バイト単位で誤りを検出
訂正することができる。さらに音声データ22と誤り検出
訂正符号23の合計32バイドに対して1バイトの割合でサ
ブコード21を付加し、第2図に示すフレームを形成す
る。
で誤り検出訂正符号23を付加する。この誤り検出訂正符
号23は音声データ22について1バイト単位で誤りを検出
訂正することができる。さらに音声データ22と誤り検出
訂正符号23の合計32バイドに対して1バイトの割合でサ
ブコード21を付加し、第2図に示すフレームを形成す
る。
サブコード21は記録位置を示すアドレス情報(曲番
号、曲の先頭からの経過時間(分,秒,サブコードフレ
ーム)、CD41の先頭からの経過時間(分,秒,サブコー
ドフレーム))を含んでおり、このアドレス情報は、連
続する98フレームについて一つ割り当てられる。つま
り、サブコード21を使ってアクセスすることができるデ
ータの最小単位は98フレームであり、一つのアドレス情
報でアクセスできるフレームの集まりをサブコードフレ
ームとよぶ。サブコードフレームと時間は、75サブコー
ドフレームが1秒という関係がある。
号、曲の先頭からの経過時間(分,秒,サブコードフレ
ーム)、CD41の先頭からの経過時間(分,秒,サブコー
ドフレーム))を含んでおり、このアドレス情報は、連
続する98フレームについて一つ割り当てられる。つま
り、サブコード21を使ってアクセスすることができるデ
ータの最小単位は98フレームであり、一つのアドレス情
報でアクセスできるフレームの集まりをサブコードフレ
ームとよぶ。サブコードフレームと時間は、75サブコー
ドフレームが1秒という関係がある。
上記のようにして形成された各フレームはEFM変調さ
れ、同期パターン(図示せず)が付加され、螺旋状に形
成されるトラックとしてCD上に線速度一定で連続的に記
録される。
れ、同期パターン(図示せず)が付加され、螺旋状に形
成されるトラックとしてCD上に線速度一定で連続的に記
録される。
つぎに、上記のようにして音声データが記録されたCD
を再生するCDプレーヤの動作について第4図を用いて説
明する。サーボ回路44はマイクロプロセッサ413からの
指示にしたがい、スピンドルモータ43に対しスピンドル
サーボを、ピックアップ42に対してフォーカスサーボ,
トラッキングサーボ,トラバースサーボを施し、CD41か
らデータを読み出させる。ピックアップ42は光学的手段
によりCD41からデータを読み出し、アナログ信号として
出力する。ピックアップ42から出力されたアナログ信号
は、波形整形回路45によってパルス信号に整形され、フ
レーム同期検出回路46に入力される。フレーム同期検出
回路46では、入力したパルス信号からデータを打ち抜
き、各フレームに付加された同期パターンを検出し、第
2図に示すサブコード21,音声データ22,誤り検出訂正符
号23を出力する。フレーム同期検出回路46から出力され
た各データは、EFM復調回路47でEFM復調され、サブコー
ド分離回路48に送られる。サブコード分離回路48は、送
られてきたデータからサブコード21を分離し、サブコー
ド21はサブコード処理回路49へ、音声データ22と誤り検
出訂正符号23は誤り検出訂正回路410へ送る。サブコー
ド処理回路49では、送られてきたサブコード21を1サブ
コードフレーム(=98フレーム)分集め、この中からア
ドレス情報を抽出し、マイクロプロセッサ413に出力す
る。一方、誤り検出訂正回路410は、誤り検出訂正符号2
3を用いて音声データ22の誤り検出訂正処理を行い、各
サンプル毎に補間要求フラグを付加し出力する。補間要
求フラグは音声データに訂正できない誤りが発生したか
どうかを判断するために付加する1ビットのフラグで、
0は訂正できない誤りが発生しなかったことを、1は訂
正できない誤りが発生したことを示す。補間回路411で
は送られてくるデータの補間要求フラグを検査し、0で
あれば該当するサンプルをそのままデジタルアナログ変
換回路412に出力し、1であれば該当するサンプルの前
後のサンプルの平均値を算出し、該当するサンプルとし
て出力するという補間処理を行う。デジタルアナログ変
換回路412では入力したサンプルを順次デジタルアナロ
グ変換し、アナログ音声信号を出力する。
を再生するCDプレーヤの動作について第4図を用いて説
明する。サーボ回路44はマイクロプロセッサ413からの
指示にしたがい、スピンドルモータ43に対しスピンドル
サーボを、ピックアップ42に対してフォーカスサーボ,
トラッキングサーボ,トラバースサーボを施し、CD41か
らデータを読み出させる。ピックアップ42は光学的手段
によりCD41からデータを読み出し、アナログ信号として
出力する。ピックアップ42から出力されたアナログ信号
は、波形整形回路45によってパルス信号に整形され、フ
レーム同期検出回路46に入力される。フレーム同期検出
回路46では、入力したパルス信号からデータを打ち抜
