JPH09297840A - イメージ処理装置 - Google Patents

イメージ処理装置

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JPH09297840A
JPH09297840A JP8113513A JP11351396A JPH09297840A JP H09297840 A JPH09297840 A JP H09297840A JP 8113513 A JP8113513 A JP 8113513A JP 11351396 A JP11351396 A JP 11351396A JP H09297840 A JPH09297840 A JP H09297840A
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JP
Japan
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image
processing
unit
magnification
division
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JP8113513A
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English (en)
Inventor
Toshihide Narimi
敏秀 成見
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に画像データの縮小を伴う回転処理の際に
画像処理を高速化できるようにしたイメージ処理装置を
得る。 【解決手段】 ビットマップイメージを単位ブロックに
分割して回転処理を行う際に、倍率算出部151でイメ
ージの縮倍率を算出し、画像処理順序制御部155でそ
の結果に基づいて画像処理部156での画像の処理順序
を設定する。すなわち、画像の拡大を伴う場合には、単
位ブロックでイメージを分割してからそれぞれのブロッ
クについて回転処理を行うが、イメージの縮小を伴う場
合にはイメージ縮小部164で縮小を行ってから、ブロ
ック分割部161で単位ブロックに分割し、この後、イ
メージ回転部162で回転処理を行う。これにより、イ
メージをいきなり分割する場合と比較して単位ブロック
に分割する数が減少し、その分だけ画像処理が高速化す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビットマップイメー
ジの処理を行うためのイメージ処理装置に係わり、特に
ビットマップイメージを所定の単位ブロックに分割して
画像処理を行う場合に有効なイメージ処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを用いた画像処理やデータ
通信による画像の伝送が一般化すると共に、オフィスや
家庭でビットマップイメージからなる画像データを用い
た画像処理が一般的に行われるようになっている。イメ
ージセンサで読み取った画像データや、既存のイメージ
ファイルから直接的にあるいは伝送路を介して取得した
画像データはそのビットマップイメージの状態で新たな
データの作成に使用される場合もあるが、回転したり縮
倍率を調整する等の編集を行って使用されることが多
い。
【0003】従来では、このようなビットマップイメー
ジからなる画像データの編集作業を行う場合、その画像
データのサイズにかかわらず、これを1つの塊としての
データとして取り扱うようになっていた。すなわち、そ
のビットマップイメージを1ラインずつ順に読み取っ
て、その画像の拡大または縮小や回転処理を作業用メモ
リ上で行うようになっていた。このため、大きなサイズ
の画像データを処理することを前提として作業用メモリ
を用意することが必要となり、作業用メモリの大容量化
によるイメージ処理装置のコストアップが問題となっ
た。
【0004】そこで、特開平2−96878号公報では
画像データをブロックに分割して処理することで、必要
とする作業用メモリの小容量化を図ることを提案してい
る。この公報のイメージ処理装置では、画像データを固
定サイズのブロックに分割し、それぞれのブロックに対
して画像の拡大、縮小あるいは回転等の処理を行い、処
理が終了した各画像のブロックを合成することにしてい
る。
【0005】図10は、この提案された装置によって、
文字「A」を縦横2分の1に縮小し、かつ反時計方向に
90度回転させる場合の処理の様子を表わしたものであ
る。同図(a)では、160ドット×192ドットのビ
ットマップイメージを64ドット×64ドットの単位ブ
ロック301に分割している。この図に示すように合計
で9個の単位ブロック301に区分けされる。
【0006】次に同図(b)に示すように、そのうちの
1つの単位ブロック301を抜き出して、縦横2分の1
に縮小する。これにより、32ドット×32ドットの縮
小された単位ブロック302が得られる。この縮小処理
に際しては、矢印303で示すように主走査方向に1ラ
インずつ処理が行われる。すなわち、各ラインの画像デ
ータは例えば主走査方向に対しては2ドットに1ドット
ずつの割り合いで間引かれ、副走査方向に対しては2ラ
インに1ラインずつの割合で間引かれる。
【0007】次に、これらの単位ブロック302を90
度ずつ回転させる。そして、これら回転した各単位ブロ
ック303を元のように合成することで、同図(c)に
示すように編集後の文字のビットマップイメージ305
が得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このようなイメージ処理装置では、図10(a)に示す
