JPH09297932A - 二種ディスク兼用光ピックアップ装置 - Google Patents

二種ディスク兼用光ピックアップ装置

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JPH09297932A
JPH09297932A JP9000016A JP1697A JPH09297932A JP H09297932 A JPH09297932 A JP H09297932A JP 9000016 A JP9000016 A JP 9000016A JP 1697 A JP1697 A JP 1697A JP H09297932 A JPH09297932 A JP H09297932A
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optical
liquid crystal
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ジン ヨン キム
Seon Yun Jeon
セオン ユン ジェオン
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L G DENSHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LCD(Liquid Crystal Defleclor;液晶デ
フレクタ)又は回折偏光ビームスプリッタ(Grating Po
larizing Beam Spiltter;GBPS)を用いて、記録密
度及び厚さの異なる光ディスクを一つのユニットに記録
/読取し得るようにした二種ディスク兼用光ピックアッ
プ装置を提供しようとするものである。 【解決手段】 厚さの異なる光ディスクにビームを集光
させる対物レンズと、前記光ディスクの厚さに従い選択
的にビームをそのまま通過させるか、又は所定部分を回
折させて対物レンズの開口数を調節する開口数調節手段
と、を備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二種ディスク兼用
光ピックアップ装置に係るもので、詳しくは、LCD
(Liquid Crystal Dellector;液晶デフレクタ)又は回
折偏光ビームスプリッタ(Graling Polarizing Beam Sp
iltter;GBPS)を用いて、記録密度及び厚さの異な
る光ディスクを一つのユニットに記録/読取し得るよう
にした二種ディスク兼用光ピックアップ装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、光ピックアップ装置においては、
図26に示すように、レザービームを走査するレザーダ
イオード1と、該レザーダイオード1の一方の側に配置
されレザービーム1から走査されたレザービームをトラ
ッキングサーボするためメインビーム及び二つのサブビ
ームを形成する回折格子2と、後述のビームプリズム5
の一方の側に形成され前記回折格子2を通過したビーム
を平行光にする視準レンズ3と、該視準レンズ3の一方
の側に形成され入射した平行光を光ディスクD上に集光
させる対物レンズ4と、から構成されていた。
【0003】そして、前記光ディスクD上に記録された
情報の有無に従い反射されたビームと前記回折格子2を
通過した入射ビームとを所定比率に透過及び反射させる
ビームプリズム5が前記回折格子2と視準レンズ3間に
設置され、該ビームプリズム5の下方側にビームプリズ
ム5を通って反射されたビームを集光させるセンサレン
ズ6と、該センサレンズ6を通過したビームのデータ信
号を感知する光検出器7と、が夫々形成され構成されて
いた。
【0004】このように構成された従来光ピックアップ
装置の動作を説明する。先ず、レザーダイオード1から
のビームが回折格子2及び分離プリズム5を通過し視準
レンズ3を通過して平行光に変換され、対物レンズ4で
集光された後光ディスクDの表面に記録された情報に従
い反射及び回折される。次いで、前記光ディスクDの表
面から反射されたビームは前述と反対の経路に従い対物
レンズ4及び視準レンズ3を通過した後、前記ビーム分
離プリズム5で電気的信号に変換され、センサレンズ6
を通過して光検出器7に伝達される。
【0005】しかし、このような従来光ピックアップ装
置は、DVD(ディジタル・ビデオ・ディスク)のよう
な高密度光ディスクを使用する場合、既知のCD系列の
光ディスクよりも記録密度が4倍以上増加するため、再
生の場合には対物レンズ4の開口率(Numcrical Apcrtu
re) が0.6程度の高い値を有すべきである。更に、光
ディスクの基板の厚さが厚くなるほど傾斜によるコマ収
差が大きくなり、これを防止するためDVDは基板の厚
さをCD系列よりも薄い0.6mmを採択しているが、こ
の場合、DVDではデータをディスクの両面に記録する
か、記録面を二個の層に形成して記録容量を増加させる
ようになる。
【0006】又、既存のCDでフォーマッチングされた
ソフトウェアが広範囲に使用されていることを考慮する
と、DVDはCDも再生させることができることが必要
である。即ち、DVDはCDとの互換性を確保すべきで
ある。一方、従来の他の例のホログラムを用いた光ピッ
クアップ装置においては、図28及び図29に示すよう
に、同心円状の回折格子の形成されたホログラム41を
用いて記録密度及び厚さの異なる光ディスクD12,D