き、各フレームに付加された同期パターンを検出し、第
2図に示すサブコード21,音声データ22,誤り検出訂正符
号23を出力する。フレーム同期検出回路46から出力され
た各データは、EFM復調回路47でEFM復調され、サブコー
ド分離回路48に送られる。サブコード分離回路48は、送
られてきたデータからサブコード21を分離し、サブコー
ド21はサブコード処理回路49へ、音声データ22と誤り検
出訂正符号23は誤り検出訂正回路410へ送る。サブコー
ド処理回路49では、送られてきたサブコード21を1サブ
コードフレーム(=98フレーム)分集め、この中からア
ドレス情報を抽出し、マイクロプロセッサ413に出力す
る。一方、誤り検出訂正回路410は、誤り検出訂正符号2
3を用いて音声データ22の誤り検出訂正処理を行い、各
サンプル毎に補間要求フラグを付加し出力する。補間要
求フラグは音声データに訂正できない誤りが発生したか
どうかを判断するために付加する1ビットのフラグで、
0は訂正できない誤りが発生しなかったことを、1は訂
正できない誤りが発生したことを示す。補間回路411で
は送られてくるデータの補間要求フラグを検査し、0で
あれば該当するサンプルをそのままデジタルアナログ変
換回路412に出力し、1であれば該当するサンプルの前
後のサンプルの平均値を算出し、該当するサンプルとし
て出力するという補間処理を行う。デジタルアナログ変
換回路412では入力したサンプルを順次デジタルアナロ
グ変換し、アナログ音声信号を出力する。
マイクロプロセッサ413に内蔵されている制御手段413
1は外部からの指示にしたがってCD41を再生するように
サーボ回路44を制御する。例えば、外部から再生するア
ドレスが指示されると、制御手段4131はサブコード処理
回路49から送られてくる現在再生している部分のアドレ
ス情報と外部から指示されたアドレスを比較し、指示さ
れたアドレスの部分に近づくようにトラックキックを行
いながら間欠的にCD41を再生するようにサーボ回路44を
制御し、断続的にサブコード処理回路49から送られてく
るアドレス情報と指示されたアドレスが一致した時点
で、トラックキックをやめ通常の再生を行うようにサー
ボ回路を制御する、という動作を行う。
1は外部からの指示にしたがってCD41を再生するように
サーボ回路44を制御する。例えば、外部から再生するア
ドレスが指示されると、制御手段4131はサブコード処理
回路49から送られてくる現在再生している部分のアドレ
ス情報と外部から指示されたアドレスを比較し、指示さ
れたアドレスの部分に近づくようにトラックキックを行
いながら間欠的にCD41を再生するようにサーボ回路44を
制御し、断続的にサブコード処理回路49から送られてく
るアドレス情報と指示されたアドレスが一致した時点
で、トラックキックをやめ通常の再生を行うようにサー
ボ回路を制御する、という動作を行う。
発明が解決しようとする課題 しかしながら前記のような構成では、記録媒体から読
み出したデータについて訂正できない誤りが発生した場
合に常に補間処理を行うため、訂正できない誤りが発生
すると音質が変化し、特に連続する多数のデータに訂正
できない誤りが発生した場合、前後の値を用いて行う補
間処理そのものができないという課題を有していた。ま
た、補間処理ができないために、誤りが検出された際に
記録媒体から正しいデータを再読み出ししようとする
と、記録媒体からの時系列的データの再生が途切れ、時
系列的データの意味のある再生ができないという課題を
有していた。
み出したデータについて訂正できない誤りが発生した場
合に常に補間処理を行うため、訂正できない誤りが発生
すると音質が変化し、特に連続する多数のデータに訂正
できない誤りが発生した場合、前後の値を用いて行う補
間処理そのものができないという課題を有していた。ま
た、補間処理ができないために、誤りが検出された際に
記録媒体から正しいデータを再読み出ししようとする
と、記録媒体からの時系列的データの再生が途切れ、時
系列的データの意味のある再生ができないという課題を
有していた。
本発明にかかる点に鑑み、訂正できない誤りが発生し
た際にも時系列的データの再生を中断させることなく、
誤りが検出されたデータを記録媒体から読み出しするこ
とができるデータ再生装置を提供することを目的とす
る。
た際にも時系列的データの再生を中断させることなく、
誤りが検出されたデータを記録媒体から読み出しするこ
とができるデータ再生装置を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 本発明は、時系列的データを記録した記録媒体から前
記時系列的データを読み出し出力する読出手段と、読出
手段から出力されたデータの誤り検出処理もしくは誤り
検出訂正処理を行い、訂正できない誤りが検出された際
に誤り検出信号を出力する誤り検出手段と、誤り検出手
段から出力される誤り検出手段もしくは誤り検出訂正処