ように処理前の画像データをいきなり固定サイズの単位
ブロック301で複数に分割している。したがって、画
像データの縮小を行う場合であってその縮小率がどんな
に大きな場合であっても、画像データの分割数自体は初
めから一定することになった。すなわち、同図(b)に
示す縮小後のそれぞれのブロック302がどんなに小さ
くなっても、この小さな個々の単位ブロック302を単
位としてそれぞれの画像の回転処理を行うため、処理が
必ずしも効率的でなく、処理の高速化を図ることができ
ないという問題があった。
【0009】そこで本発明の目的は、特に画像データの
縮小を伴う回転処理の際に画像処理を高速化することの
できるイメージ処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)ビットマップイメージの倍率を変更する倍率
変更手段と、(ロ)ビットマップイメージを所定の単位
ブロックに分割する単位ブロック分割手段と、(ハ)倍
率変更手段が倍率を変更するときそれがビットマップイ
メージの縮小処理を伴うか否かを判別する縮小処理有無
判別手段と、(ニ)この縮小処理有無判別手段が縮小処
理を伴うと判別したとき縮小処理を単位ブロック分割手
段による分割に先行させ、これ以外の場合には単位ブロ
ック分割手段による分割を倍率の変更に先行させる分割
・倍率処理順序制御手段とをイメージ処理装置に具備さ
せる。
【0011】すなわち請求項1記載の発明では、ビット
マップイメージの倍率を変更する際にこれがビットマッ
プイメージ自体の縮小処理を伴うかどうかを判別し、縮
小処理を伴う場合にはまずそのビットマップイメージを
縮小してから単位ブロックに分割することにし、それ以
外の場合には単位ブロックに分割してから倍率の変更
(拡大)を行うことにした。これにより、縮小処理を伴
う場合には単位ブロックに分割する対象としてのビット
マップイメージのサイズが縮小されるので、単位ブロッ
クに分割する数が減少する可能性がある。ブロック数が
減少すればそれだけトータルの画像処理数が減少するの
で、処理の全体に要する時間を減少させることができ
る。
【0012】請求項2記載の発明では、(イ)ビットマ
ップイメージの倍率を変更する倍率変更手段と、(ロ)
ビットマップイメージを所定の単位ブロックに分割する
単位ブロック分割手段と、(ハ)倍率変更手段が倍率を
変更するときそれがビットマップイメージの縮小処理を
伴うか否かを判別する縮小処理有無判別手段と、(ニ)
この縮小処理有無判別手段が縮小処理を伴うと判別した
とき縮小処理を単位ブロック分割手段による分割に先行
させ、これ以外の場合には単位ブロック分割手段による
分割を倍率の変更に先行させる分割・倍率処理順序制御
手段と、(ホ)この分割・倍率処理順序制御手段の処理
後の各単位ブロックのビットマップイメージに対して所
定の画像処理を行う画像処理手段とをイメージ処理装置
に具備させる。
【0013】すなわち請求項2記載の発明では、ビット
マップイメージの倍率を変更する際にこれがビットマッ
プイメージ自体の縮小処理を伴うかどうかを判別し、縮
小処理を伴う場合にはまずそのビットマップイメージを
縮小してから単位ブロックに分割することにし、それ以
外の場合には単位ブロックに分割してから倍率の変更
(拡大)を行い、この後にそれぞれの単位ブロックに対
して回転等の所定の画像処理を施すことにした。これに
より、縮小処理を伴う場合には単位ブロックに分割する
対象としてのビットマップイメージのサイズが縮小され
るので、単位ブロックに分割する数が減少する可能性が
ある。ブロック数が減少すればそれだけトータルの画像
処理数が減少するので、処理の全体に要する時間を減少
させることができる。
【0014】請求項3記載の発明では、(イ)ビットマ
ップイメージについてそれらのピクセルとプリントの際
のドットとの関係で縦横少なくともいずれかの方向の倍
率を変更する倍率変更手段と、(ロ)ビットマップイメ
ージを所定の単位ブロックに分割する単位ブロック分割
手段と、(ハ)倍率変更手段が倍率を変更するとき縦横
少なくともいずれかの方向でビットマップイメージの縮
小処理を伴うか否かを判別する縮小処理有無判別手段
と、(ニ)この縮小処理有無判別手段が縮小処理を伴う
と判別したとき縮小処理を単位ブロック分割手段による
分割に先行させ、これ以外の場合には単位ブロック分割
手段による分割を倍率の変更に先行させる分割・倍率処
理順序制御手段と、(ホ)この分割・倍率処理順序制御
手段の処理後の各単位ブロックのビットマップイメージ
を指定した角度だけ回転させる画像回転処理手段と、
(ヘ)回転後の各単位ブロックを統合させてプリントを
行うための1つのビットマップイメージとするビットマ
ップイメージ統合手段とをイメージ処理装置に具備させ
る。
【0015】すなわち請求項3記載の発明では、倍率変
更手段が元になるビットマップイメージの各ピクセルと
プリントの際のドットとの関係でビットマップイメージ
を縦横あるいは主走査方向や副走査方向に対して倍率を
変更するとき、それがビットマップイメージ自体の縮小
処理を伴うかどうかを判別し、縮小処理を伴う場合には
まずそのビットマップイメージを縮小してから単位ブロ
ックに分割することにし、それ以外の場合には単位ブロ
ックに分割してから倍率の変更(拡大)を行い、この後
にそれぞれの単位ブロックに対して所定の角度だけ回転
処理を施すことにした。これにより、縮小処理を伴う場
合には単位ブロックに分割する対象としてのビットマッ
プイメージのサイズが縮小されるので、単位ブロックに
分割する数が減少する可能性がある。ブロック数が減少
すればそれだけトータルの画像処理数が減少するので、