6の再生をしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従
来光ピックアップ装置は、厚さが0.6mmのDVDのよ
うな高密度光ディスク及び厚さ1.2mmのCD系列の光
ディスクを再生するとき、次のような問題点が発生して
いた。即ち、厚さ0.6mmの光ディスク(D6 と称す
る)面に焦点を最適に合わせるため設計された開口数N
A=0.6の対物レンズ4を用いて、厚さ0.6mmの光
ディスクD面に焦点を合わせた状態におけるビーム強度
の分布は、図27に示した実線のようにピックアップが
可能な状態に表示される。
【0008】しかし、1.2mm厚さの光ディスク(D12
と称する)に対物レンズ4を用いてビームを集光した場
合のビーム強度の分布は、対物レンズ4の球面収差によ
り図27に示した点線のようにピックアップが困難な状
態に表示される。即ち、この場合は、メインロープのビ
ーム強度の比率が前記0.6mm厚さのDVDよりも顕著
に減少し、サイドロープのビーム強度は相対的に増加し
て隣接トラックに記録された信号からの混信(クロスト
ーク)が大きくなる。例えば、NA=0.6の対物レン
ズ4を用いてCD系列(厚さ1.2mm、トラックピッチ
1.6μm)の光ディスクを読み取る場合の混信値は−
20dBよりも劣悪なものとして計算される。
【0009】よって、NA=0.6に最適設計された対
物レンズ4を用いて1.2mm厚さのディスクを再生する
場合は、光ディスクに対する球面収差が大きくなってC
D用1.2mmの光ディスクを再生することができないと
いう問題が発生する。また、従来の他の例のホログラム
を用いた光ピックアップ装置は、DVD光ディスクD6
を記憶及び再生するとき、前記ホログラム41が回折す
るに従い光パワーが分散して装置の効率が低下するとい
う問題が発生する。
【0010】本発明の目的は、液晶の電気光学効果によ
る位相格子(フェーズグレーティング)を用いて所望部
分の光を除去するLCDを利用して、記録密度及び厚さ
の異なる夫々の光ディスクを一つのユニットに記録及び
読取し得るようにした二種ディスク兼用光ピックアップ
装置を提供しようとするものである。又、本発明の他の
目的は、液晶シャッタ及び回折偏光ビームスプリッタを
用いて電源が除去された後もグレーティング効果を維持
するようにして、記録密度及び厚さの異なる夫々の光デ
ィスクを一つのユニットに記録及び読取し、アクチュエ
ータの駆動部を単純化させると共に値段を低廉化し得る
二種ディスク兼用光ピックアップ装置を提供しようとす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような本発明に係る
二種ディスク兼用光ピックアップ装置においては、厚さ
の異なる光ディスクにビームを集光させる対物レンズ
と、前記光ディスクの厚さに従い選択的にビームをその
まま通過させるか、又は所定部分を回折させて対物レン
ズの開口数を調節する開口数調節手段と、を備えて構成
されることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本発明に係る二種ディスク兼用光ピックアップ装
置においては、図1及び図2に示すように、レザービー
ムを走査するレザーダイオード11と、該レザーダイオ
ード11の一方の側に形成されレザーダイオード11か
ら走査されたレザービームをトラッキングサーボするた
めメインビーム及び二つのサブビームに作る回折格子1
2と、該回折格子12の一方の側に形成され回折格子1
2を通ったビーム中所定ビームは透過させ又所定ビーム
は反射させるビームスプリッタ13と、該ビームスプリ
ッタ13の一方の側に形成されビームスプリッタ13を
通過したビームの透過光速の径を調節した後ビームを後
述の対物レンズ14に入射させ、該対物レンズ14の有
効開口数を変更させて開口数を調節する回折手段15
と、該回折手段15の一側に形成され回折手段15を通
過したビームを光ディスクD上に集光させる対物レンズ
14と、から構成される。
【0013】そして、前記ビームスプリッタ13の他方
の側に前記光ディスクDで反射された後ビームスプリッ
タ13で反射されたビームを集光させるセンサレンズ1
6と、該センサレンズ16の一方の側にセンサレンズ1
6を通過したビームのデータ信号を感知する光検出器1
7と、が夫々形成され構成されている。このように構成
された本発明に適用された回折手段15の第1実施形態
においては、先ず、液晶の光学効果を用いて電圧の印加
時にフェーズグレーティングとして使用されて、所望部
分の光を除去するLCD(Liquid Cryslal Dclloclor:
以下、液晶デフレクタと称する)であることを特徴とす
る。図中、未説明符号18はアクチュエータ駆動部を示
す。
【0014】一層詳しく説明すると、前記液晶デフレク
タは、図2に示すように、二枚のプレート状の下部透明
基板21と上部透明基板22との間に、電圧印加時電気
光学効果によりフェーズグレーティングとして用いられ
所定のパターンを有する2個の上・下部電極23,24
が位置し、それら上・下部電極23,24間には液晶層
25が形成されている。
【0015】この場合、前記上下部基板21,22間に
形成された上下部電極23,24中、一つの電極は共通
電極にパターニングされ、他の一つの電極は複数の電極
が所定周期を有するパターンに形成される。そして、前
記上下部電極23,24は同様な駆動源により駆動され
る。このようなLCDが適用された本発明の第1実施形