理を施されたデータを蓄え、順次一定の時間間隔で出力
する蓄積手段と、蓄積手段から出力されたデータに所定
の処理を施し出力する処理出力手段と、蓄積手段に蓄え
られているデータの量を監視する監視手段と、誤り検出
信号を入力した時点で前記蓄積手段に蓄えられているデ
ータを処理出力手段に出力するのに要する時間を算出す
る再生時間算出手段と、前記再生時間算出手段によって
算出された時間と訂正できない誤りが検出されたデータ
に相当するデータを前記記録媒体から再読み出しするの
に要する時間を比較し、前者が後者より長い場合に再読
み出し命令を出力する比較手段と、前記再読み出し命令
を入力した際に訂正できない誤りが検出されたデータに
相当するデータを記録媒体から再読み出しするように読
出手段を制御する読出手段制御手段とを備える構成とし
ている。
記時系列的データを読み出し出力する読出手段と、読出
手段から出力されたデータの誤り検出処理もしくは誤り
検出訂正処理を行い、訂正できない誤りが検出された際
に誤り検出信号を出力する誤り検出手段と、誤り検出手
段から出力される誤り検出手段もしくは誤り検出訂正処
理を施されたデータを蓄え、順次一定の時間間隔で出力
する蓄積手段と、蓄積手段から出力されたデータに所定
の処理を施し出力する処理出力手段と、蓄積手段に蓄え
られているデータの量を監視する監視手段と、誤り検出
信号を入力した時点で前記蓄積手段に蓄えられているデ
ータを処理出力手段に出力するのに要する時間を算出す
る再生時間算出手段と、前記再生時間算出手段によって
算出された時間と訂正できない誤りが検出されたデータ
に相当するデータを前記記録媒体から再読み出しするの
に要する時間を比較し、前者が後者より長い場合に再読
み出し命令を出力する比較手段と、前記再読み出し命令
を入力した際に訂正できない誤りが検出されたデータに
相当するデータを記録媒体から再読み出しするように読
出手段を制御する読出手段制御手段とを備える構成とし
ている。
作用 本発明の作用はつぎのようになる。本データ再生装置
において、記録媒体に記録された時系列的データは、読
出手段によって読み出され、誤り検出手段によって誤り
検出(訂正)処理を施され、さらに蓄積手段に一時蓄え
られた後に処理出力手段によって所定の処理を施され、
外部に出力される。この際に、誤り検出手段によって訂
正できない誤りがあるデータが検出されると、再生時間
算出手段が監視手段によって監視されている蓄積手段に
蓄えられているデータの量をもとに、蓄積手段に蓄えら
れている全データを処理出力手段に出力するのに要する
時間を算出する。つぎに比較手段が、再生手段算出手段
によって算出された時間と、誤りが検出されたデータを
記録媒体から再読み出しするのに要する時間を比較す
る。そして前者が後者より長い場合、すなわち、誤りが
検出されたデータの再読み出しを行い、記録手段からの
時系列的データの読み出しが中断しても蓄積手段に蓄え
られているデータによって時系列的データの外部への出
力が途切れないことが確認できた場合に、読出手段制御
手段が、訂正できない誤りが検出されたデータを記録媒
体から再読み出しするように読出手段を制御する。
において、記録媒体に記録された時系列的データは、読
出手段によって読み出され、誤り検出手段によって誤り
検出(訂正)処理を施され、さらに蓄積手段に一時蓄え
られた後に処理出力手段によって所定の処理を施され、
外部に出力される。この際に、誤り検出手段によって訂
正できない誤りがあるデータが検出されると、再生時間
算出手段が監視手段によって監視されている蓄積手段に
蓄えられているデータの量をもとに、蓄積手段に蓄えら
れている全データを処理出力手段に出力するのに要する
時間を算出する。つぎに比較手段が、再生手段算出手段
によって算出された時間と、誤りが検出されたデータを
記録媒体から再読み出しするのに要する時間を比較す
る。そして前者が後者より長い場合、すなわち、誤りが
検出されたデータの再読み出しを行い、記録手段からの
時系列的データの読み出しが中断しても蓄積手段に蓄え
られているデータによって時系列的データの外部への出
力が途切れないことが確認できた場合に、読出手段制御
手段が、訂正できない誤りが検出されたデータを記録媒
体から再読み出しするように読出手段を制御する。
この結果、訂正できない誤りが発生した際にも時系列
的データの再生を中断させることなく、誤りが検出され
たデータを記録媒体から読み出しすることができるよう
になる。
的データの再生を中断させることなく、誤りが検出され
たデータを記録媒体から読み出しすることができるよう
になる。
実施例 第1図は本発明の一実施例におけるデータ再生装置で
あるCDプレーヤのブロック図を示すものである。
あるCDプレーヤのブロック図を示すものである。
第1図において、41,42,43,44,45,46,47,48,49,411,4
12は、従来例と同様であるので、その説明は省略する。