処理の全体に要する時間を減少させることができる。回
転後の各単位ブロックはページメモリ等のメモリ領域に
統合され、これを基にしてプリント処理が行われること
になる。
【0016】
【発明の実施の形態】
【0017】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例におけるイメージ
処理装置を組み込んだ画像記録装置の全体的な構成を表
わしたものである。この画像記録装置101は、画像の
記録を行って記録用紙102を外部に排出する記録部1
03を備えている。記録部103には画像供給装置10
5と電源部106が接続されている。電源部106は画
像供給装置105にも接続されており、これらの動作の
ための電源を供給する。画像供給装置105は、画像信
号107と各種の動作指令用の制御信号108を記録部
103に与え、記録部103はこれに対して画像供給装
置105と同期をとるための同期パルス109を送出す
る他、記録部103内の温度や用紙切れ等の状態および
動作指令用の制御信号108に対する応答等を表わした
制御信号111を画像供給装置105側に送出するよう
になっている。画像供給装置105は入力手段としての
キーボード112ならびに画像の出力手段としてのCR
T113にも接続されている。キーボード112からは
図示しないキーの操作による操作情報114が画像供給
装置105に供給され、画像供給装置105はこれに対
する応答情報やキーボード112に視覚的な表示を行わ
せるための表示情報からなる表示用情報115をCRT
113に送出するようになっている。本実施例の画像供
給装置105には、2系統のホストインタフェース端子
116、117が付属している。
【0019】この画像記録装置を更に詳細に説明する。
記録部103は、図示しないレーザプリンタのプリント
機構から構成されている。プリント機構は、例えば感光
体ドラムや帯電器、転写器、現像装置、定着装置および
クリーニング装置から構成される記録機構を備えてい
る。レーザから出力されるレーザ光は画像信号に応じて
変調され、定速で回転する感光体ドラム上を回転方向と
直交する方向に繰り返し走査され、ドラム表面に静電潜
像が形成される。この静電潜像が現像装置で現像され、
これによって得られたトナー像が図示しない給紙トレイ
から送られてきた記録用紙102上に転写されることに
なる。この記録用紙102は定着装置で定着され、図1
に示したように記録部103から図示しない排出トレイ
上に排出されることになる。
【0020】キーボード112には複数のキーが配置さ
れている。このキーボード112の代わりにタッチパネ
ル等の他のデータ入力手段が使用されることもある。ま
た、キーボード112にポインティング・デバイスとし
てのマウスが付属することも可能である。簡易な画像記
録装置では、キーボード112とCRT113の代わり
に複数のキーと液晶ディスプレイが配置された操作パネ
ルが使用されることもある。
【0021】画像供給装置105は、2系統のホストイ
ンタフェース端子116、117からそれぞれビットマ
ップイメージあるいはこれを一部に含んだ画像データを
入力することができる。例えば第1のホストインタフェ
ース端子116は、図示しないホストコンピュータから
専用のケーブルを介して画像データの供給を受けるよう
になっている。また、第2のホストインタフェース端子
117は例えば図示しないネットワークに接続されてお
り、このネットワーク上に接続された複数の情報処理装
置から画像データの選択的な供給を受けるようになって
いる。もちろん、このネットワークを介して他のネット
ワークに接続されたパーソナルコンピュータや日本語ワ
ードプロセッサ等の情報処理装置から画像データの供給
を受けることも可能である。
【0022】情報処理装置にはたくさんの種類があり、
これらが送出する制御データの形式は必ずしも統一され
ていない。例えばある情報処理装置が送出する制御デー
タは、記録を行う記録用紙102のサイズや文字の大き
さ等の条件を細かく指定するようになっているが、他の
情報処理装置はこのような指定が不可能といった場合も
ある。そこで本実施例の画像記録装置は、キーボード1
12から記録に関する操作情報114を入力することが
できるようになっており、入力された操作情報114は
CRT113に表示されると共に画像供給装置105に
送出される。キーボード112からは画像の拡縮あるい
は回転といった編集用のデータやその他の操作用のデー
タを入力することができる。
【0023】情報処理装置側から画像データを送ってく
る場合に、この操作用のデータとは別に用紙サイズ等の
制御データを送ってくる場合がある。このような場合に
は、情報処理装置側の指示を常に優先させるように指示
を出すこともできるし、キーボード112側からの指示
の方を優先させることも可能である。2つの指示が競合
したときには、時間的に後で発生した指示の方を優先さ
せることもできる。
【0024】記録部103は、装備した給紙トレイ(図
示せず)にどのようなサイズの記録用紙102が収容さ
れているかとか、定着装置がトナー像の定着に適する温
度に到達しているか等の予め定められた所定の事項をチ
ェックして、制御信号111を画像供給装置105に送
出するようにしている。
【0025】図2は、画像記録装置の要部として画像供
給装置を具体的に表わしたものである。画像供給装置1
05は、CPU(中央処理装置)121を搭載してい
る。CPU121はCPUバス122を介して装置内の
各部と接続されている。このうち不揮発性メモリ(NV
M)123は、図示しない電池によってバックアップさ
れたRAM(ランダム・アクセス・メモリ)であり、図