態の動作を説明する。
【0016】図1に示したように、レザーダイオード1
1から走査されたビーム回折格子12、及びビームスプ
リッタ13を通過し、開口数を調節する回折手段15の
液晶デフレクタを通過しながら、透過光速の径が調節さ
れ、対物レンズ14により光ディスクDに集光される。
その後、該光ディスクDから反射されたビームは前述と
反対の経路により対物レンズ14、液晶デフレクタ、及
びビームスプリッタ13を順次通過しながら反射され、
センサレンズ16を経て光検出器17に到達する。
【0017】以下、前記液晶デフレクタによるCD用光
ディスクD12及びDVD用光ディスクD6の再生動作
を詳しく説明する。先ず、前述のように構成された液晶
デフレクタの原理から説明すると、適切に方向性の付与
された液晶層25に電界が加えられると、異常光線に対
する屈折率neが変化する現象は公知である。
【0018】それで、このような特性を用いて前記各透
明基板21,22に形成された電極23,24を所望の
形状にパターニングすると、電圧の印加時に屈折率の空
間分布を所望の形状に変化させることができるため、フ
ェーズグレーティングのフェーズホログラムを制作する
ことができる。本発明の第1実施形態では前記電極2
3,24中いずれか一つのみを所望の形状にパターニン
グする。
【0019】以下、上下部透明基板21,22及び電極
23,24を詳しく説明する。本発明の光ピックアップ
装置を構成する下部透明基板21の上面及び上部透明基
板22の下面には、図3(A)及び(B)に示すよう
に、夫々電極23,24が形成され、該電極23,24
の間には液晶層25が形成されている。この場合、前記
下部電極23を共通電極にパターニングし、前記上部電
極24を所定の周期を有するパターンに形成すると共
に、前記液晶層25の液晶はそれら電極23,24に直
角をなすように配列されている。
【0020】それで、図4及び図5に示すように、それ
ら上下部電極23,24に電源を夫々投入すると、液晶
デフレクタを通過するビームが通常のグレーティング効
果により回折される。この時、それら上下部電極23,
24の各周期をΛとし、波長をλとすると、1次回折光
の回折角度θは次の式(1)のようである。 sinθ=λ/Λ 式(1) 又は、一般に、屈折率が正弦波で変調された時、位相回
折格子効率ηm(ここで、mは回折次数)は以下のよう
である。
【0021】 ηm(Δ)=|Jm(Δ)|2 式(2) ここで、Jm(x)は1種ベッセル関数で、位相差Δは
以下のようである。 Δ=2π/λ・Δn・d 式(3) ここで、前記Δnは液晶の異常屈折率と正常屈折率との
差異を示し、液晶の種類及び形態に従い固有な値を有
し、通常0.05乃至0.2程度の値を有する。又、d
は液晶層25の厚さを示し、通常の液晶の注入工程に従
う場合、数μm乃至数十μm内で精密に調節することが
できる。
【0022】よって、前記式(1)乃至式(3)に示す
ように、レザービームの0次回折光(透過波)の効率が
0になる地点はJo(Δ)=0となる地点である。即
ち、Δ2.4,5.8,8.7…となるようにΔn及び
dを調節すると、透過なしに全てが高次回折光として偏
向される。そして、図3(A),(B)に示したような
形状の液晶デフレクタの液晶透過率及び印加電圧は、図
6に示すように、屈折率の変化がx方向に沿って進行
し、よって、入射レザービームの偏光がx方向になって
いる場合のみに印加電圧の限界値を超えるとき、即ち、
4vを超えるときに、透過波がなくなるシャッタの役割
をするという特性を有する。
【0023】一方、本発明に係る二種ディスク兼用光ピ
ックアップ装置の液晶デフレクタの第2実施形態に対し
説明する。即ち、図7(A),(B)に示すように、下
部透明基板221の上面に複数の電極223を所定周期
で形成し、上部透明基板222の下面に複数の電極22
4を所定周期で形成し、その間に液晶層225を形成し
て構成している。更に、上下部透明基板221,222
に夫々形成された電極223,224は互いちがいに配
設され、前記液晶層225の液晶は電極223,224
と平行に配列される。
【0024】このように構成された本発明の第2実施形
態の動作を説明する。先ず、液晶デフレクタの電極22
3,224に電源を投入すると、図8(A),(B)に
示すように、液晶層225の液晶分子配列によりx軸及
びy軸方向の全ての屈折率が変化し、図9に示すよう
に、入射光の偏光方向に拘わらずにシャッタの作用を行
う。
【0025】このとき、前記本発明の第1実施形態及び
第2実施形態に用いられた電極23,24,223,2
24の各パターンは、透明基板21,22,221,2
22に通常の方法により形成したITO膜であって、そ
の実施例を説明すると、図10(A),(B)に示すよ
うに、複数個の棒形状のエッチング部eにより棒形状の
パターンp1が形成される構造であって、該パターンp
1 の全ては一つに連結された形態をとっている。
【0026】且つ、このような電極パターンの他の実施
例においては、図11(A),(B)に示すように、エ
ッチング部eの中間部にパターンp1から隔離された残
留ITO膜iを形成して、エッチング部eの面積が大き
い場合に発生可能でノイズを低減させている。このと
き、前記残留ITO膜iには電源が印加されない。即
ち、エッチング部eに別の残留ITO膜iを形成するも
のではなく、残留ITO膜iを残した状態で所定部位を
エッチングするものであって、エッチング部eによりパ
ターンp1と残留ITO膜iとが分離形成される。