12は、従来例と同様であるので、その説明は省略する。
誤り検出訂正回路110は、サブコード分離回路48から
出力されるデータを入力し、誤り検出訂正符号23を用い
て音声データ22の誤り検出訂正処理を行い、訂正できな
い誤りが発生した際にマイクロプロセッサ113に誤り検
出信号を送る。マイクロプロセッサ113は、下記の6つ
の手段をソフトウェアとして有し、CDプレーヤ全体を制
御する。第1の手段はメモリ監視手段1133で、メモリ回
路114に蓄えられているデータのなかで誤りが検出され
たデータが属するサブコードフレームより前に読み出さ
れたデータの量を監視する。第2の手段は再生時間算出
手段1134で誤り検出信号を入力した際に、デジタルアナ
ログ変換(以下、DA変換と称す。)回路412がメモリ回
路114に蓄えられている音声データをDA変換するのに要
する時間を算出する。第3の手段は時間比較手段1135
で、再生時間算出手段によって算出された時間と、誤り
が検出されたデータが属するサブコードフレームへのア
クセス時間を比較し、前者が後者より長かった場合に再
読み出し命令を出力する。第4の手段はアドレス保持手
段1132で、誤り検出訂正回路110で訂正できない誤りが
検出されたデータが属するサブコードフレームのアドレ
スを保持し、このアドレスを再読み出し命令を入力した
際にメモリ消去手段1136と制御手段1131に出力する。第
5の手段はメモリ消去手段1136で、再読み出し命令を入
力した際に、再読み出しされるデータに相当するデータ
をメモリ回路114から消去する。第6の手段は制御手段1
131で、外部からの指示とアドレス保持手段1132からの
アドレスに基づいてサーボ回路44を制御する。メモリ回
路114は誤り検出訂正回路110から出力される誤り検出フ
ラグが付加された音声データ22を一時蓄え先入れ先だし
形式で順次補間回路411に出力する。
出力されるデータを入力し、誤り検出訂正符号23を用い
て音声データ22の誤り検出訂正処理を行い、訂正できな
い誤りが発生した際にマイクロプロセッサ113に誤り検
出信号を送る。マイクロプロセッサ113は、下記の6つ
の手段をソフトウェアとして有し、CDプレーヤ全体を制
御する。第1の手段はメモリ監視手段1133で、メモリ回
路114に蓄えられているデータのなかで誤りが検出され
たデータが属するサブコードフレームより前に読み出さ
れたデータの量を監視する。第2の手段は再生時間算出
手段1134で誤り検出信号を入力した際に、デジタルアナ
ログ変換(以下、DA変換と称す。)回路412がメモリ回
路114に蓄えられている音声データをDA変換するのに要
する時間を算出する。第3の手段は時間比較手段1135
で、再生時間算出手段によって算出された時間と、誤り
が検出されたデータが属するサブコードフレームへのア
クセス時間を比較し、前者が後者より長かった場合に再
読み出し命令を出力する。第4の手段はアドレス保持手
段1132で、誤り検出訂正回路110で訂正できない誤りが
検出されたデータが属するサブコードフレームのアドレ
スを保持し、このアドレスを再読み出し命令を入力した
際にメモリ消去手段1136と制御手段1131に出力する。第
5の手段はメモリ消去手段1136で、再読み出し命令を入
力した際に、再読み出しされるデータに相当するデータ
をメモリ回路114から消去する。第6の手段は制御手段1
131で、外部からの指示とアドレス保持手段1132からの
アドレスに基づいてサーボ回路44を制御する。メモリ回
路114は誤り検出訂正回路110から出力される誤り検出フ
ラグが付加された音声データ22を一時蓄え先入れ先だし
形式で順次補間回路411に出力する。
ここで、CD41は記録媒体に、ピックアップ42,スピン
ドルモータ43,サーボ回路44,波形整形回路45,フレーム
同期検出回路46,EFM復調回路47,サブコード分離回路48,
サブコード処理回路49は読出手段に、誤り検出訂正回路
110は誤り検出手段に、メモリ回路114は蓄積手段に、補
間回路411,DA変換回路412は処理出力手段に、メモリ監
視手段1133は監視手段に、再生時間算出手段1134は再生
時間算出手段に、時間比較手段1135は比較手段に、アド
レス保持手段1132,制御手段1131は読出手段制御手段に
それぞれ相当する。
ドルモータ43,サーボ回路44,波形整形回路45,フレーム
同期検出回路46,EFM復調回路47,サブコード分離回路48,
サブコード処理回路49は読出手段に、誤り検出訂正回路
110は誤り検出手段に、メモリ回路114は蓄積手段に、補
間回路411,DA変換回路412は処理出力手段に、メモリ監
視手段1133は監視手段に、再生時間算出手段1134は再生
時間算出手段に、時間比較手段1135は比較手段に、アド
レス保持手段1132,制御手段1131は読出手段制御手段に
それぞれ相当する。
以上のように構成されたこの実施例のデータ再生装置