1に示した電源部106が何らかの原因でオフになって
いる状態でもその記憶内容を保持するようになってい
る。第1のプログラムメモリ124は所定の条件の下で
書き込み可能なROM(リード・オンリ・メモリ)であ
り、ここには画像供給装置105を中心とした画像記録
装置制御用の各種のプログラムが格納されている。第1
の文字パターンメモリ125は、フォントメモリと呼ば
れるメモリであり、ROMで構成されている。本実施例
で、第1の文字パターンメモリ125には漢字や英数字
等の文字のパターンがアウトラインフォントとして記憶
されている。
【0026】記録部インタフェース(I/F)回路12
7は、図1に示した記録部103を接続するためのイン
タフェース回路である。記録部インタフェース回路12
7は、図1に示した画像信号107、制御信号108、
111および同期パルス109の入出力制御を行う。記
録部103には、ビットマップコントローラ128の制
御の下でRAM129内のページメモリ131からビッ
トマップデータが供給されるようになっている。ビット
マップコントローラ128は、記録の際にページメモリ
131からビットマップデータを読み出す制御を行うと
共に、文字等のイメージデータを格納するための制御を
行うようになっている。ページメモリ131は、図1に
示した記録用紙102のページごとに、電子的な編集を
行うためのメモリである。なお、RAM129は作業用
のメモリであり、ページメモリ131として割り当てら
れている領域以外の領域で、一時的に使用する各種デー
タを格納するようになっている。ホストから送られてき
た画像データを一時的に受信する領域は、一般に受信バ
ッファと呼ばれている。
【0027】入出力インタフェース回路134は、図1
に示したキーボード112からデータを入力するための
入力回路およびCRT113の表示を制御するための表
示制御回路を併せた回路である。第1のホストインタフ
ェース回路136は、図1に示した第1のホストインタ
フェース端子116に接続された図示しないホストと専
用ケーブル137を介して接続するための通信制御用の
回路である。一般にホストから送られてくる画像データ
は、EIA(Engineering Industries Association)が
制定した直列データ端末機器のデータ入出力のための標
準仕様としてのRS−232Cやセントロニクス準拠に
基づいて第1のホストインタフェース回路136で受信
されるようになっている。
【0028】本実施例の画像記録装置は、以上の回路構
成を基本とするが、必要に応じて他の回路装置を追加し
て機能の拡張を行うことができる。本実施例では、第2
のプログラムメモリ138と第2の文字パターンメモリ
139を増設している。これらは、IC(集積回路)カ
ード形式あるいはSIMM(シム)形式のリード・オン
リ・メモリであり、着脱自在な構成となっていて、各種
のホストに対応させたり、オペレータの要求する特殊の
機能を実現させるために選択して取り付けることができ
るようになっている。
【0029】この画像記録装置には、インタフェース回
路が一体となったハードディスク装置141も追加的に
接続されている。ハードディスク装置141には、受信
したプリントデータを大量に格納したり、プログラムや
ロゴ等の追加的なパターンあるいは電子的なフォームを
表わしたフォームデータの格納も行うことができる。ま
た、図1に示した第2のホストインタフェース端子11
7に対応した第2のホストインタフェース回路142も
本実施例の画像記録装置に追加されており、ネットワー
ク上に接続された複数の情報処理装置から画像データ1
43の供給を受けることができるようになっている。ホ
ストインタフェース端子は、必要により更に増設が可能
である。例えばセントロニクスインタフェースや、イー
サネット(ethernet)と接続するためである。これによ
り、より広範囲のホストから画像データを入力すること
ができる。
【0030】図3は、本実施例の画像記録装置における
イメージ処理装置の機能構成を表わしたものである。イ
メージ処理装置は倍率算出手段151を有している。倍
率算出部151は、入力された画像データの属性情報1
52と図1に示した記録部103に配置されたレーザプ
リンタからなるプリント機構から送られてくる解像度情
報153を入力するようになっており、これらを基にし
てビットマップイメージの縮倍率を算出するようになっ
ている。この算出結果情報154は、画像処理順序制御
部155に送られる。
【0031】画像処理順序制御部155は算出結果情報
154で示される倍率内容をチェックして画像処理部1
56に対してそれに応じた処理順序情報157を送る機
能回路部分である。ここで画像処理部156には、画像
処理のための4つの基本処理部が配置されている。これ
らは、1ページ分のビットマップイメージをブロック単
位で分割するためのブロック分割部161と、ビットマ
ップイメージの回転を行うイメージ回転部162と、ビ
ットマップイメージの拡大を行うイメージ拡大部163
と、ビットマップイメージの縮小を行うイメージ縮小部
164である。
【0032】画像処理順序制御部155は、算出結果情
報154からビットマップイメージが縦方向と横方向で
それぞれ縮小されているかチェックし、少なくとも一方
が縮小されている場合はイメージ縮小部164を起動
し、縮小されるべき方向に縮小を行う。その後ブロック
分割部161を起動し、その後、それぞれの分割された
ブロックに対してイメージ回転部162で所望の回転処
理を実行させる。そして、回転後のイメージに対してイ
メージ拡大部163でビットマップイメージの拡大を行
う。ここで、1ページ分の画像処理前のビットマップイ