【0027】又、それら電極23,24,223,22
4のパターンの又他の実施例においては、図12に示す
ように、複数個の同心円状のエッチング部eにより形成
された複数個の同心円状部p2aと、該同心円状部p2
aを夫々連結する複数個の連結部p2bとを形成して、
全体的にパターンp2が一つに連結されている。以後か
ら、便意上、図10及び図11に示したパターンp1は
棒状パターンといい、図12に示したパターンp2は同
心円状パターンという。このとき、前記棒状パターンp
1は、電極23,24,223,224と垂直方向に高
次回折光が抜け出て、図3及び図7に示した形状の全て
に適用することができる。即ち、図3に示した形状の場
合、下部透明基板21にパターンp1を塗布して電極2
3を形成することが可能であり、図7に示した形状の場
合、下部透明基板221及び上部透明基板222にパタ
ーンp1を交互に夫々塗布して電極223,224を形
成することも可能である。そして、同心円状のパターン
p2は、半径方向に高次回折光が抜け出て、図7に示し
た形状のみに適用することが可能である。若し、前述の
ように、図3の形状に適用すると、ピックアップで使用
する光偏光は電極23,24と垂直をなす方向の直線偏
光だけを使用すべきであるが、図7に示した形状に適用
する場合は、任意の方向の直線偏光だけでなく、円偏光
も使用することができる。
【0028】以下、このような棒状のパターンの適用さ
れた液晶デフレクタを有する光ピックアップ装置の動作
を説明する。図13中、符号31はCD用メインビー
ム、符号32は周辺光の−1次回折光、符号33は+1
次回折光を夫々示す。即ち、図14に示すように、対物
レンズ14の直径及び液晶デフレクタの直径を夫々4mm
にし、開口部の内径を2.33mmにしてレーザ源からの
ビームの波長を650nm、電極の周期Λを10μmにす
ると、前記式(1)により±1次回折光の進行角度θ=
sin-1(0.65/10)=3.7°となる。よって、
光ディスクDの焦点面で±1次光とメインビームとの距
離がΔx=f・ tanθ(fは対物レンズ14の焦点距
離)であるから、f=3.3mmである場合Δx=213
μmとなる。
【0029】従って、光ディスクD面での焦点心度はμ
m(約7μm)以上外れた点になって、実際に光ディス
クD面での集光スパットは、図15に示すように、数百
μm(約213μm)以上外れた点となる。このよう
に、液晶デフレクタLCDを用いて光を±1次及び高次
回折光で偏光させて、対物レンズ14の開口数を調節す
る効果を得ることにより、一つのユニット記録密度と厚
さの異なる光ディスクD12,D6を記録/再生するこ
とができる。この時、前記電極周期Λは広いほどΔxが
小さくなり、狭いほどΔxが大きくなるため、液晶工程
の許容する範囲内で電極の周期Λを狭くすることが好ま
しい。詳しくは、このような光学界パラメーターを有す
る場合、電極の周期Λをを1μm<Λ<50μm以内の
範囲を有するように制作すると、±1次光を充分にメイ
ンビームから外れるようにすることができる。
【0030】次いで、±1次回折光が光ディスクDで反
射されて再び回折される場合に対し説明する。±1次回
折光が光ディスクDで反射された後再び対物レンズ14
を通過した液晶デフレクタに到達すると、再び回折が起
こされる。このとき、+1次に回折された光は−1次に
回折され、該一次に回折された光は+1次に回折され
る。このような回折現象により0次光のメインビームと
同様な方向に光検出器17に戻る成分が発生し、該成分
はノイズの原因として作用する。
【0031】勿論、前記±1次回折光は、前述したよう
に、焦点心度を外れて広い面積を有して光ディスクD面
で反射されるから、光検出器17面に到達したビームは
広がってノイズ成分として大きく作用しないが、このよ
うな微細なノイズでも減少させるための一つの方法を説
明すると、以下のようである。即ち、図16に示すよう
に、電極の周期(Λ)が10μmであると、回折角
(θ)は3.7°となって、焦点距離(f)が3.3mm
の対物レンズ14を経て光ディスクD面にビームが反射
された後、再び対物レンズ14を経て平行光に近接した
ビームになった時、位置移動量は2・f・tan(θ) =4
30μmで、実線が入射光のパターンで、430μm程
度移動された点線部分が液晶デフレクタLCDに戻る時
出射光のパターンになる。このとき、図17及び図18
に示すように、電極周期Λのパターンをx軸方向に一定
に変化させると、一番目の回折光は液晶デフレクタの位
置に従い回折角度が夫々異なるため、光ディスクD面で
さらにデフォーカスされて、反射されてから戻る光によ
るノイズ成分を減らすことができるようになる。
【0032】二番目、±1次回折光が戻って液晶デフレ
クタに入射するとき、図16に示したように移動され、
この時、電極周期Λは、図18に示したように、0次光
と異なる他の方向に回折するから、光検出器17から外
れることが可能であるという長所を有する。そして、こ
のような効果を得るため、本発明の更に他の実施例とし
ては、図19に示すように、電極をx軸の陰の方向にふ
くらんだ形状にパターニングすることもできる。
【0033】以下、同心円状のパターンp2の適用され
た液晶デフレクタを有する本発明に係る光ピックアップ
装置の動作を説明する。同心円状パターンp2に電極2
23,224を交互に配置して、入射光偏光とは無関係
に液晶デフレクタの効果を奏し、この場合にも前述と同