において、以下その動作を説明する。
において、以下その動作を説明する。
まず、本実施例のCDプレーヤの動作手順を簡潔に述べ
る。まずピックアップ42を用いてCD41から音声データを
読み出す。つぎに読み出された音声データに対して、誤
り検出訂正などの処理を施し、メモリ回路114に1秒分
(75サブコードフレーム分)蓄える。蓄え終わったらメ
モリ回路114から順次データを読み出し、DA変換回路412
を用いてDA変換を行いアナログ音声信号を出力する。こ
れらの処理の中で、CD41から読み出したデータから訂正
できない誤りが検出されると、マイクロプロセッサ113
の処理にしたがってアナログ音声信号の出力が途切れな
い場合にのみ誤りが検出されたデータの再読み出しを行
う。
る。まずピックアップ42を用いてCD41から音声データを
読み出す。つぎに読み出された音声データに対して、誤
り検出訂正などの処理を施し、メモリ回路114に1秒分
(75サブコードフレーム分)蓄える。蓄え終わったらメ
モリ回路114から順次データを読み出し、DA変換回路412
を用いてDA変換を行いアナログ音声信号を出力する。こ
れらの処理の中で、CD41から読み出したデータから訂正
できない誤りが検出されると、マイクロプロセッサ113
の処理にしたがってアナログ音声信号の出力が途切れな
い場合にのみ誤りが検出されたデータの再読み出しを行
う。
以下、本実施例のCDプレーヤの動作を詳細に述べる。
ピックアップ42,スピンドル43,サーボ回路44,波形整形
回路45,フレーム同期検出回路46,EFM復調回路47,サブコ
ード分離回路48,サブコード処理回路49は従来例と同様
に動作し、誤り検出訂正回路110には音声データ22と誤
り検出訂正符号23が、マイクロプロセッサ113にはアド
レス情報がそれぞれ入力される。誤り検出訂正回路110
では入力された誤り検出訂正符号23を用いて音声データ
22の誤り検出訂正処理を行い、音声データ22の各サンプ
ル毎に1ビットの誤り検出フラグを付加してメモリ回路
114に出力し、さらに訂正できない誤りを検出した際に
は誤り検出信号をマイクロプロセッサ113に出力する。
この際付加される誤り検出フラグは従来例で用いたもの
と同様である(訂正できない誤りが検出された=1)。
メモリ回路114は音声データを1秒間分、つまり75サブ
コードフレーム分だけ蓄え、先入れ先出し方式で順次補
間回路411に出力する。
ピックアップ42,スピンドル43,サーボ回路44,波形整形
回路45,フレーム同期検出回路46,EFM復調回路47,サブコ
ード分離回路48,サブコード処理回路49は従来例と同様
に動作し、誤り検出訂正回路110には音声データ22と誤
り検出訂正符号23が、マイクロプロセッサ113にはアド
レス情報がそれぞれ入力される。誤り検出訂正回路110
では入力された誤り検出訂正符号23を用いて音声データ
22の誤り検出訂正処理を行い、音声データ22の各サンプ
ル毎に1ビットの誤り検出フラグを付加してメモリ回路
114に出力し、さらに訂正できない誤りを検出した際に
は誤り検出信号をマイクロプロセッサ113に出力する。
この際付加される誤り検出フラグは従来例で用いたもの
と同様である(訂正できない誤りが検出された=1)。
メモリ回路114は音声データを1秒間分、つまり75サブ
コードフレーム分だけ蓄え、先入れ先出し方式で順次補
間回路411に出力する。
マイクロプロセッサ113内では誤り検出信号を受け取
ると、下記のような処理を行う。アドレス保持手段1132
は誤り検出信号を入力した直後にサブコード処理回路49
から出力されるアドレス情報を用いて、誤りが検出され
たサンプルが属するサブコードフレームのアドレスを
得、保持する。次にメモリ監視手段1133は、メモリ回路
114に蓄えられている音声データ22のなかで、アドレス
保持手段が保持するアドレスより小さなアドレスを持つ
サブコードフレームに記録されていた音声データのデー
タ量を調べる。つぎにこの結果得られるデータ量を用い
て、再生時間算出手段1134が前記データ量で何秒間の音
声信号が再生できるかを示す音声再生可能時間を算出す
る。この算出は、メモリ回路114に蓄えられている音声
データのデータ量に対して時系列的データを実時間で再
生する際に要するデータレートで除算を施すことによっ
て行われる。例えば、74フレーム分のデータが蓄えられ
ているときの音声再生可能時間は約0.99秒間である(74
[フレーム]÷75[フレーム/秒])。つぎに、時間比
較手段1135は、現在再生している部分の半径を用いて、
誤りが検出されたサブコードフレームへのアクセス時間
を概算する。すなわち、サーボ回路44から送られてくる
現在再生している部分の半径情報を用いて、この半径に
相当するトラックの1周分の長さを算出し、この値を線
速度で割ることによりCD41が一回転するのに要する時間
を得、この時間をアクセス時間とする。例えば、半径3.