メージからなる画像データ166は、画像記憶部167
に一旦格納されており、画像処理部156に入力されて
処理を受け、再び画像記憶部167に処理後のビットマ
ップイメージとして格納されることになる。
【0033】算出結果情報154によってビットマップ
イメージが縦方向と横方向の双方で拡大を伴っていない
と判別された場合、画像処理順序制御部155は、ビッ
トマップイメージの縮小が行われている場合にはイメー
ジ縮小部164をまず起動して画像記憶部167から送
られてきたビットマップイメージ全体の縮小を行う。等
倍の場合にはこのような処理を要しない。そして、この
後にブロック分割部161を起動してブロックに分割
し、イメージ回転部162でブロックごとのイメージの
回転を行い、その結果を画像記憶部167に出力するこ
とになる。
【0034】画像記憶部167では、このようにして処
理された後の1ページ分のビットマップイメージを画像
信号107(図1)として記録部103(図1)に与
え、画像の記録を行わせることになる。
【0035】図4は、本実施例の画像記録装置が印字を
行う際の一連の流れの概要を表わしたものである。この
画像記録装置に印字開始のためのプリンタコマンドが入
力されると(ステップS101)、装置はイメージ描画
コマンドを解釈する(ステップS102)。そして、必
要なイメージ描画パラメータを入力し(ステップS10
3)、イメージ描画機能が実行される(ステップS10
4)。ここでは、まず、イメージ図形のピクセルのサイ
ズと構成するドット数および回転角度が解釈される(ス
テップS105)。そして、この後に実際のビットマッ
プイメージが入力され(ステップS106)、指示され
た順序に沿ってビットマップイメージの拡大、縮小ある
いは回転による加工が行われる(ステップS107)。
この結果は図3に示した画像記憶部167としてのペー
ジメモリ131(図2参照)に格納される(ステップS
108)。
【0036】このようにしてページメモリに対する描画
が行われたら、これをプリントアウトするためのページ
出力コマンドが解釈され(ステップS109)、ページ
バッファの内容が図1に示す記録部103に対して出力
される(ステップS110)。記録部103ではこれを
レーザプリンタからなるプリント機構で処理し、ビット
マップイメージのプリントが行われる。プリントされた
用紙は、図示しない定着装置で定着されて、同じく図示
しない排出トレイ上に排出されることになる(ステップ
S111)。これにより、印字が終了する。
【0037】図5は、図4におけるステップS105〜
S109の処理に相当するイメージ処理装置の処理の流
れの第1段階を具体的に表わしたものである。まず、画
像記録装置は処理すべき画像データ166(図3参照)
についての諸属性を受け取る(ステップS201)。こ
れらは、ビットマップイメージのピクセルサイズ(縦
横)と、ドット数(縦横)と、印字のための回転角
度(本実施例では90度単位)およびプリンタ(記録
部103)のドットサイズである(ステップS20
1)。
【0038】ここで、ビットマップイメージのピクセル
サイズとは、ホスト側で用意したビットマップイメージ
の各ピクセルのサイズである。これには、縦方向のサイ
ズと横方向のサイズとがある。1つのピクセルのサイズ
がプリンタのドットサイズと一致すれば、その縦方向あ
るいは横方向の倍率は“1”となる。ところが、プリン
タによって、またその設定によって解像度が異なるの
で、解像度が異なっても用紙にプリントアウトされた画
像のサイズを一定に保つために倍率の算出が必要になる
ことになる。例えば600dpi(ドット/インチ)の
プリンタと1200dpiのプリンタでは、後者の方が
解像度が高くなり、より微細な印字が可能であるが、倍
率演算による補正を行わなわずに各ピクセルを単純にド
ットに対応させると、解像度の大きなプリンタほど画像
が小さくなるといった不都合が生じる。もちろん、イメ
ージ処理装置によってはプリントするオペレータの指示
によって画像の倍率を変更する場合があり、この場合に
も画像のサイズを拡縮する処理が必要である。
【0039】図2に示したCPU121は、属性を参照
してイメージの回転が行われるかどうかを判別する(ス
テップS202)。イメージの回転が行われる場合に
は、横のピクセルサイズがドットサイズと一致している
かどうかの判別が行われる(ステップS203)。横の
ピクセルサイズが一致している場合(Y)、すなわち等
倍の場合には縦のピクセルサイズが一致しているかどう
かの判別が行われる(ステップS204)。縦のピクセ
ルサイズも一致している場合には(Y)、特にイメージ
の処理を行う必要がない。そこでこの場合には画像デー
タのイメージを直ちに図3に示した画像記憶部167か
ら受け取ることになる(ステップS205)。
【0040】これに対して、ステップS203で横のピ
クセルサイズとドットサイズが一致しなかった場合には
(N)、横のピクセルサイズがドットサイズ以上である
かどうかの判別が行われ、以上である場合には横方向の
拡大を指定し、これ以外の場合には横方向の縮小を指定
する(ステップS206)。また、ステップS204で
縦のピクセルサイズとドットサイズが一致しなかった場
合には(N)、縦のピクセルサイズがドットサイズ以上
であるかどうかの判別が行われ、以上である場合には縦
方向の拡大を指定し、これ以外の場合には縦方向の縮小
を指定する(ステップS207)。そして、ステップS
205に進んで画像データを受け取ることになる。
【0041】図6は、ステップS205より後の処理と
してイメージ処理装置の処理の流れの第2段階を具体的
に表わしたものである。まず、縦方向あるいは横方向に