様な方法により周期を変動させるか、形状を楕円形状に
変形させて、ノイズの低減効果を図り得る。
【0034】以上、本発明に係る第1実施形態及び第2
実施形態による光ピックアップ装置を構成する液晶デフ
レクタのパターン形状を棒状パターンp1及び同心円状
パターンp2を例を上げて説明したが、本発明はこれに
限定されず、図20乃至図22に示すように、電極の形
状を任意の形状に配置して光を散乱させることにより、
所期の目的を達成することもできる。
【0035】一方、本発明に係る第3実施形態において
は、図23(A),(B)に示すように、ホログラムを
用いた光ピックアップ装置に液晶デフレクタを適用した
ものであって、電極パターンのホログラム41のパター
ンと同様な形状に形成するものである。その動作を説明
すると、液晶デフレクタに電圧が印加されない場合は、
図23(A)に示すように、DVD光ディスクD6の記
録及び再生が可能であり、液晶デフレクタに電圧が印加
されると、図23(B)に示すように、+1次回折光を
用いてCD光ディスクD12の記録及び再生が可能であ
る。
【0036】又、前記ホログラムを用いた本発明の光ピ
ックアップ装置は、特に、DVD光ディスクD6を使用
するとき、光のパワーを100%使用することができる
ため、光効率を向上させることができるという長所があ
る。そして、本発明に係る二種兼用光ピックアップ装置
の第4実施形態においては、GPBSを光ピックアップ
装置に適用したもので、図25に示すように、光ディス
ク418に走査される光ビームを発生するレザーダイオ
ード411の一方の側に形成されレザーダイオード41
1から入射する光ビームの偏光方向を電極のオン/オフ
に従い変更させるLCシャッタ412と、該LCシャッ
タ412の一方の側に形成されLCシャッタ412を通
って入射する光ビームが所定方向に平行に進行するよう
にする視準レンズ413と、該視準レンズ413の一方
の側に形成され入射する光ビームを分散させるビームス
プリッタ414と、該ビームスプリッタ414の一方の
側に形成されビームスプリッタ414を通過した光ビー
ムを光ディスク418の表面上の一点に集光させる対物
レンズ417と、前記ビームスプリッタ414の一方の
側に形成されディスク418の表面から反射されてから
再びビームスプリッタ414を通過した反射光ビームを
検出して電気的信号に変換する光検出器420と、から
構成されている。
【0037】そして、前記ビームスプリッタ414と光
検出器420の間にはセンサレンズ419が形成され、
前記ビームスプリッタ414と対物レンズ417間にG
PBSが形成され、前記対物レンズ417の上・下部に
は該対物レンズ417を水平及び垂直方向に移動させる
アクチュエータ415が形成されている。このように構
成された本発明の二種ディスク兼用光ピックアップ装置
は、前記視準レンズ413が光源411からLCシャッ
タ412を通過した光ビームを平行にビームスプリッタ
414側に進行するようにし、該ビームスプリッタ41
4は視準レンズ413を通過した光ビームをGPBS4
56及び対物レンズ417側に通過させると共に、該対
物レンズ417から入射した反射光ビームをセンサレン
ズ419側に反射させ、該センサレンズ419は前記ビ
ームスプリッタ414を通過した反射光ビームを光検出
器420の表面に集光させる。又、該光検出器420は
光ディスク418の情報記録面418a,418bに反
射されて対物レンズ417、GPBS456、ビームス
プリッタ414、及びセンサレンズを通過した入射した
反射光ビームを電気的信号に変換する。
【0038】そして、前記視準レンズ413及びセンサ
レンズ419は対物レンズ417がフォーカス及びトラ
ッキングサーボにより水平及び垂直方向に移動するに従
い低下する反射光ビームの感度を所定の水準に向上させ
る役割をする。又、LCシャッタ412は電源のオン/
オフに従い、即ち、光ディスクの種類(例えば、CD又
はDVD)に従いレザーダイオード41から入射する光
ビームの偏光方向を変更させ、前記GPBS456は、
前記LCシャッタ412から視準レンズ413及びビー
ムスプリッタ414を通過した後入射する光ビームを偏
光方向に従い一部又は全部を対物レンズ417側に通過
させて、対物レンズ417に入射する光ビームの径調節
する役割をする。
【0039】以下、本発明に係る二種ディスク兼用光ピ
ックアップ装置に適用されるGPBSの製造工程を説明
する。論文(Joint International Symposium on Optic
al Memory Storage.July8 12, 1996) に開示された本発
明の二種ディスク兼用光ピックアップ装置に適用される
GPBS456の製造工程を説明すると、図24(A)
−(C)に示すように、上部ガラス基板441下面にス
トライプパターンの上部透明電極ITO443と上部配
向膜(図示せず)を順次形成し、該上部配向膜に通常の
研摩(ラビング)工程を行って上部配向膜が所定方向に
研摩されるようにする。又、下部ガラス基板442上に
平坦パターンの下部透明電極444と下部配向膜(図示
せず)を形成し、前記下部配向膜に研摩工程を施す時
は、下部配向膜が前記上部配向膜と反対方向に研摩され
るようにする。
【0040】このように形成された上下部ガラス基板4
41,442が所定の空間を有し、上下部配向膜が対向
するようにエポキシシール剤445により上下部ガラス
基板441,442を付着し、該エポキシシール剤44
5により形成された空間に液晶分子446を注入した後