5[センチメートル]の部分を再生している場合(線速
度1.25[メートル/秒]とする)、アクセス時間は0.18
[秒]となる(2×円周率×0.035[メートル]÷1.25
[メートル/秒])。つぎに、時間比較手段1135内で前
述のようにして算出したアクセス時間と音声再生可能時
間を比較し、音声再生可能時間がアクセス時間より長い
場合に、再読み出し命令をメモリ消去手段1136とアドレ
ス保持手段1132に出力する。再読み出し命令を受けたア
ドレス保持手段1132は、保持していたアドレスを制御手
段1131とメモリ消去手段1136に渡す。アドレスを受け取
ると、制御手段1131は受け取ったアドレス以降のサブコ
ードフレームのデータを再読み出しするようにサーボ回
路44を制御し、また、メモリ消去手段1136はメモリ回路
114に蓄えられている音声データの中の受け取ったアド
レス以降のサブコードフレームのデータをメモリ回路11
4から消去する。
ると、下記のような処理を行う。アドレス保持手段1132
は誤り検出信号を入力した直後にサブコード処理回路49
から出力されるアドレス情報を用いて、誤りが検出され
たサンプルが属するサブコードフレームのアドレスを
得、保持する。次にメモリ監視手段1133は、メモリ回路
114に蓄えられている音声データ22のなかで、アドレス
保持手段が保持するアドレスより小さなアドレスを持つ
サブコードフレームに記録されていた音声データのデー
タ量を調べる。つぎにこの結果得られるデータ量を用い
て、再生時間算出手段1134が前記データ量で何秒間の音
声信号が再生できるかを示す音声再生可能時間を算出す
る。この算出は、メモリ回路114に蓄えられている音声
データのデータ量に対して時系列的データを実時間で再
生する際に要するデータレートで除算を施すことによっ
て行われる。例えば、74フレーム分のデータが蓄えられ
ているときの音声再生可能時間は約0.99秒間である(74
[フレーム]÷75[フレーム/秒])。つぎに、時間比
較手段1135は、現在再生している部分の半径を用いて、
誤りが検出されたサブコードフレームへのアクセス時間
を概算する。すなわち、サーボ回路44から送られてくる
現在再生している部分の半径情報を用いて、この半径に
相当するトラックの1周分の長さを算出し、この値を線
速度で割ることによりCD41が一回転するのに要する時間
を得、この時間をアクセス時間とする。例えば、半径3.
5[センチメートル]の部分を再生している場合(線速
度1.25[メートル/秒]とする)、アクセス時間は0.18
[秒]となる(2×円周率×0.035[メートル]÷1.25
[メートル/秒])。つぎに、時間比較手段1135内で前
述のようにして算出したアクセス時間と音声再生可能時
間を比較し、音声再生可能時間がアクセス時間より長い
場合に、再読み出し命令をメモリ消去手段1136とアドレ
ス保持手段1132に出力する。再読み出し命令を受けたア
ドレス保持手段1132は、保持していたアドレスを制御手
段1131とメモリ消去手段1136に渡す。アドレスを受け取
ると、制御手段1131は受け取ったアドレス以降のサブコ
ードフレームのデータを再読み出しするようにサーボ回
路44を制御し、また、メモリ消去手段1136はメモリ回路
114に蓄えられている音声データの中の受け取ったアド
レス以降のサブコードフレームのデータをメモリ回路11
4から消去する。
また、アクセス時間が音声再生可能時間より長かった
場合は、再読み出しを行わず、従来通りの再生を行う。
また、これに加えて、制御手段1131は、従来のCDプレー
ヤと同様に外部からの指示にしたがってサーボ回路44の
制御も行う。
場合は、再読み出しを行わず、従来通りの再生を行う。
また、これに加えて、制御手段1131は、従来のCDプレー
ヤと同様に外部からの指示にしたがってサーボ回路44の
制御も行う。
以下、補間回路411,DA変換回路412は従来例と同様に
動作し、アナログ音声信号が再生される。
動作し、アナログ音声信号が再生される。
以上のように本実施例によれば、記録媒体から読み出
された音声データに対して誤り検出訂正処理を行う誤り
検出訂正回路110と、誤り検出訂正処理を施された音声
データを一時蓄えるメモリ回路114と、メモリ回路114に
蓄えられている音声データによってアナログ音声信号が
再生できる時間を算出する再生時間算出手段1134と、前
記算出された時間と訂正できない誤りが検出されたデー
タを含むサブコードフレームを再読み出しする際に要す
る時間を比較し前者が後者より長い場合に再読み出し命
令を出力する時間比較手段と、記録媒体から誤りが検出
されたサブコードフレームを再読み出しするようにサー
ボ回路44を制御する制御手段1131を設けることにより、
アナログ音声信号の再生を途切れさせることなく音声デ
ータの再読み出しを行うことができる。
された音声データに対して誤り検出訂正処理を行う誤り
検出訂正回路110と、誤り検出訂正処理を施された音声
データを一時蓄えるメモリ回路114と、メモリ回路114に
蓄えられている音声データによってアナログ音声信号が
再生できる時間を算出する再生時間算出手段1134と、前
記算出された時間と訂正できない誤りが検出されたデー
タを含むサブコードフレームを再読み出しする際に要す
る時間を比較し前者が後者より長い場合に再読み出し命
令を出力する時間比較手段と、記録媒体から誤りが検出
されたサブコードフレームを再読み出しするようにサー
ボ回路44を制御する制御手段1131を設けることにより、
アナログ音声信号の再生を途切れさせることなく音声デ
ータの再読み出しを行うことができる。
なお、本実施例において、CD41の再生方法として、CD
41の再生開始時に、CD41から読み出される音響データが
1秒分メモリ回路114に蓄えられるのを持った後に、DA
変換を開始するという手法を取ったが、例えば、従来の
CDプレーヤの2倍の速度でCD41を再生し、メモリ回路11
4からの読み出しを再生開始と同時に行い(読出速度は
デジタルアナログ処理回路412の処理速度と同じ速
度)、1秒分の音響データがメモリ回路114に蓄積され