画像の縮小指定があるかどうかがチェックされる(ステ
ップS208)。縮小指定がある場合には(Y)、その
方向にビットマップイメージからなる元の画像データを
取り合えず縮小する(ステップS209)。例えば縦方
向のみに対して50%の縮小が指定されている場合に
は、ビットマップイメージをこの縦方向に50%縮小す
る。これに対して横方向のみに対して50%の縮小が指
定されている場合には、元のビットマップイメージをこ
の横方向に50%縮小する。縦横双方向に50%ずつの
縮小が指定されている場合には、これら両方の方向に元
のビットマップイメージを50%ずつ縮小する。このよ
うに縮小が行われる場合には、まず元のビットマップイ
メージ自体を縮小するのが本発明の特徴である。これに
より、ブロックの分割数を減少させることが可能になる
からである。
【0042】ステップS208で縮小の指定か行われて
いないと判断された場合、あるいはステップS209の
処理が行われた場合には、そのビットマップイメージを
単位ブロックに分割する(ステップS210)。そし
て、指定された角度だけ分割後の単位ブロックを回転さ
せる(ステップS211)。次にCPU121は縦方向
あるいは横方向に画像の拡大指定があるかどうかをチェ
ックする(ステップS212)。そして、拡大指定があ
る方向については回転後のビットマップイメージを単位
ブロックについて拡大する(ステップS213)。そし
て、その単位ブロックのビットマップイメージを画像記
憶部167としてのページメモリ131(図2参照)に
格納することになる(ステップS214)。
【0043】この後、CPU121は分割後のすべての
単位ブロックの描画処理が終了したかどうかをチェック
し(ステップS215)、処理が終了していない場合に
は(N)、ステップS211に戻って次の単位ブロック
について回転処理を行い、この後、必要に応じて拡大処
理を行った後、その単位ブロックのビットマップイメー
ジを画像記憶部167としてのページメモリ131(図
2参照)に格納する(ステップS214)。以上の処理
のうちでステップS212で拡大指定されていないと判
断された場合には(N)、直ちにステップS214の処
理が行われることになる。このようにして、すべての単
位ブロックの処理が終了したら(ステップS215;
Y)、すべてのイメージについての描画処理が終了した
かどうかのチェックが行われ(ステップS216)、処
理が終了していない場合には(N)、図5のステップS
205に戻って処理が再開される。このようにしてすべ
てのイメージについての処理が終了したら(ステップS
216;Y)、一連のイメージ描画処理が終了する(エ
ンド)。
【0044】図7は、ステップS202でイメージの回
転処理が行われないとされた場合の処理の前半としての
イメージ処理装置の処理の流れの第3段階を具体的に表
わしたものである。この場合、すなわち画像の回転が零
度の場合には(図5ステップS202;N)、まず横の
ピクセルサイズがドットサイズと一致しているかどうか
の判別が行われる(ステップS217)。横のピクセル
サイズが一致している場合(Y)、すなわち等倍の場合
には縦のピクセルサイズが一致しているかどうかの判別
が行われる(ステップS218)。縦のピクセルサイズ
も一致している場合には(Y)、特にイメージの処理を
行う必要がない。そこでこの場合には画像データのイメ
ージを直ちに図3に示した画像記憶部167から受け取
ることになる(ステップS219)。
【0045】これに対して、ステップS217で横のピ
クセルサイズとドットサイズが一致しなかった場合には
(N)、横のピクセルサイズがドットサイズ以上である
かどうかの判別が行われ、以上である場合には横方向の
拡大を指定し、これ以外の場合には横方向の縮小を指定
する(ステップS220)。また、ステップS218で
縦のピクセルサイズとドットサイズが一致しなかった場
合には(N)、縦のピクセルサイズがドットサイズ以上
であるかどうかの判別が行われ、以上である場合には縦
方向の拡大を指定し、これ以外の場合には縦方向の縮小
を指定する(ステップS221)。そして、ステップS
219に進んで画像データを受け取ることになる。
【0046】図8は、ステップS219より後の処理と
してイメージ処理装置の処理の流れの最終段階(第4段
階)を具体的に表わしたものである。まず、縦方向ある
いは横方向に画像の縮小指定があるかどうかがチェック
される(ステップS222)。縮小指定がある場合には
(Y)、その方向にビットマップイメージからなる元の
画像データを取り合えず縮小する(ステップS22
3)。例えば縦方向のみに対して50%の縮小が指定さ
れている場合には、ビットマップイメージをこの縦方向
に50%縮小する。これに対して横方向のみに対して5
0%の縮小が指定されている場合には、元のビットマッ
プイメージをこの横方向に50%縮小する。縦横双方向
に50%ずつの縮小が指定されている場合には、これら
両方の方向に元のビットマップイメージを50%ずつ縮
小する。
【0047】ステップS222で縮小の指定が行われて
いないと判断された場合、あるいはステップS223の
処理が行われた場合には、そのビットマップイメージを
単位ブロックに分割する(ステップS224)。次にC
PU121は縦方向あるいは横方向に画像の拡大指定が
あるかどうかをチェックする(ステップS225)。そ
して、拡大指定がある方向については回転後のビットマ
ップイメージを単位ブロックについて拡大し(ステップ
S226)。その単位ブロックのビットマップイメージ
を画像記憶部167としてのページメモリ131(図2
参照)に格納することになる(ステップS227)。