密封してGPBS456を形成する。このように製造さ
れたGPBS456の上下部透明電極443,444
に、図24(B)に示すように矩形波の交流電圧を印加
し、該交流電圧が印加される間10mW/cm2 のエネル
ギー密度を有する紫外線を注射すると、対向する電極間
(上部透明電極443と下部透明電極444間)の液晶
分子446は電界に平行に整列される。即ち、液晶分子
446の周期的な配列によるグレーティングが形成され
て、屈折率の変化が発生する。
【0041】このとき、前記平行に整列された液晶分子
446の周期的な配列は光重合体化により固定状態にな
るため、グレーティングの特性は図24(C)に示すよ
うに、電源が除去された後も変化されずに維持される。
即ち、前記GPBS56は複数の紫外線硬化可能液晶分
子を適切な比率で混合した後、該液晶を用いて制作する
により、電源を印加した状態で紫外線を照査すると重合
体化されて、電源を除去してもグレーティング特性が継
続して維持される。又、温度変化にも殆ど特性の変化が
ないため、偏光板の代りに使用することができる。この
とき、前記上部ガラス基板441に所望形状のパターン
に電極を作ると、屈折率の空間分布を所望の形状に変化
させることができる。そして、前記GPBS56の電極
は、図10に示したように、LCDの電極パターンのよ
うに複数の棒状エッチング部により棒状のパターンを形
成して、それらのパターンp1の全てが一つに連結され
た形状のパターンに制作することができる。即ち、前記
GPBS56のパターンは棒状パターン及び同心円状パ
ターンのように、電極の形状を任意の形状に配置して光
を散乱させることにより、所期の目的を達成することが
できる。
【0042】以下、このような本発明の二重ディスク兼
用光ピックアップ装置の第4実施形態の動作を説明す
る。GPBS456を透過する光は、そのまま直進する
光と、回折を受けて偏向する複数の回折光とに分離さ
れ、前記直進光を0次光、回折される光を偏向角の小さ
い側から順次に+1次光、+2次光…とし、反対方向に
回折する光を偏向角の小さい側から順次に−1次光、−
2次光…とする。
【0043】先ず、前記対物レンズ417は、レザービ
ーム411からの光ビームを偏光方向の回折光に従い光
ディスク418の第1又は第2情報記録面418a,4
18bに集光させる。ここで、前記第1情報記録面41
8aはDVDの情報記録面で、第2情報記録面418b
は、周知のように、前記第1情報記録面418aよりも
光ディスク418の表面から0.6mm程度離れて位置す
る。即ち、GPBS456で回折されない0次光により
対物レンズ417は0.35の開口数を維持して、光ビ
ームが光ディスク418の第2情報記録面418bに集
光される。
【0044】反面、GPBS456の電極パターンに従
い回折された1次光により対物レンズ417は0.6の
開口数を維持し、光ビームが光ディスク418の第1情
報記録面418aに集光される。一方、前述以外の本発
明に係る実施形態では、液晶物質でないLiNbO3
ような異方性物質に、図25に示したような格子形状の
パターンを作ってGPBSの代りに光ピックアップ装置
に適用することもできる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る二種デ
ィスク兼用光ピックアップ装置は、液晶の電気光学効果
により所望部分の光を除去するLCDが適用された対物
レンズの開口数調節手段を用いて、電圧の印加時に位相
格子として用て、記録密度及び厚さの異なる夫々の光デ
ィスクを一つのユニットに記録及び読取し得るという効
果がある。
【0046】且つ、電圧の印加時液晶を位相回折格子と
して用いて、所望部分の光を除去する方式によりLCS
を採用したピックアップが達成しようとする同様な目的
を達成し、高価の偏光板を必要としないという効果があ
る。又、電源が除去された後も、グレーティング効果を
維持するGBPSを用いてアクチュエータ駆動部に電源
を供給しなくても、グレーティング効果が維持されるた
め、アクチュエータ駆動部を単純化させると共に駆動が
容易であり、値段を節減し得るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る二種ディスク兼用光ピックアップ
装置の光学界及び回路界の構成図である。
【図2】本発明に係る二種ディスク兼用光ピックアップ
装置を構成する液晶デフレクタの分解斜視図である。
【図3】本発明の二種ディスク兼用光ピックアップ装置
を構成する液晶デフレクタの第1実施形態を説明する図
で、(A)は平面図、(B)は側断面図である。
【図4】図3に示した液晶デフレクタにレザービームの
通過する状態を示した斜視図である。
【図5】図3に係る液晶デフレクタの電極に電源の印加
された状態を示した図で、(A)は平面図で、(B)は
側断面図である。
【図6】図3に示した液晶デフレクタの透過度を示した
グラフである。
【図7】本発明の二種ディスク兼用光ピックアップ装置
を構成する液晶デフレクタの第2実施形態を説明する図
で、(A)は平面図で、(B)は側断面図である。
【図8】図7に係る液晶デフレクタの電極に電源の印加
された状態を示した図で、(A)は平面図、(B)は側
断面図である。
【図9】図7に示した液晶デフレクタの透過度を示した
グラフである。
【図10】本発明の光ピックアップ装置を構成する液晶
デフレクタの電極パターンの一例を示した図で、(A)
は平面図、(B)はXIVb−XIVb線に従う断面図