た後は断続的にCD41を再生し音響データをメモリ回路11
4に供給するという手法でも良い。記録媒体からの読出
速度をデジタルアナログ変換回路412における音声デー
タの処理速度より高速にすると、データ処理時間に対し
てデータを読み出し時間を短くすることができ、再読み
出しの際に所望のサブコードフレームのアクセスに使う
ことができる時間が多くなるという利点が生じる。その
他の手法として、通常は従来のCDプレーヤと同じ速度で
CD41を再生し、メモリ回路114からの読み出しをCD41の
再生開始と同時に開始し、メモリ回路114に1秒分の音
声データが蓄えられていないときのみCD41を通常のCDプ
レーヤの再生速度より高速に再生するという手法でもよ
い。
41の再生開始時に、CD41から読み出される音響データが
1秒分メモリ回路114に蓄えられるのを持った後に、DA
変換を開始するという手法を取ったが、例えば、従来の
CDプレーヤの2倍の速度でCD41を再生し、メモリ回路11
4からの読み出しを再生開始と同時に行い(読出速度は
デジタルアナログ処理回路412の処理速度と同じ速
度)、1秒分の音響データがメモリ回路114に蓄積され
た後は断続的にCD41を再生し音響データをメモリ回路11
4に供給するという手法でも良い。記録媒体からの読出
速度をデジタルアナログ変換回路412における音声デー
タの処理速度より高速にすると、データ処理時間に対し
てデータを読み出し時間を短くすることができ、再読み
出しの際に所望のサブコードフレームのアクセスに使う
ことができる時間が多くなるという利点が生じる。その
他の手法として、通常は従来のCDプレーヤと同じ速度で
CD41を再生し、メモリ回路114からの読み出しをCD41の
再生開始と同時に開始し、メモリ回路114に1秒分の音
声データが蓄えられていないときのみCD41を通常のCDプ
レーヤの再生速度より高速に再生するという手法でもよ
い。
また、本実施例では補間回路411が行う補間処理とし
て、前後のサンプル値の平均値を算出して補間を行う方
法を述べたが、例えば、前後3つのサンプル値を用いて
2次関数として近似する方法や、一つ前のサンプル値を
そのまま用いる方法など、訂正できない誤りが検出され
なかったデータを用いる方法ならどのような方法でも良
い。
て、前後のサンプル値の平均値を算出して補間を行う方
法を述べたが、例えば、前後3つのサンプル値を用いて
2次関数として近似する方法や、一つ前のサンプル値を
そのまま用いる方法など、訂正できない誤りが検出され
なかったデータを用いる方法ならどのような方法でも良
い。
また、本実施例では訂正できない誤りが検出されたと
きの再読み出しの方法とメモリ回路114に記録された音
声データの入れ替えの方法として、メモリ回路114内に
記録されている音響データのうちで訂正できない誤りが
検出されたサンプルが記録されているサブコードフレー
ム以降のデータを全て消去し、再読み出しするという方
法を取ったが、例えば、訂正できない誤りが検出された
サンプルを記録したサブコードフレームのみを再読み出
しして、メモリ回路114に記録されている音声データの
うち該当するサンプルのみを入れ換える方法や、誤りが
検出されたサンプルを含むサブコードフレームのみを入
れ換える方法など、訂正できない誤りが検出されたサン
プルを入れ換えることができればどのような方法でも良
い。
きの再読み出しの方法とメモリ回路114に記録された音
声データの入れ替えの方法として、メモリ回路114内に
記録されている音響データのうちで訂正できない誤りが
検出されたサンプルが記録されているサブコードフレー
ム以降のデータを全て消去し、再読み出しするという方
法を取ったが、例えば、訂正できない誤りが検出された
サンプルを記録したサブコードフレームのみを再読み出
しして、メモリ回路114に記録されている音声データの
うち該当するサンプルのみを入れ換える方法や、誤りが
検出されたサンプルを含むサブコードフレームのみを入
れ換える方法など、訂正できない誤りが検出されたサン
プルを入れ換えることができればどのような方法でも良
い。
また、本実施例では、メモリ回路114に記録されてい
る音声データを用いて音声信号を再生できる時間との比
較対象として、回転待ち時間を算出して用いたが、例え
ば、最大アクセス時間や、最大回転待ち時間を用いても
良い。
る音声データを用いて音声信号を再生できる時間との比
較対象として、回転待ち時間を算出して用いたが、例え
ば、最大アクセス時間や、最大回転待ち時間を用いても
良い。
また、本実施例において、記録媒体としてCDを用いた
が、例えばコンパクトディスク・リード・オンリ・メモ
リ(CD−ROM)やレーザディスク・リード・オンリ・メ
モリ(LD−ROM)、ライトワンスCDなど、時系列的デー
タを記録できる記録媒体であればどのようなものでも良
い。CD−ROMの場合は音声データがブロック構造化され
ているため、データの入れ替えはブロック単位で行うこ
とが望ましい。
が、例えばコンパクトディスク・リード・オンリ・メモ
リ(CD−ROM)やレーザディスク・リード・オンリ・メ
モリ(LD−ROM)、ライトワンスCDなど、時系列的デー
タを記録できる記録媒体であればどのようなものでも良
い。CD−ROMの場合は音声データがブロック構造化され
ているため、データの入れ替えはブロック単位で行うこ
とが望ましい。
また、本実施例では、記録媒体に記録するデータとし
て音声データを用いたが、動画データなど、時系列的デ
ータであれば、どのようなデータであっても良い。
て音声データを用いたが、動画データなど、時系列的デ
ータであれば、どのようなデータであっても良い。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、時系列的デー
タを記録した記録媒体の再生時に訂正のできない誤りが
検出された場合でも、時系列的データの再生を中断させ
ることなく誤りが検出されたデータを記録媒体から再読
み出しすることができ、その実用的効果は大きい。
タを記録した記録媒体の再生時に訂正のできない誤りが
検出された場合でも、時系列的データの再生を中断させ
ることなく誤りが検出されたデータを記録媒体から再読