【0048】この後、CPU121は分割後のすべての
単位ブロックの描画処理が終了したかどうかをチェック
し(ステップS228)、処理が終了していない場合に
は(N)、ステップS225に戻って次の単位ブロック
について拡大指定があるかどうかをチェックし、必要に
応じて拡大処理を行った後、その単位ブロックのビット
マップイメージを画像記憶部167としてのページメモ
リ131(図2参照)に格納する(ステップS22
7)。以上の処理のうちでステップS225で拡大指定
されていないと判断された場合には(N)、直ちにステ
ップS227の処理が行われることになる。このように
して、すべての単位ブロックの処理が終了したら(ステ
ップS228;Y)、すべてのイメージについての描画
処理が終了したかどうかのチェックが行われ(ステップ
S229)、処理が終了していない場合には(N)、図
7のステップS219に戻って処理が再開される。この
ようにしてすべてのイメージについての処理が終了した
ら(ステップS229;Y)、一連のイメージ描画処理
が終了する(エンド)。
【0049】図9は、本実施例の画像記録装置で文字
「A」を縦横2分の1に縮小し、かつ反時計方向に90
度回転させる場合の処理の様子を表わしたものである。
同図(a)では、160ドット×192ドットのビット
マップイメージを示している。このビットマップイメー
ジを縮小する場合には、この段階で単位ブロックへの分
割を行わない。
【0050】そして、同図(b)に示すように、ビット
マップイメージを縮小してから64ドット×64ドット
の単位ブロック201に分割する。縦横両方向に分割す
る場合には、これにより4つの単位ブロック201に分
割すれば済むことになり、図10のように9つの単位ブ
ロック301に分割する必要がない。なお、この縮小処
理に際しては、主走査方向に1ラインずつ処理が行われ
る。すなわち、各ラインの画像データは例えば主走査方
向に対しては2ドットに1ドットずつの割り合いで間引
かれ、副走査方向に対しては2ラインに1ラインずつの
割合で間引かれる。
【0051】最後に、これらの単位ブロック201を9
0度ずつ回転させる。そして、これら回転した各単位ブ
ロック202を元のように合成することで、同図(c)
に示すように編集後の文字のビットマップイメージ20
5が得られることになる。
【0052】なお、実施例ではイメージ処理装置を画像
記録装置に適用した例を説明したが、画像の処理を行っ
てその結果を視覚的に表示する表示装置に適用すること
もできることは当然である。また、実施例では画像の回
転処理を伴うイメージ処理装置について説明したが、単
位ブロックに分割したビットマップイメージについて回
転以外の各種画像処理を行うような場合にも、本発明を
同様に適用できることは当然である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、ビットマップイメージの倍率を変更する際に
これがビットマップイメージ自体の縮小処理を伴うかど
うかを判別し、縮小処理を伴う場合にはまずそのビット
マップイメージを縮小してから単位ブロックに分割する
ことにし、それ以外の場合には単位ブロックに分割して
から倍率の変更(拡大)を行うことにした。これによ
り、縮小後の単位ブロックの数が減少すれば、単位ブロ
ックの総数の減少分だけ画像処理の高速化が可能であ
る。また縮小によって1つの単位ブロックにまでサイズ
が小さくなった場合には単位ブロック同士の統合が不要
になり、この点でも処理の高速化に寄与することにな
る。
【0054】また、請求項2記載の発明によれば、ビッ
トマップイメージの倍率を変更する際にこれがビットマ
ップイメージ自体の縮小処理を伴うかどうかを判別し、
縮小処理を伴う場合にはまずそのビットマップイメージ
を縮小してから単位ブロックに分割することにし、それ
以外の場合には単位ブロックに分割してから倍率の変更
(拡大)を行うことにして、その後に回転等の所定の処
理を行うことにした。このため、請求項1記載の発明と
同様な効果を奏する他、たとえ単位ブロックの分割数が
縮小を最初に行わない場合と同一であったとしても、ビ
ットマップイメージのサイズ自体は確実に減少している
ので、その後の処理に占める時間が短縮化することは確
実であり、この点でも処理の高速化に寄与することにな
る。
【0055】更に請求項3記載の発明では、請求項1お
よび請求項2記載の発明と同様な効果を得ることができ
る他、倍率変更手段が元となるビットマップイメージの
各ピクセルとプリントの際のドットとの関係でビットマ
ップイメージを縦横あるいは主走査方向や副走査方向に
対して倍率を変更するとき、それがビットマップイメー
ジ自体の縮小処理を伴うかどうかを判別し、縮小処理を
伴う場合にはまずそのビットマップイメージを縮小して
から単位ブロックに分割することにした。このため、全
体としてのビットマップイメージのサイズが不変である
場合でも、縮小の行われる方向についてビットマップイ
メージの縮小処理を先行させることにしたので、縮倍率
が不変のときには単位ブロックの分割を先行させる場合
と比べてきめ細かな処理によって効率的な画像の回転処
理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例におけるイメージ処理装置
を組み込んだ画像記録装置の全体的な構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】 画像記録装置の要部として画像供給装置を具
体的に表わしたブロック図である。
【図3】 本実施例の画像記録装置におけるイメージ処
理装置の機能構成を表わした説明図である。