である。
【図11】図10に係る液晶デフレクタの電極パターン
の他の一例を示した図で、(A)は平面図で、(B)は
XVb−XVb線に従う断面図である。
【図12】図10に係る液晶デフレクタの電極パターン
の又他の一例を示し平面図である。
【図13】本発明に係る光ピックアップ装置の液晶デフ
レクタによる光の回折状態を示した作用図である。
【図14】図13のLCDに形成された電極パターンの
平面図である。
【図15】図13に示した液晶デフレクタの各回折光に
従うビームスポットを示した状態図である。
【図16】本発明に係る光ピックアップ装置の液晶デフ
レクタの作用により反射ビームの移動された状態を示し
た作用図である。
【図17】本発明に適用された液晶デフレクタの電極パ
ターンの一例において、x軸方向の移動に従う電極パタ
ーンの周期の変化を示した図である。
【図18】本発明に適用された液晶デフレクタに形成さ
れた電極パターンの一例において、x軸方向の移動に従
う電極パターンの周期変化を示した平面図である。
【図19】本発明の光ピックアップ装置の液晶デフレク
タに形成された電極パターンの又他の一例を示した平面
図である。
【図20】本発明の光ピックアップ装置の液晶デフレク
タに形成された電極パターンの又他の一例を示した平面
図である。
【図21】本発明の光ピックアップ装置の液晶デフレク
タに形成された電極パターンの又他の一例を示した平面
図である。
【図22】本発明の光ピックアップ装置の液晶デフレク
タに形成された電極パターンの又他の一例を示した平面
図である。
【図23】本発明に係る二種ディスク兼用光ピックアッ
プ装置の第3実施形態を示した図で、(A)はLCDに
電圧の印加されない状態を示した作用図、(B)はLC
Dに電圧の印加された状態を示した作用図である。
【図24】本発明に係る二種ディスク兼用光ピックアッ
プ装置の第4実施形態を示し、(A)はそれに適用され
たグレーティング偏光ビーム及びスプリッタの製造工程
を示した側面図、(B)は(A)に交流電圧を印加し該
交流電圧の印加される間紫外線を走査した状態を示した
側断面図、(C)は(B)の状態で電源を除去した状態
を示した側断面図である。
【図25】本発明の第4実施形態に従う二種ディスク兼
用光ピックアップ装置のブロック図である。
【図26】従来一般の光ピックアップ装置の構成図であ
る。
【図27】従来厚さの異なる光ディスク上でのビーム強
度を示した分布図である。
【図28】従来ホログラムを用いた光ピックアップ装置
で光の回折状態を示した作用図である。
【図29】図28に示したホログラムを用いた光ピック
アップ装置を構成するホログラムを示した平面図であ
る。
【符号の説明】
11,411…レザーダイオード 12,414…ビームスプリッタ 13…視準レンズ 14…直角レンズ 15…液晶デフレクタ 21,221…下部透明基板 22,222…上部透明基板 23,223…下部電極 24,224…上部電極 25,225…液晶層 412…LCシャッタ 415…アクチュエータ 456…GBPS 417…対物レンズ 441…上部ガラス基板 442…下部ガラス基板 443…上部透明電極 444…下部透明電極 446…液晶分子

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さの異なる光ディスクにビームを集光
    させる対物レンズと、 前記光ディスクの厚さに従い選択的にビームをそのまま
    通過させるか、又はビームの所定部分を回折させて対物
    レンズの開口数を調節する開口数調節手段と、を備える
    二種ディスク兼用光ピックアップ装置。
  2. 【請求項2】 前記開口数調節手段は、下部透明基板
    と、上部透明基板と、それら上・下部基板に夫々形成さ
    れて電圧の印加時にフェーズグレーティングとして作用
    する所定の周期及びパターン形状を有する上・下部透明
    電極と、それら上下部透明電極の形成された上下部基板
    の間に注入された液晶と、からなる液晶回折素子である
    ことを特徴とする請求項1記載の二種ディスク兼用光ピ
    ックアップ装置。
  3. 【請求項3】 前記上下部透明電極中、一つは共通電極
    に基板の全面に形成され、他の一つはディスクの厚さに
    従い回折させようとする領域のみに所定間隔の周期を有
    する電極パターンを形成することを特徴とする請求項2
    記載の二種ディスク兼用光ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 前記上下部透明基板に夫々形成された電
    極パターンは、所定周期を有して交互に形成されること
    を特徴とする請求項2記載の二種ディスク兼用光ピック
    アップ装置。
  5. 【請求項5】 前記電極パターンは、複数個の棒状のエ
    ッチング部により複数個の棒状に形成されて一つに連結
    されることを特徴とする請求項3記載の二種ディスク兼
    用光ピックアップ装置。
  6. 【請求項6】 前記電極パターンは、複数個の棒状のエ
    ッチング部により複数個の棒状に形成されて一つに連結
    されることを特徴とする請求項4記載の二種ディスク兼
    用光ピックアップ装置。
  7. 【請求項7】 前記電極パターンの間には、該電極パタ
    ーンから隔離されて電圧の印加されない残留透明電極層
    が形成されることを特徴とする請求項3記載の二種ディ