み出しすることができ、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の第1の実施例におけるデータ再生装置
であるCDプレーヤのブロック図、第2図はフレームの模
式図、第3図はサブコードフレームの模式図、第4図は
従来のデータ再生装置であるCDプレーヤのブロック図で
ある。 110……誤り検出訂正回路、113……マイクロプロセッ
サ、114……メモリ回路、41……CD、44……サーボ回
路、412……デジタルアナログ変換回路。
であるCDプレーヤのブロック図、第2図はフレームの模
式図、第3図はサブコードフレームの模式図、第4図は
従来のデータ再生装置であるCDプレーヤのブロック図で
ある。 110……誤り検出訂正回路、113……マイクロプロセッ
サ、114……メモリ回路、41……CD、44……サーボ回
路、412……デジタルアナログ変換回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G11B 20/18 572 G11B 20/18 572F (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/18 G11B 19/02
Claims (3)
- 【請求項1】音声データや動画データなどの時系列的デ
ータを記録した記録媒体から前記時系列的データを読み
出し、出力する読出手段と、 前記読出手段から出力されたデータに対して誤り検出処
理もしくは誤り検出訂正処理を施した後出力し、かつ、
訂正できない誤りが検出された際に誤り検出信号を出力
する誤り検出手段と、 前記誤り検出手段が出力する時系列的データを蓄える蓄
積手段と、 前記蓄積手段に蓄積された時系列的データを読み出し、
所定の再生処理を施し出力する処理出力手段と、 前記再生処理が中断しない時間内で、前記訂正できない
誤りが検出されたデータに相当するデータを前記記録媒
体から再読み出しするよう前記読出手段を制御する読出
手段制御手段とを備えたデータ再生装置であって、 前記誤り検出信号が出力された時点での前記蓄積手段に
蓄えられたデータの量から、前記再生処理が中断しない
時間を求め、その時間内で再読み出しすることを特徴と
するデータ再生装置。 - 【請求項2】蓄積手段に蓄えられているデータの量を監
視する監視手段と、 誤り検出信号と前記監視手段で得られたデータの量とを
入力し、前記誤り検出信号が入力された時点でのデータ
の量から、再生処理を継続できるデータ再生可能時間を
算出する再生時間算出手段と、 訂正できない誤りが検出されたデータに相当するデータ
を記録媒体から再読み出しするのに要する時間と前記デ
ータ再生可能時間とを比較し、前者が後者より長い場合
に再読み出し命令を出力する比較手段とを備え、 読出手段制御手段は、前記再読み出し命令が入力された
際に、前記訂正できない誤りが検出されたデータに相当
するデータを前記記録媒体から再読み出しするよう前記
読出手段を制御することを特徴とする請求項1記載のデ
ータ再生装置。 - 【請求項3】再生時間算出手段は、蓄積手段が処理出力
手段にデータを出力するデータレートで、データの量を
除することによって、データ再生可能時間を算出するこ
とを特徴とする請求項2記載のデータ再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2092422A JP2969766B2 (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | データ再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2092422A JP2969766B2 (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | データ再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03290878A JPH03290878A (ja) | 1991-12-20 |
JP2969766B2 true JP2969766B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14053987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2092422A Expired - Fee Related JP2969766B2 (ja) | 1990-04-06 | 1990-04-06 | データ再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2969766B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05225713A (ja) * | 1992-02-14 | 1993-09-03 | Teac Corp | ディジタルオ−ディオ再生装置 |
WO1995009421A1 (fr) * | 1993-09-29 | 1995-04-06 | Sony Corporation | Procede et appareil de reproduction de donnees |
JP3759992B2 (ja) * | 1996-04-18 | 2006-03-29 | 株式会社ルネサステクノロジ | 記録情報再生装置 |
JPH10320913A (ja) | 1997-05-23 | 1998-12-04 | Sony Corp | データ記録装置および方法、データ再生装置および方法、データ記録再生装置および方法、並びに伝送媒体 |
-
1990
- 1990-04-06 JP JP2092422A patent/JP2969766B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03290878A (ja) | 1991-12-20 |
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