【図4】 本実施例の画像記録装置が印字を行う際の一
連の流れの概要を表わした流れ図である。
【図5】 図4におけるステップS105〜S109の
処理に相当するイメージ処理装置の処理の流れの第1段
階を表わした流れ図である。
【図6】 図5に続いて本実施例のイメージ処理装置の
処理の流れの第2段階を表わした流れ図である。
【図7】 図6に続いて本実施例のイメージ処理装置の
処理の流れの第3段階を表わした流れ図である。
【図8】 図7に続いて本実施例のイメージ処理装置の
処理の流れの第4段階を表わした流れ図である。
【図9】 本実施例の画像記録装置で文字「A」を縦横
2分の1に縮小し反時計方向に90度回転させる場合の
処理の様子を表わした説明図である。
【図10】 従来の装置で文字「A」を縦横2分の1に
縮小し反時計方向に90度回転させる場合の処理の様子
を表わした説明図である。
【符号の説明】
101 画像記録装置、102 記録用紙、103 記
録部、105 画像供給装置、111 キーボード、1
13 CRT、121 CPU、124、138 プロ
グラムメモリ、131 ページメモリ、151 倍率算
出部、155画像処理順序制御部、156 画像処理
部、161 ブロック分割部、162イメージ回転部、
163 イメージ拡大部、164 イメージ縮小部、1
67画像記憶部(ページメモリ)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビットマップイメージの倍率を変更する
    倍率変更手段と、 ビットマップイメージを所定の単位ブロックに分割する
    単位ブロック分割手段と、 前記倍率変更手段が倍率を変更するときそれがビットマ
    ップイメージの縮小処理を伴うか否かを判別する縮小処
    理有無判別手段と、 この縮小処理有無判別手段が縮小処理を伴うと判別した
    とき縮小処理を前記単位ブロック分割手段による分割に
    先行させ、これ以外の場合には前記単位ブロック分割手
    段による分割を倍率の変更に先行させる分割・倍率処理
    順序制御手段とを具備することを特徴とするイメージ処
    理装置。
  2. 【請求項2】 ビットマップイメージの倍率を変更する
    倍率変更手段と、 ビットマップイメージを所定の単位ブロックに分割する
    単位ブロック分割手段と、 前記倍率変更手段が倍率を変更するときそれがビットマ
    ップイメージの縮小処理を伴うか否かを判別する縮小処
    理有無判別手段と、 この縮小処理有無判別手段が縮小処理を伴うと判別した
    とき縮小処理を前記単位ブロック分割手段による分割に
    先行させ、これ以外の場合には前記単位ブロック分割手
    段による分割を倍率の変更に先行させる分割・倍率処理
    順序制御手段と、 この分割・倍率処理順序制御手段の処理後の各単位ブロ
    ックのビットマップイメージに対して所定の画像処理を
    行う画像処理手段とを具備することを特徴とするイメー
    ジ処理装置。
  3. 【請求項3】 ビットマップイメージについてそれらの
    ピクセルとプリントの際のドットとの関係で縦横少なく
    ともいずれかの方向の倍率を変更する倍率変更手段と、 ビットマップイメージを所定の単位ブロックに分割する
    単位ブロック分割手段と、 前記倍率変更手段が倍率を変更するとき縦横少なくとも
    いずれかの方向でビットマップイメージの縮小処理を伴
    うか否かを判別する縮小処理有無判別手段と、 この縮小処理有無判別手段が縮小処理を伴うと判別した
    とき縮小処理を前記単位ブロック分割手段による分割に
    先行させ、これ以外の場合には前記単位ブロック分割手
    段による分割を倍率の変更に先行させる分割・倍率処理
    順序制御手段と、 この分割・倍率処理順序制御手段の処理後の各単位ブロ
    ックのビットマップイメージを指定した角度だけ回転さ
    せる画像回転処理手段と、 回転後の各単位ブロックを統合させてプリントを行うた
    めの1つのビットマップイメージとするビットマップイ
    メージ統合手段とを具備することを特徴とするイメージ
    処理装置。
JP8113513A 1996-05-08 1996-05-08 イメージ処理装置 Pending JPH09297840A (ja)

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JP8113513A JPH09297840A (ja) 1996-05-08 1996-05-08 イメージ処理装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010042679A (ja) * 1998-09-16 2010-02-25 Seiko Epson Corp プリンタ及び該プリンタにおける画像データの処理方法
US7982902B2 (en) 1998-09-16 2011-07-19 Seiko Epson Corporation Printer, image processing device, image processing method, and recording medium

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010042679A (ja) * 1998-09-16 2010-02-25 Seiko Epson Corp プリンタ及び該プリンタにおける画像データの処理方法
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