    スク兼用光ピックアップ装置。
  8. 【請求項8】 前記電極パターンの間には、該電極パタ
    ーンから隔離されて電圧の印加されない残留透明電極層
    が形成されることを特徴とする請求項4記載の二種ディ
    スク兼用光ピックアップ装置。
  9. 【請求項9】 前記電極パターンの間隔周期(Λ)は、
    1μm<Λ<50μmの範囲を有することを特徴とする
    請求項3記載の二種ディスク兼用光ピックアップ装置。
  10. 【請求項10】 前記電極パターンの周期(Λ)は、1
    μm<Λ<50μmの範囲を有することを特徴とする請
    求項4記載の二種ディスク兼用光ピックアップ装置。
  11. 【請求項11】 前記光ディスクで反射される回折光の
    影響を減少させるため、前記電極パターンの周期をx軸
    方向に一定に変化するように構成されることを特徴とす
    る請求項3記載の二種ディスク兼用光ピックアップ装
    置。
  12. 【請求項12】 前記光ディスクで反射される回折光の
    影響を減少させるため、前記電極パターンの周期をx軸
    方向に一定に変化するように構成されることを特徴とす
    る請求項4記載の二種ディスク兼用光ピックアップ装
    置。
  13. 【請求項13】 前記電極パターンは、光ディスクで反
    射される回折光の影響を減少させるため、所定の曲率を
    有してy軸方向に撓むように形成されることを特徴とす
    る請求項3記載の二種ディスク兼用光ピックアップ装
    置。
  14. 【請求項14】 前記電極パターンは、光ディスクで反
    射される回折光の影響を減少させるため、所定の曲率を
    有してy軸方向に撓むように形成されることを特徴とす
    る請求項4記載の二種ディスク兼用光ピックアップ装
    置。
  15. 【請求項15】 前記パターンは、複数個の同心円状の
    エッチング部により形成される複数個の同心円状部と、
    該同心円状部を夫々連結する複数個の連結部と、を有し
    て一つに連結されることを特徴とする請求項4記載の二
    種ディスク兼用光ピックアップ装置。
  16. 【請求項16】 厚さの異なる光ディスクにビームを集
    光させる対物レンズと、該対物レンズに入射する光にデ
    ィスクの種類に従い選択的に電圧を印加して回折させる
    か、電圧を解体してそのまま通過させるように同心円状
    の電極パターンの形状を有する液晶素子を備えたことを
    特徴とする二種ディスク兼用光ピックアップ装置。
  17. 【請求項17】 前記上下部透明電極にホログラムを形
    成することを特徴とする請求項2記載の二種ディスク兼
    用光ピックアップ装置。
  18. 【請求項18】 光ディスクの表面に走査される光ビー
    ムを発生する光源と、 該光源と光ディスクとの間に位置して光ディスク側に入
    射する光ビームの偏光方向を光ディスクの種類に従い選
    択的に変化させる液晶シャッタと、 該液晶シャッタからの光ビームをパターンの形状に従い
    選択的に遮断して回折光を発生させる回折偏光ビームス
    プリッタと、 前記回折光に従い相違な開口数を維持して二種光ディス
    クの表面に光ビームを夫々正確に集光させる対物レンズ
    と、を備えて構成されることを特徴とする二種ディスク
    兼用光ピックアップ装置。
  19. 【請求項19】 前記回折偏向ビームスプリッタは、上
    下部ガラス基板と、 該上下部基板の間に形成されて所定のパターン形状を有
    する第1、第2透明電極と、 該第1、第2透明電極の間に位置して電界の形成可否に
    従い光ビームの偏光特性を変更させる液晶分子と、を備
    えたことを特徴とする請求項18記載の二種ディスク兼
    用光ピックアップ装置。
  20. 【請求項20】 前記第1、第2透明電極中、一つの電
    極はストライプパターンに形成され、、他の一つの電極
    は平坦パターンに形成されることを特徴とする請求項1
    9記載の二種ディスク兼用光ピックアップ装置。
  21. 【請求項21】 前記グレーティング偏光ビームスプリ
    ッタは、前記第1、第2透明電極に交流電圧を印加し紫
    外線を走査すると、第1、第2透明電極の間に位置した
    液晶分子が電界に水平に整列されることを特徴とする請
    求項19記載の二種ディスク兼用光ピックアップ装置。
  22. 【請求項22】 前記グレーティング偏光ビームスプリ
    ッタのグレーティング特性は、電源が除去された後も変
    化せずに維持されることを特徴とする請求項21記載の
    二種ディスク兼用光ピックアップ装置。
  23. 【請求項23】 前記グレーティング偏光ビームスプリ
    ッタのパターンは、複数個の棒状のエッチング部により
    複数個の棒状に形成されて一つに連結されることを特徴
    とする請求項18記載の二種ディスク兼用光ピックアッ
    プ装置。
  24. 【請求項24】 前記回折偏光ビームスプリッタの代り
    に液晶物質でないLiNbO3 の異方性物質でグレーテ
    ィング形状のパターンを形成して光ピックアップ装置に
    適用することを特徴とする請求項18記載の二種ディス
    ク兼用光ピックアップ装置。
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